JP2004095490A - シーソー釦 - Google Patents
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Abstract
【課題】釦とホルダとの嵌合が容易で、しかも、正常な嵌合状態を維持することのできるシーソー釦を提供する。
【解決手段】対向する釦側壁31にシーソー動作の支点となる支点孔22を有する釦と、対向するホルダ側壁に前記支点孔に嵌合する支点軸32とを有するホルダ30とからなるシーソー釦10において、前記ホルダには、前記支点軸の近傍に嵌合孔が設けられ、前記補強部品37は、前記ホルダ側壁の内壁面に当接する当接部と、該当接部間をつなぐ補強部と、該当接部より外側方向に突出し前記嵌合孔に嵌合する嵌合軸部とを有し、前記補強部品が、前記釦とホルダとの嵌合後に前記ホルダ側壁の内壁面間に架設されてなることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】対向する釦側壁31にシーソー動作の支点となる支点孔22を有する釦と、対向するホルダ側壁に前記支点孔に嵌合する支点軸32とを有するホルダ30とからなるシーソー釦10において、前記ホルダには、前記支点軸の近傍に嵌合孔が設けられ、前記補強部品37は、前記ホルダ側壁の内壁面に当接する当接部と、該当接部間をつなぐ補強部と、該当接部より外側方向に突出し前記嵌合孔に嵌合する嵌合軸部とを有し、前記補強部品が、前記釦とホルダとの嵌合後に前記ホルダ側壁の内壁面間に架設されてなることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器の複数機能の切替えに用いられるシーソー釦スイッチに係り、詳細には釦とホルダとの正常な嵌合状態を維持することのできるシーソー釦の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシーソー釦の構造を図6を用いて説明する。
【0003】
図6は従来のシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)F−F断面図である。
【0004】
100はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦100は釦110とホルダ120により構成される。
【0005】
釦110は、例えば、天板111を有する方形箱形状をしており、両側の側壁112の中央部にシーソー動作の支点となる支点孔113が形成されている。また、両側の支点孔113を通る中心線に対して両側には、スイッチ押圧部114、115が、天板111の裏面から立設している。尚、天板111には機能を表示する記号などが設けられており、天板111の下方に設けられた発光素子(LED)などからの照明光により記号が照明されるようになっている。釦110の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0006】
ホルダ120は、釦110の内径と略同じ形状をした筒状をしており、両側の側壁121には釦110の支点孔113と対応する位置に、支点孔113と回動可能に嵌合する支点軸122が外側方向に突出して形成されている。また、図示下端部には水平方向にフランジ部123が形成され、フランジ部123には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ120の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0007】
釦110をホルダ120に組付けるには、釦110をホルダ120に被せた状態で、両側の支点孔113の上を押さえて、釦110の支点孔113とホルダ120の支点軸122とを嵌合させる。尚、嵌合時にはホルダ120の支点軸122の突出部近傍を内側方向へ撓ませて嵌合が行われる。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−101739号公報
【特許文献2】
特開平5−198232号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のシーソー釦110の構造では、ホルダ120の支点軸122の突出部近傍の強度が取れない場合には、シーソー釦110の操作時に、例えば偏荷重が加わると、当該箇所が内側方向に倒れ込み嵌合状態が不十分となり、支点孔113と支点軸122の嵌合部にガタツキが発生し異音発生の原因となる。また、さらに進むとホルダ120から釦110が脱落するおそれがある。これらの対策として、支点軸122の突出部近傍の強度を強くすると、釦110との嵌合が難しくなると言う問題が残る。
【0010】
本発明は上述の問題を解決するもので、釦とホルダとの嵌合が容易で、しかも、正常な嵌合状態を維持することのできるシーソー釦を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の目的を達成するもので、対向する釦側壁にシーソー動作の支点となる釦側嵌合部を有する釦と、対向するホルダ側壁に前記釦側嵌合部に嵌合するホルダ側嵌合部とを有するホルダとからなるシーソー釦において、前記ホルダにおける前記ホルダ側嵌合部近傍の内壁面間には、前記ホルダ側壁が内側方向へ撓むのを補強する補強部品が設けられていることを特徴とするものである。
【0012】
また、前記ホルダには、前記ホルダ側嵌合部の近傍に嵌合孔が設けられ、前記補強部品は、前記ホルダ側壁の内壁面に当接する当接部と、該当接部間をつなぐ補強部と、該当接部より外側方向に突出し前記嵌合孔に嵌合する嵌合軸部とを有し、前記補強部品が、前記釦とホルダとの嵌合後に前記ホルダ側壁の内壁面間に架設されてなることを特徴とするものである。
【0013】
また、前記ホルダ側壁には、内壁面に上方から下方へ広がるようにホルダ側テーパ部が設けられ、前記補強部品には、前記ホルダ側テーパ部に係合する補強部品側テーパ部が設けられ、前記補強部品が、前記釦とホルダとの嵌合後に該補強部品と該ホルダの両テーパ部が係止するように設けられてなることを特徴とするものである。
【0014】
また、前記ホルダ側壁には、内壁面に上方から下方へ狭まるようにホルダ側テーパ部が設けられ、前記補強部品には、前記ホルダ側テーパ部に係合する補強部品側テーパ部が設けられ、前記補強部品と前記ホルダの両テーパ部による係止後に、前記釦とホルダとが嵌合してなることを特徴とするものである。
【0015】
また、前記補強部品には、前記釦側方向から切欠溝が設けられていることを特徴とするものである。
【0016】
また、前記補強部品には、垂直方向に伸びる波形形状の伸縮部が形成されていることを特徴とするものである。
【0017】
また、前記補強部品は、直軸であることを特徴とするものである。
【0018】
また、前記補強部品は、前記ホルダと一体形成されていることを特徴とするものである。
【0019】
また、対向する釦側壁にシーソー動作の支点となる釦側嵌合部を有する釦と、対向するホルダ側壁に前記釦側嵌合部に嵌合するホルダ側嵌合部とを有するホルダとからなるシーソー釦において、前記釦における前記釦側壁の内壁面間には、前記ホルダ側壁に当接または近接し、前記ホルダ側壁が内側方向へ撓むのを補強する補強部が該釦と一体形成されていることを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1を用いて説明する。
【0021】
図1は本発明の第1の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)A−A断面図である。
【0022】
10はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦10は釦20とホルダ30およびU字形状補強部品37などにより構成される。
【0023】
釦20は、例えば、天板21を有する方形箱形状をしており、両側の側壁25の中央部には、シーソー動作の支点となる支点孔22が形成されている。また、両側の支点孔22を通る中心線に対して両側には、スイッチ押部23、24が、天板21の裏面から立設している。尚、天板21には機能を表示する記号などが設けられており、天板21の下方に設けられた発光素子(LED)などからの照明光により記号が照明されるようになっている。釦20の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0024】
ホルダ30は、釦20の内径と略同じ形状をした略筒状をしており、両側の側壁31には釦20の支点孔22と対応する位置に、支点孔22と回動可能に嵌合する支点軸32が外側方向に突出して形成されている。支点軸31の図示下方には孔33が形成されており、側壁31の内側には孔33を中心にして、図示下方へ溝34が形成されている。また、図示下端部には水平方向にフランジ部35が形成され、フランジ部35には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ30の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0025】
U字形状補強部品37は、釦20をホルダ30に組付けた状態で、ホルダ30の支点軸32の形成面(両側の側壁31)が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止するための補強部品である。U字形状補強部品37は、ホルダ30の溝34に係合する板厚に形成されており、U字形状の開口端部の外側にはホルダ30に設けられた孔33に嵌合する嵌合軸部38が立設している。U字形状補強部品37の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0026】
次に、釦とホルダの組付けについて説明する。
【0027】
釦20をホルダ30に組付けるには、釦20をホルダ30に被せた状態で、両側の支点孔22の上部を押さえて、釦20の支点孔22とホルダ30の支点軸32とを嵌合させる。尚、嵌合時にはホルダ30の支点軸32の先端部が、釦20の両側の側壁25に押圧され、支点軸32の突出部近傍(両側の側壁31)を内側方向へ撓ませて嵌合が行われる。次に、U字形状補強部品37の開口端部を図示上方にして、ホルダ30の図示下方より溝34に沿わせながら挿入する。尚、挿入途中ではU字形状補強部品37の嵌合軸部38の先端が、溝34の底面で押圧され、U字形状補強部品37の開口部が内側方向へ狭まりながら進む。そして、嵌合軸部38の先端がホルダ30の孔33に達すると、押圧されていた開口部が弾性力により元の状態に戻り嵌合軸部38が孔33に嵌合する。
【0028】
以上説明したように本発明の第1の実施の形態に係るシーソー釦10の構造によれば、釦20とホルダ30の組付け後に、ホルダ30の側壁31の内壁面間にU字形状補強部品37を挿入するので、釦20とホルダ30との組付け時には弱い挿入力で容易に嵌合できる。しかも、シーソー釦20の操作時に、例えば、嵌合部に偏荷重が加わっても側壁31が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止することができるので、釦20の支点孔22とホルダ30の支点軸32との正常な嵌合状態を維持することができる。
【0029】
尚、本実施例では補強部品をU字形状に形成したが、これに限らず、例えばV字形状に形成することもできる。その他に、U字形状補強部品37を中央部に一箇所設けたが、必要により複数箇所、例えば、シーソー軸線を挟んで二箇所設けてもよい。
【0030】
次に、本発明の第2の実施の形態を図2を用いて説明する。
【0031】
図2は本発明の第2の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)B−B断面図である。尚、第2の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更したもので、その他については第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0032】
11はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦11は釦20とホルダ40および棒状補強部品45などにより構成される。
【0033】
ホルダ40は、釦20の内径と略同じ形状をした略筒状をしており、両側の側壁41には釦20の支点孔22と対応する位置に、支点孔22と回動可能に嵌合する支点軸42が外側方向に突出している。支点軸42の図示下方には孔43が形成されている。また、図示下端部には水平方向にフランジ部44が形成され、フランジ部44には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ40の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0034】
棒状補強部品45は、釦20をホルダ40に組付けた状態で、ホルダ40の支点軸42の形成面(両側の側壁41)が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止するための補強部品である。棒状補強部品45には、中央部の円直棒状の補強部46の両端部の近傍に両側の側壁41の内壁面に当接するフランジ部47が形成されており、フランジ部47から外側方向へ、ホルダ40に設けられた孔43に嵌合する嵌合軸部48が設けられている。棒状補強部品45の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0035】
次に、釦とホルダの組付けについて説明する。
【0036】
釦20をホルダ40に組付けるには、釦20をホルダ40に被せた状態で、両側の支点孔22の上部を押さえて、釦20の支点孔22とホルダ40の支点軸42とを嵌合させる。尚、嵌合時にはホルダ40の支点軸42の先端部が、釦20の両側の側壁25に押圧され、支点軸42の突出部近傍(両側の側壁41)を内側方向へ撓ませて嵌合が行われる。次に、棒状補強部品45をホルダ40の図示下方より挿入する。挿入途中では棒状補強部品45の嵌合軸部48の先端が、ホルダ40の両側の側壁41の内面で押圧され、棒状補強部品45の中央部の補強部46が撓みながら進む。そして、嵌合軸部38の先端がホルダ40の孔43に達すると、押圧され撓んでいた補強部46が弾性力により元の状態に戻り嵌合軸部38が孔43に嵌合する。
【0037】
以上説明したように本発明の第2の実施の形態に係るシーソー釦11の構造によれば、釦20とホルダ40の組付け後に、ホルダ40の側壁41の内壁面間に棒状補強部品45を挿入するので、釦20とホルダ40との組付け時には弱い挿入力で容易に嵌合できる。しかも、シーソー釦20の操作時に、例えば、嵌合部に偏荷重が加わっても側壁41が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止することができるので、釦20の支点孔22とホルダ40の支点軸42との正常な嵌合状態を維持することができる。その他に、補強部46が円直棒状をしているので下方からの照明光の邪魔になりにくい。
【0038】
尚、本実施例では棒状補強部品45を中央部に一箇所設けたが、必要により複数箇所、例えば、シーソー軸線を挟んで二箇所設けてもよい。
【0039】
次に、本発明の第3の実施の形態を図3を用いて説明する。
【0040】
図3は本発明の第3の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)C−C断面図である。尚、第3の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更したもので、その他については第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0041】
12はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦12は釦20とホルダ50および補強部品57などにより構成される。
【0042】
ホルダ50は、釦20の内径と略同じ形状をした略筒状をしており、両側の側壁51には釦20の支点孔22と対応する位置に、支点孔22と回動可能に嵌合する支点軸52が外側方向に突出している。側壁51の内壁面には、上端部から図示下方の外側方向へ傾斜するテーパ部53に沿って溝54が形成されている。側壁51の下端部(溝54の下部)には、補強部品57の下端面が係止する係止爪55がそれぞれ内側方向へ突出している。また、図示下端部には水平方向にフランジ部56が形成され、フランジ部56には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ50の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0043】
補強部品57は、釦20をホルダ50に組付けた状態で、ホルダ50の支点軸52の形成面(両側の側壁51)が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止するための部品である。補強部品57は、ホルダ50の溝54に係合する板厚に形成されており、図示垂直方向の外周には、ホルダ50の溝54のテーパと同じテーパ(図示上方から下方へ広がる)が設けられている。また、所定の強度で撓むように上端部から切欠溝59が設けられている。補強部品57の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0044】
次に、釦とホルダの組付けについて説明する。
【0045】
釦20をホルダ50に組付けるには、釦20をホルダ50に被せた状態で、両側の支点孔22の上部を押さえて、釦20の支点孔22とホルダ50の支点軸52とを嵌合させる。尚、嵌合途中では、ホルダ50の支点軸52の先端部が、釦20の両側の側壁25に押圧され、支点軸52の突出部近傍(両側の側壁51)を内側方向へ撓ませて嵌合が行われる。次に、ホルダ50の図示下方から補強部品57を溝54に沿わせて挿入する。挿入途中では、ホルダ50の側壁51は外側方向へ、また、補強部品57は内側方向へ撓みながら嵌合が進む。そして、補強部品57の下端面が側壁51の下端部に設けられた係止爪55に達すると、補強部品57の下端面が係止爪55に係止して固定される。
【0046】
以上説明したように本発明の第4の実施の形態に係るシーソー釦12の構造によれば、釦20とホルダ50の組付け後に、ホルダ50の側壁51の内壁面間に補強部品57を挿入するので、釦20とホルダ50との組付け時には弱い挿入力で容易に嵌合できる。しかも、ホルダ50の側壁51の内壁面間に補強部品57を挿入するので、シーソー釦20の操作時に、例えば、嵌合部に偏荷重が加わっても側壁51が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止することができるので、釦20の支点孔22とホルダ50の支点軸52との正常な嵌合状態を維持することができる。その他に、ホルダ50と補強部品57との嵌合部をテーパ嵌合とすることによりガタツキを少なくすることができる。
【0047】
尚、本発明の第3の実施の形態では補強部品57を中央部に一箇所設けたが、必要により複数箇所、例えば、シーソー軸線を挟んで二箇所設けてもよい。
【0048】
また、補強部品57に切欠溝59を設けたが、補強部品57の挿入時に撓みが必要でない場合には切欠溝59を設けなくてもよい。
【0049】
その他に、補強部品57に切欠溝59を設けたが、これに限らず、切欠溝59の代わりに、垂直方向に伸びる波形形状の伸縮部を形成し、補強部に弾性力を持たせるようにすることもできる。
【0050】
次に、本発明の第4の実施の形態を図4を用いて説明する。
【0051】
図4は本発明の第4の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)D−D断面図である。尚、第4の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更したもので、その他については第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0052】
13はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦13は釦20とホルダ60および補強部品67などにより構成される。
【0053】
ホルダ60は、釦20の内径と略同じ形状をした略筒状をしており、両側の側壁61には釦20の支点孔22と対応する位置に、支点孔22と回動可能に嵌合する支点軸62が外側方向に突出している。側壁61の内壁面には、上端部の近傍から図示下方の中心方向へ傾斜するテーパ部63に沿って溝64が形成されている。側壁61の上端部(溝64の上部)には、補強部品67の上端面が係止する係止爪65がそれぞれ内側方向へ突出している。また、図示下端部には水平方向にフランジ部66が形成され、フランジ部66には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ60の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0054】
補強部品67は、釦20をホルダ60に組付けた状態で、ホルダ60の支点軸62の形成面(両側の側壁61)が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止するための部品である。補強部品67は、ホルダ60の溝64に係合する板厚に形成されており、図示垂直方向の外周には、ホルダ60の溝64のテーパと同じテーパ(図示上方から下方へ狭まる)が設けられている。また、所定の強度で撓むように上端部から切欠溝69が設けられている。補強部品67の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0055】
次に、釦とホルダの組付けについて説明する。
【0056】
釦20をホルダ60に組付けるには、ホルダ60の図示上方から補強部品67を溝64に沿わせて挿入する。挿入途中では、ホルダ60の側壁61は外側方向へ、また、補強部品67は内側方向へ撓みながら互いに撓みを吸収しながら嵌合が進む。そして、補強部品67の上端面が側壁61の上端部に設けられた係止爪65に達すると、補強部品67の上端面が係止爪65に係止して固定される。次に、釦20をホルダ60に被せた状態で、両側の支点孔22の上部を押さえて、釦20の支点孔22とホルダ60の支点軸62とを嵌合させる。尚、嵌合途中ではホルダ60の支点軸62の先端部が、釦20の両側の側壁25に押圧され、支点軸62の突出部近傍(両側の側壁61)を内側方向へ撓ませて嵌合が行われる。
【0057】
以上説明したように本発明の第4の実施の形態に係るシーソー釦13の構造によれば、ホルダ60の側壁61の内壁面間に補強部品67を挿入するので、シーソー釦20の操作時に、例えば、嵌合部に偏荷重が加わっても側壁61が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止することができるので、釦20の支点孔22とホルダ60の支点軸62との正常な嵌合状態を維持することができる。その他に、ホルダ60と補強部品67との嵌合部をテーパ嵌合とすることによりガタツキを少なくすることができる。
【0058】
尚、本発明の第4の実施の形態では補強部品67を中央部に一箇所設けたが、必要により複数箇所、例えば、シーソー軸線を挟んで二箇所設けてもよい。
【0059】
その他に、本発明の第1乃至第4の実施の形態では、補強部品(U字形状補強部品37、棒状補強部品45、補強部品57、67)を、ホルダ30、40、50、60とそれぞれ別体に設けたが、これに限らず、ホルダ30、40、50、60と一体形成することもできる。
【0060】
次に、本発明の第5の実施の形態を図5を用いて説明する。
【0061】
図5は本発明の第5の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)E−E断面図である。
【0062】
14はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦14は釦80とホルダ90などにより構成される。
【0063】
釦80は、例えば、天板81を有する方形箱形状をしており、両側の側壁82の中央部には、シーソー動作の支点となる支点孔83が形成されている。また、側壁82の支点孔83を通る中心線に対して両側には、スイッチ押部84、85が形成されている。その他に、天板81にはホルダ90の両側の側壁91の内壁面に当接または近接し、ホルダ90の両側の側壁91が、内側方向へ撓む(倒れ込む)のを補強する補強壁86が、支点孔83を挟んで左右2か所づつ計4箇所立設している。補強壁86の先端部には、側壁91の内壁面に当接する球面凸部87が形成されている。尚、天板81には機能を表示する記号などが設けられており、天板81の下方に設けられた発光素子(LED)などからの照明光により記号が照明されるようになっている。釦80の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0064】
ホルダ90は、釦80の内径と略同じ形状をした略筒状をしており、両側の側壁91には釦80の支点孔83と対応する位置に、支点孔83と回動可能に嵌合する支点軸92が外側方向に突出している。また、図示下端部には、水平方向にフランジ部93が形成され、フランジ部93には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ90の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0065】
次に、釦とホルダの組付けについて説明する。
【0066】
釦80をホルダ90に組付けるには、釦80をホルダ90に被せた状態で、両側の支点孔83の上部を押さえて、釦80の支点孔83とホルダ90の支点軸92とを嵌合させる。尚、嵌合時には、ホルダ90の支点軸92の先端が、釦80の両側の側壁82の内壁面に押圧され、支点軸92の突出部近傍(両側の側壁91)を内側方向へ撓ませながら嵌合が行われる。釦80の支点孔83とホルダ90の支点軸92とが嵌合状態では、ホルダ90の側壁91の内壁面に補強壁86の球面凸部87が当接または近接状態となる。
【0067】
以上説明したように本発明の第4の実施の形態に係るシーソー釦13の構造によれば、釦80とホルダ90の組付け後に、ホルダ90の側壁91の内壁面に補強壁86の球面凸部87が当接または近接状態となる。したがって、シーソー釦80の操作時に、例えば、嵌合部に偏荷重が加わっても側壁91が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止することができるので、釦80の支点孔83とホルダ90の支点軸92との正常な嵌合状態を維持することができる。
【0068】
その他に、補強壁86が釦80と一体形成されているので、シーソー釦13の構成部品点数を増やすことなく効果を得ることができるので、正常な嵌合状態を維持すると共にコスト低減が図れる。
【0069】
尚、本実施の形態では補強壁86を、支点孔83を挟んで左右2箇所づつ計4箇所設けたが、これに限らず、左右の支点孔83を通る直線上に、ホルダ90の側壁91の内壁面に補強壁86の球面凸部87が当接または近接するように、左右1箇所づつ計2箇所設けることもできる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、釦とホルダとの嵌合が容易となり、しかも、正常な嵌合状態を維持することのできるシーソー釦を提供することができる。したがって、シーソー釦の品質の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図である。
【図6】従来例のシーソー釦の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
10,11,12,13,14・・シーソー釦
20,80・・釦
21,81・・天板
22,83・・支点孔
23,24,84,85・・スイッチ押部
30,40,50,60,90・・ホルダ
31,41,51,61,82,91・・側壁
32,42,52,62,92・・支点軸
33,43・・孔
34,64,54・・溝
35,44,47,56,66,93・・フランジ部
37・・U字形状補強部品
38,48・・嵌合軸部
45・・棒状補強部品
46,57・・補強部
53,58,63,68・・テーパ部
55,65・・係止爪
67・・補強部品
59,69・・切欠溝
86・・補強壁
87・・球面凸部
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器の複数機能の切替えに用いられるシーソー釦スイッチに係り、詳細には釦とホルダとの正常な嵌合状態を維持することのできるシーソー釦の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシーソー釦の構造を図6を用いて説明する。
【0003】
図6は従来のシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)F−F断面図である。
【0004】
100はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦100は釦110とホルダ120により構成される。
【0005】
釦110は、例えば、天板111を有する方形箱形状をしており、両側の側壁112の中央部にシーソー動作の支点となる支点孔113が形成されている。また、両側の支点孔113を通る中心線に対して両側には、スイッチ押圧部114、115が、天板111の裏面から立設している。尚、天板111には機能を表示する記号などが設けられており、天板111の下方に設けられた発光素子(LED)などからの照明光により記号が照明されるようになっている。釦110の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0006】
ホルダ120は、釦110の内径と略同じ形状をした筒状をしており、両側の側壁121には釦110の支点孔113と対応する位置に、支点孔113と回動可能に嵌合する支点軸122が外側方向に突出して形成されている。また、図示下端部には水平方向にフランジ部123が形成され、フランジ部123には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ120の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0007】
釦110をホルダ120に組付けるには、釦110をホルダ120に被せた状態で、両側の支点孔113の上を押さえて、釦110の支点孔113とホルダ120の支点軸122とを嵌合させる。尚、嵌合時にはホルダ120の支点軸122の突出部近傍を内側方向へ撓ませて嵌合が行われる。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−101739号公報
【特許文献2】
特開平5−198232号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のシーソー釦110の構造では、ホルダ120の支点軸122の突出部近傍の強度が取れない場合には、シーソー釦110の操作時に、例えば偏荷重が加わると、当該箇所が内側方向に倒れ込み嵌合状態が不十分となり、支点孔113と支点軸122の嵌合部にガタツキが発生し異音発生の原因となる。また、さらに進むとホルダ120から釦110が脱落するおそれがある。これらの対策として、支点軸122の突出部近傍の強度を強くすると、釦110との嵌合が難しくなると言う問題が残る。
【0010】
本発明は上述の問題を解決するもので、釦とホルダとの嵌合が容易で、しかも、正常な嵌合状態を維持することのできるシーソー釦を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の目的を達成するもので、対向する釦側壁にシーソー動作の支点となる釦側嵌合部を有する釦と、対向するホルダ側壁に前記釦側嵌合部に嵌合するホルダ側嵌合部とを有するホルダとからなるシーソー釦において、前記ホルダにおける前記ホルダ側嵌合部近傍の内壁面間には、前記ホルダ側壁が内側方向へ撓むのを補強する補強部品が設けられていることを特徴とするものである。
【0012】
また、前記ホルダには、前記ホルダ側嵌合部の近傍に嵌合孔が設けられ、前記補強部品は、前記ホルダ側壁の内壁面に当接する当接部と、該当接部間をつなぐ補強部と、該当接部より外側方向に突出し前記嵌合孔に嵌合する嵌合軸部とを有し、前記補強部品が、前記釦とホルダとの嵌合後に前記ホルダ側壁の内壁面間に架設されてなることを特徴とするものである。
【0013】
また、前記ホルダ側壁には、内壁面に上方から下方へ広がるようにホルダ側テーパ部が設けられ、前記補強部品には、前記ホルダ側テーパ部に係合する補強部品側テーパ部が設けられ、前記補強部品が、前記釦とホルダとの嵌合後に該補強部品と該ホルダの両テーパ部が係止するように設けられてなることを特徴とするものである。
【0014】
また、前記ホルダ側壁には、内壁面に上方から下方へ狭まるようにホルダ側テーパ部が設けられ、前記補強部品には、前記ホルダ側テーパ部に係合する補強部品側テーパ部が設けられ、前記補強部品と前記ホルダの両テーパ部による係止後に、前記釦とホルダとが嵌合してなることを特徴とするものである。
【0015】
また、前記補強部品には、前記釦側方向から切欠溝が設けられていることを特徴とするものである。
【0016】
また、前記補強部品には、垂直方向に伸びる波形形状の伸縮部が形成されていることを特徴とするものである。
【0017】
また、前記補強部品は、直軸であることを特徴とするものである。
【0018】
また、前記補強部品は、前記ホルダと一体形成されていることを特徴とするものである。
【0019】
また、対向する釦側壁にシーソー動作の支点となる釦側嵌合部を有する釦と、対向するホルダ側壁に前記釦側嵌合部に嵌合するホルダ側嵌合部とを有するホルダとからなるシーソー釦において、前記釦における前記釦側壁の内壁面間には、前記ホルダ側壁に当接または近接し、前記ホルダ側壁が内側方向へ撓むのを補強する補強部が該釦と一体形成されていることを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1を用いて説明する。
【0021】
図1は本発明の第1の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)A−A断面図である。
【0022】
10はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦10は釦20とホルダ30およびU字形状補強部品37などにより構成される。
【0023】
釦20は、例えば、天板21を有する方形箱形状をしており、両側の側壁25の中央部には、シーソー動作の支点となる支点孔22が形成されている。また、両側の支点孔22を通る中心線に対して両側には、スイッチ押部23、24が、天板21の裏面から立設している。尚、天板21には機能を表示する記号などが設けられており、天板21の下方に設けられた発光素子(LED)などからの照明光により記号が照明されるようになっている。釦20の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0024】
ホルダ30は、釦20の内径と略同じ形状をした略筒状をしており、両側の側壁31には釦20の支点孔22と対応する位置に、支点孔22と回動可能に嵌合する支点軸32が外側方向に突出して形成されている。支点軸31の図示下方には孔33が形成されており、側壁31の内側には孔33を中心にして、図示下方へ溝34が形成されている。また、図示下端部には水平方向にフランジ部35が形成され、フランジ部35には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ30の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0025】
U字形状補強部品37は、釦20をホルダ30に組付けた状態で、ホルダ30の支点軸32の形成面(両側の側壁31)が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止するための補強部品である。U字形状補強部品37は、ホルダ30の溝34に係合する板厚に形成されており、U字形状の開口端部の外側にはホルダ30に設けられた孔33に嵌合する嵌合軸部38が立設している。U字形状補強部品37の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0026】
次に、釦とホルダの組付けについて説明する。
【0027】
釦20をホルダ30に組付けるには、釦20をホルダ30に被せた状態で、両側の支点孔22の上部を押さえて、釦20の支点孔22とホルダ30の支点軸32とを嵌合させる。尚、嵌合時にはホルダ30の支点軸32の先端部が、釦20の両側の側壁25に押圧され、支点軸32の突出部近傍(両側の側壁31)を内側方向へ撓ませて嵌合が行われる。次に、U字形状補強部品37の開口端部を図示上方にして、ホルダ30の図示下方より溝34に沿わせながら挿入する。尚、挿入途中ではU字形状補強部品37の嵌合軸部38の先端が、溝34の底面で押圧され、U字形状補強部品37の開口部が内側方向へ狭まりながら進む。そして、嵌合軸部38の先端がホルダ30の孔33に達すると、押圧されていた開口部が弾性力により元の状態に戻り嵌合軸部38が孔33に嵌合する。
【0028】
以上説明したように本発明の第1の実施の形態に係るシーソー釦10の構造によれば、釦20とホルダ30の組付け後に、ホルダ30の側壁31の内壁面間にU字形状補強部品37を挿入するので、釦20とホルダ30との組付け時には弱い挿入力で容易に嵌合できる。しかも、シーソー釦20の操作時に、例えば、嵌合部に偏荷重が加わっても側壁31が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止することができるので、釦20の支点孔22とホルダ30の支点軸32との正常な嵌合状態を維持することができる。
【0029】
尚、本実施例では補強部品をU字形状に形成したが、これに限らず、例えばV字形状に形成することもできる。その他に、U字形状補強部品37を中央部に一箇所設けたが、必要により複数箇所、例えば、シーソー軸線を挟んで二箇所設けてもよい。
【0030】
次に、本発明の第2の実施の形態を図2を用いて説明する。
【0031】
図2は本発明の第2の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)B−B断面図である。尚、第2の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更したもので、その他については第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0032】
11はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦11は釦20とホルダ40および棒状補強部品45などにより構成される。
【0033】
ホルダ40は、釦20の内径と略同じ形状をした略筒状をしており、両側の側壁41には釦20の支点孔22と対応する位置に、支点孔22と回動可能に嵌合する支点軸42が外側方向に突出している。支点軸42の図示下方には孔43が形成されている。また、図示下端部には水平方向にフランジ部44が形成され、フランジ部44には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ40の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0034】
棒状補強部品45は、釦20をホルダ40に組付けた状態で、ホルダ40の支点軸42の形成面(両側の側壁41)が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止するための補強部品である。棒状補強部品45には、中央部の円直棒状の補強部46の両端部の近傍に両側の側壁41の内壁面に当接するフランジ部47が形成されており、フランジ部47から外側方向へ、ホルダ40に設けられた孔43に嵌合する嵌合軸部48が設けられている。棒状補強部品45の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0035】
次に、釦とホルダの組付けについて説明する。
【0036】
釦20をホルダ40に組付けるには、釦20をホルダ40に被せた状態で、両側の支点孔22の上部を押さえて、釦20の支点孔22とホルダ40の支点軸42とを嵌合させる。尚、嵌合時にはホルダ40の支点軸42の先端部が、釦20の両側の側壁25に押圧され、支点軸42の突出部近傍(両側の側壁41)を内側方向へ撓ませて嵌合が行われる。次に、棒状補強部品45をホルダ40の図示下方より挿入する。挿入途中では棒状補強部品45の嵌合軸部48の先端が、ホルダ40の両側の側壁41の内面で押圧され、棒状補強部品45の中央部の補強部46が撓みながら進む。そして、嵌合軸部38の先端がホルダ40の孔43に達すると、押圧され撓んでいた補強部46が弾性力により元の状態に戻り嵌合軸部38が孔43に嵌合する。
【0037】
以上説明したように本発明の第2の実施の形態に係るシーソー釦11の構造によれば、釦20とホルダ40の組付け後に、ホルダ40の側壁41の内壁面間に棒状補強部品45を挿入するので、釦20とホルダ40との組付け時には弱い挿入力で容易に嵌合できる。しかも、シーソー釦20の操作時に、例えば、嵌合部に偏荷重が加わっても側壁41が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止することができるので、釦20の支点孔22とホルダ40の支点軸42との正常な嵌合状態を維持することができる。その他に、補強部46が円直棒状をしているので下方からの照明光の邪魔になりにくい。
【0038】
尚、本実施例では棒状補強部品45を中央部に一箇所設けたが、必要により複数箇所、例えば、シーソー軸線を挟んで二箇所設けてもよい。
【0039】
次に、本発明の第3の実施の形態を図3を用いて説明する。
【0040】
図3は本発明の第3の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)C−C断面図である。尚、第3の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更したもので、その他については第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0041】
12はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦12は釦20とホルダ50および補強部品57などにより構成される。
【0042】
ホルダ50は、釦20の内径と略同じ形状をした略筒状をしており、両側の側壁51には釦20の支点孔22と対応する位置に、支点孔22と回動可能に嵌合する支点軸52が外側方向に突出している。側壁51の内壁面には、上端部から図示下方の外側方向へ傾斜するテーパ部53に沿って溝54が形成されている。側壁51の下端部(溝54の下部)には、補強部品57の下端面が係止する係止爪55がそれぞれ内側方向へ突出している。また、図示下端部には水平方向にフランジ部56が形成され、フランジ部56には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ50の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0043】
補強部品57は、釦20をホルダ50に組付けた状態で、ホルダ50の支点軸52の形成面(両側の側壁51)が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止するための部品である。補強部品57は、ホルダ50の溝54に係合する板厚に形成されており、図示垂直方向の外周には、ホルダ50の溝54のテーパと同じテーパ(図示上方から下方へ広がる)が設けられている。また、所定の強度で撓むように上端部から切欠溝59が設けられている。補強部品57の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0044】
次に、釦とホルダの組付けについて説明する。
【0045】
釦20をホルダ50に組付けるには、釦20をホルダ50に被せた状態で、両側の支点孔22の上部を押さえて、釦20の支点孔22とホルダ50の支点軸52とを嵌合させる。尚、嵌合途中では、ホルダ50の支点軸52の先端部が、釦20の両側の側壁25に押圧され、支点軸52の突出部近傍(両側の側壁51)を内側方向へ撓ませて嵌合が行われる。次に、ホルダ50の図示下方から補強部品57を溝54に沿わせて挿入する。挿入途中では、ホルダ50の側壁51は外側方向へ、また、補強部品57は内側方向へ撓みながら嵌合が進む。そして、補強部品57の下端面が側壁51の下端部に設けられた係止爪55に達すると、補強部品57の下端面が係止爪55に係止して固定される。
【0046】
以上説明したように本発明の第4の実施の形態に係るシーソー釦12の構造によれば、釦20とホルダ50の組付け後に、ホルダ50の側壁51の内壁面間に補強部品57を挿入するので、釦20とホルダ50との組付け時には弱い挿入力で容易に嵌合できる。しかも、ホルダ50の側壁51の内壁面間に補強部品57を挿入するので、シーソー釦20の操作時に、例えば、嵌合部に偏荷重が加わっても側壁51が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止することができるので、釦20の支点孔22とホルダ50の支点軸52との正常な嵌合状態を維持することができる。その他に、ホルダ50と補強部品57との嵌合部をテーパ嵌合とすることによりガタツキを少なくすることができる。
【0047】
尚、本発明の第3の実施の形態では補強部品57を中央部に一箇所設けたが、必要により複数箇所、例えば、シーソー軸線を挟んで二箇所設けてもよい。
【0048】
また、補強部品57に切欠溝59を設けたが、補強部品57の挿入時に撓みが必要でない場合には切欠溝59を設けなくてもよい。
【0049】
その他に、補強部品57に切欠溝59を設けたが、これに限らず、切欠溝59の代わりに、垂直方向に伸びる波形形状の伸縮部を形成し、補強部に弾性力を持たせるようにすることもできる。
【0050】
次に、本発明の第4の実施の形態を図4を用いて説明する。
【0051】
図4は本発明の第4の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)D−D断面図である。尚、第4の実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更したもので、その他については第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
【0052】
13はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦13は釦20とホルダ60および補強部品67などにより構成される。
【0053】
ホルダ60は、釦20の内径と略同じ形状をした略筒状をしており、両側の側壁61には釦20の支点孔22と対応する位置に、支点孔22と回動可能に嵌合する支点軸62が外側方向に突出している。側壁61の内壁面には、上端部の近傍から図示下方の中心方向へ傾斜するテーパ部63に沿って溝64が形成されている。側壁61の上端部(溝64の上部)には、補強部品67の上端面が係止する係止爪65がそれぞれ内側方向へ突出している。また、図示下端部には水平方向にフランジ部66が形成され、フランジ部66には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ60の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0054】
補強部品67は、釦20をホルダ60に組付けた状態で、ホルダ60の支点軸62の形成面(両側の側壁61)が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止するための部品である。補強部品67は、ホルダ60の溝64に係合する板厚に形成されており、図示垂直方向の外周には、ホルダ60の溝64のテーパと同じテーパ(図示上方から下方へ狭まる)が設けられている。また、所定の強度で撓むように上端部から切欠溝69が設けられている。補強部品67の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0055】
次に、釦とホルダの組付けについて説明する。
【0056】
釦20をホルダ60に組付けるには、ホルダ60の図示上方から補強部品67を溝64に沿わせて挿入する。挿入途中では、ホルダ60の側壁61は外側方向へ、また、補強部品67は内側方向へ撓みながら互いに撓みを吸収しながら嵌合が進む。そして、補強部品67の上端面が側壁61の上端部に設けられた係止爪65に達すると、補強部品67の上端面が係止爪65に係止して固定される。次に、釦20をホルダ60に被せた状態で、両側の支点孔22の上部を押さえて、釦20の支点孔22とホルダ60の支点軸62とを嵌合させる。尚、嵌合途中ではホルダ60の支点軸62の先端部が、釦20の両側の側壁25に押圧され、支点軸62の突出部近傍(両側の側壁61)を内側方向へ撓ませて嵌合が行われる。
【0057】
以上説明したように本発明の第4の実施の形態に係るシーソー釦13の構造によれば、ホルダ60の側壁61の内壁面間に補強部品67を挿入するので、シーソー釦20の操作時に、例えば、嵌合部に偏荷重が加わっても側壁61が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止することができるので、釦20の支点孔22とホルダ60の支点軸62との正常な嵌合状態を維持することができる。その他に、ホルダ60と補強部品67との嵌合部をテーパ嵌合とすることによりガタツキを少なくすることができる。
【0058】
尚、本発明の第4の実施の形態では補強部品67を中央部に一箇所設けたが、必要により複数箇所、例えば、シーソー軸線を挟んで二箇所設けてもよい。
【0059】
その他に、本発明の第1乃至第4の実施の形態では、補強部品(U字形状補強部品37、棒状補強部品45、補強部品57、67)を、ホルダ30、40、50、60とそれぞれ別体に設けたが、これに限らず、ホルダ30、40、50、60と一体形成することもできる。
【0060】
次に、本発明の第5の実施の形態を図5を用いて説明する。
【0061】
図5は本発明の第5の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図で、(a)平面図、(b)E−E断面図である。
【0062】
14はシーソー釦スイッチに構成されるシーソー釦で、電子機器の複数機能(本例では2機能)の切替えなどに用いられる。シーソー釦14は釦80とホルダ90などにより構成される。
【0063】
釦80は、例えば、天板81を有する方形箱形状をしており、両側の側壁82の中央部には、シーソー動作の支点となる支点孔83が形成されている。また、側壁82の支点孔83を通る中心線に対して両側には、スイッチ押部84、85が形成されている。その他に、天板81にはホルダ90の両側の側壁91の内壁面に当接または近接し、ホルダ90の両側の側壁91が、内側方向へ撓む(倒れ込む)のを補強する補強壁86が、支点孔83を挟んで左右2か所づつ計4箇所立設している。補強壁86の先端部には、側壁91の内壁面に当接する球面凸部87が形成されている。尚、天板81には機能を表示する記号などが設けられており、天板81の下方に設けられた発光素子(LED)などからの照明光により記号が照明されるようになっている。釦80の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0064】
ホルダ90は、釦80の内径と略同じ形状をした略筒状をしており、両側の側壁91には釦80の支点孔83と対応する位置に、支点孔83と回動可能に嵌合する支点軸92が外側方向に突出している。また、図示下端部には、水平方向にフランジ部93が形成され、フランジ部93には取付け用の孔などが設けられている。ホルダ90の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工などにより形成される。
【0065】
次に、釦とホルダの組付けについて説明する。
【0066】
釦80をホルダ90に組付けるには、釦80をホルダ90に被せた状態で、両側の支点孔83の上部を押さえて、釦80の支点孔83とホルダ90の支点軸92とを嵌合させる。尚、嵌合時には、ホルダ90の支点軸92の先端が、釦80の両側の側壁82の内壁面に押圧され、支点軸92の突出部近傍(両側の側壁91)を内側方向へ撓ませながら嵌合が行われる。釦80の支点孔83とホルダ90の支点軸92とが嵌合状態では、ホルダ90の側壁91の内壁面に補強壁86の球面凸部87が当接または近接状態となる。
【0067】
以上説明したように本発明の第4の実施の形態に係るシーソー釦13の構造によれば、釦80とホルダ90の組付け後に、ホルダ90の側壁91の内壁面に補強壁86の球面凸部87が当接または近接状態となる。したがって、シーソー釦80の操作時に、例えば、嵌合部に偏荷重が加わっても側壁91が内側方向へ撓む(倒れ込む)のを防止することができるので、釦80の支点孔83とホルダ90の支点軸92との正常な嵌合状態を維持することができる。
【0068】
その他に、補強壁86が釦80と一体形成されているので、シーソー釦13の構成部品点数を増やすことなく効果を得ることができるので、正常な嵌合状態を維持すると共にコスト低減が図れる。
【0069】
尚、本実施の形態では補強壁86を、支点孔83を挟んで左右2箇所づつ計4箇所設けたが、これに限らず、左右の支点孔83を通る直線上に、ホルダ90の側壁91の内壁面に補強壁86の球面凸部87が当接または近接するように、左右1箇所づつ計2箇所設けることもできる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、釦とホルダとの嵌合が容易となり、しかも、正常な嵌合状態を維持することのできるシーソー釦を提供することができる。したがって、シーソー釦の品質の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係るシーソー釦の構成を示す概略図である。
【図6】従来例のシーソー釦の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
10,11,12,13,14・・シーソー釦
20,80・・釦
21,81・・天板
22,83・・支点孔
23,24,84,85・・スイッチ押部
30,40,50,60,90・・ホルダ
31,41,51,61,82,91・・側壁
32,42,52,62,92・・支点軸
33,43・・孔
34,64,54・・溝
35,44,47,56,66,93・・フランジ部
37・・U字形状補強部品
38,48・・嵌合軸部
45・・棒状補強部品
46,57・・補強部
53,58,63,68・・テーパ部
55,65・・係止爪
67・・補強部品
59,69・・切欠溝
86・・補強壁
87・・球面凸部
Claims (9)
- 対向する釦側壁にシーソー動作の支点となる釦側嵌合部を有する釦と、
対向するホルダ側壁に前記釦側嵌合部に嵌合するホルダ側嵌合部とを有するホルダとからなるシーソー釦において、
前記ホルダにおける前記ホルダ側嵌合部近傍の内壁面間には、前記ホルダ側壁が内側方向へ撓むのを補強する補強部品が設けられていることを特徴とするシーソー釦。 - 前記ホルダには、前記ホルダ側嵌合部の近傍に嵌合孔が設けられ、
前記補強部品は、前記ホルダ側壁の内壁面に当接する当接部と、該当接部間をつなぐ補強部と、該当接部より外側方向に突出し前記嵌合孔に嵌合する嵌合軸部とを有し、
前記補強部品が、前記釦とホルダとの嵌合後に前記ホルダ側壁の内壁面間に架設されてなることを特徴とする請求項1に記載のシーソー釦。 - 前記ホルダ側壁には、内壁面に上方から下方へ広がるようにホルダ側テーパ部が設けられ、
前記補強部品には、前記ホルダ側テーパ部に係合する補強部品側テーパ部が設けられ、
前記補強部品が、前記釦とホルダとの嵌合後に該補強部品と該ホルダの両テーパ部が係止するように設けられてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシーソー釦。 - 前記ホルダ側壁には、内壁面に上方から下方へ狭まるようにホルダ側テーパ部が設けられ、
前記補強部品には、前記ホルダ側テーパ部に係合する補強部品側テーパ部が設けられ、
前記補強部品と前記ホルダの両テーパ部による係止後に、前記釦とホルダとが嵌合してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシーソー釦。 - 前記補強部品には、前記釦側方向から切欠溝が設けられていることを特徴とする請求項2、請求項3または請求項4に記載のシーソー釦。
- 前記補強部品には、垂直方向に伸びる波形形状の伸縮部が形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項5に記載のシーソー釦。
- 前記補強部品は、直軸であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシーソー釦。
- 前記補強部品は、前記ホルダと一体形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7に記載のシーソー釦。
- 対向する釦側壁にシーソー動作の支点となる釦側嵌合部を有する釦と、
対向するホルダ側壁に前記釦側嵌合部に嵌合するホルダ側嵌合部とを有するホルダとからなるシーソー釦において、
前記釦における前記釦側壁の内壁面間には、前記ホルダ側壁に当接または近接し、前記ホルダ側壁が内側方向へ撓むのを補強する補強部が該釦と一体形成されていることを特徴とするシーソー釦。
Priority Applications (1)
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JP2002258403A JP2004095490A (ja) | 2002-09-04 | 2002-09-04 | シーソー釦 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4746160B1 (ja) * | 2010-12-06 | 2011-08-10 | パイオニア株式会社 | スライド操作子 |
-
2002
- 2002-09-04 JP JP2002258403A patent/JP2004095490A/ja active Pending
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