JP2004094915A - サーバ装置の制御方法、携帯端末装置の制御方法、サーバ装置、携帯端末装置、及びシステム - Google Patents
サーバ装置の制御方法、携帯端末装置の制御方法、サーバ装置、携帯端末装置、及びシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004094915A JP2004094915A JP2003097793A JP2003097793A JP2004094915A JP 2004094915 A JP2004094915 A JP 2004094915A JP 2003097793 A JP2003097793 A JP 2003097793A JP 2003097793 A JP2003097793 A JP 2003097793A JP 2004094915 A JP2004094915 A JP 2004094915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- terminal device
- mobile terminal
- data
- image data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/06—Buying, selling or leasing transactions
- G06Q30/0601—Electronic shopping [e-shopping]
- G06Q30/0603—Catalogue ordering
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/50—Network services
- H04L67/52—Network services specially adapted for the location of the user terminal
Landscapes
- Business, Economics & Management (AREA)
- Accounting & Taxation (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Finance (AREA)
- Marketing (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- Development Economics (AREA)
- Economics (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Strategic Management (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
【課題】絵文字、特にメール中に使用される絵文字に応じた情報提供を可能にすること。
【解決手段】表示部108aに表示されたA社のマークを示す絵文字を指示すると、携帯端末装置108はサーバ装置105にアクセスし、携帯端末装置108の現在位置(緯度、経度)を示す位置情報を送信情報として送信する。サーバ装置105は送信情報を参照し、携帯端末装置108のGPS機能の有無を判断する。そしてGPS機能が備わっていると判断した場合、携帯端末装置108の位置と近い位置にあるいくつかの支店データを携帯端末装置108に送信する。GPS機能が備わっていないと判断した場合、A社のコンビニエンスストアの複数の支店のうち、いくつかの支店で共通の情報(一般データ)を携帯端末装置108に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】表示部108aに表示されたA社のマークを示す絵文字を指示すると、携帯端末装置108はサーバ装置105にアクセスし、携帯端末装置108の現在位置(緯度、経度)を示す位置情報を送信情報として送信する。サーバ装置105は送信情報を参照し、携帯端末装置108のGPS機能の有無を判断する。そしてGPS機能が備わっていると判断した場合、携帯端末装置108の位置と近い位置にあるいくつかの支店データを携帯端末装置108に送信する。GPS機能が備わっていないと判断した場合、A社のコンビニエンスストアの複数の支店のうち、いくつかの支店で共通の情報(一般データ)を携帯端末装置108に送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メール本文中に使用するための絵文字を用いて情報提供サービスを行うための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子メールの文章を作成するに当たって、文章中に絵文字がよく用いられる。絵文字は主に、文章が表現する感情の表現や強調などを目的として用いられるもので、通常、携帯電話などの携帯端末装置に予め複数種類登録されている。
【0003】
絵文字の使用例として、例えば電子メールに、「今日は良い日だった」という内容の文章を入力する場合、例えば「良い」の代わりに笑顔の絵文字を用いる。このようにすることで、メールを簡便に作成することができると共に、この電子メールを受け取った相手に対して、「今日は良い日だった」という内容をより分かり易く伝えることができる。また、この文章を作成するメール送信者、そしてこのメールを受け取るメール受信者に文章に対する面白みを与えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の通り、絵文字は電子メールとしての文章を作成するに際し、様々な効果をメール送信者、メール受信者に対して与えることができる。しかし、特に上記携帯端末装置には予め決まった種類(数)の絵文字しか登録されていないので、作成する文章によっては、該当する絵文字が無い場合がある。また、絵文字は上記利用目的のみしか使用されない。
【0005】
また現在、携帯端末装置で利用されている絵文字は、予め夫々の携帯端末装置の機種に依存した固有のコードでもって登録されているので、このような絵文字を用いたメールを他の機種に送信しても、このメールを受信した携帯端末装置の表示画面には送信元の携帯端末装置側で意図した絵文字が表示されないといった問題がある。
【0006】
上記問題を解決するために、本発明の目的は、絵文字、特にメール中に使用される絵文字に応じた情報提供を可能にすることにある。
【0007】
また、本発明の別の目的は、この絵文字を画像として携帯端末装置にダウンロード可能にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置の制御方法は以下の構成を備える。
【0009】
すなわち、携帯端末装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置の制御方法であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置の前記ネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットをメモリに複数記憶させる記憶工程と、
前記メモリが保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する受信工程と、
要求された絵文字の画像データと、当該画像データとセットとなっているアドレスデータを前記メモリから取得して前記携帯端末装置に送信する送信工程と
を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明の携帯端末装置の制御方法は以下の構成を備える。
【0011】
すなわち、メールの文章の入力、及び各種の指示を入力可能な入力部を備え、入力したメールのデータを外部装置に送信可能な携帯端末装置の制御方法であって、
店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置のネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持するサーバ装置から、所望のセットを受信する受信工程と、
前記受信工程で受信した前記所望のセットをメモリに記憶させる記憶工程と、
前記入力部を用いて入力したメール本文中に、前記メモリが保持する絵文字の画像データを配置する指示が前記入力部を用いて入力された場合、前記メールのデータ中に、前記絵文字の画像データを特定する情報、及び当該画像データとセットになっているアドレスデータとを記述する記述工程と
を備えることを特徴とする。
【0012】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置の制御方法は以下の構成を備える。
【0013】
すなわち、携帯端末装置に対して各種の情報提供を行うサーバ装置の制御方法であって、
各拠点に設けられた夫々の店舗に固有の情報を、当該夫々の店舗の位置情報と共に、前記サーバ装置が有する第1のメモリに記憶させる第1の記憶工程と、
前記夫々の店舗のうち、いくつかの店舗で共有される情報を、前記サーバ装置が有する第2のメモリに記憶させる第2の記憶工程と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する受信工程と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と前記夫々の店舗の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の店舗の夫々に固有の情報を前記第1のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第1の送信工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記いくつかの店舗で共有される情報を前記第2のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信工程と
を備えることを特徴とする。
【0014】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置の制御方法は以下の構成を備える。
【0015】
すなわち、携帯端末装置に対してネットワークを介して各種の情報提供を行うサーバ装置の制御方法であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データ、当該店舗を特定する特定データ、前記サーバ装置の前記ネットワーク上におけるアドレスを示すアドレスデータのセットを、前記サーバ装置が有する第1のメモリに複数記憶させる第1の記憶工程と、
前記第1のメモリが保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する第1の受信工程と、
要求された絵文字の画像データ、当該画像データとセットとなっているアドレスデータ、特定データを前記第1のメモリから取得して前記携帯端末装置に送信する第1の送信工程と
各店舗の夫々について、各拠点に設けられた夫々の支店に固有の情報を、当該夫々の支店の位置情報と共に、前記サーバ装置が有する第2のメモリに記憶させる第2の記憶工程と、
前記夫々の支店のうち、いくつかの支店で共有される情報を、前記サーバ装置が有する第3のメモリに記憶させる第3の記憶工程と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する第2の受信工程と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と、前記特定データで特定される店舗の夫々の支店の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の支店の夫々に固有の情報を前記第2のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記特定データで特定される店舗のいくつかの店舗で共有される情報を前記第3のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第3の送信工程と
を備えることを特徴とする。
【0016】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置は以下の構成を備える。
【0017】
すなわち、携帯端末装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置の前記ネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持する保持手段と、
前記保持手段が保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する受信手段と、
要求された絵文字の画像データと、当該画像データとセットとなっているアドレスデータを前記保持手段から取得して前記携帯端末装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0018】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明の携帯端末装置は以下の構成を備える。
【0019】
すなわち、メールの文章の入力、及び各種の指示を入力可能な入力部を備え、入力したメールのデータを外部装置に送信可能な携帯端末装置であって、
店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置のネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持するサーバ装置から、所望のセットを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記所望のセットを保持する保持手段と、
前記入力部を用いて入力したメール本文中に、前記保持手段が保持する絵文字の画像データを配置する指示が前記入力部を用いて入力された場合、前記メールのデータ中に、前記絵文字の画像データを特定する情報、及び当該画像データとセットになっているアドレスデータとを記述する記述手段と
を備えることを特徴とする。
【0020】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置は以下の構成を備える。
【0021】
すなわち、携帯端末装置に対して各種の情報提供を行うサーバ装置であって、
各拠点に設けられた夫々の店舗に固有の情報を、当該夫々の店舗の位置情報と共に保持する第1の保持手段と、
前記夫々の店舗のうち、いくつかの店舗で共有される情報を保持する第2の保持手段と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する受信手段と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と前記夫々の店舗の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の店舗の夫々に固有の情報を前記第1の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第1の送信手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記いくつかの店舗で共有される情報を前記第2の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0022】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のシステムは以下の構成を備える。
【0023】
すなわち、メールの文章の入力、及び各種の指示を入力可能な入力部を備え、入力したメールのデータを外部装置に送信可能な第1の携帯端末装置と、当該第1の携帯端末装置とネットワークを介して通信可能な第1のサーバ装置と、前記第1の携帯端末装置から送信されたメールのデータを受信する第2の携帯端末装置と、当該第2の携帯端末装置に対して各種の情報提供を行う第2のサーバ装置とで構成されるシステムであって、
前記第1のサーバ装置は、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う前記第2のサーバ装置の前記ネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持する第1の保持手段と、
前記第1の保持手段が保持する複数のセットのうち、前記第1の携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する第1の受信手段と、
要求された絵文字の画像データと、当該画像データとセットとなっているアドレスデータを前記第1の保持手段から取得して前記携帯端末装置に送信する第1の送信手段とを備え、
前記第1の携帯端末装置は、
前記第1のサーバ装置から、所望のセットを受信する第2の受信手段と、
前記第2の受信手段が受信した前記所望のセットを保持する第2の保持手段と、
前記入力部を用いて入力したメール本文中に、前記第2の保持手段が保持する絵文字の画像データを配置する指示が前記入力部を用いて入力された場合、前記メールのデータ中に、前記絵文字の画像データを特定する情報、及び当該画像データとセットになっているアドレスデータとを記述する記述手段とを備え、
前記第2の携帯端末装置は、
前記メールの文章と共に、前記記述手段による記述に従って前記メール本文中に前記絵文字の画像データを表示する表示手段と、
前記絵文字の画像データを前記入力部を用いて指示された場合、前記絵文字の画像データとセットになっているアドレスデータで指定される前記第2のサーバ装置に、前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを前記前記第2のサーバ装置が判断可能な送信情報を送信する第2の送信手段と、
前記送信情報に応じた結果を前記第2のサーバ装置から受信して前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、
前記第2のサーバ装置は、
各拠点に設けられた夫々の店舗に固有の情報を、当該夫々の店舗の位置情報と共に保持する第3の保持手段と、
前記夫々の店舗のうち、いくつかの店舗で共有される情報を保持する第4の保持手段と、
前記第2の携帯端末装置から送信された送信情報を受信する第3の受信手段と、
前記送信情報が、前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断手段と、
前記送信情報が前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と前記夫々の店舗の位置情報とを用いて前記第2の携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の店舗の夫々に固有の情報を前記第3の保持手段から取得し、前記第2の携帯端末装置に送信する第3の送信手段と、
前記送信情報が前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記いくつかの店舗で共有される情報を前記第4の保持手段から取得し、前記第2の携帯端末装置に送信する第4の送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0024】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置は以下の構成を備える。
【0025】
すなわち、携帯端末装置に対してネットワークを介して各種の情報提供を行うサーバ装置であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データ、当該店舗を特定する特定データ、前記サーバ装置の前記ネットワーク上におけるアドレスを示すアドレスデータのセットを複数保持する第1の保持手段と、
前記第1の保持手段が保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する第1の受信手段と、
要求された絵文字の画像データ、当該画像データとセットとなっているアドレスデータ、特定データを前記第1の保持手段から取得して前記携帯端末装置に送信する第1の送信手段と
各店舗の夫々について、各拠点に設けられた夫々の支店に固有の情報を、当該夫々の支店の位置情報と共に保持する第2の保持手段と、
前記夫々の支店のうち、いくつかの支店で共有される情報を保持する第3の保持手段と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する第2の受信手段と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と、前記特定データで特定される店舗の夫々の支店の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の支店の夫々に固有の情報を前記第2の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記特定データで特定される店舗のいくつかの店舗で共有される情報を前記第3の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第3の送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
【0027】
[第1の実施形態]
図1に、本実施形態に係るシステムの基本構成を示す。本実施形態に係るシステムは、携帯端末装置101,基地局102,ネットワーク103,サーバ装置104,サーバ装置105,106,107,携帯端末装置108により構成されている。
【0028】
本実施形態では携帯端末装置101を携帯電話としているが、これに限定されるものではなく、ほかにもPDAやノート型パソコンなどであっても良い。携帯端末装置101には、各種の情報を表示可能な表示部101aと、各種の指示を入力可能な操作部101bが備わっている。また、携帯端末装置101は、ダウンロードした絵文字に係るデータを複数登録したり、作成中のメールの文章のデータを記憶するためのメモリ101cと、各種の処理を行うCPU101dとを備える。
【0029】
基地局102は、ネットワーク103を介して携帯端末装置101や携帯端末装置108等の携帯端末装置とサーバ装置104,105,106,107とのデータ通信を行うためのものである。基地局が行う処理は周知の通りであるので、ここでの説明は省略する。ネットワーク103は、一般にインターネットを指すがこれに限定されるものではない。
【0030】
サーバ装置104は、A社のマークを示す絵文字の画像データ、B社のマークを示す絵文字の画像データ、C社のマークを示す絵文字の画像データを記憶保持すると共に、夫々の会社に関する情報提供サービスを行うサーバ装置105、106,107のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータを記憶保持する。
【0031】
そして例えば携帯端末装置101からA社のマークを示す絵文字の画像データのダウンロードの要求を受けた場合、サーバ装置104は要求に応じてA社のマークを示す絵文字の画像データと共に、A社に関する情報提供サービスを行うサーバ装置105のアドレスデータを携帯端末装置101に送信する。
【0032】
サーバ装置104は、CPU110、RAM111、ROM112、表示部113、外部記憶装置114,記憶媒体ドライブ115,そしてI/F116により構成されている。
【0033】
CPU110は、RAM111やROM112に記憶されているプログラムやデータを用いてサーバ装置104全体の制御を行うと共に、サーバ装置104と他の機器とのデータ通信をも制御する。RAM111は外部記憶装置114、もしくは記憶媒体ドライブ115からロードされたプログラムやデータを記憶保持するエリアを備えると共に、CPU110の処理対象のデータを一時的に記憶したり、CPU110が各種の処理を行うために使用するワークエリアを備える。
【0034】
ROM112はサーバ装置104全体の制御を行うためのプログラムやデータを格納する。表示部113はCRTや液晶画面などにより構成されており、サーバ装置104の状態や、サーバ装置104に絵文字の画像データと、この絵文字に応じた情報提供を行うサーバ装置のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとを登録するための操作画面などを表示する。
【0035】
外部記憶装置114は、ハードディスクドライブ装置に代表される大容量情報記憶装置で、絵文字の画像データと、この絵文字に応じた情報提供を行うサーバ装置のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとのセットを複数記憶保持している。
【0036】
即ち本実施形態では外部記憶装置114は、A社のマークを示す絵文字の画像データと、A社に関する情報提供を行うサーバ装置105のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとのセット、B社のマークを示す絵文字の画像データと、B社に関する情報提供を行うサーバ装置106のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとのセット、C社のマークを示す絵文字の画像データと、C社に関する情報提供を行うサーバ装置107のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとのセットを記憶保持する。
【0037】
例えば本実施形態に係る外部記憶装置114は、図5に示すような各絵文字の画像データと、各アドレスデータとを関連づけたテーブルを記憶保持する。
【0038】
また、外部記憶装置114は他の機器とのデータ通信を行うためのプログラムやデータなどを記憶しており、これらは必要に応じてRAM111に読み出される。なお、これらのプログラムやデータはCD−ROMやDVD−ROMなどの記憶媒体に記憶させておいてもよく、その場合、記憶媒体ドライブ115により、これらの記憶媒体が記憶しているプログラムやデータを読み出し、RAM111や外部記憶装置114に読み出したプログラムやデータを出力する。
【0039】
116はI/F部で、上記ネットワーク103と接続するためのもので、ネットワークを介して他の機器とのデータ通信を行うために使用される。117は上述の各部を繋ぐバスである。
【0040】
105,106,107は夫々、A社、B社、C社に対して設けられたサーバ装置で、夫々A社、B社、C社に関する後述の情報提供サービスを行う。なお、A社、B社、C社はいずれも各拠点に支店(店舗)を有しているものとする。また、A社、B社、C社もまた夫々を「店舗」と呼称する場合がある。
【0041】
本実施形態では説明上、A社をコンビニエンスストアの会社、B社を電気店の会社、C社を飲食店の会社とする。よってサーバ装置105はA社のコンビニエンスストアに関する情報を提供するサービスを行い、サーバ装置106はB社の電気店に関する情報を提供するサービスを行い、サーバ装置107はC社の飲食店に関する情報を提供するサービスを行う。各情報提供サービスに関する詳細な説明は後述する。
【0042】
なお本実施形態では会社の数(会社のサーバの数)を3つとしているが、この数に限定されるものではない。また、A社、B社、C社が何の会社であっても良いことはいうまでもない。また例えば、A社を(店舗を)各地に点在している美術館などの公共施設に関する情報提供を行うための施設としても良い。その場合、A社に対して設けられるサーバ装置105は、美術館に関する情報を提供するサービスを行う。
【0043】
次にサーバ装置105の基本構成について説明する。なお、本実施形態ではサーバ装置106,107もサーバ装置105の基本構成と同じものであるとするので、以下の説明はサーバ装置106,107についても同様であるが、以下の説明をサーバ装置106,107に対する説明とするためには、「サーバ装置105」を夫々「サーバ装置106」、「サーバ装置107」と読み替え、更に「A社」を夫々「B社」、「C社」と読み替えればよい。
【0044】
しかし、夫々のサーバ装置は全く同じ構成である必要はなく、以下説明する為の処理を行うだけの構成を有していればよい。
【0045】
CPU150は、RAM151やROM152に記憶されているプログラムやデータを用いてサーバ装置105全体の制御を行うと共に、サーバ装置105と他の機器とのデータ通信をも制御する。RAM151は外部記憶装置154、もしくは記憶媒体ドライブ155からロードされたプログラムやデータを記憶保持するエリアを備えると共に、CPU150の処理対象のデータを一時的に記憶したり、CPU150が各種の処理を行うために使用するワークエリアを備える。
【0046】
ROM152はサーバ装置105全体の制御を行うためのプログラムやデータを格納する。表示部153はCRTや液晶画面などにより構成されており、サーバ装置105の状態や、A社に関する情報提供サービスを行うプログラムやデータをサーバ装置105に登録するための操作画面などを表示する。
【0047】
外部記憶装置114は、ハードディスクドライブ装置に代表される大容量情報記憶装置で、A社の夫々の店舗に固有の情報を、夫々の店舗の位置情報と共に保持すると共に、A社の夫々の店舗のうち、いくつかの店舗で共有される情報を保持する。外部記憶装置114が保持する情報群については後述する。
【0048】
また、外部記憶装置114は他の機器とのデータ通信を行うためのプログラムやデータなどを記憶しており、これらは必要に応じてRAM151に読み出される。なお、これらのプログラムやデータはCD−ROMやDVD−ROMなどの記憶媒体に記憶させておいてもよく、その場合、記憶媒体ドライブ155により、これらの記憶媒体が記憶しているプログラムやデータを読み出し、RAM151や外部記憶装置154に読み出したプログラムやデータを出力する。
【0049】
156はI/F部で、上記ネットワーク103と接続するためのもので、ネットワークを介して他の機器とのデータ通信(データの送受信)を行うために使用される。157は上述の各部を繋ぐバスである。
【0050】
携帯端末装置108は携帯端末装置101と同様の携帯端末装置であり、表示部108a、操作部108b、メモリ108c、CPU108dを備えるが、本実施形態の携帯端末装置108はこれに加えてGPS機能を有する。
【0051】
<絵文字のデータのダウンロード>
上記システムにおいて、サーバ装置104が記憶保持する複数のセット(夫々のセットは絵文字の画像データと、この絵文字に応じた情報提供を行うサーバ装置のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとで構成されている)の中から、携帯端末装置101から要求された絵文字の画像データと、この画像データとセットとなっているアドレスデータを取得して、サーバ装置104から携帯端末装置101にダウンロードするために、サーバ装置104、携帯端末装置101の夫々が行う処理について、同処理のフローチャートを示す図2を用いて以下説明する。
【0052】
なお、図2において、サーバ装置104が行う処理に従ったプログラムは外部記憶装置114に保存されており、RAM111にロードし、CPU110がこのプログラムを実行することで、サーバ装置104は以下説明するサーバ装置104が行うべき処理を実現する。
【0053】
同様に、図2において携帯端末装置101が行う処理に従ったプログラムはメモリ101cに保持されており、CPU101dがこのプログラムを実行することで、携帯端末装置101は以下説明する携帯端末装置101が行うべき処理を実現する。
【0054】
なお、図2に示したフローチャートに従った処理が行われる前に、携帯端末装置101はサーバ装置104とデータ通信が可能な状態になっており、サーバ装置104が記憶保持する複数のセットの中から所望のセットを選択して携帯端末装置101にダウンロードするための画面が携帯端末装置101の表示部101aに表示されている状態になっているものとする。これは携帯端末装置101から、サーバ装置104が提供する、絵文字ダウンロードサイトにアクセスすることで実現することができる。
【0055】
図3は、携帯端末装置101の表示部101aに表示される、上記ダウンロードサイトの画面の表示例を示す図である。同図において301乃至303は夫々サーバ装置104が記憶保持する(具体的には外部記憶装置114が記憶保持する)絵文字の画像データである。本実施形態では画像301はA社のマーク、画像302はB社のマーク、そして画像303はC社のマークを示しているものとする。なお各画像の表示形態としてはサムネイル表示を行うのが好ましい。
【0056】
よって例えば画像301(A社のマークを示す絵文字の画像データ)を携帯端末101が有する操作部101bを用いて選択し、選択した画像301のデータを携帯端末装置101にダウンロードすれば、その後この携帯端末装置101を用いて例えば「今日、A社のコンビニエンスストアに行った」という文章をメールとして作成する場合、「A社のコンビニエンスストア」の部分の代わりにダウンロードした絵文字の画像データ(即ち、A社のマークを示す絵文字「@」の画像データ)を用いて「今日、@に行った」という、メールの本文中に絵文字の画像を含むメールを作成することができる。
【0057】
なお、同図では3つ以上の絵文字の画像は便宜上省略しているが、3つ以上の絵文字の画像を表示しても良い。また表示する絵文字の画像が表示部101aに表示しきれない場合、操作部101bを用いてボタン306,307を押下することで、表示領域内に表示される絵文字の画像を上下にスクロールさせることができる。これにより、表示領域内に表示しきれない絵文字の画像も表示させることができる。
【0058】
よって実際に携帯端末装置101のユーザが所望の絵文字の画像データのダウンロードを行いたい場合、ユーザは操作部101bを操作してカーソル305を移動させ、ダウンロードしたい絵文字の画像を選択する。また必要に応じて上記ボタン306,307を押下して上記絵文字表示領域をスクロールさせても良い。同図の状態では現在選択している絵文字の画像は301の絵文字である。
【0059】
なお現在選択している絵文字を特定する方法はこれに限定されるものではなく、他にも例えば、選択されている絵文字のみ枠を表示しても良いし、選択されている絵文字以外の絵文字の画像を選択されている画像に比べて暗く表示しても良い。
【0060】
以上説明した方法によりダウンロードする対象の絵文字が決定したところで、ダウンロードする絵文字の画像領域を指示(クリックなど、決定した絵文字の画像を指示する行為であればよい)すると、ダウンロードする対象の絵文字が決定するので、携帯端末装置101からサーバ装置104に対して、決定した絵文字の画像データ(のダウンロード)を要求する(ステップS211)。
【0061】
サーバ装置104のCPU110はこの要求を受信すると(ステップS201)、要求に応じた絵文字の画像データと、この絵文字とセットになっているアドレスデータを外部記憶装置114から特定してRAM111にロードし、携帯端末装置101に送信する(ステップS202)。
【0062】
携帯端末装置101はサーバ装置104から送信された絵文字の画像データとアドレスデータとのセットを受信し、上記メモリ101cに格納する(ステップS212)。これにより、携帯端末装置101を用いてメールを作成する際に、ダウンロードした絵文字の画像データを用いることができる。
【0063】
<ダウンロードした絵文字の画像データを用いたメールの作成>
上述の通り、ダウンロードした絵文字の画像データは、携帯端末装置101において、メールを作成する際に用いることができる。よって以下では、作成しているメールの文章中の所望の位置に、ダウンロードした絵文字の画像データを配置する場合に、携帯端末装置101が行う処理について説明する。
【0064】
なお本実施形態に係るメールは文章中に画像を配置するわけであるから、メールのデータはHTML形式でメモリ101cに記述されるものとする。よって以下、メールのデータをHTMLデータと呼称する場合もある。なお、メールのデータをHTML形式でメモリ101cに記述する処理は携帯端末装置101のCPU101dが行い、携帯端末装置101のユーザは単にメールの文章を入力したり、絵文字の画像データを選択し、配置指示を行う操作を行うだけでよい。
【0065】
また、携帯端末装置101はHTML形式で記述されたメールのデータを表示部101aに表示するわけであるから、本実施形態に係る携帯端末装置101はHTMLブラウザ機能(メールのデータに含まれるタグを解釈し、それに従った処理を行う機能)を有しているものとする。なお、ブラウザ機能は携帯端末装置101内に予め記憶されているHTMLブラウザプログラムをCPU101dが実行することにより実現される。
【0066】
携帯端末装置101のユーザが操作部101bを用いて周知の方法によりメールの文章を入力すると、入力された文章のデータはメモリ101cに入力される。即ち、メモリ101cには作成中のメールの文章のデータが記憶されている。
【0067】
図11(a)、(b)は夫々、「今日に行ってきたよ」というメールの文章を入力した場合に表示部101aに表示される画面と、そのときにメモリ101cに記憶されているメールの文章データの内容を示す図である。操作部101bを用いて「今日に行ってきたよ」と入力すると、表示部101aには入力したとおりの文章「今日に行ってきたよ」が表示され、メモリ101cには「今日に行ってきたよ」という文字列のデータ(例えば文字コード群)が記憶される。また上述の通り本実施形態ではメールのデータはCPU101dによりHTML形式でメモリ101cに記述されるので、CPU101dはユーザによるメールの作成に先立って、メールのデータの先頭、末尾には夫々<HTML>、</HTML>のタグを付ける。なお、これ以外にもメールの書式を制御するためのタグを付けても良い。
【0068】
次に、携帯端末装置101のユーザが作成中のメールの文章である「今日に行ってきたよ」中の所望の位置(例えば文章中のカーソルの位置であって、以下の説明では「今日」と「に行ってきたよ」の間の位置とする)に、所望の絵文字の画像データを配置したい場合、まず所望の絵文字の画像データを選択する必要がある。これについては例えば操作部101bを操作してダウンロードした絵文字の画像データを表示部101aに一覧表示させ(一覧表示されるのは例えばダウンロードした絵文字の画像データのサムネイル画像であっても良い)、一覧表示された中から操作部101bを用いて所望の絵文字画像データを選択する。
【0069】
この一覧表示される対象は、例えば特定のフォルダ(ダウンロードした絵文字の画像データを保存するためのフォルダ)内の全ての画像データとする。
【0070】
その結果、配置する所望の絵文字の画像データを決定することができるので、CPU101dは、メモリ101cに予めダウンロードされたプログラムを実行することで、図12に示すように、メモリ101cが保持する「今日に行ってきたよ」の文章データにおいて、「今日」と「に行ってきたよ」の間に、タグ1201a、1201bを記述する。
【0071】
図12は、上記所望の絵文字を「@」(画像ファイル名はatto.gif)とした場合に、CPU101dによってメモリ101cに記述された結果(HTMLデータ)を示す図である。またこの場合、絵文字「@」の画像データは携帯端末装置101のメモリ101cに予め上述の処理によってダウンロードされているものとする。
【0072】
「今日@に行ってきたよ」において絵文字の画像データ以外の部分「今日」、「行ってきたよ」は上述の通り文字列のデータとしてメモリ101cに記憶される。一方、絵文字「@」の画像データを配置する位置、即ち上記所望の位置に対応するメモリ101cにおける位置には、携帯端末装置101のメモリ101cにおいて絵文字「@」の画像データを指定するデータ(タグ)1201aと共に、絵文字「@」に応じた情報提供(A社に関する情報提供)を行うサーバ装置105のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータに従ったタグ1201bが記述されている。
【0073】
タグ1201aは、メモリ101c中の絵文字「@」の画像データの位置(「../data/image/atto.gif」)を示すものであり、CPU101dはこのタグ1201aを参照すると、メモリ101c中の絵文字「@」の画像データの所在を特定することができる。ちなみにこの場合、上記特定のフォルダは「../data/image/」に対応する。
【0074】
タグ1201bは、絵文字「@」に応じた情報提供(A社に関する情報提供)を行うサーバ装置105のネットワーク上のアドレスを指定するためのタグである。タグ1201bは、絵文字「@」の画像データと共にサーバ装置104から受信したアドレスデータをタグとして用いたものである。
【0075】
このような処理を携帯端末装置101が行うことにより、携帯端末装置101のユーザにHTMLに関する知識が無くても、メール本文中の所望の位置に、絵文字の画像データを配置することができる。
【0076】
なお本実施形態では、サーバ装置105と携帯端末装置101とはインターネットを介して通信可能であるので、このタグ1201bにはアドレスとしてURLを用いているが、ネットワークの種類によってはアドレスの表現方法はこれに限定されるものではない。
【0077】
またこのタグ1201bは厳密には、サーバ装置105がA社に関する情報提供を行うためのプログラムやデータを保持している外部記憶装置114内の場所のネットワーク上のアドレスデータであるが、説明上、タグ1201bは「A社のサーバ装置105のネットワーク上のアドレスを指定するためのもの」とする。
【0078】
図12に示したメモリ101cが保持するメールデータに従った表示部101aへの表示は図4に示す如く行われる。図4は、図12に示したメモリ101cが保持するメールデータに従った表示部101aにおける表示を示す図である。上述の通り携帯端末装置101はブラウザ機能を有しているので、以下の通り各タグを解釈して表示する。
【0079】
文字列データの部分「今日」、「に行ってきたよ」はそのまま文字列として表示部101aに表示される。また、タグ1201aはブラウザ機能により解釈され、「../data/image/atto.gif」で特定される絵文字「@」の画像データ401をタグ1201aの位置、すなわち「今日」の次の位置に表示する。タグ1201bはブラウザ機能により解釈され、絵文字「@」の画像データ401は指示可能であることを示すために、絵文字「@」の画像データに枠が表示される。
【0080】
上記タグ1201a、1201bに係る機能については周知の通りであるので、これ以上の説明は省略する。
【0081】
なお、指示可能な絵文字を示す方法はこれに限定されるものではなく、HTML(CGI)のプログラムによっては画像の色を反転させたり、点滅させたりして、指示可能な絵文字を示しても良い。
【0082】
以上のようにして、ダウンロードした絵文字を用いてメールを作成することができるので、メールの作成が完了して携帯端末装置101のユーザは操作部101bを用いて送信指示を入力すると、CPU101dはメモリ101cに記憶されているメールのデータ(HTMLデータ)と、HTMLデータで参照されている絵文字の画像データ(上述の説明では絵文字「@」の画像データ)とを送信メールとして他の装置に送信する処理を行う(メールの送信については基地局102を介して行われるが、メールの送受信技術に関しては公知であるためにここでの説明を省略する)。
【0083】
<ダウンロードした絵文字の利用>
図12に示したメールのデータ(HTMLデータ)及び、絵文字「@」の画像データを送信メールとして携帯端末装置101から携帯端末装置108に送信した場合に、携帯端末装置108においてこのメールに含まれる絵文字の利用について説明する。
【0084】
携帯端末装置108は受信したHTMLデータ、絵文字「@」の画像データに従って送信メールの内容を表示部108aに表示するので、携帯端末装置101と同様、HTMLブラウザ機能(メールのデータに含まれるタグを解釈し、それに従った処理を行う機能)を有しているものとする。なお、ブラウザ機能は携帯端末装置108内に予め記憶されているHTMLブラウザプログラムをCPU108dが実行することにより実現される。
【0085】
携帯端末装置108は携帯端末装置101から送信された送信メールを受信すると、メモリ108cに格納する。ここで、送信メールに含まれるHTMLデータ中のタグ1201aによれば、絵文字「@」の画像データはメモリ108c中の「../data/image/atto.gif」で特定される位置に格納されていないと、CPU108dは表示すべき絵文字「@」の画像データをメモリ108cから特定することができず、HTMLデータに従ったメールの内容を表示部108aに表示した場合、文字列(「今日」の部分と「に行ってきたよ」の部分)のみが表示され、絵文字「@」の画像データを表示すべきところに絵文字「@」の画像データが表示されないことになる。
【0086】
よって携帯端末装置108のメモリ108cには、予め「/data/image/」のフォルダが作成されており、携帯端末装置101から受信した絵文字「@」の画像データはこのフォルダに格納するものとする。
【0087】
また送信メールに含まれるHTMLデータはメモリ108cの空きエリアに格納される。
【0088】
これにより、携帯端末装置108は携帯端末装置101から送信された送信メールに含まれるHTMLデータ、絵文字「@」の画像データに従ってメールの内容を表示部108aに表示することができる。本実施形態の場合、携帯端末装置108が有する表示部108aには図4に示した画面と同じものが表示される。
【0089】
次に、表示部108aに表示された絵文字「@」の画像データを用いて、サーバ装置105からA社に関する情報提供サービスを受けるためにサーバ装置105、携帯端末装置108が行う処理について、同処理のフローチャートを示す図6を参照して説明する。
【0090】
なお、図6において、サーバ装置105が行う処理に従ったプログラムは外部記憶装置154に保存されており、RAM151にロードし、CPU150がこのプログラムを実行することで、サーバ装置105は以下説明するサーバ装置105が行うべき処理を実現する。
【0091】
同様に、図6において携帯端末装置108が行う処理に従ったプログラムはメモリ108cに保持されており、CPU108dがこのプログラムを実行することで、携帯端末装置108は以下説明する携帯端末装置108が行うべき処理を実現する。
【0092】
携帯端末装置108のユーザが操作部108bを用いて領域401、即ち、「@」の部分を指示(クリックなど、領域401を指示する行為であればよい)すると、携帯端末装置108のCPU108dは、メモリ108cに格納しているHTMLデータ中のタグ1201bを参照し、サーバ装置105のアドレスを特定する。その結果、特定したアドレス、即ちサーバ装置105にアクセスすることができる(ステップS651)。
【0093】
また、携帯端末装置108には上述の通りGPS機能が搭載されており、この機能を用いることで携帯端末装置108自身の位置が計測可能であるため、ステップS651では更にサーバ装置105に携帯端末装置108の現在位置(緯度、経度)を示す情報を送信情報として送信する処理も行う。なお、携帯端末装置の位置を得る方法としては本実施形態ではGPS機能を用いているが、他にも例えば、近くの基地局(本実施形態の場合、基地局102)からこの基地局の位置(緯度、経度)を近似的に携帯端末装置108の位置として得る方法などがあり、それらの技術については周知の通りであるので、これについての説明は省略する。
【0094】
なお、携帯端末装置108にGPS機能が搭載されていない場合、本実施形態では位置情報として例えば、緯度、経度共に「999」の用に、緯度、経度を表す数値としてあり得ない数値を用いるが、これに限定されるものではない。
【0095】
以上のようにして、携帯端末装置108は、自身の位置を得ることができるか否かを判断し、その判断結果に応じて送信情報を生成するが、このような処理をCPU108dに行わせるプログラムはメモリ108cに予め保持されているものとする。
【0096】
サーバ装置105は携帯端末装置108からのアクセスを検知し、上記送信情報を受信すると(ステップS601)、送信情報を参照し、送信情報が携帯端末装置108の位置を示す情報であるか否か、言い換えれば、「携帯端末装置108のGPS機能の有無」を判断する(ステップS602)。
【0097】
判断の方法としては、送信情報に含まれる(緯度、経度)の情報が「999」などのあり得ない数値ではない場合、送信情報は携帯端末装置108の位置情報であると判断することができるので、サーバ装置105は携帯端末装置108にはGPS機能が備わっていると判断する。
【0098】
一方、送信情報に含まれる(緯度、経度)の情報が「999」などのあり得ない数値の場合、送信情報は携帯端末装置108の位置情報はないとであると判断することができるので、サーバ装置105は携帯端末装置108にはGPS機能は備わっていないと判断する。
【0099】
ステップS602における判断の結果、携帯端末装置108にGPS機能が備わっていると判断した場合、処理をステップS603に進め、サーバ装置105は携帯端末装置108の近傍に位置する所定個数の支店データをRAM151にロードする(ステップS603)。
【0100】
ステップS603における処理について、更に詳細に説明する。図7(a)は、A社が有する各支店のコンビニエンスストアの緯度、経度を示すテーブルを示す図、図7(b)は、図7(a)に示した各支店に固有のデータである支店データ群(有楽町支店データは有楽町支店固有のデータ、銀座支店データは銀座支店固有のデータ、新宿支店データは新宿支店固有のデータ)を示す図である。支店データについては後述する。これらのテーブル、そして支店データは、サーバ装置105の外部記憶装置154内に保存されている。
【0101】
ステップS603では携帯端末装置108の位置情報と図7(a)に示すテーブルとにおいて夫々の緯度、経度を比較し、携帯端末装置108の位置と近い順に所定個数の支店を検索する。この「所定の数」は予めサーバ装置105で設定していても良いし、携帯端末装置108で設定しても良い。そして検索した支店(携帯端末装置108の近傍に位置する支店)の支店データを外部記憶装置154から取得してRAM151にロードする。
【0102】
なお、図7(a)、図7(b)に示したテーブル、支店データはA社のコンビニエンスストアに関するものに限定されることなく、B社の電気店、C社の飲食店に関するものであっても良い。その場合、図7(a)、図7(b)に示したテーブル、支店データがB社の電気店に関するものであれば、このテーブル、そして支店データはサーバ装置106の外部記憶装置内に保存されることになり、図7(a)、図7(b)に示したテーブル、支店データがC社の飲食店に関するものであれば、このテーブル、そして支店データはサーバ装置107の外部記憶装置内に保存されることになる。
【0103】
図6に戻って、ステップS602における判断の結果、携帯端末装置108にGPS機能が備わっていないと判断した場合、A社のコンビニエンスストアの複数の支店のうち、いくつかの支店で共有される情報(一般データ)を外部記憶装置154から取得してRAM151にロードする(ステップS604)。一般データとしては例えば、いくつかの支店で行われるセールに関する情報、いくつかの支店でクーポンとして使用可能な画面を携帯端末装置108が有する表示部108aに表示させるための情報などがある。これら一般データはサーバ装置105の外部記憶装置154内に予め保存されている。
【0104】
そして、外部記憶装置154から取得してRAM151にロードされたいくつかの支店データ、もしくは一般データを携帯端末装置108に送信する(ステップS605)。携帯端末装置108は受信したいくつかの支店データ、もしくは一般データを受信し(ステップS652)、表示部108aに受信したデータを表示する(ステップS653)。
【0105】
図8は、受信したいくつかの支店データを携帯端末装置108の表示部108aに表示した場合の表示例を示す図である。なお同図ではA社のコンビニエンスストアを「○Xストア」と呼称している。
【0106】
表示部108aには各支店データ801,802が表示されている。本実施形態では支店データには、住所、電話番号、ファックス番号等のテキストデータ、そして支店近辺の地図情報(画像データ)が含まれているものとするが、これに限定されるものではない。なお、図8では、2つの支店データを表示しており、表示スペースの関係上、各支店の住所のみを表示している。
【0107】
よって本実施形態に係るシステムによると、携帯端末装置108のユーザは、携帯端末装置108がGPS機能を有している場合には、受信したメール中の絵文字を用いて、自身の位置の近傍の支店、例えばコンビニエンスストアの情報を得ることができる。
【0108】
なお、同図では2つ以上の支店データは便宜上省略しているが、2つ以上の支店データを表示しても良い。また表示する支店データが表示部108aに表示しきれない場合、操作部108bを用いてボタン803,804を押下することで、支店データの表示領域内に表示される支店データを上下にスクロールさせることができる。これにより、支店データの表示領域内に表示しきれない絵文字も表示させることができる。
【0109】
また、図8に示した画面で携帯端末装置108のユーザは操作部108bを操作してカーソル805を移動させ、より詳細に見たい支店データを選択することができる。同図では現在選択している支店データはカーソル805が指す801の支店データである。なお支店データを選択するための手段はこれに限定されるものではなく、他にも例えば、選択されている支店データのみ枠を表示し、この枠を操作部108bを用いて移動させても良い。また、選択されている支店データを明瞭にするための方法として、例えば、選択されている支店データ以外の支店データの領域を選択されている領域に比べて暗く表示してもよい。
【0110】
以上説明した方法により、より詳細に見たい支店データが決定したところで、見たい支店データの表示領域を指示(クリックなど、見たい支店データを指示する行為であればよい)すると、表示部108aには図9に示す画面が表示される。
【0111】
図9は、図8に示した画面で指示された支店の近傍の地図の画像の表示部108aにおける表示例を示す図である。同図の画像データは上述の通り、支店データに含まれている。同図において901は指示された支店の位置を示す印である。同図の表示画面により、携帯端末装置108のユーザは図8の画面で指示した支店の近傍の地図情報を見ることができるので、携帯端末装置108のユーザは、より詳細に指示した支店の情報を得ることができる。
【0112】
図10は、受信した上記一般データの一例として、セール情報の広告画面データを携帯端末装置108の表示部108aに表示した場合の表示例を示す図である。同図は、7/20〜8/20までの期間にA社のコンビニエンスストアの一部の店舗で20%OFFのキャンペーンを行う旨を示す広告の画面を示す。またこのほかにも一般データとして、会社のホームページのデータであっても良い。
【0113】
以上の説明により、本実施形態に係るシステムによって、各携帯端末装置のユーザが使用可能な絵文字を必要に応じて自身の携帯端末装置にダウンロードすることができると共に、この絵文字を使用したメールを受信した携帯端末装置のユーザは、この絵文字に応じた情報提供サービスを受けることができる。よって、汎用性の高い絵文字を用いたシステムを提供することができる。
【0114】
また、本実施形態では、絵文字を画像としたので、携帯端末装置の機種に依存することなく使用することができる。すなわち、画像データでもって表現されている上記絵文字を用いたメールを他の機種に送信しても、このメールを受信した携帯端末装置の表示画面には送信元の携帯端末装置側で意図した絵文字と同じものを表示させることができる。
【0115】
また本実施形態では情報提供サービスとして絵文字が表現する会社に関する情報を提供するサービスとしたが、これに限定されるものではない。
【0116】
また本実施形態では<ダウンロードした絵文字の利用>において、A社のコンビニエンスストアに関する情報提供サービスについて説明したが、図4に例示した絵文字が絵文字302であった場合、図4に例示した絵文字が絵文字303であった場合であっても、処理の基本は同じであり、提供する情報の内容が異なるのみである。
【0117】
また本実施形態では絵文字は会社を表すものとしたが、一般に標章を表すものとしても良い。
【0118】
また本実施形態ではメールをHTMLにより記述したが、その他のマークアップ言語(例えばSGML等)を用いても良い。その場合、上記ブラウザはそのマークアップ言語に対応したものを用いる必要がある。
【0119】
また本実施形態ではメールの文章を作成した後に絵文字を挿入するといった手順でメールを作成したが、当然この手順はこれに限定されるものではなく、メールの文章の流れ通りに絵文字を挿入するようにしても良い。
【0120】
また本実施形態に係るシステムによると、A社、B社、C社の夫々を示す絵文字がメールを介して一般に広く流通し、そしてその絵文字を用いて自社の情報を閲覧するユーザも増えるわけであるから、携帯端末装置に絵文字をダウンロードさせるためのサーバ装置104は、各社をより広く宣伝するための絵文字を供給する為の装置とすることができる。よって、本実施形態に係るシステムによると、各社の宣伝をより広く行うことができる。
【0121】
[第2の実施形態]
第1の実施形態に係るシステムは、絵文字の画像データと、この絵文字に応じた情報提供サービスを行うサーバ装置のネットワーク上におけるアドレスを示すアドレスデータとのセットを保持するサーバ装置(サーバ装置104)と、情報提供サービスを行うサーバ装置(サーバ装置105、106,107)とは別個の装置であった。
【0122】
本実施形態に係るシステムは、これらのサーバ装置を1つにまとめ、この1つのサーバ装置により、携帯端末装置に絵文字の画像データ、アドレスデータのセットをダウンロード可能にすると共に、各社に対する情報提供サービスを行う。
【0123】
図13は本実施形態に係るシステムの基本構成を示す図である。図1と同じ部分については同じ番号を付けている。同図に示した基本構成は図1に示したものからサーバ装置105〜107を除いたものである。
【0124】
本実施形態に係るサーバ装置1301は、携帯端末装置101から要求された絵文字の画像データと、アドレスデータを送信するが、このアドレスデータは第1の実施形態とは異なり、サーバ装置1301のネットワーク上におけるアドレスを示す。また、サーバ装置1301はこれに加えてこの絵文字に予め付けられたIDを携帯端末装置101に送信する。なお、この絵文字がどの会社を表現するのかを示す情報(絵文字を特定する情報)であればIDでなくても良く、他にも例えば絵文字のファイル名などでも良い。
【0125】
そして携帯端末装置101において受信した絵文字の画像データを用いて第1の実施形態と同様にしてメールを作成し、携帯端末装置108に送信する場合、送信メールにはHTMLデータ、絵文字の画像データと共に、上記IDが含まれる。すなわち、使用されている絵文字のがどの会社を示すものであるかを示す情報が含まれる。
【0126】
よって携帯端末装置108が上記送信メールを受信し、携帯端末装置108のユーザが表示部108aに表示されたメールの本文中の絵文字を指示すると、携帯端末装置108はサーバ装置1301に送信情報を送信することになる。本実施形態ではこの送信情報には携帯端末装置108の位置情報と共に上記IDが含まれているものとする。
【0127】
サーバ装置1301は、第1の実施形態における各サーバ装置105〜107が保持していた情報提供サービスの為のプログラムやデータを夫々の会社毎にID(上記IDと対応する)を付けて外部記憶装置114に保持しており、携帯端末装置108から受信した送信情報に含まれるIDに対応する会社に関する情報提供サービスを第1の実施形態と同様にして行う。
【0128】
携帯端末装置108から送信されたIDを用いて対応する会社が決定すれば、以降、この会社に関する情報提供サービスを行うが、情報提供サービスを行うためにサーバ装置1301が行う処理については第1の実施形態において説明したサーバ装置105が行う処理と同じである。例えばA社(店舗)の支店について、各支店で固有の情報、もしくはいくつかの支店で共有される情報を提供する。
【0129】
以上のように、絵文字のダウンロードサービス、各会社に関する情報提供サービスを行うサーバ装置を1つにまとめることも可能である。
【0130】
なお本実施形態では、サーバ装置1301が、携帯端末装置108にどの会社に関する情報提供サービスを行うのかを決定するために、IDを携帯端末装置108から受信していたが、サーバ装置1301においてどの会社に関する情報提供サービスを行うのかを決定するために手段はこれに限定されるものではなく、他にも例えば、上述の通り、携帯端末装置108において指示した絵文字の画像データのファイル名をサーバ装置1301に送信情報に含めて送信し、サーバ装置1301はこのファイル名からどの会社に関する情報提供サービスを行うのかを決定しても良い。
【0131】
また別の方法を説明する。サーバ装置1301は、夫々の会社に関する情報提供サービスの為のプログラムやデータを夫々異なるフォルダに保持しておく。例えばA社に関する情報提供サービスを行うためのプログラムやデータを保持するフォルダ名を「A−inf」とし、サーバ装置1301のネットワーク上のアドレスを「http://www.xyz.co.jp/」とすると、アドレスデータ(タグ1201b)を、「http://www.xyz.co.jp/A−inf」のように、A社のフォルダを指定するようにすれば、サーバ装置1301はアクセスされたフォルダのプログラムやデータを用いてA社に関する情報提供サービスを行うことができる。この場合、携帯端末装置108からサーバ装置1301に別段IDを送信する必要はない。
【0132】
[他の実施形態]
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0133】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0134】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した(図2、及び/又は図6)フローチャートにおいて、各機器のフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0135】
【発明の効果】
以上の説明により、本発明によって、絵文字、特にメール中に使用される絵文字に応じた情報提供を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るシステムの基本構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るシステムにおいて、サーバ装置104が記憶保持する複数のセットの中から、携帯端末装置101から要求した所望のセットをサーバ装置104から携帯端末装置101にダウンロードするために、サーバ装置104、携帯端末装置101の夫々が行う処理のフローチャートである。
【図3】携帯端末装置101の表示部101aに表示される、上記ダウンロードサイトの画面の表示例を示す図である。
【図4】図4は、図12に示したメモリ101cが保持するメールデータに従った表示部101aにおける表示を示す図である。
【図5】各絵文字の画像データと、各アドレスデータとを関連づけたテーブルを示す図である。
【図6】表示部108aに表示された絵文字「@」の画像データを用いて、サーバ装置105からA社に関する情報提供サービスを受けるためにサーバ装置105、携帯端末装置108が行う処理のフローチャートである。
【図7】(a)は、A社が有する各支店のコンビニエンスストアの緯度、経度を示すテーブルを示す図、(b)は、(a)に示した各支店に固有のデータである支店データ群(有楽町支店データは有楽町支店固有のデータ、銀座支店データは銀座支店固有のデータ、新宿支店データは新宿支店固有のデータ)を示す図である。
【図8】受信したいくつかの支店データを携帯端末装置108の表示部108aに表示した場合の表示例を示す図である。
【図9】図8に示した画面で指示された支店の近傍の地図の画像の表示部108aにおける表示例を示す図である。
【図10】受信した上記一般データの一例として、セール情報の広告画面データを携帯端末装置108の表示部108aに表示した場合の表示例を示す図である。
【図11】(a)は、「今日に行ってきたよ」というメールの文章を入力した場合に表示部101aに表示される画面を示す図、(b)は、そのときにメモリ101cに記憶されているメールの文章データの内容を示す図である。
【図12】所望の絵文字を「@」とした場合に、CPU101dによってメモリ101cに記述された結果(HTMLデータ)を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施形態に係るシステムの基本構成を示す図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、メール本文中に使用するための絵文字を用いて情報提供サービスを行うための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子メールの文章を作成するに当たって、文章中に絵文字がよく用いられる。絵文字は主に、文章が表現する感情の表現や強調などを目的として用いられるもので、通常、携帯電話などの携帯端末装置に予め複数種類登録されている。
【0003】
絵文字の使用例として、例えば電子メールに、「今日は良い日だった」という内容の文章を入力する場合、例えば「良い」の代わりに笑顔の絵文字を用いる。このようにすることで、メールを簡便に作成することができると共に、この電子メールを受け取った相手に対して、「今日は良い日だった」という内容をより分かり易く伝えることができる。また、この文章を作成するメール送信者、そしてこのメールを受け取るメール受信者に文章に対する面白みを与えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の通り、絵文字は電子メールとしての文章を作成するに際し、様々な効果をメール送信者、メール受信者に対して与えることができる。しかし、特に上記携帯端末装置には予め決まった種類(数)の絵文字しか登録されていないので、作成する文章によっては、該当する絵文字が無い場合がある。また、絵文字は上記利用目的のみしか使用されない。
【0005】
また現在、携帯端末装置で利用されている絵文字は、予め夫々の携帯端末装置の機種に依存した固有のコードでもって登録されているので、このような絵文字を用いたメールを他の機種に送信しても、このメールを受信した携帯端末装置の表示画面には送信元の携帯端末装置側で意図した絵文字が表示されないといった問題がある。
【0006】
上記問題を解決するために、本発明の目的は、絵文字、特にメール中に使用される絵文字に応じた情報提供を可能にすることにある。
【0007】
また、本発明の別の目的は、この絵文字を画像として携帯端末装置にダウンロード可能にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置の制御方法は以下の構成を備える。
【0009】
すなわち、携帯端末装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置の制御方法であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置の前記ネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットをメモリに複数記憶させる記憶工程と、
前記メモリが保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する受信工程と、
要求された絵文字の画像データと、当該画像データとセットとなっているアドレスデータを前記メモリから取得して前記携帯端末装置に送信する送信工程と
を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明の携帯端末装置の制御方法は以下の構成を備える。
【0011】
すなわち、メールの文章の入力、及び各種の指示を入力可能な入力部を備え、入力したメールのデータを外部装置に送信可能な携帯端末装置の制御方法であって、
店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置のネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持するサーバ装置から、所望のセットを受信する受信工程と、
前記受信工程で受信した前記所望のセットをメモリに記憶させる記憶工程と、
前記入力部を用いて入力したメール本文中に、前記メモリが保持する絵文字の画像データを配置する指示が前記入力部を用いて入力された場合、前記メールのデータ中に、前記絵文字の画像データを特定する情報、及び当該画像データとセットになっているアドレスデータとを記述する記述工程と
を備えることを特徴とする。
【0012】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置の制御方法は以下の構成を備える。
【0013】
すなわち、携帯端末装置に対して各種の情報提供を行うサーバ装置の制御方法であって、
各拠点に設けられた夫々の店舗に固有の情報を、当該夫々の店舗の位置情報と共に、前記サーバ装置が有する第1のメモリに記憶させる第1の記憶工程と、
前記夫々の店舗のうち、いくつかの店舗で共有される情報を、前記サーバ装置が有する第2のメモリに記憶させる第2の記憶工程と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する受信工程と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と前記夫々の店舗の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の店舗の夫々に固有の情報を前記第1のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第1の送信工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記いくつかの店舗で共有される情報を前記第2のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信工程と
を備えることを特徴とする。
【0014】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置の制御方法は以下の構成を備える。
【0015】
すなわち、携帯端末装置に対してネットワークを介して各種の情報提供を行うサーバ装置の制御方法であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データ、当該店舗を特定する特定データ、前記サーバ装置の前記ネットワーク上におけるアドレスを示すアドレスデータのセットを、前記サーバ装置が有する第1のメモリに複数記憶させる第1の記憶工程と、
前記第1のメモリが保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する第1の受信工程と、
要求された絵文字の画像データ、当該画像データとセットとなっているアドレスデータ、特定データを前記第1のメモリから取得して前記携帯端末装置に送信する第1の送信工程と
各店舗の夫々について、各拠点に設けられた夫々の支店に固有の情報を、当該夫々の支店の位置情報と共に、前記サーバ装置が有する第2のメモリに記憶させる第2の記憶工程と、
前記夫々の支店のうち、いくつかの支店で共有される情報を、前記サーバ装置が有する第3のメモリに記憶させる第3の記憶工程と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する第2の受信工程と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と、前記特定データで特定される店舗の夫々の支店の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の支店の夫々に固有の情報を前記第2のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記特定データで特定される店舗のいくつかの店舗で共有される情報を前記第3のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第3の送信工程と
を備えることを特徴とする。
【0016】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置は以下の構成を備える。
【0017】
すなわち、携帯端末装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置の前記ネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持する保持手段と、
前記保持手段が保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する受信手段と、
要求された絵文字の画像データと、当該画像データとセットとなっているアドレスデータを前記保持手段から取得して前記携帯端末装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0018】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明の携帯端末装置は以下の構成を備える。
【0019】
すなわち、メールの文章の入力、及び各種の指示を入力可能な入力部を備え、入力したメールのデータを外部装置に送信可能な携帯端末装置であって、
店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置のネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持するサーバ装置から、所望のセットを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記所望のセットを保持する保持手段と、
前記入力部を用いて入力したメール本文中に、前記保持手段が保持する絵文字の画像データを配置する指示が前記入力部を用いて入力された場合、前記メールのデータ中に、前記絵文字の画像データを特定する情報、及び当該画像データとセットになっているアドレスデータとを記述する記述手段と
を備えることを特徴とする。
【0020】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置は以下の構成を備える。
【0021】
すなわち、携帯端末装置に対して各種の情報提供を行うサーバ装置であって、
各拠点に設けられた夫々の店舗に固有の情報を、当該夫々の店舗の位置情報と共に保持する第1の保持手段と、
前記夫々の店舗のうち、いくつかの店舗で共有される情報を保持する第2の保持手段と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する受信手段と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と前記夫々の店舗の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の店舗の夫々に固有の情報を前記第1の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第1の送信手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記いくつかの店舗で共有される情報を前記第2の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0022】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のシステムは以下の構成を備える。
【0023】
すなわち、メールの文章の入力、及び各種の指示を入力可能な入力部を備え、入力したメールのデータを外部装置に送信可能な第1の携帯端末装置と、当該第1の携帯端末装置とネットワークを介して通信可能な第1のサーバ装置と、前記第1の携帯端末装置から送信されたメールのデータを受信する第2の携帯端末装置と、当該第2の携帯端末装置に対して各種の情報提供を行う第2のサーバ装置とで構成されるシステムであって、
前記第1のサーバ装置は、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う前記第2のサーバ装置の前記ネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持する第1の保持手段と、
前記第1の保持手段が保持する複数のセットのうち、前記第1の携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する第1の受信手段と、
要求された絵文字の画像データと、当該画像データとセットとなっているアドレスデータを前記第1の保持手段から取得して前記携帯端末装置に送信する第1の送信手段とを備え、
前記第1の携帯端末装置は、
前記第1のサーバ装置から、所望のセットを受信する第2の受信手段と、
前記第2の受信手段が受信した前記所望のセットを保持する第2の保持手段と、
前記入力部を用いて入力したメール本文中に、前記第2の保持手段が保持する絵文字の画像データを配置する指示が前記入力部を用いて入力された場合、前記メールのデータ中に、前記絵文字の画像データを特定する情報、及び当該画像データとセットになっているアドレスデータとを記述する記述手段とを備え、
前記第2の携帯端末装置は、
前記メールの文章と共に、前記記述手段による記述に従って前記メール本文中に前記絵文字の画像データを表示する表示手段と、
前記絵文字の画像データを前記入力部を用いて指示された場合、前記絵文字の画像データとセットになっているアドレスデータで指定される前記第2のサーバ装置に、前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを前記前記第2のサーバ装置が判断可能な送信情報を送信する第2の送信手段と、
前記送信情報に応じた結果を前記第2のサーバ装置から受信して前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、
前記第2のサーバ装置は、
各拠点に設けられた夫々の店舗に固有の情報を、当該夫々の店舗の位置情報と共に保持する第3の保持手段と、
前記夫々の店舗のうち、いくつかの店舗で共有される情報を保持する第4の保持手段と、
前記第2の携帯端末装置から送信された送信情報を受信する第3の受信手段と、
前記送信情報が、前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断手段と、
前記送信情報が前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と前記夫々の店舗の位置情報とを用いて前記第2の携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の店舗の夫々に固有の情報を前記第3の保持手段から取得し、前記第2の携帯端末装置に送信する第3の送信手段と、
前記送信情報が前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記いくつかの店舗で共有される情報を前記第4の保持手段から取得し、前記第2の携帯端末装置に送信する第4の送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0024】
本発明の目的を達成するために、例えば本発明のサーバ装置は以下の構成を備える。
【0025】
すなわち、携帯端末装置に対してネットワークを介して各種の情報提供を行うサーバ装置であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データ、当該店舗を特定する特定データ、前記サーバ装置の前記ネットワーク上におけるアドレスを示すアドレスデータのセットを複数保持する第1の保持手段と、
前記第1の保持手段が保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する第1の受信手段と、
要求された絵文字の画像データ、当該画像データとセットとなっているアドレスデータ、特定データを前記第1の保持手段から取得して前記携帯端末装置に送信する第1の送信手段と
各店舗の夫々について、各拠点に設けられた夫々の支店に固有の情報を、当該夫々の支店の位置情報と共に保持する第2の保持手段と、
前記夫々の支店のうち、いくつかの支店で共有される情報を保持する第3の保持手段と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する第2の受信手段と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と、前記特定データで特定される店舗の夫々の支店の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の支店の夫々に固有の情報を前記第2の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記特定データで特定される店舗のいくつかの店舗で共有される情報を前記第3の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第3の送信手段と
を備えることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
【0027】
[第1の実施形態]
図1に、本実施形態に係るシステムの基本構成を示す。本実施形態に係るシステムは、携帯端末装置101,基地局102,ネットワーク103,サーバ装置104,サーバ装置105,106,107,携帯端末装置108により構成されている。
【0028】
本実施形態では携帯端末装置101を携帯電話としているが、これに限定されるものではなく、ほかにもPDAやノート型パソコンなどであっても良い。携帯端末装置101には、各種の情報を表示可能な表示部101aと、各種の指示を入力可能な操作部101bが備わっている。また、携帯端末装置101は、ダウンロードした絵文字に係るデータを複数登録したり、作成中のメールの文章のデータを記憶するためのメモリ101cと、各種の処理を行うCPU101dとを備える。
【0029】
基地局102は、ネットワーク103を介して携帯端末装置101や携帯端末装置108等の携帯端末装置とサーバ装置104,105,106,107とのデータ通信を行うためのものである。基地局が行う処理は周知の通りであるので、ここでの説明は省略する。ネットワーク103は、一般にインターネットを指すがこれに限定されるものではない。
【0030】
サーバ装置104は、A社のマークを示す絵文字の画像データ、B社のマークを示す絵文字の画像データ、C社のマークを示す絵文字の画像データを記憶保持すると共に、夫々の会社に関する情報提供サービスを行うサーバ装置105、106,107のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータを記憶保持する。
【0031】
そして例えば携帯端末装置101からA社のマークを示す絵文字の画像データのダウンロードの要求を受けた場合、サーバ装置104は要求に応じてA社のマークを示す絵文字の画像データと共に、A社に関する情報提供サービスを行うサーバ装置105のアドレスデータを携帯端末装置101に送信する。
【0032】
サーバ装置104は、CPU110、RAM111、ROM112、表示部113、外部記憶装置114,記憶媒体ドライブ115,そしてI/F116により構成されている。
【0033】
CPU110は、RAM111やROM112に記憶されているプログラムやデータを用いてサーバ装置104全体の制御を行うと共に、サーバ装置104と他の機器とのデータ通信をも制御する。RAM111は外部記憶装置114、もしくは記憶媒体ドライブ115からロードされたプログラムやデータを記憶保持するエリアを備えると共に、CPU110の処理対象のデータを一時的に記憶したり、CPU110が各種の処理を行うために使用するワークエリアを備える。
【0034】
ROM112はサーバ装置104全体の制御を行うためのプログラムやデータを格納する。表示部113はCRTや液晶画面などにより構成されており、サーバ装置104の状態や、サーバ装置104に絵文字の画像データと、この絵文字に応じた情報提供を行うサーバ装置のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとを登録するための操作画面などを表示する。
【0035】
外部記憶装置114は、ハードディスクドライブ装置に代表される大容量情報記憶装置で、絵文字の画像データと、この絵文字に応じた情報提供を行うサーバ装置のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとのセットを複数記憶保持している。
【0036】
即ち本実施形態では外部記憶装置114は、A社のマークを示す絵文字の画像データと、A社に関する情報提供を行うサーバ装置105のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとのセット、B社のマークを示す絵文字の画像データと、B社に関する情報提供を行うサーバ装置106のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとのセット、C社のマークを示す絵文字の画像データと、C社に関する情報提供を行うサーバ装置107のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとのセットを記憶保持する。
【0037】
例えば本実施形態に係る外部記憶装置114は、図5に示すような各絵文字の画像データと、各アドレスデータとを関連づけたテーブルを記憶保持する。
【0038】
また、外部記憶装置114は他の機器とのデータ通信を行うためのプログラムやデータなどを記憶しており、これらは必要に応じてRAM111に読み出される。なお、これらのプログラムやデータはCD−ROMやDVD−ROMなどの記憶媒体に記憶させておいてもよく、その場合、記憶媒体ドライブ115により、これらの記憶媒体が記憶しているプログラムやデータを読み出し、RAM111や外部記憶装置114に読み出したプログラムやデータを出力する。
【0039】
116はI/F部で、上記ネットワーク103と接続するためのもので、ネットワークを介して他の機器とのデータ通信を行うために使用される。117は上述の各部を繋ぐバスである。
【0040】
105,106,107は夫々、A社、B社、C社に対して設けられたサーバ装置で、夫々A社、B社、C社に関する後述の情報提供サービスを行う。なお、A社、B社、C社はいずれも各拠点に支店(店舗)を有しているものとする。また、A社、B社、C社もまた夫々を「店舗」と呼称する場合がある。
【0041】
本実施形態では説明上、A社をコンビニエンスストアの会社、B社を電気店の会社、C社を飲食店の会社とする。よってサーバ装置105はA社のコンビニエンスストアに関する情報を提供するサービスを行い、サーバ装置106はB社の電気店に関する情報を提供するサービスを行い、サーバ装置107はC社の飲食店に関する情報を提供するサービスを行う。各情報提供サービスに関する詳細な説明は後述する。
【0042】
なお本実施形態では会社の数(会社のサーバの数)を3つとしているが、この数に限定されるものではない。また、A社、B社、C社が何の会社であっても良いことはいうまでもない。また例えば、A社を(店舗を)各地に点在している美術館などの公共施設に関する情報提供を行うための施設としても良い。その場合、A社に対して設けられるサーバ装置105は、美術館に関する情報を提供するサービスを行う。
【0043】
次にサーバ装置105の基本構成について説明する。なお、本実施形態ではサーバ装置106,107もサーバ装置105の基本構成と同じものであるとするので、以下の説明はサーバ装置106,107についても同様であるが、以下の説明をサーバ装置106,107に対する説明とするためには、「サーバ装置105」を夫々「サーバ装置106」、「サーバ装置107」と読み替え、更に「A社」を夫々「B社」、「C社」と読み替えればよい。
【0044】
しかし、夫々のサーバ装置は全く同じ構成である必要はなく、以下説明する為の処理を行うだけの構成を有していればよい。
【0045】
CPU150は、RAM151やROM152に記憶されているプログラムやデータを用いてサーバ装置105全体の制御を行うと共に、サーバ装置105と他の機器とのデータ通信をも制御する。RAM151は外部記憶装置154、もしくは記憶媒体ドライブ155からロードされたプログラムやデータを記憶保持するエリアを備えると共に、CPU150の処理対象のデータを一時的に記憶したり、CPU150が各種の処理を行うために使用するワークエリアを備える。
【0046】
ROM152はサーバ装置105全体の制御を行うためのプログラムやデータを格納する。表示部153はCRTや液晶画面などにより構成されており、サーバ装置105の状態や、A社に関する情報提供サービスを行うプログラムやデータをサーバ装置105に登録するための操作画面などを表示する。
【0047】
外部記憶装置114は、ハードディスクドライブ装置に代表される大容量情報記憶装置で、A社の夫々の店舗に固有の情報を、夫々の店舗の位置情報と共に保持すると共に、A社の夫々の店舗のうち、いくつかの店舗で共有される情報を保持する。外部記憶装置114が保持する情報群については後述する。
【0048】
また、外部記憶装置114は他の機器とのデータ通信を行うためのプログラムやデータなどを記憶しており、これらは必要に応じてRAM151に読み出される。なお、これらのプログラムやデータはCD−ROMやDVD−ROMなどの記憶媒体に記憶させておいてもよく、その場合、記憶媒体ドライブ155により、これらの記憶媒体が記憶しているプログラムやデータを読み出し、RAM151や外部記憶装置154に読み出したプログラムやデータを出力する。
【0049】
156はI/F部で、上記ネットワーク103と接続するためのもので、ネットワークを介して他の機器とのデータ通信(データの送受信)を行うために使用される。157は上述の各部を繋ぐバスである。
【0050】
携帯端末装置108は携帯端末装置101と同様の携帯端末装置であり、表示部108a、操作部108b、メモリ108c、CPU108dを備えるが、本実施形態の携帯端末装置108はこれに加えてGPS機能を有する。
【0051】
<絵文字のデータのダウンロード>
上記システムにおいて、サーバ装置104が記憶保持する複数のセット(夫々のセットは絵文字の画像データと、この絵文字に応じた情報提供を行うサーバ装置のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータとで構成されている)の中から、携帯端末装置101から要求された絵文字の画像データと、この画像データとセットとなっているアドレスデータを取得して、サーバ装置104から携帯端末装置101にダウンロードするために、サーバ装置104、携帯端末装置101の夫々が行う処理について、同処理のフローチャートを示す図2を用いて以下説明する。
【0052】
なお、図2において、サーバ装置104が行う処理に従ったプログラムは外部記憶装置114に保存されており、RAM111にロードし、CPU110がこのプログラムを実行することで、サーバ装置104は以下説明するサーバ装置104が行うべき処理を実現する。
【0053】
同様に、図2において携帯端末装置101が行う処理に従ったプログラムはメモリ101cに保持されており、CPU101dがこのプログラムを実行することで、携帯端末装置101は以下説明する携帯端末装置101が行うべき処理を実現する。
【0054】
なお、図2に示したフローチャートに従った処理が行われる前に、携帯端末装置101はサーバ装置104とデータ通信が可能な状態になっており、サーバ装置104が記憶保持する複数のセットの中から所望のセットを選択して携帯端末装置101にダウンロードするための画面が携帯端末装置101の表示部101aに表示されている状態になっているものとする。これは携帯端末装置101から、サーバ装置104が提供する、絵文字ダウンロードサイトにアクセスすることで実現することができる。
【0055】
図3は、携帯端末装置101の表示部101aに表示される、上記ダウンロードサイトの画面の表示例を示す図である。同図において301乃至303は夫々サーバ装置104が記憶保持する(具体的には外部記憶装置114が記憶保持する)絵文字の画像データである。本実施形態では画像301はA社のマーク、画像302はB社のマーク、そして画像303はC社のマークを示しているものとする。なお各画像の表示形態としてはサムネイル表示を行うのが好ましい。
【0056】
よって例えば画像301(A社のマークを示す絵文字の画像データ)を携帯端末101が有する操作部101bを用いて選択し、選択した画像301のデータを携帯端末装置101にダウンロードすれば、その後この携帯端末装置101を用いて例えば「今日、A社のコンビニエンスストアに行った」という文章をメールとして作成する場合、「A社のコンビニエンスストア」の部分の代わりにダウンロードした絵文字の画像データ(即ち、A社のマークを示す絵文字「@」の画像データ)を用いて「今日、@に行った」という、メールの本文中に絵文字の画像を含むメールを作成することができる。
【0057】
なお、同図では3つ以上の絵文字の画像は便宜上省略しているが、3つ以上の絵文字の画像を表示しても良い。また表示する絵文字の画像が表示部101aに表示しきれない場合、操作部101bを用いてボタン306,307を押下することで、表示領域内に表示される絵文字の画像を上下にスクロールさせることができる。これにより、表示領域内に表示しきれない絵文字の画像も表示させることができる。
【0058】
よって実際に携帯端末装置101のユーザが所望の絵文字の画像データのダウンロードを行いたい場合、ユーザは操作部101bを操作してカーソル305を移動させ、ダウンロードしたい絵文字の画像を選択する。また必要に応じて上記ボタン306,307を押下して上記絵文字表示領域をスクロールさせても良い。同図の状態では現在選択している絵文字の画像は301の絵文字である。
【0059】
なお現在選択している絵文字を特定する方法はこれに限定されるものではなく、他にも例えば、選択されている絵文字のみ枠を表示しても良いし、選択されている絵文字以外の絵文字の画像を選択されている画像に比べて暗く表示しても良い。
【0060】
以上説明した方法によりダウンロードする対象の絵文字が決定したところで、ダウンロードする絵文字の画像領域を指示(クリックなど、決定した絵文字の画像を指示する行為であればよい)すると、ダウンロードする対象の絵文字が決定するので、携帯端末装置101からサーバ装置104に対して、決定した絵文字の画像データ(のダウンロード)を要求する(ステップS211)。
【0061】
サーバ装置104のCPU110はこの要求を受信すると(ステップS201)、要求に応じた絵文字の画像データと、この絵文字とセットになっているアドレスデータを外部記憶装置114から特定してRAM111にロードし、携帯端末装置101に送信する(ステップS202)。
【0062】
携帯端末装置101はサーバ装置104から送信された絵文字の画像データとアドレスデータとのセットを受信し、上記メモリ101cに格納する(ステップS212)。これにより、携帯端末装置101を用いてメールを作成する際に、ダウンロードした絵文字の画像データを用いることができる。
【0063】
<ダウンロードした絵文字の画像データを用いたメールの作成>
上述の通り、ダウンロードした絵文字の画像データは、携帯端末装置101において、メールを作成する際に用いることができる。よって以下では、作成しているメールの文章中の所望の位置に、ダウンロードした絵文字の画像データを配置する場合に、携帯端末装置101が行う処理について説明する。
【0064】
なお本実施形態に係るメールは文章中に画像を配置するわけであるから、メールのデータはHTML形式でメモリ101cに記述されるものとする。よって以下、メールのデータをHTMLデータと呼称する場合もある。なお、メールのデータをHTML形式でメモリ101cに記述する処理は携帯端末装置101のCPU101dが行い、携帯端末装置101のユーザは単にメールの文章を入力したり、絵文字の画像データを選択し、配置指示を行う操作を行うだけでよい。
【0065】
また、携帯端末装置101はHTML形式で記述されたメールのデータを表示部101aに表示するわけであるから、本実施形態に係る携帯端末装置101はHTMLブラウザ機能(メールのデータに含まれるタグを解釈し、それに従った処理を行う機能)を有しているものとする。なお、ブラウザ機能は携帯端末装置101内に予め記憶されているHTMLブラウザプログラムをCPU101dが実行することにより実現される。
【0066】
携帯端末装置101のユーザが操作部101bを用いて周知の方法によりメールの文章を入力すると、入力された文章のデータはメモリ101cに入力される。即ち、メモリ101cには作成中のメールの文章のデータが記憶されている。
【0067】
図11(a)、(b)は夫々、「今日に行ってきたよ」というメールの文章を入力した場合に表示部101aに表示される画面と、そのときにメモリ101cに記憶されているメールの文章データの内容を示す図である。操作部101bを用いて「今日に行ってきたよ」と入力すると、表示部101aには入力したとおりの文章「今日に行ってきたよ」が表示され、メモリ101cには「今日に行ってきたよ」という文字列のデータ(例えば文字コード群)が記憶される。また上述の通り本実施形態ではメールのデータはCPU101dによりHTML形式でメモリ101cに記述されるので、CPU101dはユーザによるメールの作成に先立って、メールのデータの先頭、末尾には夫々<HTML>、</HTML>のタグを付ける。なお、これ以外にもメールの書式を制御するためのタグを付けても良い。
【0068】
次に、携帯端末装置101のユーザが作成中のメールの文章である「今日に行ってきたよ」中の所望の位置(例えば文章中のカーソルの位置であって、以下の説明では「今日」と「に行ってきたよ」の間の位置とする)に、所望の絵文字の画像データを配置したい場合、まず所望の絵文字の画像データを選択する必要がある。これについては例えば操作部101bを操作してダウンロードした絵文字の画像データを表示部101aに一覧表示させ(一覧表示されるのは例えばダウンロードした絵文字の画像データのサムネイル画像であっても良い)、一覧表示された中から操作部101bを用いて所望の絵文字画像データを選択する。
【0069】
この一覧表示される対象は、例えば特定のフォルダ(ダウンロードした絵文字の画像データを保存するためのフォルダ)内の全ての画像データとする。
【0070】
その結果、配置する所望の絵文字の画像データを決定することができるので、CPU101dは、メモリ101cに予めダウンロードされたプログラムを実行することで、図12に示すように、メモリ101cが保持する「今日に行ってきたよ」の文章データにおいて、「今日」と「に行ってきたよ」の間に、タグ1201a、1201bを記述する。
【0071】
図12は、上記所望の絵文字を「@」(画像ファイル名はatto.gif)とした場合に、CPU101dによってメモリ101cに記述された結果(HTMLデータ)を示す図である。またこの場合、絵文字「@」の画像データは携帯端末装置101のメモリ101cに予め上述の処理によってダウンロードされているものとする。
【0072】
「今日@に行ってきたよ」において絵文字の画像データ以外の部分「今日」、「行ってきたよ」は上述の通り文字列のデータとしてメモリ101cに記憶される。一方、絵文字「@」の画像データを配置する位置、即ち上記所望の位置に対応するメモリ101cにおける位置には、携帯端末装置101のメモリ101cにおいて絵文字「@」の画像データを指定するデータ(タグ)1201aと共に、絵文字「@」に応じた情報提供(A社に関する情報提供)を行うサーバ装置105のネットワーク上のアドレスを指定するアドレスデータに従ったタグ1201bが記述されている。
【0073】
タグ1201aは、メモリ101c中の絵文字「@」の画像データの位置(「../data/image/atto.gif」)を示すものであり、CPU101dはこのタグ1201aを参照すると、メモリ101c中の絵文字「@」の画像データの所在を特定することができる。ちなみにこの場合、上記特定のフォルダは「../data/image/」に対応する。
【0074】
タグ1201bは、絵文字「@」に応じた情報提供(A社に関する情報提供)を行うサーバ装置105のネットワーク上のアドレスを指定するためのタグである。タグ1201bは、絵文字「@」の画像データと共にサーバ装置104から受信したアドレスデータをタグとして用いたものである。
【0075】
このような処理を携帯端末装置101が行うことにより、携帯端末装置101のユーザにHTMLに関する知識が無くても、メール本文中の所望の位置に、絵文字の画像データを配置することができる。
【0076】
なお本実施形態では、サーバ装置105と携帯端末装置101とはインターネットを介して通信可能であるので、このタグ1201bにはアドレスとしてURLを用いているが、ネットワークの種類によってはアドレスの表現方法はこれに限定されるものではない。
【0077】
またこのタグ1201bは厳密には、サーバ装置105がA社に関する情報提供を行うためのプログラムやデータを保持している外部記憶装置114内の場所のネットワーク上のアドレスデータであるが、説明上、タグ1201bは「A社のサーバ装置105のネットワーク上のアドレスを指定するためのもの」とする。
【0078】
図12に示したメモリ101cが保持するメールデータに従った表示部101aへの表示は図4に示す如く行われる。図4は、図12に示したメモリ101cが保持するメールデータに従った表示部101aにおける表示を示す図である。上述の通り携帯端末装置101はブラウザ機能を有しているので、以下の通り各タグを解釈して表示する。
【0079】
文字列データの部分「今日」、「に行ってきたよ」はそのまま文字列として表示部101aに表示される。また、タグ1201aはブラウザ機能により解釈され、「../data/image/atto.gif」で特定される絵文字「@」の画像データ401をタグ1201aの位置、すなわち「今日」の次の位置に表示する。タグ1201bはブラウザ機能により解釈され、絵文字「@」の画像データ401は指示可能であることを示すために、絵文字「@」の画像データに枠が表示される。
【0080】
上記タグ1201a、1201bに係る機能については周知の通りであるので、これ以上の説明は省略する。
【0081】
なお、指示可能な絵文字を示す方法はこれに限定されるものではなく、HTML(CGI)のプログラムによっては画像の色を反転させたり、点滅させたりして、指示可能な絵文字を示しても良い。
【0082】
以上のようにして、ダウンロードした絵文字を用いてメールを作成することができるので、メールの作成が完了して携帯端末装置101のユーザは操作部101bを用いて送信指示を入力すると、CPU101dはメモリ101cに記憶されているメールのデータ(HTMLデータ)と、HTMLデータで参照されている絵文字の画像データ(上述の説明では絵文字「@」の画像データ)とを送信メールとして他の装置に送信する処理を行う(メールの送信については基地局102を介して行われるが、メールの送受信技術に関しては公知であるためにここでの説明を省略する)。
【0083】
<ダウンロードした絵文字の利用>
図12に示したメールのデータ(HTMLデータ)及び、絵文字「@」の画像データを送信メールとして携帯端末装置101から携帯端末装置108に送信した場合に、携帯端末装置108においてこのメールに含まれる絵文字の利用について説明する。
【0084】
携帯端末装置108は受信したHTMLデータ、絵文字「@」の画像データに従って送信メールの内容を表示部108aに表示するので、携帯端末装置101と同様、HTMLブラウザ機能(メールのデータに含まれるタグを解釈し、それに従った処理を行う機能)を有しているものとする。なお、ブラウザ機能は携帯端末装置108内に予め記憶されているHTMLブラウザプログラムをCPU108dが実行することにより実現される。
【0085】
携帯端末装置108は携帯端末装置101から送信された送信メールを受信すると、メモリ108cに格納する。ここで、送信メールに含まれるHTMLデータ中のタグ1201aによれば、絵文字「@」の画像データはメモリ108c中の「../data/image/atto.gif」で特定される位置に格納されていないと、CPU108dは表示すべき絵文字「@」の画像データをメモリ108cから特定することができず、HTMLデータに従ったメールの内容を表示部108aに表示した場合、文字列(「今日」の部分と「に行ってきたよ」の部分)のみが表示され、絵文字「@」の画像データを表示すべきところに絵文字「@」の画像データが表示されないことになる。
【0086】
よって携帯端末装置108のメモリ108cには、予め「/data/image/」のフォルダが作成されており、携帯端末装置101から受信した絵文字「@」の画像データはこのフォルダに格納するものとする。
【0087】
また送信メールに含まれるHTMLデータはメモリ108cの空きエリアに格納される。
【0088】
これにより、携帯端末装置108は携帯端末装置101から送信された送信メールに含まれるHTMLデータ、絵文字「@」の画像データに従ってメールの内容を表示部108aに表示することができる。本実施形態の場合、携帯端末装置108が有する表示部108aには図4に示した画面と同じものが表示される。
【0089】
次に、表示部108aに表示された絵文字「@」の画像データを用いて、サーバ装置105からA社に関する情報提供サービスを受けるためにサーバ装置105、携帯端末装置108が行う処理について、同処理のフローチャートを示す図6を参照して説明する。
【0090】
なお、図6において、サーバ装置105が行う処理に従ったプログラムは外部記憶装置154に保存されており、RAM151にロードし、CPU150がこのプログラムを実行することで、サーバ装置105は以下説明するサーバ装置105が行うべき処理を実現する。
【0091】
同様に、図6において携帯端末装置108が行う処理に従ったプログラムはメモリ108cに保持されており、CPU108dがこのプログラムを実行することで、携帯端末装置108は以下説明する携帯端末装置108が行うべき処理を実現する。
【0092】
携帯端末装置108のユーザが操作部108bを用いて領域401、即ち、「@」の部分を指示(クリックなど、領域401を指示する行為であればよい)すると、携帯端末装置108のCPU108dは、メモリ108cに格納しているHTMLデータ中のタグ1201bを参照し、サーバ装置105のアドレスを特定する。その結果、特定したアドレス、即ちサーバ装置105にアクセスすることができる(ステップS651)。
【0093】
また、携帯端末装置108には上述の通りGPS機能が搭載されており、この機能を用いることで携帯端末装置108自身の位置が計測可能であるため、ステップS651では更にサーバ装置105に携帯端末装置108の現在位置(緯度、経度)を示す情報を送信情報として送信する処理も行う。なお、携帯端末装置の位置を得る方法としては本実施形態ではGPS機能を用いているが、他にも例えば、近くの基地局(本実施形態の場合、基地局102)からこの基地局の位置(緯度、経度)を近似的に携帯端末装置108の位置として得る方法などがあり、それらの技術については周知の通りであるので、これについての説明は省略する。
【0094】
なお、携帯端末装置108にGPS機能が搭載されていない場合、本実施形態では位置情報として例えば、緯度、経度共に「999」の用に、緯度、経度を表す数値としてあり得ない数値を用いるが、これに限定されるものではない。
【0095】
以上のようにして、携帯端末装置108は、自身の位置を得ることができるか否かを判断し、その判断結果に応じて送信情報を生成するが、このような処理をCPU108dに行わせるプログラムはメモリ108cに予め保持されているものとする。
【0096】
サーバ装置105は携帯端末装置108からのアクセスを検知し、上記送信情報を受信すると(ステップS601)、送信情報を参照し、送信情報が携帯端末装置108の位置を示す情報であるか否か、言い換えれば、「携帯端末装置108のGPS機能の有無」を判断する(ステップS602)。
【0097】
判断の方法としては、送信情報に含まれる(緯度、経度)の情報が「999」などのあり得ない数値ではない場合、送信情報は携帯端末装置108の位置情報であると判断することができるので、サーバ装置105は携帯端末装置108にはGPS機能が備わっていると判断する。
【0098】
一方、送信情報に含まれる(緯度、経度)の情報が「999」などのあり得ない数値の場合、送信情報は携帯端末装置108の位置情報はないとであると判断することができるので、サーバ装置105は携帯端末装置108にはGPS機能は備わっていないと判断する。
【0099】
ステップS602における判断の結果、携帯端末装置108にGPS機能が備わっていると判断した場合、処理をステップS603に進め、サーバ装置105は携帯端末装置108の近傍に位置する所定個数の支店データをRAM151にロードする(ステップS603)。
【0100】
ステップS603における処理について、更に詳細に説明する。図7(a)は、A社が有する各支店のコンビニエンスストアの緯度、経度を示すテーブルを示す図、図7(b)は、図7(a)に示した各支店に固有のデータである支店データ群(有楽町支店データは有楽町支店固有のデータ、銀座支店データは銀座支店固有のデータ、新宿支店データは新宿支店固有のデータ)を示す図である。支店データについては後述する。これらのテーブル、そして支店データは、サーバ装置105の外部記憶装置154内に保存されている。
【0101】
ステップS603では携帯端末装置108の位置情報と図7(a)に示すテーブルとにおいて夫々の緯度、経度を比較し、携帯端末装置108の位置と近い順に所定個数の支店を検索する。この「所定の数」は予めサーバ装置105で設定していても良いし、携帯端末装置108で設定しても良い。そして検索した支店(携帯端末装置108の近傍に位置する支店)の支店データを外部記憶装置154から取得してRAM151にロードする。
【0102】
なお、図7(a)、図7(b)に示したテーブル、支店データはA社のコンビニエンスストアに関するものに限定されることなく、B社の電気店、C社の飲食店に関するものであっても良い。その場合、図7(a)、図7(b)に示したテーブル、支店データがB社の電気店に関するものであれば、このテーブル、そして支店データはサーバ装置106の外部記憶装置内に保存されることになり、図7(a)、図7(b)に示したテーブル、支店データがC社の飲食店に関するものであれば、このテーブル、そして支店データはサーバ装置107の外部記憶装置内に保存されることになる。
【0103】
図6に戻って、ステップS602における判断の結果、携帯端末装置108にGPS機能が備わっていないと判断した場合、A社のコンビニエンスストアの複数の支店のうち、いくつかの支店で共有される情報(一般データ)を外部記憶装置154から取得してRAM151にロードする(ステップS604)。一般データとしては例えば、いくつかの支店で行われるセールに関する情報、いくつかの支店でクーポンとして使用可能な画面を携帯端末装置108が有する表示部108aに表示させるための情報などがある。これら一般データはサーバ装置105の外部記憶装置154内に予め保存されている。
【0104】
そして、外部記憶装置154から取得してRAM151にロードされたいくつかの支店データ、もしくは一般データを携帯端末装置108に送信する(ステップS605)。携帯端末装置108は受信したいくつかの支店データ、もしくは一般データを受信し(ステップS652)、表示部108aに受信したデータを表示する(ステップS653)。
【0105】
図8は、受信したいくつかの支店データを携帯端末装置108の表示部108aに表示した場合の表示例を示す図である。なお同図ではA社のコンビニエンスストアを「○Xストア」と呼称している。
【0106】
表示部108aには各支店データ801,802が表示されている。本実施形態では支店データには、住所、電話番号、ファックス番号等のテキストデータ、そして支店近辺の地図情報(画像データ)が含まれているものとするが、これに限定されるものではない。なお、図8では、2つの支店データを表示しており、表示スペースの関係上、各支店の住所のみを表示している。
【0107】
よって本実施形態に係るシステムによると、携帯端末装置108のユーザは、携帯端末装置108がGPS機能を有している場合には、受信したメール中の絵文字を用いて、自身の位置の近傍の支店、例えばコンビニエンスストアの情報を得ることができる。
【0108】
なお、同図では2つ以上の支店データは便宜上省略しているが、2つ以上の支店データを表示しても良い。また表示する支店データが表示部108aに表示しきれない場合、操作部108bを用いてボタン803,804を押下することで、支店データの表示領域内に表示される支店データを上下にスクロールさせることができる。これにより、支店データの表示領域内に表示しきれない絵文字も表示させることができる。
【0109】
また、図8に示した画面で携帯端末装置108のユーザは操作部108bを操作してカーソル805を移動させ、より詳細に見たい支店データを選択することができる。同図では現在選択している支店データはカーソル805が指す801の支店データである。なお支店データを選択するための手段はこれに限定されるものではなく、他にも例えば、選択されている支店データのみ枠を表示し、この枠を操作部108bを用いて移動させても良い。また、選択されている支店データを明瞭にするための方法として、例えば、選択されている支店データ以外の支店データの領域を選択されている領域に比べて暗く表示してもよい。
【0110】
以上説明した方法により、より詳細に見たい支店データが決定したところで、見たい支店データの表示領域を指示(クリックなど、見たい支店データを指示する行為であればよい)すると、表示部108aには図9に示す画面が表示される。
【0111】
図9は、図8に示した画面で指示された支店の近傍の地図の画像の表示部108aにおける表示例を示す図である。同図の画像データは上述の通り、支店データに含まれている。同図において901は指示された支店の位置を示す印である。同図の表示画面により、携帯端末装置108のユーザは図8の画面で指示した支店の近傍の地図情報を見ることができるので、携帯端末装置108のユーザは、より詳細に指示した支店の情報を得ることができる。
【0112】
図10は、受信した上記一般データの一例として、セール情報の広告画面データを携帯端末装置108の表示部108aに表示した場合の表示例を示す図である。同図は、7/20〜8/20までの期間にA社のコンビニエンスストアの一部の店舗で20%OFFのキャンペーンを行う旨を示す広告の画面を示す。またこのほかにも一般データとして、会社のホームページのデータであっても良い。
【0113】
以上の説明により、本実施形態に係るシステムによって、各携帯端末装置のユーザが使用可能な絵文字を必要に応じて自身の携帯端末装置にダウンロードすることができると共に、この絵文字を使用したメールを受信した携帯端末装置のユーザは、この絵文字に応じた情報提供サービスを受けることができる。よって、汎用性の高い絵文字を用いたシステムを提供することができる。
【0114】
また、本実施形態では、絵文字を画像としたので、携帯端末装置の機種に依存することなく使用することができる。すなわち、画像データでもって表現されている上記絵文字を用いたメールを他の機種に送信しても、このメールを受信した携帯端末装置の表示画面には送信元の携帯端末装置側で意図した絵文字と同じものを表示させることができる。
【0115】
また本実施形態では情報提供サービスとして絵文字が表現する会社に関する情報を提供するサービスとしたが、これに限定されるものではない。
【0116】
また本実施形態では<ダウンロードした絵文字の利用>において、A社のコンビニエンスストアに関する情報提供サービスについて説明したが、図4に例示した絵文字が絵文字302であった場合、図4に例示した絵文字が絵文字303であった場合であっても、処理の基本は同じであり、提供する情報の内容が異なるのみである。
【0117】
また本実施形態では絵文字は会社を表すものとしたが、一般に標章を表すものとしても良い。
【0118】
また本実施形態ではメールをHTMLにより記述したが、その他のマークアップ言語(例えばSGML等)を用いても良い。その場合、上記ブラウザはそのマークアップ言語に対応したものを用いる必要がある。
【0119】
また本実施形態ではメールの文章を作成した後に絵文字を挿入するといった手順でメールを作成したが、当然この手順はこれに限定されるものではなく、メールの文章の流れ通りに絵文字を挿入するようにしても良い。
【0120】
また本実施形態に係るシステムによると、A社、B社、C社の夫々を示す絵文字がメールを介して一般に広く流通し、そしてその絵文字を用いて自社の情報を閲覧するユーザも増えるわけであるから、携帯端末装置に絵文字をダウンロードさせるためのサーバ装置104は、各社をより広く宣伝するための絵文字を供給する為の装置とすることができる。よって、本実施形態に係るシステムによると、各社の宣伝をより広く行うことができる。
【0121】
[第2の実施形態]
第1の実施形態に係るシステムは、絵文字の画像データと、この絵文字に応じた情報提供サービスを行うサーバ装置のネットワーク上におけるアドレスを示すアドレスデータとのセットを保持するサーバ装置(サーバ装置104)と、情報提供サービスを行うサーバ装置(サーバ装置105、106,107)とは別個の装置であった。
【0122】
本実施形態に係るシステムは、これらのサーバ装置を1つにまとめ、この1つのサーバ装置により、携帯端末装置に絵文字の画像データ、アドレスデータのセットをダウンロード可能にすると共に、各社に対する情報提供サービスを行う。
【0123】
図13は本実施形態に係るシステムの基本構成を示す図である。図1と同じ部分については同じ番号を付けている。同図に示した基本構成は図1に示したものからサーバ装置105〜107を除いたものである。
【0124】
本実施形態に係るサーバ装置1301は、携帯端末装置101から要求された絵文字の画像データと、アドレスデータを送信するが、このアドレスデータは第1の実施形態とは異なり、サーバ装置1301のネットワーク上におけるアドレスを示す。また、サーバ装置1301はこれに加えてこの絵文字に予め付けられたIDを携帯端末装置101に送信する。なお、この絵文字がどの会社を表現するのかを示す情報(絵文字を特定する情報)であればIDでなくても良く、他にも例えば絵文字のファイル名などでも良い。
【0125】
そして携帯端末装置101において受信した絵文字の画像データを用いて第1の実施形態と同様にしてメールを作成し、携帯端末装置108に送信する場合、送信メールにはHTMLデータ、絵文字の画像データと共に、上記IDが含まれる。すなわち、使用されている絵文字のがどの会社を示すものであるかを示す情報が含まれる。
【0126】
よって携帯端末装置108が上記送信メールを受信し、携帯端末装置108のユーザが表示部108aに表示されたメールの本文中の絵文字を指示すると、携帯端末装置108はサーバ装置1301に送信情報を送信することになる。本実施形態ではこの送信情報には携帯端末装置108の位置情報と共に上記IDが含まれているものとする。
【0127】
サーバ装置1301は、第1の実施形態における各サーバ装置105〜107が保持していた情報提供サービスの為のプログラムやデータを夫々の会社毎にID(上記IDと対応する)を付けて外部記憶装置114に保持しており、携帯端末装置108から受信した送信情報に含まれるIDに対応する会社に関する情報提供サービスを第1の実施形態と同様にして行う。
【0128】
携帯端末装置108から送信されたIDを用いて対応する会社が決定すれば、以降、この会社に関する情報提供サービスを行うが、情報提供サービスを行うためにサーバ装置1301が行う処理については第1の実施形態において説明したサーバ装置105が行う処理と同じである。例えばA社(店舗)の支店について、各支店で固有の情報、もしくはいくつかの支店で共有される情報を提供する。
【0129】
以上のように、絵文字のダウンロードサービス、各会社に関する情報提供サービスを行うサーバ装置を1つにまとめることも可能である。
【0130】
なお本実施形態では、サーバ装置1301が、携帯端末装置108にどの会社に関する情報提供サービスを行うのかを決定するために、IDを携帯端末装置108から受信していたが、サーバ装置1301においてどの会社に関する情報提供サービスを行うのかを決定するために手段はこれに限定されるものではなく、他にも例えば、上述の通り、携帯端末装置108において指示した絵文字の画像データのファイル名をサーバ装置1301に送信情報に含めて送信し、サーバ装置1301はこのファイル名からどの会社に関する情報提供サービスを行うのかを決定しても良い。
【0131】
また別の方法を説明する。サーバ装置1301は、夫々の会社に関する情報提供サービスの為のプログラムやデータを夫々異なるフォルダに保持しておく。例えばA社に関する情報提供サービスを行うためのプログラムやデータを保持するフォルダ名を「A−inf」とし、サーバ装置1301のネットワーク上のアドレスを「http://www.xyz.co.jp/」とすると、アドレスデータ(タグ1201b)を、「http://www.xyz.co.jp/A−inf」のように、A社のフォルダを指定するようにすれば、サーバ装置1301はアクセスされたフォルダのプログラムやデータを用いてA社に関する情報提供サービスを行うことができる。この場合、携帯端末装置108からサーバ装置1301に別段IDを送信する必要はない。
【0132】
[他の実施形態]
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0133】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0134】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した(図2、及び/又は図6)フローチャートにおいて、各機器のフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0135】
【発明の効果】
以上の説明により、本発明によって、絵文字、特にメール中に使用される絵文字に応じた情報提供を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るシステムの基本構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るシステムにおいて、サーバ装置104が記憶保持する複数のセットの中から、携帯端末装置101から要求した所望のセットをサーバ装置104から携帯端末装置101にダウンロードするために、サーバ装置104、携帯端末装置101の夫々が行う処理のフローチャートである。
【図3】携帯端末装置101の表示部101aに表示される、上記ダウンロードサイトの画面の表示例を示す図である。
【図4】図4は、図12に示したメモリ101cが保持するメールデータに従った表示部101aにおける表示を示す図である。
【図5】各絵文字の画像データと、各アドレスデータとを関連づけたテーブルを示す図である。
【図6】表示部108aに表示された絵文字「@」の画像データを用いて、サーバ装置105からA社に関する情報提供サービスを受けるためにサーバ装置105、携帯端末装置108が行う処理のフローチャートである。
【図7】(a)は、A社が有する各支店のコンビニエンスストアの緯度、経度を示すテーブルを示す図、(b)は、(a)に示した各支店に固有のデータである支店データ群(有楽町支店データは有楽町支店固有のデータ、銀座支店データは銀座支店固有のデータ、新宿支店データは新宿支店固有のデータ)を示す図である。
【図8】受信したいくつかの支店データを携帯端末装置108の表示部108aに表示した場合の表示例を示す図である。
【図9】図8に示した画面で指示された支店の近傍の地図の画像の表示部108aにおける表示例を示す図である。
【図10】受信した上記一般データの一例として、セール情報の広告画面データを携帯端末装置108の表示部108aに表示した場合の表示例を示す図である。
【図11】(a)は、「今日に行ってきたよ」というメールの文章を入力した場合に表示部101aに表示される画面を示す図、(b)は、そのときにメモリ101cに記憶されているメールの文章データの内容を示す図である。
【図12】所望の絵文字を「@」とした場合に、CPU101dによってメモリ101cに記述された結果(HTMLデータ)を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施形態に係るシステムの基本構成を示す図である。
Claims (20)
- 携帯端末装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置の制御方法であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置の前記ネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットをメモリに複数記憶させる記憶工程と、
前記メモリが保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する受信工程と、
要求された絵文字の画像データと、当該画像データとセットとなっているアドレスデータを前記メモリから取得して前記携帯端末装置に送信する送信工程と
を備えることを特徴とするサーバ装置の制御方法。 - メールの文章の入力、及び各種の指示を入力可能な入力部を備え、入力したメールのデータを外部装置に送信可能な携帯端末装置の制御方法であって、
店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置のネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持するサーバ装置から、所望のセットを受信する受信工程と、
前記受信工程で受信した前記所望のセットをメモリに記憶させる記憶工程と、
前記入力部を用いて入力したメール本文中に、前記メモリが保持する絵文字の画像データを配置する指示が前記入力部を用いて入力された場合、前記メールのデータ中に、前記絵文字の画像データを特定する情報、及び当該画像データとセットになっているアドレスデータとを記述する記述工程と
を備えることを特徴とする携帯端末装置の制御方法。 - 更に、
前記メールの文章と共に、前記記述工程による記述に従って前記メール本文中に前記絵文字の画像データを表示手段に表示する表示工程と、
前記絵文字の画像データを前記入力部を用いて指示された場合、前記絵文字の画像データとセットになっているアドレスデータで指定される装置に、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを前記装置が判断可能な送信情報を送信する送信工程と、
前記送信情報に応じた結果を前記装置から受信して前記表示手段に表示させる表示制御工程と
を備えることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置の制御方法。 - 携帯端末装置に対して各種の情報提供を行うサーバ装置の制御方法であって、
各拠点に設けられた夫々の店舗に固有の情報を、当該夫々の店舗の位置情報と共に、前記サーバ装置が有する第1のメモリに記憶させる第1の記憶工程と、
前記夫々の店舗のうち、いくつかの店舗で共有される情報を、前記サーバ装置が有する第2のメモリに記憶させる第2の記憶工程と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する受信工程と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と前記夫々の店舗の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の店舗の夫々に固有の情報を前記第1のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第1の送信工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記いくつかの店舗で共有される情報を前記第2のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信工程と
を備えることを特徴とするサーバ装置の制御方法。 - 前記夫々の店舗に固有の情報は、夫々の店舗の住所、電話番号、ファックス番号、そして夫々の店舗の近傍の地図情報の何れか1つ以上を含むことを特徴とする請求項4に記載のサーバ装置の制御方法。
- 前記いくつかの店舗で共有される情報は、前記いくつかの店舗で行われるセールに関する情報、前記いくつかの店舗でクーポンとして使用可能な画面を前記携帯端末装置が有する表示部に表示させるための情報の何れか1つ以上を含むことを特徴とする請求項4に記載のサーバ装置の制御方法。
- 携帯端末装置に対してネットワークを介して各種の情報提供を行うサーバ装置の制御方法であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データ、当該店舗を特定する特定データ、前記サーバ装置の前記ネットワーク上におけるアドレスを示すアドレスデータのセットを、前記サーバ装置が有する第1のメモリに複数記憶させる第1の記憶工程と、
前記第1のメモリが保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する第1の受信工程と、
要求された絵文字の画像データ、当該画像データとセットとなっているアドレスデータ、特定データを前記第1のメモリから取得して前記携帯端末装置に送信する第1の送信工程と
各店舗の夫々について、各拠点に設けられた夫々の支店に固有の情報を、当該夫々の支店の位置情報と共に、前記サーバ装置が有する第2のメモリに記憶させる第2の記憶工程と、
前記夫々の支店のうち、いくつかの支店で共有される情報を、前記サーバ装置が有する第3のメモリに記憶させる第3の記憶工程と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する第2の受信工程と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と、前記特定データで特定される店舗の夫々の支店の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の支店の夫々に固有の情報を前記第2のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信工程と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記特定データで特定される店舗のいくつかの店舗で共有される情報を前記第3のメモリから取得し、前記携帯端末装置に送信する第3の送信工程と
を備えることを特徴とするサーバ装置の制御方法。 - 携帯端末装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置の前記ネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持する保持手段と、
前記保持手段が保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する受信手段と、
要求された絵文字の画像データと、当該画像データとセットとなっているアドレスデータを前記保持手段から取得して前記携帯端末装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とするサーバ装置。 - メールの文章の入力、及び各種の指示を入力可能な入力部を備え、入力したメールのデータを外部装置に送信可能な携帯端末装置であって、
店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う装置のネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持するサーバ装置から、所望のセットを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記所望のセットを保持する保持手段と、
前記入力部を用いて入力したメール本文中に、前記保持手段が保持する絵文字の画像データを配置する指示が前記入力部を用いて入力された場合、前記メールのデータ中に、前記絵文字の画像データを特定する情報、及び当該画像データとセットになっているアドレスデータとを記述する記述手段と
を備えることを特徴とする携帯端末装置。 - 更に、
前記メールの文章と共に、前記記述手段による記述に従って前記メール本文中に前記絵文字の画像データを表示する表示手段と、
前記絵文字の画像データを前記入力部を用いて指示された場合、前記絵文字の画像データとセットになっているアドレスデータで指定される装置に、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを前記装置が判断可能な送信情報を送信する送信手段と、
前記送信情報に応じた結果を前記装置から受信して前記表示手段に表示させる表示制御手段と
を備えることを特徴とする請求項9に記載の携帯端末装置。 - 携帯端末装置に対して各種の情報提供を行うサーバ装置であって、
各拠点に設けられた夫々の店舗に固有の情報を、当該夫々の店舗の位置情報と共に保持する第1の保持手段と、
前記夫々の店舗のうち、いくつかの店舗で共有される情報を保持する第2の保持手段と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する受信手段と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と前記夫々の店舗の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の店舗の夫々に固有の情報を前記第1の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第1の送信手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記いくつかの店舗で共有される情報を前記第2の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信手段と
を備えることを特徴とするサーバ装置。 - 前記夫々の店舗に固有の情報は、夫々の店舗の住所、電話番号、ファックス番号、そして夫々の店舗の近傍の地図情報の何れか1つ以上を含むことを特徴とする請求項11に記載のサーバ装置。
- 前記いくつかの店舗で共有される情報は、前記いくつかの店舗で行われるセールに関する情報、前記いくつかの店舗でクーポンとして使用可能な画面を前記携帯端末装置が有する表示部に表示させるための情報の何れか1つ以上を含むことを特徴とする請求項11に記載のサーバ装置。
- メールの文章の入力、及び各種の指示を入力可能な入力部を備え、入力したメールのデータを外部装置に送信可能な第1の携帯端末装置と、当該第1の携帯端末装置とネットワークを介して通信可能な第1のサーバ装置と、前記第1の携帯端末装置から送信されたメールのデータを受信する第2の携帯端末装置と、当該第2の携帯端末装置に対して各種の情報提供を行う第2のサーバ装置とで構成されるシステムであって、
前記第1のサーバ装置は、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データと、当該店舗に関する情報提供を行う前記第2のサーバ装置の前記ネットワーク上のアドレスを示すアドレスデータとのセットを複数保持する第1の保持手段と、
前記第1の保持手段が保持する複数のセットのうち、前記第1の携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する第1の受信手段と、
要求された絵文字の画像データと、当該画像データとセットとなっているアドレスデータを前記第1の保持手段から取得して前記携帯端末装置に送信する第1の送信手段とを備え、
前記第1の携帯端末装置は、
前記第1のサーバ装置から、所望のセットを受信する第2の受信手段と、
前記第2の受信手段が受信した前記所望のセットを保持する第2の保持手段と、
前記入力部を用いて入力したメール本文中に、前記第2の保持手段が保持する絵文字の画像データを配置する指示が前記入力部を用いて入力された場合、前記メールのデータ中に、前記絵文字の画像データを特定する情報、及び当該画像データとセットになっているアドレスデータとを記述する記述手段とを備え、
前記第2の携帯端末装置は、
前記メールの文章と共に、前記記述手段による記述に従って前記メール本文中に前記絵文字の画像データを表示する表示手段と、
前記絵文字の画像データを前記入力部を用いて指示された場合、前記絵文字の画像データとセットになっているアドレスデータで指定される前記第2のサーバ装置に、前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを前記前記第2のサーバ装置が判断可能な送信情報を送信する第2の送信手段と、
前記送信情報に応じた結果を前記第2のサーバ装置から受信して前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、
前記第2のサーバ装置は、
各拠点に設けられた夫々の店舗に固有の情報を、当該夫々の店舗の位置情報と共に保持する第3の保持手段と、
前記夫々の店舗のうち、いくつかの店舗で共有される情報を保持する第4の保持手段と、
前記第2の携帯端末装置から送信された送信情報を受信する第3の受信手段と、
前記送信情報が、前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断手段と、
前記送信情報が前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と前記夫々の店舗の位置情報とを用いて前記第2の携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の店舗の夫々に固有の情報を前記第3の保持手段から取得し、前記第2の携帯端末装置に送信する第3の送信手段と、
前記送信情報が前記第2の携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記いくつかの店舗で共有される情報を前記第4の保持手段から取得し、前記第2の携帯端末装置に送信する第4の送信手段と
を備えることを特徴とするシステム。 - 携帯端末装置に対してネットワークを介して各種の情報提供を行うサーバ装置であって、
メール本文中に使用するための店舗を表現する絵文字の画像データ、当該店舗を特定する特定データ、前記サーバ装置の前記ネットワーク上におけるアドレスを示すアドレスデータのセットを複数保持する第1の保持手段と、
前記第1の保持手段が保持する複数のセットのうち、前記携帯端末装置から所望の絵文字の画像データの要求を受信する第1の受信手段と、
要求された絵文字の画像データ、当該画像データとセットとなっているアドレスデータ、特定データを前記第1の保持手段から取得して前記携帯端末装置に送信する第1の送信手段と
各店舗の夫々について、各拠点に設けられた夫々の支店に固有の情報を、当該夫々の支店の位置情報と共に保持する第2の保持手段と、
前記夫々の支店のうち、いくつかの支店で共有される情報を保持する第3の保持手段と、
携帯端末装置から送信された送信情報を受信する第2の受信手段と、
前記送信情報が、前記携帯端末装置の位置を示す情報であるか否かを判断する判断手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報である場合、当該情報と、前記特定データで特定される店舗の夫々の支店の位置情報とを用いて前記携帯端末装置の近傍に位置する所定個数の支店の夫々に固有の情報を前記第2の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第2の送信手段と、
前記送信情報が前記携帯端末装置の位置を示す情報でない場合、前記特定データで特定される店舗のいくつかの店舗で共有される情報を前記第3の保持手段から取得し、前記携帯端末装置に送信する第3の送信手段と
を備えることを特徴とするサーバ装置。 - コンピュータに、請求項1に記載のサーバ装置の制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
- コンピュータに、請求項2又は3に記載の携帯端末装置の制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
- コンピュータに請求項4乃至6の何れか1項に記載のサーバ装置の制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
- コンピュータに請求項7に記載のサーバ装置の制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
- 請求項16乃至19の何れか1項に記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003097793A JP2004094915A (ja) | 2002-07-12 | 2003-04-01 | サーバ装置の制御方法、携帯端末装置の制御方法、サーバ装置、携帯端末装置、及びシステム |
PCT/JP2003/007228 WO2004008324A1 (ja) | 2002-07-12 | 2003-06-06 | サーバ装置の制御方法、携帯端末装置の制御方法、サーバ装置、携帯端末装置、及びシステム |
AU2003242271A AU2003242271A1 (en) | 2002-07-12 | 2003-06-06 | Server device control method, mobile terminal device control method, server device, mobile terminal device, and system |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002204317 | 2002-07-12 | ||
JP2003097793A JP2004094915A (ja) | 2002-07-12 | 2003-04-01 | サーバ装置の制御方法、携帯端末装置の制御方法、サーバ装置、携帯端末装置、及びシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004094915A true JP2004094915A (ja) | 2004-03-25 |
Family
ID=30117449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003097793A Pending JP2004094915A (ja) | 2002-07-12 | 2003-04-01 | サーバ装置の制御方法、携帯端末装置の制御方法、サーバ装置、携帯端末装置、及びシステム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004094915A (ja) |
AU (1) | AU2003242271A1 (ja) |
WO (1) | WO2004008324A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006252446A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Toshiba Corp | 通信端末 |
JP2007256137A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Clarion Co Ltd | 車載用ナビゲーション装置、その制御方法及び制御プログラム |
JP2010532132A (ja) * | 2007-06-27 | 2010-09-30 | トムソン ライセンシング | 位置検知による自動連絡先情報入力 |
JP2011081601A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Access Co Ltd | 文字入力方法およびプログラム、ならびに通信端末およびウェブサーバ |
JP2015520446A (ja) * | 2012-05-03 | 2015-07-16 | ネイバー コーポレーションNAVER Corporation | メッセンジャ上でスポンサ方式のイメージを利用して広告を提供するシステムおよびその方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09305518A (ja) * | 1996-05-13 | 1997-11-28 | Hitachi Ltd | 情報提供方法およびシステム |
JPH11149483A (ja) * | 1997-11-15 | 1999-06-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 情報配信システム |
JPH11296516A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 絵文字処理装置および方法と絵文字処理プログラムを記録した記録媒体 |
JP2000222411A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-11 | Toppan Forms Co Ltd | データ抽出出力システム及びデータ抽出出力方法 |
-
2003
- 2003-04-01 JP JP2003097793A patent/JP2004094915A/ja active Pending
- 2003-06-06 AU AU2003242271A patent/AU2003242271A1/en not_active Abandoned
- 2003-06-06 WO PCT/JP2003/007228 patent/WO2004008324A1/ja active Application Filing
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006252446A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Toshiba Corp | 通信端末 |
JP4636457B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2011-02-23 | 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ株式会社 | 通信端末 |
JP2007256137A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Clarion Co Ltd | 車載用ナビゲーション装置、その制御方法及び制御プログラム |
JP2010532132A (ja) * | 2007-06-27 | 2010-09-30 | トムソン ライセンシング | 位置検知による自動連絡先情報入力 |
JP2011081601A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Access Co Ltd | 文字入力方法およびプログラム、ならびに通信端末およびウェブサーバ |
JP2015520446A (ja) * | 2012-05-03 | 2015-07-16 | ネイバー コーポレーションNAVER Corporation | メッセンジャ上でスポンサ方式のイメージを利用して広告を提供するシステムおよびその方法 |
JP2016157468A (ja) * | 2012-05-03 | 2016-09-01 | ネイバー コーポレーションNAVER Corporation | メッセンジャ上でスポンサ方式のイメージを利用して広告を提供するシステムおよびその方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2003242271A1 (en) | 2004-02-02 |
WO2004008324A1 (ja) | 2004-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6920488B1 (en) | Server assisted system for accessing web pages from a personal data assistant | |
US7533343B2 (en) | Web page to cellular phone—contact information messaging system | |
US8403222B2 (en) | Method of enabling the downloading of content | |
JP2002269010A (ja) | 電子メール処理システム及びメールサーバ | |
TW200838271A (en) | Transferring task completion to another device | |
US20090288019A1 (en) | Dynamic image map and graphics for rendering mobile web application interfaces | |
JP4096651B2 (ja) | 移動通信端末装置、その制御方法及びプログラム | |
CA2726963A1 (en) | Browser based objects for copying and sending operations | |
WO2007008050A1 (en) | System, apparatus and method for providing a flashcon in a instant messenger of a mobile device | |
JP2005107897A (ja) | アクセスポイント、配信システム及びプログラム | |
JP3555415B2 (ja) | 情報提供サービス方法及びシステム及び情報提供サーバ及び情報提供サービスプログラムを格納した記憶媒体 | |
JP2007299276A (ja) | 情報提供方法、サーバ及び移動体通信端末 | |
JP2004094915A (ja) | サーバ装置の制御方法、携帯端末装置の制御方法、サーバ装置、携帯端末装置、及びシステム | |
JP4448867B2 (ja) | 絵文字提供システム | |
JP2007323537A (ja) | 広告配信システム、情報配信サーバおよび端末装置 | |
JP6934711B2 (ja) | クーポン等利用システム、クーポン等利用プログラム及びクーポン等利用方法 | |
JP2002232935A (ja) | 広告提供方法、データ処理装置および方法、データ通信システム、コンピュータプログラム | |
KR101385107B1 (ko) | 이동 단말의 무선 인터넷 브라우저에서 메모어플리케이션과 연동하여 메모를 관리하는 방법 및 장치 | |
JP4206845B2 (ja) | 情報転送方法 | |
JP2008234303A (ja) | 広告作成装置、広告作成方法及び広告作成プログラム | |
JP2003114844A (ja) | 絵文字ダウンロードシステム、絵文字データ提供装置、携帯電話機及び絵文字ダウンロードプログラム | |
JP2002014905A (ja) | 電子メール送信装置、電子メール受信装置、画像サーバ装置、電子メール送信プログラムを記憶した記憶媒体及び電子メール受信プログラムを記憶した記憶媒体 | |
KR101495022B1 (ko) | 웹 페이지 캐싱에 대한 급부로 광고를 제공하기 위한 시스템, 이를 위한 서버, 이를 위한 단말, 이를 위한 방법 및 이 방법이 기록된 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 | |
JP2004086445A (ja) | メーラーカスタマイズシステム | |
KR20110083769A (ko) | 지도 정보 제공 시스템 및 방법, 그리고 그의 단말기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050404 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050603 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050826 |