JPH11296516A - 絵文字処理装置および方法と絵文字処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

絵文字処理装置および方法と絵文字処理プログラムを記録した記録媒体

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JPH11296516A
JPH11296516A JP10102972A JP10297298A JPH11296516A JP H11296516 A JPH11296516 A JP H11296516A JP 10102972 A JP10102972 A JP 10102972A JP 10297298 A JP10297298 A JP 10297298A JP H11296516 A JPH11296516 A JP H11296516A
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JP10102972A
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Tamio Kihara
民雄 木原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書中に通常の文字と同様に絵文字を記述し
て文書を作成し保存し得る絵文字処理装置および方法と
絵文字処理プログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 文字部品を文字部品作成手段1で作成
し、この作成した文字部品をレイヤ構造、文法制約、要
求条件および文字部品の意味と共に蓄積し、作成された
文字部品を登録したり、登録済みの文字部品を検索条件
に応じて取り出したり、利用頻度を含む管理情報を算出
して保持し、所望の文字部品を文字部品検索選択手段2
で検索して選択し、文字部品を検索し選択しながら文書
編集手段5で絵文字による文書を編集したり、蓄積され
た文書を表示したり、再編集し、文書蓄積手段7におい
て異なる制約条件を持ったり、異なる大きさを持ったり
する絵文字を並べたり、並べ替えたり、詳しく表示した
り省いて表示するために属性を変化させたり、文書を蓄
積するために管理情報を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル化され
た絵文字を列記することにより作成される文書を処理す
る絵文字処理装置および方法と絵文字処理プログラムを
記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ上の文書記述は自然
言語の文字によって行われてきた。ワードプロセッサに
代表される文書処理方法や文書処理装置によってコンピ
ュータ上で文書を作成するには、文字コードが割り付け
られた文字を1字ずつ入力することによって行われる。
通常、英数字の場合は、1文字の文字入力は1回のキー
操作によって行われる。日本語の場合は日本語フロント
エンドプロセッサによって、予め登録された文字コード
を持つ漢字を読みがなによって検索し選択することによ
って漢字かな混じり文を記述する方法が一般的である。
【0003】また、文字コードを持たない文字を利用す
る方法として、予め用意された予備的な文字コードに作
画した字を「外字」として割り当てることが知られてい
る。
【0004】一方で、図形を文書に表示させるときは、
図形を作図するためのソフトウェアツールを用いて作成
し、作成した図形を文章と明確に区別して文書中に配置
することが一般的である。
【0005】また一方で、誰もが理解するための図形文
字として、セマントグラフィやロコスが提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】古来から象形文字とし
て知られている絵文字や、写真をディジタル化した画像
や、コンピュータグラフィックスによって作成した小さ
な絵は、人と人とがコミュニケーションを図るための絵
文字として利用することができる。通常の文字コードが
付与されていないこれら絵文字を文書中に記述したり通
信を行うことによって交換するためには、文字コードに
よらずに処理する必要がある。
【0007】しかしながら、上記のような従来のワード
プロセッサや図形を作図するためのソフトウェアツール
では、文書中に絵文字である小画像を通常の文字と同様
の方法で記述したり、文書として保存することができな
い。外字を利用したとしても、不定形で大きさの異なる
絵文字を多量に登録することは不可能である。
【0008】また、セマントグラフィやロコスのような
標準化された図形文字では、ユーザが新たに絵文字を作
成する方法は提案されていない。
【0009】更に、絵文字を辞書に蓄積し、これを通信
により他の辞書に蓄積された絵文字と交換したりして、
未知の絵文字を獲得していく手法は知られていない。
【0010】また更に、新たに絵文字を作成しようとし
ても、全く新規に絵文字を作成するのはユーザにとって
負担が大きいという問題点があり、絵文字のための部品
を組み合わせて新しい絵文字を作るというような簡単な
方法が必要とされている。
【0011】また、絵文字による文章は、ただ並べただ
けでは意味が伝わりにくい場合が多く、それぞれの絵文
字の文法上の役割やまとまりが判別しにくいという問題
点がある。
【0012】更にまた、絵文字による文章を文法に従っ
て容易に記述するためには、下敷きにできるような文例
が利用できることが必要とされている。
【0013】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、文書中に通常の文字と同様に
絵文字を記述して文書を作成し保存し得る絵文字処理装
置および方法と絵文字処理プログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、事物および行為を意味す
る絵文字である文字部品を作成する文字部品作成手段
と、該文字部品作成手段で作成された文字部品の画像情
報を該文字部品のレイヤ構造、文法制約、文字部品毎に
定められた要求条件および自然言語による文字部品の意
味と共に蓄積する文字部品辞書蓄積手段と、前記文字部
品作成手段で作成された文字部品を前記文字部品辞書蓄
積手段に登録したり、登録済みの文字部品を検索条件に
応じて前記文字部品辞書蓄積手段から取り出したり、利
用頻度を含む管理情報を算出して保持すべく管理する文
字部品辞書管理手段と、前記文字部品辞書蓄積手段に蓄
積されている文字部品から所望の文字部品を前記文字部
品辞書管理手段を介して検索して選択する文字部品検索
選択手段と、文書を蓄積する文書蓄積手段と、前記文字
部品検索選択手段および前記文字部品辞書管理手段を介
して前記文字部品辞書蓄積手段から文字部品を検索し選
択しながら絵文字による文書を編集したり、前記文書蓄
積手段に蓄積された文書を表示すべく読み出したり、再
編集する文書編集手段と、前記文書編集手段で文書を編
集するために、異なる制約条件を持ったり、異なる大き
さを持ったりする絵文字を並べたり、並べ替えたり、詳
しく表示したり省いて表示するために属性を変化させた
り、文書を蓄積するために管理情報を付与する文書管理
手段とを有することを要旨とする。
【0015】請求項1記載の本発明にあっては、絵文字
である文字部品を文字部品作成手段で作成し、この作成
された文字部品の画像情報をレイヤ構造、文法制約、要
求条件および文字部品の意味と共に文字部品辞書蓄積手
段に蓄積し、前記作成された文字部品を登録したり、登
録済みの文字部品を検索条件に応じて取り出したり、利
用頻度を含む管理情報を算出して保持すべく文字部品辞
書管理手段で管理し、蓄積されている文字部品から所望
の文字部品を文字部品検索選択手段で検索して選択し、
文字部品を検索し選択しながら文書編集手段で絵文字に
よる文書を編集したり、蓄積された文書を表示すべく読
み出したり、再編集し、文書を編集するために、文書管
理手段において異なる制約条件を持ったり、異なる大き
さを持ったりする絵文字を並べたり、並べ替えたり、詳
しく表示したり省いて表示するために属性を変化させた
り、文書を蓄積するために管理情報を付与する。
【0016】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、絵文字を記述することにより作成
された文書をネットワークを介して遠隔の他者と交換す
るための通信を行い、該遠隔の他者から受信した文書に
未登録の絵文字が含まれていた場合、該絵文字を前記文
字部品辞書蓄積手段に登録すべく制御する文書通信手段
と、前記文字部品辞書蓄積手段に登録され蓄積されてい
る絵文字をネットワークを介して遠隔の他者と交換する
ための通信を行い、集約的な辞書サーバおよび通信相手
の辞書に未登録の絵文字があった場合に、該絵文字を前
記文字部品辞書蓄積手段に登録すべく制御する辞書通信
手段とを更に有することを要旨とする。
【0017】請求項2記載の本発明にあっては、文書通
信手段を用いて絵文字を記述して作成された文書をネッ
トワークを介して遠隔の他者と通信して交換し、未登録
の絵文字が含まれていた場合、該絵文字を登録し、また
辞書通信手段を用いて絵文字をネットワークを介して遠
隔の他者と通信して交換し、未登録の絵文字があった場
合に絵文字を登録する。
【0018】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
または2記載の発明において、前記文字部品作成手段
が、前記文字部品検索選択手段によって前記文字部品辞
書蓄積手段に登録されている文字部品を読み出し組み合
わせて新たな絵文字を作成したり、該組み合わせ時に
「へん」「つくり」「かんむり」「かまえ」を含む漢字
の部分構成部を型紙として該型紙を充足するように絵文
字を作成したり、複数の文字部品を組み合わせて絵文字
を作成する手段を有することを要旨とする。
【0019】請求項3記載の本発明にあっては、文字部
品を組み合わせて新たな絵文字を作成したり、該組み合
わせ時に「へん」「つくり」「かんむり」「かまえ」を
含む漢字の部分構成部を型紙として該型紙を充足するよ
うに絵文字を作成したり、複数の文字部品を組み合わせ
て絵文字を作成する。
【0020】請求項4記載の本発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、絵文字に文型または
文法上の役割を示す表示または識別を付与する手段およ
び文法構造を型紙化して絵文字による文書の意味を正確
に伝達する型紙化手段を更に有することを要旨とする。
【0021】請求項4記載の本発明にあっては、絵文字
に文型または文法上の役割を示す表示または識別を付与
したり、文法構造を型紙化することにより絵文字による
文書の意味を正確に伝達する。
【0022】また、請求項5記載の本発明は、請求項4
記載の発明において、前記型紙化手段が、絵文字によっ
て記述された文例の特定の主語、補語を含む用語を置換
することにより絵文字による文書を作成する手段を有す
ることを要旨とする。
【0023】請求項5記載の本発明にあっては、絵文字
によって記述された文例の特定の主語、補語を含む用語
を置換することにより絵文字による文書を作成する。
【0024】更に、請求項6記載の本発明は、事物およ
び行為を意味する絵文字である文字部品を作成し、この
作成された文字部品の画像情報を該文字部品のレイヤ構
造、文法制約、文字部品毎に定められた要求条件および
自然言語による文字部品の意味と共に辞書に蓄積し、前
記作成された文字部品を辞書に登録したり、登録済みの
文字部品を検索条件に応じて辞書から取り出したり、利
用頻度を含む管理情報を算出して保持すべく管理し、辞
書に蓄積されている文字部品から所望の文字部品を検索
して選択し、該検索選択を行いながら絵文字による文書
を編集したり、蓄積された文書を表示すべく読み出した
り、再編集し、文書を編集するために、異なる制約条件
を持ったり、異なる大きさを持ったりする絵文字を並べ
たり、並べ替えたり、詳しく表示したり省いて表示する
ために属性を変化させたり、文書を蓄積するために管理
情報を付与することを要旨とする。
【0025】請求項6記載の本発明にあっては、文字部
品を作成し、この作成した文字部品の画像情報をレイヤ
構造、文法制約、要求条件および意味と共に辞書に蓄積
し、前記作成された文字部品を辞書に登録したり、登録
済みの文字部品を検索条件に応じて辞書から取り出した
り、利用頻度を含む管理情報を算出して保持すべく管理
し、蓄積されている文字部品から所望の文字部品を検索
して選択し、該検索選択を行いながら絵文字による文書
を編集したり、蓄積された文書を表示したり、再編集
し、文書を編集するために、異なる制約条件を持った
り、異なる大きさを持ったりする絵文字を並べたり、並
べ替えたり、詳しく表示したり省いて表示するために属
性を変化させたり、文書を蓄積するために管理情報を付
与する。
【0026】請求項7記載の本発明は、請求項6記載の
発明において、絵文字を記述することにより作成された
文書をネットワークを介して遠隔の他者と交換するため
の通信を行い、該遠隔の他者から受信した文書に未登録
の絵文字が含まれていた場合、該絵文字を辞書に登録す
べく制御し、辞書に登録され蓄積されている絵文字をネ
ットワークを介して遠隔の他者と交換するための通信を
行い、集約的な辞書サーバおよび通信相手の辞書に未登
録の絵文字があった場合に、該絵文字を辞書に登録すべ
く制御することを要旨とする。
【0027】請求項7記載の本発明にあっては、絵文字
を記述して作成された文書をネットワークを介して遠隔
の他者と通信して交換し、未登録の絵文字が含まれてい
た場合絵文字を登録し、また絵文字をネットワークを介
して遠隔の他者と通信して交換し、未登録の絵文字があ
った場合に絵文字を登録する。
【0028】また、請求項8記載の本発明は、請求項6
または7記載の発明において、辞書に登録されている文
字部品を読み出し組み合わせて新たな絵文字を作成した
り、該組み合わせ時に「へん」「つくり」「かんむり」
「かまえ」を含む漢字の部分構成部を型紙として該型紙
を充足するように絵文字を作成したり、複数の文字部品
を組み合わせて絵文字を作成することを要旨とする。
【0029】請求項8記載の本発明にあっては、文字部
品を組み合わせて新たな絵文字を作成したり、該組み合
わせ時に「へん」「つくり」「かんむり」「かまえ」を
含む漢字の部分構成部を型紙として該型紙を充足するよ
うに絵文字を作成したり、複数の文字部品を組み合わせ
て絵文字を作成する。
【0030】更に、請求項9記載の本発明は、請求項6
乃至8のいずれかに記載の発明において、絵文字に文型
または文法上の役割を示す表示または識別を付与し、文
法構造を型紙化して絵文字による文書の意味を正確に伝
達することを要旨とする。
【0031】請求項9記載の本発明にあっては、絵文字
に文型または文法上の役割を示す表示または識別を付与
したり、文法構造を型紙化することにより絵文字による
文書の意味を正確に伝達する。
【0032】請求項10記載の本発明は、請求項9記載
の発明において、絵文字によって記述された文例の特定
の主語、補語を含む用語を置換することにより絵文字に
よる文書を作成することを要旨とする。
【0033】請求項10記載の本発明にあっては、絵文
字によって記述された文例の特定の主語、補語を含む用
語を置換することにより絵文字による文書を作成する。
【0034】また、請求項11記載の本発明は、事物お
よび行為を意味する絵文字である文字部品を作成し、こ
の作成された文字部品の画像情報を該文字部品のレイヤ
構造、文法制約、文字部品毎に定められた要求条件およ
び自然言語による文字部品の意味と共に辞書に蓄積し、
前記作成された文字部品を辞書に登録したり、登録済み
の文字部品を検索条件に応じて辞書から取り出したり、
利用頻度を含む管理情報を算出して保持すべく管理し、
辞書に蓄積されている文字部品から所望の文字部品を検
索して選択し、該検索選択を行いながら絵文字による文
書を編集したり、蓄積された文書を表示すべく読み出し
たり、再編集し、文書を編集するために、異なる制約条
件を持ったり、異なる大きさを持ったりする絵文字を並
べたり、並べ替えたり、詳しく表示したり省いて表示す
るために属性を変化させたり、文書を蓄積するために管
理情報を付与する絵文字処理プログラムを記録媒体に記
録することを要旨とする。
【0035】請求項11記載の本発明にあっては、文字
部品を作成し、この作成した文字部品の画像情報をレイ
ヤ構造、文法制約、要求条件および意味と共に辞書に蓄
積し、前記作成された文字部品を辞書に登録したり、登
録済みの文字部品を検索条件に応じて辞書から取り出し
たり、利用頻度を含む管理情報を算出して保持すべく管
理し、蓄積されている文字部品から所望の文字部品を検
索して選択し、該検索選択を行いながら絵文字による文
書を編集したり、蓄積された文書を表示したり、再編集
し、文書を編集するために、異なる制約条件を持った
り、異なる大きさを持ったりする絵文字を並べたり、並
べ替えたり、詳しく表示したり省いて表示するために属
性を変化させたり、文書を蓄積するために管理情報を付
与する絵文字処理プログラムを記録媒体に記録している
ため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることが
できる。
【0036】更に、請求項12記載の本発明は、請求項
11記載の発明において、絵文字を記述することにより
作成された文書をネットワークを介して遠隔の他者と交
換するための通信を行い、該遠隔の他者から受信した文
書に未登録の絵文字が含まれていた場合、該絵文字を辞
書に登録すべく制御し、辞書に登録され蓄積されている
絵文字をネットワークを介して遠隔の他者と交換するた
めの通信を行い、集約的な辞書サーバおよび通信相手の
辞書に未登録の絵文字があった場合に、該絵文字を辞書
に登録すべく制御する絵文字処理プログラムを記録媒体
に記録することを要旨とする。
【0037】請求項12記載の本発明にあっては、絵文
字を記述して作成された文書をネットワークを介して遠
隔の他者と通信して交換し、未登録の絵文字が含まれて
いた場合絵文字を登録し、また絵文字をネットワークを
介して遠隔の他者と通信して交換し、未登録の絵文字が
あった場合に絵文字を登録する絵文字処理プログラムを
記録媒体に記録している。
【0038】請求項13記載の本発明は、請求項11ま
たは12記載の発明において、辞書に登録されている文
字部品を読み出し組み合わせて新たな絵文字を作成した
り、該組み合わせ時に「へん」「つくり」「かんむり」
「かまえ」を含む漢字の部分構成部を型紙として該型紙
を充足するように絵文字を作成したり、複数の文字部品
を組み合わせて絵文字を作成する絵文字処理プログラム
を記録媒体に記録することを要旨とする。
【0039】請求項13記載の本発明にあっては、文字
部品を組み合わせて新たな絵文字を作成したり、該組み
合わせ時に「へん」「つくり」「かんむり」「かまえ」
を含む漢字の部分構成部を型紙として該型紙を充足する
ように絵文字を作成したり、複数の文字部品を組み合わ
せて絵文字を作成する絵文字処理プログラムを記録媒体
に記録している。
【0040】また、請求項14記載の本発明は、請求項
11または13のいずれかに記載の発明において、絵文
字に文型または文法上の役割を示す表示または識別を付
与し、文法構造を型紙化して絵文字による文書の意味を
正確に伝達する絵文字処理プログラムを記録媒体に記録
することを要旨とする。
【0041】請求項14記載の本発明にあっては、絵文
字に文型または文法上の役割を示す表示または識別を付
与したり、文法構造を型紙化することにより絵文字によ
る文書の意味を正確に伝達する絵文字処理プログラムを
記録媒体に記録している。
【0042】更に、請求項15記載の本発明は、請求項
14記載の発明において、絵文字によって記述された文
例の特定の主語、補語を含む用語を置換することにより
絵文字による文書を作成する絵文字処理プログラムを記
録媒体に記録することを要旨とする。
【0043】請求項15記載の本発明にあっては、絵文
字によって記述された文例の特定の主語、補語を含む用
語を置換することにより絵文字による文書を作成する絵
文字処理プログラムを記録媒体に記録している。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係る絵文字処理装置の構成を示すブロック図である。
同図に示す絵文字処理装置は、文字部品作成手段1、文
字部品検索選択手段2、文字部品辞書管理手段3、文字
部品辞書蓄積手段4、文書編集手段5、文書管理手段
6、および文書蓄積手段7から構成されている。
【0045】文字部品作成手段1は、ディジタル画像を
取り込んだり、予め蓄積してある文字部品を組み合わせ
たり、コンピュータグラフィックスによる描画を行うこ
とによって、事物や行為を意味する絵文字を新規に作成
する。例えば、ある人物を表す絵文字は、その人物の顔
写真をディジタル化して得られた画像をファイルから読
み込み、そのまま絵文字として登録すればよい。登録す
る際には、その人物の名前や特徴を自然言語の文字列に
よって絵文字の属性として入力しておけば、名前から検
索できるようになる。
【0046】また、文字部品作成手段1は、通常の図形
を作図するためのペイントソフトの機能を持ち、これに
よって絵を描画することで事物や行為を意味する絵文字
を新たに作成することもできる。当然、絵文字の画像形
式はラスタ形式でもベクタ形式でもよい。また当然、絵
文字とできるのは単なる画像にとどまらず、あるファイ
ルを表すようなアイコンでもよいし、URL(universa
l resource locator)を表すようなリンク情報を表すマ
ークでもよいし、映像や音声を蓄積したマルチメディア
オブジェクトを表すマークでもよい。また、絵文字に
は、その絵文字が意味することを自然言語の文字列を添
えることでよりわかりやすく示したり、音声によって読
み上げることができてもよい。
【0047】文字部品検索選択手段2は、文字部品を新
たに作成するために素材となる文字部品を引用したり、
文書編集のため文字を利用するために、予め蓄積してあ
る文字部品から文字部品を検索して取り出すための指示
を行い、所望の文字部品の選択を行う。
【0048】例えば、人物を表す絵文字を検索するよう
な場合は、名前を自然言語の文字列によって入力して、
予め与えられた絵文字の属性を検索することによって、
候補となる絵文字の一覧を表示させ、これを選択させる
ことによって新たに文字を作成したり文書を編集したり
することができる。自然言語の文字によらなくとも、例
えば「丸い図形を含む」とか「青い色を使っている」と
か「ある絵文字に似ている」等の図形の特徴を指定する
ことでも絵文字を検索し、候補となる絵文字の一覧を表
示させ、これを選択させることもできる。この検索には
画像のパターンマッチングを用いる。図形の特徴を指定
する場合は、マウスやタブレットを用いて指示すればよ
い。これにより自然言語による発音ができないような絵
文字でも検索することができる。
【0049】文字部品辞書管理手段3は、新たに作成さ
れた文字部品を辞書に登録したり、登録済みの文字部品
を検索条件に応じて辞書から取り出したり、利用頻度等
の管理情報を算出し保持する。文字部品を検索選択する
ときに、頻繁に利用する絵文字は、優先的に候補の一覧
に表示する等をすると、文書作成時の利便性が向上す
る。
【0050】また、1つの絵文字は、文書記述時に適切
な表示ができるように、高精細なものと低解像度のもの
とを含むような複数の解像度を持つ絵文字を複合オブジ
ェクトとして管理してもよい。また、絵文字は、その図
形を回転したり、変形したり、変色したりしたものを新
たな意味の絵文字として利用することもできる。
【0051】文字部品辞書蓄積手段4は、文字部品のレ
イヤ構造や、文法制約や、文字部品ごとに定められた要
求条件や、自然言語によるその文字部品の意味と共に、
文字部品の画像情報を蓄積する。
【0052】複数の絵文字を組み合わせることによって
できた絵文字の場合は、元の絵文字が何であったか、そ
の絵としてのレイヤ構造を管理することによって、必要
に応じて元の絵文字に分離し、作り替えたりすることが
できるようになる。辞書に蓄積された絵文字は、例えば
主語になり得る物であるとか、修飾語になり得る物とか
といった文法制約を示す属性情報を付加することによっ
て、より適切な絵文字による文書が作成できるようにな
る。
【0053】文書編集手段5は、文字部品を検索し選択
しながら絵文字による文書を新たに編集したり、蓄積さ
れた文書を表示したり、再編集したりする。
【0054】文書管理手段6は、文書を編集するため
に、異なる制約条件を持ったり、異なる大きさを持った
りする絵文字を並べたり、並べ替えたり、詳しく表示し
たり省いて表示するために属性を変化させたり、文書を
蓄積するために管理情報を付与する。通常、日本語の横
書きは左から右へ記述するが、絵文字の表記は必要に応
じて、左から右も、右から左も、上から下へも、下から
上へも、または斜めに順に並べていってもよい。
【0055】文書蓄積手段7は、作成された文書を蓄積
する。文書は、絵文字を指示するリンクを属性情報とし
て持つファイルとして保存されてもよいし、あるいは絵
文字が並んだ1枚の画像ファイルとして保存されてもよ
い。
【0056】図2は、本発明の他の実施形態に係る絵文
字処理装置の構成を示すブロック図である。同図に示す
絵文字処理装置は、図1に示した実施形態に対して新た
に文書通信手段8および辞書通信手段9を設け、これに
より遠隔の他者と通信を行い、遠隔の他者と文書や絵文
字を交換するように構成した点が異なるものであり、そ
の他の構成および作用は同じである。
【0057】文書通信手段8は、絵文字を記述すること
によって作成された文書をネットワークを介して、遠隔
の他者と交換するための通信を行い、受信した文書に未
登録の絵文字が含まれていた場合にその絵文字を新たに
自らの辞書に登録する。
【0058】文書は、通常の電子メールに準じた手順で
送受信される。受信された文書は、文書管理手段6によ
って調べられ、文字部品辞書管理手段3を通じて自らの
文字部品辞書に蓄積されてないかを作成日付の比較や文
字属性の比較や画像のパターンマッチングによって検査
する。もし文書に未知の絵文字が含まれていれば、その
文字を文字部品管理辞書手段3によって辞書登録して、
文字部品辞書蓄積手段4に蓄積することもできる。これ
によって他者が作った絵文字によって、辞書の内容を増
やすことができる。
【0059】また、本絵文字処理装置では、文書は一度
保存してから送信する必要はなく、文書通信手段8によ
って、チャットとして知られるようなネットワークを介
したリアルタイムの対話方法において用いられてもよ
い。
【0060】辞書通信手段9は、辞書登録され蓄積され
ている絵文字を、ネットワークを介して遠隔の他者と交
換するための通信を行い、集約的な辞書サーバや通信相
手の辞書に未登録の絵文字があった場合に新たに登録す
る。
【0061】絵文字の辞書を増やす方法は、文書の送受
信のみならず、辞書通信手段9によって自律的に行うこ
ともできる。例えば、自らが作成した絵文字のうち頻繁
に使うものを文字部品辞書管理手段3によって検査し、
これを推奨絵文字として、辞書通信手段9によって集約
的な辞書サーバに送信したり、他者の辞書に登録しに行
くこともできる。
【0062】次に、以上のように構成される図1および
図2の絵文字処理装置の作用について図3以降の図面を
参照して説明する。
【0063】図1、図2に示す絵文字処理装置におい
て、文字部品作成手段1は、ディジタル画像を取り込ん
だり、予め蓄積してある文字部品を組み合わせたり、コ
ンピュータグラフィックスによる描画を行うことにより
事物や行為を意味する絵文字である文字部品を新規に作
成する。このように文字部品作成手段1で作成された文
字部品の画像情報は文字部品のレイヤ構造、文法制約、
文字部品毎に定められた要求条件、自然言語によるその
文字部品の意味と共に文字部品辞書管理手段3を介して
文字部品辞書蓄積手段4に蓄積される。この場合、文字
部品辞書管理手段3では、新たに作成された文字部品を
辞書に登録したり、登録済みの文字部品を検索条件に応
じて取り出したり、利用頻度等の管理情報を算出して保
持する。
【0064】文字部品検索選択手段2は文字部品を新た
に作成するために素材となる文字部品を引用したり、文
書編集用に文字を利用するために予め蓄積している文字
部品から文字部品を検索して取り出すための指示を行
い、所望の文字部品を選択する。文書編集手段5は、文
字部品を検索し選択しながら絵文字による文書を新たに
編集したり、蓄積された文書を表示したり、再編集す
る。文書管理手段6は、文書を編集するために、異なる
制約条件を持ったり、異なる大きさを持ったりする絵文
字を並べたり、並べ替えたり、詳しく表示したり省いて
表示するために属性を変化させたり、文書を蓄積するた
めに管理情報を付与する。
【0065】また、図2に示す絵文字処理装置では、上
述した作用に加えて、文書通信手段8を用いて絵文字を
記述して作成された文書をネットワークを介して遠隔の
他者と通信して交換し、未登録の絵文字が含まれていた
場合、該絵文字を登録し、また辞書通信手段9を用いて
絵文字をネットワークを介して遠隔の他者と通信して交
換し、未登録の絵文字があった場合に絵文字を登録する
ことができる。
【0066】すなわち、本実施形態の絵文字処理装置で
は、ディジタル画像を取り込んだり、予め蓄積してある
文字部品を組み合わせたり、コンピュータグラフィック
スによる描画を行うことによって、事物や行為を意味す
る絵文字を新規に作成し、これを文字部品として登録し
て辞書に蓄積し、検索選択することによって、絵文字に
よって構成させる文書を作成編集することによって、絵
文字による人と人とのコミュニケーションを円滑に容易
に行えるようにし、この絵文字をネットワークによって
交換することによって利用できる絵文字を増大すること
ができる。
【0067】図3は、絵文字による文書記述を示す説明
図である。図3において、201は、絵文字を並べて記
述が行われている文書を表示しているウィンドウであ
る。記述中に新たに絵文字を追加挿入する場所には、文
字入力位置を示すプロンプトとして縦棒などが示され
る。202は、次に文書に挿入すべき絵文字の候補が文
字部品検索選択手段2によって示されているウィンドウ
である。
【0068】絵文字は、その大きさが定まっていないた
め、文書に記述するときは、自然言語を記述する際の
「行」にあたる位置調整を文書上で行う。文字の重心位
置を揃えたり最上部や最下部を揃えたりする方法で絵文
字を並べればよい。
【0069】図4は、型紙としての「へん」「つくり」
「かんむり」「かまえ」を表す図であり、前記文字部品
作成手段1が新たな絵文字を作成する際に、前記文字部
品検索選択手段2によって予め登録されていた文字部品
を組み合わせて作成したり、組み合わせ時に「へん」や
「つくり」や「かんむり」や「かまえ」を型紙としてそ
の型紙を充足させるようにユーザに要求して作成した
り、複数の文字を重ね合わせたりすることで作成するこ
とができることを示している。
【0070】例えば、会社員の背広の図柄を描画した
「かまえ」の中に、男Aを表す絵文字を組み合わせる
と、「会社員であるA」という絵文字が作成できる。
【0071】図5は、ユーザが指示すべき個所が要求さ
れている文字部品作成画面を示す図であり、文字部品検
索選択手段2によって、複合的な組み合わせの文字をガ
イドに従って作成していることを示している。
【0072】例えば、「愛し合っている二人」を表す絵
文字を作る際に、ハートマークの両側に2人の人物を配
することでその意味を表すとする。文字部品検索選択手
段2は、この人物を配するべき位置において、人物を検
索するようにプロンプトし、ユーザが選択したり新たに
人物を表す絵文字を作成すると、そこに配置する。
【0073】また、例えば、「会社員かまえ」を文字部
品検索選択手段2で選んだとすると、そこに人物を検索
するようにプロンプトし、ユーザが選択したり新たに人
物を表す絵文字を作成すると、そこに配置する。
【0074】図6は、文書に絵文字を記述する場合にお
いて絵文字の組み合わせによって新たに絵文字を作成す
る場合に、ユーザが指示すべき個所を要求している文書
編集画面である。すなわち、図6では、「私は誰かを愛
していることを想像する」という意味の絵文字を記述し
ているところであり、「誰か」ということは、「?」記
号で示されるが、これを特定の人物を示す絵文字に置換
してもよい。
【0075】図7は、絵文字による文書の記述例を示す
図であり、絵文字に文型や文法上の役割を示す表示や識
別を付与したり、文法構造を型紙化することによって、
より正確に絵文字による文書の意味を伝えられるように
することができることを示している。図7において、7
01は、「私は彼女を愛している」、702は、「私は
彼女に振られた」、703は、「私は彼女を愛していな
い」を意味する。
【0076】704は、「私」が主語で、「愛してい
る」が目的語を取る動詞であることを、SとVという文
法上の役割を示す記号を添えて型紙とすることで示して
いる。705は、同様に「私は彼女にアイスクリームを
買ってあげた」ということを示している。例えば、Vが
添えられた紙幣と硬貨を図化した絵文字は「買う」を意
味するが、706で示すようにCが添えられた同じ絵文
字は「お金」を意味する。このように文法上の役割を明
確化することによって、より正確な意味の伝達が可能に
なる。
【0077】文法構造上の役割は、S,Vといった文字
によらずとも、型紙をマーク化して絵文字と複合した
り、その絵文字を品詞ごとに色付けしたりして表現して
もよい。
【0078】また、絵文字によって記述された典型的な
文例を示してそのうちの特定の主語や補語などを、ユー
ザに置換させることによって、簡易に絵文字の文書を作
成することができることを示している。例えば、絵文字
によって作成できる文章によって、日常生活の出来事等
を伝えようとした場合は、典型的な文例によって、その
ほとんどが可能であると考えられる。まず、705のよ
うな文例を、前記文字部品検索選択手段2によって指示
した場合、この「アイスクリーム」を示す絵文字を他の
「バッグ」や「クルマ」といった絵文字に置換すれば、
簡単に文書の作成が可能になる。
【0079】図8は、絵文字による文書の記述例を示す
図である。図8において、801は、「私は星のことを
考えている彼女が好きだ」を意味する。このとき「星の
ことを考えている彼女」は、文節であり「好き」である
ことの目的語を成す。このように文節を階層化すること
によって、より複雑な文章表現が可能になる。また、表
示の簡略化のために、802で示すように例えば文字O
を使って目的語を示す文節を代表させることもできる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文書中に絵文字である小画像を通常の文字と同様の方法
で容易に並べて記述し、文書として保存することができ
る。このとき、ユーザが新たに絵文字を作成した場合、
その絵文字に管理情報を付与して辞書登録することによ
って永続的に蓄積し、再利用しやすく簡易に管理できる
ようになる。
【0081】また、本発明によれば、絵文字を辞書に蓄
積し、これを通信により他の辞書に蓄積された絵文字と
交換したりして、未知の絵文字を獲得していくことがで
きるようになる。
【0082】更に、本発明によれば、新たに絵文字を作
成するときに、指示に従って絵文字のための部品を組み
合わせることによって、容易に新しい絵文字を作ること
ができるようになる。
【0083】また、本発明によれば、絵文字による文章
において、絵文字の文法上の役割や、絵文字のまとまり
を識別マーク等によって、より正確に絵文字による文書
の意味を伝えられるようにすることができる。
【0084】更にまた、本発明によれば、下敷きにでき
るような文例が提示され、このうちの特定の絵文字を指
示して置換することなどにより、絵文字による文章を容
易に記述することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る絵文字処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る絵文字処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】図1、図2に示す絵文字処理装置における絵文
字による文書記述を示す説明図である。
【図4】図1、図2に示す絵文字処理装置における型紙
としての「へん」「つくり」「かんむり」「かまえ」を
表す図である。
【図5】図1、図2に示す絵文字処理装置においてユー
ザが指示すべき個所が要求されている文字部品作成画面
を表す図である。
【図6】文書に絵文字を記述する場合において絵文字の
組み合わせによって新たに絵文字を作成する場合に、ユ
ーザが指示すべき個所を要求している文書編集画面であ
る。
【図7】絵文字による文書の記述例を示す図である。
【図8】絵文字による文書の記述例を示す図である。
【符号の説明】
1 文字部品作成手段 2 文字部品検索選択手段 3 文字部品辞書管理手段 4 文字部品辞書蓄積手段 5 文書編集手段 6 文書管理手段 7 文書蓄積手段 8 文書通信手段 9 辞書通信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/24 690 G06F 15/20 534Z

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事物および行為を意味する絵文字である
    文字部品を作成する文字部品作成手段と、 該文字部品作成手段で作成された文字部品の画像情報を
    該文字部品のレイヤ構造、文法制約、文字部品毎に定め
    られた要求条件および自然言語による文字部品の意味と
    共に蓄積する文字部品辞書蓄積手段と、 前記文字部品作成手段で作成された文字部品を前記文字
    部品辞書蓄積手段に登録したり、登録済みの文字部品を
    検索条件に応じて前記文字部品辞書蓄積手段から取り出
    したり、利用頻度を含む管理情報を算出して保持すべく
    管理する文字部品辞書管理手段と、 前記文字部品辞書蓄積手段に蓄積されている文字部品か
    ら所望の文字部品を前記文字部品辞書管理手段を介して
    検索して選択する文字部品検索選択手段と、 文書を蓄積する文書蓄積手段と、 前記文字部品検索選択手段および前記文字部品辞書管理
    手段を介して前記文字部品辞書蓄積手段から文字部品を
    検索し選択しながら絵文字による文書を編集したり、前
    記文書蓄積手段に蓄積された文書を表示すべく読み出し
    たり、再編集する文書編集手段と、 前記文書編集手段で文書を編集するために、異なる制約
    条件を持ったり、異なる大きさを持ったりする絵文字を
    並べたり、並べ替えたり、詳しく表示したり省いて表示
    するために属性を変化させたり、文書を蓄積するために
    管理情報を付与する文書管理手段とを有することを特徴
    とする絵文字処理装置。
  2. 【請求項2】 絵文字を記述することにより作成された
    文書をネットワークを介して遠隔の他者と交換するため
    の通信を行い、該遠隔の他者から受信した文書に未登録
    の絵文字が含まれていた場合、該絵文字を前記文字部品
    辞書蓄積手段に登録すべく制御する文書通信手段と、前
    記文字部品辞書蓄積手段に登録され蓄積されている絵文
    字をネットワークを介して遠隔の他者と交換するための
    通信を行い、集約的な辞書サーバおよび通信相手の辞書
    に未登録の絵文字があった場合に、該絵文字を前記文字
    部品辞書蓄積手段に登録すべく制御する辞書通信手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1記載の絵文字処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記文字部品作成手段は、前記文字部品
    検索選択手段によって前記文字部品辞書蓄積手段に登録
    されている文字部品を読み出し組み合わせて新たな絵文
    字を作成したり、該組み合わせ時に「へん」「つくり」
    「かんむり」「かまえ」を含む漢字の部分構成部を型紙
    として該型紙を充足するように絵文字を作成したり、複
    数の文字部品を組み合わせて絵文字を作成する手段を有
    することを特徴とする請求項1または2記載の絵文字処
    理装置。
  4. 【請求項4】 絵文字に文型または文法上の役割を示す
    表示または識別を付与する手段および文法構造を型紙化
    して絵文字による文書の意味を正確に伝達する型紙化手
    段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載の絵文字処理装置。
  5. 【請求項5】 前記型紙化手段は、絵文字によって記述
    された文例の特定の主語、補語を含む用語を置換するこ
    とにより絵文字による文書を作成する手段を有すること
    を特徴とする請求項4記載の絵文字処理装置。
  6. 【請求項6】 事物および行為を意味する絵文字である
    文字部品を作成し、 この作成された文字部品の画像情報を該文字部品のレイ
    ヤ構造、文法制約、文字部品毎に定められた要求条件お
    よび自然言語による文字部品の意味と共に辞書に蓄積
    し、 前記作成された文字部品を辞書に登録したり、登録済み
    の文字部品を検索条件に応じて辞書から取り出したり、
    利用頻度を含む管理情報を算出して保持すべく管理し、 辞書に蓄積されている文字部品から所望の文字部品を検
    索して選択し、 該検索選択を行いながら絵文字による文書を編集した
    り、蓄積された文書を表示すべく読み出したり、再編集
    し、 文書を編集するために、異なる制約条件を持ったり、異
    なる大きさを持ったりする絵文字を並べたり、並べ替え
    たり、詳しく表示したり省いて表示するために属性を変
    化させたり、文書を蓄積するために管理情報を付与する
    ことを特徴とする絵文字処理方法。
  7. 【請求項7】 絵文字を記述することにより作成された
    文書をネットワークを介して遠隔の他者と交換するため
    の通信を行い、該遠隔の他者から受信した文書に未登録
    の絵文字が含まれていた場合、該絵文字を辞書に登録す
    べく制御し、辞書に登録され蓄積されている絵文字をネ
    ットワークを介して遠隔の他者と交換するための通信を
    行い、集約的な辞書サーバおよび通信相手の辞書に未登
    録の絵文字があった場合に、該絵文字を辞書に登録すべ
    く制御することを特徴とする請求項6記載の絵文字処理
    方法。
  8. 【請求項8】 辞書に登録されている文字部品を読み出
    し組み合わせて新たな絵文字を作成したり、該組み合わ
    せ時に「へん」「つくり」「かんむり」「かまえ」を含
    む漢字の部分構成部を型紙として該型紙を充足するよう
    に絵文字を作成したり、複数の文字部品を組み合わせて
    絵文字を作成することを特徴とする請求項6または7記
    載の絵文字処理方法。
  9. 【請求項9】 絵文字に文型または文法上の役割を示す
    表示または識別を付与し、文法構造を型紙化して絵文字
    による文書の意味を正確に伝達することを特徴とする請
    求項6乃至8のいずれかに記載の絵文字処理方法。
  10. 【請求項10】 絵文字によって記述された文例の特定
    の主語、補語を含む用語を置換することにより絵文字に
    よる文書を作成することを特徴とする請求項9記載の絵
    文字処理方法。
  11. 【請求項11】 事物および行為を意味する絵文字であ
    る文字部品を作成し、 この作成された文字部品の画像情報を該文字部品のレイ
    ヤ構造、文法制約、文字部品毎に定められた要求条件お
    よび自然言語による文字部品の意味と共に辞書に蓄積
    し、 前記作成された文字部品を辞書に登録したり、登録済み
    の文字部品を検索条件に応じて辞書から取り出したり、
    利用頻度を含む管理情報を算出して保持すべく管理し、 辞書に蓄積されている文字部品から所望の文字部品を検
    索して選択し、 該検索選択を行いながら絵文字による文書を編集した
    り、蓄積された文書を表示すべく読み出したり、再編集
    し、 文書を編集するために、異なる制約条件を持ったり、異
    なる大きさを持ったりする絵文字を並べたり、並べ替え
    たり、詳しく表示したり省いて表示するために属性を変
    化させたり、文書を蓄積するために管理情報を付与する
    ことを特徴とする絵文字処理プログラムを記録した記録
    媒体。
  12. 【請求項12】 絵文字を記述することにより作成され
    た文書をネットワークを介して遠隔の他者と交換するた
    めの通信を行い、該遠隔の他者から受信した文書に未登
    録の絵文字が含まれていた場合、該絵文字を辞書に登録
    すべく制御し、辞書に登録され蓄積されている絵文字を
    ネットワークを介して遠隔の他者と交換するための通信
    を行い、集約的な辞書サーバおよび通信相手の辞書に未
    登録の絵文字があった場合に、該絵文字を辞書に登録す
    べく制御することを特徴とする請求項11記載の絵文字
    処理プログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 辞書に登録されている文字部品を読み
    出し組み合わせて新たな絵文字を作成したり、該組み合
    わせ時に「へん」「つくり」「かんむり」「かまえ」を
    含む漢字の部分構成部を型紙として該型紙を充足するよ
    うに絵文字を作成したり、複数の文字部品を組み合わせ
    て絵文字を作成することを特徴とする請求項11または
    12記載の絵文字処理プログラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 絵文字に文型または文法上の役割を示
    す表示または識別を付与し、文法構造を型紙化して絵文
    字による文書の意味を正確に伝達することを特徴とする
    請求項11乃至13のいずれかに記載の絵文字処理プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 絵文字によって記述された文例の特定
    の主語、補語を含む用語を置換することにより絵文字に
    よる文書を作成することを特徴とする請求項14記載の
    絵文字処理プログラムを記録した記録媒体。
JP10102972A 1998-04-14 1998-04-14 絵文字処理装置および方法と絵文字処理プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11296516A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004008324A1 (ja) * 2002-07-12 2004-01-22 Bijutsu Shuppan-Sha., Ltd. サーバ装置の制御方法、携帯端末装置の制御方法、サーバ装置、携帯端末装置、及びシステム
JP2006120140A (ja) * 2000-09-04 2006-05-11 Fujitsu Ltd 絵文章作成表示装置、絵文章作成表示プログラムおよび記録媒体
JP2009116716A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Sharp Corp 文字入力装置
JP2010271870A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Yahoo Japan Corp 連続絵文字等解析装置

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Effective date: 20040224