JP2004093686A - 画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の間隔ごとに画像を形成する画像形成部と、媒体を収容する媒体収容部と、該媒体収容部の媒体を供給する供給部と、媒体収容部の媒体の残量を検出する残量検出部と、前記媒体の残量に基づいて、前記画像を形成する間隔を設定する画像間隔設定処理手段とを有する。この場合、媒体の残量に基づいて、前記画像を形成する間隔が設定されるので、媒体に転写されないまま画像が残留することがない。したがって、画像を再び形成する必要が生じないので、画像記録装置の廃トナーを少なくすることができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラーの画像を記録するためのプリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像記録装置は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの印刷機構、各印刷機構に沿って走行させられる中間転写ベルト、前記各印刷機構に対応させて配設され、印刷機構の感光体ドラムの表面に静電潜像を形成するためのLEDヘッド、各印刷機構に対応させて、前記中間転写ベルトを挟んで配設され、各感光体ドラムに形成された各色のトナー像を順次重ねて中間転写ベルトに転写し、カラーのトナー像を形成する一次転写ローラ、前記中間転写ベルト上のカラーのトナー像を用紙、OHPシート等の媒体に転写する二次転写ローラ、及び媒体上のカラーのトナー像を媒体に定着する定着装置等を備える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の画像記録装置においては、スループットを良くするために連続して画像を記録するときに、中間転写ベルト上に一定の間隔を置いてカラーのトナー像を形成するようになっているので、媒体を連続して供給することができない場合には、一つ以上の所定の色から成るトナー像が、媒体に転写されないまま中間転写ベルト上に残留してしまう。その場合、媒体を補給して再び画像の記録を開始する際に、中間転写ベルト上に残留したトナー像を除去し、中間転写ベルト上にカラーのトナー像を再び形成する必要が生じるので、一旦(いったん)形成されたトナー像が無駄になり、画像記録装置の廃トナーが増加してしまう。
【0004】
また、媒体が不足して、媒体を収容するトレイを切り替えた場合にも、媒体の搬送距離が異なるので、媒体の前端と、中間転写ベルト上のトナー像の位置とを同期させるのが困難になり、トレイを切り替えるのに伴って、トナー像が媒体に転写されないまま中間転写ベルト上に残留してしまう。その場合も、中間転写ベルトのトナー像を除去し、中間転写ベルト上にトナー像を再び形成するので、画像記録装置の廃トナーが増加してしまう。
【0005】
本発明は、前記従来の画像記録装置の問題点を解決して、廃トナーを少なくすることができる画像記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の画像記録装置においては、所定の間隔ごとに画像を形成する画像形成部と、媒体を収容する媒体収容部と、該媒体収容部の媒体を供給する供給部と、前記媒体収容部の媒体の残量を検出する残量検出部と、前記媒体の残量に基づいて、前記画像を形成する間隔を設定する画像間隔設定処理手段とを有する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像記録装置のうちのプリンタについて説明する。なお、プリンタのほかに、複写機、ファクシミリ装置等に本発明を適用することもできる。
【0008】
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概略図である。
【0009】
図に示されるように、タンデム型のプリンタ11は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの画像形成部を構成する印刷機構12Y、12M、12C、12BK、各印刷機構12Y、12M、12C、12BKに沿って走行させられ、各印刷機構12Y、12M、12C、12BKによって所定の間隔ごとに画像としての各色のトナー像が形成される中間転写材としての中間転写ベルト22、各印刷機構12Y、12M、12C、12BKに対応させて配設された露光装置としてのLEDヘッド13Y、13M、13C、13BK、各印刷機構12Y、12M、12C、12BKに対応させて、前記中間転写ベルト22を挟んで配設された一次転写用の転写部材としての一次転写ローラ14Y、14M、14C、14BK、前記中間転写ベルト22上に形成されたカラーのトナー像を用紙、OHPシート等の図示されない媒体に転写する二次転写用の転写部材としての二次転写ローラ24、媒体上のカラーのトナー像を媒体に定着し、カラー画像を形成する定着装置81等を備える。なお、前記中間転写材として、中間転写ベルト22に代えて中間転写ドラムを使用することもできる。
【0010】
そして、前記各印刷機構12Y、12M、12C、12BKは、像担持体としての感光体ドラム16Y、16M、16C、16BK、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナーが収容されるトナーボトル19Y、19M、19C、19BK、該トナーボトル19Y、19M、19C、19BKから前記感光体ドラム16Y、16M、16C、16BKに各色のトナーを供給する現像装置としての現像ローラ17Y、17M、17C、17BK、該現像ローラ17Y、17M、17C、17BK上のトナーを薄層化してトナー層を形成する現像ブレード18Y、18M、18C、18BK、前記感光体ドラム16Y、16M、16C、16BKの表面を帯電させる帯電装置としての帯電ローラ15Y、15M、15C、15BK等を備える。
【0011】
そして、各帯電ローラ15Y、15M、15C、15BKによって感光体ドラム16Y、16M、16C、16BKの表面に一様に、かつ、均一に帯電させ、LEDヘッド13Y、13M、13C、13BKによって各感光体ドラム16Y、16M、16C、16BKの表面に画像データに対応させて光を照射すると、感光体ドラム16Y、16M、16C、16BKの表面に各色の静電潜像が形成される。そして、各色の静電潜像は、前記現像ローラ17Y、17M、17C、17BKによって現像されて各色のトナー像になり、該各色のトナー像は、一次転写ローラ14Y、14M、14C、14BKによって中間転写ベルト22に順次重ねられて転写される。
【0012】
該中間転写ベルト22は、第1の駆動源としての図示されないベルトモータに接続され、該ベルトモータを駆動することによって回転させられる駆動ローラ21、該駆動ローラ21と所定の間隔を置いて回転自在に配設され、従動ローラとして機能する前記二次転写ローラ24、及び該二次転写ローラ24に近接させて回転自在に配設された補助ローラとしてのアイドルローラ25間に張設され、前記駆動ローラ21の回転に伴って移動させられ、走行させられる。なお、中間転写ベルト22を挟んで前記二次転写ローラ24とバックアップローラ23とが押圧される。
【0013】
また、媒体搬送系として、媒体を収容する媒体収容部としてのトレイ26、該トレイ26に近接させて配設され、第2の駆動源としての図示されないホッピングモータに接続され、該ホッピングモータを駆動することによって回転させられ、前記媒体を1枚ずつ分離させて繰り出して供給する供給部としてのホッピングローラ27、第3の駆動源としての図示されないレジストモータに接続され、該レジストモータを駆動することによって回転させられ、前記ホッピングローラ27によって繰り出された媒体を更に中間転写ベルト22まで搬送するレジストローラ28、該レジストローラ28と接触させて配設されたバックアップローラ29、媒体をプリンタ11外に押し出す排出ローラ34、該排出ローラ34と接触させて配設されたバックアップローラ35、排出された媒体を積層させるスタッカ36等を備える。
【0014】
そして、前記定着装置81は、第4の駆動源としての図示されないヒータモータに接続され、該ヒータモータを駆動することによって回転させられる加熱ローラ32、及び付勢部材としての図示されないスプリングによって支持され、媒体を前記加熱ローラ32に押し付けるバックアップローラ33を備える。なお、20はプリンタ11の全体の制御を行う制御部、30はトレイ26における媒体の有無を検出する媒体検出部としての媒体センサ、31は、トレイ26における媒体の残量を検出する残量検出部としての残量センサ、37はプリンタ11の状態をLCD等を使用して表示してオペレータに通知する表示装置としてのパネル表示部であり、例えば、残量センサ31によって検出された媒体の残量が一定値以下である場合、その旨を表示する。
【0015】
次に、前記構成のプリンタ11の制御回路について説明する。
【0016】
図1は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
【0017】
図において、50は、上位装置としてのホストコンピュータから印刷データ(画像を記述する言語等の画像情報も含む。)を受信するホストインタフェース部、51は、受信した印刷データを展開し(言語の場合、解釈も含む。)、前記LEDヘッド13Y、13M、13C、13BKを駆動することができるような画像データに変換する画像処理部としての画像処理/LEDヘッドインタフェース部、52はプリンタ制御部、53は前記ベルトモータ、ホッピングモータ、レジストモータ、ヒータモータ等の各種のモータを駆動したり、回転速度を調整したりするためのモータ制御部、54は、前記帯電ローラ15Y(図2)、15M、15C、15BK、一次転写ローラ14Y、14M、14C、14BK及び二次転写ローラ24に1〜2〔kV〕の高電圧を印加する電源装置としての高圧制御/高圧発生部、55は前記加熱ローラ32に内蔵された加熱源としてのヒータのオン・オフの制御を行うヒータ制御回路である。なお、前記プリンタ制御部52は、データ、プログラム等に基づいてコンピュータとして機能し、CPU、MPU等の制御部、データ、プログラム等を記録する記録装置としてのROMを備える。
【0018】
なお、図において、30は媒体センサ、31は残量センサ、37はパネル表示部、12Y、12M、12C、12BKは印刷機構である。
【0019】
次に、前記残量センサ31によってトレイ26における媒体の残量を検出する方法について説明する。
【0020】
図3は本発明の第1の実施の形態における媒体搬送系の要部を示す図である。
【0021】
図に示されるように、トレイ26は、底部の所定の箇所を揺動中心にして揺動自在に配設された押上げプレート61、該押上げプレート61を上方に向けて付勢する付勢部材としてのスプリング62を備え、媒体60の前端(図において右端)は前記スプリング62の付勢力によってホッピングローラ27に押し付けられる。本実施の形態においては、スプリング62の付勢力によって媒体60をホッピングローラ27に押し付けるようにしているが、図示されないモータの駆動力によって媒体60をホッピングローラ27に押し付けるようにすることもできる。
【0022】
ところで、連続してカラー画像が形成され、すなわち、印刷が行われると、トレイ26内の媒体60は減少し、これに伴って押上げプレート61は矢印方向に回転させられ、押上げプレート61の前端が高くなる。そして、押上げプレート61の前端が所定の位置になると、残量センサ31が媒体60の残量を検出する。本実施の形態においては、媒体60の残量が10枚(必ずしも、正確に10枚でなくてもよい。)になると、残量センサ31によって押上げプレート61の前端が検出され、センサ出力が変化させられる。そのために、前記残量センサ31として、例えば、フォトセンサ、マイクロスイッチ等が使用される。
【0023】
なお、残量センサ31の感度、押上げプレート61の回転量のばらつき等によって媒体60の残量が10枚であることを検出することが困難であって、検出結果に10枚以上の誤差が生じてしまうような場合は、例えば、媒体60の残量が50枚になったときにセンサ出力が変化するような位置に残量センサ31を配設し、センサ出力に変化があった時点からの印刷枚数、例えば、40枚をカウントしたときに、媒体60の残量が10枚であることを検出するようにすることもできる。このようにして、残量センサ31の感度、押上げプレート61の回転量のばらつき等を吸収することができる。
【0024】
次に、前記構成のプリンタ11の動作について説明する。
【0025】
まず、図示されないホストコンピュータから送信された印刷データをホストインタフェース部50(図1)が受信すると、画像処理/LEDヘッドインタフェース部51は、印刷データを読み込んで、LEDヘッド13Y、13M、13C、13BKを駆動することができるような画像データに変換する。
【0026】
この処理によって1ページ分の印刷データの変換が終了すると、プリンタ制御部52の図示されない印刷処理手段は、印刷処理を行い、印刷起動をかける。
【0027】
そして、印刷起動がかけられると、トレイ26に収納された媒体60をホッピングローラ27が1枚ずつ繰り出して供給し、レジストローラ28(図2)に送る。該レジストローラ28に送られた媒体60は、今度はレジストローラ28の回転に伴う搬送力によって搬送される。
【0028】
一方、印刷機構12Yにおいて、感光体ドラム16Yの表面が、帯電ローラ15Yによって一様に、かつ、均一に帯電させられ、LEDヘッド13Yによって露光され、感光体ドラム16Y上の電荷が抜けて静電潜像が形成される。また、トナーボトル19Y内に収容されたイエローのトナーが一定量だけ現像ローラ17Yに送られ、該現像ローラ17Y上でブレード18Yによって摩擦帯電させられ、これに伴って発生する静電気力によって、トナーは感光体ドラム16Yの静電潜像に付着させられ、イエローのトナー像を形成する。同様に、印刷機構12M、12C、12BKにおいても、感光体ドラム16M、16C、16BKにマゼンタ、シアン及びブラックのトナー像が形成される。
【0029】
そして、中間転写ベルト22が、各印刷機構12Y、12M、12C、12BKと一次転写ローラ14Y、14M、14C、14BKとの間を通過すると、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各トナー像が中間転写ベルト22上に転写される。そのために、一次転写ローラ14Y、14M、14C、14BKには、前記高圧制御/高圧発生部54によってトナーの帯電極性と逆の極性の電圧が印加される。
【0030】
このようにして、中間転写ベルト22には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各トナー像が順次重ねて転写され、カラーのトナー像が形成される。
【0031】
そして、前記媒体60は二次転写ローラ24とバックアップローラ23との間に送られ、カラーのトナー像が形成された中間転写ベルト22と共に挟持され、カラーのトナー像は二次転写ローラ24によって媒体60に転写される。そのために、二次転写ローラ24には、前記高圧制御/高圧発生部54によってトナーの帯電極性と逆の極性の電圧が印加される。このようにして、カラーのトナー像が転写された媒体60は、定着装置81に送られ、該定着装置81においてカラーのトナー像が加熱ローラ32によって加熱され、バックアップローラ33によって加圧されて定着が行われ、カラー画像が形成される。
【0032】
その後、媒体60は排出ローラ34及びバックアップローラ35によってプリンタ11外に排出され、スタッカに積層される。
【0033】
また、連続して印刷を行う場合、前記印刷処理において、媒体60の後端がホッピングローラ27を通過した後、直ちにホッピングローラ27を回転させて次の媒体60を繰り出し、レジストローラ28に送る。そして、中間転写ベルト22においても、前の各色のトナー像の中間転写ベルト22への転写が終了した後、一定の間隔をおいて次の各色のトナー像の中間転写ベルト22への転写を開始する。そして、レジストローラ28は、中間転写ベルト22上のカラーのトナー像の間隔分だけ待機した後に媒体60を二次転写ローラ24とバックアップローラ23との間に送る。本実施の形態においては、後述されるように、中間転写ベルト22上においてカラーのトナー像が形成される間隔、すなわち、画像間隔に合わせて60〔mm〕の搬送分だけ間隔を置いて順次媒体60を送るように設定される。その結果、中間転写ベルト22上のカラーのトナー像が媒体60に転写される。
【0034】
なお、画像間隔が短いほど、プリンタ11のスループットを向上させることができる。この画像間隔は、プリンタ11の機構上の特性、例えば、媒体60の後端を検出する図示されないセンサ等の精度、次のトナー像を形成するために露光の準備を行う際の必要な時間等によってあらかじめ規定されていて、本実施の形態のようなタンデム型のプリンタ11においては、媒体60の搬送量に換算して設定され、50〜100〔mm〕にされ、好ましくは、60〔mm〕にされる。そして、前記画像間隔に対応させて、前記感光体ドラム16Y、16M、16C、16BKにおける画像形成タイミング、すなわち、各LEDヘッド13Y、13M、13C、13BKに画像データが送られる転送タイミングが設定される。
【0035】
前記画像間隔は、先頭の印刷機構12Yに対応するLEDヘッド13Yに画像データを送る転送タイミングを基準とし、プリンタ制御部52内に配設された図示されないタイマによって計時することにより設定される。この場合、LEDヘッド13Yに画像データを送る転送タイミングを基準とすることによって、他の印刷機構12M、12C、12BKにおいて無駄に画像形成が行われるのを防止することができる。また、前記画像間隔を、前記ベルトモータの駆動パルスをカウントすることによって設定することもできる。
【0036】
本実施の形態において、LEDヘッド13Yに送られる画像データがない場合、例えば、イエローを使用しないカラーの印刷、又は単色の印刷を行う場合等においては、各色の画像データを参照し、これに基づいてLEDヘッド13Yに画像データを送るための仮想の転送タイミングが想定され、該転送タイミングを基準にして画像間隔を設定する。
【0037】
ところで、スループットを良くするために連続して印刷を行っているときに、トレイ26内のすべての媒体60が使用され、媒体60を連続して供給することができない場合、一つ以上の所定の色から成るトナー像が、媒体に転写されないまま中間転写ベルト上に残留すると、その後、媒体60を補給して再び印刷を開始する際に、中間転写ベルト22上に残留したトナー像を除去し、中間転写ベルト22上にカラーのトナー像を再び形成する必要が生じるので、一旦形成されたトナー像が無駄になってしまう。その結果、プリンタ11の廃トナーが増加してしまう。
【0038】
そこで、本実施の形態においては、トレイ26内の媒体60の残量が少なくなると、画像間隔を広くして、媒体60を連続して供給することができない場合でも、媒体60に転写されないまま中間転写ベルト22上にトナー像が残留することがないようにしている。
【0039】
すなわち、本実施の形態においては、トレイ26における媒体60の残量が10枚以上である場合、画像間隔は第1の値として60〔mm〕に設定され、画像間隔が60〔mm〕になるように、各LEDヘッド13Y、13M、13C、13BKに画像データを送る転送タイミングが設定される。そして、トレイ26における媒体60の残量が10枚より少なくなると、画像間隔は前記第1の値より大きい第2の値として500〔mm〕に設定され、画像間隔が500〔mm〕になるように、各LEDヘッド13Y、13M、13C、13BKに画像データを送る転送タイミングが切り替えられる。また、媒体60を供給する供給タイミングが、前記転送タイミングに基づいて決定され、設定される。
【0040】
この場合、中間転写ベルト22の周方向における印刷機構12Yから二次転写ローラ24までの距離は500〔mm〕であり、画像間隔を500〔mm〕にすると、所定の転送タイミングで各LEDヘッド13Y、13M、13C、13BKに画像データが送られた後、各色のトナー像が二次転写ローラ24によって媒体60に転写されるまで、次の画像データが各LEDヘッド13Y、13M、13C、13BKに送られることはない。したがって、媒体60を連続して供給することができない場合でも、次の転送タイミングまでに、中間転写ベルト22には、すべての色のトナー像が重ねて転写され、カラーのトナー像が形成され、媒体60に転写されることになる。その結果、トナー像が媒体60に転写されないまま中間転写ベルト22上に残留することがない。
【0041】
次に、前述されたように設定された画像間隔に基づいて印刷を行う際のプリンタ制御部52の動作について説明する。
【0042】
図4は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ制御部の動作を示すフローチャートである。
【0043】
この場合、プリンタ制御部52(図1)の図示されない画像形成処理手段は、画像形成処理を行い、印刷要求があったかどうかを判断する。印刷要求があった場合は、画像間隔が60〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が60〔mm〕になると、媒体60(図3)の残量が10枚より少ないかどうかを判断する。そして、媒体60の残量が10枚以上である場合、前記画像形成処理手段は、印刷を開始して、所定の転送タイミングで各LEDヘッド13Y、13M、13C、13BKに画像データを送る。また、前記画像形成処理手段は、所定の供給タイミングで前記レジストローラ28(図2)を回転させて媒体60を供給する。次に、前記画像形成処理手段は、印刷カウンタをカウントアップして処理を終了する。
【0044】
そして、媒体60の残量が10枚より少ない場合、前記画像形成処理手段は、画像間隔が500〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が500〔mm〕になると、印刷を開始し、印刷カウンタをカウントアップして処理を終了する。画像間隔を大きくした後の印刷処理では、トレイ26内の媒体60の残量を媒体センサ30によって確認しつつ、次のトナー像を形成するかどうかを判断する。なお、印刷カウンタは、中間転写ベルト22上のカラーのトナー像の数を表すものであり、媒体60をあと何枚供給する必要があるかを知ることができる。
【0045】
ところで、前記画像間隔は割込みタスクによって設定されるようになっている。そのために、プリンタ制御部52の図示されない残量判定処理手段は、残量判定処理を行い、残量センサ31のセンサ出力を読み込み、トレイ26における媒体60の残量を判定し、媒体60の残量があらかじめ設定された閾(しきい)値(本実施の形態においては、10枚)より少ないかどうかを判断する。そして、プリンタ制御部52の図示されない画像間隔設定処理手段は、画像間隔設定処理を行い、媒体60の残量に基づいて画像間隔を設定する。すなわち、媒体60の残量が閾値以上である場合、画像間隔設定処理手段は画像間隔を60〔mm〕とし、媒体60の残量が閾値より少ない場合、画像間隔設定処理手段は画像間隔を500〔mm〕にする。なお、前記画像間隔は、プリンタ制御部52に配設された図示されないレジスタ等の一時記録部に、画像間隔に対応した値を画像間隔指標値として書き込むことによって設定することができる。
【0046】
このように、本実施の形態においては、通常時は先行してカラーのトナー像を中間転写ベルト22上に形成することができるので、プリンタ11のスループットを良くすることができる。そして、媒体60の残量が少なくなると、画像間隔が広くされるので、媒体60を連続して供給することができない場合でも、媒体60に転写されないまま中間転写ベルト22上にトナー像が残留することがない。なお、画像間隔を大きくしたことにより、トレイ26内の媒体60の残量を確認しながらトナー像を形成することができる。
【0047】
したがって、不必要にトナー像を除去することがなくなる。
【0048】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 印刷要求があったかどうかを判断する。印刷要求があった場合はステップS2に進み、印刷要求がない場合は処理を終了する。
ステップS2 画像間隔が60〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が60〔mm〕になるとステップS3に進む。
ステップS3 媒体60の残量が10枚より少ないかどうかを判断する。媒体60の残量が10枚より少ない場合はステップS4に、媒体60の残量が10枚以上である場合はステップS5に進む。
ステップS4 画像間隔が500〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が500〔mm〕になるとステップS5に進む。
ステップS5 印刷を開始し、印刷カウンタをカウントアップし、処理を終了する。
【0049】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0050】
図5は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの概略図、図6は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
【0051】
この場合、図5に示されるように、本実施の形態においては、媒体収容部としての第1〜第3のトレイ126、38、44が配設され、該各第1〜第3のトレイ126、38、44に対応させて、供給部としての第1〜第3のホッピングローラ127、39、45、媒体検出部としての第1〜第3の媒体センサ130、40、46、残量検出部としての第1〜第3の残量センサ131、41、47、第1〜第3のレジストローラ128、42、48及び第1〜第3のバックアップローラ129、43、49が配設される。
【0052】
そして、図6に示されるように、第1〜第3の媒体センサ130、40、46及び第1〜第3の残量センサ131、41、47はプリンタ制御部52に接続される。
【0053】
次に、前記構成のプリンタ11の動作について説明する。
【0054】
この場合、第1〜第3のトレイ126、38、44に収容された媒体60(図3)のうちの二つ以上が、寸法において同じである場合、いずれかのトレイ内の媒体60がなくなると、プリンタ制御部52の図示されないトレイ切替処理手段は、トレイ切替処理を行い、寸法が同じ媒体60を収容するトレイに自動的に切り替える。
【0055】
ところで、トレイの切替えに際して、媒体60を繰り出す間隔、すなわち、供給間隔を一定にしたままで、各媒体60に画像としてのカラーのトナー像を転写することができるように画像間隔が設定されると、スループットが悪くなってしまう。そこで、画像間隔を短くして印刷を行おうとすると、トレイが切り替わった際に、切り替わったトレイからの媒体60の供給が間に合わなくなってしまう。
【0056】
そこで、プリンタ制御部52の図示されない残量判定処理手段は、残量判定処理を行い、第1〜第3の残量センサ131、41、47のセンサ出力を読み込み、各第1〜第3のトレイ126、38、44における媒体60の残量があらかじめ設定された閾値(本実施の形態においては、10枚)より少ないかどうかを判断する。そして、媒体60の残量が閾値以上である場合、プリンタ制御部52の図示されない画像間隔設定処理手段は、画像間隔設定処理を行い、画像間隔を第1の値として60〔mm〕にする。また、媒体60の残量が閾値より少ない場合、トレイの切替えが近いと判断し、画像間隔を第1の値より大きい第2の値として160〔mm〕にし、トレイの切替えが終了した後、画像間隔を元に戻す。
【0057】
例えば、第1のトレイ126から第2のトレイ38に切り替える場合について説明すると、連続して印刷が行われているときに、第1の残量センサ131によって検出された媒体60の残量が10枚より多いと、前記画像間隔設定処理手段は、画像間隔を60〔mm〕にする。なお、例えば、A4判の媒体60を横向きにして供給する場合、画像間隔を60〔mm〕にすると、中間転写材としての中間転写ベルト22上にカラーのトナー像が二つ形成されることになる。
【0058】
そして、第1の残量センサ131によって検出された媒体60の残量が10枚以下になると、前記画像間隔設定処理手段は、画像間隔を160〔mm〕にし、次の印刷起動がかかる際に、画像形成タイミングを表す露光装置としてのLEDヘッド13Yへの画像データの転送タイミングを、画像間隔で100〔mm〕分だけ遅らせる。次に、プリンタ制御部52の図示されない画像形成処理手段は、画像形成処理を行い、第1のホッピングローラ127を回転させて媒体60を繰り出し、繰り出された媒体60を第1のレジストローラ128において一時待機させた後、前記転送タイミングに対応させて、かつ、画像間隔に対応させて設定された供給タイミングで供給する。
【0059】
このようにして、画像間隔を160〔mm〕にして印刷を継続しているときに、第1のトレイ126内の媒体60がなくなると、第1の媒体センサ130は媒体60を検出しなくなる。
【0060】
したがって、前記トレイ切替処理手段は、第1の媒体センサ130のセンサ出力を読み込み、第1のトレイ126内の媒体60がなくなったことを知ると、第1のトレイ126から第2のトレイ38に切り替える。前記画像形成処理手段は、第2のホッピングローラ39を回転させ、第2のトレイ38から媒体60を1枚ずつ繰り出し、繰り出された媒体60を、第2のレジストローラ42及び第2のバックアップローラ43を回転させることによって第1のレジストローラ128に送る。そして、前記画像形成処理手段は、第1のレジストローラ128において前記画像間隔に対応させて設定された供給タイミングで媒体60を供給する。
【0061】
この場合、隣接する第1、第2のトレイ126、38間、又は第2、第3のトレイ38、44間の距離で表される経路長は100〔mm〕であり、第1のトレイ126から第2のトレイ38に切り替えるのに伴って、画像間隔を100〔mm〕長くすると、第1のトレイ126から第2のトレイ38への切替えに伴って供給タイミングが遅れても、トナー像が媒体60に転写されないまま中間転写ベルト22上に残留することがない。同様に、第1のトレイ126から第3のトレイ44に切り替えるのに伴って、画像間隔を200〔mm〕長くすると、第1のトレイ126から第3のトレイ44への切替えに伴って供給タイミングが遅れても、媒体60に転写されないまま中間転写ベルト22上にトナー像が残留することがない。
【0062】
このように、トレイの切替えに伴って、画像間隔が長くされるので、媒体60に転写されないまま中間転写ベルト22上にトナー像が残留することがない。したがって、不必要にトナー像を除去することがなくなる。
【0063】
なお、例えば、A4判の媒体60を横向きにして供給する場合、画像間隔を160〔mm〕にすると、中間転写ベルト22上にカラーのトナー像が一つと3/4形成されることになる。ところが、この場合、トレイの切替えが終了すると、画像間隔は60〔mm〕に戻され、通常の供給タイミングで続けて供給が行われるので、中間転写ベルト22上に媒体60に転写されることなく残留するトナー像はない。したがって、トレイ切替処理が行われている間、画像間隔をトレイ間の経路長に対応する値だけ長くすれば十分であり、それ以上長くする必要はないので、スループットを良くすることができる。
【0064】
なお、本実施の形態においては、二つ以上のトレイに同じ寸法の媒体60が収容されている場合に、トレイの切替えが行われ、異なる寸法の媒体60が収容されたトレイ間では切替えは行われない。
【0065】
また、本実施の形態においては、第1のレジストローラ128及び第1のバックアップローラ129に近いトレイから順に切替え先のトレイとして優先して切り替えられるようになっているが、任意のトレイに切り替えることもできる。その場合、現在のトレイと切替え先のトレイとの間の経路長に対応させて画像間隔が変更され、現在のトレイより第1のレジストローラ128及び第1のバックアップローラ129から遠いトレイに切り替えられた場合には、画像間隔は長くされ、現在のトレイより第1のレジストローラ128及び第1のバックアップローラ129に近いトレイに切り替えられた場合には、画像間隔は短くされる。
【0066】
次に、前述されたように設定された画像間隔に基づいて印刷を行う際のプリンタ制御部52の動作について説明する。
【0067】
図7は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ制御部の動作を示す第1のフローチャート、図8は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ制御部の動作を示す第2のフローチャートである。
【0068】
この場合、プリンタ制御部52(図6)の画像形成処理手段は、画像形成処理を行い、印刷要求があったかどうかを判断する。印刷要求があった場合は、第1〜第3のトレイ126(図5)、38、44のうちのどのトレイから供給されているかを判断する。
【0069】
そして、第1のトレイ126から媒体60(図3)が供給されている場合、前記画像形成処理手段の第1トレイ処理手段は、第1トレイ処理を行い、画像間隔が60〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が60〔mm〕になると、媒体60の残量が10枚より少ないかどうかを判断する。そして、媒体60の残量が10枚以上である場合、前記第1トレイ処理手段は、印刷を開始して、所定の転送タイミングで各LEDヘッド13Y、13M、13C、13BKに画像データを送る。また、前記第1トレイ処理手段は、所定の供給タイミングで前記第1のレジストローラ128を回転させて媒体60を供給する。画像データの転送タイミングと媒体60の供給タイミングとはいずれも間隔が60〔mm〕に相当するタイミングにされる。次に、前記第1トレイ処理手段は、印刷カウンタをカウントアップして処理を終了する。
【0070】
そして、媒体60の残量が10枚より少ない場合、前記第1トレイ処理手段は、第1、第2のトレイ126、38の媒体60が同じ寸法であるかどうかを判断し、第1、第2のトレイ126、38の媒体60が同じ寸法である場合、画像間隔が160〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が160〔mm〕になると、印刷を開始し、印刷カウンタをカウントアップして処理を終了する。すなわち、画像データの転送タイミングと媒体60の供給タイミングとをいずれも間隔が160〔mm〕に相当するタイミングに変更して印刷が行われる。
【0071】
また、第1、第2のトレイ126、38の媒体60が同じ寸法でない場合、前記第1トレイ処理手段は、第1、第3のトレイ126、44の媒体60が同じ寸法であるかどうかを判断し、第1、第3のトレイ126、44の媒体60が同じ寸法である場合、画像間隔が260〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が260〔mm〕になると、印刷を開始し、印刷カウンタをカウントアップして処理を終了する。すなわち、画像データの転送タイミングと媒体60の供給タイミングとをいずれも間隔が260〔mm〕に相当するタイミングに変更して印刷が行われる。
【0072】
そして、第1のトレイ126の媒体60と第2、第3のトレイ38、44の媒体60との寸法が異なる場合、第1トレイ処理手段は、トレイの切替えを行うことなく、画像間隔が500〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が500〔mm〕になると、印刷を開始し、印刷カウンタをカウントアップして処理を終了する。すなわち、画像データの転送タイミングと媒体60の供給タイミングとをいずれも間隔が500〔mm〕に相当するタイミングに変更して印刷が行われる。
【0073】
また、第2のトレイ38から媒体60が供給されている場合、前記画像形成処理手段の第2トレイ処理手段は、第2トレイ処理を行い、第3のトレイ44から媒体60が供給されている場合、前記画像形成処理手段の第3トレイ処理手段は、第3トレイ処理を行う。
【0074】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 印刷要求があったかどうかを判断する。印刷要求があった場合はステップS12に進み、印刷要求がない場合は処理を終了する。
ステップS12 第1のトレイ126から媒体60が供給されているかどうかを判断する。第1のトレイ126から媒体60が供給されている場合はステップS16に、供給されていない場合はステップS13に進む。
ステップS13 第2のトレイ38から媒体60が供給されているかどうかを判断する。第2のトレイ38から媒体60が供給されている場合はステップS14に、供給されていない場合はステップS15に進む。
ステップS14 第2トレイ処理を行う。
ステップS15 第3トレイ処理を行う。
ステップS16 画像間隔が60〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が60〔mm〕になるとステップS17に進む。
ステップS17 媒体60の残量が10枚より少ないかどうかを判断する。媒体60の残量が10枚より少ない場合はステップS18に、媒体60の残量が10枚以上である場合はステップS23に進む。
ステップS18 第1、第2のトレイ126、38の媒体60が同じ寸法であるかどうかを判断する。第1、第2のトレイ126、38の媒体60が同じ寸法である場合はステップS19に、同じ寸法でない場合はステップS20に進む。
ステップS19 画像間隔が160〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が160〔mm〕になるとステップS23に進む。
ステップS20 第1、第3のトレイ126、44の媒体60が同じ寸法であるかどうかを判断する。第1、第3のトレイ126、44の媒体60が同じ寸法である場合はステップS21に、同じ寸法でない場合はステップS22に進む。
ステップS21 画像間隔が260〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が260〔mm〕になるとステップS23に進む。
ステップS22 画像間隔が500〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が500〔mm〕になるとステップS23に進む。
ステップS23 印刷を開始し、印刷カウンタをカウントアップし、処理を終了する。
【0075】
次に、図7のステップS14における第2トレイ処理について説明する。
【0076】
図9は本発明の第2の実施の形態における第2トレイ処理のサブルーチンを示す図である。
【0077】
この場合、第2トレイ処理手段は、画像間隔が60〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が60〔mm〕になると、第2のトレイ38(図5)の媒体60(図3)の残量が10枚より少ないかどうかを判断する。そして、媒体60の残量が10枚以上である場合、印刷を開始し、印刷カウンタをカウントアップして処理を終了する。また、媒体60の残量が10枚より少ない場合、前記第2トレイ処理手段は、第2、第3のトレイ38、44の媒体60が同じ寸法であるかどうかを判断し、第2、第3のトレイ38、44の媒体60が同じ寸法である場合、画像間隔が160〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が160〔mm〕になると、印刷を開始し、印刷カウンタをカウントアップして処理を終了する。
【0078】
そして、第2、第3のトレイ38、44の媒体60の寸法が異なる場合、前記第2トレイ処理手段は、画像間隔が500〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が500〔mm〕になると、印刷を開始し、印刷カウンタをカウントアップして処理を終了する。
【0079】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS14−1 画像間隔が60〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が60〔mm〕になるとステップS14−2に進む。
ステップS14−2 媒体60の残量が10枚より少ないかどうかを判断する。媒体60の残量が10枚より少ない場合はステップS14−3に進み、媒体60の残量が10枚以上である場合はリターンする。
ステップS14−3 第2、第3のトレイ38、44の媒体60が同じ寸法であるかどうかを判断する。第2、第3のトレイ38、44の媒体60が同じ寸法である場合はステップS14−4に、同じ寸法でない場合はステップS14−5に進む。
ステップS14−4 画像間隔が160〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が160〔mm〕になるとリターンする。
ステップS14−5 画像間隔が500〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が500〔mm〕になるとリターンする。
【0080】
次に、図7のステップS15における第3トレイ処理について説明する。
【0081】
図10は本発明の第2の実施の形態における第3トレイ処理のサブルーチンを示す図である。
【0082】
この場合、第3トレイ処理手段は、画像間隔が60〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が60〔mm〕になると、第3のトレイ44(図5)の媒体60(図3)の残量が10枚より少ないかどうかを判断する。そして、媒体60の残量が10枚以上である場合、印刷を開始し、印刷カウンタをカウントアップして処理を終了する。また、媒体60の残量が10枚より少ない場合、画像間隔が500〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が500〔mm〕になると、印刷を開始し、印刷カウンタをカウントアップして処理を終了する。
【0083】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS15−1 画像間隔が60〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が60〔mm〕になるとステップS15−2に進む。
ステップS15−2 媒体60の残量が10枚より少ないかどうかを判断する。媒体60の残量が10枚より少ない場合はステップS15−3に進み、媒体60の残量が10枚以上である場合はリターンする。
ステップS15−3 画像間隔が500〔mm〕になるのを待機し、画像間隔が500〔mm〕になるとリターンする。
【0084】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0085】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、画像記録装置においては、所定の間隔ごとに画像を形成する画像形成部と、媒体を収容する媒体収容部と、該媒体収容部の媒体を供給する供給部と、前記媒体収容部の媒体の残量を検出する残量検出部と、前記媒体の残量に基づいて、前記画像を形成する間隔を設定する画像間隔設定処理手段とを有する。
【0086】
この場合、媒体の残量に基づいて、前記画像を形成する間隔が設定されるので、媒体に転写されないまま画像が残留することがない。したがって、画像を再び形成する必要が生じないので、画像記録装置の廃トナーを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概略図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における媒体搬送系の要部を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ制御部の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの概略図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの制御ブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ制御部の動作を示す第1のフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ制御部の動作を示す第2のフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態における第2トレイ処理のサブルーチンを示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における第3トレイ処理のサブルーチンを示す図である。
【符号の説明】
11 プリンタ
12Y、12M、12C、12BK 印刷機構
22 中間転写ベルト
26 トレイ
27 ホッピングローラ
31 残量センサ
52 プリンタ制御部
60 媒体
126、38、44 第1〜第3のトレイ
127、39、45 第1〜第3のホッピングローラ
131、41、47 第1〜第3の残量センサ
Claims (10)
- (a)所定の間隔ごとに画像を形成する画像形成部と、
(b)媒体を収容する媒体収容部と、
(c)該媒体収容部の媒体を供給する供給部と、
(d)前記媒体収容部の媒体の残量を検出する残量検出部と、
(e)前記媒体の残量に基づいて、前記画像を形成する間隔を設定する画像間隔設定処理手段とを有することを特徴とする画像記録装置。 - 前記画像間隔設定処理手段は、媒体の残量が少なくなると、前記間隔を大きくする請求項1に記載の画像記録装置。
- (a)前記画像形成部によって中間転写材上に画像が形成され、
(b)前記画像間隔設定処理手段は、媒体の残量が少なくなると、中間転写材上に画像が残留しないように前記間隔を大きくする請求項2に記載の画像記録装置。 - (a)複数の媒体収容部を備えるとともに、
(b)前記画像間隔設定処理手段は、複数の媒体収容部の切替えに基づいて前記間隔を設定する請求項1に記載の画像記録装置。 - 前記間隔は、媒体収容部間の経路長に対応させて設定される請求項4に記載の画像記録装置。
- (a)複数の画像形成部を備えるとともに、
(b)該各画像形成部において形成された画像は、順次重ねられる請求項1に記載の画像記録装置。 - (a)前記各画像形成部において形成された画像は、中間転写材に順次重ねて転写され、
(b)該中間転写材上の画像は媒体に転写される請求項6に記載の画像記録装置。 - 前記画像形成部における画像形成タイミングに対応する供給タイミングで媒体を供給する請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像記録装置。
- (a)画像を形成する画像形成部と、
(b)媒体を収容する媒体収容部と、
(c)該媒体収容部の媒体を供給する供給部と、
(d)前記媒体収容部の媒体の残量に基づいて、画像を形成するタイミング及び媒体を供給するタイミングを変更する制御部とを有することを特徴とする画像記録装置。 - 前記制御部は、媒体の残量が少なくなると、画像を形成するタイミング及び媒体を供給するタイミングを遅らせるように変更する請求項9に記載の画像記録装置。
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