JP2004092562A - スクロール流体機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】被変圧流体を効率良く変圧する。
【解決手段】ケーシング1にステータ2を固定し、ケーシング1に回転軸4を回転可能に支持し、回転軸4にロータ5を固定し、回転軸4に軸受6、7を介して旋回軸8を偏心して回転可能に支持し、旋回軸8に固定板18を固定し、固定板18に旋回軸8の中心線を中心に回転可能に回転板19を支持し、固定板18に長穴20を設け、ボルト21を長穴20に貫通させ、かつ回転板19に設けられた雌ネジに螺合し、ケーシング1と回転板19との間に3個のピンクランク10を設け、ケーシング1に固定スクロール11を固定し、旋回軸8の上部に旋回スクロール12を取り付ける。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気圧縮機、真空ポンプ、冷媒ガス圧縮機、酸素吸入機用圧縮機等として用いられるスクロール流体機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスクロール流体機械においては、固定スクロールに渦巻状のラップが設けられ、旋回スクロールのスクロール本体には固定スクロールのラップと同一形状のラップが設けられ、旋回スクロールのラップと固定スクロールのラップとが重なり合っており、複数の変圧室が形成されている。そして、旋回スクロールを偏心旋回駆動すると、旋回スクロールと固定スクロールとの間に形成された変圧室が徐々に縮小する。したがって、空気等の被変圧ガスは変圧室で変圧される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなスクロール流体機械においては、旋回スクロール、固定スクロールの加工精度、組立精度の誤差から、旋回スクロールのラップと固定スクロールのラップとのギャップが不均一になるので、被変圧流体を効率良く変圧することができない。
【0004】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、被変圧流体を効率良く変圧することができるスクロール流体機械を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明においては、自転防止手段を有するスクロール流体機械において、上記旋回自転防止手段に位相調整手段を設ける。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るスクロール流体機械を示す概略断面図、図2は図1に示したスクロール流体機械の一部を示す断面図、図3は図2のA矢視図である。図に示すように、ケーシング1にステータ2が固定され、ケーシング1に軸受3を介して回転軸4が回転可能に支持され、回転軸4にロータ5が固定され、ステータ2、ロータ5等によりモータが構成されている。また、回転軸4に軸受6、7を介して旋回軸8が回転可能に支持され、回転軸4の中心線と旋回軸8中心線とは偏っている。すなわち、旋回軸8は回転軸4に偏心して回転可能に支持されている。また、旋回軸8に固定板18が固定され、固定板18に旋回軸8の中心線を中心に回転可能に回転板19が支持され、固定板18に長穴20が設けられ、ボルト21が長穴20を貫通し、かつ回転板19に設けられた雌ネジに螺合している。また、ケーシング1と回転板19との間に3個のピンクランク10が設けられている。このピンクランク10のクランク本体22には軸23、24が設けられ、軸23の中心線と軸24の中心線とは偏心しており、この偏心量は回転軸4の中心線と旋回軸8の中心線との偏心量と等しい。また、ピンクランク10の軸23はケーシング1に軸受25を介して回転可能に支持され、ピンクランク10の軸24は回転板19に軸受26を介して回転可能に支持されている。そして、固定板18、回転板19、ピンクランク10等により旋回軸8の偏心旋回を許容しかつ旋回軸8の自転を防止する自転防止手段27が構成されており、また固定板18、回転板19、長穴20、ボルト21によりピンクランク10の軸24の支持点を旋回軸8に対して旋回軸8の中心線を中心とした円の円弧上に移動調整することができる位相調整手段、すなわち自転防止手段27の旋回軸8側に支持される部分の旋回軸8の中心線を中心とした角度を調整して自転防止手段27の位相を調整する位相調整手段を構成している。また、ケーシング1に固定スクロール11が固定され、固定スクロール11には渦巻状のラップが設けられている。また、旋回軸8の上部に旋回スクロール12が取り付けられ、旋回スクロール12のスクロール本体13には固定スクロール11のラップと同一形状の上ラップ14および下ラップ15が設けられ、旋回スクロール12の上ラップ14、下ラップ15と固定スクロール11のラップとが重なり合っており、複数の変圧室が形成されている。そして、ケーシング1、モータ、回転軸4、旋回軸8、自転防止手段27等により偏心旋回駆動装置16が構成され、また固定スクロール11、旋回スクロール12等により偏心旋回駆動装置16によって駆動される流体機械本体17が構成されている。
【0007】
このスクロール流体機械においては、回転軸4、ロータ5が回転し、旋回軸8は回転軸4の中心線を中心として偏心旋回するが、自転防止手段27が設けられているから、旋回軸8は自転しない。このため、旋回軸8、旋回スクロール12がケーシング1、固定スクロール11に対して回転せずに偏心旋回するから、旋回スクロール12と固定スクロール11との間に形成された変圧室が徐々に縮小する。したがって、空気等の被変圧ガスは変圧室で変圧される。また、ボルト21を緩め、固定板18に対して回転板19を回転し、その状態でボルト21を締め付ければ、自転防止手段27の旋回軸8側に支持される部分の旋回軸8の中心線を中心とした角度を調整して、自転防止手段27の位相を変更することができる。
【0008】
このようなスクロール流体機械においては、自転防止手段27の旋回軸8側に支持される部分の旋回軸8の中心線を中心とした角度を調整して、自転防止手段27の位相を変更することができるから、旋回スクロール、固定スクロールの加工精度、組立精度の誤差があったとしても、旋回スクロールのラップと固定スクロールのラップとのギャップを均一に調整することができるので、被変圧流体を効率良く変圧することができる。
【0009】
なお、上述実施の形態においては、自転防止手段としてピンクランク10を有する自転防止手段27を用いたが、自転防止手段としてオルダムリングを有する自転防止手段等を用いてもよい。また、上述実施の形態においては、自転防止手段27の旋回軸8側に支持される部分の旋回軸8の中心線を中心とした角度を調整して自転防止手段27の位相を調整する位相調整手段を用いたが、自転防止手段のケーシング側に支持される部分の回転軸の中心線を中心とした角度を調整して自転防止手段の位相を調整する位相調整手段たとえばピンクランク10の軸23の支持点を回転軸4に対して回転軸4の中心線を中心とした円の円弧上に移動調整することができる位相調整手段を用いてもよい。また、上述実施の形態においては、ケーシング1と旋回軸8との間に自転防止手段27を設けたが、固定スクロールの偏心旋回駆動装置側と旋回軸との間に自転防止手段を設けてもよい。この場合、旋回軸側に支持される部分の旋回軸の中心線を中心とした角度を調整して自転防止手段の位相を調整する位相調整手段または固定スクロール側に支持される部分の回転軸の中心線を中心とした角度を調整して自転防止手段の位相を調整する位相調整手段を用いればよい。また、上述実施の形態においては、ケーシング1と旋回軸8との間に自転防止手段27を設けたが、固定スクロールの偏心旋回駆動装置側とは反対側と固定スクロールを貫通した旋回軸との間に自転防止手段を設けてもよい。この場合、旋回軸側に支持される部分の旋回軸の中心線を中心とした角度を調整して自転防止手段の位相を調整する位相調整手段または固定スクロール側に支持される部分の回転軸の中心線を中心とした角度を調整して自転防止手段の位相を調整する位相調整手段を用いればよい。
【0010】
【発明の効果】
本発明に係るスクロール流体機械においては、旋回自転防止手段に位相調整手段を設けたから、旋回スクロールのラップと固定スクロールのラップとのギャップを均一に調整することができるので、被変圧流体を効率良く変圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクロール流体機械を示す概略断面図である。
【図2】図1に示したスクロール流体機械の一部を示す断面図である。
【図3】図2のA矢視図である。
【符号の説明】
11…固定スクロール
12…旋回スクロール
16…偏心旋回駆動装置
17…流体機械本体
18…固定板
19…回転板
20…長穴
21…ボルト
27…自転防止手段

Claims (1)

  1. 自転防止手段を有するスクロール流体機械において、上記自転防止手段に位相調整手段を設けたことを特徴とするスクロール流体機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010014039A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Ricchisutoon:Kk スクロール流体機械

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