JP2004090801A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2004090801A5
JP2004090801A5 JP2002255462A JP2002255462A JP2004090801A5 JP 2004090801 A5 JP2004090801 A5 JP 2004090801A5 JP 2002255462 A JP2002255462 A JP 2002255462A JP 2002255462 A JP2002255462 A JP 2002255462A JP 2004090801 A5 JP2004090801 A5 JP 2004090801A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
posture
arm
operation arm
bonnet
seedling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002255462A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004090801A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2002255462A priority Critical patent/JP2004090801A/ja
Priority claimed from JP2002255462A external-priority patent/JP2004090801A/ja
Publication of JP2004090801A publication Critical patent/JP2004090801A/ja
Publication of JP2004090801A5 publication Critical patent/JP2004090801A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

【書類名】 明細書
【発明の名称】 水田作業機
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下端部に機体への取り付けブラケットを固着したパイプ状の操作アームを、左右向き軸芯周りでの揺動により機体前方に倒伏延出した作用姿勢と起立した格納姿勢とに切り換え自在に機体に取り付け、
左右向き軸芯周りでの揺動により起立した作用姿勢と倒立した格納姿勢とに切り換え自在な中央指標具を、前記操作アームの上端に備えて、
前記操作アームの下端開口から操作アーム内に導入された電線に接続される電球を光源とする点灯式表示部を、前記中央指標具に備えてある水田作業機。
【請求項2】 機体の前部に取り付けたロープ掛けに接当することで前記操作アームの作用姿勢を越えた下方への揺動を阻止するストッパー部を、前記取り付けブラケットに形成してある請求項1に記載の水田作業機。
【請求項3】 上下中間部において後方に突出する湾曲部を、前記操作アームに形成してある請求項1又は2に記載の水田作業機。
【請求項4】 格納姿勢においてボンネットの前部に側面視において重なるように、前記操作アームを機体に取り付けてある請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の水田作業機。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、田植機などの水田作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
この種の水田作業機では、機体の前部に左右向き軸芯周りでの揺動により機体前方に倒伏延出した作用姿勢と起立した格納姿勢とに切り換え自在な操作アームを取り付け、この操作アームの格納姿勢での上端に、左右向き軸芯周りでの揺動により起立した作用姿勢と倒立した格納姿勢とに切り換え自在で電球を光源とする点灯表示部を装備した中央指標具を装着する構成が多々採用される。そのような場合、従来では、点灯表示部の電球に対する電線を操作アームの外側に沿わせて配置していた。
【0004】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術によるときは次のような欠点があった。
【0006】
【0007】
従来の技術によるときは、操作アームの外側に沿わせて電線を配置してあるから、操作アームを作用姿勢に切り換えて操作する場合、電線に引っ掛かるおそれがあって操作アームの操作性を悪化させていた。
【0008】
【0009】
本発明の目的は、上記従来の欠点を解消する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る本発明による水田作業機の特徴・作用・効果は次の通りである。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
[特徴]
請求項1に係る本発明は、下端部に機体への取り付けブラケットを固着したパイプ状の操作アームを、左右向き軸芯周りでの揺動により機体前方に倒伏延出した作用姿勢と起立した格納姿勢とに切り換え自在に機体に取り付けている。左右向き軸芯周りでの揺動により起立した作用姿勢と倒立した格納姿勢とに切り換え自在な中央指標具を、操作アームの上端に備えている。操作アームの下端開口から操作アーム内に導入された電線に接続される電球を光源とする点灯式表示部を中央指標具に備えている。
【0016】
[作用]
請求項1に係る本発明によると、操作アームをパイプ材から構成し、その操作アームに機体への取り付けブラケットを固着することにより、操作アームの下端開口を開放したものとして、その下端開口から点灯式表示部の電球への電線を操作アーム内を通すようにしてあるから、操作アームを操作する際、電線が邪魔にならない。
【0017】
[効果]
従って、請求項1に係る本発明によると、電球を光源とする点灯式表示部を操作アームの上端に設けた中央指標具に組み込みながらも、操作アームの操作性を良好に保持できるようになった。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【発明の実施の形態】
水田作業機の一例である乗用型田植機は、図1、図2に示すように、自走機体1の後部に水田作業装置の一例である複数条植え式の苗植付け装置2をリンク機構3を介して昇降自在に連結し、圧油供給に伴い前記苗植付け装置2を上昇させかつ排油に伴い自重で下降させる油圧シリンダ利用のリフトシリンダ4を設けて構成されている。
【0023】
前記自走機体1は、左右一対の操向用の駆動前輪5と左右一対の駆動後輪6とを備えた機体フレーム7の前部にボンネット8で覆われたエンジン9と前記駆動前輪5に対する丸型の操作用のステアリングハンドル10とを配設し、機体フレーム7の後部に運転座席11と施肥ホッパー12とこのホッパー12から繰り出された肥料を圧送するための気流を発生させる電動式のブロワー13とを配設して構成されている。自走機体1は、前輪フェンダーを兼用する搭乗ステップ14と後輪フェンダー15とを備えている。前記搭乗ステップ14のうちエンジン9の左右両側に位置して前輪フェンダーを構成する部分は、機体前方部に対する乗降用のステップとして構成されている。
【0024】
前記苗植付け装置2は、植付け走行に伴い圃場面を滑走して圃場面を整地する接地フロート24と、複数枚のマット苗を左右方向に並べる状態で載置可能で左右方向に設定ストロークで往復駆動移動させられる苗のせ台25と、この苗のせ台25の移動に連動して苗のせ台25下端の苗取り出し口と前記接地フロート24による整地圃場面との間で循環作動することにより苗のせ台25上のマット苗を植付け単位量づつ取り出して整地圃場面に植え付ける植付け機構26とを有する。そして、植付け走行に伴い圃場面に施肥用の溝を形成するとともに自走機体1からホース27を介して圧送されてくる肥料を溝に供給する作溝器28を備えている。
【0025】
そして、前記施肥ホッパー12、ブロワー13、ホース27、作溝器28から施肥装置が構成されている。
【0026】
前記機体フレーム7は、図3に示すように、前記エンジン9によりベルト伝動装置16を介して駆動される前後進切り換え自在な静油圧式の無段変速装置17の出力を走行部(駆動前輪5と駆動後輪6)と前記苗植付け装置2とに分配するミッションケース18と、これの前部に固定連結したエンジン搭載フレーム19と、前記ミッションケース18の後部に固定連結されて運転座席11や前記後輪フェンダー15などを支持する左右一対の後部フレーム20とから構成されている。17aは、前記ステアリングハンドル10よりも左右外方に突出する状態に設けた前記無段変速装置17の操作レバーである。また、42は、前記苗植付け装置2の昇降及び植付け作動を関連して司る昇降作業レバーであって、これも前記操作レバー17aと同様に、ステアリングハンドル10よりも左右外方に突出する状態に設けられている。
【0027】
前記駆動前輪5のそれぞれは、それらへの伝動機構を内装した左右の前車軸ケース21それぞれを介して前記ミッションケース18に支持されている。
【0028】
前記駆動後輪6のそれぞれは、それらへのチェーン伝動機構を内装する状態で前部支点R周りに上下揺動自在な左右のスイングケース22それぞれを介して前記ミッションケース18に格別に上下動自在に支持されている。なお、各スイングケース22と前記後部フレーム20との間には、スイングケース22を下方に揺動付勢するサスペンションスプリング23が介装されている。
【0029】
前記ステアリングハンドル10は、ハンドルポスト29に支持されており、このハンドルポスト29は、前記ミッションケース18の上部に取り付けた操向操作力増大用のトルクジェネレータ30上に立設されている。
【0030】
前記エンジン9及びその上部に位置する燃料タンク33とを収容するエンジンルームのうち後ろ側上面部のステアリングハンドル10のステアリング軸31周りの部分は、図4及び図5に示すように、前記ステアリングハンドル10の下方に位置する状態でハンドルポスト29の上部を覆う用に位置するポストカバー32で覆われており、前記エンジンルームのうち前側部と後ろ側上部のポストカバー32を除く部分とは前記のボンネット8で覆われており、エンジンルームの後ろ側下部は後部カバー34で覆われている。
【0031】
前記ボンネット8は、図6に示すように、後部支点x周りで上方に揺動開放自在に前記ハンドルポスト29に取り付けられており、図7、図8に示すように、前記ハンドルポスト29に固着した支点軸35を挿通させるようにボンネット8に一体形成の軸孔部材36には、ボンネット8の開放状態での後方斜め上方への移動に伴う外側と軸孔37との間での支点軸35の相対移動を許容する、つまり、図9に示すように、その移動でボンネット8の離脱を許容する支点軸通路38が形成されている。かつ、前記ボンネット8の左右両側面には、前方及び左右の乗降用のステップに光を照射する左右一対の前照灯45が組み込まれている。
【0032】
前記ポストカバー32のうち前記ステアリング軸31よりも後方に配置するパネル部39には、スタータスイッチ40と指示パネル41のみが設置されており、ポストカバー32のうち左右一側の一段下がった部分には、前照灯スイッチ43と警報停止スイッチ44とが設置されている。前記指示パネル41は、前記苗のせ台25上の苗が設定以上消費されたことや苗植付け装置2への伝動系に介装した植付けクラッチが入れ忘れていることなどを指示するものである。
【0033】
前記後部カバー34は、図10にも示すように、下端に突設の複数の爪34aを搭乗ステップ14に形成の孔14aそれぞれに弾性係合させることで取り付けられており、上方に持ち上げて弾性係合を解除した状態で後方に抜き出し離脱可能で、離脱状態でエンジンルームの後ろ側下部を開放するように構成されている。
【0034】
植機は、図11に示すように、左右向き軸芯x1周りでの揺動により、自走機体1よりも前方に倒伏延出する作用姿勢と起立引退する格納姿勢とに切り換え自在で格納姿勢において前記ボンネット8の前部に側面視で重なる状態の機体前部操作用の操作アーム46を装備している。
【0035】
前記操作アーム46は、図12に示すように、ほぼコの字形に折り曲げ形成したパイプ状のもので前記ボンネット8の左右幅内に納まるものであって、両端部、つまり、格納姿勢での下端部のそれぞれには、前記エンジン搭載フレーム19へのボルト47による板状の取り付けブラケット48が固着されている。
【0036】
記操作アーム46には、格納姿勢での上下中間部において後方に突出する湾曲部49が形成され、また、格納姿勢での左右向き姿勢の上端部には、左右向き軸芯x2周りでの揺動により起立姿勢と倒立した格納姿勢とに切り換え自在な中央指標具50が装着されている。この中央指標具50には、図13に示すように、前記操作アーム46の下端開口46aから導入された電線51に接続する電球52を光源とする点灯式表示部53が起立姿勢での上端に位置する状態で装備されている。灯式表示部53は、前記苗植付け装置2の苗のせ台25上の苗が設定量以上消費された苗切れが苗センサで検出されたときや、植付けクラッチの入れ忘れがあったときなど、前記指示パネル41による各種の指示表示が行われたときに点滅するものである。
【0037】
前記取り付けブラケット48には、図13の(イ)(ロ)に示すように、エンジン搭載フレーム19に固着したロープ掛け54に接当することで操作アーム46の作用姿勢を越えた下方への揺動を阻止する作用姿勢維持用のストッパー部55と、同様にロープ掛け54に接当することで操作アーム46の格納姿勢を越えた後方への揺動を阻止する格納姿勢維持用のストッパー部56とが形成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】
田植機全体の側面図
【図2】
田植機全体の平面図
【図3】
ボンネット外し状態の要部の側面図
【図4】
要部の側面図
【図5】
要部の平面図
【図6】
ボンネット開放状態の要部の側面図
【図7】
ボンネット取り付け部の縦断側面図
【図8】
ボンネット取り付け部の横断平面図
【図9】
ボンネット外し状態の側面図
【図10】
搭乗ステップ要部の平面図
【図11】
操作アームを作用姿勢にさせた状態の要部の側面図
【図12】
要部の正面図
【図13】
操作アーム取り付け部の動作を示す切り欠き側面図
【符号の説明】
48 取り付けブラケット
46 操作アーム
x1 左右向き軸芯
54 ロープ掛け
55 ストッパー部
49 湾曲部
x2 左右向き軸芯
50 中央指標具
46a 下端開口
51 電線
52 電球
53 点灯式表示部
JP2002255462A 2002-08-30 2002-08-30 水田作業機 Pending JP2004090801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002255462A JP2004090801A (ja) 2002-08-30 2002-08-30 水田作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002255462A JP2004090801A (ja) 2002-08-30 2002-08-30 水田作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004090801A JP2004090801A (ja) 2004-03-25
JP2004090801A5 true JP2004090801A5 (ja) 2005-06-02

Family

ID=32060979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002255462A Pending JP2004090801A (ja) 2002-08-30 2002-08-30 水田作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004090801A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4568342B2 (ja) * 2008-03-24 2010-10-27 株式会社クボタ 作業機
JP7330116B2 (ja) * 2020-02-14 2023-08-21 株式会社丸山製作所 ボンネットの着脱機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5493508B2 (ja) 農作業機
JP4594876B2 (ja) 乗用型田植機
JP2004090801A5 (ja)
JP2004090801A (ja) 水田作業機
JP2006320234A (ja) 施肥装置付き田植機
JP2006211927A (ja) 農用作業車
JP4013569B2 (ja) 対地農作業機
JP4568131B2 (ja) 農用作業車
JP2020000130A (ja) 作業車両
JP3971230B2 (ja) 田植機の施肥装置
JP4454305B2 (ja) 乗用型作業車
JP2004141098A (ja) 乗用田植機の機体フレーム構造
JP3503038B2 (ja) 田植機
JP2004067018A (ja) 水田作業機
JPH09256831A (ja) 農作業機
JP2005185148A5 (ja)
JP3959215B2 (ja) 乗用田植機
JP3803889B2 (ja) 小型乗用田植機
JP2004042827A (ja) 田植機
JP2020130124A (ja) 乗用田植機
JP3803890B2 (ja) 小型乗用田植機
JP2013194568A (ja) 燃料タンクの吸込み構造
JP2022073052A (ja) 田植機
JP2001197807A (ja) 乗用田植機
JP3103351B2 (ja) 乗用田植機