JP2004090722A - 車載モニタシステム - Google Patents

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Katsumi Hakozaki
箱崎 克己
Takashi Yasumoto
安本 貴史
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Abstract

【課題】自動車をバックさせる際における運転ユーザの後方視界の視認性を向上する。
【解決手段】メインユニット1の制御部11は、自動車のトランスミッションのギアがバックギアにシフトしたことを検知すると、開閉アクチュエータ4を制御し、天井吊り下げ式のリアモニタ3を閉じ、運転ユーザの後方視界を確保する。その後、ギアがパーキングギアにシフトするか車両の通常前進走行中が推定されたならば、制御部11は、開閉アクチュエータ4を制御し、リアモニタ3を開状態に復帰する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車室内に設定された表示装置であるモニタを用いて映像をユーザに提示するモニタシステムに関するものであり、特に、後部座席ユーザ用に接地された室内天井吊り下げ型のリアモニタを備えたモニタシステムにおいて、リアモニタの開閉を制御する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車室内に設定された表示装置であるモニタを用いて映像をユーザに提示するモニタシステムが、ナビゲーション装置やTVチューナやDVDビデオ再生装置などからの出力映像の表示に用いられてきている。
また、このようなモニタシステムのなかには、ダッシュボード近辺に配置されるフロントシートユーザ用のモニタの他に、リアシートユーザ用の天井吊り下げ型のリアモニタを備えるものがある。また、このようなリアモニタは、天井とのジョイント部を開閉軸として、表示面が略垂直となる(リアモニタが開いた状態となる)角度と表示面が天井面と近接して対面する角度(リアモニタが閉まった状態となる角度)との間で、開閉可能に構成されていることが多い。また、たとえば、特開平11−342798号公報などに記載のように、このような天井吊り下げ型のリアモニタの開閉を行うアクチュエータを設け、リアモニタの開閉を手動ではなく、電動的に行う技術も知られている。
【0003】
これらのようなリアモニタを備えたモニタシステムによれば、リアシートユーザもTVチューナやDVDビデオ再生装置などの出力映像を良好に楽しむことができるようになる。また、リアモニタを使用しない場合には、リアモニタを閉状態とすることにり、リアモニタによってリアシートユーザの前方視界が妨げられないようにすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記天井吊り下げ型のリアモニタを備えたモニタシステムによれば、運転ユーザの後方視界が、リアモニタによって限定されることになる。そして、このような運転ユーザの後方視界の限定は、運転ユーザが自動車をバックさせる際に、直接後方の状態を良好に視認することを妨げる。
【0005】
このため、従来は、自動車をバックさせる際に、リアモニタが開状態にあるときには、後方の良好な直接視認性を確保するために、ユーザが、いちいちリアモニタの閉操作を行ってリアモニタを閉状態とする煩雑な操作を行う必要があった。
【0006】
そこで、本発明は、リアモニタを備えたモニタシステムにおいて、ユーザの煩雑な操作を必要とせずに、自動車をバックさせる際における、運転ユーザの後方視界を良好に確保することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題達成のために、本発明は、リアシートユーザ用の表示装置であるリアモニタを備えた、車載モニタシステムに、前記リアモニタを、前記リアシートユーザが当該リアモニタの表示を視認可能となる使用位置と、当該リアモニタが収容された状態となる収容位置との間で移動するアクチュエータと、自動車の運転ユーザの後進操作を検知する後進検知手段と、前記後進検知手段が、運転ユーザの後進操作を検知した場合に、前記アクチュエータに前記リアモニタを収容位置に移動させる制御部とを備えたものである。
【0008】
このようなモニタシステムによれば、運転ユーザの後進操作に応答して自動的にリアモニタが収容位置に移動されるので、リアモニタが使用位置において運転ユーザの後方視界の直接の視認性を妨げるものであった場合にも、自動車をバックさせる際における、運転ユーザの後方視界を良好に確保することができるようになる。
【0009】
すなわち、本モニタシステムは、たとえば、前記リアモニタが車室天井から吊り下げられ、使用時には表示面が略垂直となる状態で(開いて)使用されるリアモニタであるような場合に、運転ユーザの後進操作に応答して、リアモニタを自動的に前記リアモニタの表示面が天井面と近接して平行となるように収容し(閉じた状態とし)、バック時の運転ユーザの後方視界の直接の視認性を確保する。
【0010】
ここで、前記運転ユーザの後進操作は、たとえば、トランスミッションのギアがバックギアにシフトしたことをもって検知するようにしてもよい。
また、以上のようにリアモニタを収容位置に移動した後には、ランスミッションのギアがパーキングギアにシフトした場合や、トランスミッションのギアが一定期間以上、自動車を前進させるためのギアにシフトされた状態にあり続けた場合や、自動車の前進方向車速が所定速度以上となった場合などに、自動的に、リアモニタを使用位置に移動するようにしてもよい。
【0011】
このようにすることにより、バック終了時に、特段のユーザ操作を必要とすること無しに、リアモニタを使用位置に復帰することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る車載モニタシステムの構成を示す。
図示するように、本車載モニタシステムは、メインユニット1、フロントシートユーザ用の表示装置であるフロントモニタ2、リアシートユーザ用の表示装置であるリアモニタ3、リアモニタ3の開閉を行う開閉アクチュエータ4、スピーカ5、車両後方を撮影するバックカメラ6、TVチューナやDVD再生装置やビデオテープ再生装置などのAV機器7を1つまたは複数のとを有する。
【0013】
また、メインユニット1は、制御部11、オーディオセレクタ12、リアビデオセレクタ13、フロントビデオセレクタ14、操作部15、自動車状態入力インタフェース16とを有する。
このような構成において、オーディオセレクタ12は、制御部11の制御に従って、複数のAV機器7の出力する音声の内から一つの音声を選択し、スピーカ5に出力する。また、リアビデオセレクタ13は、制御部11の制御に従って、複数のAV機器7とバックカメラ6が出力する映像の内から一つの映像を選択し、リアモニタ3に出力する。また、フロントビデオセレクタ14は、制御部11の制御に従って、複数のAV機器7とバックカメラ6が出力する映像の内から一つの映像を選択し、フロントモニタ2に出力する。
【0014】
そして、自動車状態入力インタフェース16は、自動車の走行制御を行うカーコントロールユニットより、バック(リバース)/パーキング/ドライブなどの現在のトランスミッションのギア状態と、イグニッションキーのオン/ACC/オフなどのポジションと、自動車の車速の情報とを受け取り、制御部11に引き渡す。ただし、これらの情報をカーコントロールユニットより取得できない場合には、自動車状態入力インタフェース16に代えて、これらの情報を検出するセンサを備えるようにしても良い。
【0015】
ここで、図2に、以上各部の自動車内の配置例を示す。
図示するように、フロントモニタ2は、ダッシュボード上に配置される。ただし、フロントモニタ2は、ダッシュボードに、当該ダッシュボード内に収容可能に(インダッシュの形態で)配置されるものであっても良い。リアモニタ3は自動車室内のフロントシート背もたれ部付近の天井に吊り下げられた状態で、開閉アクチュエータ4によって図中破線で示すように開閉可能に配置される。そして、メインユニット1やAV機器7はダッシュボード等に配置され、バックカメラ6は自動車後部に自動車後方を撮影する向きに配置され、スピーカ5はフロントドア内などに配置される。
【0016】
以下、このような車載モニタシステムの動作について説明する。
図3に、メインユニット1の制御部11が行う制御処理の手順を示す。
図示するように、制御部11は、イグニッションキーのポジションがACCとなると、リアモニタ3、フロントモニタ2、AV機器7、バックカメラ6の電源をオンし、開閉アクチュエータ4、リアビデオセレクタ13、フロントビデオセレクタ14、オーディオセレクタ12を制御し、記憶しておいた前回イグニッションキーのポジションがオフとなったときの状態に、リアモニタ3の開閉状態や、リアモニタ3、フロントモニタ2、スピーカ5の出力状態を復帰する(ステップ301)。
【0017】
そして、操作部15を介したユーザ操作の入力と(ステップ302)、自動車状態入力インタフェース16から入力する情報が表すトランスミッションのギア状態のバックギアへのシフトと(ステップ304)、自動車状態入力インタフェース16から入力する情報が表すイグニッションキーのポジションのオフポジションへの移動と(ステップ306)を監視する。
【0018】
そして、ユーザ操作があれば(ステップ302)、入力されたユーザ操作に応じて、開閉アクチュエータ4を介したリアモニタ3の開閉や、オーディオセレクタ12を制御してのスピーカ出力音声の切替や、リアビデオセレクタ13やフロントビデオセレクタ14を制御してのフロントモニタ2やリアモニタ3への出力映像の切替や、各AV機器7の再生、停止、チャネル切替などの動作の制御を行う(ステップ308)。
【0019】
一方、イグニッションキーのポジションがオフに移動したならば(ステップ306)、リアモニタ3の開閉状態や、リアモニタ3、フロントモニタ2、スピーカ5から出力している映像や音声の出力元AV機器7の識別などを現在の状態として、次回のステップ301における状態復帰の処理で用いるために記憶する(ステップ312)。そして、リアモニタ3が開状態にあるかどうかを調べ(ステップ314)、開状態にあれば、開閉アクチュエータ4を制御してリアモニタ3を閉じ(ステップ316)、リアモニタ3、フロントモニタ2、各AV機器7、バックカメラ6の電源をオフする(ステップ314)。
【0020】
また、トランスミッションのギア状態のバックギアへのシフトが発生したならば(ステップ304)、バック中処理(ステップ310)を行う。
図4に、このバック中処理の手順を示す。
図示するようにバック中処理では、まず、現在リアモニタが開状態にあるか閉状態にあるのかの識別を記憶する(ステップ402)。また、現在リアモニタに出力している映像の出力元がどのAV機器7であるのかの識別と、現在フロントモニタに出力している映像の出力元がどのAV機器7であるのかの識別を記憶する(ステップ404)。
【0021】
そして、フロントビデオセレクタ14を制御して、フロントモニタ2にバックカメラ6からの映像を出力する(ステップ406)。また、リアモニタ3が開状態にあるかどうかを調べ(ステップ408)、開状態にあれば、リアビデオセレクタ13を制御して、リアモニタ3への映像出力を停止し(ステップ410)、リアモニタ3の電源をオフし、開閉アクチュエータ4を制御してリアモニタ3を閉じる(ステップ412)。
【0022】
また、その後は、トランスミッションのギア状態のパーキングギアへのシフトの発生と(ステップ414)、トランスミッションのギア状態のドライブギアへのシフト(ステップ416)の発生を監視する。
そして、トランスミッションのギア状態のパーキングギアへのシフトが発生したならば(ステップ414)、ステップ402で記録したリアモニタ3の開閉状態が開状態であったかどうかを調べ(ステップ428)、開状態であれば、開閉アクチュエータ4を制御してリアモニタ3を閉き、リアモニタ3の電源をオンする(ステップ430)。そして、ステップ404で記憶しておいたAV機器7の識別に従い、リアビデオセレクタ13を制御してリアモニタ3へ、ステップ408で出力を停止する以前に映像を出力していたAV機器7からの映像の出力を開始し、フロントビデオセレクタ14を制御してフロントモニタ2へ、ステップ406で出力をバックカメラ6からの映像に切り替える以前に映像を出力していたAV機器7からの映像の出力を開始し(ステップ432)、処理を終了する。
【0023】
一方、トランスミッションのギア状態のドライブギアへのシフトが発生したならば(ステップ416)、タイマをたとえば10秒にセットし(ステップ418)、トランスミッションのギア状態のバックギアへのシフトの発生と(ステップ420)、トランスミッションのギア状態のパーキングギアへのシフトの発生と(ステップ422)、車速の所定速度(たとえば30km/h)以上への増加と(ステップ424)、タイマのタイムアウト(ステップ426)を監視する。
【0024】
そして、トランスミッションのギア状態のバックギアへのシフトが発生したならば(ステップ420)、ステップ414からの処理に戻る。一方、トランスミッションのギア状態のパーキングギアへのシフトか(ステップ422)、車速の所定速度以上への増加か(ステップ424)、タイムアウト(ステップ426)が発生したならば、ステップ428に進み、ステップ402で記録したリアモニタ3の開閉状態が開状態であったかどうかを調べ、閉状態であれば、開閉アクチュエータ4を制御してリアモニタ3を開き、リアモニタ3の電源をオンする(ステップ430)。そして、ステップ404で記憶しておいたAV機器7の識別に従い、リアビデオセレクタ13を制御してリアモニタ3へ、ステップ408で出力を停止する以前に映像を出力していたAV機器7からの映像の出力を開始し、フロントビデオセレクタ14を制御してフロントモニタ2へ、ステップ406で出力をバックカメラ6からの映像に切り替える以前に映像を出力していたAV機器7からの映像の出力を開始し(ステップ432)、処理を終了する。
【0025】
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のように、本実施形態によれば、運転ユーザが自動車のバックを開始すると、自動的にリアモニタ3が閉じられる。したがって、ユーザの煩雑な操作を必要とせずに、自動車をバックさせる際における、運転ユーザの後方視界を良好に確保することができるようになる。
【0026】
また、自動車のバック開始時に閉じたリアモニタ3は、自動車がパーキング状態となったときや、一定時間以上トランスミッションのギアがドライブギアにあったり車速が所定速度以上にあったりするなど通常の前進走行が開始されたと判定されたときに、自動的に開き、その出力が、リアモニタ3を閉じたときの出力に復帰する。
【0027】
したがって、ユーザは、バック終了後に、リアモニタ3を開いたり、その出力を復帰させるために特段の操作を行う必要がない。また、前進を開始したときに直ちにリアモニタ3を開くのではなく、一定時間以上トランスミッションのギアがドライブギアにあったり車速が所定速度以上になったときにリアモニタ3を開くようにしているので、駐車時の切り返しなどにおいて前進と後進を繰り返すような場合に、リアモニタ3が開いたり閉じたりしてしまうことがない。
【0028】
なお、以上の実施形態におけるリアモニタ3の開閉状態の検出は、これを検出するセンサを用いて行うようにしてもよい。また、バック終了後の、リアモニタ3の開状態への復帰やリアモニタ3の出力の復帰は、これを省略し、これらについてはユーザ操作に応じて行うようにしてもよい。また、本実施形態におけるバック時のリアモニタ3の開閉制御は、バックカメラ6を備えていないモニタシステムにも同様に適用可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、リアモニタを備えたモニタシステムにおいて、ユーザの煩雑な操作を必要とせずに、自動車をバックさせる際における、運転ユーザの後方視界を良好に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るモニタシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るモニタシステム車内配置を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る制御部の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態に係る制御部の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:メインユニット、2:フロントモニタ、3:リアモニタ、4:開閉アクチュエータ、5:スピーカ、6:バックカメラ、7:AV機器、11:制御部、12:オーディオセレクタ、13:リアビデオセレクタ、14:フロントビデオセレクタ、15:操作部、16:自動車状態入力インタフェース。

Claims (7)

  1. リアシートユーザ用の表示装置であるリアモニタを備えた、車載モニタシステムであって、
    前記リアモニタを、前記リアシートユーザが当該リアモニタの表示を視認可能となる使用位置と、当該リアモニタが収容された状態となる収容位置との間で移動するアクチュエータと、
    自動車の運転ユーザの後進操作を検知する後進検知手段と、
    前記後進検知手段が、運転ユーザの後進操作を検知した場合に、前記アクチュエータに前記リアモニタを収容位置に移動させる制御部とを有することを特徴とする車載モニタシステム。
  2. 請求項1記載の車載モニタシステムであって、
    前記リアモニタは、車室天井設置型のリアモニタであって、
    前記使用位置は、前記リアモニタの表示面が略垂直となるように当該リアモニタが天井とのジョイント部を開閉軸として開いた位置であって、前記収容位置は、前記リアモニタの表示面が天井面と近接して平行となるように、当該リアモニタが前記天井とのジョイント部を開閉軸として閉じた位置であることを特徴とする車載モニタシステム。
  3. 請求項1または2記載の車載モニタシステムであって、
    前記後進検知手段は、トランスミッションのギアがバックギアにシフトしたことをもって、自動車の運転ユーザの後進操作を検知することを特徴とする車載モニタシステム。
  4. 請求項1、2または3記載の車載モニタシステムであって、
    前記制御部は、前記後進検知手段の運転ユーザの後進操作を検知に応じて前記アクチュエータに前記リアモニタを収容位置に移動させた後、トランスミッションのギアがパーキングギアにシフトした場合に、前記アクチュエータに前記リアモニタを使用位置に移動させることを特徴とする車載モニタシステム。
  5. 請求項1、2、3または4記載の車載モニタシステムであって、
    前記制御部は、前記後進検知手段の運転ユーザの後進操作の検知に応じて前記アクチュエータに前記リアモニタを収容位置に移動させた後、トランスミッションのギアが一定期間以上、自動車を前進させるためのギアにシフトされた状態にあり続けた場合に、前記アクチュエータに前記リアモニタを使用位置に移動させることを特徴とする車載モニタシステム。
  6. 請求項1、2、3または4記載の車載モニタシステムであって、
    前記制御部は、前記後進検知手段の運転ユーザの後進操作の検知に応じて前記アクチュエータに前記リアモニタを収容位置に移動させた後、自動車の前進方向車速が所定速度以上となった場合に、前記アクチュエータに前記リアモニタを使用位置に移動させることを特徴とする車載モニタシステム。
  7. リアシートユーザ用の表示装置であるリアモニタと、前記リアモニタを、前記リアシートユーザが当該リアモニタの表示を視認可能となる使用位置と、当該リアモニタが収容された状態となる収容位置との間で移動するアクチュエータとを備えた車載モニタシステムにおいて、前記リアモニタの位置を制御する方法であって、
    自動車の運転ユーザの後進操作を検知するステップと、
    運転ユーザの後進操作を検知した場合に、前記アクチュエータに前記リアモニタを収容位置に移動させるステップとを有することを特徴とする車載モニタシステムにおけるリアモニタ位置制御方法。
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