JP2004090117A - 砥石 - Google Patents

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Fukuo Murai
村井 福夫
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Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D5/00Bonded abrasive wheels, or wheels with inserted abrasive blocks, designed for acting only by their periphery; Bushings or mountings therefor
    • B24D5/14Zonally-graded wheels; Composite wheels comprising different abrasives

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

【課題】研削加工とラップ加工→粗加工と仕上げ加工といった複合加工を同時に行える砥石を提供すること。
【解決手段】円盤状又はリング状で外周に加工面を有する砥石11において、加工面は、軸線巾方向に分割する第一加工面22a及び第二加工面23aからなり、第一加工面及び第二加工面の面組織や砥粒径が各々異なる。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、被加工物の外周面に複数回の研削加工及び/又はラップ加工を施す砥石に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より被加工物、例えばカムシャフトのカム駒を成形する砥石は、図8に示す如く、鋳鉄等で成形されたリング状の砥石固着基板112の外周面に複数の砥石部材121が固着されたものであった。ここでカムシャフトのカム駒の成形工程は、荒研削加工後、仕上げ研削加工を行い、更にカム駒表面の面粗度が要求される場合にラップ加工を行っていた。そのため、荒研削加工に使用される砥石は比較的大きい砥粒を有する砥石部材が使用され、仕上げ研削加工に使用される砥石は比較的小さい砥粒を有する砥石部材が使用され、更にラップ加工に使用される砥石は樹脂材又は繊維材からなる砥石部材が使用されていた。
【0003】
上記砥石を使用してカムシャフトのカム駒を成形する場合、まず図9に示す如く、荒研削加工用の砥石111を回転軸132に取着し、回転軸132と一体的に砥石111を回転させて、カムシャフト1の端部側のカム駒2から順次全てのカム駒2に荒研削加工を施す。続いてカムシャフト1を次工程に移動させ、図示せぬ仕上げ研削加工用の砥石にて順次カム駒2に仕上げ研削加工を施し、更にカムシャフト1を次工程に移動させ、図示せぬラップ加工用の砥石にて順次カム駒2に最終仕上げのラップ加工を施し、カム駒2を成形していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く、カムシャフト1のカム駒2に、荒研削加工、仕上げ研削加工及びラップ加工を施すことにより、カム駒2表面を所望する精度に成形できるということがある。
【0005】
しかし、各加工工程ごとにカムシャフト1を移動するため、カムシャフト1の取り付け、取り外し、及び移動に時間がかかってしまうということがある。また、各加工工程ごとに設備が異なるため、広いスペースが必要となってしまうことがある。そこで、1台の設備で砥石を交換して加工することも考えられる。これにより広いスペースは必要なくなるが、更に砥石交換及び加工プログラムの再設定等に更なる時間がかかってしまうということがある。
【0006】
従って、本発明は上述の如き課題を解決し、加工時間を短縮でき、加工スペースを最小限に抑える砥石を提供することを目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の構成は以下のとおりである。
【0008】
1 円盤状又はリング状で外周に加工面を有する砥石において、加工面は、軸線巾方向に分割する第一加工面及び第二加工面からなり、第一加工面及び第二加工面の面組織が各々異なる。
【0009】
2 請求項1記載の砥石において、第一加工面及び第二加工面に使用される砥粒の大きさが各々異なる。
【0010】
3 請求項1記載の砥石において、第一加工面は研削加工用の砥粒により構成され、第二加工面はラップ加工用の樹脂材又は繊維材により構成される。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1乃至図8に基づいて説明する。
【0012】
図1は、砥石11により加工が施される被加工物であるカムシャフト1を表し、軸線方向に延びるカム軸5と、カム軸5上に設けられる複数のカム駒2及びジャーナル駒6から構成される。ジャーナル駒6は、その外周がカム軸5より大径で同心の円形状である。またカム駒2は、その外周がカム軸5より大径で同心の半円形状であるカムベース部4と、そのカムベース部4から連続してカムベース部4のベース円より外側に突出するカムトップ部3とからなる。
【0013】
次に図2は、上記カムシャフト1のカム駒2を研削する本発明の第一の実施例の砥石11を表し、鋳鉄製で中心に回転軸に取着される取着孔15を有するリング状の砥石固着基板12と、砥石固着基板12の外周面に固着される砥石部材21とからなり、この砥石部材21は、軸線巾方向に分割され並列に配置される第一砥石部材22と第二砥石部材23とから形成される。ここで、第一砥石部材22と第二砥石部材23からなる加工面21aは構成組織が異なり、第一砥石部材22は荒研削加工用で、その第一加工面22aが比較的大きい砥粒を有し、また第二砥石部材23は仕上げ研削加工用で、その第二加工面23aが比較的小さい砥粒を有する。
【0014】
次に上記砥石11でカムシャフト1のカム駒2を研削する方法を、図3乃至図5に基づいて説明する。
【0015】
図3は、研削前のカムシャフト1と研削装置の取付治具31に取着された砥石11を表す。取付治具31は、砥石11の取着孔15に取着される回転軸32と、砥石11の軸線巾方向両端外側に配置され砥石11を挟持するガイド部材33,34と、ガイド部材33,34が砥石11を挟持する状態を、回転軸32の端部に形成される雄ネジ32aに螺合して保持するナット35からなる。
【0016】
続いて、上記砥石11にて研削する場合、まずカムシャフト1の一端端部側のカム駒2に第一砥石部材22の第一加工面22aが対向するように砥石11を配置し、回転軸32を回転させて一体的に砥石11を回転させる。そして取付治具31をカムシャフト1に接近させ、図4に示す如く、砥石11がカムシャフト1のカム駒2に当接すると同時に荒研削加工が開始され、所定量研削後、一旦取付治具31が後退するとともに隣接するカム駒2に第一砥石部材22の第一加工面22aが対向する位置へ移動する。その後、順次隣接するカム駒2に研削加工を施し、最後に他端端部側のカム駒2に研削加工を施し、荒研削加工工程が終了する。
【0017】
そして連続して、カムシャフト1の一端端部側のカム駒2に第二砥石部材23の第二加工面23aが対向するように取付治具31が移動し、図5に示す如く、一端端部側カム駒2に仕上げ研削加工を施すとともに、その後、順次荒研削加工と同様に他端端部側のカム駒2まで順次研削加工を施し、仕上げ研削加工工程が終了し、カム駒2の成形が完了する。
【0018】
よって、砥石11の加工面21aが軸線巾方向に分割する第一加工面22a及び第二加工面23aからなり、第一加工面22aと第二加工面23aの面組織が各々異なるため、別加工を同一装置で連続的に行うことができる。特に上記砥石11の如く、第一加工面22aと第二加工面23aに使用される砥粒の大きさが各々異なると、荒研削加工と仕上げ研削加工を連続的に行うことができる。
【0019】
次に図6は本発明の第二の実施例による砥石11を表す。この砥石11は、カムシャフト1のカム駒2表面の面祖度を更に向上させるため、研削加工に加えラップ加工を連続的に実施できるものである。つまり、砥石11の第一砥石部材22の第一加工面22aは研削加工用の砥粒により構成され、第二砥石部材23の第二加工面23aはラップ加工用の樹脂材又は繊維材より構成される。また、砥石固着基板12は、予め軸線巾方向に分割する第一砥石固着基板13と第二砥石固着基板14が固定ボルト25により一体的に固定されている。
【0020】
上記第二の実施例の砥石11でカムシャフト1のカム駒2を成形する場合、必要に応じ、予め他の砥石で荒研削加工を行う。その後、第二の実施例の砥石11で第一の実施例と同様に別工程、つまり仕上げ研削加工とラップ加工をカム駒2に施す。このように第二の実施例の砥石11によれば、研削加工とラップ加工を連続的に行うことができる。尚、砥石固着基板12を軸線巾方向に分割することにより、第一砥石固着基板13に第一砥石部材22を固着した研削用の砥石と第二砥石固着基板14に第二砥石部材23を固着したラップ用の砥石を固定ボルト25により一体的に固定することが可能となり、容易に砥石11を形成することができる。
【0021】
更に図7に示す如く、第一砥石固着基板13及び/又は第二砥石固着基板14の外周側の軸線巾方向肉厚を維持し、内周側の軸線巾方向肉厚を薄くすることにより軽量化を計ることができる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、円盤状又はリング状で外周に加工面を有する砥石において、加工面は、軸線巾方向に分割する第一加工面及び第二加工面からなり、第一加工面及び第二加工面の面組織が各々異なるため、別加工を同一装置で連続的に行うことができ、加工時間を短縮できる。加えて、加工スペースも最小限に抑えることができる。
【0023】
特に、砥石の第一加工面及び第二加工面に使用される砥粒の大きさが各々異なると、荒研削加工と仕上げ研削加工を連続的に行うことができ、加工時間を短縮できる。
【0024】
また、砥石の第一加工面は研削加工用の砥粒により構成され、第二加工面はラップ加工用の樹脂材又は繊維材により構成されると、研削加工とラップ加工を連続的に行うことができ、加工時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】被加工物であるカムシャフトの正面図である。
【図2】本発明の実施例による砥石を表し、(ア)は側面図、(イ)は正面図、(ウ)は正面断面図である。
【図3】本発明の実施例による砥石で被加工物に加工を行う前の状態を表す正面図である。
【図4】本発明の実施例による砥石で被加工物に加工を行う第一工程を表す正面図である。
【図5】本発明の実施例による砥石で被加工物に加工を行う第二工程を表す正面図である。
【図6】本発明の他の実施例による砥石を表し、(ア)は側面図、(イ)は正面図、(ウ)は正面断面図である。
【図7】本発明の更に他の実施例による砥石を表し、(ア)は側面図、(イ)は正面図、(ウ)は正面断面図である。
【図8】従来の砥石を表し、(ア)は側面図、(イ)は正面図、(ウ)は正面断面図である。
【図9】従来の砥石で被加工物に加工を行う工程を表す正面図である。
【符号の説明】
21a 加工面
22a 第一加工面
23a 第二加工面

Claims (3)

  1. 円盤状又はリング状で外周に加工面(21a)を有する砥石において、前記加工面(21a)は、軸線巾方向に分割する第一加工面(22a)及び第二加工面(23a)からなり、該第一加工面(22a)及び第二加工面(23a)の面組織が各々異なることを特徴とする砥石。
  2. 前記第一加工面(22a)及び第二加工面(23a)に使用される砥粒の大きさが各々異なることを特徴とする請求項1記載の砥石。
  3. 前記第一加工面(22a)は研削加工用の砥粒により構成され、前記第二加工面(23a)はラップ加工用の樹脂材又は繊維材により構成されることを特徴とする請求項1記載の砥石。
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