JP2004090034A - 鋳物及び自動車用ナックルの製造方法並びにそれによって得られる鋳物及び自動車用ナックル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動車用ナックルの製造方法であって、軸受けを嵌合する嵌合穴形成用の中子3を有する鋳型1に溶湯を注湯し、凝固させて凹部を有する鋳物を製造する工程と、前記鋳物の前記嵌合穴を切削加工して円筒状嵌合穴を有するナックルに加工する工程とを有し、前記中子3は、円弧部31と、切欠き部32とからなり、前記鋳型1に注湯した溶湯は、前記中子の前記切欠き部32によって形成された幅広湯道21を流れてキャビティ2を満たす。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、重力鋳造法(グラビティ・ダイ・キャスティング)による鋳造方法によって製造される円筒状凹部を有する鋳物及び円筒状嵌合穴を有する自動車用ナックル並びにその製造方法に関するものである。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、円筒状凹部(円筒状貫通孔を含む)を有する鋳物は、図6に示す様に、湯口4から例えばアルミニウムの溶湯を鋳型1と中子3によって形成された凹部を有するキャビティ2内へ注湯し、これを冷却・凝固させて得られている。
【0003】
このとき、中子3によって形成される円筒状凹部は、幅狭湯道8を形成する場合がある。例えばアルミニウム製の自動車用ナックルなどの場合、円筒状凹部は車輪の軸受けとなる円筒状嵌合穴を形成し、この嵌合穴にボールベアリングを嵌合させるのである(例えば、特許文献1参照)が、駄肉をなるべく少なくするために、鋳造時には図6に示すような薄肉部分(幅狭湯道8)を形成しなければならない場合がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−324450号公報(図1)
【0005】
しかしながら、ほとんど加圧しない重力鋳造法においては、このような幅狭湯道8は溶湯が流れにくく、鋳造欠陥を起こしたり、鋳造欠陥とならないよう鋳造サイクルを長くしなければならないという問題があった。
【0006】
本発明は、重力鋳造法であっても、鋳造欠陥を起こしにくい軽量化した円筒状凹部を有する鋳物及び円筒状嵌合穴を有する自動車用ナックル並びにその製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第一の態様に係る鋳物の製造方法においては、凹部形成用の中子を有する鋳型に溶湯を注湯し、凝固させて凹部を有する鋳物を製造する鋳造工程と、前記鋳物の前記凹部を切削加工して円筒状凹部を有する製品に加工する切削工程と、を有し、前記中子は、その外周面に、円弧部と、円弧の一部を切り欠いた切欠き部とを含み、前記鋳型に注湯した溶湯は、前記中子の切欠き部と前記鋳型の対応するキャビティ面との間に形成された幅広湯道を流れて、前記鋳型のキャビティに満たすことことを特徴としている。
【0008】
本発明の第二の態様に係る自動車用ナックルの製造方法においては、軸受けを嵌合する嵌合穴形成用の中子を有する鋳型に溶湯を注湯し、凝固させて嵌合穴を有する鋳物を製造する鋳造工程と、前記鋳物の前記嵌合穴を切削加工して円筒状嵌合穴を有するナックルに加工する切削工程とを有し、前記中子は、その外周面に、円弧部と、円弧の一部を切り欠いた切欠き部とを含み、前記鋳型に注湯した溶湯は、前記中子の前記切欠き部と前記鋳型の対応するキャビティ面との間に形成された幅広湯道を流れて、前記鋳型のキャビティに満たすことを特徴としている。
【0009】
本発明の第一、第二の態様によれば、従来の様に溶湯が流れにくい幅狭湯道(薄肉部分)をキャビティに形成することなく、単に中子の一部に切欠きを設けることで、幅広湯道を形成することができ、鋳造欠陥を発生しにくくすることができる。また、この幅広湯道によって形成された部分を、鋳造工程に続いて行われる切削工程において、加工工程を大きく変更することなしに、鋳物の凹部もしくは嵌合穴を切削加工して円筒状凹部もしくは円筒状嵌合穴とすることができる。
【0010】
ここで、第一、第二の態様の製造方法によって製造された前記鋳物は、前記幅広湯道にて溶湯が凝固することで、前記凹部内に形成されたブリッジを有し、前記切削工程は、前記ブリッジを切削する工程を含むことができる。
【0011】
このような構成とすることで、従来の様に溶湯が流れにくい幅狭湯道(薄肉部分)をキャビティに形成することなく、単に中子の一部に切欠きを設けることで、ブリッジとして幅広湯道を形成することができ、鋳造欠陥を激減させることができる。また、このブリッジは、鋳造工程に続いて行われる切削工程において、加工工程を大きく変更することなしに、鋳物の凹部もしくは嵌合穴を切削加工して円筒状凹部もしくは円筒状嵌合穴とすることができる。
【0012】
この場合の自動車用ナックルにおいては、前記自動車用ナックルの前記円筒状嵌合穴の底部側には、環状の段部が形成され、前記段部は、前記ブリッジの切削痕跡を有することができる。
【0013】
このような構成とすることで、鋳造工程でブリッジを形成しても切削加工によって軸受を嵌合する嵌合穴と、軸受が回転可能に載置される段部とを形成することができ、ブリッジ痕跡は軸受の嵌合に影響を及ぼさない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1〜図5は、本発明の一実施形態に係る鋳造方法を示す図である。
【0016】
図1は、自動車用ナックルの鋳造による鋳物6(素材)を製造する鋳型1を示し、図2〜4は、その鋳物6を示している。
【0017】
鋳物6は、アルミニウムの溶湯を湯口4から注湯し、略円柱状の中子3を有する鋳型1によって形成されるキャビティ2を満たして、押湯口5まで溶湯を到達させ、図示しない冷却手段、例えば鋳型1内に設けられた冷却水路によって冷却させ、溶湯が十分に凝固した後、型開きして取り出される。
【0018】
従来であれば、図6に示すように、幅狭湯道8となってしまうが、円柱状の中子3を下部の円弧部31と上部の切欠き部32に形成することで、従来よりも図1の点線で示す分だけ広い幅広湯道21をキャビティ2に形成することができる。
【0019】
したがって、キャビティ2を鋳型1の下方から満たしてきた溶湯は、中子3の上部の切欠き部32によって形成された幅広湯道21によって、湯口4側から押湯口5側に幅広に連通しているので、溶湯が流れにくくなることなくスムーズにキャビティ2の全体を満たすことができる。
【0020】
特に、本実施の形態においては、キャビティ2の上部であって、湯口4と押湯口5を結ぶ位置でキャビティ2の幅が狭くなる製品であり、押湯による効果も出にくい位置であるので、幅広湯道21が特に重要である。
【0021】
こうして鋳造工程によって製造された鋳物6が、図2〜図3に示されている。図2は、図1の鋳型1によって製造された鋳物6を図1のii−ii断面で示している。鋳物6は、中央に中子3によって形成された凹部からなる嵌合孔形成部62と、その周囲に突出形成された複数のアームを有している。この鋳物6をさらに切削加工して、図5に示すような製品である自動車用のナックル7が製造される。なお、図5に示すナックル7は、図2の鋳物6の断面図に対応したナックル7の断面図である。
【0022】
ナックル7は、中央に軸受(ボールベアリング)を嵌合する円筒状の凹部である円筒状の嵌合穴71とその嵌合穴71の底部付近に段部72が設けられ、周囲にはアッパーサスペンションの取付アームやロアーサスペンションなどの取付アームを複数有している。
【0023】
ナックル7は、鋳造によって製造された鋳物6を切削加工して仕上げられるが、特にボールベアリングなどの軸受を嵌合する嵌合穴71は、鋳物6の嵌合穴形成部62の周面の切削加工部分63を切削加工することで得られる。鋳物6の切削加工部分63は、図3及び図4に示される通り、鋳造工程で幅広湯道21として利用された円の一部を切欠いた略半円状のブリッジ61と、嵌合穴形成部62の周面に沿って削り込まれた円弧状切削部64から形成される。なお、図4は、図3の切削加工部分63を拡大した図である。
【0024】
また、ナックル7の嵌合穴71の段部72は、ボールベアリングなどの軸受が嵌合されたときに、ボールベアリングの周縁部が段部72に載置されることで、回転可能に嵌合されるためのものである。
【0025】
この段部72は、切削加工によって残された部分であるので、図3,4に示される略半円状のブリッジ痕跡73と、幅狭の円弧状切削部痕跡74とからなる。これらブリッジ痕跡73や幅狭の円弧状切削部痕跡74は、ボールベアリングを周縁部で載置するものであり、回転に影響を及ぼさない。
【0026】
なお、本発明は、本実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
【0027】
例えば、前記実施の形態では、前輪駆動方式に用いられる後輪側のナックル7であり、ナックル7の嵌合穴71は有底の穴であったが、後輪駆動方式に用いられるナックル7のような貫通孔であってもよい。
【0028】
また、前記実施の形態では、材質にアルミニウムを用いたが、これに限らず、高剛性を有する鉄、その他の金属であってもよい。
【0029】
さらに、前記実施の形態では、自動車用ナックルについて説明したが、ナックルに限らず、円筒状の穴(貫通孔を含む)を有する鋳物であって、鋳造工程後に該円筒状の穴を切削加工によって仕上げる製品、例えばブッシュを嵌合させる嵌合穴を有する部品などであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る鋳型を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る鋳物の断面図である。
【図3】図2に示す鋳物の平面図である。
【図4】図3に示す鋳物の部分拡大図である。
【図5】ナックルの断面図である。
【図6】従来の鋳型を示す断面図である。
【符号の説明】
1 鋳型
2 キャビティ
21 幅広湯道
3 中子
31 円弧部
32 切欠き部
4 湯口
5 押湯口
6 鋳物
61 ブリッジ
62 嵌合穴形成部
63 切削加工部分
64 円弧状切削部
7 ナックル
71 嵌合穴
72 段部
73 ブリッジ痕跡
74 幅狭の円弧状切削部痕跡
8 幅狭湯口
Claims (5)
- 重力鋳造法による鋳物の製造方法であって、
凹部形成用の中子を有する鋳型に溶湯を注湯し、凝固させて凹部を有する鋳物を製造する鋳造工程と、
前記鋳物の前記凹部を切削加工して円筒状凹部を有する製品に加工する切削工程と、
を有し、
前記中子は、その外周面に、円弧部と、円弧の一部を切り欠いた切欠き部とを含み、
前記鋳型に注湯した溶湯は、前記中子の切欠き部と前記鋳型の対応するキャビティ面との間に形成された幅広湯道を流れて、前記鋳型のキャビティに満たされることを特徴とする鋳物の製造方法。 - 請求項1記載の鋳物の鋳造方法において、
前記鋳造工程にて鋳造された鋳物は、前記幅広湯道にて溶湯が凝固することで、前記凹部内に形成されたブリッジを有し、
前記切削工程は、前記ブリッジを切削する工程を含むことを特徴とする鋳物の鋳造方法。 - 重力鋳造法による自動車用ナックルの製造方法であって、
軸受けを嵌合する嵌合穴形成用の中子を有する鋳型に溶湯を注湯し、凝固させて嵌合穴を有する鋳物を製造する鋳造工程と、
前記鋳物の前記嵌合穴を切削加工して円筒状嵌合穴を有するナックルに加工する切削工程とを有し、
前記中子は、その外周面に、円弧部と、円弧の一部を切り欠いた切欠き部とを含み、
前記鋳型に注湯した溶湯は、前記中子の前記切欠き部と前記鋳型の対応するキャビティ面との間に形成された幅広湯道を流れて、前記鋳型のキャビティに満たされることを特徴とする自動車用ナックルの製造方法。 - 請求項3記載の自動車用ナックルの製造方法において、
前記鋳造工程にて鋳造された鋳物は、前記幅広湯道にて溶湯が凝固することで、前記凹部内に形成されたブリッジを有し、
前記切削工程は、前記ブリッジを切削する工程を含むことを特徴とする自動車用ナックルの製造方法。 - 請求項4記載の方法により製造された自動車用ナックルであって、
前記自動車用ナックルの前記円筒状嵌合穴の底部側には、環状の段部が形成され、
前記段部は、前記ブリッジの切削痕跡を有することを特徴とする自動車用ナックル。
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