JP2004089966A - 生ごみ処理装置搭載車 - Google Patents

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Shinpei Inukai
犬飼 新平
Takashi Suzuki
鈴木 高志
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

【課題】生ごみや残り滓が蓋と撹拌槽の排出口外周部との間に侵入しないようにする。
【解決手段】生ごみ処理装置搭載車に搭載された生ごみ処理装置の撹拌槽4の側壁4fに形成された排出口15に蓋17を開閉可能に設ける。蓋17の外周部に縦面38aと横面38bとからなる断面L字形の切欠状段部38を形成する。蓋17で排出口15を閉じた状態で、縦面38aが側壁4fの排出口外周部4gに対面するとともに横面38bが排出口15に臨み、排出口外周部4gと縦面38aとの間に排出口15を取り囲むように環状のシール材39を介在させる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、生ごみ処理装置搭載車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭や市場等で日々発生する生ごみを堆肥や家畜用飼料として有効利用することが行われている。このために生ごみ処理装置搭載車なるものが開発されている。この生ごみ処理装置搭載車では、撹拌槽が車台に搭載されており、この撹拌槽内はヒータで加熱された温風が送り込まれて好気性発酵条件に適した温度雰囲気になっていて、撹拌槽内に水分調整材と共に投入された生ごみを撹拌スクリュで撹拌する過程で発酵処理するようになっている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭58−104801号公報(第2頁、図1)
【特許文献2】
特開昭64−17701号公報(第2,3頁、図1)
【0004】
一般に、このような生ごみ処理装置搭載車では、生ごみを撹拌槽内に投入するための投入口が撹拌槽の上壁に形成されているとともに、処理されて飼料や堆肥となった処理物を撹拌槽から排出するための排出口が撹拌槽の側壁に形成されている。
【0005】
ところで、上述の如き撹拌槽の排出口には、蓋が開閉可能に取り付けられている。この蓋は、処理物を排出するときや撹拌槽内を清掃するときを除いて閉じられている。この蓋の取付構造は、一般には図5に示すようになっている。
【0006】
図5において、aは撹拌槽であり、該撹拌槽aの側壁bには排出口cが形成され、該排出口cの開口周端縁部には開口枠部材dが外方に突設されている。そして、蓋eが、上記開口枠部材d外周りに固着された蓋取付枠部f上端にヒンジgによって上下方向に開閉可能に支持され、蓋閉動作により上記排出口cを蓋eで閉じるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の取付構造では、排出口cを蓋eで閉じた状態で、蓋eが開口枠部材d内に入って排出口cに臨み、蓋eと側壁bの排出口外周部とは重なり合うことなくほぼ面一になっているため、両者間にできた隙間hに生ごみや残り滓が侵入して腐ると、衛生上好ましくない。特に、処理物が飼料である場合には、腐った生ごみ等が飼料に混ざると家畜に害になるので問題である。
【0008】
この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、生ごみや残り滓が蓋と撹拌槽の排出口外周部との間に侵入しないようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明は、蓋と撹拌槽との排出口周りの構造に工夫を凝らしたことを特徴とする。
【0010】
具体的には、この発明は、上壁に投入口が側壁に排出口がそれぞれ形成され、上記投入口から投入された生ごみを撹拌しながら発酵・乾燥処理し、この処理物を上記排出口から排出する箱形の撹拌槽を備えた生ごみ処理装置が車台に搭載された生ごみ処理装置搭載車を対象とし、次のような解決手段を講じた。
【0011】
すなわち、この発明は、上記排出口には、蓋が開閉可能に設けられ、上記蓋の外周部には、縦面と横面とからなる断面L字形の切欠状段部が形成され、上記蓋で排出口を閉じた状態で、上記縦面が側壁の排出口外周部に対面するとともに上記横面が排出口に臨み、上記排出口外周部と縦面との間には、排出口を取り囲むように環状のシール材が介在されていることを特徴とする。
【0012】
上記の構成により、請求項1に記載の発明では、蓋で排出口を閉じた状態で、撹拌槽の側壁の排出口外周部と蓋外周部の切欠状段部の縦面とが対面し、かつその間にシール材が介在することにより、排出口と蓋との間がシールされて両者間に生ごみや残り滓が侵入せず、衛生面が確保される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0014】
図2〜図4はこの発明の実施の形態に係る生ごみ処理装置搭載車Aを示す。この生ごみ処理装置搭載車Aは、車体フレーム1の前端にキャビン2が設けられているとともに、車体フレーム1上に車台3が搭載され、該車台3に生ごみ処理装置Bが搭載されている。
【0015】
上記生ごみ処理装置Bは、箱形の撹拌槽4と温風発生装置Cとを備え、該温風発生装置Cは上記撹拌槽4の車体前方側に隣設された区画室5内に設置されている。上記撹拌槽4には、2つの撹拌羽根車6が車幅方向に平行に配置され、これら撹拌羽根車6は、軸受7で前壁4a及び後壁4bに回転自在に支持された車体前後方向に延びる撹拌軸8を備え、該撹拌軸8には放射状に延びる複数本の撹拌棒9が軸方向に間隔をあけて固定され、該各撹拌棒9の先端には偏平な撹拌羽根10が固定されている。上記両撹拌軸8の車体前方側の端部は上記区画室5に突出していて、その突出端部に油圧モータ11がそれぞれ連結され、該油圧モータ11を起動させて上記撹拌羽根車6を回転させることにより、上記撹拌槽4の上壁4cに形成された投入口12から水分調整材(堆肥の場合は米糠やおが屑等、飼料の場合はトウモロコシや大豆滓等)と共に投入された生ごみを好気性発酵条件の下で撹拌しながら発酵・乾燥処理するようになっている。
【0016】
上記撹拌槽4の底壁4dは、上記2つの撹拌羽根車6の回転軌跡に倣って車幅方向中央が上方に突出して該突出部4eの両側で凹状に湾曲した形状に形成され、上記撹拌羽根車6で撹拌される生ごみを上記突出部4e両側の凹状湾曲部に振り分けて生ごみが撹拌槽4内で均一に混ざるようにしている。さらに、上記撹拌槽4の底壁4d裏面には、上記温風発生装置Cと共に撹拌槽4内の生ごみを加熱して発酵・乾燥させる底ヒータ13が設置されている。
【0017】
上記温風発生装置Cは、据付台19に立設された縦型の略円筒形のケース20を備え、該ケース20は外周が断熱材(図示せず)で覆われていて、内部にはニクロム線(図示せず)が埋設された3本の発熱体22がケース中心線に沿って平行に配置されて加熱装置23を構成している。上記据付台19には、空気の流れや風量を調整するエアダンパ24付きのブロワ25が上記ケース20の下端に隣設されて接続され、上記ケース20内にブロワ25により圧送された空気を送り込むようになっている。上記ケース20の上端側には導出配管29が接続され、該導出配管29は撹拌槽4の前壁4aを嵌挿して撹拌槽4内に臨んでいる。そして、上記ブロワ25によりケース20内に導入された空気を圧送する過程で、上記発熱体22により加熱して導出配管29を経て撹拌槽4内に温風として送り込み、上記底ヒータ13と共に撹拌槽4内を好気性発酵条件に適した雰囲気温度に加熱し、撹拌槽4内に水分調整材と共に投入された生ごみを撹拌羽根車6で撹拌しながら発酵・乾燥処理するようになっている。
【0018】
上記生ごみ処理装置搭載車Aへの生ごみ投入は、車体後端に設けられた反転投入装置(反転投入機構は図示せず)Dにより回収コンテナ14を上方に持ち上げて反転させることで行われるようになっている(図2仮想線参照)。また、発酵・乾燥処理が終わって生成された処理物は、撹拌槽4の左右両側壁4fに設けられた矩形に開口する排出口15から排出され、堆肥や飼料として用いられるようになっている。16は上記投入口12を開閉する蓋、17は上記排出口15を開閉する蓋である。また、18は作業者がメンテナンス等の際に撹拌槽4の上壁4cに昇るための梯子である。
【0019】
図1に拡大詳示するように、上記排出口15を開閉する蓋17は、正面板30と、該正面板30裏面に固着された矩形環状の側面板31と、該側面板31の開口を塞ぐ裏面板32とからなる蓋本体33を備え、上記裏面板32は断熱材32aと保護材32bとの2層構造である。上記蓋本体33の正面板30には、上下方向に延びるフレーム34が2つ平行に固着され(図2参照)、その下端には作業者が把持する把持部35が橋絡されている。
【0020】
一方、上記撹拌槽4の排出口15外周りには、矩形環状の開口枠部材37が排出口15の開口周端縁部から所定の間隔をあけて固着されて外方に突出し、側壁4fの排出口外周部4gが上記開口枠部材37内に延出している。上記開口枠部材37外周りには蓋取付枠部37aが固着され、該蓋取付枠部37a上端に上記蓋17のフレーム34上端がヒンジ36によって取り付けられ、これにより蓋17が上下方向に開閉可能に支持され、蓋閉動作により上記排出口15を蓋17で閉じるようになっている。
【0021】
この発明の特徴として、上記蓋17の蓋本体33は排出口15よりも大きく形成され、その内側外周部には、縦面38aと横面38bとからなる断面L字形の切欠状段部38が形成され、上記排出口15を蓋17で閉じた状態で、上記縦面38aが側壁4fの排出口外周部4gに対面するとともに、上記横面38bが排出口15に臨むようになっている。また、上記排出口外周部4gと縦面38aとの間には、排出口15を取り囲むように矩形環状のシール材39が介在され、排出口15と蓋17との間に生ごみや残り滓が侵入しないようになっている。また、上記開口枠部材37の蓋取付枠部37aと蓋17の正面板30との間には、矩形環状の緩衝材40が介在され、蓋閉動作時の衝撃を緩和するようになっている。
【0022】
このように、この実施の形態では、蓋17で排出口15を閉じた状態で、蓋外周部の切欠状段部38の縦面38aが側壁4fの排出口外周部4gに対面するとともに上記切欠状段部38の横面38bが排出口15に臨み、上記排出口外周部4gと縦面38aとの間に排出口15を取り囲むようにシール材39を介在させていることから、排出口15と蓋17との間をシールして生ごみや残り滓の侵入を防止でき、衛生面を確保することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、側壁の排出口外周部と蓋外周部の切欠状段部の縦面とを対面させるとともに上記切欠状段部の横面を排出口に臨ませ、かつその間にシール材を介在させることで排出口を閉じるので、排出口と蓋との間を生ごみや残り滓が侵入しないようにシールして衛生面を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】撹拌槽の排出口部分を拡大して示す断面図である。
【図2】生ごみ処理装置搭載車の側面図である。
【図3】生ごみ処理装置搭載車の平面図である。
【図4】生ごみ処理装置搭載車の撹拌槽の内部を車体後方から見た断面図である。
【図5】従来例の撹拌槽の排出口部分を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
3      車台
4      撹拌槽
4c     上壁
4f     側壁
4g     排出口外周部
12      投入口
15      排出口
17      蓋
38      切欠状段部
38a     縦面
38b     横面
39      シール材
A      生ごみ処理装置搭載車
B      生ごみ処理装置

Claims (1)

  1. 上壁に投入口が側壁に排出口がそれぞれ形成され、上記投入口から投入された生ごみを撹拌しながら発酵・乾燥処理し、この処理物を上記排出口から排出する箱形の撹拌槽を備えた生ごみ処理装置が車台に搭載された生ごみ処理装置搭載車であって、
    上記排出口には、蓋が開閉可能に設けられ、
    上記蓋の外周部には、縦面と横面とからなる断面L字形の切欠状段部が形成され、上記蓋で排出口を閉じた状態で、上記縦面が側壁の排出口外周部に対面するとともに上記横面が排出口に臨み、上記排出口外周部と縦面との間には、排出口を取り囲むように環状のシール材が介在されていることを特徴とする生ごみ処理装置搭載車。
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