JP2004088249A - アンテナ構造およびそれを備えた通信機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アンテナ構造1は、複共振状態を作り出す給電放射電極5と無給電放射電極6が誘電体基体4に形成されて成るアンテナ体2と、当該アンテナ体2が搭載される基板3とを有する。基板3にはグランド抜き部11を避けてグランド電極10を形成する。グランド抜き部11は、アンテナ体2の搭載領域Aの少なくとも一部分と当該部分に連続してアンテナ体搭載領域Aよりも外側にはみ出した部分に形成する。誘電体基体4に形成されている給電放射電極5と無給電放射電極6の接地用端部5a,6aは、アンテナ体搭載領域Aよりも外側のグランド抜き部11部分に形成されている接地用ラインパターン13,14を介してグランド電極10に接続する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末機器等の通信機に設けられるアンテナ構造およびそれを備えた通信機に関するものである。
【0002】
【背景技術】
図12には通信機に設けられるアンテナの一例が模式的な斜視図により示されている。このアンテナ20は、誘電体基体21と、この誘電体基体21に形成される給電放射電極22および無給電放射電極23と、誘電体基体21の側面に形成され給電放射電極22に信号を供給するための給電電極(図示せず)と、誘電体基体21の底面全面に形成されるアンテナ接地電極(図示せず)とを有して構成されている。
【0003】
給電放射電極22と無給電放射電極23は、それぞれ、一端部22a,23aが接地用端部と成している。また、給電放射電極22の他端部は、前記給電電極から信号が給電される給電端部と成し、さらに、無給電放射電極23の他端部は開放端と成している。
【0004】
このアンテナ20は、例えば通信機の回路基板25のグランド電極26上に表面実装される。この表面実装によって、アンテナ20の給電電極が回路基板25の信号供給源27に導通される。また、アンテナ20の給電放射電極22と無給電放射電極23の各接地用端部22a,23aは、それぞれ、直接的に回路基板25のグランド電極26に接続される。
【0005】
このような表面実装状態において、例えば、信号供給源27からアンテナ20の給電電極に通信用の信号が供給されると、その給電電極から給電放射電極22に信号が伝達される。また、給電放射電極22と無給電放射電極23の電磁結合により、給電放射電極22から無給電放射電極23にも信号が伝達される。このような信号供給により、給電放射電極22と無給電放射電極23が共振してアンテナ動作を行う。
【0006】
それら給電放射電極22と無給電放射電極23のそれぞれの電気長や、給電放射電極22と無給電放射電極23間の間隔等の様々な条件を適宜に設定することにより、給電放射電極22と無給電放射電極23による複共振状態を作り出すことができ、この複共振状態により、アンテナ20の特性を向上させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、アンテナには小型化・薄型化(低背化)が要求されている。この要求に従って、アンテナ20の誘電体基体21を小型・薄型化すると、給電放射電極22や無給電放射電極23の効率が悪くなり、アンテナ特性の劣化を招いてしまうという問題が生じる。
【0008】
この発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、アンテナ特性の劣化を防止しつつ、小型・薄型化を促進できるアンテナ構造およびそれを備えた通信機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決するための手段としている。すなわち、この発明は、所望の電波の送受信のアンテナ動作を行う放射電極が誘電体基体に形成されている構成のアンテナ体と、このアンテナ体が搭載される基板とを有するアンテナ構造において、アンテナ体の誘電体基体には、放射電極として、信号供給源から信号が供給される給電放射電極と、該給電放射電極に近接して配置された無給電放射電極とが形成されており、それぞれの放射電極の一端は開放端であり、他端は接地用端部を成し、前記基板には、グランド電極と、アンテナ体の搭載領域の少なくとも一部分および当該部分に連続してアンテナ搭載領域よりも外側にはみ出した部分によって形成されるグランド抜き部とが形成されており、アンテナ体の誘電体基体に形成された給電放射電極と無給電放射電極のうちの少なくとも一方側の接地用端部は、グランド抜き部の前記アンテナ体搭載領域よりも外側にはみ出した領域に形成されている接地用ラインパターンを介してグランド電極に接続されていることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1(a)には第1実施形態例のアンテナ構造が斜視図により示され、図1(b)にはそのアンテナ構造の模式的な分解図が示されている。また、図2には、図1のアンテナ構造を背面側から見た状態が示されている。
【0012】
この第1実施形態例のアンテナ構造1は、チップ状のアンテナ体2と、当該アンテナ体2が搭載される基板(回路基板)3とを有して構成されている。なお、図3には、アンテナ体2の展開図が示されている。
【0013】
アンテナ体2は、誘電体基体4と、当該誘電体基体4に形成される給電放射電極5および無給電放射電極6および給電電極7およびグランド電極8とを有して構成されている。つまり、誘電体基体4の上面4aには給電放射電極5と無給電放射電極6が間隔を介して近接形成されており、給電放射電極5と無給電放射電極6の各々の一端側は、それぞれ同様に、誘電体基体4の上面側から側面4bを通り底面側に伸びて形成されている。これら給電放射電極5と無給電放射電極6の底面側に伸びた各端部5a,6aはそれぞれ接地用端部と成している。また、給電放射電極5と無給電放射電極6の各他端部5b,6bはそれぞれ開放端と成し、その給電放射電極5の開放端5bは給電端部と成している。
【0014】
誘電体基体4の側面4cには、給電放射電極5の給電端部5bと間隔を介して対向する給電電極7が形成されている。この給電電極7の外部接続端部は、誘電体基体4の底面側に回り込んで形成されている。さらに、誘電体基体4の底面4dにはグランド電極8が、給電放射電極5と無給電放射電極6の各接地用端部5a,6aと、給電電極7の外部接続端部とを避けた部分領域に形成されている。
【0015】
基板3にはグランド電極10が形成されているが、このグランド電極10は基板3の全領域に渡って形成されているのではなく、基板3の一部にはグランド抜き部11が形成されている。このグランド抜き部11は、アンテナ体2の搭載領域Aの一部分と当該部分に連続してアンテナ体搭載領域Aから基板3の端縁部に渡る領域に形成されている。
【0016】
この第1実施形態例では、そのグランド抜き部11には、給電放射電極5と無給電放射電極6の各接地用端部5a,6aをそれぞれグランド電極10に接続させるための別々の接地用ラインパターン13,14が形成されている。
【0017】
また、基板3には、図2に示されるように、グランド抜き部11とは別のグランド抜き部15が設けられており、このグランド抜き部15には給電用ランドパターン16が形成されている。この給電用ランドパターン16は信号供給源17に導通している。
【0018】
この第1実施形態例のアンテナ構造1では、アンテナ体2の給電電極7の外部接続端部が基板3の給電用ランドパターン16に、また、給電放射電極5の接地用端部5aが給電側の接地用ラインパターン13に、さらに、無給電放射電極6の接地用端部6aが無給電側の接地用ラインパターン14に、それぞれ、接続するように位置合わせが成されて、アンテナ体2が基板3に実装されている。
【0019】
このようなアンテナ構造1では、例えば、信号供給源17から給電電極7に通信用の信号が供給されると、その信号は、給電電極7から容量を介して給電放射電極5に供給される。また、電磁結合により、給電放射電極5から無給電放射電極6に信号が伝達される。この信号供給により、給電放射電極5および無給電放射電極6は共振してアンテナ動作を行う。なお、この第1実施形態例では、給電放射電極5と無給電放射電極6は複共振状態を作り出すことができるように構成されている。この複共振状態により、このアンテナ構造1は、例えば図4の実線Aに示されるようなリターンロスの周波数特性を有し、2つの異なる周波数帯での電波の通信が可能となっている。
【0020】
ところで、この第1実施形態例では、給電放射電極5と無給電放射電極6の各接地用端部5a,6aは、それぞれ、接地用ラインパターン13,14を介してグランド電極10に接続されている。このため、それら接地用ラインパターン13,14には、給電放射電極5、無給電放射電極6の共振に起因した電流が通電して、当該接地用ラインパターン13,14は給電放射電極5と無給電放射電極6と共にアンテナ動作を行う。
【0021】
この第1実施形態例では、それら接地用ラインパターン13,14は、接地用端部5a,6a側からアンテナ体搭載領域Aよりも外側のグランド抜き部11部分を通ってグランド電極10に接続されている。このため、アンテナ体2よりも外側の領域にもアンテナが形成されていることとなり、アンテナの大きさをアンテナ体2よりも大きく見せることができる。これにより、従来のように給電放射電極5と無給電放射電極6の各接地用端部5a,6aが直接的にグランド電極10に接続されている場合に比べて、アンテナ効率を高めることができる。
【0022】
また、この第1実施形態例では、接地用ラインパターン13,14は、それぞれ、接地用端部5a,6a側から、給電放射電極5と無給電放射電極6の電流の通電方向αに略直交する方向βに沿って、互いに離れる向きに伸びてグランド電極10に接続されている。さらに、この第1実施形態例では、グランド抜き部11は、アンテナ体搭載領域Aから基板3の端縁部に渡って形成されており、接地用ラインパターン13,14の側縁部の一部は、基板3の端縁に形成されている。
【0023】
接地用ラインパターン13,14がそのように構成されていることによって、アンテナ構造1が持つ互いに異なる2つの通信用の周波数帯H,Lのうち、周波数が高い側の周波数帯Hは、給電放射電極5と無給電放射電極6の電流の通電方向αの偏波(以下、水平偏波と記す)が大きく関与し、周波数が低い側の周波数帯Lは、接地用ラインパターン13,14の伸長方向βの偏波(以下、垂直偏波と記す)が大きく関与することとなる。
【0024】
それというのは、周波数が高い側の周波数帯Hにおいては、図6(a)に示すように、給電側の接地用ラインパターン13に磁界が最大となる部位Mがあり、また、給電放射電極5の給電端部5bが電界最大部分Eとなる。このため、それら電界最大部分Eと磁界最大部位Mとを結ぶα方向の偏波(つまり、水平偏波)が強くなる。これに対して、周波数が低い側の周波数帯Lにおいては、図6(b)に示すように、磁界最大部位Mの位置は周波数帯Hと同様であるが、電界最大部分Eは無給電放射電極6の開放端6bの位置となる。この場合、接地用ラインパターン13,14の電流が同相となり、これら接地用ラインパターン13,14に起因した電界が互いに強め合って、β方向の偏波(つまり、垂直偏波)が強くなる。
【0025】
このことは、本発明者の実験によっても確認されている。その実験結果が図5のグラフに示されている。このグラフでは、実線PHは、この第1実施形態例のアンテナ構造1における水平偏波の最大利得の周波数特性を示し、一点鎖線PLは、この第1実施形態例のアンテナ構造1における垂直偏波の最大利得の周波数特性を示している。また、二点鎖線QHは、従来のアンテナ(例えば図12に示されるように、給電放射電極22(5)と無給電放射電極23(6)の各接地用端部が直接的に基板のグランド電極26(10)に接続されている場合)における水平偏波の最大利得の周波数特性を示し、点線QLは、従来のアンテナにおける垂直偏波の最大利得の周波数特性を示している。
【0026】
このグラフにも示されているように、従来では、二点差線QHと点線QLに示されるように、水平偏波と垂直偏波の最大利得の周波数特性は同様な傾向を示している。これに対して、この第1実施形態例に特有な構成を備えることにより、水平偏波と垂直偏波は互いに異なる傾向の周波数特性を持つこととなる。つまり、周波数が高い側の周波数帯Hでは水平偏波が大きくなり(実線PH参照)、周波数が低い側の周波数帯Lでは垂直偏波が大きくなっている(一点鎖線PL参照)。
【0027】
それら水平偏波と垂直偏波はほぼ直交関係にあり、互いの影響を受け難いので、この第1実施形態例のアンテナ構造1では、周波数帯H,Lのそれぞれの共振周波数の調整を独立的に行うことが可能となる。また、それら周波数帯H,Lのそれぞれに関し、アンテナ体2側と基板3側とのマッチングもそれぞれ独立的に制御することが容易となる。これにより、例えば、従来例のアンテナでは、図4の点線Bに示されるようなリターンロスの周波数特性を持つのに対して、この第1実施形態例に特有なアンテナ構造1の構成を備えることによって、従来よりも格段にマッチングを良好にすることができて、実線Aに示されるようなリターンロスの周波数特性を持つことができることとなる。つまり、アンテナ効率の向上を図ることができる。
【0028】
さらにまた、この第1実施形態例では、基板3におけるアンテナ体搭載領域Aの一部分がグランド抜き部11となっており、このことも、アンテナ効率の向上に寄与することができるものである。
【0029】
以上のように、この第1実施形態例では、基板3のグランド電極10とグランド抜き部11を跨ぐようにアンテナ体2を搭載し、給電放射電極5と無給電放射電極6の各接地用端部5a,6aは、それぞれ、アンテナ体搭載領域Aよりも外側のグランド抜き部11部分に形成された接地用ラインパターン13,14を介してグランド電極10に接続する構成とした。この構成により、表1にも示されているように、従来例の構成よりもアンテナ効率を向上させることができる。換言すれば、アンテナ効率の低下を抑制しながら、アンテナ体2の小型・薄型化を図ることが容易となる。
【0030】
【表1】
【0031】
以下に、第2実施形態例を説明する。この第2実施形態例は通信機に関するものであり、当該通信機は、第1実施形態例のアンテナ構造1を備えている。なお、アンテナ構造1の説明は第1実施形態例で述べたので、ここでは、その重複説明は省略する。また、アンテナ構造1以外の通信機の構成には様々な構成があり、ここでは、何れの構成をも適宜に採用してよいものであり、その説明は省略する。
【0032】
この第2実施形態例では、第1実施形態例のアンテナ構造1が設けられているので、アンテナ効率が良くて小型な通信機を提供することが容易となる。
【0033】
なお、この発明は第1と第2の各実施形態例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、第1と第2の実施形態例では、給電放射電極5と無給電放射電極6の両方の接地用端部5a,6aが、それぞれ、接地用ラインパターン13,14を介してグランド電極10に接続されていたが、図7(a)や(b)に示されるように、給電放射電極5の接地用端部5aと、無給電放射電極6の接地用端部6aとのうちの一方側だけが、接地用ラインパターン13(14)を介してグランド電極10に接続し、他方側は直接的にグランド電極10に接続する構成としてもよい。この場合にも、接地用ラインパターン13(14)により、従来例のものに比べて、アンテナ効率を高めることができる。
【0034】
また、第1と第2の実施形態例では、アンテナ体2は、基板3の角部に搭載されていたが、基板3におけるアンテナ体2の搭載位置は特に限定されるものではなく、例えば、図8に示されるような基板3の端縁部の中央部や、基板3全体の中央部等のように、基板3に形成される回路部品や回路の配線パターンの形成位置などを考慮した適宜な位置にアンテナ体2を搭載してよい。なお、接地用ラインパターン13(14)には、アンテナ効率を向上させることができる適切な長さがあり、アンテナ体搭載領域Aよりも外側にはみ出したグランド抜き部11部分は、その適切な長さを持つ接地用ラインパターン13(14)を形成できる面積を持っていればよい。このことから、例えばアンテナ体2を基板3の中央部に搭載した場合には、グランド抜き部11は、アンテナ体搭載領域Aから基板3の端縁まで拡張して形成しなくともよい。この場合には、もちろん、接地用ラインパターン13(14)の側縁は基板3の端縁には形成されない。
【0035】
さらに、第1と第2の実施形態例では、接地用ラインパターン13,14は、直線状であったが、給電側の接地用ラインパターン13と、無給電側の接地用ラインパターン14とのうちの一方又は両方が、図9に示されるようなミアンダ状であってもよい。このように、接地用ラインパターン13(14)をミアンダ状に形成することにより、当該接地用ラインパターン13(14)のインダクタンスが高くなることから、接地用ラインパターン13(14)の形成領域を小さくすることができる。このことから、アンテナ体搭載領域Aよりも外側にはみ出したグランド抜き部11部分の面積を小さくすることができる。
【0036】
さらに、第1と第2の実施形態例では、給電放射電極5は、給電電極7から容量を介して信号が供給される容量給電タイプの放射電極であったが、給電放射電極5は、信号供給源からの信号を直接的に受ける直接給電タイプの放射電極であってもよい。この場合には、例えば、信号供給源17からの信号は、図10に示すような接地用ラインパターン13に接続された給電電極18を介して給電放射電極5に直接的に供給される。
【0037】
さらに、第1と第2の実施形態例では、誘電体基体4は直方体状であったが、直方体以外の形状でもよく、例えば誘電体基体4は図11に示されるような曲面を有する形状であってもよい。このような形状の誘電体基体4を作製する場合には、例えば、誘電体基体4の構成材料として、樹脂材料とセラミックスの混合材料を利用し、例えばインサート成形手法やアウトサート成形手法により誘電体基体4を成形することにより、容易に作製することができる。
【0038】
さらに、第1と第2の実施形態例では、誘電体基体4の底面の一部分にグランド電極8が形成されていたが、グランド電極8は省略してもよい。また、基板3のアンテナ体搭載領域Aの一部分がグランド抜き部11となっていたが、基板3のアンテナ体搭載領域Aの全部がグランド抜き部11となっていてもよい。
【0039】
さらに、第1と第2の実施形態例では、アンテナ構造1が持つ通信用の周波数帯の例として、1.9GHz帯と2.1GHz帯との例が示されているが、もちろん、給電放射電極5や無給電放射電極6の設計によって様々な通信用の周波数帯をアンテナ構造1に持たせることが可能である。さらに、給電放射電極5や無給電放射電極6の形状も、実施形態例に示した形態に限定されるものではなく、様々な態様を採り得るものである。
【0040】
さらに、第1と第2の実施形態例では、接地用ラインパターン13,14は、給電放射電極5や無給電放射電極6の接地用端部5a,6a側から、給電放射電極5や無給電放射電極6の電流の通電方向αにほぼ直交する方向βに伸びてグランド電極10に接続されていたが、接地用ラインパターン13,14の伸長方向は、電流の通電方向αに直交していなくとも、交差する方向であればよい。
【0041】
さらに、第1と第2の実施形態例では、給電放射電極5の接地用端部5aと、無給電放射電極6の接地用端部6aとは、誘電体基体4の同じ側面に形成されていたが、例えば、それら接地用端部5a,6aが、誘電体基体4の隣り合う側面等の互いに異なる側面に形成されている構成としてもよい。
【0042】
【発明の効果】
この発明によれば、給電放射電極と無給電放射電極のうちの少なくとも一方側の接地用端部は、基板のグランド電極におけるアンテナ体搭載領域よりも外側のグランド抜き部に形成された接地用ラインパターンを介して、グランド電極に接続する構成とした。その接地用ラインパターンは給電放射電極と無給電放射電極と共にアンテナ動作を行うことができるため、アンテナ体の外側にもアンテナが形成されていることとなる。これにより、アンテナ体を大きくすることなく、アンテナの実効的な大きさを大きくすることができて、アンテナ効率を高めることができる。
【0043】
また、この発明では、アンテナ体搭載領域の少なくとも一部分がグランド抜き部となっている。この構成も、アンテナ効率の向上に寄与するものであることから、この発明の構成を備えることによって、アンテナ効率向上の大きな効果を得ることができる。よって、アンテナ効率の低下を抑制しながら、アンテナ体を小型・薄型化することが容易となる。
【0044】
さらに、接地用ラインパターンが、給電放射電極と無給電放射電極の電流の通電方向に交差する方向に伸びている場合には、給電放射電極と無給電放射電極の電流の通電方向の偏波と、接地用ラインパターンの伸長方向の偏波とを独立的に制御することが容易となる。これにより、例えば、給電放射電極と無給電放射電極の電流の通電方向の偏波が大きく関与する周波数帯と、接地用ラインパターンの伸長方向の偏波が大きく関与する周波数帯とをアンテナ構造に持たせることができることとなり、これにより、互いに異なる複数の周波数帯のそれぞれの共振周波数の調整を独立的に行うことができる。このため、アンテナ構造の共振周波数の調整が容易となり、例えば、設計変更等に迅速に対応することができる。
【0045】
さらに、給電放射電極の接地用端部と無給電放射電極の接地用端部が、誘電体基体の同じ側面に間隔を介して隣接形成されているか、あるいは、誘電体基体の異なる側面にそれぞれ形成され、それら給電放射電極と無給電放射電極の両方の接地用端部がそれぞれ別々の接地用ラインパターンを介してグランド電極に接続されており、それら給電側と無給電側の各接地用ラインパターンは、接地用端部側から互いに離れる方向に伸びてグランド電極に接続する構成とすることによって、接地用ラインパターンの伸長方向の偏波をより強くすることができる。これにより、給電放射電極と無給電放射電極の電流の通電方向の偏波と、接地用ラインパターンの伸長方向の偏波との相互干渉を確実に抑えることができる。よって、アンテナ構造が持つ互いに異なる複数の周波数帯のそれぞれの共振周波数の調整がより一層容易となる。
【0046】
さらに、基板のグランド抜き部は、アンテナ搭載領域から基板の端縁まで拡張した領域と成しており、接地用ラインパターンの側縁の少なくとも一部は基板の端縁に形成されているものにあっては、部品を搭載するのが難しくて無駄になり易い基板の端縁部分を有効に利用することができる。このため、部品や回路パターンを形成するための基板の有効面積を殆ど削減することなく、この発明のアンテナ構造を構築することができる。
【0047】
この発明のアンテナ構造を備えた通信機にあっては、アンテナ体の小型・薄型化に伴って、通信機の小型化を図ることができ、また、アンテナ効率が良くなるので、通信機の通信の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1と第2の各実施形態例のアンテナ構造を説明するための斜視図である。
【図2】図1の背面側から見たアンテナ構造の一例を表した斜視図である。
【図3】図1のアンテナ構造を構成するアンテナ体の展開図である。
【図4】実施形態例のアンテナ構造が持つリターンロスの周波数特性の一例を従来の構成のものと比較して示すグラフである。
【図5】実施形態例のアンテナ構造における水平偏波と垂直偏波のそれぞれの最大利得の周波数特性を従来の構成のものと比較して示すグラフである。
【図6】実施形態例のアンテナ構造における効果を説明するための図である。
【図7】その他の実施形態例を説明するための図である。
【図8】アンテナ体の搭載位置の他の例を説明するための図である。
【図9】接地用ラインパターンのその他の形状例を示す図である。
【図10】直接給電タイプの給電放射電極を形成する場合におけるアンテナ構造の一例を示す図である。
【図11】誘電体基体のその他の形状例を示すモデル図である。
【図12】従来のアンテナの一例を示すモデル図である。
【符号の説明】
1 アンテナ構造
2 アンテナ体
3 基板
4 誘電体基体
5 給電放射電極
6 無給電放射電極
7,18 給電電極
10 グランド電極
13,14 接地用ラインパターン
Claims (8)
- 所望の電波の送受信のアンテナ動作を行う放射電極が誘電体基体に形成されている構成のアンテナ体と、このアンテナ体が搭載される基板とを有するアンテナ構造において、アンテナ体の誘電体基体には、放射電極として、信号供給源から信号が供給される給電放射電極と、該給電放射電極に近接して配置された無給電放射電極とが形成されており、それぞれの放射電極の一端は開放端であり、他端は接地用端部を成し、前記基板には、グランド電極と、アンテナ体の搭載領域の少なくとも一部分および当該部分に連続してアンテナ搭載領域よりも外側にはみ出した部分によって形成されるグランド抜き部とが形成されており、アンテナ体の誘電体基体に形成された給電放射電極と無給電放射電極のうちの少なくとも一方側の接地用端部は、グランド抜き部の前記アンテナ体搭載領域よりも外側にはみ出した領域に形成されている接地用ラインパターンを介してグランド電極に接続されていることを特徴とするアンテナ構造。
- 給電放射電極と無給電放射電極の両方の接地用端部は、それぞれ、グランド抜き部におけるアンテナ体搭載領域よりも外側にはみ出した領域に形成されている別々の接地用ラインパターンを介してグランド電極に接続される構成と成し、それら給電側と無給電側の接地用ラインパターンは、接地用端部側から互いに離れる方向に伸びてグランド電極に接続していることを特徴とする請求項1記載のアンテナ構造。
- 給電放射電極の接地用端部と無給電放射電極の接地用端部は、誘電体基体の同じ側面に間隔を介して隣接形成されているか、あるいは、誘電体基体の異なる側面にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のアンテナ構造。
- 基板のグランド抜き部は、アンテナ体搭載領域から基板の端縁部に渡って拡張した領域と成しており、接地用ラインパターンの側縁の少なくとも一部は基板の端縁に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のアンテナ構造。
- 接地用ラインパターンはミアンダ状であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載のアンテナ構造。
- 信号供給源に導通接続する給電電極が給電放射電極に接続された接地用ラインパターン上に設けられ、該給電放射電極は信号供給源から上記給電電極を介して直接的に信号が供給される直接給電タイプの給電放射電極と成していることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載のアンテナ構造。
- 信号供給源に導通接続する給電電極が設けられており、給電放射電極は上記給電電極と間隔を介して配置され、該給電放射電極は信号供給源からの信号を上記給電電極から容量結合によって供給される容量給電タイプの給電放射電極と成していることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載のアンテナ構造。
- 請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載のアンテナ構造が設けられていることを特徴とする通信機。
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