JP2002118418A - 表面実装型アンテナおよびアンテナの実装構造および無線装置 - Google Patents
表面実装型アンテナおよびアンテナの実装構造および無線装置Info
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Abstract
易にする。 【解決手段】 λ/2パッチ型放射電極3の両側にそれ
ぞれλ/4マイクロストリップ型放射電極11,12を
形成する。一方のλ/4マイクロストリップ型放射電極
12とλ/2パッチ型放射電極3とにそれぞれ容量を介
した電界結合によって信号を供給する給電電極5を設け
る。λ/4マイクロストリップ型放射電極12のグラン
ド短絡側の部位と、λ/4マイクロストリップ型放射電
極11のグランド短絡側の部位とを間隔を介し略平行に
並設して、λ/4マイクロストリップ型放射電極12か
らλ/4マイクロストリップ型放射電極11に磁界結合
によって信号を供給する磁界結合給電部13を構成す
る。
Description
線装置に内蔵される表面実装型アンテナおよびアンテナ
の実装構造とに関するものである。
る表面実装型アンテナの一例が斜視図により示され、図
11(b)には上記図11(a)に示す表面実装型アン
テナの周波数特性の一例が示されている。図11(a)
に示す表面実装型アンテナ1は、誘電体基体2の表面に
λ/2パッチ型放射電極3とλ/4マイクロストリップ
型放射電極4等が形成されて、図11(b)に示すよう
な2つの異なる周波数帯域の電波の送受信が可能なもの
である。
方体状の誘電体基体2の上面2aにはλ/2パッチ型放
射電極3が形成されると共に、このλ/2パッチ型放射
電極3の図の右側に間隔を介してλ/4マイクロストリ
ップ型放射電極4が形成されている。また、誘電体基体
2の側面(前側面)2bには給電電極5が上記λ/2パ
ッチ型放射電極3の近傍に形成されると共に、上記λ/
4マイクロストリップ型放射電極4が上面2aから伸長
形成されて屈曲し、さらに、側面2bの上辺に沿って上
記給電電極5に向けて伸長形成されている。このλ/4
マイクロストリップ型放射電極4の給電端部4aは上記
給電電極5と間隔を介して配置されている。さらに、こ
の図の例では、誘電体基体2の側面2bには底部側角部
に固定用電極6が形成されている。
2の側面2bから底面2fに回り込んで形成されてお
り、誘電体基体2の底面2fには上記給電電極5の形成
領域を除いたほぼ全面に上記給電電極5と間隔を介して
グランド電極7が形成されている。
放射電極4は上面2aから側面(後側面)2dを介し底
面2fに向けて伸長形成されて上記底面2fのグランド
電極7に接続されている。このλ/4マイクロストリッ
プ型放射電極4の伸長先端部4bは底面2fのグランド
電極7に接続するグランド短絡端部と成している。
に短絡しておらず(換言すれば、グランドに浮いた状態
であり)、図11(b)に示すような共振周波数f1で
もって共振する構成と成している。また、上記λ/4マ
イクロストリップ型放射電極4は図11(b)に示すよ
うな上記λ/2パッチ型放射電極3の共振周波数f1よ
りも低い共振周波数f2でもって共振する構成と成して
いる。
は上記のように構成されている。このような表面実装型
アンテナ1は、例えば、無線装置に内蔵される回路基板
に誘電体基体2の底面2fを実装面として実装される。
上記回路基板には信号供給源8が形成されており、上記
表面実装型アンテナ1が回路基板の設定領域に面実装さ
れることによって、上記給電電極5が上記信号供給源8
に導通接続するようになっている。
供給されると、その信号は上記給電電極5から容量を介
した電界結合によって上記λ/2パッチ型放射電極3お
よびλ/4マイクロストリップ型放射電極4に供給さ
れ、この信号に基づいてλ/2パッチ型放射電極3やλ
/4マイクロストリップ型放射電極4が共振(励振)し
て電波(信号)の送受信が行われることとなる。
は、上述したようなλ/2パッチ型放射電極3およびλ
/4マイクロストリップ型放射電極4を有した表面実装
型アンテナ1の研究開発を進めていくうちに、上記図1
1に示すような形態では次に示すような問題が発生する
ことが分かった。
放射電極4はグランドに短絡していることから、λ/2
パッチ型放射電極3に対して上記λ/4マイクロストリ
ップ型放射電極4はグランドと等価なものとなってい
る。上記λ/2パッチ型放射電極3は図の左右対称な電
波の指向性を持つことが望ましいが、上記のように、λ
/2パッチ型放射電極3の左・右の一方側(図11
(a)の例では右側)のみにグランドと等価なλ/4マ
イクロストリップ型放射電極4が形成されることによっ
て、そのλ/4マイクロストリップ型放射電極4を避け
るようにλ/2パッチ型放射電極3の電波の指向性がず
れてしまって、λ/2パッチ型放射電極3の電波の指向
性が左右非対称となってしまうという問題がある。
たものであり、その目的は、λ/2パッチ型放射電極の
電波の指向性の対称性を良好にすることが可能である上
に、λ/2パッチ型放射電極と、このλ/2パッチ型放
射電極の両側にそれぞれ間隔を介して形成されるλ/4
マイクロストリップ型放射電極との全ての放射電極の整
合を最適化することが容易な表面実装型アンテナおよび
アンテナの実装構造および無線装置を提供することにあ
る。
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明の表面実装型
アンテナは、誘電体基体を有し、この誘電体基体の表面
にはグランドから浮いたλ/2パッチ型放射電極が形成
されると共に、該λ/2パッチ型放射電極の両側にそれ
ぞれ間隔を介してλ/4マイクロストリップ型放射電極
が形成されており、それらλ/4マイクロストリップ型
放射電極は一端側がグランドに短絡されている表面実装
型アンテナであって、上記λ/2パッチ型放射電極の両
側のλ/4マイクロストリップ型放射電極のうちの一方
側および上記λ/2パッチ型放射電極にそれぞれ容量を
介した電界結合によって信号を供給する給電電極が形成
されており、この給電電極から信号が供給される上記電
界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電
極から他方側のλ/4マイクロストリップ型放射電極に
磁界結合によって信号を供給する磁界結合給電部が設け
られている構成をもって前記課題を解決する手段として
いる。
第1の発明の構成を備え、磁界結合給電部は、電界結合
給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極のグ
ランド短絡側の部位と、他方の磁界結合給電タイプのλ
/4マイクロストリップ型放射電極のグランド短絡側の
部位とが間隔を介し略平行に並設されて構成されている
ことを特徴として構成されている。
第1又は第2の発明の構成を備え、電界結合給電タイプ
のλ/4マイクロストリップ型放射電極のグランド短絡
側の部位は磁界結合給電タイプのλ/4マイクロストリ
ップ型放射電極のグランド短絡側の部位にインダクタン
ス成分を介して接続されており、電界結合給電タイプの
λ/4マイクロストリップ型放射電極は上記インダクタ
ンス成分と磁界結合給電タイプのλ/4マイクロストリ
ップ型放射電極のグランド短絡側の部位を介して高周波
的にグランドに短絡される構成としたことを特徴として
構成されている。
第1又は第2の発明の表面実装型アンテナを実装基板に
搭載するアンテナの実装構造であって、上記実装基板に
は、グランド導体部と;このグランド導体部と間隔を介
して配設され、かつ、電界結合給電タイプのλ/4マイ
クロストリップ型放射電極のグランド短絡側部位に連通
接続する配線パターンと;この配線パターンと上記グラ
ンド導体部を接続するインダクタンス部と;が設けられ
ており、磁界結合給電タイプのλ/4マイクロストリッ
プ型放射電極のグランド短絡側部位は上記実装基板のグ
ランド導体に連通接続され、上記電界結合給電タイプの
λ/4マイクロストリップ型放射電極のグランド短絡側
部位は上記実装基板の配線パターンとインダクタンス部
を介して高周波的にグランド導体部に接地されている構
成としたことを特徴としている。
2又は第3の発明の表面実装型アンテナ、あるいは、上
記第4の発明のアンテナの実装構造が設けられているこ
とを特徴として構成されている。
放射電極の両側に間隔を介してグランドに短絡している
λ/4マイクロストリップ型放射電極を形成したので、
λ/2パッチ型放射電極の電波の指向性の対称性を向上
させることが可能である。また、例えば、無線装置の信
号供給源から給電電極に信号が伝達されると、その信号
は、給電電極から、λ/2パッチ型放射電極と、このλ
/2パッチ型放射電極の両側のλ/4マイクロストリッ
プ型放射電極のうちの一方側とに容量を介した電界結合
によって供給される。また、他方側のλ/4マイクロス
トリップ型放射電極には、上記給電電極から信号が供給
される電界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ
型放射電極から、磁界結合給電部を介し磁界結合によっ
て、信号が供給される。このような信号供給によって、
上記λ/2パッチ型放射電極と、電界結合給電タイプの
λ/4マイクロストリップ型放射電極と、磁界結合給電
タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極とはそれ
ぞれ共振して電波送受信を行う。
は、λ/2パッチ型放射電極と、電界結合給電タイプの
λ/4マイクロストリップ型放射電極とにのみ信号を供
給する構成であり、該給電電極は、磁界結合給電タイプ
のλ/4マイクロストリップ型放射電極には信号を供給
しない構成である。このため、上記磁界結合給電タイプ
のλ/4マイクロストリップ型放射電極の整合を気にす
ることなく、上記λ/2パッチ型放射電極および電界結
合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極の
整合だけを考慮して、給電電極を形成すればよい。この
ように、2つの放射電極の整合が両方共に良好となるよ
うに給電電極を形成することは、3つの放射電極の整合
を全て良好となるように給電電極を形成する場合に比べ
て、格段に容易である。このことから、表面実装型アン
テナの設計に要する時間を短縮することが可能である。
また、これにより、表面実装型アンテナの仕様変更に迅
速に対応することができることとなる。
例を図面に基づいて説明する。
実施形態例の表面実装型アンテナが実装基板に実装され
た状態で表され、図1(b)には図1(a)に示す表面
実装型アンテナが展開状態で示されている。なお、この
第1実施形態例の説明において、前記従来例と同一構成
部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省
略する。
テナ1は、λ/2パッチ型放射電極3の両側にそれぞれ
間隔を介してλ/4マイクロストリップ型放射電極1
1,12が形成されている構成を備え、図2(a)に示
すような周波数特性を持ち、3つの異なる周波数帯域の
電波(信号)の送受信が可能な構成を有している。上記
λ/2パッチ型放射電極3は共振周波数f1を持つよう
に、また、λ/4マイクロストリップ型放射電極11は
上記共振周波数f1よりも低い共振周波数f11を持つよ
うに、さらに、λ/4マイクロストリップ型放射電極1
2は上記共振周波数f11よりも低い共振周波数f12を持
つように、それぞれ、形成されている。
テナ1において最も特徴的なことは、2つのλ/4マイ
クロストリップ型放射電極11,12のうちの一方側
(この第1実施形態例では図1の右側のλ/4マイクロ
ストリップ型放射電極12)のみに給電電極5から信号
が供給され、他方側のλ/4マイクロストリップ型放射
電極11には上記λ/4マイクロストリップ型放射電極
12から磁界結合によって信号が供給される構成とした
ことである。
に、誘電体基体2の上面2aのほぼ中央にλ/2パッチ
型放射電極3が形成されており、このλ/2パッチ型放
射電極3の左右両側にそれぞれ間隔を介してλ/4マイ
クロストリップ型放射電極11,12がλ/2パッチ型
放射電極3を中心として略左右対称となる位置に配設さ
れている。
射電極12の一端側は上面2aから側面(前側面)2b
に伸長形成されて屈曲し、さらに、側面2bの上辺に沿
って中央部の給電電極5に向けて伸長形成されている。
このλ/4マイクロストリップ型放射電極12の伸長先
端部12aは開放端と成し、この開放端12aは給電電
極5と間隔を介して配置されている。つまり、この第1
実施形態例では、上記右側のλ/4マイクロストリップ
型放射電極12は、給電電極5から容量を介した電界結
合によって信号が供給される電界結合給電タイプのλ/
4マイクロストリップ型放射電極と成している。
ストリップ型放射電極12では、図1(b)に示すよう
に、上記開放端12aと反対側の端部が誘電体基体2の
上面2aから側面(後側面)2dを介し底面2fに向け
て伸長形成されて該底面2fのグランド電極7に連通接
続されている。このグランド電極7に連通接続する上記
λ/4マイクロストリップ型放射電極12の端部12b
はグランド短絡部と成している。
λ/4マイクロストリップ型放射電極11はその一端側
11aが開放端と成し、他端側が誘電体基体2の上面2
aから後側面2dに伸長形成されて屈曲し、さらに、後
側面2dの上辺に沿って上記電界結合給電タイプのλ/
4マイクロストリップ型放射電極12に向けて伸長形成
され、さらに、そのλ/4マイクロストリップ型放射電
極12の近傍位置で底面2fに向けて屈曲し伸長形成さ
れて、底面2fのグランド電極7に連通接続されてい
る。このグランド電極7に連通接続されている上記λ/
4マイクロストリップ型放射電極11の端部11bはグ
ランド短絡部と成している。
すように、上記λ/4マイクロストリップ型放射電極1
1における高周波電流の集中する部位(つまり、グラン
ド短絡側の部位)と、上記λ/4マイクロストリップ型
放射電極12における高周波電流の集中する部位(つま
り、グランド短絡側の部位)とが微小な間隔を介して略
平行に並設されている。このため、それらλ/4マイク
ロストリップ型放射電極11のグランド短絡側の部位
と、上記λ/4マイクロストリップ型放射電極12のグ
ランド短絡側の部位とは磁界結合し、磁界結合給電部1
3を構成している。
マイクロストリップ型放射電極12からλ/4マイクロ
ストリップ型放射電極11に磁界結合によって信号が供
給される構成と成し、上記λ/4マイクロストリップ型
放射電極11は磁界結合給電タイプのλ/4マイクロス
トリップ型放射電極と成している。
されている場合には、上記λ/4マイクロストリップ型
放射電極11の整合は上記λ/4マイクロストリップ型
放射電極11,12間の磁界結合量によって可変設定す
ることが可能である。その磁界結合給電部13を構成す
るλ/4マイクロストリップ型放射電極11,12間の
磁界結合量は、例えば、λ/4マイクロストリップ型放
射電極11,12の各グランド短絡側部位の間の間隔に
よって可変設定することが可能である。このことから、
この第1実施形態例では、例えば、上記λ/4マイクロ
ストリップ型放射電極11,12の各グランド短絡側部
位の間の間隔が適宜設定されて、上記磁界結合量は、上
記λ/4マイクロストリップ型放射電極11の整合が予
め定められている仕様条件を満たす適切な状態となる磁
界結合量となっている。
λ/2パッチ型放射電極3および上記電界結合給電タイ
プのλ/4マイクロストリップ型放射電極12にそれぞ
れ容量を介した電界結合によって信号を供給する構成を
備えている。この給電電極5とλ/2パッチ型放射電極
3間の容量によってλ/2パッチ型放射電極3の整合を
可変することができ、また、同様に、給電電極5と電界
結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極
12間の容量によって電界結合給電タイプのλ/4マイ
クロストリップ型放射電極12の整合を可変することが
できる。このことから、この第1実施形態例では、上記
λ/2パッチ型放射電極3および電界結合給電タイプの
λ/4マイクロストリップ型放射電極12の各々の整合
が予め定められた良好な状態となるためのλ/2パッチ
型放射電極3と給電電極5間の容量Cg1と、電界結合給
電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極12と
給電電極5間の容量Cg2とが予め求められ、この求めた
容量Cg1,Cg2が得られるように、上記給電電極5は、
その形状や配置位置が定められて形成されている。
テナ1は上記のように構成されている。このような表面
実装型アンテナ1は、図1(a)に示すように、誘電体
基体2の底面2fを実装面として、実装基板(例えば無
線装置の回路基板)15の設定の搭載領域に実装され
る。このように実装基板15に実装することによって、
上記給電電極5が実装基板15に形成された配線パター
ン17とスルーホール18を介して信号供給源8に導通
接続される。また、上記実装基板15には上記配線パタ
ーン17を避けた領域にグランドと等価なグランド導体
部である接地電極16が形成されており、上記の如く、
表面実装型アンテナ1が実装基板15の設定の搭載領域
に実装されることによって、誘電体基体2の底面2fの
グランド電極7は上記接地電極16に接続される。これ
により、上記固定用電極6と、上記各λ/4マイクロス
トリップ型放射電極11,12のグランド短絡部11
b,12bとは上記接地電極16に接続されてグランド
に短絡した状態となる。なお、表面実装型アンテナ1を
実装基板15に実装した際に、給電電極5が上記接地電
極16に短絡しないように、グランド電極7と接地電極
16の各パターン形状が設計されている。
8から給電電極5に信号が供給されると、その信号は、
上記給電電極5から容量を介した電界結合によって、上
記λ/2パッチ型放射電極3および電界結合給電タイプ
のλ/4マイクロストリップ型放射電極12に供給され
る。また、上記電界結合給電タイプのλ/4マイクロス
トリップ型放射電極12から、前記磁界結合給電部13
を介して、磁界結合給電タイプのλ/4マイクロストリ
ップ型放射電極11に信号が供給される。このような信
号供給によって、上記λ/2パッチ型放射電極3と各λ
/4マイクロストリップ型放射電極11,12はそれぞ
れ励振し、前記したような3つの周波数帯域での電波の
送受信を行うことが可能となる。
チ型放射電極3の両側にそれぞれグランドに短絡してい
るλ/4マイクロストリップ型放射電極11,12を間
隔を介しλ/2パッチ型放射電極3を中心にして略左右
対称となる位置に配置形成したので、λ/2パッチ型放
射電極3の電波の指向性に対する各λ/4マイクロスト
リップ型放射電極11,12の影響がλ/2パッチ型放
射電極3の左側と右側とでほぼ同程度となり、λ/2パ
ッチ型放射電極3の電波の指向性をほぼ確実に左右対称
にすることができる。
/4マイクロストリップ型放射電極11,12のうちの
一方側を電界結合給電タイプのλ/4マイクロストリッ
プ型放射電極とし、他方側を磁界結合給電タイプのλ/
4マイクロストリップ型放射電極としたので、給電電極
5から容量を介した電界結合によって信号が供給される
放射電極は上記λ/2パッチ型放射電極3と電界結合給
電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極12と
の2つの放射電極となる。
て、λ/4マイクロストリップ型放射電極11の整合を
気にせずに、それら2つの放射電極3,12の整合が良
好な状態となるように、給電電極5を設計すればよく、
給電電極5の設計が、例えば給電電極5から3つの放射
電極3,11,12に信号を供給する構成のものに比べ
て、格段に容易となる。これにより、給電電極5の設計
に要する時間を大幅に短縮することが可能となり、仕様
変更等にも迅速に対応することが可能となる。
電極5の形状や配置位置等によって、上記放射電極3,
12の各整合を最適化することが容易であり、さらに、
λ/4マイクロストリップ型放射電極11の整合は、上
記放射電極3,12とは独立した状態で、最適化を図る
ことができることから、各放射電極3,11,12の整
合の最適化が容易である。
型アンテナ1は、図2(a)に示すような3つの周波数
帯域を有する周波数特性を持つ構成であったが、例え
ば、周波数帯域の広帯域化を図りたい場合には、図2
(b)に示すように、上記λ/4マイクロストリップ型
放射電極11,12が複共振状態となるように構成し
て、2つの周波数帯域の電波送受信が可能となるように
構成してもよい。
型放射電極11,12のグランド短絡側部位の形状を、
それぞれ、上記図1に示すような形状から図3に示すよ
うな形状に変更するだけで、上記のような複共振状態を
作り出すことができる。つまり、図3に示す構成では、
図1に示す構成のものに比べて、λ/4マイクロストリ
ップ型放射電極11の長さが短くなり、また、λ/4マ
イクロストリップ型放射電極12の長さが長くなってい
る。これにより、λ/4マイクロストリップ型放射電極
11の共振周波数f11は低くなる方向に可変し、λ/4
マイクロストリップ型放射電極12の共振周波数f12は
高くなる方向に可変して、上記各λ/4マイクロストリ
ップ型放射電極11,12の各共振周波数が互いに近付
き、図2(b)に示すような複共振状態が作り出されて
いる。なお、上記各λ/4マイクロストリップ型放射電
極11,12の共振周波数f11,f12の可変手法には上
記以外にも様々に有り、何れの手法を採用してもよいも
のである。
給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極11
の共振周波数f11は電界結合給電タイプのλ/4マイク
ロストリップ型放射電極12の共振周波数f12よりも高
かったが、上記磁界結合給電タイプのλ/4マイクロス
トリップ型放射電極11の共振周波数f11が上記電界結
合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極1
2の共振周波数f12よりも低くなるように、上記各λ/
4マイクロストリップ型放射電極11,12を構成して
もよい。
とλ/4マイクロストリップ型放射電極11,12の各
共振周波数f1,f11,f12はそれぞれ仕様等によって
定められて、適宜設定されるものであり、表面実装型ア
ンテナ1は、図2(a)に示すような周波数特性に限定
されるものではなく、様々な周波数特性を採り得るもの
である。
お、この第2実施形態例の説明において、前記第1実施
形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部
分の重複説明は省略する。
表面実装型アンテナおよびそのアンテナの実装構造が表
され、図4(b)には図4(a)の点線Tにより囲まれ
た領域の拡大図が示され、さらに、図5には図4(a)
に示す第2実施形態例の表面実装型アンテナが展開状態
で示されている。
は、電界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型
放射電極12のグランド短絡側の部位は直接的にグラン
ドに短絡されておらず、インダクタンス成分20および
磁界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射
電極11のグランド短絡側の部位を介して高周波的にグ
ランドに短絡されていることである。それ以外の構成は
上記第1実施形態例と同様である。
示すように、電界結合給電タイプのλ/4マイクロスト
リップ型放射電極12のグランド短絡側の端部12bは
後側面2dから底面2fに回り込んで形成されており、
底面2fにはグランド電極7が上記端部12bを避けて
形成されている。
装基板15には、上記表面実装型アンテナ1を設定の搭
載領域に実装したときに、上記電界結合給電タイプのλ
/4マイクロストリップ型放射電極12のグランド短絡
側の端部12bと接触する部位に、配線パターン21が
形成されている。実装基板15の接地電極16は、上記
配線パターン21と間隔を介して形成されており、その
配線パターン21はグランドに対して浮いた状態となっ
ている。
結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極
12のグランド短絡側の端部12bが直接的にグランド
と等価な接地電極16に短絡しないパターン形状を備え
ている。なお、磁界結合給電タイプのλ/4マイクロス
トリップ型放射電極11に関しては、上記第1実施形態
例と同様に、表面実装型アンテナ1を実装基板15に実
装することによって、グランド短絡側の端部11bは接
地電極16に接地される。
(b)、図5に示すように、誘電体基体2の後側面2d
にはインダクタンス成分であるインダクタパターン(ミ
アンダパターン)20が形成されており、このインダク
タパターン20によって、磁界結合給電タイプのλ/4
マイクロストリップ型放射電極11のグランド短絡側の
部位と、上記電界結合給電タイプのλ/4マイクロスト
リップ型放射電極12のグランド短絡側の部位とは連通
接続されている。
成されているために、電界結合給電タイプのλ/4マイ
クロストリップ型放射電極12のグランド短絡側の部位
は、上記インダクタパターン20と、磁界結合給電タイ
プのλ/4マイクロストリップ型放射電極11のグラン
ド短絡側の部位とを介して、高周波的にグランドに短絡
される。
電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極12の
グランド短絡側の部位が、上記インダクタパターン20
と、磁界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型
放射電極11のグランド短絡側の部位とを介して、高周
波的にグランドに短絡する構成としたので、上記インダ
クタパターン20のインダクタンス値を可変することに
よって、上記λ/4マイクロストリップ型放射電極1
1,12間の磁界結合量が可変してλ/4マイクロスト
リップ型放射電極11の整合状態を可変することができ
る。上記インダクタパターン20のインダクタンス値の
可変を容易であることから、上記磁界結合給電タイプの
λ/4マイクロストリップ型放射電極11の整合が取り
易くなり、より一層、そのλ/4マイクロストリップ型
放射電極11の整合の最適化を図ることができることと
なる。
タンス成分として、インダクタパターン20を形成した
が、例えば、チップインダクタンス部品を上記インダク
タパターン20に代えて、設けてもよい。
(a)には、この第3実施形態例に示す表面実装型アン
テナおよびそのアンテナの実装構造が表され、図6
(b)には図6(a)の点線Zに囲まれた領域の拡大図
が示されている。なお、この第3実施形態例の説明にお
いて、前記各実施形態例と同一構成部分には同一符号を
付し、その共通部分の重複説明は省略する。
は、誘電体基体2上ではなく、実装基板15上で、上記
λ/4マイクロストリップ型放射電極11,12の各グ
ランド短絡側部位をインダクタンス部を介して連通接続
する構成としたことである。それ以外の構成は前記各実
施形態例とほぼ同様である。
第2実施形態例と同様に、電界結合給電タイプのλ/4
マイクロストリップ型放射電極12のグランド短絡側の
端部12bは、後側面2dから底面2fに回り込んで形
成されており、底面2fのグランド電極7は上記端部1
2bと間隔を介して形成されている。
(b)に示すように、前記第2実施形態例と同様の配線
パターン21が形成されている。つまり、実装基板15
には、表面実装型アンテナ1を実装基板15に実装した
際に、上記電界結合給電タイプのλ/4マイクロストリ
ップ型放射電極12のグランド短絡側の部位と接触する
部位に、配線パターン21が形成されている。また、実
装基板15の接地電極16は上記配線パターン21と間
隔を介して形成されている。
6と上記配線パターン21に跨って、インダクタンス部
であるチップインダクタンス部品22が配設されてい
る。これにより、図6(a)に示すように表面実装型ア
ンテナ1を実装基板15の設定の搭載領域に実装した状
態では、上記電界結合給電タイプのλ/4マイクロスト
リップ型放射電極12のグランド短絡側の部位は上記配
線パターン21に連通接続されて、該電界結合給電タイ
プのλ/4マイクロストリップ型放射電極12は上記配
線パターン21とチップインダクタンス部品22を介し
て高周波的にグランドに短絡することとなる。
電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極12の
グランド短絡側の部位をチップインダクタンス部品22
を介してグランドに短絡させる構成とした。このような
構成においても、前記第2実施形態例と同様に、上記チ
ップインダクタンス部品22のインダクタンス値を可変
することによって、λ/4マイクロストリップ型放射電
極11,12間の磁界結合量を可変することができてλ
/4マイクロストリップ型放射電極11の整合状態を可
変することができる。このことから、インダクタンス値
が異なるチップインダクタンス部品22を適宜に取り替
えるだけで、磁界結合給電タイプのλ/4マイクロスト
リップ型放射電極11の整合の最適化を容易に図ること
ができることとなる。
ーン21と接地電極16とはチップインダクタンス部品
22によって連通接続されていたが、そのチップインダ
クタンス部品22に代えて、実装基板15上に、配線パ
ターン21と接地電極16を連通接続するインダクタン
ス部であるインダクタパターンを形成してもよい。
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、上記各実施形態例では、λ/2パッチ型放射電極
3は直線偏波の電波の送受信を行うものであったが、例
えば、λ/2パッチ型放射電極3を図7(a)に示すよ
うな縮退分離する形態として、つまり、図7(a)に示
す対角線状の共振のベクトルαとベクトルβの各長さが
異なる形状として、円偏波の電波の送受信が可能な構成
としてもよい。もちろん、縮退分離の形状は図7(a)
に示す形態に限定されるものではなく、例えば、図7
(b)に示すような縮退分離の形態としてもよい。この
ように、λ/2パッチ型放射電極3の形状は適宜に設定
されるものであり、上記各実施形態例に示した形状に限
定されるものではない。
体2は直方体状であったが、誘電体基体2の形状は直方
体状に限定されるものではなく、様々な形状を採り得
る。例えば、誘電体基体2は、図8に示すような円柱状
であってもよい。この場合にも、上記各実施形態例と同
様に、例えば、誘電体基体2の上面2aのほぼ中央にλ
/2パッチ型放射電極3を形成し、このλ/2パッチ型
放射電極3の両側に間隔を介してλ/4マイクロストリ
ップ型放射電極11,12がそれぞれ形成され、それら
λ/4マイクロストリップ型放射電極の一方(例えば図
8の右側のλ/4マイクロストリップ型放射電極12)
は電界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放
射電極と成し、他方側(図8の左側のλ/4マイクロス
トリップ型放射電極11)は磁界結合給電タイプのλ/
4マイクロストリップ型放射電極となるように形成され
る。このように形成することによって、上記各実施形態
例と同様に、各放射電極3,11,12の整合が取り易
いという効果を奏することができて、アンテナ特性の信
頼性の高い表面実装型アンテナ1を提供することができ
る。
給電部13は誘電体基体2上に形成されていたが、例え
ば、図9に示すように、実装基板15に、上記各λ/4
マイクロストリップ型放射電極11,12のグランド短
絡側部位にそれぞれ連通接続する配線パターン30,3
1を形成し、これら配線パターン30,31のグランド
短絡側部位を間隔を介して平行に配設することで磁界結
合給電部13を実装基板15上に形成してもよい。
マイクロストリップ型放射電極11のグランド短絡側部
位と、λ/4マイクロストリップ型放射電極12のグラ
ンド短絡側部位とは誘電体基体2上に形成したインダク
タパターン20によって連通接続されていたが、例え
ば、図10に示すように、実装基板15に上記各λ/4
マイクロストリップ型放射電極11,12のグランド短
絡側部位に連通接続する配線パターン30,31を形成
し、これら配線パターン30,31を実装基板15上に
形成したインダクタパターン20によって連通接続して
もよい。なお、この場合、磁界結合給電タイプのλ/4
マイクロストリップ型放射電極11に連通接続する配線
パターン31はグランドに直接的に短絡していない構成
と成している。
電極の両側に形成されたλ/4マイクロストリップ型放
射電極の一方側が給電電極から容量を介した電界結合に
よって信号が供給される電界結合給電タイプのλ/4マ
イクロストリップ型放射電極と成し、他方側がその電界
結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極
から磁界結合によって信号が供給される磁界結合給電タ
イプのλ/4マイクロストリップ型放射電極と成してい
るので、λ/2パッチ型放射電極と上記電界結合給電タ
イプのλ/4マイクロストリップ型放射電極との2つの
放射電極のみに給電電極から信号が供給されることとな
る。これにより、設計時において、上記磁界結合給電タ
イプのλ/4マイクロストリップ型放射電極の整合を気
にすることなく、上記λ/2パッチ型放射電極と電界結
合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極と
の2つの放射電極のみの整合を考慮して、給電電極を設
計すればよくなる。
λ/4マイクロストリップ型放射電極のグランド短絡側
の部位と、磁界結合給電タイプのλ/4マイクロストリ
ップ型放射電極のグランド短絡側の部位とが間隔を介し
て略平行に並設されて成る構成のものにあっては、簡単
な構成で、電界結合給電タイプのλ/4マイクロストリ
ップ型放射電極と磁界結合給電タイプのλ/4マイクロ
ストリップ型放射電極との良好な磁界結合を得ることが
できる。
リップ型放射電極のグランド短絡側の部位が磁界結合給
電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極のグラ
ンド短絡側の部位にインダクタンス成分を介して接続さ
れている構成のものにあっては、上記インダクタンス成
分のインダクタンス値を可変するだけで、簡単に、上記
電界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射
電極と磁界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ
型放射電極との磁界結合の大きさを可変することができ
て、磁界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型
放射電極の整合状態を可変することができるので、磁界
結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極
の整合の可変設定がより簡単となり、磁界結合給電タイ
プのλ/4マイクロストリップ型放射電極の整合の最適
化をより一層容易に図ることができる。
リップ型放射電極のグランド短絡側の部位は実装基板に
形成された配線パターンとインダクタンス部を介して高
周波的にグランドに接地されているものにあっては、上
記インダクタンス部のインダクタンス値を可変するだけ
で、上記電界結合給電タイプのλ/4マイクロストリッ
プ型放射電極と磁界結合給電タイプのλ/4マイクロス
トリップ型放射電極との磁界結合量を簡単に可変するこ
とができて、磁界結合給電タイプのλ/4マイクロスト
リップ型放射電極の整合状態を可変することができるの
で、上記同様に、磁界結合給電タイプのλ/4マイクロ
ストリップ型放射電極の整合の最適化をより一層容易に
図ることができる。
実装型アンテナ、あるいは、アンテナの実装構造が設け
られている無線装置にあっては、複数の放射電極の全て
の整合が最適化されてアンテナ利得の良いアンテナを備
えることができるので、アンテナ特性の信頼性が高い無
線装置を提供することができる。
デル図である。
ラフである。
を示す説明図である。
ンテナの実装構造を示すモデル図である。
る。
ンテナの実装構造を示す説明図である。
す説明図である。
る。
ある。
トリップ型放射電極を備えた表面実装型アンテナの従来
例を示す説明図である。
型放射電極 12 電界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ
型放射電極 13 磁界結合給電部 15 実装基板 16 接地電極 20 インダクタパターン 21 配線パターン 22 チップインダクタンス部品 25 無線装置
Claims (5)
- 【請求項1】 誘電体基体を有し、この誘電体基体の表
面にはグランドから浮いたλ/2パッチ型放射電極が形
成されると共に、該λ/2パッチ型放射電極の両側にそ
れぞれ間隔を介してλ/4マイクロストリップ型放射電
極が形成されており、それらλ/4マイクロストリップ
型放射電極は一端側がグランドに短絡されている表面実
装型アンテナであって、上記λ/2パッチ型放射電極の
両側のλ/4マイクロストリップ型放射電極のうちの一
方側および上記λ/2パッチ型放射電極にそれぞれ容量
を介した電界結合によって信号を供給する給電電極が形
成されており、この給電電極から信号が供給される上記
電界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射
電極から他方側のλ/4マイクロストリップ型放射電極
に磁界結合によって信号を供給する磁界結合給電部が設
けられていることを特徴とした表面実装型アンテナ。 - 【請求項2】 磁界結合給電部は、電界結合給電タイプ
のλ/4マイクロストリップ型放射電極のグランド短絡
側の部位と、他方の磁界結合給電タイプのλ/4マイク
ロストリップ型放射電極のグランド短絡側の部位とが間
隔を介し略平行に並設されて構成されていることを特徴
とした請求項1記載の表面実装型アンテナ。 - 【請求項3】 電界結合給電タイプのλ/4マイクロス
トリップ型放射電極のグランド短絡側の部位は磁界結合
給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極のグ
ランド短絡側の部位にインダクタンス成分を介して接続
されており、電界結合給電タイプのλ/4マイクロスト
リップ型放射電極は上記インダクタンス成分と磁界結合
給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極のグ
ランド短絡側の部位を介して高周波的にグランドに短絡
される構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項
2記載の表面実装型アンテナ。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の表面実装型
アンテナを実装基板に搭載するアンテナの実装構造であ
って、上記実装基板には、グランド導体部と;このグラ
ンド導体部と間隔を介して配設され、かつ、電界結合給
電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射電極のグラ
ンド短絡側部位に連通接続する配線パターンと;この配
線パターンと上記グランド導体部を接続するインダクタ
ンス部と;が設けられており、磁界結合給電タイプのλ
/4マイクロストリップ型放射電極のグランド短絡側部
位は上記実装基板のグランド導体に連通接続され、上記
電界結合給電タイプのλ/4マイクロストリップ型放射
電極のグランド短絡側部位は上記実装基板の配線パター
ンとインダクタンス部を介して高周波的にグランド導体
部に接地されている構成としたことを特徴とするアンテ
ナの実装構造。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項2又は請求項3記載
の表面実装型アンテナ、あるいは、請求項4記載のアン
テナの実装構造が設けられていることを特徴とした無線
装置。
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