JP2004085734A - 問題作成方法、問題作成装置、問題提供装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

問題作成方法、問題作成装置、問題提供装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】解答選択肢に含まれる誤解答が明らかに誤解答とは明確ではない多肢選択式問題を作成する問題作成方法、該問題作成方法を用いた問題作成装置、該問題作成装置により作成された問題を提供する問題提供装置,及びコンピュータを前記問題作成装置として動作させるためのコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】各英単語に対して日本訳語を対応させるデータテーブル12aを用い、このデータテーブル12aから、多肢選択式問題とすべき英単語を1つ選択し、選択された英単語に対する日本訳語に基づき、該英単語以外の他の英単語夫々に対する日本訳語から誤解答を決定する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1つの問題と、該問題に対する正解答及び誤解答とを有する多肢選択式問題を作成する問題作成方法、該問題作成方法を利用した問題作成装置,該問題作成装置により作成された問題を提供する問題提供装置,及びコンピュータを前記問題作成装置として動作させるためのコンピュータプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
1つの問題に対して誤解答を含む複数の解答選択肢を有する多肢選択式問題を作成する場合、予め問題作成者により、問題に対する正解答に対応して誤解答を用意しておくことにより、各問題のレベルに応じた誤解答を用意することができ、複数のレベル毎の問題を作成することができる(例えば、特許文献1参照)。また、例えば、英単語の日本訳語を問う問題においては、予め、英日辞書等のように複数の英単語及び各英単語に対する日本訳語を用意しておき、コンピュータ等に、1つの英単語を選択させ、該英単語に対して、該英単語以外の英単語の日本訳語から誤解答を決定させることにより、該誤解答を含む複数の解答選択肢を有する問題を自動で作成することも可能である(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許2979475号公報 (第2頁)
【特許文献2】
特開平9−330011号公報 (第2−3頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のように予め問題のレベルに応じて誤解答を作成する場合、問題作成者の負担が大きく、また、コンピュータ等を用いて、英日辞書からランダムに誤解答を決定する場合、解答選択肢に含まれる誤解答が、明らかに誤解答であることが明確な問題を作成してしまう場合があり、このように作成された問題においては、問題のレベルが低下するという問題があった。
【0005】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、予め用意された複数の問題から、提供すべき問題を1つ選択し、選択された問題に対する正解答に基づき、該問題以外の他の問題夫々に対する正解答から誤解答を決定することにより、解答選択肢に含まれる誤解答が明らかに誤解答とはならない多肢選択式問題を作成でき、作成された問題のレベルの低下を防止する問題作成方法、該問題作成方法を利用した問題作成装置、コンピュータを該問題作成装置として機能させるためのコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
本発明の他の目的は、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答の起首部と、該問題以外の他の問題に対する正解答の起首部とを比較して、一致しない場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々の起首部分が異なる多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が明らかに誤解答である問題とはならないが、比較的レベルの低い問題を作成する問題作成装置を提供することにある。
【0007】
本発明の更に他の目的は、複数の問題夫々に対する正解答は、夫々を示すコードを有しており、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答を示すコードと、該問題以外の他の問題に対する正解答を示すコードとを比較して、一致しない場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々を示すコードが異なる多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が明らかに誤解答である問題とはならないが、比較的レベルの低い問題を作成する問題作成装置を提供することにある。
【0008】
本発明の更に他の目的は、複数の問題夫々に対する正解答は、所定の区分にて分類され、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答が分類される区分と、該問題以外の他の問題に対する正解答が分類される区分とを比較して、一致しない場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々が分類される区分が異なる多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が明らかに誤解答である問題とはならないが、比較的レベルの低い問題を作成する問題作成装置を提供することにある。
【0009】
本発明の更に他の目的は、複数の問題夫々に対する正解答は、所定の区分にて分類され、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答が分類される区分と、該問題以外の他の問題に対する正解答が分類される区分とを比較して、一致する場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々が分類される区分が一致する多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が、正解答と類似した問題を作成する問題作成装置を提供することにある。
【0010】
本発明の更に他の目的は、複数の問題夫々に対する正解答の類語を記憶する類語記憶手段を備え、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答の類語が前記類語記憶手段に記憶してある場合に、該類語を誤解答とすることにより、解答選択肢に正解答の類語を含むことで、レベルの高い多肢選択式問題を作成する問題作成装置を提供することにある。
【0011】
本発明の更に他の目的は、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答の類語が類語記憶手段に記憶していない場合、選択された前記問題に対する正解答の末尾部と、該問題以外の他の問題に対する正解答の末尾部とを比較して、一致する場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、作成される問題の正解答の類語がない場合であっても、解答選択肢夫々の末尾部分が一致することで、解答選択肢に正解答に類似した誤解答を含み、レベルの高い多肢選択式問題を作成する問題作成装置を提供することにある。
【0012】
本発明の更に他の目的は、多肢選択式問題とすべく選択された問題に複数の正解答がある場合に、該複数の正解答の、前記多肢選択式問題における正解答ではない他の正解答と、前記多肢選択式問題における誤解答とすべく読み出された、前記問題以外の他の問題に対する正解答とを比較して、一致しない場合に、該問題以外の他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、当該多肢選択式問題において正解答とすべき複数の解答選択肢を有しない問題を作成する問題作成装置を提供することにある。
【0013】
本発明の更に他の目的は、上述した各問題作成装置のうちの少なくとも2以上の問題作成装置を備え、ユーザから、前記問題作成装置夫々に対応するレベルを受け付け、受け付けたレベルに応じた問題作成装置により作成された多肢選択式問題を提供することにより、ユーザが所望するレベルの問題を提供する問題提供装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る問題作成方法は、1つの問題と、該問題に対する正解答及び誤解答とを有する多肢選択式問題を作成する問題作成方法において、複数の問題及び該問題夫々に対する正解答を記憶手段に記憶し、記憶してある前記複数の問題から1つの問題を演算手段に選択させ、選択された問題に対する正解答を前記記憶手段から演算手段に取得させ、取得された正解答に基づき、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答から、誤解答を演算手段に決定させることを特徴とする。
【0015】
第2発明に係る問題作成装置は、1つの問題と、該問題に対する正解答及び誤解答とを有する多肢選択式問題を作成する問題作成装置において、複数の問題及び該問題夫々に対する正解答を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶してある複数の問題から1つの問題を選択する選択手段と、該選択手段が選択した問題に対する正解答を前記記憶手段から取得する取得手段と、該取得手段が取得した正解答に基づき、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答から、誤解答を決定する決定手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
第3発明に係る問題作成装置は、第2発明に係る問題作成装置において、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段を備え、前記決定手段は、前記取得手段が取得した正解答の起首部と、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答の起首部とが一致するか否かを判断する起首判断手段を備え、該起首判断手段が一致しないと判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする。
【0017】
第4発明に係る問題作成装置は、第2発明に係る問題作成装置において、前記複数の問題夫々に対する正解答は、夫々を示すコードを有しており、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段を備え、前記決定手段は、前記取得手段が取得した正解答を示すコードと、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答を示すコードとが一致するか否かを判断するコード判断手段を備え、該コード判断手段が一致しないと判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする。
【0018】
第5発明に係る問題作成装置は、第2発明に係る問題作成装置において、前記複数の問題夫々に対する正解答は、所定の区分にて分類され、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段を備え、前記決定手段は、前記取得手段が取得した正解答が分類される区分と、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答が分類される区分とが一致するか否かを判断する区分判断手段を備え、該区分判断手段が一致しないと判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする。
【0019】
第6発明に係る問題作成装置は、第2発明に係る問題作成装置において、前記複数の問題夫々に対する正解答は、所定の区分にて分類され、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段を備え、前記決定手段は、前記取得手段が取得した正解答が分類される区分と、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答が分類される区分とが一致するか否かを判断する区分判断手段を備え、該区分判断手段が一致すると判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする。
【0020】
第7発明に係る問題作成装置は、第2発明に係る問題作成装置において、前記複数の問題夫々に対する正解答の類語を記憶する類語記憶手段を備え、前記決定手段は、前記取得手段が取得した正解答の類語が前記類語記憶手段に記憶してあるか否かを判断する類語判断手段を備え、該類語判断手段により前記類語が前記類語記憶手段に記憶してあると判断された場合、前記類語を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする。
【0021】
第8発明に係る問題作成装置は、第7発明に係る問題作成装置において、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段を備え、前記決定手段は、前記類語判断手段により前記類語が前記類語記憶手段に記憶していないと判断された場合、前記取得手段が取得した正解答の末尾部と、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答の末尾部とが一致するか否かを判断する末尾判断手段を備え、該末尾判断手段が一致すると判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする。
【0022】
第9発明に係る問題作成装置は、第2発明に係る問題作成装置において、前記記憶手段は、前記複数の問題夫々に対して1又は複数の正解答を記憶すべくなしており、前記取得手段は、前記記憶手段から、前記選択手段が選択した問題に対する1又は複数の正解答から1の正解答を取得すべくなしており、前記選択手段が選択した問題に対する1又は複数の正解答から、前記取得手段により取得されなかった他の正解答を抽出する抽出手段と、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段とを備え、前記決定手段は、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答と、前記抽出手段が抽出した他の正解答とが一致するか否かを判断する判断手段を備え、該判断手段が一致しないと判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする。
【0023】
第10発明に係る問題提供装置は、第2乃至第9発明のいずれかに記載の問題作成装置のうちの少なくとも2つの問題作成装置と、該問題作成装置夫々に対応する複数のレベルの選択を受け付ける受付手段とを備え、前記受付手段が受け付けたレベルに基づき、該レベルに対応する問題作成装置により作成された多肢選択式問題を提供することを特徴とする。
【0024】
第11発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、1つの問題と、該問題に対する正解答及び誤解答とを有する多肢選択式問題を作成させるためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、複数の問題及び該問題夫々に対する正解答を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶してある複数の問題から1つの問題を選択する選択手段と、該選択手段が選択した問題に対する正解答を前記記憶手段から取得する取得手段と、該取得手段が取得した正解答に基づき、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答から、誤解答を決定する決定手段として機能させることを特徴とする。
【0025】
第1,第2及び第11発明による場合は、予め用意された複数の問題から、提供すべき問題を1つ選択し、選択された問題に対する正解答に基づき、該問題以外の他の問題夫々に対する正解答から誤解答を決定することにより、解答選択肢に含まれる誤解答が明らかに誤解答とはならない多肢選択式問題を作成でき、作成された問題のレベルの低下を防止することができる。
【0026】
第3発明による場合は、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答の起首部と、該問題以外の他の問題に対する正解答の起首部とを比較して、一致しない場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々の起首部分が異なる多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が明らかに誤解答である問題とはならないが、比較的レベルの低い問題を作成することができる。
【0027】
第4発明による場合は、複数の問題夫々に対する正解答は、夫々を示すコードを有しており、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答を示すコードと、該問題以外の他の問題に対する正解答を示すコードとを比較して、一致しない場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々を示すコードが異なる多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が明らかに誤解答である問題とはならないが、比較的レベルの低い問題を作成することができる。
従って、例えば、複数の問題夫々に対する正解答が、シフトJIS(Japan Industrial Standards)コードで示されている場合、各コードの先頭の1バイト又は2バイトを比較することにより、各正解答が平仮名,片仮名,漢字又は数字であるかを認識することができ、これにより、解答選択肢夫々の文字の種類が異なる多肢選択式問題を作成することができる。
【0028】
第5発明による場合は、複数の問題夫々に対する正解答は、所定の区分にて分類され、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答が分類される区分と、該問題以外の他の問題に対する正解答が分類される区分とを比較して、一致しない場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々が分類される区分が異なる多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が明らかに誤解答である問題とはならないが、比較的レベルの低い問題を作成することができる。
従って、例えば、複数の問題夫々に対応する正解答を、夫々名詞,動詞,形容詞又は副詞等に分類しておくことにより、解答選択肢夫々の品詞が異なる多肢選択式問題を作成することができる。
【0029】
第6発明による場合は、複数の問題夫々に対する正解答は、所定の区分にて分類され、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答が分類される区分と、該問題以外の他の問題に対する正解答が分類される区分とを比較して、一致する場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々が分類される区分が一致する多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が、正解答と類似した問題を作成することができる。
この場合は、複数の問題夫々に対応する正解答を、夫々名詞,動詞,形容詞又は副詞等に分類しておき、解答選択肢夫々の品詞が同一であることにより、レベルの高い問題を作成することができる。
【0030】
第7発明による場合は、複数の問題夫々に対する正解答の類語を記憶する類語記憶手段を備え、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答の類語が前記類語記憶手段に記憶してある場合に、該類語を誤解答とすることにより、解答選択肢に正解答の類語を含むことで、レベルの高い多肢選択式問題を作成することができる。
【0031】
第8発明による場合は、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答の類語が類語記憶手段に記憶していない場合、選択された前記問題に対する正解答の末尾部と、該問題以外の他の問題に対する正解答の末尾部とを比較して、一致する場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、作成される問題の正解答の類語がない場合であっても、解答選択肢夫々の末尾部分が一致することで、解答選択肢に正解答に類似した誤解答を含み、レベルの高い多肢選択式問題を作成することができる。
【0032】
第9発明による場合は、多肢選択式問題とすべく選択された問題に複数の正解答がある場合に、該複数の正解答の、前記多肢選択式問題における正解答ではない他の正解答と、前記多肢選択式問題における誤解答とすべく読み出された、前記問題以外の他の問題に対する正解答とを比較して、一致しない場合に、該問題以外の他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、当該多肢選択式問題において正解答とすべき複数の解答選択肢を有しない問題を作成することができる。
【0033】
第10発明による場合は、上述した各問題作成装置のうちの少なくとも2以上の問題作成装置を備え、ユーザから、前記問題作成装置夫々に対応するレベルを受け付け、受け付けたレベルに応じた問題作成装置により作成された多肢選択式問題を提供することにより、ユーザが所望するレベルの問題を提供することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る問題作成装置を、該問題作成装置を備える携帯電話機における実施の形態に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は本発明に係る問題作成装置を備える携帯電話機の構成を示すブロック図である。図において1は携帯電話機を示しており、この携帯電話機1は、CPU10,RAM11,ROM12,表示部13,操作部14,外部と通信を行うための通信インタフェース15等を備えている。
CPU10は、バスを介して携帯電話機1の上述したようなハードウェア各部と接続されており、それらを制御すると共に、ROM12に格納されたコンピュータプログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実現する。
【0035】
RAM11は、SRAM,DRAM,フラッシュメモリ等で構成されており、CPU10によるコンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
ROM12は、携帯電話機1の動作に必要な種々のコンピュータプログラム,本発明に係るコンピュータプログラムである選択処理プログラム12b,取得処理プログラム12c及び決定処理プログラム12dを記憶する。また、図2に示すような、本発明に係る問題作成装置としての問題作成処理に用いるデータテーブル12aを記憶している。
【0036】
表示部13は、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示装置であり、携帯電話機1の動作状況、各種機能においてユーザに通知すべきデータの表示等を行う。
操作部14は、携帯電話機1を操作するために必要なテンキー及び各種のファンクションキー等を備えている。尚、表示部13をタッチパネル方式のものとすることにより、操作部14の各種のキーのうちの一部又は全部を代用することも可能である。
【0037】
図2はROM12に記憶してあるデータテーブル12aの一例を示す図であり、このデータテーブル12aは、1つの英単語に、1又は複数の該英単語の日本訳語を対応させたものであり、作成される多肢選択式問題として選択されうる英単語をアルファベット順に複数記憶している。
【0038】
以下に、上述した構成の携帯電話機1による問題作成処理について説明する。本実施の形態において作成される多肢選択式問題は、英単語の日本訳語を質問するものであるが、これに限られるものではなく、他の外国語単語の日本訳語等、及び地方の方言の標準語訳等を質問するものであってもよい。
また、本実施の形態では、解答選択肢に2つの誤解答を含む多肢選択式問題を作成する例を示しており、2つの誤解答は、データテーブル12aにおいてアルファベット順で正解答とされる日本訳語よりも後ろに記憶してある日本訳語から決定されるものとする。このように、データテーブル12aにおいて、多肢選択式問題における正解答の近傍に記憶してある日本訳語を誤解答とすることにより、誤解答の決定処理の負荷をより軽減することもできる。尚、誤解答とすべき日本訳語は、該日本訳語の先頭の文字が、当該多肢選択式問題における正解答の先頭の文字と一致しないものとする。この比較する先頭の文字は、例えば、先頭3文字であってもよい。
【0039】
図3は実施の形態1における携帯電話機1による問題作成処理手順を示すフローチャートである。
ユーザは、携帯電話機1を問題作成装置として動作させる場合、自身が有する携帯電話機1に予め用意してある、問題作成機能を実行するためのメニューを選択等することにより、携帯電話機1に問題作成処理を実行させる。
携帯電話機1において、CPU10は、ユーザにより所定のメニューを選択されたか否かを監視しており(S1)、ユーザにより所定のメニューを選択された場合、ROM12に記憶してあるデータテーブル12a,選択処理プログラム12b,取得処理プログラム12c及び決定処理プログラム12dをRAM11に読み出し、夫々のコンピュータプログラムに含まれるプログラムコードを順次実行する。
【0040】
まずCPU10は、選択処理プログラム12b及び取得処理プログラム12cを実行することにより、作成する多肢選択式問題の問題とすべく、データテーブル12aから1つの英単語を選択し、選択した英単語及び該英単語の日本訳語を取得してRAM11内の出題バッファに記憶する(S2)。具体的には、所定の手順により乱数を発生させ、発生させた乱数に基づき1つの英単語を選択する。また、データテーブル12aに含まれる各英単語を所定数毎に分割し、分割された区分の先頭の英単語を抽出し、この先頭の英単語をインデックスとしたインデックスデータを生成しておき、上述のように発生させた乱数に基づき、該インデックスデータから、1つのインデックスを選択し、更に、該インデックスである英単語を先頭とする区分に含まれる複数の英単語から、前記乱数に基づき1つの英単語を選択することも可能であり、この場合、作成する多肢選択式問題の問題とすべき英単語の選択処理の負荷をより軽減することができる。
尚、選択された英単語の日本訳語が複数ある場合には、前記乱数等に基づき所定の手順にて1つの日本訳語を選択し、これを正解答とする。
本実施の形態では、図2に示すデータテーブル12a中の「reporter」の日本訳語を問う問題を作成することとし、この問題の正解答は「報告者」とする。
【0041】
次にCPU10は、決定処理プログラム12dを実行することにより、データテーブル12aにアルファベット順で「reporter」よりも後ろに記憶してある各英単語の日本訳語(誤解答候補)と、出題バッファに記憶してある正解答である日本訳語(報告者)との夫々先頭の文字を比較し、一致しているか否かを判断する(S3)。
CPU10は、前記誤解答候補の先頭の文字と、正解答である「報告者」の先頭の文字とが一致すると判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答とせず、データテーブル12aに「reporter」よりも後ろに記憶してある次の英単語の日本訳語の先頭の文字と、正解答である「報告者」の先頭の文字とを比較し(S4)、ステップS3の処理に戻る。
【0042】
一方、ステップS3において、誤解答候補である日本訳語の先頭の文字が、出題バッファに記憶してある正解答である「報告者」の先頭の文字と一致しないと判断した場合、データテーブル12aから、出題バッファに記憶してある英単語の日本訳語であって、当該多肢選択式問題における正解答ではない正解訳を読み出し、該正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致するか否かを判断する(S5)。
CPU10は、前記正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致すると判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答とせず、更に次の英単語の日本訳語の先頭の文字と、出題バッファに記憶してある正解答である「報告者」の先頭の文字とを比較し(S4)、ステップS3の処理に戻る。
【0043】
また、ステップS5において、当該多肢選択式問題における正解答ではない正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致しないと判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答としてRAM11の出題バッファに記憶する(S6)。尚、ステップS5における誤解答候補と正解訳との比較判断処理を、ステップS3における誤解答候補と正解答との先頭の文字の比較処理よりも先に行ってもよい。
次にCPU10は、多肢選択式問題を構成する2つの誤解答が決定されたか否かを監視しており(S7)、2つの誤解答を決定するまで、上述したステップS3からS6までの処理を繰り返し、2つの誤解答が決定された場合、この2つの誤解答を含めた多肢選択式問題を表示する問題画面を、表示部13に表示する(S8)。
【0044】
図4は表示部13に表示される問題画面の一例を示す図であり、図に示すように、問題としての英単語と、該英単語に対する正解答としての「報告者」と、「報告者」とは先頭の文字が異なる2つの誤解答としての「倉庫」及び「寝かせる」とを含めた多肢選択式問題を作成し、作成された多肢選択式問題を備えた問題画面を表示することができる。
また、ユーザは、この問題画面の指示に従い、3つの解答選択肢から所望するものを選択等することにより、該問題画面に表示された問題に対して解答することができ、更に、ユーザによる解答を採点し、採点結果等を表示することもできる。
【0045】
(実施の形態2)
以下に、実施の形態2における携帯電話機1による問題作成処理について説明する。尚、携帯電話機1においては、上述した実施の形態1と同様の構成であるので説明を省略する。
本実施の形態において作成される多肢選択式問題も、英単語の日本訳語を質問するものであり、解答選択肢は2つの誤解答を含んでおり、この2つの誤解答は、データテーブル12aにおいてアルファベット順で正解答とされる日本訳語よりも後ろに記憶してある日本訳語から決定されるものとする。
また、本実施の形態において、誤解答とすべき日本訳語は、該日本訳語の先頭の文字の種類が、当該多肢選択式問題における正解答の先頭の文字の種類と一致しないものとする。尚、この文字の種類とは、日本訳語の起首部分を比較し、該起首部分が平仮名文字,片仮名文字,漢字又は数字等で開始されることによる区別であり、シフトJISコードにおいては、各日本訳語の先頭の1バイト又は2バイトを比較することにより区別することができる。
【0046】
図5は実施の形態2における携帯電話機1による問題作成処理手順を示すフローチャートである。
ユーザは、携帯電話機1を問題作成装置として動作させる場合、自身が有する携帯電話機1に予め用意してある、問題作成機能を実行するためのメニューを選択等することにより、携帯電話機1に問題作成処理を実行させる。
携帯電話機1において、CPU10は、ユーザにより所定のメニューを選択されたか否かを監視しており(S11)、ユーザにより所定のメニューを選択された場合、ROM12に記憶してあるデータテーブル12a,選択処理プログラム12b,取得処理プログラム12c及び決定処理プログラム12cをRAM11に読み出し、夫々のコンピュータプログラムに含まれるプログラムコードを順次実行する。
【0047】
まずCPU10は、選択処理プログラム12b及び取得処理プログラム12cを実行することにより、作成する多肢選択式問題の問題とすべく、データテーブル12aから1つの英単語を選択し、選択した英単語及び該英単語の日本訳語を取得してRAM11内の出題バッファに記憶する(S12)。前記1つの英単語は、実施の形態1において説明したように、所定の手順により発生させた乱数に基づき選択することができる。尚、選択された英単語の日本訳語が複数ある場合には、所定の手順にて1つの日本訳語を選択し、これを正解答とする。
本実施の形態では、図2に示すデータテーブル12a中の「reporter」の日本訳語を問う問題を作成することとし、この問題の正解答は「報告者」とする。
【0048】
次にCPU10は、決定処理プログラム12dを実行することにより、データテーブル12aにアルファベット順で「reporter」よりも後ろに記憶してある各英単語の日本訳語(誤解答候補)と、出題バッファに記憶してある正解答である日本訳語(報告者)との夫々先頭の文字の種類を比較し、夫々の文字の種類が一致しているか否かを判断する(S13)。尚、文字の種類は、シフトJISコードにおいて、各日本訳語の先頭の1バイト又は2バイトを比較することにより区別することができる。
CPU10は、前記誤解答候補の先頭の文字の種類と、正解答である「報告者」の先頭の文字の種類とが一致すると判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答とせず、データテーブル12aに「reporter」よりも後ろに記憶してある次の英単語の日本訳語の先頭の文字の種類と、正解答である「報告者」の先頭の文字の種類とを比較し(S14)、ステップS13の処理に戻る。
【0049】
一方、ステップS13において、誤解答候補である日本訳語の文字の種類が、出題バッファに記憶してある正解答である「報告者」の文字の種類と一致しないと判断した場合、データテーブル12aから、出題バッファに記憶してある英単語の日本訳語であって、当該多肢選択式問題における正解答ではない正解訳を読み出し、該正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致するか否かを判断する(S15)。
CPU10は、前記正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致すると判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答とせず、更に次の英単語の日本訳語の先頭の文字の種類と、出題バッファに記憶してある正解答である「報告者」の先頭の文字の種類とを比較し(S14)、ステップS13の処理に戻る。
【0050】
また、ステップS15において、当該多肢選択式問題における正解答ではない正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致しないと判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答としてRAM11の出題バッファに記憶する(S16)。尚、ステップS15における誤解答候補と正解訳との比較判断処理を、ステップS13における誤解答候補と正解答との文字の種類の比較処理よりも先に行ってもよい。
次にCPU10は、多肢選択式問題を構成する2つの誤解答が決定されたか否かを監視しており(S17)、2つの誤解答を決定するまで、上述したステップS13からS16までの処理を繰り返し、2つの誤解答が決定された場合、この2つの誤解答を含めた多肢選択式問題を表示する問題画面を、表示部13に表示する(S18)。
【0051】
図6は表示部13に表示される問題画面の一例を示す図であり、図に示すように、問題としての英単語と、該英単語に対する正解答としての「報告者」と、「報告者」とは先頭の文字の種類が異なる2つの誤解答としての「9月」及び「スパイ」とを含めた多肢選択式問題を作成し、作成された多肢選択式問題を備えた問題画面を表示することができる。
また、ユーザは、この問題画面の指示に従い、3つの解答選択肢から所望するものを選択等することにより、該問題画面に表示された問題に対して解答することができ、更に、ユーザによる解答を採点し、採点結果等を表示することもできる。
【0052】
(実施の形態3)
以下に、実施の形態3における携帯電話機1による問題作成処理について説明する。尚、携帯電話機1においては、上述した実施の形態1と同様の構成であるので説明を省略する。
本実施の形態において作成される多肢選択式問題も、英単語の日本訳語を質問するものであり、解答選択肢に2つの誤解答を含んでおり、この2つの誤解答は、データテーブル12aにおいてアルファベット順で正解答とされる日本訳語よりも後ろに記憶してある日本訳語から決定されるものとする。
また、本実施の形態において、誤解答とすべき日本訳語は、該日本訳語の品詞が、当該多肢選択式問題における正解答の品詞と一致しないものとし、データテーブル12aは、各英単語に対する日本訳語とともに、該日本訳語の品詞情報も記憶している。
【0053】
図7は実施の形態3における携帯電話機1による問題作成処理手順を示すフローチャートである。
ユーザは、携帯電話機1を問題作成装置として動作させる場合、自身が有する携帯電話機1に予め用意してある、問題作成機能を実行するためのメニューを選択等することにより、携帯電話機1に問題作成処理を実行させる。
携帯電話機1において、CPU10は、ユーザにより所定のメニューを選択されたか否かを監視しており(S21)、ユーザにより所定のメニューを選択された場合、ROM12に記憶してあるデータテーブル12a,選択処理プログラム12b,取得処理プログラム12c及び決定処理プログラム12dをRAM11に読み出し、夫々のコンピュータプログラムに含まれるプログラムコードを順次実行する。
【0054】
まずCPU10は、選択処理プログラム12b及び取得処理プログラム12cを実行することにより、作成する多肢選択式問題の問題とすべく、データテーブル12aから1つの英単語を選択し、選択した英単語及び該英単語の日本訳語を取得してRAM11内の出題バッファに記憶する(S22)。前記1つの英単語は、実施の形態1において説明したように、所定の手順により発生させた乱数に基づき選択することができる。尚、選択された英単語の日本訳語が複数ある場合には、所定の手順にて1つの日本訳語を選択し、これを正解答とする。
本実施の形態では、図2に示すデータテーブル12a中の「reporter」の日本訳語を問う問題を作成することとし、この問題の正解答は「報告者」とする。
【0055】
次にCPU10は、決定処理プログラム12dを実行することにより、データテーブル12aにアルファベット順で「reporter」よりも後ろに記憶してある各英単語の日本訳語(誤解答候補)と、出題バッファに記憶してある正解答である日本訳語(報告者)と夫々の品詞情報を読み出して比較し、夫々の品詞情報が一致しているか否かを判断する(S23)。
CPU10は、前記誤解答候補の品詞情報と、正解答である「報告者」の品詞情報とが一致すると判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答とせず、データテーブル12aに「reporter」よりも後ろに記憶してある次の英単語の日本訳語の品詞情報を読み出し、該品詞情報と正解答である「報告者」の品詞情報とを比較し(S24)、ステップS23の処理に戻る。
【0056】
一方、ステップS23において、誤解答候補である日本訳語の品詞情報が、出題バッファに記憶してある正解答である「報告者」の品詞情報と一致しないと判断した場合、データテーブル12aから、出題バッファに記憶してある英単語の日本訳語であって、当該多肢選択式問題における正解答ではない正解訳を読み出し、該正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致するか否かを判断する(S25)。
CPU10は、前記正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致すると判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答とせず、更に次の英単語の日本訳語の品詞情報と、出題バッファに記憶してある正解答である「報告者」の品詞情報とを比較し(S24)、ステップS23の処理に戻る。
【0057】
また、ステップS25において、当該多肢選択式問題における正解答ではない正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致しないと判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答としてRAM11の出題バッファに記憶する(S26)。尚、ステップS25における誤解答候補と正解訳との比較判断処理を、ステップS23における誤解答候補と正解答との品詞情報の比較処理よりも先に行ってもよい。
次にCPU10は、多肢選択式問題を構成する2つの誤解答が決定されたか否かを判断しており(S27)、2つの誤解答を決定するまで、上述したステップS23からS26までの処理を繰り返し、2つの誤解答が決定された場合、この2つの誤解答を含めた多肢選択式問題を表示する問題画面を、表示部13に表示する(S28)。
【0058】
図8は表示部13に表示される問題画面の一例を示す図であり、図に示すように、問題としての英単語と、該英単語に対する正解答としての「報告者」と、「報告者」とは品詞が異なる2つの誤解答としての「作る」及び「小さい」とを含めた多肢選択式問題を作成し、作成された多肢選択式問題を備えた問題画面を表示することができる。
また、ユーザは、この問題画面の指示に従い、3つの解答選択肢から所望するものを選択等することにより、該問題画面に表示された問題に対して解答することができ、更に、ユーザによる解答を採点し、採点結果等を表示することもできる。
【0059】
上述した実施の形態3では、携帯電話機1は、作成する多肢選択式問題の正解答とは品詞が異なる日本訳語を誤解答として多肢選択式問題を作成する構成を有しているが、作成する多肢選択式問題の正解答と同じ品詞の日本訳語を誤解答として多肢選択式問題を作成する構成としてもよく、この場合、誤解答の品詞が正解答の品詞と異なる多肢選択式問題よりもレベルの高い問題を作成することができる。
【0060】
(実施の形態4)
以下に、実施の形態4における携帯電話機1による問題作成処理について説明する。尚、携帯電話機1においては、上述した実施の形態1と同様の構成であるので説明を省略する。
本実施の形態において作成される多肢選択式問題も、英単語の日本訳語を質問するものであり、解答選択肢に2つの誤解答を含んでいる。図9は類語テーブルの一例を示す図であり、本実施の形態においては、携帯電話機1はこの類語テーブルをROM12に記憶しており、この類語テーブルから、作成される多肢選択式問題における正解答とされる日本訳語の類語を読み出して、これを誤解答とする。
【0061】
また、前記類語テーブル内に、当該多肢選択式問題における正解答とされる日本訳語の類語がない場合には、データテーブル12aにおいてアルファベット順で正解答とされる日本訳語よりも後ろに記憶してある日本訳語から決定されるものとし、誤解答とすべき日本訳語は、該日本訳語の末尾の文字が、当該多肢選択式問題における正解答の末尾の文字と一致するものとする。尚、この比較する末尾の文字は、例えば、末尾の2文字であってもよく、これにより、正解答の末尾が「する」である場合には、末尾が「する」の誤解答を決定することができ、正解答と類似した誤解答を有するレベルの高い問題を作成することができる。
【0062】
図10は実施の形態4における携帯電話機1による問題作成処理手順を示すフローチャートである。
ユーザは、携帯電話機1を問題作成装置として動作させる場合、自身が有する携帯電話機1に予め用意してある、問題作成機能を実行するためのメニューを選択等することにより、携帯電話機1に問題作成処理を実行させる。
携帯電話機1において、CPU10は、ユーザにより所定のメニューを選択されたか否かを監視しており(S31)、ユーザにより所定のメニューを選択された場合、ROM12に記憶してあるデータテーブル12a,類語テーブル,選択処理プログラム12b,取得処理プログラム12c及び決定処理プログラム12dをRAM11に読み出し、夫々のコンピュータプログラムに含まれるプログラムコードを順次実行する。
【0063】
まずCPU10は、選択処理プログラム12b及び取得処理プログラム12cを実行することにより、作成する多肢選択式問題の問題とすべく、データテーブル12aから1つの英単語を選択し、選択した英単語及び該英単語の日本訳語を取得してRAM11内の出題バッファに記憶する(S32)。前記1つの英単語は、実施の形態1において説明したように、所定の手順により発生させた乱数に基づき選択することができる。尚、選択された英単語の日本訳語が複数ある場合には、所定の手順にて1つの日本訳語を選択し、これを正解答とする。
本実施の形態では、図2に示すデータテーブル12a中の「reporter」の日本訳語を問う問題を作成することとし、この問題の正解答は「記者」とする。
【0064】
次にCPU10は、決定処理プログラム12dを実行することにより、出題バッファに記憶してある正解答である日本訳語(記者)の類語が、RAM11に記憶してある類語テーブルにあるか否かを判断しており(S33)、前記正解答である「記者」の類語があると判断した場合、この類語である「ジャーナリスト」及び「執筆者」を読み出してRAM11に記憶する。
またCPU10は、データテーブル12aから、出題バッファに記憶してある英単語の日本訳語であって、当該多肢選択式問題における正解答ではない正解訳を読み出し、該正解訳と、RAM11に記憶してある前記類語である「ジャーナリスト」及び「執筆者」とが一致するか否かを判断しており(S36)、一致しないと判断した場合、この類語である「ジャーナリスト」及び「執筆者」を誤解答としてRAM11の出題バッファに記憶する(S37)。
【0065】
この場合、CPU10は、多肢選択式問題を構成する2つの誤解答が決定されたと判断し(S38:YES)、この2つの誤解答を含めた多肢選択式問題を表示する問題画面を、表示部13に表示する(S39)。
一方、ステップS33において、CPU10は、正解答である日本訳語の類語が類語テーブルにないと判断した場合、例えば、図2に示すデータテーブル12a中の「reporter」の日本訳語を問う問題の正解答を「報告者」とした場合、データテーブル12aにアルファベット順で「reporter」よりも後ろに記憶してある各英単語の日本訳語(誤解答候補)と、出題バッファに記憶してある正解答である日本訳語(報告者)との夫々末尾の文字を比較し、一致しているか否かを判断する(S34)。
【0066】
CPU10は、前記誤解答候補の末尾の文字と、正解答である「報告者」の末尾の文字(ここでは、「者」)とが一致しないと判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答とせず、データテーブル12aに「reporter」よりも後ろに記憶してある次の英単語の日本訳語の末尾の文字と、正解答である「報告者」の末尾の文字とを比較し(S35)、ステップS34の処理に戻る。
ステップS34において、CPU10は、誤解答候補である日本訳語の末尾の文字が、出題バッファに記憶してある正解答である「報告者」の末尾の文字と一致すると判断した場合、データテーブル12aから、出題バッファに記憶してある英単語の日本訳語であって、当該多肢選択式問題における正解答ではない正解訳を読み出し、該正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致するか否かを判断する(S36)。
【0067】
CPU10は、前記正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致すると判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答とせず、更に次の英単語の日本訳語の末尾の文字と、出題バッファに記憶してある正解答である「報告者」の末尾の文字とを比較し(S35)、ステップS34の処理に戻る。
また、ステップS36において、当該多肢選択式問題における正解答ではない正解訳と、当該誤解答候補である日本訳語とが一致しないと判断した場合、この誤解答候補である日本訳語を誤解答としてRAM11の出題バッファに記憶する(S37)。尚、ステップS36における誤解答候補と正解訳との比較判断処理を、ステップS34における誤解答候補と正解答との末尾の文字の比較処理よりも先に行ってもよい。
次にCPU10は、多肢選択式問題を構成する2つの誤解答が決定されたか否かを監視しており(S38)、2つの誤解答を決定するまで、上述したステップS34からS37までの処理を繰り返し、2つの誤解答が決定された場合、この2つの誤解答を含めた多肢選択式問題を表示する問題画面を、表示部13に表示する(S39)。
【0068】
図11は表示部13に表示される問題画面の一例を示す図であり、図11(a)は正解答を「記者」とした場合の例であり、図に示すように、英単語の問題に対し、「記者」を該英単語に対する正解答とし、「記者」の類語である「執筆者」及び「ジャーナリスト」を誤解答とした多肢選択式問題を作成し、作成された多肢選択式問題を備えた問題画面を表示することができる。
また、図11(b)は正解答を「報告者」とした場合の例であり、図に示すように、英単語の問題に対し、「報告者」を該英単語に対する正解答とし、「報告者」とは末尾の文字が共通する2つの「監督者」及び「回し者」を誤解答とした多肢選択式問題を作成し、作成された多肢選択式問題を備えた問題画面を表示することができる。
【0069】
上述のように、正解答の類語、又は正解答に類似した語を誤解答とすることにより、よりレベルの高い多肢選択式問題を作成することができ、ユーザは、この問題画面の指示に従い、3つの解答選択肢から所望するものを選択等することにより、該問題画面に表示された問題に対して解答することができ、更に、ユーザによる解答を採点し、採点結果等を表示することもできる。
【0070】
上述した各実施の形態では、夫々多肢選択式問題に含まれる誤解答の決定を異なる手順にて行っているが、携帯電話機1において、作成される問題のレベルをユーザにより設定できる構成を備え、ユーザにより設定されたレベルに基づき、前記誤解答の決定方法を変更する構成とすることも可能である。
例えば、実施の形態2で示したように、解答選択肢に含まれる正解答の文字の種類とは異なる日本訳語を誤解答として作成された多肢選択式問題を低レベルとし、実施の形態3の後半に示したように、解答選択肢に含まれる正解答の品詞と同一の日本訳語を誤解答として作成された多肢選択式問題を中レベルとし、実施の形態4で示したように、解答選択肢に含まれる正解答の類語又は該正解答の末尾が一致する日本訳語を誤解答として作成された多肢選択式問題を高レベルとしておき、ユーザにより設定されたレベルに対応した手順により問題を作成する構成とすることもできる。
【0071】
また、上述した各実施の形態では、携帯電話機1における問題作成処理について説明しているが、モバイルコンピュータ等の携帯端末機、及びパーソナルコンピュータであってもよく、本発明の問題作成装置として動作させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体から、該コンピュータプログラムを各装置に読み出し、実行する構成としてもよく、前記コンピュータプログラムを、回線経由で搬送波として伝搬させて、各装置に提供することも可能である。
【0072】
【発明の効果】
第1,第2及び第11発明による場合は、予め用意された複数の問題から、提供すべき問題を1つ選択し、選択された問題に対する正解答に基づき、該問題以外の他の問題夫々に対する正解答から誤解答を決定することにより、解答選択肢に含まれる誤解答が明らかに誤解答とはならない多肢選択式問題を作成でき、作成された問題のレベルの低下を防止することができる。
【0073】
第3発明による場合は、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答の起首部と、該問題以外の他の問題に対する正解答の起首部とを比較して、一致しない場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々の起首部分が異なる多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が明らかに誤解答である問題とはならないが、比較的レベルの低い問題を作成することができる。
【0074】
第4発明による場合は、複数の問題夫々に対する正解答は、夫々を示すコードを有しており、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答を示すコードと、該問題以外の他の問題に対する正解答を示すコードとを比較して、一致しない場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々を示すコードが異なる多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が明らかに誤解答である問題とはならないが、比較的レベルの低い問題を作成することができる。
従って、例えば、複数の問題夫々に対する正解答が、シフトJIS(Japan Industrial Standards)コードで示されている場合、各コードの先頭の1バイト又は2バイトを比較することにより、各正解答が平仮名,片仮名,漢字又は数字であるかを認識することができ、これにより、解答選択肢夫々の文字の種類が異なる多肢選択式問題を作成することができる。
【0075】
第5発明による場合は、複数の問題夫々に対する正解答は、所定の区分にて分類され、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答が分類される区分と、該問題以外の他の問題に対する正解答が分類される区分とを比較して、一致しない場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々が分類される区分が異なる多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が明らかに誤解答である問題とはならないが、比較的レベルの低い問題を作成することができる。
従って、例えば、複数の問題夫々に対応する正解答を、夫々名詞,動詞,形容詞又は副詞等に分類しておくことにより、解答選択肢夫々の品詞が異なる多肢選択式問題を作成することができる。
【0076】
第6発明による場合は、複数の問題夫々に対する正解答は、所定の区分にて分類され、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答が分類される区分と、該問題以外の他の問題に対する正解答が分類される区分とを比較して、一致する場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、解答選択肢夫々が分類される区分が一致する多肢選択式問題を作成することができ、作成された多肢選択式問題における誤解答が、正解答と類似した問題を作成することができる。
この場合は、複数の問題夫々に対応する正解答を、夫々名詞,動詞,形容詞又は副詞等に分類しておき、解答選択肢夫々の品詞が同一であることにより、レベルの高い問題を作成することができる。
【0077】
第7発明による場合は、複数の問題夫々に対する正解答の類語を記憶する類語記憶手段を備え、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答の類語が前記類語記憶手段に記憶してある場合に、該類語を誤解答とすることにより、解答選択肢に正解答の類語を含むことで、レベルの高い多肢選択式問題を作成することができる。
【0078】
第8発明による場合は、多肢選択式問題における正解答とすべく選択された問題に対する正解答の類語が類語記憶手段に記憶していない場合、選択された前記問題に対する正解答の末尾部と、該問題以外の他の問題に対する正解答の末尾部とを比較して、一致する場合に、当該他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、作成される問題の正解答の類語がない場合であっても、解答選択肢夫々の末尾部分が一致することで、解答選択肢に正解答に類似した誤解答を含み、レベルの高い多肢選択式問題を作成することができる。
【0079】
第9発明による場合は、多肢選択式問題とすべく選択された問題に複数の正解答がある場合に、該複数の正解答の、前記多肢選択式問題における正解答ではない他の正解答と、前記多肢選択式問題における誤解答とすべく読み出された、前記問題以外の他の問題に対する正解答とを比較して、一致しない場合に、該問題以外の他の問題に対する正解答を誤解答とすることにより、当該多肢選択式問題において正解答とすべき複数の解答選択肢を有しない問題を作成することができる。
【0080】
第10発明による場合は、上述した各問題作成装置のうちの少なくとも2以上の問題作成装置を備え、ユーザから、前記問題作成装置夫々に対応するレベルを受け付け、受け付けたレベルに応じた問題作成装置により作成された多肢選択式問題を提供することにより、ユーザが所望するレベルの問題を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る問題作成装置を備える携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】データテーブルの一例を示す図である。
【図3】実施の形態1における携帯電話機による問題作成処理手順を示すフローチャートである。
【図4】問題画面の一例を示す図である。
【図5】実施の形態2における携帯電話機による問題作成処理手順を示すフローチャートである。
【図6】問題画面の一例を示す図である。
【図7】実施の形態3における携帯電話機による問題作成処理手順を示すフローチャートである。
【図8】問題画面の一例を示す図である。
【図9】類語テーブルの一例を示す図である。
【図10】実施の形態4における携帯電話機による問題作成処理手順を示すフローチャートである。
【図11】問題画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機
10 CPU
12a データテーブル
13 表示部

Claims (11)

  1. 1つの問題と、該問題に対する正解答及び誤解答とを有する多肢選択式問題を作成する問題作成方法において、
    複数の問題及び該問題夫々に対する正解答を記憶手段に記憶し、
    記憶してある前記複数の問題から1つの問題を演算手段に選択させ、
    選択された問題に対する正解答を前記記憶手段から演算手段に取得させ、
    取得された正解答に基づき、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答から、誤解答を演算手段に決定させることを特徴とする問題作成方法。
  2. 1つの問題と、該問題に対する正解答及び誤解答とを有する多肢選択式問題を作成する問題作成装置において、
    複数の問題及び該問題夫々に対する正解答を記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶してある複数の問題から1つの問題を選択する選択手段と、該選択手段が選択した問題に対する正解答を前記記憶手段から取得する取得手段と、
    該取得手段が取得した正解答に基づき、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答から、誤解答を決定する決定手段とを備えることを特徴とする問題作成装置。
  3. 前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段を備え、
    前記決定手段は、前記取得手段が取得した正解答の起首部と、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答の起首部とが一致するか否かを判断する起首判断手段を備え、該起首判断手段が一致しないと判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする請求項2に記載の問題作成装置。
  4. 前記複数の問題夫々に対する正解答は、夫々を示すコードを有しており、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段を備え、
    前記決定手段は、前記取得手段が取得した正解答を示すコードと、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答を示すコードとが一致するか否かを判断するコード判断手段を備え、該コード判断手段が一致しないと判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする請求項2に記載の問題作成装置。
  5. 前記複数の問題夫々に対する正解答は、所定の区分にて分類され、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段を備え、
    前記決定手段は、前記取得手段が取得した正解答が分類される区分と、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答が分類される区分とが一致するか否かを判断する区分判断手段を備え、該区分判断手段が一致しないと判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする請求項2に記載の問題作成装置。
  6. 前記複数の問題夫々に対する正解答は、所定の区分にて分類され、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段を備え、
    前記決定手段は、前記取得手段が取得した正解答が分類される区分と、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答が分類される区分とが一致するか否かを判断する区分判断手段を備え、該区分判断手段が一致すると判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする請求項2に記載の問題作成装置。
  7. 前記複数の問題夫々に対する正解答の類語を記憶する類語記憶手段を備え、
    前記決定手段は、前記取得手段が取得した正解答の類語が前記類語記憶手段に記憶してあるか否かを判断する類語判断手段を備え、該類語判断手段により前記類語が前記類語記憶手段に記憶してあると判断された場合、前記類語を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする請求項2に記載の問題作成装置。
  8. 前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段を備え、
    前記決定手段は、前記類語判断手段により前記類語が前記類語記憶手段に記憶していないと判断された場合、前記取得手段が取得した正解答の末尾部と、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答の末尾部とが一致するか否かを判断する末尾判断手段を備え、該末尾判断手段が一致すると判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする請求項7に記載の問題作成装置。
  9. 前記記憶手段は、前記複数の問題夫々に対して1又は複数の正解答を記憶すべくなしており、
    前記取得手段は、前記記憶手段から、前記選択手段が選択した問題に対する1又は複数の正解答から1の正解答を取得すべくなしており、
    前記選択手段が選択した問題に対する1又は複数の正解答から、前記取得手段により取得されなかった他の正解答を抽出する抽出手段と、
    前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答を読み出す読出手段とを備え、
    前記決定手段は、前記読出手段が読み出した他の問題に対する正解答と、前記抽出手段が抽出した他の正解答とが一致するか否かを判断する判断手段を備え、該判断手段が一致しないと判断した場合、前記読出手段により読み出された正解答を誤解答とすべくなしてあることを特徴とする請求項2に記載の問題作成装置。
  10. 請求項2乃至9のいずれかに記載の問題作成装置のうちの少なくとも2つの問題作成装置と、該問題作成装置夫々に対応する複数のレベルの選択を受け付ける受付手段とを備え、
    前記受付手段が受け付けたレベルに基づき、該レベルに対応する問題作成装置により作成された多肢選択式問題を提供することを特徴とする問題提供装置。
  11. コンピュータに、1つの問題と、該問題に対する正解答及び誤解答とを有する多肢選択式問題を作成させるためのコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータに、複数の問題及び該問題夫々に対する正解答を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶してある複数の問題から1つの問題を選択する選択手段と、該選択手段が選択した問題に対する正解答を前記記憶手段から取得する取得手段と、該取得手段が取得した正解答に基づき、前記記憶手段に記憶してある他の問題に対する正解答から、誤解答を決定する決定手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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