JP2010181651A - 選択問題自動作成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子辞書データと連携して単語の理解度をテストするための選択問題を自動生成することのできる選択問題自動生成装置を提供する。
【解決手段】、単語の属性を個別に抽出可能な形式で記述された辞書データを格納する辞書データ格納手段(5)と、正解を複数の選択肢から選択させる問題の雛型を格納する雛型格納手段(9)と、問題となる単語を決定する入力手段(2)と、前記問題となる単語の属性に基づいて前記辞書データから選択肢を抽出する選択肢抽出手段(7)と、前記雛型に前記問題となる単語と前記選択肢とをセットし、問題を生成する問題生成手段(10)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、選択問題自動作成装置に関する。
英単語の意味を確認するための選択問題を自動的に作成する選択問題自動作成装置の分野において、特許文献1には、HTML文章などに基づいて、文書内に独自のタグを挿入することで穴埋め問題を自動的に作成し、表示する穴埋め問題作成装置が記載されている。
また、特許文献2には、コーパス群から文章を選択し、穴埋め対象の単語を決定し、その置換候補を決定して文章の妥当性をインターネットによる検索によって判定することで穴埋め選択問題を自動的に作成する多肢選択言語試験問題自動作成装置が記載されている。
特開2003−173129号公報 特開2006−39353号公報
特許文献1に記載の穴埋め問題作成装置では、HTMLに専用のタグを埋め込んで穴埋め問題として表示するため、表示手段がXML形式の言語を解析して表示することが可能な専用の構成としなければならないという問題があった。
特許文献2に記載の多肢選択言語試験問題自動作成装置では、妥当性を判断するためにインターネットを使用するため、文章としては妥当であっても正解ではないという問題の作成ができないという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、電子辞書データと連携して単語の理解度をテストするための選択問題を自動生成することのできる選択問題自動生成装置を提供する。
本発明の選択問題自動生成装置は、単語の属性を個別に抽出可能な形式で記述された辞書データを格納する辞書データ格納手段と、正解を複数の選択肢から選択させる問題の雛型を格納する雛型格納手段と、問題となる単語を決定する入力手段と、前記問題となる単語の属性に基づいて前記辞書データから選択肢を抽出する選択肢抽出手段と、前記雛型に前記問題となる単語と前記選択肢とをセットし、問題を生成する問題生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明の他の選択問題自動生成装置は、単語の属性を個別に抽出可能な形式で記述された辞書データを格納する辞書データ格納手段と、前記辞書データに含まれる単語を検索するインデックスを格納するインデックス格納手段と、問題となる単語の意味を複数の選択肢から選択させる問題の雛型を格納する雛型格納手段と、前記問題となる単語を決定する入力手段と、前記辞書データにより前記問題となる単語の品詞を判定する品詞判定手段と、前記インデックスを用いて前記辞書データから前記問題となる単語の品詞と同じ品詞の単語を選択肢用の単語として抽出する選択肢抽出手段と、前記辞書データから前記問題となる単語と前記選択肢用の単語の意味を抽出する単語情報抽出手段と、前記雛型の問題文に前記問題となる単語をセットし、選択肢に前記問題となる単語の意味と前記選択肢用の単語の意味とをセットし、問題を生成する問題生成手段とを備えることを特徴とする。
前記インデックスは、前記辞書データに含まれる単語をグループ化し、前記選択肢抽出手段は、前記選択肢用の単語を前記問題となる単語と同じグループに属する単語から抽出するようにしてもよい。
前記問題となる単語および前記選択肢用の単語の言語と、これらの単語の意味を記述する言語とは、異なる言語であってもよい。
前記問題となる単語および前記選択肢用の単語の言語と、これらの単語の意味を記述する言語とは、同じ言語であってもよい。
本発明のさらに他の選択問題自動生成装置は、単語の属性を個別に抽出可能な形式で記述された辞書データを格納する辞書データ格納手段と、前記辞書データに含まれる単語を検索するインデックスを格納するインデックス格納手段と、問題文中の空欄に当てはまる単語を複数の選択肢から選択させる問題の雛型を格納する雛型格納手段と、前記問題となる単語を決定する入力手段と、前記インデックスを用いて前記辞書データから選択肢用の単語を抽出する選択肢抽出手段と、前記辞書データから前記問題となる単語が含まれる文を抽出する単語情報抽出手段と、前記雛型の問題文に前記問題となる単語が含まれる文から前記問題となる単語を空欄に置き換えた文をセットし、選択肢に前記問題となる単語と前記選択肢用の単語とをセットし、問題を生成する問題生成手段とを備えることを特徴とする。
前記辞書データにより前記問題となる単語の品詞を判定する品詞判定手段をさらに備え、前記選択肢抽出手段は、前記インデックスを用いて前記辞書データから前記問題となる単語の他の品詞における単語を選択肢用の単語として抽出するようにしてもよい。
前記辞書データにより前記問題となる単語の品詞を判定する品詞判定手段をさらに備え、前記選択肢抽出手段は、前記インデックスを用いて前記辞書データから前記問題となる単語の品詞と同じ品詞の単語を選択肢用の単語として抽出するようにしてもよい。
前記問題となる単語は動詞の一活用形であり、前記選択肢用の単語は前記問題となる単語の他の活用形であってもよい。
本発明の選択問題自動生成装置は、電子辞書データと連携して単語の理解度をテストするための選択問題を自動生成することができる。
本発明の選択問題自動生成装置の構成の一例を示すブロック図である。 辞書データフォーマットの第1の例を示す図である。 辞書データフォーマットの第2の例を示す図である。 辞書アクセスデータインデックスの一例を示す表である。 本発明の選択問題自動生成装置によって生成される問題の雛型の例を示す図である。 タイプ1の問題を作成する手順を示すフローチャートである。 図6のグループ決定処理の手順を示すフローチャートである。 図6の選択肢決定処理の手順を示すフローチャートである。 タイプ2の問題を作成する手順を示すフローチャートである。 図9のグループ決定処理の手順を示すフローチャートである。 図9の選択肢決定処理の手順を示すフローチャートである。 タイプ3の問題を作成する手順を示すフローチャートである。 図12の選択肢決定処理の手順を示すフローチャートである。 タイプ4の問題を作成する手順を示すフローチャートである。 図14の単語Aの形調査の手順を示すフローチャートである。 図14の選択肢決定処理の手順を示すフローチャートである。 タイプ5の問題を作成する手順を示すフローチャートである。 図17の選択肢決定処理の手順を示すフローチャートである。
図1は、本発明の選択問題自動生成装置の構成の一例を示すブロック図である。選択問題自動生成装置1は、入力部2と、品詞判定手段3と、問題雛型決定手段4と、辞書データ格納部5と、インデックスデータ格納部6と、選択肢抽出手段7と、単語情報抽出手段8と、問題雛型格納部9と、問題生成手段10と、出力部11とを備える。
入力部2は、テスト問題にしたい単語(単語Aとする)を入力するためのものである。品詞判定手段3は、単語の品詞を判定する手段である。問題雛型決定手段4は、生成する問題の雛型を決定する手段である。
辞書データ格納部5は、例えば、英和辞書や英英辞書の電子辞書データを格納する。格納される電子辞書データは、例えばXML形式のデータ構造となっている。例えば、単語「look」のタイトルは<title>look</title>のように<title>タグと</title>タグで囲まれており、それ以外の情報(過去形、現在進行形、発音記号、意味、例文、例文の日本語訳、関連付けられるイメージデータ等)の個々のデータもXML形式で記述されている。したがって、任意の情報を抽出することができる。図2は、辞書データフォーマットの第1の例を示し、図3は、辞書データフォーマットの第2の例を示す。
インデックスデータ格納部6は、辞書データ格納部5に格納された辞書データにアクセスするための辞書アクセスデータインデックスを格納する。図4は、辞書アクセスデータインデックスの一例を示す。単語エントリインデックスは、単語番号と、単語と、単語が属するグループと、当該単語の辞書データにおけるアドレスとを関連付けている。グループエントリインデックスは、グループと、それに属する単語の単語番号とを関連付けている。各々の単語は、いくつかのグループにグループ化される。各々の単語を、単語の難易度レベルごとにグループ化してもよい。このような場合、例えば、British National Corpusが作成しているような、世にある単語を出版物などで多く頻出する順に並べたもののリストから、例えば100語ずつ区切ってグループ化してもよい。また、単語の綴りが似ている単語同士でグループ化してもよい。1つの単語が複数のグループに含まれていてもよい。
選択肢抽出手段7は、問題における選択肢を辞書データから抽出する。
単語情報抽出手段8は、選択肢の単語の情報を辞書データから抽出する。
問題雛型格納部9は、作成する問題の雛型を格納する。
問題生成手段10は、雛型に単語Aと選択肢や単語の情報に基づく文章を入れて問題を生成する。
出力部11は、生成された問題を出力する。
本発明の選択問題自動生成装置によって生成される問題の雛型の例を説明する。図5は、このような雛型の例を示す。図5において、○○○、□□□は日本語であり、●●●、■■■は英語であるとする。
<タイプ1の問題作成>
タイプ1の問題は、英単語の日本語による意味を複数の選択肢から選択させる問題である。タイプ1の問題は、例えば以下のようなものである。
(問題1)「look」の意味として正しいものを1つ選びなさい。
(1)遊ぶ
(2)選ぶ
(3)見る
(4)持つ
タイプ1の問題を作成する場合、英和辞書の辞書データを使用する。
図6は、タイプ1の問題を作成する手順を示すフローチャートである。
ステップS101において、テスト問題にしたい英単語である単語Aを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2においていくつかの単語を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい。また、選択問題自動生成装置がランダムに選択するようにしてもよい。
ステップS102において、単語Aに複数の品詞定義がある場合、どの品詞で問題を生成するのかを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2において選択可能な品詞を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい。また、選択問題自動生成装置がランダムに選択するようにしてもよい。
ステップS103において、問題における選択肢の数mを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2において、選択可能な選択肢数を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい、また、雛型によって予め定められていてもよい。
ステップS104において、後述する選択肢の決定を行うステップS106−S108のループにおける繰り返し数nを選択肢の数m−1に設定する。これは、選択肢には単語A自身の意味も正解として含まれるからである。
ステップS105において、単語Aが含まれるグループのうち1つを決定する。この処理の詳細については後述する。
ステップS106において、n>0ならばまだ決定していない選択肢があるためステップS107に進み、n=0ならばすべての選択肢が決定されているためステップS109に進む。
ステップS107において、ステップS105において決定したグループから選択肢を決定する。この処理の詳細については後述する。
ステップS108において、nをデクリメントし、ステップS106に戻る。
ステップS109において、雛型に単語Aと選択肢のデータをセットする。図5に示すタイプ1の雛型の例において、●●●に単語Aを入れ、(1)〜(4)の□□□には、それぞれステップS106−S108のループで決定した選択肢と単語Aの日本語訳とをランダムに入れる。
ステップS110において、データをセットした雛型を問題のデータとして出力して処理を終了する。
図6のステップS105におけるグループ決定処理について説明する。図7は、図6のグループ決定処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS201において、単語Aが複数のグループに含まれる場合、ステップS202に進み、単語Aが1つのグループにのみ含まれる場合、ステップS203に進む。
ステップS202において、グループのうち1つを選択する。この際、例えば、ランダムに選択するようにしてもよい。また、グループの数だけ選択問題を複数生成するようにしてもよい。
ステップS203において、単語Aが1つのグループにのみ含まれる場合はそのグループに、複数のグループに属する場合は、ステップS203で選択されたグループに決定して処理を終了する。
図6のステップS107における選択肢決定処理について説明する。図8は、図6の選択肢決定処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS301において、図6のステップS105で決定されたグループから1つの単語Bを選択肢候補としてランダムに選択する。なお、既に選択肢候補となった単語は選択しない。また、グループにおいて決定できる単語がもう見つからない場合は、mに満たない選択肢数で問題を作成するか、エラーとして処理を終了する。
ステップS302において、単語Bが単語Aと類似しているかどうかを確認する。例えば、「look」の類義語としては「watch」や「see」がある。これらの類義語の日本語訳も正解となってしまう可能性が高いため、選択肢候補から外すことが好ましい。例えば、辞書データが図2に示すようなXMLフォーマットで記述されている場合、単語Bが単語Aの辞書データにおける<syn>タグに定義されているかどうかを確認する。
ステップS303において、単語Bが単語Aと類似している場合はステップS301に戻って新たな単語Bを決定し、単語Bが単語Aと類似していない場合はステップS304に進む。
ステップS304において、単語Bの訳である日本語Bを選択する。この際、英和辞書の辞書データにおける単語Bの最初の日本語訳を日本語Bとして選択してもよい。例えば、辞書データが図2に示すようなフォーマットで記述されている場合、単語Bの辞書データにおける1つ目の<n-g>タグ内の1つ目の<dt>タグの日本語を選択する。
ステップS305において、辞書データにおける単語Aの日本語訳に日本語Bと重複するものがないか確認する。
ステップS306において、単語Aの日本語訳に日本語Bと重複するものがある場合、単語Bは選択肢としては不適切であるためステップS301に戻り、新たな単語Bを決定し、単語Aの日本語訳に日本語Bと重複するものがない場合はステップS307に進む。
ステップS307において、日本語Bを選択肢として登録し、処理を終了する。
なお、タイプ1の問題として、英単語の日本語による意味を複数の選択肢から選択させる問題を例として説明したが、ある言語の単語の他の言語による意味を複数の選択肢から選択させる問題であれば、言語の種類はどのようなものであってもよい。
<タイプ2の問題作成>
タイプ2の問題は、英単語の英語による意味、すなわち、英単語を規定する英文を複数の選択肢から選択させる問題である。タイプ2の問題は、例えば以下のようなものである。
(問題2)「look」means...
(1)to do things for pleasure, as children do
(2)to choose from a group of people or things
(3)to turn your eyes in a particular direction
(4)to own
タイプ2の問題を作成する場合、英和辞書又は英英辞書の辞書データを使用する。
図9は、タイプ2の問題を作成する手順を示すフローチャートである。
ステップS401において、テスト問題にしたい英単語である単語Aを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2においていくつかの単語を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい。また、選択問題自動生成装置がランダムに選択するようにしてもよい。
ステップS402において、単語Aに複数の品詞定義がある場合、どの品詞で問題を生成するのかを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2において選択可能な品詞を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい。また、選択問題自動生成装置がランダムに選択するようにしてもよい。
ステップS403において、問題における選択肢の数mを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2において、選択可能な選択肢数を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい、また、雛型によって予め定められていてもよい。
ステップS404において、後述する選択肢の決定を行うステップS106−S108のループにおける繰り返し数nを選択肢の数mに設定する。
ステップS405において、単語Aが含まれるグループのうち1つを決定する。この処理の詳細については後述する。
ステップS406において、n>0ならばまだ決定していない選択肢があるためステップS407に進み、n=0ならばすべての選択肢が決定されているためステップS409に進む。
ステップS407において、ステップS405において決定したグループから選択肢を決定する。この処理の詳細については後述する。
ステップS408において、nをデクリメントし、ステップS406に戻る。
ステップS409において、雛型に単語Aと選択肢のデータをセットする。図5に示すタイプ2の雛型の例において、●●●に単語Aを入れ、(1)〜(4)の■■■には、それぞれステップS406−S408のループで決定した選択肢をランダムに入れる。ステップS410において、データをセットした雛型を問題のデータとして出力して処理を終了する。
図9のステップS405におけるグループ決定処理について説明する。図10は、図9のグループ決定処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS501において、単語Aが複数のグループに含まれる場合、ステップS502に進み、単語Aが1つのグループにのみ含まれる場合、ステップS503に進む。
ステップS502において、グループのうち1つを選択する。この際、例えば、ランダムに選択するようにしてもよい。また、グループの数だけ選択問題を複数生成するようにしてもよい。
ステップS503において、単語Aが1つのグループにのみ含まれる場合はそのグループに、複数のグループに属する場合は、ステップS503で選択されたグループに決定して処理を終了する。
図9のステップS407における選択肢決定処理について説明する。図11は、図9の選択肢決定処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS601において、図9のステップS405で決定されたグループから1つの単語Bを選択肢候補としてランダムに選択する。なお、既に選択肢候補となった単語は選択しない。また、グループにおいて決定できる単語がもう見つからない場合は、mに満たない選択肢数で問題を作成するか、エラーとして問題作成処理を終了する。
ステップS602において、単語Bが単語Aと類似しているかどうかを確認する。例えば、「look」の類義語としては「watch」や「see」がある。これらの類義語の意味定義文字列も正解となってしまう可能性が高いため、選択肢候補から外すことが好ましい。例えば、辞書データが図2に示すようなXMLフォーマットで記述されている場合、単語Bが単語Aの辞書データにおける<syn>タグに定義されているかどうかを確認する。
ステップS603において、単語Bが単語Aと類似している場合はステップS601に戻って新たな単語Bを決定し、単語Bが単語Aと類似していない場合はステップS604に進む。
ステップS604において、単語Bの英語による意味定義文字列である英語Bを選択する。この際、辞書データが図2に示すようなXML形式で記述されている場合、単語Bの辞書データにおける1つ目の<n-g>タグ内の1つめの<d>タグの英語文字列を英語Bとして選択してもよい。
ステップS605において、辞書データにおける単語Aの日本語の意味に単語Bの日本語の意味と重複するものがないか確認する。
ステップS606において、単語Aの日本語の意味に単語のBの日本語の意味と重複するものがある場合、単語Bは選択肢としては不適切であるためステップS301に戻り、新たな単語Bを決定し、単語Aの意味定義文字列に英語Bと重複するものがない場合はステップS607に進む。
ステップS607において、英語Bを選択肢として登録し、処理を終了する。
英語による意味定義に並列して、日本語による意味定義が辞書データに含まれていない場合、ステップS605〜S606の重複確認を行わない。
なお、タイプ2の問題として、英単語の英語による意味を複数の選択肢から選択させる問題を例として説明したが、ある言語の単語の同じ言語による意味を複数の選択肢から選択させる問題であれば、言語の種類はどのようなものであってもよい。
<タイプ3の問題作成>
タイプ3の問題は、英文中の空欄に当てはまる英単語を複数の選択肢から選択させる問題である。タイプ3の問題では、選択肢として、正解となる英単語と、その派生語、反対語、反対語の派生語が設定される。タイプ3の問題は、例えば以下のようなものである。
(問題3)次の空欄に当てはまる単語として適切なものを1つ選びなさい。
I was so []. (私はとても感動した。)
(1)impression
(2)impressive
(3)impressed
(4)impressively
タイプ3の問題を作成する場合、英和辞書の辞書データを使用する。
図12は、タイプ3の問題を作成する手順を示すフローチャートである。
ステップS701において、テスト問題にしたい英単語、すなわち、問題の英文中の空欄に当てはまる英単語である単語Aを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2においていくつかの単語を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい。また、選択問題自動生成装置がランダムに選択するようにしてもよい。
ステップS702において、問題の英文中の空欄に当てはまる単語Aの品詞を決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2において選択可能な品詞を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい。
ステップS703において、ステップS702で決定された品詞における単語Aが含まれる例文データを英語例文Aとして辞書データから抽出する。例えば、XML形式で記述された辞書データにおいて最初に登場する単語Aが含まれる例文データを英語例文Aとしてもよく、辞書データにおけるすべての単語Aが含まれる例文データからランダムに選択してもよい。
ステップS704において、ステップS703で抽出された英語例文Aに対応する日本語訳を日本語例文Aとして辞書データから抽出する。
ステップS705において、英語例文AからステップS702で決定された品詞における単語Aを削除し、空欄に置き換える。英語例文AがXML形式の辞書データから抽出されたものである場合、英語例文A中の単語Aは、その単語だけ色が付いていたり、太字になっていたり、下線がついていたりする場合など、例えば<tword>impressed</tword>のように、XMLのあるタグで囲まれている場合がある。このような場合、単語Aをタグごと削除し、空欄に置き換える。英語例文AにステップS702で決定された品詞における単語Aが複数含まれている場合、例えば、英語例文Aにおいて最初に登場するものを削除してもよく、ランダムに選択したものを削除するようにしてもよい。
ステップS706において、問題における選択肢の数mを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2において、選択可能な選択肢数を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい、また、雛型によって予め定められていてもよい。
ステップS707において、後述する選択肢の決定を行うステップS710−S712のループにおける繰り返し数nを選択肢の数mに設定する。
ステップS708において、英語例文Aから削除した単語A(ステップS702で決定された品詞におけるもの)を選択肢として登録する。
ステップS709において、ステップS708で選択肢が1つ決定されたので、nをインクリメントする。
ステップS710において、n>0ならばまだ決定していない選択肢があるためステップS711に進み、n=0ならばすべての選択肢が決定されているためステップS713に進む。
ステップS711において、選択肢を決定する。この処理の詳細については後述する。
ステップS712において、nをデクリメントし、ステップS710に戻る。
ステップS713において、雛型に英文例文Aと日本語例文Aと選択肢のデータをセットする。図5に示すタイプ3の雛型の例において、●●●に単語Aを空欄に置き換えた英語例文Aを入れ、○○○に日本語例文Aを入れ、(1)〜(4)の■■■には、それぞれステップS710−S712のループで決定した選択肢と単語Aとをランダムに入れる。
ステップS714において、データをセットした雛型を問題のデータとして出力して処理を終了する。
図12のステップS711における選択肢決定処理について説明する。図13は、図12の選択肢決定処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS801において、単語Aの派生語のうち、まだ選択肢候補になっていない派生語があるかどうかを判定し、ある場合はステップS802に、ない場合はステップS803に進む。
ステップS802において、まだ選択肢候補になっていない単語Aの派生語を辞書データから抽出し、選択肢候補とする。ここで、単語Aの派生語とは、図12のステップS702で決定した単語Aの品詞以外の品詞や別の形のもの(別の活用形のものなど)である。例えば、形容詞に対して名詞や動詞や副詞などであり、動詞に対して原型や過去形、過去分詞、現在進行形などである。
ステップS803において、単語Aの反意語を反意語Bとして辞書データから抽出する。反意語Bがすでに選択肢候補になっている場合、反意語Bの派生語を派生語Bとして辞書データから抽出する。この際、反意語がない、もしくはまだ選択肢候補となっていない反意語やその派生語がもうない場合、そのまま図12のS713に進み、選択肢の数がmに満たない問題を生成してもよく、問題作成不可能として処理を終了してもよい。
ステップS804において、抽出した単語(派生語A、反意語B、派生語B)の綴りが、正解である図12のステップS702で決定した品詞の単語Aの綴りと比較する。例えば、「run」という単語の場合、現在形、過去形、過去分詞共に同じ綴りであるため、選択肢候補とすると同じ綴りの選択肢が複数存在してしまう。
ステップS805において、抽出した単語の綴りが正解である単語Aの綴りと同じ場合、ステップS801に戻り、他の派生語を抽出し、綴りが違う場合、ステップS806に進む。
ステップS806において、抽出した単語を選択肢として登録し、処理を終了する。
タイプ3の問題として、英文中の空欄に当てはまる英単語を複数の選択肢から選択させる問題を例として説明したが、ある言語の文中の空欄に当てはまる同じ言語の単語を複数の選択肢から選択させる問題であれば、言語の種類はどのようなものであってもよい。
<タイプ4の問題作成>
タイプ4の問題は、英文中の空欄に当てはまる英単語を複数の選択肢から選択させる問題である。タイプ4の問題の雛型は、タイプ3の問題の雛型と同様のものを用いることができる。タイプ4の問題では、選択肢として、正解となる英単語と、その英単語と同じグループに属する同じ形の英単語が設定される。タイプ4の問題は、例えば以下のようなものである。
(問題4)次の空欄に当てはまる単語として適切なものを1つ選びなさい。
I can [] many people in the park. (公園にたくさんの人がいるのが見える。)
(1)see
(2)eat
(3)catch
(4)get
タイプ4の問題を作成する場合、英和辞書の辞書データを使用する。
図14は、タイプ4の問題を作成する手順を示すフローチャートである。
ステップS901において、テスト問題にしたい英単語、すなわち、問題の英文中の空欄に当てはまる英単語である単語Aを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2においていくつかの単語を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい。また、選択問題自動生成装置がランダムに選択するようにしてもよい。
ステップS902において、問題の英文中の空欄に当てはまる単語Aの品詞を決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2において選択可能な品詞を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい。
ステップS903において、ステップS902で決定された品詞における単語Aが含まれる例文データを英語例文Aとして辞書データから抽出する。例えば、XML形式で記述された辞書データにおいて最初に登場する単語Aが含まれる例文データを英語例文Aとしてもよく、辞書データにおけるすべての単語Aが含まれる例文データからランダムに選択してもよい。
ステップS904において、ステップS903で抽出された英語例文Aに対応する日本語訳を日本語例文Aとして辞書データから抽出する。
ステップS905において、英語例文AからステップS902で決定された品詞における単語Aを削除し、空欄に置き換える。英語例文AがXML形式の辞書データから抽出されたものである場合、英語例文A中の単語Aは、その単語だけ色が付いていたり、太字になっていたり、下線がついていたりする場合など、例えば<tword>see</tword>のように、XMLのあるタグで囲まれている場合がある。このような場合、単語Aをタグごと削除し、空欄に置き換える。英語例文AにステップS902で決定された品詞における単語Aが複数含まれている場合、例えば、英語例文Aにおいて最初に登場するものを削除してもよく、ランダムに選択したものを削除するようにしてもよい。
ステップS906において、英語例文Aにおいて削除した単語Aの形を調べる。この処理の詳細については後述する。
ステップS907において、問題における選択肢の数mを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2において、選択可能な選択肢数を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい、また、雛型によって予め定められていてもよい。
ステップS908において、後述する選択肢の決定を行うステップS911−S913のループにおける繰り返し数nを選択肢の数mに設定する。
ステップS909において、英語例文Aから削除した単語A(ステップS902で決定された品詞におけるもの)を選択肢として登録する。
ステップS910において、ステップS909で選択肢が1つ決定されたので、nをインクリメントする。
ステップS911において、n>0ならばまだ決定していない選択肢があるためステップS912に進み、n=0ならばすべての選択肢が決定されているためステップS914に進む。
ステップS912において、選択肢を決定する。この処理の詳細については後述する。
ステップS913において、nをデクリメントし、ステップS911に戻る。
ステップS914において、雛型に英文例文Aと日本語例文Aと選択肢のデータをセットする。図5に示すタイプ3の雛型の例と同様の雛型の場合、●●●に単語Aを空欄に置き換えた英語例文Aを入れ、○○○に日本語例文Aを入れ、(1)〜(4)の■■■には、それぞれステップS911−S913のループで決定した選択肢と単語Aとをランダムに入れる。
ステップS915において、データをセットした雛型を問題のデータとして出力して処理を終了する。
図14のステップS906における単語Aの形調査について説明する。図15は、図14の単語Aの形調査の手順を示すフローチャートである。
ステップS1001において、図14のステップS905で英語例文Aから削除した単語Aの形を調べる。ここで、形とは、例えば単語Aが動詞である場合、現在形、過去形、過去分詞などのことである。調べ方は、構文解析技術を用いてもよく、辞書データの<infl>タグ内のどれと一致するかを文字列比較して調べてもよい。
ステップS1002において、形の特定が可能である場合はステップS1003に進む。例えば、「read」という単語は、原型も現在形も過去形も過去分詞も同じである。このように変化の形が同じ場合、文字列比較によっては変化の形を特定できない。このような場合、問題作成は不可能であるとして、エラーとして問題作成処理全体を終了する。
ステップS1003において、ステップS1001で調査した単語Aの形情報を記憶し、処理を終了する。
図14のステップS912における選択肢決定処理について説明する。図16は、図14の選択肢決定処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS1101において、単語Aと同じグループ、同じ品詞、同じ変化の形の単語を辞書データから抽出し、単語Bとする。
なお、既に選択肢候補となった単語は選択しない。また、グループにおいて決定できる単語がもう見つからない場合は、mに満たない選択肢数で問題を作成するか、エラーとして処理を終了する。
ステップS1102において、単語Bが単語Aと類似しているかどうかを確認する。例えば、「look」の類義語としては「watch」や「see」がある。これらの類義語も正解となってしまう可能性が高いため、選択肢候補から外すことが好ましい。例えば、辞書データが図2に示すようなXMLフォーマットで記述されている場合、単語Bが単語Aの辞書データにおける<syn>タグに定義されているかどうかを確認する。
ステップS1103において、単語Bが単語Aと類似している場合はステップS1101に戻って新たな単語Bを決定し、単語Bが単語Aと類似していない場合はステップS1104に進む。
ステップS1104において、単語Bの英語による意味定義文字列である英語Bを選択する。この際、辞書データが図2に示すようなXML形式で記述されている場合、単語Bの辞書データにおける1つ目の<n-g>タグ内の1つめの<d>タグの英語文字列を英語Bとして選択してもよい。
ステップS1105において、辞書データにおける単語Aの日本語の意味に単語Bの日本語の意味と重複するものがないか確認する。
ステップS1106において、単語Aの日本語の意味に単語のBの日本語の意味と重複するものがある場合、単語Bは選択肢としては不適切であるためステップS1101に戻り、新たな単語Bを決定し、単語Aの意味定義文字列に英語Bと重複するものがない場合はステップS1107に進む。
ステップS1107において、英語Bを選択肢として登録し、処理を終了する。
タイプ4の問題として、英文中の空欄に当てはまる英単語を複数の選択肢から選択させる問題を例として説明したが、ある言語の文中の空欄に当てはまる同じ言語の単語を複数の選択肢から選択させる問題であれば、言語の種類はどのようなものであってもよい。
<タイプ5の問題作成>
タイプ5の問題は、英文中の空欄に当てはまる英単語を複数の選択肢から選択させる問題である。タイプ5の問題の雛型は、タイプ3の問題の雛型と同様のものを用いることができる。タイプ5の問題では、選択肢として、正解となる英単語と、その英単語の派生語が設定される。派生語とは、動詞に対して原形や過去形、過去分詞などである。タイプ5の問題は、例えば以下のようなものである。
(問題5)次の空欄に当てはまる単語として適切なものを1つ選びなさい。
I can [] many people in the park. (公園にたくさんの人がいるのが見える。)
(1)see
(2)saw
(3)seen
(4)seeing
(5)sees
タイプ5の問題を作成する場合、英和辞書の辞書データを使用する。
図17は、タイプ5の問題を作成する手順を示すフローチャートである。
ステップS1201において、テスト問題にしたい英単語、すなわち、問題の英文中の空欄に当てはまる英単語である単語Aを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2においていくつかの単語を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい。また、選択問題自動生成装置がランダムに選択するようにしてもよい。
ステップS1202において、問題の英文中の空欄に当てはまる単語Aの品詞を決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2において選択可能な品詞を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい。
ステップS1203において、ステップS1202で決定された品詞における単語Aが含まれる例文データを英語例文Aとして辞書データから抽出する。例えば、XML形式で記述された辞書データにおいて最初に登場する単語Aが含まれる例文データを英語例文Aとしてもよく、辞書データにおけるすべての単語Aが含まれる例文データからランダムに選択してもよい。
ステップS1204において、ステップS1203で抽出された英語例文Aに対応する日本語訳を日本語例文Aとして辞書データから抽出する。
ステップS1205において、英語例文AからステップS1202で決定された品詞における単語Aを削除し、空欄に置き換える。英語例文AがXML形式の辞書データから抽出されたものである場合、英語例文A中の単語Aは、その単語だけ色が付いていたり、太字になっていたり、下線がついていたりする場合など、例えば<tword>see</tword>のように、XMLのあるタグで囲まれている場合がある。このような場合、単語Aをタグごと削除し、空欄に置き換える。英語例文AにステップS1202で決定された品詞における単語Aが複数含まれている場合、例えば、英語例文Aにおいて最初に登場するものを削除してもよく、ランダムに選択したものを削除するようにしてもよい。
ステップS1206において、問題における選択肢の数mを決定する。この際、ユーザが入力部2において入力するようにしてもよく、入力部2において、選択可能な選択肢数を表示し、ユーザが選択するようにしてもよい、また、雛型によって予め定められていてもよい。
ステップS1207において、後述する選択肢の決定を行うステップS1210−S1212のループにおける繰り返し数nを選択肢の数mに設定する。
ステップS1208において、英語例文Aから削除した単語A(ステップS1202で決定された品詞におけるもの)を選択肢として登録する。
ステップS1209において、ステップS1208で選択肢が1つ決定されたので、nをインクリメントする。
ステップS1210において、n>0ならばまだ決定していない選択肢があるためステップS1211に進み、n=0ならばすべての選択肢が決定されているためステップS1213に進む。
ステップS1211において、選択肢を決定する。この処理の詳細については後述する。
ステップS1212において、nをデクリメントし、ステップS1210に戻る。
ステップS1214において、雛型に英文例文Aと日本語例文Aと選択肢のデータをセットする。図5に示すタイプ3の雛型の例と同様の雛型の場合、●●●に単語Aを空欄に置き換えた英語例文Aを入れ、○○○に日本語例文Aを入れ、(1)〜(4)の■■■には、それぞれステップS1210−S1212のループで決定した選択肢と単語Aとをランダムに入れる。
ステップS1214において、データをセットした雛型を問題のデータとして出力して処理を終了する。
図17のステップS1211における選択肢決定処理について説明する。図18は、図17の選択肢決定処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS1301において、単語Aの変化形のうち、まだ選択肢候補になっていない派生語があるかどうかを判定し、ある場合はステップS1302に進み、ない場合、そのまま図17のS1213に進み、選択肢の数がmに満たない問題を生成してもよく、問題作成不可能として処理を終了してもよい。
ステップS1302において、まだ選択肢候補になっていない単語Aの変化形を辞書データから抽出し、選択肢候補とする。ここで、単語Aの派生語とは、図17のステップS1202で決定した単語Aの品詞以外の品詞や別の形のもの(別の活用形のものなど)である。例えば、形容詞に対して名詞や動詞や副詞などであり、動詞に対して原型や過去形、過去分詞、現在進行形などである。
ステップS1303において、抽出した単語の綴りが、正解である図17のステップS1202で決定した品詞の単語Aの綴りと比較する。例えば、「catch」という単語は過去形も過去分詞も「caught」であり、選択肢に「caught」が2つ入らないようにする必要がある。
ステップS1304において、抽出した単語の綴りが正解である単語Aの綴りと同じ場合、ステップS1301に戻り、他の派生語を抽出し、綴りが違う場合、ステップS1305に進む。
ステップS1305において、抽出した単語を選択肢として登録し、処理を終了する。
タイプ5の問題として、英文中の空欄に当てはまる英単語を複数の選択肢から選択させる問題を例として説明したが、ある言語の文中の空欄に当てはまる同じ言語の単語を複数の選択肢から選択させる問題であれば、言語の種類はどのようなものであってもよい。
以上、本発明の選択問題自動生成装置がタイプ1〜タイプ5の問題を生成する場合について説明したが、本発明の選択問題自動生成装置は、問題となる単語と、辞書データから抽出される前記問題となる単語と関係する情報(他の単語や文など)とを雛型に入れて生成できる問題であれば、他のタイプの問題も生成することができる。
本発明は、選択問題自動生成装置に利用可能である。
1 選択問題自動生成装置
2 入力部
3 品詞判定手段
4 問題雛型決定手段
5 辞書データ格納部
6 インデックスデータ格納部
7 選択肢抽出手段
8 単語情報抽出手段
9 問題雛型格納部
10 問題生成手段
11 出力部

Claims (11)

  1. 単語の属性を個別に抽出可能な形式で記述された辞書データを格納する辞書データ格納手段と、
    正解を複数の選択肢から選択させる問題の雛型を格納する雛型格納手段と、
    問題となる単語を決定する入力手段と、
    前記問題となる単語の属性に基づいて前記辞書データから選択肢を抽出する選択肢抽出手段と、
    前記雛型に前記問題となる単語と前記選択肢とをセットし、問題を生成する問題生成手段とを備えることを特徴とする選択問題自動生成装置。
  2. 単語の属性を個別に抽出可能な形式で記述された辞書データを格納する辞書データ格納手段と、
    前記辞書データに含まれる単語を検索するインデックスを格納するインデックス格納手段と、
    問題となる単語の意味を複数の選択肢から選択させる問題の雛型を格納する雛型格納手段と、
    前記問題となる単語を決定する入力手段と、
    前記辞書データにより前記問題となる単語の品詞を判定する品詞判定手段と、
    前記インデックスを用いて前記辞書データから前記問題となる単語の品詞と同じ品詞の単語を選択肢用の単語として抽出する選択肢抽出手段と、
    前記辞書データから前記問題となる単語と前記選択肢用の単語の意味を抽出する単語情報抽出手段と、
    前記雛型の問題文に前記問題となる単語をセットし、選択肢に前記問題となる単語の意味と前記選択肢用の単語の意味とをセットし、問題を生成する問題生成手段とを備えることを特徴とする選択問題自動生成装置。
  3. 前記インデックスは、前記辞書データに含まれる単語をグループ化し、
    前記選択肢抽出手段は、前記選択肢用の単語を前記問題となる単語と同じグループに属する単語から抽出することを特徴とする請求項2に記載の選択問題自動生成装置。
  4. 前記問題となる単語および前記選択肢用の単語の言語と、これらの単語の意味を記述する言語とは、異なる言語であることを特徴とする請求項2または3に記載の選択問題自動生成装置。
  5. 前記問題となる単語および前記選択肢用の単語の言語と、これらの単語の意味を記述する言語とは、同じ言語であることを特徴とする請求項2または3に記載の選択問題自動生成装置。
  6. 単語の属性を個別に抽出可能な形式で記述された辞書データを格納する辞書データ格納手段と、
    前記辞書データに含まれる単語を検索するインデックスを格納するインデックス格納手段と、
    問題文中の空欄に当てはまる単語を複数の選択肢から選択させる問題の雛型を格納する雛型格納手段と、
    前記問題となる単語を決定する入力手段と、
    前記インデックスを用いて前記辞書データから選択肢用の単語を抽出する選択肢抽出手段と、
    前記辞書データから前記問題となる単語が含まれる文を抽出する単語情報抽出手段と、
    前記雛型の問題文に前記問題となる単語が含まれる文から前記問題となる単語を空欄に置き換えた文をセットし、選択肢に前記問題となる単語と前記選択肢用の単語とをセットし、問題を生成する問題生成手段とを備えることを特徴とする選択問題自動生成装置。
  7. 前記辞書データにより前記問題となる単語の品詞を判定する品詞判定手段をさらに備え、
    前記選択肢抽出手段は、前記インデックスを用いて前記辞書データから前記問題となる単語の他の品詞における単語を選択肢用の単語として抽出することを特徴とする請求項6に記載の選択問題自動生成装置。
  8. 前記辞書データにより前記問題となる単語の品詞を判定する品詞判定手段をさらに備え、
    前記選択肢抽出手段は、前記インデックスを用いて前記辞書データから前記問題となる単語の品詞と同じ品詞の単語を選択肢用の単語として抽出することを特徴とする請求項6に記載の選択問題自動生成装置。
  9. 前記問題となる単語は動詞の一活用形であり、前記選択肢用の単語は前記問題となる単語の他の活用形であることを特徴とする請求項6に記載の選択問題自動生成装置。
  10. コンピュータを請求項1乃至9のいずれか1項に記載の選択問題自動生成装置として動作させるプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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