JP2005092229A - 穴埋め問題作成装置、穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

穴埋め問題作成装置、穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 任意のウェブページから穴埋め問題を作成すること。
【解決手段】 表示手段と、表示手段の画面上に表示された文章を読み取って記憶する手段と、記憶した文字列を単語に分解する手段と、分解された各単語に解答欄候補IDタグを対応付けて当該タグを有する解答欄候補を生成し、これら複数の解答欄候補群からなる解答欄候補群文字列情報を作成する手段と、解答欄候補の文字列のフォント情報を認識し、該文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を作成するための解答欄表示情報を、各解答欄候補に対応して生成する手段と、解答欄表示情報に基づいて解答欄候補の文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を画面上に表示されている文字列に代えて表示する手段とから構成する。
【選択図】 図21

Description

本発明は、例えばインターネット上のウェブページのHTML文章等に基づいて、各種の問題演習のための穴埋め問題を自動的に作成することのできる穴埋め問題作成装置、穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体、穴埋め問題作成方法等に関するものである。
従来、各種の穴埋め問題作成用の専用ソフトが提供されており、かかる専用ソフトを利用することにより、自宅のパソコンで穴埋め問題を作成し、演習を行うことができる(特許文献1参照)。
また、インターネットのウェブページ上において、各種の問題演習をさせるためのコンテンツが提供されており、利用者はこのようなコンテンツを自宅のパソコンで利用して穴埋め問題等の演習をウェブページ上で行うことができる(特許文献2参照)。
特開2000−267553号公報(第4頁〜第5頁、「0021」〜「0029」、図2〜図4等参照) 特開2000−112324号公報(第5頁「0024」、第6頁「0039」〜「0041」、図6、図7等参照)
ところで、上記専用ソフトでは、問題文も当該専用ソフトに付随した専用品を使用する必要があり、バリエーションに乏しいという課題がある。
また、ウェブページ上で各種の問題演習をさせるためのコンテンツを提供する場合、提供者は、問題出題のために、特殊なウェブページやプログラム等を労力と時間をかけて用意しなければならず、特殊な技術力がなければ、このようなコンテンツを作成することができない。
また、問題演習をしたい利用者側からすると、コンテンツとして提供された既成の固定された型のものしか利用することができず、利用者の希望に応じて自由な形で出題させることはできず、利用者側の自由度が低いという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、例えば任意のウェブページをダイレクトに読み込んで、自動的に穴埋め問題を生成することのできる穴埋め問題作成装置、穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体、穴埋め問題作成方法等を提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するために、
第1に、各種の情報を表示し得る表示手段(例えば、ディスプレイ6)と、上記表示手段の画面上に表示されたHTML文章を読み取って該文章を文字列として記憶する手段(例えば、ページ読取手段300及びHTML文字列オブジェクト作成手段301等)と、記憶した上記文字列を複数に分解する手段(例えば、文節分解手段302等)と、分解された各文字列に解答欄候補認識情報(例えば、解答欄候補IDタグ)を対応付けて当該認識情報を有する解答欄候補を生成し、これら複数の解答欄候補からなる解答欄候補群文字列情報(例えば、HTML文字列オブジェクト31、解答欄候補群情報36等)を作成する手段(例えば、HTMLオブジェクト作成手段301、解答欄候補群作成手段306等)と、上記解答欄候補の文字列のフォント情報(例えばフォントサイズ、フォント高さ情報等)を認識し(例えばフォント情報認識手段310)、当該文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を作成するための解答欄表示情報(例えば、解答欄表示用アプレットタグ等)を、各解答欄候補に対応して生成し解答欄作成用文字列情報(例えば解答欄作成用HTMLファイル39等)を作成する手段(例えば、解答欄作成用HTMLファイル作成手段311)と、上記解答欄表示情報に基づいて上記解答欄候補の文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を、上記画面上に表示されている文字列に代えて当該画面上に表示する手段(例えば、問題表示手段312等)とからなることを特徴とする穴埋め問題作成装置、及びコンピュータを上記各手段として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム、及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体により構成されるものである。
上記画面上に表示されたHTML文章は、例えば当該装置、プログラム等の利用者によって選択された任意のウェブページ上のHTML形式で作成された文章(HTML文章)、その他XML文章、SGML文章等でも良い。また、上記分解された文字列は例えば「英語」、「先生」等のように複数の文字からなるものであるが、例えば「I」、「a」のように単一の文字からなるものも含まれる。このように構成すると、例えば画面上の任意のウェブページのHTML文章が単語毎に分解され、各単語毎に解答欄候補認識情報が対応付けられて解答欄候補群文字列情報が生成され、各解答欄候補の文字列のフォント情報に基づいて、当該文字列に対応するサイズの解答欄表示情報が生成されるため、当該解答欄表示情報に基づいて上記画面上に表示されている文章(文字列)又は表示される文章(文字列)の各単語を穴埋め解答欄に変換することができる。
第2に、文字、数字等を入力可能な入力手段(例えば入力装置7)と、上記入力手段から入力された出題優先度数値に基づいて上記各解答欄候補と出題優先度数値を対応付けた解答欄候補群属性情報(例えば、解答欄候補群属性情報42、解答欄候補一覧43e等)を作成する手段(例えば、出題優先度初期値テーブル作成手段305、解答欄候補群属性情報作成手段307等)と、上記解答欄候補群属性情報の解答欄候補を上記出題優先度数値の優先順位の高い方から所定数選択し、解答欄として選択されなかった下位の解答欄候補が存在する場合は、その解答欄候補に対応する解答欄候補認識情報を上記解答欄候補群文字列情報から除外する手段(例えば、解答欄候補一覧作成手段308、解答欄候補群作成手段306等)とを備えたものであることを特徴とする上記第1記載の穴埋め問題作成装置、及びコンピュータを上記各手段として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム、及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体により構成されるものである。
このように構成すると、利用者は、例えば各解答欄候補毎(各単語毎)に出題優先度数値を指定することができ、当該優先度数値の優先順位に従って各解答欄候補が穴埋め解答欄に変換される。従って、利用者は当該優先度数値の入力により穴埋め解答欄にする単語の優先順位を定めることができ、これにより学習効率等を向上させることができる。
第3に、上記出題優先度数値が対応付けられる解答欄候補は、上記入力手段からの単語、熟語、特定の語句、文字の色、文字種等の何れか一の指定、又は何れか一以上の指定により特定された上記HTML文章中の文字列であることを特徴とする上記第2記載の穴埋め問題作成装置、及びコンピュータを上記各手段として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム、及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体により構成されるものである。
このように構成すると、例えばゴシック、イタリック、ボールド、下線文字等の文字種、赤色等の文字の色等により出題優先度数値を指定することができ、例えばHTML文書中の赤文字のみを解答欄候補としてその出題優先度数値を指定し得て、出題優先度数値の指定のバリエーションを拡大することができる。尚、何れか一以上の指定とは、HTML文章中の文字列の単語、熟語等の範囲内における一以上の指定をいう。
第4に、上記入力手段から入力された出題率に基づいて、上記解答欄候補群属性情報の解答欄候補を、上記出題優先度数値の優先順位の高い方から上記出題率によって定められる数だけ選択する手段(例えば、解答欄候補一覧作成手段308、演算手段309等)を備えたものであることを特徴とする上記第2又は3記載の穴埋め問題作成装置、及びコンピュータを上記各手段として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム、及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体により構成されるものである。
このように構成すると、利用者は上記出題優先度数値の入力によって解答欄候補の優先順位を定め、さらに出題率の入力によって、当該出題率によって定められる穴埋め解答欄の数を設定することができる。従って、利用者は、例えば出題率を任意に設定することにより、穴埋め問題の難易度等を自由に定めることができる。
第5に、複数の単語を単語グループ別(例えば品詞毎)に分類して記憶した辞書ファイル(例えば辞書ファイル60)を設け、上記解答欄候補群属性情報を作成する手段は、上記入力手段から入力された単語グループ毎の出題優先度数値を認識して各単語グループとその出題優先度数値を対応付けた出題条件設定ファイル(例えば、出題条件設定ファイル45)を生成する手段(例えば、出題条件設定ファイル作成手段350)と、上記辞書ファイルを参照して解答欄候補の単語グループ情報(例えば、人称代名詞群、冠詞群等)を確認する手段(例えば、品詞情報検索手段351)と、上記出題条件設定ファイルを参照して解答欄候補の単語グループ情報から当該候補の出題優先度数値を決定する手段(例えば、出題優先度数値決定手段352)とを具備するものであることを特徴とする上記第2〜4の何れかに記載の穴埋め問題作成装置、及びコンピュータを上記各手段として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム、及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体により構成されるものである。
上記単語グループとしては、品詞別のグループの他、動物の名前と植物の名前等の単語グループ、中学生用の学年別の英単語グループ等各種の単語グループが含まれる。このように構成すると、上記出題条件設定ファイルに出題優先度数値が登録されるため、当該ファイルに定めた出題優先度数値の条件に従って複数の異なる文章を穴埋め問題に変換することができ、利用者は各単語毎に出題優先度数値を入力する必要はない。即ち、出題条件設定ファイルを一度登録すると、その後は、当該ファイルの条件で例えば任意の複数種のHTML文章等を穴埋め問題に変換することができる。
第6に、上記画面上に表示されたHTML文章は、入力手段から操作者によって任意に選択されたインターネット上のウェブページのHTML文章であることを特徴とする上記第1〜5の何れかに記載の穴埋め問題作成装置、及びコンピュータを上記のように機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム、及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体により構成されるものである。
利用者は、例えば任意のウェブページ上のHTML文章を選択することにより、当該HTML文章を穴埋め問題に変換することができ、これにより穴埋め問題作成のコンテンツのバリエーションを飛躍的に拡大することができる。
第7に、画面上の穴埋め解答欄内に入力手段から入力された文字列と当該穴埋め解答欄に変換される前の文字列との一致を比較する手段(例えば正解判別手段313等)と、該比較する手段による比較の結果、両文字列が一致する場合は上記画面上に正解である旨の表示を行い、両文字列が一致しない場合は上記画面上に不正解である旨の表示を行う手段(例えば、正誤表示手段314)とを有するものであることを特徴とする上記1〜6の何れかに記載の穴埋め問題作成装置、及びコンピュータを上記各手段として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム、及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体により構成されるものである。
このように構成すると、例えば任意のウェブページのHTML文章から穴埋め問題を作成し、その穴埋め解答欄の変換前の文字列に基づいて利用者が入力した文字列と変換前の文字列との正誤を判別してその結果を表示することができ、例えば任意のHTML文章に基づいて正誤判別を行い得る穴埋め問題を作成することができる。
第8に、上記比較する手段による比較の結果、正解である場合は当該解答欄候補の出題優先度数値をデクリメントし、不正解である場合は当該解答欄候補の出題優先度数値をインクリメントすることを特徴とする手段(例えば、更新手段315)を有するものであることを特徴とする上記7記載の穴埋め問題作成装置、及びコンピュータを上記手段として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム、及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体により構成されるものである。
このように構成すると、例えば利用者の繰り返しの問題演習によって、正解した解答欄候補の出題優先度数値を低くしていき、不正解の解答欄候補の出題優先度数値を高くしていくことができ、これにより例えば、苦手な英単語等については穴埋め解答欄に変換される確率を高くして、効果的な学習を行うことができる。
また、画面上に表示されたHTML文章を読み取って該文章をHTML文字列オブジェクト(例えば、HTML文字列オブジェクト31等)として記憶し、記憶したHTML文字列オブジェクトの文字列を単語に分解し、上記HTML文字列オブジェクトの分解された各単語に解答欄候補認識ID(例えば、解答欄候補IDタグ)を対応付けて複数の解答欄候補群を生成し、上記解答欄候補群の各文字列のフォント情報を認識し、当該文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を作成するための解答欄表示情報を、各解答欄候補に対応して生成することにより解答欄作成用HTMLファイル(39)を作成し、上記解答欄表示情報に基づいて上記解答欄候補の文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を、上記画面上に表示されている文字列に代えて当該画面上に表示することを特徴とする穴埋め問題作成方法により構成されるものである。
即ち、コンピュータプログラムの機能であるページ読取手段300、HTML文字列オブジェクト作成手段301、文節分解手段302、解答欄候補群作成手段306、フォント情報認識手段310、解答欄作成用HTMLファイル作成手段311、問題表示手段312等を利用した穴埋め問題作成方法であって、ページ読取手段300がコンピュータの画面上に表示されたHTML文章を読み取って、HTML文字列オブジェクト作成手段301が該文章をHTMLオブジェクトとして記憶し、文節分解手段302によって分解されたHTML文字列オブジェクトの各単語に解答欄候補群作成手段306が解答欄候認識IDを対応付けて複数の解答欄候補群を生成し、フォント情報認識手段310が上記解答欄候補群の各文字列のフォント情報を認識し、解答欄作成用HTMLファイル作成手段311が当該文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を作成するための解答欄表示情報を、各解答欄候補に対応して生成することにより解答欄作成用HTMLファイルを作成し、問題表示手段312が上記解答欄表示情報に基づいて上記解答欄候補の文字列に代えて当該画面上に表示する穴埋め問題作成方法により構成されるものである。
また、上記穴埋め問題作成用のコンピュータプログラムをインストールしたクライアントコンピュータに対して、コンテンツ提供者のコンピュータから穴埋め問題作成用のHTML文章、又は当該HTML文章を含むウェブページをコンピュータネットワークを介して提供することを特徴とする穴埋め問題のネットワーク配信方法により構成されるものである。
このように構成すると、コンテンツ提供者は、問題演習用の特別なプログラムやウェブページを作成する必要はなく、通常の文章と同様なHTML形式のウェブページ等を提供するだけでよいため、極めて容易に穴埋め問題用のコンテンツを提供することができる。
また、上記解答欄候補群文字列情報及び解答欄候補群属性情報をコンピュータからコンピュータネットワークを介してクライアントコンピュータに提供することを特徴とする穴埋め問題のネットワーク配信方法により構成されるものである。
また、コンピュータ読取可能な記録媒体であって、上記解答欄候補群文字列情報及び解答欄候補群属性情報を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体により構成されるものである。
これらの解答欄候補群文字列情報及び解答欄候補群属性情報は、上記穴埋め問題作成用のコンピュータプログラムにより作成されたものであることが好ましい。このように構成すると、例えば解答者側で出題率のみを自分の実力に合わせて設定することで、徐々に穴埋め問題の難易度を高めて演習を行う等、効果的な学習を行うことができる。
また、上記コンピュータプログラムを、ネットワークを介して配信することを特徴とする穴埋め問題のネットワーク配信方法により構成されるものである。
このように構成すると、当該プログラムを例えばアプレット形式で作成して、任意のパーソナルコンピュータに配信することで、任意のパーソナルコンピュータにおいて本発明に係る穴埋め問題を表示して演習を行うことができるものである。
また、上記穴埋め問題作作成用のコンピュータプログラムをクライアントコンピュータがサーバからロードして実行することにより穴埋め問題を作成することを特徴とする穴埋め問題作成方法により構成されるものである。
上記クライアントコンピュータの上記プログラムのロードは自動的或いは操作者の操作に基づいて行われるものである。上記コンピュータプログラムは、クライアントコンピュータのブラウザソフトにて実行可能なプログラム、例えばアプレット、ActiveX、スクリプト、Java(登録商標)Script等の形式のプログラムによることが好ましい。
また、上記穴埋め問題作成方法において、上記クライアントコンピュータは、上記コンピュータプログラムをロードしてきた上記サーバを経由して、他のサーバ上にあるコンテンツを読み込む機能を有するものであり、上記コンピュータプログラムは当該コンテンツに基づいて穴埋め問題を作成することを特徴とする穴埋め問題作成方法により構成されるものである。
上記他のサーバ(85)は、穴埋め問題用コンテンツ(HTML文章等)の提供者であり、1つに限定されず、複数のサーバであっても良い。
また、上記穴埋め問題作成方法において、当該穴埋め問題作成方法を実行するコンピュータが穴埋め問題の解答の進行の状況を他のコンピュータに通知することを特徴とする穴埋め問題作成方法により構成されるものである。
即ち、穴埋め問題の解答の進行の状況を他のコンピュータに通知するとは、例えば解答欄に入力された文字列、正解の文字列、その解答欄候補ID等の各情報を離れた場所のコンピュータに通知することをいう。他のコンピュータには、パソコン、携帯電話等のインターネット等のネットワークに接続可能な各種機器が含まれる。通知は例えばEメールを使用することができる。このように構成すると、穴埋め問題の解答の進捗状況を略リアルタイムに離れた場所に存在する例えば塾の先生等に通知することができ、該先生は生徒の学習の様子を確認することができる。
尚、本欄において、本発明の構成に対応して発明の実施形態中の構成要素の符号を付したが、これは両者の対応関係を明確にするために付したものであり、本発明がこれらの構成要素に限定されるものではないことは勿論である。
以上のように、本発明によれば、コンピュータの画面上に表示されている文章から穴埋め問題を作成することができるため、例えば利用者は、インターネット上のウェブページの中から穴埋め問題の素材を任意に選択することができ、専用のコンテンツを必要としないため、穴埋め問題の素材のバリエーションを飛躍的に広げることができるものである。
また、利用者は出題優先度数値を入力することで、自分の希望に添うように穴埋め問題の出題を設定することができ、これにより学習効果の高い穴埋め問題を作成することができる。
また、利用者は、出題率を入力することができ、穴埋め解答欄の多少により穴埋め問題の難易度を自由に定めて学習効果の高い穴埋め問題を作成することができる。
また、文字列のフォントサイズ等に応じた適切な大きさの穴埋め解答欄を作成することができるため、例えば任意のウェブページであっても、そのページのレイアウトを大幅に変更することなく、特定の文字列のみを穴埋め解答欄にすることができ、極めて見易い穴埋め問題を作成することができるものである。
また、本発明のプログラムをネットワークを通じて提供することにより、クライアントコンピュータのブラウザソフトにより本発明の穴埋め問題を実行することも可能であり、極めて汎用性の高い穴埋め問題作成用のプログラムを実現することができる。
また、穴埋め問題の解答の進行状況等を離れた場所にいる管理者がモニターすることができるので、例えば塾等の学習機関で利用するのに好適なものである。
以下、本発明について、詳細に説明する。
図1に本発明の電気的構成を示す。同図において、1は本発明に係るプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータであり、インターネットIとの間で各種のファイルの入出力制御を行う通信制御装置2、各種のプログラムが格納された内部メモリ3、上記プログラムの実行過程において作成される各種のデータファイル等の格納される内部メモリ4、入出力制御装置5を介して接続されたディスプレイ6及びキーボード等の入力装置7、外部記憶装置としてのハードディスク8、上記内部メモリ3に記憶された各種プログラムに基づいて穴埋め問題文の作成、穴埋め問題文の表示、各種ファイルの記憶等の制御を行うCPU9により構成されている。
上記内部メモリ3には、HTML文章等を上記ディスプレイ6に表示するためのWWWブラウザソフト10、図22〜図25、図27、図28等に示すプログラムが記憶されたもので、各種の問題を作成するためのプログラムである制御アプレット/コントロールソフト11(以下、制御ソフト11という)、ディスプレイ6上に表示された問題文への解答欄の入力等を制御するためのプログラム(図26)である解答欄入力アプレット/コントロールソフト12(以下、制御ソフト12という)が格納されている。また、内部メモリ4には、図2に示すように、上記制御ソフト11、12の実行過程においてHTML文字列オブジェクト31〜34、解答欄候補初期値テーブル41、解答欄候補群情報34〜38、解答欄候補群属性情報42、解答欄候補一覧43a〜43e、出題条件設定ファイル45等が記憶されるものである。
また、上記ハードディスク8には、上記制御ソフト11,12の実行過程において解答欄候補一覧44、解答欄作成用HTMLファイル39が記憶され、また、予め辞書ファイル60等が格納されている。
図3に示すものは、本発明に係る穴埋め問題作成用のプログラムの機能をブロック化した機能ブロック図であり、まず当該ブロックに基づいて本発明の概要を説明する。ディスプレイ6に表示された例えばウェブページ100(図4(ロ))(HTML形式で作成された文章、この文章のソース表示を同図(イ)に示す)を、利用者等の入力装置7からの指定により(図22S1)ページ読取手段300が読み取って、HTML文字列オブジェクト作成手段301が当該ウェブページに基づいて各文字及びHTMLタグを各々記憶したHTML文字列オブジェクト31(図6参照)を作成する(図22S2,S3)。その後、文節分解手段302により上記HTML文字列を文節毎に分解して単語毎に分解されたHTML文字列オブジェクト33(図8参照)が作成される(図22S5)。次に、出題条件画面作成手段303が出題条件画面101(図14)を作成し、出題条件画面表示手段304により出題条件画面101がディスプレイ6に表示される(図14,図22S6)。利用者等は当該画面101に基づいて入力装置7から各単語毎の出題優先度数値及び出題率を入力する(図22S7)。出題優先度初期値テーブル作成手段305は、入力された出題優先度数値に基づいて各単語毎に出題優先度数値を対応付けた出題優先度数値初期値テーブル41(図15参照)を作成する(図22S8)。
次に、解答欄候補群作成手段306がHTML文字列オブジェクト33の各単語に解答欄候補IDタグ<Zxxx>〜<Zxxx>を付して解答欄候補群情報34(図9参照)を作成し(図22S9)、かつ解答欄候補群属性情報作成手段307が、上記解答欄候補IDタグと上記出題優先度数値を対応付けた解答欄候補群属性情報42(図16(a)参照)を作成する(図22S10)。上記解答欄候補群作成手段306は、上記解答欄候補群情報34(図9)にHTMLタグを読み込んで解答欄候補群情報36(図11参照)を作成する(図23S12)。
次に、解答欄候補一覧作成手段308が、上記解答欄候補群情報36(図11)及び解答欄候補群属性情報42(図16(a))を参照して、解答欄候補を出題優先度数値順に並び替えた解答欄候補一覧43b(図17(ロ))を作成し(図23S14)、出題優先度数値「10」と「0」の解答欄候補を該一覧43bから削除する(図23S15)。その後、該一覧作成手段308が演算手段309により式(1)(後述)の演算を行い、出題優先度数値及び出題率を考慮した解答欄候補一覧43d(図17(ニ))を作成する(図23S16)。そして、当該一覧43dに出題優先度数値「10」の解答欄候補を加えて解答欄候補一覧43e(図17(ホ))を作成する(図24S17)。
次に、解答欄候補群作成手段306が上記解答欄候補一覧43eを参照して、解答欄候補群36(図11)から解答欄候補にならない解答欄の解答欄候補IDタグを削除して解答欄候補群情報37(図12)を作成し(図24S18)、さらに解答欄候補群情報37の解答欄候補IDタグの中からHTMLタグを追い出して、解答欄候補群情報38(図13)を作成する(図23S19)。その後、フォント情報認識手段310がフォント情報を読み出して、上記解答欄候補一覧作成手段308が上記解答欄候補一覧43eに各解答欄候補毎の文字サイズに対応した穴埋め解答欄を作成するためのフォント情報を追加して解答欄候補一覧44(図19参照)を作成する(図24S22)。
そして、解答欄作成用HTMLファイル作成手段311が解答欄候補群情報38の解答欄候補を解答欄候補IDタグにより読み出し、当該解答欄候補の文字サイズを解答欄候補一覧44から読み出して、当該解答欄候補の文字列に対応する大きさの穴埋め解答欄を作成するためのアプレットタグを上記解答欄候補群情報38(図13)に追加して解答欄作成用HTMLファイル39(図20)を作成する(図25S23〜S28)。その後、問題表示手段312(ブラウザ10)により上記HTMLファイル39をディスプレイ6上に表示する(図25S30)。これにより、ディスプレイ6上に図21(ロ)に示すように、文字列に対応した大きさの穴埋め解答欄(画面102)が表示される。
利用者は、画面102上に表示された穴埋め解答欄50に文字を入力する(図26S32)。すると、正解判別手段313が入力文字と、上記HTMLファイル39の当該解答欄50に対応する文字列と比較し(図26S33、S34)、正誤表示手段314が上記ディスプレイ6に正解又は不正解の情報を表示を行う(図26S35,S36)。以上のように、本発明によれば、任意のウェブページ100をダイレクトに穴埋め問題(画面102)に変換することができるものである。
次に、本発明の動作の詳細を図22〜図28に示す動作手順に従って説明する。
まず、利用者は、穴埋め問題にしたい任意のウェブページを選択して入力装置7から指定する(図22S1)。利用者はコンピュータ1をインターネットIに接続し、任意のウェブページを選択することで、ブラウザ10により上記ウェブページがディスプレイ6上に表示される。ここでは、簡単のため利用者は図4(イ)に示すサンプルウェブページ100(HTML形式の文章)を選択し、図4(ロ)に示すように当該ウェブページ100がディスプレイ6上に表示されたものとする(図22S1)。
ここで、ステップS2に進み、制御ソフト11(ページ読取手段300)は指定された上記ページ100の内容を読み込み、HTML文字列オブジェクト作成手段301が、HTML文書を1文字毎に図5に示すHTMLタグ付オブジェクトに記憶して行き、当該オブジェクトが連なった構造の図6に示すHTML文字列オブジェクト31を生成し、当該オブジェクト31を内部メモリ4に記憶する(図22S3)。このHTMLタグ付オブジェクトは、1文字とその文字の直前にあるHTMLタグを記憶するものであり、これにより、内部メモリ4には上記各文字とそれに関連するHTMLタグが対応付けて記憶される。
次に、制御ソフト11(HTML文字列オブジェクト作成手段301)は、上記文字列オブジェクト31のHTMLタグを取り除いた形で該オブジェクト31の文字列を検索するため、該オブジェクト31からHTMLタグを取り除き、その文字列を図7に示すHTML文字列オブジェクト32として内部メモリ4に記憶する(図22S4)。
次に、文節分解手段302が文節分解処理(図27)により、上記HTML文字列オブジェクト32を単語毎に分解する(図22S5)。まず、日本語の場合は(図27参照)、上記文字列オブジェクト32(図7)から最初の文字1「サ」と次の文字2「ン」を読み込み(図27S101)、文字1「サ」と文字2「ン」の文字の種類が同一か否かを判断する(図27S102)。尚、ここで文字種としては、一例として(1)スペース(半角、全角)、タブ、(2)改行、(3)全角ひらがな、(4)全角カタカナ、(5)半角カナ、(6)半角数字、(7)全角数字、(8)半角アルファベット、(9)全角アルファベット、(10)漢字、(11)その他(「、」、「。」)等を判別する。上記の場合、何れもカタカナで同一種類なので、ステップS106に進み文字1「サ」と文字2「ン」は文節の境界ではないと判断される。また、「私は」の文字では、ステップS102で最初の文字1「私」と次の文字2「は」は種類が違うと判断され、ステップS103に進み、当該ステップ103において文字1は漢字で文字2は平仮名であるか否かが判断され、この場合文字1「私」は漢字で文字2「は」は平仮名であるので、ステップS106に進み「私は」は、文節の境界ではないと判断される。
一方、「は英」の文字では、ステップS102で最初の文字1「は」と次の文字2「英」は種類が違うと判断され、ステップS103で文字1は漢字で、文字2は平仮名か否かを判断され、この場合、かかる条件に該当しないので、ステップS104に進み、当該ステップ104で文字1「は」と文字2「英」は、文節の境界であると判断される。このようにして、日本語の文節が判断され、「私は英語教師です。」の場合は、「私は」「英語教師です」「。」の3つの文節に分解され、各文節毎に分離した形でHTML文字列オブジェクト33(図8)が作成され、当該オブジェクト33が内部メモリ4に記憶される。図8のオブジェクト33では、「私は」「英語教師」「です」「。」と4つの文節に分解しているが、このような分解の仕方は図49に示すフローにより可能である。即ち、図49のステップS301において「私」と「は」は種類が違うと判断され、次にステップS302においてこの文字種の相違は一文中の第1回目と判断され、「私」と「は」は文節の境界でないと判断される(図49S305)。次に、「は」と「英」はステップS302において文字種の相違は一文中の第1回目でないと判断され、ステップS303において「は」と「英」は文節の境界であると判断される。同様にして、「師」と「で」、「す」と「。」はステップS302において文字種の相違は第1回目ではないため、ステップS303において各々文節の境界であると判断され、結果として「私は」「英語教師」「です」「。」の4つの文節に分解される。尚、一文中の第1回目か否かは、前文の「。」に基づいてそれ以下の文章を新たな文章として判別を行うことができる。
また、英語の場合は、図28に示すように、2文字ずつ読みこんで(図28S110)、2つの文字の何れかがブランク又はピリオドであるか否かが判断され(図28S111)、何れかの文字がブランク又はピリオドである場合は、両文字の境界に文節が存在すると判断され(図28S112)、何れかがブランク又はピリオドでない場合は、文節の境界ではないと判断される(図28S114)。例えば「You are a boy.」であれば、各ブランク、ピリオドを検索し、「You」「ブランク」「are」「ブランク」「a」「ブランク」「boy」「.」の8つの文節に分解される。そして、すべての文字について上記処理が行われ(図28S113)、各文節毎に分離した形でHTML文字列オブジェクト33(図8)として内部メモリ4に記憶される。
その他の文字列も同様に分解され、以上の文節分解処理により、各単語毎に文節分解した図8に示すHTML文字列オブジェクト33が作成され、上記HTML文字列オブジェクト作成手段301は、当該オブジェクト33を内部メモリ4に記憶する(図22S5)。
ここで、かかる文節分解処理の他の実施形態を以下説明する。上記ハードディスク8に穴埋めにしたい単語を熟語ファイル60’(図29(a))として予め記憶しておく。この単語は、上記ファイル60’では日本語と英語の例を示すが、その他の言語でもかまわない。例えば、「英語の先生」等の短い語句、或いは「take care of」等の熟語を上記ハードディスク8内に熟語ファイル60’として記憶しておく。そして上記ステップS5(図22)の文節分解処理において、図27、図28の文節分解処理を実行する前に、図38の文節分解処理を実行する。即ち、制御ソフト11(文節分解手段302)は、上記熟語ファイル60’を参照し、まずHTML文字列オブジェクト32(図7)の中に熟語ファイル60’内の熟語と一致する語句があるか否かを判断する(図38S150)。
ここでは、HTML文字列オブジェクト32として、例えば「私は英語の先生です。」という文章があるとすると、この内「英語の先生」という語句が上記HTML文字列オブジェクト32中に含まれているので、制御ソフト11(文節分解手段302)はこれを検出し(図38S150)、一致した語句「英語の先生」を一つの文節として区切り、当該文節の前の文章「私は」を上記図27又は図49(英語の場合は図28)の文節分解処理で文節に分解する(図38S151)。その後、上記「英語の先生」を文節として認識し(図38S152)、当該一致した部分「英語の先生」より後の文章「です」を分解すべき文章と認識し(図38S153)、その後はステップS150に戻って、当該後の文章について繰り返し文節分解処理を行う(図38S153〜S150)。尚、上記ステップS150で熟語ファイル60’と一致する単語がなければ、ステップS154に進んで通常の文節分解処理(図27、図28、或いは図49の処理)を行う。上記「私は英語の先生です。」との文章は、通常の処理(図27)では「私は」「英語の」「先生です」に分解され、図49では「私は」「英語」「の」「先生」「です」に分解されるが、上記処理では、熟語ファイル60’に登録してある「英語の先生」という語句が優先的に文節として認識され、「私は」「英語の先生」「です」のように3つの文節に分解される。
従って、後述の処理により、例えば「英語の先生」の部分を穴埋め解答欄にすることができる。また、英語であっても同様に、HTML文字列オブジェクト32中に、例えば熟語ファイル60’中に登録されている「take care of」という熟語があれば、上記と同様の処理により当該「take care of」の熟語を1つの文節として認識することができ、後述の処理により「take care of」を1つの穴埋め解答欄に変換することが可能となる。このように構成すると、予め重要語句、例えば英語であれば「take care of」「in front of」等の熟語を熟語ファイル60’(図29(a))に登録しておけば、かかる重要語句を一つの塊として優先的に穴埋め解答欄に変換することができ、学習効果をより高めることができる。また、同様に「男の子」を予め上記ファイル60’に登録しておくことで、図8に示すように、「貴方は」「男の子」「です」「。」と分解することができる。上述のように、どこで文章を区切るかは、どの文節、単語、文字等を穴埋めにするかによって、各種の手法をとる事ができるものである。また、例えば日本語を勉強する場合、世界史を勉強する場合等に応じてユーザが文節の区切り方(図27、図28、図38、図49等)を選択できるように構成することもできる。
次に、制御ソフト11(出題条件画面作成手段303)は、図14に示す出題条件設定画面101をディスプレイ6に表示する(図22S6)。この場合、制御ソフト11(出題条件画面作成手段303)は、上記文字列オブジェクト33から上記文節分解処理した各単語を文節毎に読み出してディスプレイ6上に図14に示すように表示し、かつ出題優先度数値入力欄64、及び出題率入力欄61を表示する(図14参照)。ここでは、入力装置7から図14に示すように各単語毎に出題優先度数値が入力されたものとする(図22S7)。尚、上記図38の文節分解処理を行った場合は、上記出題条件画面作成手段303は、上述のように「私は」「英語の先生」「です」等の各語句を上記画面101と同様に表示する。
ここで、出題優先度数値とは、0〜10までの数字により構成される出題の優先度を決定するものであり、以下の処理により、数字が大きいほど当該単語が穴埋め解答欄になりやすく、数字が小さいほど穴埋め解答欄になりにくくなる。また、出題優先度数値「10」は必ず穴埋め解答欄となり、同数値が「0」の場合は穴埋め解答欄にならないように処理が行われる。従って、例えば利用者等は自分若しくは問題解答者の苦手な英単語等は出題優先度数値を高く設定し、それ程練習の必要のない英単語等は同数値を低く設定する等、当該数値を自由に設定することにより、より有用な穴埋め問題を作成することができる。
また、利用者等は上記画面101に基づいて入力装置7から出題率を入力する。ここでは出題率として93%が入力されたものとする。ここで、出題率とは全解答欄候補の内、穴埋め解答欄となる数を百分率で決定するものであり、100%とすれば出題優先度数値が0以外の全ての解答欄候補が穴埋め解答欄となるものである。
上記制御ソフト11(出題優先度初期値テーブル作成手段305)は、上記ステップS7で入力された出題優先度数値に基づいて、各単語と出題優先度数値を対応付けた出題優先度数値初期値テーブル41(図15)を作成し、該テーブル41を内部メモリ4に格納する(図22S8)。
次に、制御ソフト11(解答欄候補群作成手段306)は、上記出題優先度初期値テーブル41を参照しながら、各単語を解答欄候補に変換していく(図22S9)。尚、上述のように、出題優先度数値が「0」の単語は解答欄候補への変換は行わない。具体的には、上記HTML文字列オブジェクト33(図8)から各単語を読み出し、解答欄候補となる単語の前後に解答欄候補IDタグ<Zxxx>、</Zxxx>を付して図9に示すHTML文字列オブジェクト34を作成して内部メモリ4に記憶する(図22S9)。尚、<Zxxx>タグの「xxx」の部分には解答欄候補の最初から通し番号が付されていく。即ち、単語「サンプル」は<Z1>、「I」は<Z2>、最後の「です」は<Z16>となり、上記文章では全部で16個の解答欄候補が生成される。これにより、図9に示すHTML文字列オブジェクト34(以下、この文字列オブジェクト34を「解答欄候補群情報34」という)を作成し、当該解答欄候補群情報34を内部メモリ4に記憶する(図22S9)。
そして、制御ソフト11(解答欄候補群属性情報作成手段307)は、上記解答欄候補群情報34(図9)の解答欄候補IDタグの番号と、その番号に対応する単語の出題優先度数値を出題優先度数値初期値テーブル41から読み出し、図16(a)に示す解答欄候補群属性情報42を作成して内部メモリ4に記憶する(図22S10)。ここで、上記解答欄候補群情報34(図9)と上記HTML文字列オブジェクト31(図6)におけるHTMLタグを関連付けると図10に示すHTML文字列オブジェクト35となり、かかる関連付けを制御ソフト11は認識する(図23S11)。上記制御ソフト11(解答欄候補群作成手段306)は、上記HTML文字列オブジェクト31(図6)から各文字に対応するHTMLタグを読み出して、各単語に関連付けられているHTMLタグを、解答欄候補IDタグ内に読み込んで、図11に示す解答欄候補群情報36を作成して内部メモリ4に記憶する(図23S12)。ここで、<Zxxx>〜</Zxxx>で囲まれた部分が解答欄候補となる。
そして、制御ソフト11(解答欄候補一覧作成手段308)は、解答欄候補群情報36(図11)及び解答欄候補群属性情報42(図16(a))を参照し、解答欄候補IDタグ、そのIDタグに対応する出題優先度数値、各解答欄候補となる単語を読み出して、図17(イ)に示す解答欄候補一覧43aを作成し、内部メモリ4に記憶する(図23S13)。その後、該一覧43aの各単語を出題優先度数値の高い順に並べ替え、図17(ロ)に示す解答欄候補一覧43bを作成する(図23S14)。このとき、出題優先度数値が同一の単語(例えば出題優先度数値「5」の「私は」「貴方は」等)は、乱数によりランダムに順位を決定する。
次に、上記一覧作成手段308は、解答欄候補一覧43bから出題優先度数値「10」のもの(English)と「0」のもの(英語教師)を除外した解答欄候補一覧43c(図17(ハ))を作成する(図23S15)。そして、上記内部メモリ4内に記憶されている出題率93%を参照し、演算手段309が以下の演算を行い解答欄候補にすべき個数を求める(図23S16)。
解答欄候補にすべき個数
=[出題優先度数値が「10」、「0」以外の解答欄候補の数]
*出題率/100・・・・(1)
ここで、出題率は93%、[出題優先度数値「10」、「0」以外の解答欄候補の数]は14個であるので、上記(1)式より解答欄候補にすべき個数は13個となる(図23S16)。尚、小数点以下は無視する。
そこで、解答欄候補一覧作成手段308は、図17(ハ)の解答欄候補一覧43cにおいて、上位から13番目までの単語を解答欄候補に変換するものとして、上位から13番目までの解答欄候補一覧43d(図17(ニ))を作成する(図23S16)。即ち、解答欄候補一覧43cの14番目の解答欄候補である「You」(出題優先度数値2)は削除される。そして、上記解答欄候補一覧43dに出題優先度数値10の単語「English」を加えて、最終的な解答欄候補一覧43e(図17(ホ))を作成して、当該一覧43eを内部メモリ4に記憶する(図24S17)。
次に、解答欄候補群作成手段306は、上記解答欄候補一覧43e(図17(ホ))を参照し、上記解答欄候補群情報36(図11)から解答欄候補とならない「you」の解答欄候補IDタグ<Z10></Z10>を削除して解答欄候補群情報37(図12)を作成し内部メモリ4に記憶する(図24S18)。そして、図12の解答欄候補群情報37において、解答欄候補群IDタグによって囲まれているHTMLタグを解答欄候補群IDタグの外に追い出して(図24S19)、図13に示す最終的な解答欄候補群情報38を作成し、当該解答欄候補群情報38を内部メモリ4に記憶する(図24S19)。この処理により解答欄候補は、HTMLタグの無い解答欄候補IDタグ<Zxxx>〜</Zxxx>によって挟まれた文字だけになる(図24S19)。尚、この時点で、「サンプル」の見出し用HTMLタグ<H1></H1>は解答欄候補IDタグから追い出され、無視される。
次に、穴埋め解答欄のサイズ(高さ及び幅)を検出し、解答欄候補一覧44(図19)を作成する(図24S20)。制御ソフト11(フォント情報認識手段310)は、設定ファイルから初期のフォント情報400(図18(イ))を読み込み(図24S20)、これをデフォルトのフォント情報として認識する。そして、解答欄候補一覧作成手段308は、解答欄候補群情報38(図13)のHTMLタグ及び上記フォント情報400を参照しながら、各解答欄候補について各々の解答欄候補群のフォント情報を決定する。本実施形態では、上記HTMLタグに基づいて「English」(Z5)のフォント色が赤、「I」(Z2)、「am」(Z3)、「an」(Z4)、「English」(Z5)がItalicに指定されており、それ以外はデフォルトとなるため、その旨解答欄候補一覧44(図19)に登録する(図24S20)。尚、「サンプル」の文字列の見出し用HTMLタグは、上述のように無視されるため、当該「サンプル」はデフォルトのフォント情報として認識される。
また、設定ファイルから図18(ロ)に示すフォント情報データ401(フォントサイズとフォントの高さ対応データ401)を参照して、各解答欄候補に対応する穴埋め解答欄の高さを決定する。穴埋め解答欄の長さは当該文字のフォントサイズの文字数によって決定する(即ち、穴埋め解答欄の長さ=フォントサイズによって決まる1文字の幅×文字数)。上記一覧作成手段308は、上記解答欄候補群38のHTMLタグに基づいて「boy」(Z13)のフォントサイズのみが「1」であることを検出し、上記対応データ401を参照して当該解答欄候補「boy」の解答欄の高さのみ「4」を登録し、それ以外はデフォルトの初期フォントサイズ「5」の高さである「16」を穴埋め解答欄の高さとして上記一覧44に登録する(図24S21)。以上の処理によって図19に示す解答欄候補一覧44(図19)が作成される。これで、各解答欄候補とそのフォント情報に対応した穴埋め解答欄のサイズ(高さと幅)が決定されたことになる(図24S22)。
次に、解答欄作成用HTMLファイル作成手段311が、上記候補一覧44に基づいて図20に示すHTMLファイルとしての解答欄作成用HTMLファイル39を作成する(図25)。まず、制御ソフト11(解答欄作成用HTMLファイル作成手段311)は、解答欄候補群情報38(図13)をHTMLタグにより解析する。まず、最初のHTMLタグ<HTML>が解答欄候補IDタグか否かを判断する(図25S23)。この場合、<HTML>は解答欄候補IDタグではないので、その文字列<HTML>を解答欄作成用HTMLファイル39としてそのまま追加する(図25S31、図20の文頭の<HTML>参照)。以降のタグ<H1>も同様の処理となる。
次に、<Z1>のように解答欄候補IDタグである場合は(図25S23)、解答欄候補ID開始タグ<Z1>と終了タグ</Z1>で囲まれている単語「サンプル」を取り出し(図25S24)、上記解答欄候補一覧44から該当解答欄候補IDタグであるZ1のフォントサイズ(5)、フォント色(黒)、解答欄の高さ(16)、解答欄の幅(**)の各情報を取り出し(図25S25)、これらの情報から解答欄候補「サンプル」(Z1)のフォントサイズに対応した穴埋め解答欄の大きさを特定する。具体的には、解答欄候補である「サンプル」の文字の大きさに対応する高さ(16)と幅(**)からなる穴埋め解答欄を、ディスプレイ6上に表示するためのアプレットタグ(<APPLET WIDTH=“**”HEIGHT=“16”CODE=“・・・・.class”>)を上記解答欄作成HTMLファイル39に追加する(図20、図25S26)。
次に、上記穴埋め解答欄の当該解答欄候補(Z1=サンプル)の解答が単語「サンプル」であってその解答欄候補ID=Z1であることを特定する。具体的には上記単語<サンプル>とID=Z1をアプレット(制御ソフト12としてのソースプログラム“・・・・.class”)に引き渡すためのアプレットタグ(<PARAM NAME=“ID”VALUE=“Z1”><PARAM NAME=“WORD”VALUE=“サンプル”></APPLET>)を追加する(図20、図25S27)。これにより、上記制御ソフト12は、各穴埋め解答欄とその解答欄に入力されるべき文字列、即ち穴埋め解答欄に変換される前の文字列(解答)を対応付けることができる。尚、上記アプレットタグが解答欄表示情報となる。その後、上記解答欄候補群情報38(図13)の全ての文字列について順次同様に行い(図25S28)、その結果、図20に示す解答欄作成用HTMLファイル39が作成され、上記ファイル作成手段311は当該ファイル39をハードディスク8に記憶する(図25S29)。
その後、上記制御ソフト11(問題表示手段312)は、WWWブラウザ10により上記解答欄作成用HTMLファイル39をディスプレイ6上に表示する(図25S30)。その結果、ディスプレイ6上には図21(ロ)に示すように各解答欄候補のフォントサイズに対応する穴埋め解答欄50が表示される。これで、利用者は当該画面102を見ながら各穴埋め解答欄50に文字を入力していくことができる。上記解答欄作成HTMLファイル39は、変換前の文字列(解答欄候補)各々のフォント情報を有しているため、上記画面102は、変換前の画面100と比較して、画面100上の文字が、その表示位置のまま、そのフォントサイズに応じた大きさの穴埋め解答欄50に変換された状態となる。尚、HTMLタグ<H1></H1>は上述のように無視されているため、フォントサイズを指定した文字列「boy」以外は、同一高さの穴埋め解答欄として表示される。また、上記解答欄作成用HTMLファイル39は、当初のHTML文書のHTMLタグ情報を保持しているため、変換前の画面100の文章全体のレイアウトを変更することなく、しかも各文字列(各解答欄候補)のフォントサイズに応じた大きさの穴埋め解答欄50を作成することができる。
次に、利用者が上記最初の穴埋め解答欄50’に文字を入力する(図26S32)。すると、制御ソフト12(解答欄入力アプレット/コントロール12)の正誤判別手段313は、上記解答欄作成用HTMLファイル39のアプレットタグ(解答欄表示情報)に基づいて、当該穴埋め解答欄がID=Z1に対応するものであること、及び、当該穴埋め解答欄(ID=Z1)に対応する解答が「サンプル」であることを認識し(図26S33)、入力された文字列が「サンプル」に一致するか否かを判断する(図26S34)。その結果、制御ソフト12の正誤表示手段314が、一致すると判断した場合は、上記ディスプレイ6上の解答欄に「○」を表示して、正解であることを利用者に知らせる(図26S35)。その後、当該解答欄(ID=Z1)が正解であったことを当該IDに対応して内部メモリ4に記憶する(図26S37、図40の正誤ファイル70参照)。一方、入力された文字列が「サンプル」に一致しなければ、上記正誤表示手段314が上記ディスプレイ6上の解答欄に「×」を表示して、不正解であることを利用者に知らせる(図26S36)。そして、同様に上記正誤ファイル70に当該ID(Z1)が不正解であったことを当該IDに対応して記憶する(図26S37、図40参照)。尚、図25に示すステップS29の穴埋め解答欄の表示処理、図26のステップS32からS38までの正誤判別表示処理(制御ソフト12)は、上記解答欄作成HTMLファイル39の上記アプレットタグにより指定されたアプレット(ソースプログラム“・・・・.class”)として作成して、上記内部メモリ3内に登録されているものである。尚、上記正解、不正解の表示は上記の○×に限らず、各種の方法により表示することができるものである。
次に、上記正誤判別手段313による判別結果に基づいて出題優先度数値を1〜9の範囲で変化させる構成について説明する。尚、出題優先度数値「10」又は「0」の解答欄候補は変化させないように処理する。まず、図26のステップS38の判定処理が終了した後、制御ソフト12(更新手段315)は図39に示す出題優先度数値の更新処理を行う。ここで、利用者の解答結果として、解答欄候補ID=Z2の「I」は正解し、解答欄候補ID=Z6の「teacher」は不正解であったとする。まず、制御ソフト11(更新手段315)は、上記正誤ファイル70の各穴埋め解答欄の解答結果を1つずつ見ていく(図39S160)。そして、上記解答欄候補Z2の場合は、当該Z2に対応する穴埋め解答欄の正解文字「I」をアプレットタグにより認識し、解答欄候補属性情報42(図16(a))を参照して、当該Z2の出題優先度数値が9以下、かつ1以上であるか否か判断する(図39S161)。この場合Z2の優先度数値は「5」であるので、次のステップS162に進み、上記正誤ファイル70を参照して当該解答欄Z2が正解であったか否かを判断する(図39S162)。
その結果、Z2の「I」は正解であることを検出し、制御ソフト11(更新手段315)は当該Z2の出題優先度数値「5」をデクリメントし(デフォルトでは1つ下げて)「4」とし、当該解答欄候補群属性情報42のZ2の出題優先度数値を「5」から「4」に書き換える(図16(b)の解答欄候補群属性情報42参照)。即ち、正解した解答欄については、学習効果が上がっていると判断し、出題優先度数値を下げて穴埋め解答欄に変換される確率を低下させる。また、上記更新手段315は、例えば上記解答欄候補Z6に対応する穴埋め解答欄の正解文字「teacher」をアプレットタグにより認識し、解答欄候補属性情報42(図16(a))を参照して、当該Z6の出題優先度数値が9以下、かつ1以上であるか否か判断する(図39S161)。この場合Z2の優先度数値は「5」であるので、次のステップS162に進み、当該解答欄が正解であったか否かを上記正誤ファイル70に基づいて判断する(図39S162)。
この場合、Z6の「teacher」は不正解であるので、制御ソフト11(更新手段315)は当該Z6の出題優先度数値「5」をインクリメントし(デフォルトでは1つ上げて)「6」とし、当該解答欄候補群属性情報42のZ6の出題優先度数値を「5」から「6」に書き換える(図16(b)の解答欄候補群属性情報42参照)。即ち、不正解した解答欄については、学習成果が未だ発揮されていないと判断し、出題優先度数値をインクリメントして穴埋め解答欄に変換される確率を上昇させる(図39S163)。尚、上記ステップS161において解答欄候補の出題優先度数値が9以下、かつ1以上の条件に該当しない場合は、出題優先度数値が10又は0の場合なので、何ら更新せずにステップS160に戻る。また、上記ステップS163、S164の処理においては、9より上、1より下の数値にはしない。このようにして、利用者が穴埋め問題を解答すると、解答欄候補群属性情報42が当該利用者の正解又は不正解によって図16(a)から例えば図16(b)に更新され、当該更新後の解答欄候補群属性情報42が内部メモリ4に記憶される。
その後、利用者が同一問題(上記解答欄作成用HTMLファイル39(図20)で演習する場合は、当該ファイル39をハードディスク8から読み出すように当該ファイルを指定すればよい(図41S180)。この場合、制御ソフト11は、図41ステップS181において、ハードディスク8上のHTMLファイル39が指定されていたことを認識し(図41S181)、図23のステップS13にジャンプする。この時点では上述のように既に更新された解答欄候補群属性情報42(図16(b))が存在するので、かかる更新後の解答欄候補群属性情報42に基づいてステップS13以下の処理が実行され、図25のステップS23からステップS28の処理で更新された属性情報42に基づく解答欄作成用HTMLファイルが作成され、当該ファイルに基づいて更新後の出題優先度数値が反映された穴埋め問題が画面上に表示される(図25S30)。従って、利用者は更新後の出題優先度数値に基づく新たな穴埋め問題の演習を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。この第2の実施形態では、英語等のページについて、予め単語グループ別、本実施例では品詞別に出題優先度数値を入力しておくことで、図14に示すように各単語毎に出題優先度数値を入力することなく、自動的に穴埋め問題を作成することができるものである。
まず、図29(b)に示すように、複数の英単語等が人称代名詞群、冠詞群、前置詞群、過去形動詞群、助動詞群として語群毎に区分けされて格納されている辞書ファイル60を設け、当該辞書ファイル60をハードディスク8に記憶しておく。そして、制御ソフト11(文節分解手段302)がステップS5(図22)の処理によりHTML文書を文節に分解した後、図30に示す出題条件設定画面101’をディスプレイ6上に表示する(図32S120)。利用者はこの設定画面101’を見ながら入力装置7から、品詞群の中から穴埋めにしたい品詞を選択してチェックボックス62にチェックをし、かつ選択した各々の品詞の出題優先度数値を入力欄63から入力する(図32S121)。
すると、制御ソフト11(出題条件設定ファイル作成手段350、図33参照)は、入力された各品詞毎の出題優先度数値を各品詞に対応して出題条件設定ファイル45(図31)を作成し、該ファイル45を内部メモリ4に記憶する(図32S122)。その後、上記制御ソフト11(品詞情報検索手段351、図33)は、上記辞書ファイル60及びHTML文字列オブジェクト31を参照してHTML文書の各単語の品詞情報を検索する。例えば単語「You」であれば上記辞書ファイル60から当該単語は人称代名詞群であることを認識し(図32S123)、出題優先度数値決定手段352が上記出題条件設定ファイル45を参照して当該人称代名詞群の出題優先度数値は「0」であるので、当該単語「You」の出題優先度数値は「0」であることを認識する(図32S124)。このようにして、制御ソフト11(出題優先度初期値テーブル作成手段305)は、各単語に対応する出題優先度数値を検出することで、上述の出題優先度数値初期値テーブル41(図15)を作成することができる(図32S125、図22S8)。
このように構成すると、出題優先度数値を品詞レベルで指定することができるため、各単語毎に出題優先度数値を入力する必要がなく、例えば、英語の演習を行いたいときは、自分の苦手な品詞が穴埋め解答欄になるように、当該品詞(例えば前置詞群)の出題優先度数値を高く設定する等して学習効果を高めることができる。さらに、この場合、上記出題条件設定ファイル45を内部メモリ4に一旦記憶しておけば、その後の穴埋め問題作成の過程においては、上記出題優先度数値決定手段352が既に登録されている出題条件設定ファイル45を参照することで、各解答欄候補に対応する出題優先度数値を定めることができ(図34S130〜S132参照)、例えば他のウェブページにおいても当該ファイル45の条件に従って穴埋め問題を作成することができるため、ウェブページの文章毎に出題優先度数値を入力する必要がない。即ち、一度出題条件設定ファイル45を設定しておけば、当該同一の条件で各種のウェブページを用いて穴埋め問題を作成することができるという効果がある。尚、上記第2の実施形態では、例として英語の場合を説明したが、英語に限定されず、日本語その他の言語、英語と日本語の混在している文章においても同様に適用できるものである。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態は、出題優先度数値を品詞情報だけでなく、フォントの種類、フォントの色により指定できるようにしたものである。まず、図22のステップS6において、本制御ソフト11(出題条件画面作成手段303)は図35に示す出題条件設定画面101”を作成し、出題条件画面表示手段304が当該画面101”をディスプレイ6上に表示する(図32S120)。この出題画面101”は上記図30に示す出題画面101’にさらにフォント情報、フォントの色について「穴埋めにするか否か」のチェックボックス62’を設け、さらに各フォント情報に対応して出題優先度数値入力欄63’を設けたものである。利用者はこの設定画面101”を見ながら入力装置7から、例えば「ゴシック文字」を穴埋めにしたい場合は、「ゴシック」のチェックボックスにチェックをし、赤色の文字を穴埋めにしたい場合は、「赤色」のチェックボックスにチェックをする。また、文字の色は、16進数で定義される場合もあるので、上記画面101”には「色1(FF0000)(赤色を示す16進数)」「色2(00FF00)(緑色を示す16進数)」等の16進数の色のチェックボックスも設けて、例えば「00FF00」で定義された緑色の文字を穴埋めにしたい場合は、当該「00FF00」のチェックボックスにチェックをする。
そして、各チェックボックスに隣接する出題優先度数値入力欄63’から各フォント種類等毎に出題優先度数値を入力する(図32S121)。尚、図35では便宜上全てのチェックボックスにチェックを入れ、対応する入力欄63’に出題優先度数値を入力しているが、利用者は自分の実力、穴埋め問題の難易度等を考慮して、必要なチェックボックスだけにチェックをし、それに対応する入力欄にのみ出題優先度数値を入力することができる(図30においても同様)。すると、制御ソフト11(出題条件設定ファイル作成手段350、図33参照)は、上記出題条件設定ファイル45(図31)を作成すると共に、図36に示すように、各フォント情報に出題優先度数値を対応付けたフォント情報出題条件設定ファイル45’を作成し、該ファイル45’を内部メモリ4に記憶する(図32S122)。その後、上記制御ソフト11(品詞情報検索手段351、出題優先度初期値テーブル作成手段305、図33)は、上記図32のステップS123〜S125を実行して、上述の出題優先度数値初期値テーブル41(図15)を作成する(図32S125、図22S8)。その後は、ステップS9からS17を実行して、解答欄候補一覧43e(図17(ホ))を作成する。そして上記ステップS17まで実行した段階で、制御ソフト11は図37のプログラムにジャンプして該プログラムを実行する。
即ち、解答欄候補一覧43eの各行の出題優先度数値とフォントの種類、色情報,解答欄候補群情報36、及びフォントデータ400,401を参照して、一つずつ検索していく(図37S141)。例えば、「English」であれば、フォントの種類が「イタリック」、色が「赤」であることを検出する(図37S142)。そして、フォント情報出題条件設定ファイル45’(図36)を参照し、「イタリック」と「赤」について出題優先度数値が指定されているか否か、即ち、「English」のフォント情報が上記出題条件設定画面101”で指定された情報と一致するか否か判断する(図37S143)。この場合、「イタリック」と「赤」について何れも出題優先度数値が指定されているので、一致すると判断され、次に、「イタリック」「赤」の出題優先度数値の方が「English」の文字列の出題優先度数値よりも大きいか否かが判断される(図37S144)。ここでは、共に出題優先度数値は「5」で同一なので、解答欄候補一覧43eの「English」の出題優先度数値は「5」のままで保持される。ここで、「English」の出題優先度数値が例えば「2」であるとすると、フォント情報で指定された出題優先度数値の方が大きいので、上記「English」の出題優先度数値を「2」から上記フォント情報で指定された出題優先度数値「5」に変更する(図37S145)。以上の処理を実行して解答欄候補一覧43eを作成した後は、ステップS18(図24)に戻って、以降の処理を実行する。
このように、フォント情報で指定された出題優先度数値を優先的に採用することで、例えばHTML文書中の赤文字のみ、或いはイタリック文字、ボールド文字、下線文字等のみを穴埋め欄にする等の制御を行うことができるものである。例えば、任意のウェブページ上のHTML文章においても、例えば重要語句はゴシック体で表示されていたり、赤文字で表示されている場合が多く認められるので、穴埋め欄をフォント情報で指定することにより、任意のHTML文書においてゴシック体のみを穴埋めにする、或いは赤文字のみを穴埋めにする等を実現することができ、任意のHTML文書から極めて効果の高い穴埋め問題を作成することができるものである。
上述のように構成される本発明については、以下のような利用形態をとることもできる。図44に示すように、サーバコンピュータ(WWWサーバ)80のデータベースに穴埋め問題用のコンテンツ81(通常のHTML文章情報)を記憶しておき、本発明の穴埋め問題作成用のプログラムをインストールしたクライアントコンピュータ(解答者の端末)1にインターネットIを通じて穴埋め問題用のコンテンツ(HTML文章)又は当該HTML文章を含むウェブページを有料、又は無料で提供する。上述のように本発明では、クライアントコンピュータ1でウェブページの任意のHTML文章からダイレクトに穴埋め問題を作成することができるものであるが、任意のHTML文章の中には必ずしも穴埋め問題に適しているといえないものも存在するので、当該クライアント向けに最適の穴埋め問題用のHTML文章81を作成し、当該文章81をインターネットI等のコンピュータネットワークを介して提供するものである。尚、穴埋め問題用HTML文章81をCD−ROM(CD−RW、その他の各種の記録媒体を含む)に記憶して当該CD−ROMで提供する場合は、解答者端末1のローカルハードディスク82(図1においてはHDD8)から当該文章を読み取ることで、同様に穴埋め問題を作成することができる。
この場合、穴埋め問題用のコンテンツはHTML形式で通常の文章を作成するだけでよく、特別なプログラムを作成する必要はない。このコンテンツの利用者は、上記サーバコンピュータ80にアクセスするか、CD−ROMを入手して、自己のコンピュータ1のブラウザにより上記コンテンツを画面上に表示し、その後は上記プログラムを実行することで、当該画面上に穴埋め問題を作成して演習を行うことができる。
次に、本発明の第4の実施形態について図42、図43のフローチャートに基づいて説明する。この実施形態では、WWWサーバ80に、図11に示す解答欄候補IDタグの付されたHTML文字列オブジェクト36の形式のHTML文章(HTMLタグ及び解答欄候補IDタグの付されたHTML文章、以下このHTML文章を解答欄候補群情報36’という)及び当該解答欄候補群情報36’に対応して図16(a)に示す解答欄候補群属性情報42を同じ記憶場所(同一フォルダ内等)に対応付けて記憶しておき、この解答欄候補群情報36’及び解答欄候補群属性情報42を穴埋め問題として、インターネット等のネットワークを介して有料又は無料で配信するものである(図45参照)。また、上記解答欄候補群情報36’及びこれに対応付けられた上記解答欄候補群属性情報42を記憶したCD−ROM83を販売等するものである(図45参照)。
この場合の出題優先度数値は、問題作成者側で各解答欄候補毎に最適の数値を予め設定しておく。従って、本実施形態では、解答者は出題率のみを入力することになる。問題作成者は、問題演習を行うクライアント(解答者)の学年、実力、成績等を考慮してクライアントに応じた最適の穴埋め問題となるように、コンテンツの内容、出題優先度数値を決定する。また、この解答欄候補群情報36’、解答欄候補群属性情報42は、予め問題作成者側のコンピュータで、穴埋め問題用のHTML文章(これは問題作成者側で作成したもの)を使用して本プログラム(制御ソフト11)を実行し、その実行過程で生成され当該作成者コンピュータの内部メモリ4に記憶された解答欄候補群情報36及び解答欄候補属性情報42に基づくものであり、これらの2つのデータ36、42を該内部メモリ4から読み出してWWWサーバ80、又はCD−ROM83に記憶することにより作成することができる。穴埋め問題としての解答欄候補群情報36’は、複数のHTML文章に基づいて予め作成しておき、解答欄候補群情報36’、これに対応する解答欄候補群属性情報42を1つの穴埋め問題データとして上記WWWサーバ80又はCD−ROM83に複数記憶しておくことが好ましい。尚、CD−ROM83の場合は、クライアントはローカルHDD82から当該CD−ROM83内のファイルを読み込む。
この場合、本制御ソフト11において(図42参照)、利用者によりページ選択された後(図42S190、S191)、読み込んだ文章に解答欄候補IDタグがあるか否かを判別し(図42S193)、当該タグが存在しなければ通常のHTML文章と判断して(図42S194)、図22のステップS3に移行して、以後はステップS3以降の通常の処理手順(S4〜S38)により穴埋め問題の作成が行われる。上記解答欄候補IDタグが存在すると判断された場合は(図42S193)、ステップS196において読み込んだのは当システムが作成した解答欄候補群情報36であると判断し(図42S196)、当該解答欄候補群情報36’をHTML文字列オブジェクト(解答欄候補群情報36)の形で内部メモリ4に記憶すると共に、読み込んだ文章と同じ場所にある解答欄候補群属性情報42をWWWサーバ80又はローカルHDD82から読み込み(図42S197)、当該解答欄候補群属性情報42を内部メモリ4に記憶する(図45参照)。これは、ステップS190において、利用者がコンテンツ提供者側のホームページ等に表示されている穴埋め問題(解答欄候補群情報36’)の1つ、又はローカルHDD82のCD−ROM83内に記憶されている穴埋め問題(解答欄候補群情報36’)の1つを選択した場合に相当する。
その後、ステップS198において、出題率のみの入力を促す入力画面(図示せず)を表示し、利用者は当該画面から出題率を入力する(図42S199)。その後、制御ソフト11は図23のステップS11にジャンプして(図42S200)、上述と同様にS11以降の処理が実行され、入力された出題率に基づいて上記式(1)の演算が行われ、解答欄候補一覧43eが作成される(図24S17)。その後は、同様にステップS17からステップS30を実行することにより、当該出題率に基づく穴埋め解答欄の数の穴埋め問題がディスプレイ6上に表示される(図25S30)。そして利用者は上記と同様に穴埋め問題を演習して、制御ソフト12により正誤判別を行うことができる(図26S32〜S38)。
この第4の実施形態によると、利用者はWWWサーバ80或いはローカルHDD82上のCD―ROM83から演習をしたい問題を選択し、最初は出題率を例えば30%から開始して演習を行い、同一問題について、自分の力に応じて徐々に出題率を高くして穴埋め解答欄の数を増加させ、最終的に出題率を100%(解答欄候補の全部が穴埋め解答欄になる)とする等の段階的な学習を行うことができ、極めて効果的な学習を行うことができるものである。
かかる第4の実施形態において、上記の出題優先度数値を変化させる機能(図39)を実現する場合は、図43のステップS201において、図39の処理、即ち各解答欄候補の正解/不正解に応じて解答欄候補群属性情報42を更新した後、成績表71(例えば解答者である生徒の名前と成績を対応付けた表)に新たな成績を追加する(図43S202、図46)。尚、このときローカルHDD82を使用している場合は、上記成績表71をローカルHDD82によりハードディスクに書き込む(図46)。そして、最初に読み込んだHTML文章は解答欄候補群情報36’であったか否かを判断し(図43S203)、解答欄候補群情報36’であった場合は、さらに、それはインターネットから読み込んだものか否かを判断し(図43S204)、インターネットからの場合は、WWWサーバ80側のCGIを呼び出して該CGIを経由して、当該サーバ80に解答欄候補群属性情報42及び成績データ71を送信する(図43S205、図46参照)。これにより、WWWサーバ80側の解答欄候補群属性情報42及び成績データ71が更新され、利用者は、次回、同一問題を演習する場合は、更新後の解答欄候補群属性情報42に基づいて演習を行うことができる。尚、上記ステップS203及びS204の条件に何れも該当しない場合(通常のHTML文章の場合)は、S204を経て終了する。
さらに、上記第4の実施形態の利用形態として以下の方法が考えられる。即ち、上記第4の実施形態の制御ソフト11及び制御ソフト12を例えばアプレット形式のプログラムとして作成し、これらの制御ソフト11,12と、解答欄候補群情報36、及びそれに対応する解答欄候補群属性情報42を穴埋め問題ファイルとしてWWWサーバ80側からクライアントコンピュータに配信する方法である。このような配信方法によると、クライアントコンピュータ側に本発明の制御ソフト11、12が存在しなくても、当該クライアントコンピュータ側のWWWブラウザソフトにより、アプレットとして作成された上記制御ソフト11、12を実行(図42のステップS190〜図43のステップS205までを実行)して、該クライアントコンピュータ側で上述の穴埋め問題の演習を行うことができるものである。このような利用形態によると、何ら専用ソフトを有していない不特定多数のコンピュータにおいて、本発明に係るプログラムを実行して穴埋め問題の演習を行うことができるという効果がある。
さらに、第5の実施形態として以下の方法が考えられる。上記穴埋め問題作成用のコンピュータプログラムをWWWサーバ80に格納しておき、クライアントコンピュータ1が自動的又は操作者の操作により、上記サーバ80からインターネット等(その他のコンピュータネットワークを含む)を介して上記プログラムをロードして実行することにより上記コンピュータ1において穴埋め問題を作成するように構成する。上記穴埋め問題作成用のコンピュータプログラムは、クライアントコンピュータ1のブラウザソフトにて実行可能なプログラム、例えばアプレット、ActiveX、スクリプト、Java(登録商標)Script等の形式のプログラムによることが好ましい。また、図47に示すように、本発明の穴埋め問題作成用プログラムを実行するクライアントコンピュータ1から該プログラム(アプレット等)を上記クライアントコンピュータ1に提供するWWWサーバ80に対して、インターネット等を介して出題用のHTMLファイル(HTML文章)(例えば図4(ロ)に示す文章のHTMLファイル)のリクエストを行う。当該リクエストに基づいてサーバ80内の中継プログラム80aは、当該HTMLファイルを第三者のWWWサーバ85(穴埋め問題用コンテンツ(HTML文章)提供者)に対してインターネット等を介してリクエストを行い、該当するHTMLファイルを該サーバ85から取得する。このサーバ85の所有者は、本発明に係る穴埋め問題作成用プログラム提供者(上記サーバ80の所有者)との間で、そのサーバ85内のコンテンツ(HTML文章等)を穴埋め問題作成用として利用する旨の契約等を予め交わしておくことによって、商用利用する形式をとることができる。尚、サーバ85は1つに限らず複数でも良い。上記サーバ80は上記サーバ85から取得したHTMLファイルを上記インターネット等を介して上記クライアントコンピュータ1に配信する。上記サーバ85は、例えば出版社、新聞社等のホームページが考えられる。このように構成すると、第三者が作成したコンテンツを利用して穴埋め問題を作成することができ、穴埋め問題のバリエーションを拡大することができる。
次に、第6の実施形態を説明する。図48に示すように、本発明に係る穴埋め問題作成用プログラムを実行するクライアントコンピュータ1のブラウザ10に、解答欄アプレット90(図50)、解答通知送信アプレット91(図51)を設け、サーバ80に解答通知受信CGI92(図52)を設ける。そして、コンピュータ1の解答欄50に文字列が入力された時、上記解答欄アプレット90から上記解答通知送信アプレット91に対して(a)解答欄に入力された文字列、(b)正解の文字列、(c)解答欄候補IDが通知される。具体的には、上記クライアントコンピュータ1において解答欄50に文字列が入力された時、解答欄アプレット90は、解答欄50に入力された文字列をチェックし(図50S500)、解答通知送信アプレット91のインスタンスを取得し(図50S501)、入力された文字列、正解の文字列、解答欄候補IDをパラメータとして解答通知送信アプレット91の「解答通知送信処理」を呼び出す(図50S502)。その後、解答欄アプレット90は、入力された文字列と正解とを比較して正誤判別処理を行う(図50S503)。尚、正誤判別処理は、図26のステップS33〜S38の処理が行われる。
次に、解答通知送信アプレット91はインターネットを経由して、サーバ80上の解答通知受信CGI92に対して上記(a)〜(c)の各情報を渡す。具体的には、上記アプレット91は上記(a)〜(c)をパラメータとして取得し(図51S601)、上記解答欄に入力された文字列、正解、解答欄候補IDをパラメータとしてサーバ80の「解答通知受信CGI92」を呼び出す(図51S602)。
上記解答通知受信CGI92は、受信したこれらの情報(入力された文字列、正解の文字列、解答欄候補ID)を成績ファイル70に書き込むと共に、インターネットを使って遠距離にあるパソコン93(管理者(例えば塾の先生)のパソコン)に対して上記情報が記述されたEメールを送信する。具体的には、上記CGI92は、パラメータとして渡された上記各情報(解答欄に入力された文字列、正解の文字列、解答欄候補ID)を取得し(図52S700)、HTTPサーバプログラム94から渡された情報の中からクライアントパソコン1のIPアドレスを取得する(図52S701)。そして渡された上記各情報を成績ファイル70に書き出す(図52S702)。その後、上記渡された各情報を元に通知メールを作成し(図52S703)、図示しない設定ファイルから通知先メールアドレス(パソコン93のメールアドレス)を取得し(図52S704)、当該メールを送信する(図52S705)。上記メールには図52に一例を示すように、IPアドレス、解答欄に入力された文字列、正解の文字列、解答欄候補IDを含む。従って、上記クライアントパソコン93はメールサーバ95から上記メールを取得することができる。尚、上記解答欄アプレット90による上記各情報の送信は、1個の解答欄に対する正誤が判別される度に行われるように構成することができる。このように構成すると、例えば生徒(クライアントパソコン1)において解答欄に文字列が入力される度に、その進捗状況を離れた場所(パソコン93)にて確認することができ、これにより塾の先生等は生徒の学習の様子を略リアルタイムに観察することができる。
尚、上記第2〜第6の実施形態は、単独で又は任意の2以上の組合せにより上記第1の実施形態に結合することができることは言うまでもなく、第1の実施形態と他のどの実施形態或は利用形態を組み合わせるかは任意である。
上述のように、本発明によれば、インターネット上にて提供されている任意のウェブページのHTML文章から自由に穴埋め問題を作成することができるため、利用者は、インターネットを通じて世界中のあらゆるウェブページの中から穴埋め問題の素材を任意に選択することができる。即ち、利用者は例えば英語の練習をしたいと思えば英語のウェブページ、歴史の勉強をしたいと思えば歴史関係のウェブページを選択することができ、穴埋め問題の素材のバリエーションを飛躍的に広げることができる。
また、任意のウェブページを選択するだけで自動的に穴埋め問題を作成することができ、特別に用意されたコンテンツ等を必要としない。即ち、利用者はインターネットをブラウズ中に、通常のウェブページからダイレクト、かつリアルタイムに穴埋め問題を作成でき、同時に演習を行うことができる。
一方、穴埋め問題用のコンテンツを提供する側も、穴埋め問題用に特別なプログラムを作成する必要はなく、HTML形式で問題文となる文章を作成するだけで良いため、極めて簡単に穴埋め問題文を作成することができる。従って、インターネットを通じて穴埋め問題用のコンテンツを提供する場合も、クライアントコンピュータに本発明の穴埋め問題作成用のプログラムをインストールしておけば、サーバ等に穴埋め問題文をHTML形式の文章として作成して保存しておくだけで良い。即ち、上記クライアントコンピュータからインターネットを通じて上記サーバに接続し、当該サーバ側のHTML文章をクライアントコンピュータ画面に表示して、上記プログラムを実行するだけで極めて容易に穴埋め問題を作成することができる。
また、利用者はウェブページの単語毎に穴埋め解答欄に変換する度合を出題優先度数値を入力することで指定することができ、例えば英語であれば苦手な単語、歴史であれば忘れ易い年号等の優先度数値を高く設定する等、自分の希望に添うように穴埋め問題の出題を設定することができ、これにより学習効果の高い穴埋め問題を作成することができる。
また、利用者は、出題率を入力することにより、穴埋め解答欄となる個数を指定することができ、これにより穴埋め解答欄を多くして問題の難易度を高めたり、穴埋め解答欄を少なくして難易度を低くすることができ、穴埋め解答欄の個数に基づいて問題の難易度を自由に定めて学習効果の高い穴埋め問題を作成することができる。
また、画面上に表示されたHTML文章に解答欄作成用のアプレットタグを追加するものであるから、文字列のフォントサイズに応じた適切な大きさの穴埋め解答欄を作成することができるため、任意のウェブページであっても、そのページのレイアウトを大幅に変更することなく、視覚的には画面上に表示されているレイアウトのまま、指定した文字列(単語)のみが穴埋め解答欄に変換され、極めて見易い穴埋め問題を作成することができるものである。
また、第2の実施形態によれば、品詞毎に出題優先度数値を設定することができ、各単語毎に出題優先度数値を入力する必要がない。また、出題条件設定ファイルを一度登録しておけば、当該ファイルの条件で複数のHTML文書から同一条件で穴埋め問題を作成することができるという効果がある。
また、第3の実施形態によれば、HTML文章の中のタグ情報に基いて、フォントの種類、フォントの色、或はイタリックやボールド、下線の引かれた文字列について出題優先度数値を指定することができ、任意のHTML文章に基いて適切な穴埋め問題を作成することができる。
また、第4の実施形態によれば、予め出題優先度数値を特定した解答欄候補群情報、及び解答欄候補群属性情報のファイルを作成しておくことで、当該ファイルをクライアントコンピュータにインターネットを通じて配信したり、或いは当該ファイルをCD−ROM等の記録媒体で提供することができ、クライアントコンピュータ側で出題率のみを任意に設定して穴埋め問題による演習を行うことができる。これにより、例えば解答者側で自分の実力に応じて出題率を徐々に高くする等、極めて有用な穴埋め問題を提供することができる。
また、第5の実施形態に示したように、本発明の制御ソフト11,12をアプレット形式等で作成し、ネットワークを通じて提供することにより、本発明のプログラムを有しないクライアントコンピュータであっても、該クライアントコンピュータのブラウザソフトにより本発明の穴埋め問題を実行することができ、極めて汎用性の高い穴埋め問題作成用のプログラムを実現することができる。
また、第5の実施形態によれば、例えば穴埋め問題用のコンテンツを提供する第三者のコンテンツを利用することができ、最適なコンテンツを使用して穴埋め問題の学習を行うことができる。
また、第6の実施形態によれば、例えば塾の先生が、自宅で学習する生徒の学習の進捗状況を確認することができる。
尚、図48及びそれに対応する説明、及び本実施形態の全体において、アプレット、CGI、sendmail、MTA、MUA、MailBox等のソフトウエアによる事例を示したが、本実施形態はこれらの技術に限定されることはなく、同様の機能を有する他のソフトウェアにより実現し得る場合も含まれるものである。
本発明に係る穴埋め問題作成装置のプログラムが記憶されたコンピュータの電気的ブロック図である。 内部メモリの記憶内容を示す図である。 本発明の穴埋め問題作成装置のプログラムの機能を示す機能ブロック図である。 (イ)はHTML文書、(ロ)は(イ)の文書をディスプレイに表示した状態の図である。 HTMLタグ付オブジェクトの構成図である。 HTML文字列オブジェクトを示す図である。 HTML文字列オブジェクトを示す図である。 HTML文字列オブジェクトを示す図である。 解答欄候補群情報を示す図である。 解答欄候補群情報を示す図である。 解答欄候補群情報を示す図である。 解答欄候補群情報を示す図である。 解答欄候補群情報を示す図でる。 出題条件入力画面を示す図である。 出題優先度数値初期値テーブルの内容を示す図である。 (a)(b)は、解答欄候補群属性情報の内容を示す図である。 何れも解答欄候補一覧の内容を示す図であり、(イ)〜(ホ)は出題優先度数値等を考慮して解答欄候補を最終決定するまでの当該一覧の内容を示す図である。 (イ)は初期フォント情報、(ロ)はフォントサイズとフォント高さを示す図である。 解答欄候補一覧の内容を示す図である。 解答欄作成用HTMLファイルの内容を示す図である。 (イ)は画面上に表示された文書を示す図、(ロ)は当該(イ)の文書が穴埋め解答欄に変換された状態を示す図である。 本発明に係る穴埋め問題作成用のコンピュータプログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 (a)は熟語ファイル、(b)は辞書ファイルの内容を示す図である。 出題条件設定画面を示す図である。 出題条件設定ファイルの内容を示す図である。 同上プログラムの第2の実施形態の動作手順を示すフローチャートである。 同上第2の実施形態の機能ブロックである。 同上第2の実施形態の動作手順を示すフローチャートである。 出題条件入力画面を示す図である。 フォント情報出題条件設定ファイルを示す図である。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 正誤ファイルを示す図である。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 穴埋め問題のネットワーク配信方法等の構成を示すブロック図である。 穴埋め問題のネットワーク配信方法等の構成を示すブロック図である。 穴埋め問題のネットワーク配信方法等の構成を示すブロック図である。 第三者のサーバからコンテンツを取得する構成を示すブロック図である。 解答の状況をパソコン等に通知する構成を示すブロック図である。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。 同上プログラムの動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
6 ディスプレイ
7 入力装置
31〜34 HTML文字列オブジェクト
34〜38 解答欄候補群情報
42 解答欄候補群属性情報
43a〜43e 解答欄候補一覧
45 出題条件設定ファイル
300 ページ読取手段
301 HTML文字列オブジェクト作成手段
302 文節分解手段
306 解答欄候補群作成手段
308 解答欄候補一覧作成手段
309 演算手段
310 フォント情報認識手段
311 解答欄作成用HTMLファイル作成手段
312 問題表示手段
313 正誤判別手段
314 正誤表示手段
350 出題条件設定ファイル作成手段
351 品詞情報検索手段
352 出題優先度数値決定手段

Claims (20)

  1. 各種の情報を表示し得る表示手段(6)と、
    文字、数字等を入力可能な入力手段(7)と、
    上記表示手段の画面上に表示されたHTML文章を読み取って該文章をHTMLタグを含むHTML文字列オブジェクト(31)として記憶する手段(301)と、
    記憶した上記文字列を文節毎に複数に分解する手段(302)と、
    上記入力手段から出題率と、文節分解処理された単語・語句毎の出題優先度数値とを入力するための出題条件設定画面(101)を上記画面上に表示する手段(304)と、
    上記入力手段から上記単語・語句毎に入力された出題優先度数値に基づいて上記各単語・語句と出題優先度数値を対応付けた出題優先度数値初期値テーブル(41)を作成する手段(305)と、
    分解された各単語・語句に解答欄候補IDタグを対応付けて当該IDタグで囲まれた解答欄候補を生成し、これら複数の解答欄候補IDタグ、解答欄候補及びHTMLタグからなるHTML文字列オブジェクトを解答欄候補群情報(36)として作成する手段(306)と、
    上記解答欄候補の解答欄候補IDタグと上記出題優先度数値初期値テーブル(41)に基づいて上記各解答欄候補IDと出題優先度数値を対応付けた解答欄候補群属性情報(42)を作成する手段(307)と、
    上記入力手段から入力された出題率に基づいて、上記解答欄候補群属性情報(42)と上記解答欄候補群情報(36)を参照し、上記解答欄候補を上記出題優先度数値の優先順位の高い方から上記出題率によって定められる数だけ選択する手段(308)と、
    解答欄候補として選択されなかった下位の解答欄候補が存在する場合は、その解答欄候補に対応する解答欄候補IDタグを上記解答欄候補群情報(36)から除外してHTML文字列オブジェクトとしての解答欄候補群情報(38)を作成する手段(306)と、
    上記解答欄候補群情報(38)のHTMLタグとフォント情報に基づいて、選択された各解答欄候補の文字列に対応する穴埋め解答欄のサイズを決定し、選択された各解答欄候補とそれに対応する穴埋め解答欄のサイズを含む解答欄候補一覧(44)を作成する手段(308)と、
    上記解答欄候補群情報(38)と上記解答欄候補一覧(44)に基づいて、各解答欄候補の文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を作成するための解答欄表示情報を、各解答欄候補に対応して生成し、選択された上記解答欄候補に対応する上記解答欄表示情報と上記解答欄候補からなる解答欄作成用HTMLファイルを解答欄作成用文字列情報(39)として作成する手段(311)と、
    上記解答欄表示情報に基づいて上記解答欄候補の文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を、上記表示手段の画面上に表示されている選択された上記解答欄候補の文字列に代えて当該画面上に表示する手段(312)とからなることを特徴とする穴埋め問題作成装置。
  2. 各種の情報を表示し得る表示手段(6)と、
    文字、数字等を入力可能な入力手段(7)と、
    上記表示手段の画面上に表示されたHTML文章を読み取って該文章をHTMLタグを含むHTML文字列オブジェクト(31)として記憶する手段(301)と、
    記憶した上記文字列を文節毎に複数に分解する手段(302)と、
    複数の単語を単語グループ別に分類して記憶した辞書ファイル(60)と、
    上記入力手段から出題率と、上記辞書ファイルの単語グループ毎の出題優先度数値とを入力するための出題条件設定画面(101’)を表示する手段(304)と、
    上記入力手段から上記単語グループ毎に入力された出題優先度数値に基づいて上記各単語グループと出題優先度数値を対応付けた出題条件設定ファイル(45)を作成する手段(350)と、
    上記HTML文字列オブジェクト(31)と上記辞書ファイルを参照して文節分解処理された単語毎の単語グループ情報を検索する手段(351)と、
    上記各単語の単語グループ情報と上記出題条件設定ファイル(45)に基づいて各単語の出題優先度数値を決定する手段(352)と、
    上記出題優先度数値に基づいて上記各単語と出題優先度数値を対応付けた出題優先度数値初期値テーブル(41)を作成する手段(305)と、
    分解された各単語に解答欄候補IDタグを対応付けて当該IDタグで囲まれた解答欄候補を生成し、これら複数の解答欄候補IDタグ、解答欄候補及びHTMLタグからなるHTML文字列オブジェクトを解答欄候補群情報(36)として作成する手段(306)と、
    上記解答欄候補の解答欄候補IDタグと上記出題優先度数値初期値テーブル(41)に基づいて上記各解答欄候補IDと出題優先度数値を対応付けた解答欄候補群属性情報(42)を作成する手段(307)と、
    上記入力手段から入力された出題率に基づいて、上記解答欄候補群属性情報(42)と上記解答欄候補群情報(36)を参照し、上記解答欄候補を上記出題優先度数値の優先順位の高い方から上記出題率によって定められる数だけ選択して選択された解答欄候補を含む解答欄候補一覧(43e)を作成する手段(308)と、
    解答欄候補として選択されなかった下位の解答欄候補が存在する場合は、その解答欄候補に対応する解答欄候補IDタグを上記解答欄候補群情報(36)から除外してHTML文字列オブジェクトとしての解答欄候補群情報(38)を作成する手段(306)と、
    上記解答欄候補群情報(38)のHTMLタグとフォント情報に基づいて、選択された各解答欄候補の文字列に対応する穴埋め解答欄のサイズを決定し、選択された各解答欄候補とそれに対応する穴埋め解答欄のサイズを含む解答欄候補一覧(44)を作成する手段(308)と、
    上記解答欄候補群情報(38)と上記解答欄候補一覧(44)に基づいて、各解答欄候補の文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を作成するための解答欄表示情報を、各解答欄候補に対応して生成し、選択された上記解答欄候補に対応する上記解答欄表示情報と上記解答欄候補からなる解答欄作成用HTMLファイルを解答欄作成用文字列情報(39)として作成する手段(311)と、
    上記解答欄表示情報に基づいて上記解答欄候補の文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を、上記画面上に表示されている選択された解答欄候補の文字列に代えて当該画面上に表示する手段(312)とからなることを特徴とする穴埋め問題作成装置。
  3. 請求項2記載の穴埋め問題作成装置において、
    上記出題条件設定画面(101’)を表示する手段(304)は、上記単語グループ毎の出題優先度数値に加えて各フォント情報に対応して出題優先度数値を入力する出題条件設定画面(101”)を表示するものであり、
    上記出題条件設定ファイルを作成する手段(350)は、当該出題条件設定ファイル(45)に加えて、上記入力手段から上記フォント情報毎に入力された出題優先度数値に基づいて各フォント情報と出題優先度数値を対応付けたフォント情報出題条件設定ファイル(45’)を作成するものであり、
    上記解答欄候補一覧(43e)が作成された後に、上記フォント情報出題条件設定ファイル(45’)を参照し、上記解答欄候補一覧(43e)の解答欄候補について、当該解答欄候補の出題優先度数値をその解答欄候補に対応するフォント情報に基づく出題優先度数値に変更する手段とを具備し、
    変更後の解答欄候補一覧(43e)に基づいて穴埋め問題を作成するものであることを特徴とする穴埋め問題作成装置。
  4. 上記画面上に表示されたHTML文章は、入力手段から操作者によって任意に選択されたインターネット上のウェブページのHTML文章であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の穴埋め問題作成装置。
  5. 画面上の穴埋め解答欄に入力手段から入力された文字列と当該穴埋め解答欄に対応する解答欄候補の文字列との一致を比較する手段と、
    該比較する手段による比較の結果、両文字列が一致する場合は上記画面上に正解である旨の表示を行い、両文字列が一致しない場合は上記画面上に不正解である旨の表示を行う手段とを有するものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の穴埋め問題作成装置。
  6. 画面上の穴埋め解答欄に入力手段から入力された文字列と当該穴埋め解答欄に対応する解答欄候補の文字列との一致を比較する手段と、
    該比較する手段による比較の結果、両文字列が一致する場合は上記画面上に正解である旨の表示を行い、両文字列が一致しない場合は上記画面上に不正解である旨の表示を行う手段と、
    上記比較する手段による比較の結果、正解である場合は当該解答欄候補の出題優先度数値をデクリメントし、不正解である場合は当該解答欄候補の出題優先度数値をインクリメントする手段を有するものであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の穴埋め問題作成装置。
  7. 穴埋め問題作成のためにコンピュータを、
    画面上に表示されたHTML文章を読み取って該文章をHTMLタグを含むHTM文字列オブジェクト(31)として記憶する手段(301)、
    記憶した上記文字列を文節毎に複数に分解する手段(302)、
    入力手段から出題率と、文節分解処理された単語・語句毎の出題優先度数値とを入力するための出題条件設定画面(101)を画面上に表示させる手段(304)、
    上記入力手段から上記単語・語句毎に入力された出題優先度数値に基づいて上記各単語・語句と出題優先度数値を対応付けた出題優先度数値初期値テーブル(41)を作成する手段(305)、
    分解された各単語・語句に解答欄候補IDタグを対応付けて当該IDタグで囲まれた解答欄候補を生成し、これら複数の解答欄候補IDタグ、解答欄候補及びHTMLタグからなるHTML文字列オブジェクトを解答欄候補群情報(36)として作成する手段(306)、
    上記解答欄候補の解答欄候補IDタグと上記出題優先度数値初期値テーブル(41)に基づいて上記各解答欄候補IDと出題優先度数値を対応付けた解答欄候補群属性情報(42)を作成する手段(307)、
    上記入力手段から入力された出題率に基づいて、上記解答欄候補群属性情報(42)と上記解答欄候補群情報(36)を参照し、上記解答欄候補を上記出題優先度数値の優先順位の高い方から上記出題率によって定められる数だけ選択する手段(308)、
    解答欄候補として選択されなかった下位の解答欄候補が存在する場合は、その解答欄候補に対応する解答欄候補IDタグを上記解答欄候補群情報(36)から除外してHTML文字列オブジェクトとしての解答欄候補群情報(38)を作成する手段(306)、
    上記解答欄候補群情報(38)のHTMLタグとフォント情報に基づいて、選択された各解答欄候補の文字列に対応する穴埋め解答欄のサイズを決定し、選択された各解答欄候補とそれに対応する穴埋め解答欄のサイズを含む解答欄候補一覧(44)を作成する手段(308)、
    上記解答欄候補群情報(38)と上記解答欄候補一覧(44)に基づいて、各解答欄候補の文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を作成するための解答欄表示情報を、各解答欄候補に対応して生成し、選択された上記解答欄候補に対応する上記解答欄表示情報と上記解答欄候補からなる解答欄作成用HTMLファイルを解答欄作成用文字列情報(39)として作成する手段(311)、
    上記解答欄表示情報に基づいて上記解答欄候補の文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を、上記画面上に表示されている選択された上記解答欄候補の文字列に代えて当該画面上に表示する手段(312)、
    として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム。
  8. 穴埋め問題作成のためにコンピュータを、
    画面上に表示されたHTML文章を読み取って該文章をHTMLタグを含むHTML文字列オブジェクト(31)として記憶する手段(301)、
    記憶した上記文字列を文節毎に複数に分解する手段(302)、
    上記入力手段から出題率と、複数の単語グループ毎の出題優先度数値とを入力するための出題条件設定画面(101’)を表示する手段(304)、
    上記入力手段から上記単語グループ毎に入力された出題優先度数値に基づいて上記各単語グループと出題優先度数値を対応付けた出題条件設定ファイル(45)を作成する手段(350)、
    上記HTML文字列オブジェクト(31)と複数の単語を単語グループ別に分類して記憶した辞書ファイル(60)とを参照して文節分解処理された単語毎の単語グループ情報を検索する手段(351)、
    上記各単語の単語グループ情報と上記出題条件設定ファイル(45)に基づいて各単語の出題優先度数値を決定する手段(352)、
    上記出題優先度数値に基づいて上記各単語と出題優先度数値を対応付けた出題優先度数値初期値テーブル(41)を作成する手段(305)、
    分解された各単語に解答欄候補IDタグを対応付けて当該IDタグで囲まれた解答欄候補を生成し、これら複数の解答欄候補IDタグ、解答欄候補及びHTMLタグからなるHTML文字列オブジェクトを解答欄候補群情報(36)として作成する手段(306)、
    上記解答欄候補の解答欄候補IDタグと上記出題優先度数値初期値テーブル(41)に基づいて上記各解答欄候補IDと出題優先度数値を対応付けた解答欄候補群属性情報(42)を作成する手段(307)、
    上記入力手段から入力された出題率に基づいて、上記解答欄候補群属性情報(42)と上記解答欄候補群情報(36)を参照し、上記解答欄候補を上記出題優先度数値の優先順位の高い方から上記出題率によって定められる数だけ選択して選択された解答欄候補を含む解答欄候補一覧(43e)を作成する手段(308)、
    解答欄候補として選択されなかった下位の解答欄候補が存在する場合は、その解答欄候補に対応する解答欄候補IDタグを上記解答欄候補群情報(36)から除外してHTML文字列オブジェクトとしての解答欄候補群情報(38)を作成する手段(306)、
    上記解答欄候補群情報(38)のHTMLタグとフォント情報に基づいて、選択された各解答欄候補の文字列に対応する穴埋め解答欄のサイズを決定し、選択された各解答欄候補とそれに対応する穴埋め解答欄のサイズを含む解答欄候補一覧(44)を作成する手段(308)、
    上記解答欄候補群情報(38)と上記解答欄候補一覧(44)に基づいて、各解答欄候補の文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を作成するための解答欄表示情報を、各解答欄候補に対応して生成し、選択された上記解答欄候補に対応する上記解答欄表示情報と上記解答欄候補からなる解答欄作成用HTMLファイルを解答欄作成用文字列情報(39)として作成する手段(311)、
    上記解答欄表示情報に基づいて上記解答欄候補の文字列に対応するサイズの穴埋め解答欄を、上記画面上に表示されている選択された解答欄候補の文字列に代えて当該画面上に表示する手段(312)、
    として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム。
  9. 請求項8に記載のコンピュータプログラムにおいて、
    当該コンピュータを、
    上記単語グループ毎の出題優先度数値に加えて各フォント情報に対応して出題優先度数値を入力する出題条件設定画面(101”)を表示するように上記出題条件設定画面を表示する手段(304)を機能させ、
    当該出題条件設定ファイル(45)に加えて、上記入力手段から上記フォント情報毎に入力された出題優先度数値に基づいて各フォント情報と出題優先度数値を対応付けたフォント情報出題条件設定ファイル(45’)を作成するように上記出題条件設定ファイルを作成する手段(350)を機能させ、
    さらに、上記解答欄候補一覧(43e)が作成された後に、上記フォント情報出題条件設定ファイル(45’)を参照し、上記解答欄候補一覧(43e)の解答欄候補について、当該解答欄候補の出題優先度数値をその解答欄候補に対応するフォント情報に基づく出題優先度数値に変更する手段として機能させ、
    変更後の解答欄候補一覧(43e)に基づいて穴埋め問題を作成するように構成された穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム。
  10. 請求項7〜9の何れかに記載の穴埋め問題作成用のコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、
    画面上の穴埋め解答欄内に入力手段から入力された文字列と当該穴埋め解答欄に対応する解答欄候補の文字列との一致を比較する手段、
    該比較する手段による比較の結果、両文字列が一致する場合は上記画面上に正解である旨の表示を行い、両文字列が一致しない場合は上記画面上に不正解である旨の表示を行う手段、
    として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム。
  11. 請求項7〜9の何れかに記載の穴埋め問題作成用のコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、
    画面上の穴埋め解答欄内に入力手段から入力された文字列と当該穴埋め解答欄に対応する解答欄候補の文字列との一致を比較する手段、
    該比較する手段による比較の結果、両文字列が一致する場合は上記画面上に正解である旨の表示を行い、両文字列が一致しない場合は上記画面上に不正解である旨の表示を行う手段、
    上記比較する手段による比較の結果、正解である場合は当該解答欄候補の出題優先度数値をデクリメントし、不正解である場合は当該解答欄候補の出題優先度数値をインクリメントする手段、
    として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム。
  12. コンピュータ読取可能な記録媒体であって、請求項7〜11の何れかに記載の穴埋め問題作成用のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  13. 各種の情報を表示し得る表示手段(6)と、文字、数字等を入力可能な入力手段(7)と、内部メモリと、上記表示手段に表示される文字の初期のフォントサイズを記憶したフォント情報ファイル(400)と、各種のフォントサイズと各フォントサイズに対応するフォント高さファイル(401)とを有し、
    1文字とその文字の直前にあるHTMLタグを記憶するHTMLタグ付オブジェクトを設け、上記表示手段の画面上に表示されたHTML文章を読み取って、当該文章の各文字を上記オブジェクトに1文字毎に記憶すると共に、記憶した1文字の直前にHTMLタグがある場合は該タグを上記記憶した1文字に関連して上記オブジェクトに記憶することにより、上記HTML文章を上記HTMLタグ付オブジェクトが連なった構造のHTML文字列オブジェクト(31)として上記内部メモリに記憶し、その後上記HTML文字列オブジェクト(31)からHTMLタグを取り除き、その文字列をHTML文字列オブジェクト(32)として上記内部メモリに記憶する手段(301)と、
    該HTML文字列オブジェクト(32)の文字列を文節毎に分解して、上記文字列を文節毎に複数の単語に分解した形で記憶したHTML文字列オブジェクト(33)を生成し上記内部メモリに記憶する手段(302)と、
    上記内部メモリ内の上記HTML文字列オブジェクト(33)から分解された上記単語を読み出して各単語を上記表示手段に表示すると共に、出題率入力欄(61)と表示された上記単語毎に出題優先度数値入力欄(64)とを表示して出題条件設定画面(101)を上記画面上に作成する手段(303、304)と、
    上記入力手段(7)から上記単語毎に入力された出題優先度数値に基づいて、上記各単語と出題優先度数値を対応付けた出題優先度数値初期値テーブル(41)を作成し上記内部メモリに記憶する手段(305)と、
    上記HTML文字列オブジェクト(33)の分解された各単語の前後に解答欄候補ID開始タグ<Zxxx>と終了タグ</Zxxx>(但し「xxx」は最初の単語から付される通し番号)を付して行くことでこれら解答欄候補IDタグで囲まれた単語を解答欄候補とし、これら解答欄候補としての各単語が上記解答欄候補開始IDタグと終了タグで囲まれた状態のHTML文字列オブジェクト(34)を作成して上記内部メモリに記憶する手段(306)と、
    上記出題優先度数値初期値テーブル(41)と上記HTML文字列オブジェクト(34)を参照し、上記初期値テーブル(41)に記憶された単語を囲んでいる解答欄候補IDタグの解答欄候補ID「Zxxx」とその単語の出題優先度数値を読み出して、各解答欄候補IDとそれに対応する出題優先度数値とを対応付けた解答欄候補群属性情報テーブル(42)を作成し上記内部メモリに記憶する手段(307)と、
    上記HTML文字列オブジェクト(31)から各文字に対応するHTMLタグを読み出して、上記HTML文字列オブジェクト(34)の上記解答欄候補ID開始タグと終了タグ間において、上記読み出したHTMLタグが関連付けられている文字の直前に該HTMLタグを読み込んで、上記解答欄候補ID開始タグと終了タグ間に上記HTMLタグを有するHTML文字列オブジェクト(36)を作成して上記内部メモリに記憶する手段(306)と、
    上記HTML文字列オブジェクト(36)及び上記解答欄候補群属性情報テーブル(42)を参照し、解答欄候補IDタグの解答欄候補ID、そのIDに対応する解答欄候補となる単語及び単語に対応する出題優先度数値からなる解答欄候補一覧テーブル(43a)を作成し、上記入力手段から入力された上記出題率に基づいて、上記解答欄候補一覧テーブル(43a)から上記単語を上記出題優先度数値の優先順位の高い方から上記出題率によって定められる数だけ選択すると共に、選択されなかった単語を上記一覧テーブルから削除して最終的な答欄候補一覧テーブル(43e)を作成し上記内部メモリに記憶する手段(308)と、
    解答欄候補として選択されなかった下位の単語が存在する場合は、その単語に対応する解答欄候補ID開始タグと解答欄候補終了タグを上記HTML文字列オブジェクト(36)から削除し、かつ該HTML文字列オブジェクト(36)において解答欄候補ID開始タグと終了タグによって囲まれているHTMLタグを上記解答欄候補ID開始タグの前に追い出してHTML文字列オブジェクト(38)を作成して上記内部メモリ記憶する手段(306)と、
    上記フォント情報ファイル(400)から初期のフォントサイズを読み込み、このフォントサイズを上記画面上に表示された文字のデフォルトのフォントサイズであると認識すると共に、上記HTML文字列オブジェクト(38)のHTMLタグを参照し、当該オブジェクト(38)にフォントサイズを特定するHTMLタグがある場合は、当該HTMLタグで特定される単語のフォントサイズをそのHTMLタグに基づいて認識し、かつ上記高さ情報ファイル(401)を参照して上記認識したフォントサイズと解答欄候補としての上記単語の文字数に基づいて単語毎の解答欄の高さと幅を決定し、上記解答欄候補一覧テーブル(43e)に単語毎に決定した穴埋め解答欄の高さと幅を追加することで解答欄候補一覧テーブル(44)を作成し上記内部メモリに記憶する手段(308)と、
    上記HTML文字列オブジェクト(38)のHTMLタグを文頭から順次解析し、該タグが解答欄候補IDタグでなければそのHTMLタグをそのまま追加し、解答欄候補IDタグであればそのIDタグで囲まれている解答欄候補の単語の解答欄の高さと幅を上記解答欄候補一覧テーブル(44)を参照することで認識し、上記認識した高さと幅の穴埋め解答欄を上記画面上に表示されている解答欄候補の単語に代えて上記画面上に表示するためのアプレットタグを追加すると共に、その穴埋め解答欄と上記解答欄候補の単語とを対応付けるためのアプレットタグを追加し、かかるHTMLタグ及びアプレットタグの追加動作を上記HTML文字列オブジェクト(38)の最後まで繰り返し行うことにより上記画面上に表示されているHTML文章のHTMLタグと上記アプレットタグからなる解答欄作成用HTMLファイル(39)を作成し記憶する手段(311)と、
    上記解答欄作成用HTMLファイル(39)に基づいて上記解答欄候補の単語に対応する高さと幅の穴埋め解答欄を、上記表示手段の画面上に表示されている上記解答欄候補の単語に代えて当該画面上に表示する問題表示手段(312)とからなることを特徴とする穴埋め問題作成装置。
  14. 上記画面上に表示されたHTML文章は、入力手段から操作者によって任意に選択されたインターネット上のウェブページのHTML文章であることを特徴とする請求項13記載の穴埋め問題作成装置。
  15. 画面上の穴埋め解答欄に入力手段から入力された文字列と当該穴埋め解答欄に対応する解答欄候補の単語との一致を比較する手段(313)と、
    該比較する手段(313)による比較の結果、両者が一致する場合は上記画面上に正解である旨の表示を行い、両者が一致しない場合は上記画面上に不正解である旨の表示を行う手段(314)とを有するものであることを特徴とする請求項13又は14記載の穴埋め問題作成装置。
  16. 画面上の穴埋め解答欄に入力手段から入力された文字列と当該穴埋め解答欄に対応する解答欄候補の単語との一致を比較する手段(313)と、
    該比較する手段(313)による比較の結果、両者が一致する場合は上記画面上に正解である旨の表示を行い、両者が一致しない場合は上記画面上に不正解である旨の表示を行う手段(314)と、
    上記比較する手段による比較の結果、正解である場合は上記解答欄候補群属性情報テーブル(42)における当該正解した解答欄候補の単語に対応する解答欄候補IDの出題優先度数値をデクリメントし、不正解である場合は上記解答欄候補群属性情報テーブル(42)における不正解であった解答欄候補の単語に対応する解答欄候補IDの出題優先度数値をインクリメントする手段(315)を有するものであることを特徴とする請求項13又は14記載の穴埋め問題作成装置。
  17. 各種の情報を表示し得る表示手段(6)と、文字、数字等を入力可能な入力手段(7)と、内部メモリと、上記表示手段に表示される文字の初期のフォントサイズを記憶したフォント情報ファイル(400)と、各種のフォントサイズと各フォントサイズに対応するフォント高さデータファイルの高さ情報ファイル(401)とを有する穴埋め問題作成のためのコンピュータを、
    1文字とその文字の直前にあるHTMLタグを記憶するHTMLタグ付オブジェクトを設け、上記表示手段の画面上に表示されたHTML文章を読み取って、当該文章の各文字を上記オブジェクトに1文字毎に記憶すると共に、記憶した1文字の直前にHTMLタグがある場合は該タグを上記記憶した1文字に関連して上記オブジェクトに記憶することにより、上記HTML文章を上記HTMLタグ付オブジェクトが連なった構造のHTML文字列オブジェクト(31)として上記内部メモリに記憶し、その後上記HTML文字列オブジェクト(31)からHTMLタグを取り除き、その文字列をHTML文字列オブジェクト(32)として上記内部メモリに記憶する手段(301)、
    該HTML文字列オブジェクト(31)の文字列を文節毎に分解して、上記文字列を文節毎に複数の単語に分解した形で記憶したHTML文字列オブジェクト(33)を生成し上記内部メモリに記憶する手段(302)、
    上記内部メモリ内の上記HTML文字列オブジェクト(33)から分解された上記単語を読み出して各単語を上記表示手段に表示すると共に、出題率入力欄(61)と表示された上記単語毎に出題優先度数値入力欄(64)とを表示して出題条件設定画面(101)を上記画面上に作成する手段(303、304)、
    上記入力手段(7)から上記単語毎に入力された出題優先度数値に基づいて、上記各単語と出題優先度数値を対応付けた出題優先度数値初期値テーブル(41)を作成し上記内部メモリに記憶する手段(305)、
    上記HTML文字列オブジェクト(33)の分解された各単語の前後に解答欄候補ID開始タグ<Zxxx>と終了タグ</Zxxx>(但し「xxx」は最初の単語から付される通し番号)を付して行くことでこれら解答欄候補IDタグで囲まれた単語を解答欄候補とし、これら解答欄候補としての各単語が上記解答欄候補開始IDタグと終了タグで囲まれた状態のHTML文字列オブジェクト(34)を作成して上記内部メモリに記憶する手段(306)、
    上記出題優先度数値初期値テーブル(41)と上記HTML文字列オブジェクト(34)を参照し、上記初期値テーブル(41)に記憶された単語を囲んでいる解答欄候補IDタグの解答欄候補ID「Zxxx」とその単語の出題優先度数値を読み出して、各解答欄候補IDとそれに対応する出題優先度数値とを対応付けた解答欄候補群属性情報テーブル(42)を作成し上記内部メモリに記憶する手段(307)、
    上記HTML文字列オブジェクト(31)から各文字に対応するHTMLタグを読み出して、上記HTML文字列オブジェクト(34)の上記解答欄候補ID開始タグと終了タグ間において、上記読み出したHTMLタグが関連付けられている文字の直前に該HTMLタグを読み込んで、上記解答欄候補ID開始タグと終了タグ間にHTMLタグを有するHTML文字列オブジェクト(36)を作成して上記内部メモリに記憶する手段(306)、
    上記HTML文字列オブジェクト(36)及び上記解答欄候補群属性情報テーブル(42)を参照し、解答欄候補IDタグの解答欄候補ID、そのIDに対応する解答欄候補となる単語及び単語に対応する出題優先度数値からなる解答欄候補一覧テーブル(43a)を作成し、上記入力手段から入力された上記出題率に基づいて、上記解答欄候補一覧テーブル(43a)から上記単語を上記出題優先度数値の優先順位の高い方から上記出題率によって定められる数だけ選択すると共に、選択されなかった単語を上記一覧テーブルから削除して最終的な解答欄候補一覧テーブル(43e)を作成し上記内部メモリに記憶する手段(308)、
    解答欄候補として選択されなかった下位の単語が存在する場合は、その単語に対応する解答欄候補開始IDタグと終了IDタグを上記HTML文字列オブジェクト(36)から削除し、かつ該HTML文字列オブジェクト(36)において解答欄候補ID開始タグと終了タグによって囲まれているHTMLタグを上記解答欄候補ID開始タグの前に追い出してHTML文字列オブジェクト(38)を作成して上記内部メモリ記憶する手段(306)、
    上記フォント情報ファイル(400)から初期のフォントサイズを読み込み、このフォントサイズを上記画面上に表示された文字のデフォルトのフォントサイズであると認識すると共に、上記HTML文字列オブジェクト(38)のHTMLタグを参照し、当該オブジェクト(38)にフォントサイズを特定するHTMLタグがある場合は、当該HTMLタグで特定される単語のフォントサイズをそのHTMLタグに基づいて認識し、かつ上記フォント高さデータ(401)を参照して上記認識したフォントサイズと解答欄候補としての上記単語の文字数に基づいて単語毎の解答欄の高さと幅を決定し、上記解答欄候補一覧テーブル(43e)に単語毎に決定した穴埋め解答欄の高さと幅を追加することで解答欄候補一覧テーブル(44)を作成し上記内部メモリに記憶する手段(308)、
    上記HTML文字列オブジェクト(38)のHTMLタグを文頭から順次解析し、該タグが解答欄候補IDタグでなければそのHTMLタグをそのまま追加し、解答欄候補IDタグであればそのIDタグで囲まれている解答欄候補の単語の解答欄の高さと幅を上記解答欄候補一覧テーブル(44)を参照することで認識し、上記認識した高さと幅の穴埋め解答欄を上記画面上に表示されている上記HTML文章の解答欄候補の単語に代えて上記画面上に表示するためのアプレットタグを追加すると共に、その穴埋め解答欄と上記解答欄候補の単語とを対応付けるためのアプレットタグを追加し、かかるHTMLタグ及びアプレットタグの追加動作を上記HTML文字列オブジェクト(38)の最後まで繰り返し行うことにより上記画面上に表示されているHTML文章のHTMLタグと上記アプレットタグからなる解答欄作成用HTMLファイル(39)を作成し記憶する手段(311)、
    上記解答欄作成用HTMLファイル(39)に基づいて上記解答欄候補の単語に対応する高さと幅の穴埋め解答欄を、上記表示手段の画面上に表示されている上記解答欄候補の単語に代えて当該画面上に表示する問題表示手段(312)、
    として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム。
  18. 請求項17に記載の穴埋め問題作成用のコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、
    画面上の穴埋め解答欄に入力手段から入力された文字列と当該穴埋め解答欄に対応する解答欄候補の文字列との一致を比較する手段、
    該比較する手段による比較の結果、両文字列が一致する場合は上記画面上に正解である旨の表示を行い、両文字列が一致しない場合は上記画面上に不正解である旨の表示を行う手段、
    として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム。
  19. 請求項17に記載の穴埋め問題作成用のコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、
    画面上の穴埋め解答欄に入力手段から入力された文字列と当該穴埋め解答欄に対応する解答欄候補の文字列との一致を比較する手段、
    該比較する手段による比較の結果、両文字列が一致する場合は上記画面上に正解である旨の表示を行い、両文字列が一致しない場合は上記画面上に不正解である旨の表示を行う手段、
    上記比較する手段による比較の結果、正解である場合は上記解答欄候補群属性情報テーブル(42)における当該正解した解答欄候補の単語に対応する解答欄候補IDの出題優先度数値をデクリメントし、不正解である場合は上記解答欄候補群属性情報テーブル(42)における不正解であった解答欄候補の単語に対応する解答欄候補IDの出題優先度数値をインクリメントする手段(315)、
    として機能させるための穴埋め問題作成用のコンピュータプログラム。
  20. コンピュータ読取可能な記録媒体であって、請求項17〜19の何れかに記載の穴埋め問題作成用のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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