JP2004084804A - 固定部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】被連結部材から所定間隔を置いて被保持部材が適切に保持されるような固定部材を得る。
【解決手段】胴部9、胴部9の一方の端部に備えられて胴部9よりも幅広の頭部10、胴部9の他方の端部に備えられた取付部11,12を備え、胴部9から外方に離れた所定位置から胴部9側に弾性的に変位可能な保持部13を胴部9に備えて、固定部材8を構成する。これにより、取付部11,12を被連結部材6に連結し、頭部10と保持部13との間で被保持部材1を保持する。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被保持部材を被連結部材に取り付ける固定部材の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば乗用車や商用車等の車両においては、例えば図8に示すように、板状の天井部材1(被保持部材の一例)を、固定部材21によってルーフフレーム6(被連結部材の一例)に取り付けることがある。固定部材21は胴部21a、胴部21aの一方の端部に備えられて胴部21aよりも幅広の頭部21b、胴部21aの他方の端部に備えられた取付部21cを備えて構成されたものがある。
【0003】
これにより、固定部材21を天井部材1の取付口2に挿入し、固定部材21の取付部21cをルーフフレーム6の連結口7に挿入することによって、固定部材21をルーフフレーム6に連結するのであり、固定部材21の頭部21bによって天井部材1が保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
例えば図8に示す構造によると、天井部材1がルーフフレーム6に接触しておらず、ルーフフレーム6から所定間隔を置いて保持されるように、固定部材21が構成されている。これは、天井部材1とルーフフレール6との間にカーテンエアバッグや衝撃吸収パッドを配置する車種に対応できるようにする為であり、天井部材1とルーフフレール6との間にカーテンエアバッグや衝撃吸収パッドを配置する車種、及び、天井部材1とルーフフレール6との間に何も配置しない車種に、固定部材21が対応できるようにする為である。
【0005】
前述のような固定部材を、被保持部材と被連結部材との間に他の物を配置する状態、及び被保持部材と被連結部材との間に何も配置しない状態の両方に対応させる場合、被保持部材と被連結部材との間に何も配置しない状態において、例えば図8に示すように被保持部材(天井部材)は固定部材の頭部に当て付けられるだけの状態となるので、例えば被保持部材(天井部材)を手で押したりすると、被保持部材(天井部材)が固定部材の頭部から被連結部材(ルーフフレーム)に変位するようなことがある。
本発明は、被連結部材から所定間隔を置いて被保持部材が適切に保持されるような固定部材を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
[I]
請求項1の特徴によると、胴部、胴部の一方の端部に備えられて胴部よりも幅広の頭部、胴部の他方の端部に備えられた取付部を備え、胴部から外方に離れた所定位置から胴部側に弾性的に変位可能な保持部を胴部に備えて、固定部材を構成している。
【0007】
これにより、請求項1の特徴によると、固定部材を被保持部材の取付口に挿入しながら、固定部材の取付部を被連結部材に連結する際、固定部材の保持部が被保持部材の取付口により所定位置から固定部材の胴部側に弾性的に変位して、被保持部材の取付口への固定部材の挿入が、固定部材の保持部に邪魔されることなく行われる。被保持部材の取付口を固定部材の保持部が通過すると、固定部材の保持部が所定位置側に復帰するのであり、固定部材の頭部と保持部との間で被保持部材が挟まれて保持される。
【0008】
従って、請求項1の特徴によると、固定部材により被連結部材から所定間隔を置いて被保持部材が保持されるのであり、例えば被保持部材を手で押したりしても、固定部材の保持部によって、被保持部材が固定部材の頭部から被連結部材に変位するようなことは少ない。
【0009】
[II]
請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
請求項2の特徴によると、固定部材の保持部を、固定部材の胴部における取付部側の部分から、固定部材の胴部から外方に離れながら固定部材の頭部に向かうように、片持ち状に延出して構成している。
【0010】
これにより、請求項2の特徴によると、前項[I]に記載のように、固定部材を被保持部材の取付口に挿入していく際、固定部材の挿入に伴って被保持部材の取付口により固定部材の保持部が、徐々に固定部材の胴部側に押されていく状態となるので(固定部材の胴部から外方に離れながら固定部材の頭部に向かうように、固定部材の保持部が片持ち状に延出されている点による)、固定部材の被保持部材の取付口への挿入が抵抗少なく行われる。
【0011】
請求項2の特徴によると、固定部材の頭部と保持部との間で被保持部材が挟まれて保持された状態において、固定部材の保持部がつっかえ棒のように機能するので(固定部材の胴部から外方に離れながら固定部材の頭部に向かうように、固定部材の保持部が片持ち状に延出されている点による)、固定部材の頭部と保持部との間での挟み込みによる被保持部材の保持が確実なものとなる。
【0012】
[III]
請求項3(請求項4)の特徴によると、請求項1又は2の場合と同様に前項[I][II]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
固定部材により被連結部材から所定間隔を置いて被保持部材が保持された状態において、被保持部材と被連結部材との間に例えばカーテンエアバッグを配置した場合、カーテンエアバッグが膨張して被保持部材が押しひろげられると、固定部材が破壊されて、破壊された固定部材が車内に飛散するおそれがある。
【0013】
請求項3の特徴によると、固定部材の頭部の強度及び固定部材の胴部の強度よりも、固定部材の取付部の被連結部材への連結強度が小さなものとなるように構成している。請求項4の特徴によると、所定の荷重が掛かると破断することによって固定部材の胴部、頭部及び保持部が固定部材の取付部から離脱することを許容する脆弱部分を、固定部材の胴部又は取付部に備えている。
【0014】
これにより、請求項3(請求項4)の特徴によると、前述のようにカーテンエアバッグが膨張して被保持部材が押しひろげられると、固定部材の頭部の強度及び固定部材の胴部が破断される前に、固定部材の取付部が被連結部材から外れる(脆弱部分が破断して、固定部材の胴部、頭部及び保持部が固定部材の取付部から離脱し、固定部材の取付部が被連結部材に残される)。
この場合、請求項3(請求項4)の特徴によると、固定部材の頭部と保持部との間で被保持部材が挟まれて保持されているので、固定部材が被保持部材から離れることはなく、固定部材が車内に飛散するような状態は生じない。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は5ドア型式の乗用車等の車両において、天井部材1を示しており、天井部材1は合成樹脂により1枚の板状に一体的に形成され、天井部材1の外周部に複数の丸形の取付口2が備えられている。フロントドア3、リヤドア4及びリヤクォーターガラス5の上部に、右及び左のルーフフレーム6が車体の前後方向に配置されており、天井部材1をルーフフレーム6に固定する。図3に示すように、ルーフフレーム6に複数の丸形の連結口7が備えられている。
【0016】
次に、ルーフフレーム6から所定間隔を置いて天井部材1を保持する固定部材8について説明する。
図3及び図4に示すように、胴部9、胴部9の一方の端部に備えられて胴部9よりも幅広の頭部10、胴部9の他方の端部に備えられた第1取付部11及び第2取付部12、保持部13を備えて、固定部材8が合成樹脂により一体的に形成されている。胴部9は4枚の平板部分9aを直角に交差させたような断面十字状に構成され、平板状の円盤部分9bが平板部分9aに接続されている。頭部10は胴部9の平板部分9aよりも大きな半径を備えた円形の笠状に構成されて、胴部9の平板部分9aに接続されている。
【0017】
図3及び図4に示すように、保持部13は胴部9の平板部分9aの間に位置するように胴部9の円盤部分9bに接続されており、胴部9の円盤部分9bから、胴部9の平板部分9aから外方に離れながら頭部10に向かうように、片持ち状に延出されて構成されている。保持部13の先端部13aがクサビ状に先細り状に形成されており、先端部13aに1/4円状のフランジ部13bが形成されている。
【0018】
図3,4,5に示すように、第1取付部11は4枚の平板部分11aを直角に交差させたような断面十字状に構成され、平板部分11aが胴部9の円盤部分9bに接続されており、1/4の笠状の係合部分11bが4枚の平板部分11aの間の各々に複数個形成されている。第1取付部11の外径が、胴部9の平板部分11a及び円盤部分11bよりも少し小さなものとなっている。
【0019】
図3及び図4に示すように、第2取付部12は4枚の平板部分12aを直角に交差させたような断面十字状に構成され、平板部分12aが第1取付部11に接続されており、1/4の笠状の係合部分12bが4枚の平板部分12aの間の各々に複数個形成されている。先端部分12cが先細り状に構成されており、第2取付部12の外径が第1取付部11よりも少し小さなものとなっている。
【0020】
以上のように構成された固定部材8を使用して、天井部材1をルーフフレーム6に以下のようにして取り付ける。
図3に示すように、ルーフフレーム6に沿ってカーテンエアバッグ14を配置し、天井部材1をルーフフレーム6及びカーテンエアバッグ14に沿って配置する。この状態で固定部材8を天井部材1の取付口2に第2取付部12から挿入していき、第1及び第2取付部11,12をルーフフレーム6の連結口7に挿入していく。
【0021】
図3及び図5に示すように、ルーフフレーム6の連結口7の内径が、第1取付部11の平板部分11aの外径と略同じもの(又は少し大きなもの)に設定されており、第1取付部11の係合部分11bの外径がルーフフレーム6の連結口7の内径よりも大きなものに設定されている。これにより、固定部材8を天井部材1の取付口2に挿入し、第1及び第2取付部11,12をルーフフレーム6の連結口7に挿入する際、第2取付部12がルーフフレーム6の連結口7を通過した後、第1取付部11の平板部分11aはルーフフレーム6の連結口7を通過するが、第1取付部11の係合部分11bはルーフフレーム6の連結口7に当たって弾性変形しながら通過する。従って、胴部9の円盤部分9bがルーフフレーム6に当たるまで固定部材8を挿入することによって、胴部9の円盤部分9bと第1取付部11の係合部分11bとの間で、ルーフフレーム6が挟まれて保持された状態となって、固定部材8がルーフフレーム6に連結される。
【0022】
固定部材8を天井部材1の取付口2に挿入していく際、保持部13が天井部材1の取付口2に達すると、固定部材8の挿入に伴って天井部材1の取付口2により保持部13が、胴部9から外方に離れた所定位置(図4に示す位置)から胴部9に接近するように押されて弾性変形していき、胴部9の平板部材9aの間に保持部13が入り込んで、保持部13が天井部材1の取付口2を通過する。
【0023】
図3に示すように、保持部13の先端部13aが天井部材1の取付口2を通過すると、保持部13が所定位置(図3に示す位置)に戻り、保持部13の先端部13aが天井部材1の取付口2の外周部に当たる。これにより、固定部材8において、頭部10と保持部13(先端部13a)との間で、天井部材1が挟まれて保持された状態となるので、天井部材1が押されても(図3の紙面右方)、天井部材1は変位し難い。
【0024】
この場合、図3に示すように、天井部材1が押された際(図3の紙面右方)、保持部13の先端部13aが天井部材1の取付口2に入り込むが、保持部13のフランジ部13bが天井部材1の取付口2の外周部に当たって、保持部13がつっかえ棒のように機能する点、並びに保持部13の先端部13aが天井部材1の取付口2に少し入り込んで、保持部13の先端部13aが天井部材1の取付口2から外れ難い点により、固定部材8による天井部材1の保持が確実なものとなっている。
【0025】
以上のようにして、図3に示すように、固定部材8により天井部材1がルーフフレーム6から所定間隔(胴部9の長さの間隔)を置いて保持される。
ルーフフレーム6の連結口7の内径が、第2取付部12の平板部分12aの外径と略同じもの(又は少し大きなもの)に設定されていると、固定部材8において第1取付部11はルーフフレーム6の連結口7に挿入されず、第1取付部11の端部と第2取付部12の係合部分12bとの間で、ルーフフレーム6が挟まれて保持された状態となって、固定部材8がルーフフレーム6に連結される。これにより、固定部材8により天井部材1がルーフフレーム6から所定間隔(胴部9及び第1取付部11の長さの間隔)を置い保持される。この後、ウェザーストリップ15をルーフフレーム6に取り付ける。
【0026】
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明の実施の形態]において、第1取付部11の係合部分11bの外径(第2取付部12の係合部分12bの外径)を少し小さなものに設定して、第1取付部11の係合部分11bの外径(第2取付部12の係合部分12bの外径)がルーフフレーム6の連結口7の内径よりも大きなものとなるが、第1取付部11の係合部分11bの外径(第2取付部12の係合部分12bの外径)とルーフフレーム6の連結口7の内径との差を、前述の[発明の実施の形態]よりも小さくしてもよい。
従って、頭部10の強度及び胴部9の強度よりも、ルーフフレーム6の連結口7への固定部材8(第1及び第2取付部11,12)の連結強度が小さなものとなるように構成する。
【0027】
これにより、図6に示すように、カーテンエアバッグ14が膨張して天井部材1を押しのけると、固定部材8において頭部10や胴部9が破断される前に、第1取付部11(第2取付部12)がルーフフレーム6の連結口7から抜けるのであり、頭部10と保持部13との間で天井部材1が挟まれて保持された状態となっていることにより、固定部材8が天井部材1から離れることはなく、固定部材8が車内に飛散するような状態は生じない。
【0028】
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明の実施の第1別形態]に代えて、次のように構成してもよい。
図7(イ)に示すように、固定部材8において第1取付部11(平板部分11a)における胴部9の円盤部分9bに接する部分、第2取付部12(平板部分12a)における第1取付部11に接する部分に、切欠き部分11c,12dを備えたり、図7(ロ)に示すように、固定部材8において第1取付部11(平板部分11a)における胴部9の円盤部分9bに接する部分、第2取付部12(平板部分12a)における第1取付部11に接する部分に、円弧部分11d,12eを備える。
【0029】
この場合、図7(イ)に示す切欠き部分11c,12d及び図7(ロ)に示す円弧部分11d,12eの両方を、互いに位相が180°異なるように同時に備えてもよい。保持部13を胴部9の中間付近に備えた場合には、胴部9の円盤部分9bと保持部13との間の胴部9の部分(平板部分11a)に、切欠き部分11cを備えてもよい。
従って、切欠き部分11c,12dを備えた場合は、切欠き部分11c,12dが脆弱部分となるのであり、切欠き部分11c,12dを備えずに円弧部分11d,12eを備えた場合は、円弧部分11d,12eとは反対側の部分(平板部分11a,12a)が、脆弱部分となる。
【0030】
これにより、図3に示す状態においてカーテンエアバッグ14が膨張して天井部材1を押しのけると、図7(ハ)に示すように固定部材8において頭部10や胴部9が破断される前に、第1取付部11の切欠き部分11c(第1取付部11の円弧部分11dとは反対側の部分(平板部分11a))が破断して、第1及び第2取付部11,12がルーフフレーム6に残されるのであり、頭部10と保持部13との間で天井部材1が挟まれて保持された状態となっていることにより、胴部9、頭部10及び保持部13が天井部材1から離れることはなく、胴部9、頭部10及び保持部13が車内に飛散するような状態は生じない。
【0031】
第1取付部11の端部と第2取付部12の係合部分12bとの間で、ルーフフレーム6が挟まれて保持された状態において、前述のようにカーテンエアバッグ14が膨張して天井部材1を押しのけると、固定部材8において頭部10や胴部9、第1取付部11の切欠き部分11c(第1取付部11の円弧部分11dとは反対側の部分(平板部分11a))が破断される前に、第2取付部12の切欠き部分12c(第2取付部12の円弧部分12eとは反対側の部分(平板部分12a))が破断して、第2取付部12がルーフフレーム6に残されるのであり、頭部10と保持部13との間で天井部材1が挟まれて保持された状態となっていることにより、胴部9、頭部10及び保持部13、第1取付部11が天井部材1から離れることはなく、胴部9、頭部10及び保持部13、第1取付部11が車内に飛散するような状態は生じない。
【0032】
第1取付部11の切欠き部分11c(第1取付部11の円弧部分11dとは反対側の部分(平板部分11a))が破断される前に、第2取付部12の切欠き部分12c第2取付部12の円弧部分12eとは反対側の部分(平板部分12a))が破断するのは、第2取付部12(平板部分12a)の外径が第1取付部11(平板部分11a)の外径よりも小さいことによる。
【0033】
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明の実施の第1別形態]の構成及び[発明の実施の第2別形態]の構成の両方を、固定部材8に備えるように構成してもよい。前述の[発明の実施の形態]及び[発明の実施の第1別形態]、[発明の実施の第2別形態]において、カーテンエアバッグ14に代えて、衝撃吸収パッド(図示せず)を配置するように構成してもよく、天井部材1とルーフフレーム6との間に何も配置しないように構成してもよい。
本発明の固定部材8は天井部材1に対してばかりではなく、ドアの内側の樹脂パネルやトランクルームの内張りの取付等に使用することができる。
【0034】
【発明の効果】
請求項1の特徴によると、被連結部材から所定間隔を置いて被保持部材を保持し、例えば被保持部材を手で押したりしても、被保持部材が被連結部材に変位するようなことが少ない固定部材を得ることができて、被保持部材の保持機能の高い固定部材を得ることができた。
【0035】
請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
請求項2の特徴によると、固定部材の挿入に伴って被保持部材の取付口により固定部材の保持部が、徐々に固定部材の胴部側に押されていく状態となり、固定部材の被保持部材の取付口への挿入が抵抗少なく行われるようになって、固定部材の取付性を向上させることができた。
請求項2の特徴によると、固定部材の頭部と保持部との間で被保持部材が挟まれて保持された状態において、固定部材の保持部がつっかえ棒のように機能することになり、固定部材の頭部と保持部との間での挟み込みによる被保持部材の保持が確実なものとなって、固定部材の保持機能を高めることができた。
【0036】
請求項3(請求項4)の特徴によると、請求項1又は2の場合と同様に前述の請求項1又は2の「発明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
請求項3(請求項4)の特徴によると、例えば被保持部材と被連結部材との間にカーテンエアバッグを配置した場合、カーテンエアバッグが膨張して被保持部材が押しひろげられても、固定部材が被保持部材から離れることはなく、固定部材が車内に飛散するような状態は生じないので、固定部材が車内に飛散することによる不都合を少なくすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の全体側面図
【図2】天井部材の全体平面図
【図3】図1のA−A方向から見て固定部材により天井部材を保持している状態を示す断面図
【図4】固定部材の全体斜視図
【図5】固定部材における第1取付部の付近の断面図
【図6】発明の実施の第1別形態において、カーテンエアバッグが膨張した状態を示す断面図
【図7】発明の実施の第2別形態において、固定部材における第1及び第2取付部の付近の側面図、並びにカーテンエアバッグが膨張した状態を示す断面図
【図8】従来の技術に記載の固定部材を示す断面図
【符号の説明】
1       被保持部材
6       被連結部材
9       胴部
10      頭部
11,12   取付部
11c,12d 脆弱部分
13      保持部

Claims (4)

  1. 胴部と、前記胴部の一方の端部に備えられて前記胴部よりも幅広の頭部と、前記胴部の他方の端部に備えられた取付部とを備えると共に、
    前記胴部から外方に離れた所定位置から前記胴部側に弾性的に変位可能な保持部を前記胴部に備えて、
    前記取付部を被連結部材に連結可能、前記頭部と保持部との間で被保持部材を保持可能に構成してある固定部材。
  2. 前記保持部を、前記胴部における取付部側の部分から、前記胴部から外方に離れながら前記頭部に向かうように、片持ち状に延出して構成してある請求項1に記載の固定部材。
  3. 前記頭部の強度及び胴部の強度よりも、前記取付部の被連結部材への連結強度が小さなものとなるように構成してある請求項1又は2に記載の固定部材。
  4. 所定の荷重が掛かると破断することによって前記胴部、頭部及び保持部が前記取付部から離脱することを許容する脆弱部分を、前記胴部又は取付部に備えてある請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の固定部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008105583A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Mazda Motor Corp 車両の内装構造
JP2014227085A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 三菱自動車工業株式会社 車両のカーテンエアバック取付構造

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