JP3228494U - 車載製品取付用クリップ - Google Patents

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隆明 岡野
隆明 岡野
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Abstract

【課題】車種を問わず車載製品を容易に、見栄え良く、且つ確実に取り付けるための車載製品取付用クリップを提供する。【解決手段】車両の室内に車載製品200を取り付けるための車載製品取付用クリップ1Aであって、車載製品を設置する設置部2Aと、車両の室内の内装に形成された孔部115、116に嵌合する嵌合部3とを備える。車載製品取付用クリップの設置部2Aは、車両の室内の内装に対向する第一面と、車載製品を貼り付ける第二面とを備えた有面部材である。【選択図】図2

Description

本考案は、車両室内に車載製品を取り付けるための車載製品取付用クリップに関する。
車載製品の一つであるドライブレコーダーは、交通事故の原因究明や、防犯の観点から有効な手段であるが、近年、煽り運転対策の観点から、フロントカメラだけでなくリアカメラを備えた高機能な製品のニーズが高まっている。また、リアカメラを搭載した車両は、後方視認が容易になり、運転に不慣れなドライバーであっても、後退(バック)で駐車し易くなる等の利点もあり、今後のさらなる普及が見込まれている。
従来のリアカメラの取り付け位置として、車両後方のライセンスガーニッシュ(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)、リアワイパーと一体に取り付けられるようにワイパーブレードとリアガラスとの間(例えば、特許文献3参照)、リアガラス上方の位置(例えば、特許文献4参照)等が採用されている。
特開2006−69276号公報 特開2019−206203号公報 特開2017−61288号公報 特開2013−256167号公報
しかし、車両によっては、ライセンスガーニッシュがなかったり、ライセンスガーニッシュがあったとしてもカメラを取り付ける十分なスペースがない場合もあり、特許文献1及び特許文献2のような車両後方のライセンスガーニッシュにカメラを取り付ける構造を採用できない車両もある。
特許文献3のように、ワイパーブレードとリアガラスとの間に取り付ける構造であれば、ライセンスガーニッシュの有無に依存することなく、カメラを取り付けることができる。しかし、ワイパーとカメラの両方の機能を損なわない構造は複雑であり、取り付けが煩雑になる。また、配線がリアガラスを通して見えてしまうと、見栄えが悪くなる。
特許文献4のように、カメラをリアガラス上方の位置に取り付ける構造は、車種を問わず取り付けることができる。しかし、ハッチバックやワゴン等のボディタイプの車種ではリアガラスが車両のリアゲート(テールゲート)の一部となり、このような車種のリアガラスにカメラを取り付ける場合、見栄えを良くするためには、車両の本体側とリアゲート側とをつなぐ配線をまとめて通す蛇腹管にカメラの配線も通す必要がある。ところが、狭小な蛇腹管に配線を通す作業は手間がかかる上、蛇腹管に通されたカメラの配線はリアゲートを開閉する度に蛇腹管の内部で曲げられるため、配線が損傷する虞もある。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、車種を問わず車載製品を容易に、見栄え良く、且つ確実に取り付けるための車載製品取付用クリップを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本考案に係る車両室内に車載製品を取り付けるための車載製品取付用クリップの特徴構成は、
前記車載製品を設置する設置部と、
前記車両室内の内装に形成された孔部に嵌合する嵌合部と、
を備えることにある。
本構成の車載製品取付用クリップによれば、車載製品を設置する設置部と、車両室内の内装に形成された孔部に嵌合する嵌合部とを備えるため、当該嵌合部を孔部に差し込むだけで、車載製品取付用クリップが車両室内に取り付けられ、これにより、車載製品の車両室内への設置を容易に行うことができる。また、車両室内の内装に車載製品取付用クリップが直接取り付けられることで、車載製品の配線を車両の内装裏側に隠して通すことができるため、見栄えが良いものとなる。さらに、車種を問わずに配線が可能になるとともに、配線がドアの開閉等に伴って動くことがなく確実に固定されるため、断線や損傷の虞を低減することができる。
本考案に係る車載製品取付用クリップにおいて、
前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する第一面と、前記車載製品を貼り付ける第二面とを備えた有面部材であることが好ましい。
本構成の車載製品取付用クリップによれば、設置部の第一面が車両室内の内装に対向することで、車載製品取付用クリップを安定させることができるとともに、設置部の第二面に車載製品を貼り付けることで、車載製品の大きさや形状の違いをある程度許容しながら、種々の車載製品を車両室内に設置することができる。また、設置部の第一面と第二面とで機能を分担させることで、車両室内への車載製品の装着容易性と装着後の車載製品の良好な使い勝手とを両立させることができる。さらに、本構成の車載製品取付用クリップを使用すれば、内装を必要以上に切断しなくても車載製品を設置できるので、見栄えが良いものとなる。
本考案に係る車載製品取付用クリップにおいて、
前記嵌合部は、アンカーを備えたブラッシュクリップであることが好ましい。
本構成の車載製品取付用クリップによれば、嵌合部は、アンカーを備えたブラッシュクリップであるため、特殊な器具を使用することなく、ブラッシュクリップを孔部に差し込むだけで、車載製品取付用クリップを車両室内に強固に取り付けることができる。その結果、車載製品を安定させることができる。また、このようなブラッシュクリップは、孔部の孔径が異なる場合でも、アンカーを食い込ませて確実に嵌合させることができる。
本考案に係る車載製品取付用クリップにおいて、
前記設置部は、前記車載製品の取り付けを安定化させる安定化手段を備えることが好ましい。
本構成の車載製品取付用クリップによれば、車載製品の取り付けを安定化させる安定化手段を備えるため、車両の走行時の振動等による車載製品のぶれや脱落を抑制することができる。その結果、車載製品は本来の性能を発揮することができる。
本考案に係る車載製品取付用クリップにおいて、
前記安定化手段は、前記車両室内の内装に接する粘弾性板を含むことが好ましい。
本構成の車載製品取付用クリップによれば、安定化手段として、車両室内の内装に接する粘弾性板を含むため、内装の表面に多少の凹凸があっても、粘弾性板がこの凹凸に倣って変形し、内装となじんで密着することができるともに、車両からの振動を吸収することができる。その結果、車載製品を車両室内に安定して取り付けることができる。また、粘弾性板は、滑り止めとしても機能するため、車載製品のぶれや脱落を抑制することができる。
本考案に係る車載製品取付用クリップにおいて、
前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する前記第一面を有する第一板と、前記車載製品を貼り付ける前記第二面を有する第二板とを備え、
前記安定化手段は、前記第一板と前記第二板との間に介挿される粘弾性板を含むことが好ましい。
本構成の車載製品取付用クリップによれば、安定化手段として、内装に対向する第一面を有する第一板と、車載製品を貼り付ける第二面を有する第二板との間に介挿される粘弾性板を含むため、車両の振動が、嵌合部から第一取付板、粘弾性板を介して第二取付板に伝播する際に、粘弾性板により減衰される。その結果、車載製品に伝播される車両の振動を抑制することができる。
本考案に係る車載製品取付用クリップにおいて、
前記安定化手段は、前記車両室内の内装の形状に追従する塑性変形部材を含むことが好ましい。
本構成の車載製品取付用クリップによれば、安定化手段として、塑性変形部材を含むため、例えば、内装が凹凸形状又は曲面形状を有する場合であっても、あるいは内装の角部であっても、塑性変形部材を変形させて内装の形状に追従させることで、車載製品を車両室内に安定した状態で取り付けることができる。
本考案に係る車載製品取付用クリップにおいて、
前記安定化手段は、前記車両室内の内装の表面に噛み込む凹凸部を含むことが好ましい。
本構成の車載製品取付用クリップによれば、安定化手段として、内装の表面に噛み込む凹凸部を含むため、当該凹凸部が滑り止めとして機能し、車載製品のぶれや脱落を抑制することができる。
本考案に係る車載製品取付用クリップにおいて、
前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する前記第一面を有する第一板と、前記第一板に対し所定間隔を存して前記第一板の下方に配され、前記車載製品を貼り付ける前記第二面を有する第二板と、前記第一板と前記第二板とを連結する連結板とを備えた有面部材であることが好ましい。
本構成の車載製品取付用クリップによれば、設置部は、車両室内の内装に対向する第一面を有する第一板と、第一板に対し所定間隔を存して第一板の下方に配され、車載製品を貼り付ける第二面を有する第二板と、第一板と第二板とを連結する連結板とを備えた有面部材であるので、高さの低い小型の車載製品であっても、車載製品の設置位置(設置高さ)を変更(低く)することができ、車載製品の大きさや形状の違いをある程度許容しながら、種々の車載製品を車両室内の所望の設置位置(設置高さ)に取り付けることができる。
本考案に係る車載製品取付用クリップにおいて、
前記車載製品は、車両の後方を撮影するリアカメラであることが好ましい。
本構成の車載製品取付用クリップによれば、車載製品として、特に車両の後方を撮影するリアカメラを取り付けるために有用なものとなる。本構成の車載製品取付用クリップにより車両室内に設置されたリアカメラは、車両の本体側とリアゲート側とをつなぐ配線をまとめて通す蛇腹管に配線を通す必要がなく、配線作業が容易なものとなる。従って、本構成の車載製品取付用クリップを用いれば、車種やカメラの形状を問わず、リアカメラを備えたドライブレコーダーを車両室内に容易に且つ見栄え良く取り付けることが可能となる。
図1は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップを使用してリアカメラを取り付けた状態における車両の後方斜視図である。 図2は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は使用状態図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 図3は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップの外観を示す斜視図である。 図4は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は右側面図である。 図5は、本考案の第二実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は正面図、(b)は使用状態図である。 図6は、本考案の第三実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は正面図、(b)は使用状態図である。 図7は、本考案の第四実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は正面図、(b)は使用状態図である。 図8は、本考案の第五実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は側面図、(b)は使用状態図である。 図9は、本考案の第六実施形態に係る車載製品取付用クリップの使用状態図である。
以下、本考案の車載製品取付用クリップについて図面を参照しながら説明する。ただし、本考案は、以下に説明する構成に限定することを意図するものではない。なお、各図において、車両及び車載製品の寸法等は、実際のサイズ関係を厳密に再現したものではなく、説明容易化のため適宜誇張、又は簡略化してある。
以下に説明する実施形態では、車載製品としてリアカメラを例示するが、車載製品はこれに限定されず、例えば、スピーカー、モニター、照明器具、無線装置、ETC車載機等を挙げることができる。また、リアカメラは、撮影機能のみを有し撮影した映像を他の機器(運転席付近のモニター、映像記憶装置等)に出力するカメラでも、録画機能が一体になったドライブレコーダー用カメラであってもよい。
以下の説明において、特に断りのない限り、前後左右上下方向は、車載製品取付用クリップを車両に取り付けた状態における車両の前後左右上下方向を基準に定めるものとする。
〔第一実施形態〕
<車両>
図1は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップを使用してリアカメラを取り付けた状態における車両の後方斜視図である。図1に示すように、車両100は、車両本体101と、リアゲート102とを備えている。車両本体101は、後方に開口された開口部103を有している。リアゲート102は、開口部103を塞ぐことができる大きさに形成されている。リアゲート102は、主として、車両100の運転者が後方を視認できるように窓部が設けられたリアゲート本体104と、リアゲート本体104の窓部に配設されるリアガラス105とにより構成されている。リアゲート102は、車両本体101に図示されないヒンジ機構を介して上下方向に回動可能に接続されており、リアゲート102の上下方向の回動操作により、開口部103を開閉できるようになっている。
車両100において、後方を撮影するリアカメラ200は、車両本体101の上部における開口部103の近傍に、車両室内に配されるように車載製品取付用クリップ1Aを介して取り付けられている。なお、図1では、車両本体101に対する車載製品取付用クリップ1Aの取付状態が分り易いように車載製品取付用クリップ1Aを読み手側に露出するように誇張して描いているが、実際には車両本体101の奥側に車載製品取付用クリップ1Aが目立たない状態に取り付けられる。
<内装>
図2は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は使用状態図、(b)は(a)のA−A線断面図である。図2(a)に示すように、車両本体101の上部における開口部103の近傍部分において、車両本体101の骨格を構成する車両本体フレーム110は、車両室内側で前後左右方向に延在する水平板状の横フレーム部111と、車両室内側で上下左右方向に延在する鉛直板状の縦フレーム部112とを有している。車両本体フレーム110における車両室内側の表面には、内張り材113が貼り付けられている。車両室内の内装は、主として、車両室内側に配される車両本体フレーム110及び当該車両本体フレーム110に貼り付けられる内張り材113により構成されている。
<孔部>
横フレーム部111には、丸孔状に貫通する孔部115が形成されている。本実施形態では、孔部115は、車両室内の天井部の内装に形成されたものとして説明を行うが、これに限定されず、例えば、車両室内のピラー部の内装に形成された孔部等であってもよい。横フレーム部111に貼り付けられる内張り材113には、孔部115に対応するように丸孔状に貫通する孔部116が形成されている。ここで、孔部115及び孔部116は、それぞれ複数個設けられる。本実施形態では、複数個設けられる孔部115のうちの一つとそれに対応する孔部116が、車載製品取付用クリップ1Aの取付用の孔部として用いられ、その他の孔部115及び孔部116には、図示されないブラッシュクリップがメクラキャップとして嵌め込まれて、当該ブラッシュクリップにより、車両本体フレーム110に対する内張り材113の貼り付け状態が保持される。
<車載製品取付用クリップの概略構成>
図3は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップの外観を示す斜視図である。図3に示すように、車載製品取付用クリップ1Aは、リアカメラ200(図2(a)参照)を設置する設置部2Aと、車両室内の内装に形成された孔部115,116(図2(a)参照)に嵌合する嵌合部3とを備えている。設置部2A及び嵌合部3は、何れも合成樹脂製で、樹脂成形法により一体成形されている。
<設置部>
図4は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は右側面図である。図4(a)及び(b)に示すように、設置部2Aは、車両室内の内装(横フレーム部111及び横フレーム部111に貼り付けられる内張り材113:図2(a)参照)に対向する第一面11と、リアカメラ200(図2(a)参照)を貼り付ける第二面12とを備え、前後方向及び左右方向に広がりを持ち前後方向よりも左右方向に相対的に長い平面視長方形板状の有面部材である。このように、第一面11及び第二面12を備えた有面部材とすることにより、設置部2Aの第一面11が車両室内の内装に対向することで、車載製品取付用クリップ1Aを安定させることができるとともに、設置部2Aの第二面12にリアカメラ200を貼り付けることで、リアカメラ200の大きさや形状の違いをある程度許容しながら、種々のリアカメラ200を車両室内に設置することができる。また、設置部2Aの第一面11と第二面12とで機能を分担させることで、車両室内へのリアカメラ200の装着容易性と装着後のリアカメラ200の良好な使い勝手とを両立させることができる。さらに、このような車載製品取付用クリップ1Aを使用すれば、内装(内張り材113)を必要以上に切断しなくてもリアカメラ200を設置できるので、見栄えが良いものとなる。
リアカメラ200は、両面テープ又は吸盤等により設置部2A(第二面12)に設置することができる。第二面12の形状は、本実施形態では長方形であるが、これに限定されるものではなく、円形、楕円形、正方形等であってもよい。第二面12の前後左右方向の寸法は、直径10〜100mmの吸盤により、好ましくは直径30〜60mmの吸盤によりリアカメラ200を設置可能な寸法とされ、このような寸法とすることで種々のリアカメラ200を設置することが可能となる。また、第二面12は、リアカメラ200を貼り付けるために、表面が平滑であることが好ましい。
<嵌合部>
図4(a)及び(b)に示すように、嵌合部3は、設置部2Aの前後左右方向の中央に位置するように、設置部2Aの第一面11上に一体的に立設されている。図3に示すように、嵌合部3は、後述するアンカー16を備えたブラッシュクリップであり、設置部2Aの上方に配される球冠状の頭部3aと、頭部3aと設置部2Aとを繋ぐように上下方向に延びる軸状の胴部3bとを有している。
図2(b)に示すように、胴部3bは、芯部15とアンカー16とを備えている。芯部15は、鉛直軸線回りに90°毎ずらした状態で配される4つの縦部材15aが一体的に結合されたような、断面十文字状で上下方向に延在する形状に形成されている。アンカー16は、平面視矩形状で所定板厚の板状に形成されている。アンカー16は、鉛直軸線回りに隣り合う縦部材15aの間に、上下方向に所定間隔を存して複数枚配設されている。アンカー16における内側の二つの辺部は、鉛直軸線回りに隣り合う縦部材15aに一体的に結合されている。アンカー16における外側の二つの辺部の交わりの角部16a(以下、「外角部16a」と称する。)は、アンカー16の板厚方向に作用する荷重により弾性変形可能とされている。
胴部3bにおいて、芯部15は、孔部115,116に対し、若干の隙間を存して挿通可能な差し渡し寸法に設定されている。一方、アンカー16は、外角部16aが孔部115の縁部に係合可能な大きさに設定されている。
<取付手順説明>
以上に述べたように構成される車載製品取付用クリップ1Aを用いてリアカメラ200を車両本体101に取り付ける手順について、主に図2(a)及び(b)を用いて以下に説明する。
車両本体101の上部における開口部103の近傍において、リアカメラ200を取り付けるのに適した位置で、車両本体フレーム110に対し、内張り材113を固定している図示されないブラッシュクリップ(メクラキャップ)を孔部115,116から抜き取る。抜き取ったブラッシュクリップに代えて、車載製品取付用クリップ1Aを取り付ける。車載製品取付用クリップ1Aの車両本体101への取付は、以下の通りである。
まず、嵌合部3の頭部3aを孔部115,116に対応させ、位置決めする。次いで、設置部2Aの第一面11(図4(b)参照)が対向する内張り材113に接触するまで、孔部115,116に対し嵌合部3を差し込む。このとき、嵌合部3におけるアンカー16が孔部115,116の内部を移動する間、アンカー16の外角部16aは弾性変形する。そして、孔部115を通過した、上下方向に並ぶ複数のアンカー16のうち、孔部115の縁部に最も近いアンカー16の外角部16aが孔部115の縁部に係合する。これにより、嵌合部3が横フレーム部111に係止され、車載製品取付用クリップ1Aが車両本体101に取り付けられる。
次いで、リアカメラ200がその取付部に吸盤を備えるものである場合、リアカメラ200の取付部に備えられた吸盤を設置部2Aの第二面12(図4(b)参照)に吸着させる。一方、リアカメラ200がその取付部に吸盤を備えていないものである場合、リアカメラ200の取付部と設置部2Aの第二面12(図4(b)参照)との間に両面テープを介在させて、リアカメラ200の取付部を設置部2Aの第二面12に貼着する。こうして、リアカメラ200を、両面テープ又は吸盤等により設置部2A(第二面12)に設置する。
車載製品取付用クリップ1Aは、嵌合部3を孔部115,116に差し込むだけで、車両室内に取り付けられ、これによりリアカメラ200の車両室内への設置を容易に行うことができる。嵌合部3は、アンカー16を備えたブラッシュクリップであるため、特殊な器具を使用することなく、孔部115,116に差し込むだけで、車載製品取付用クリップ1Aを車両室内に強固に取り付けることができる。その結果、リアカメラ200を安定させることができ、リアカメラ200の撮影方向D(図2(a)参照)がぶれることを防ぎ、リアガラス105越しに所望の映像を撮影することができる。
車載製品取付用クリップ1Aは、車両本体101の上部における開口部103の近傍において、リアカメラ200を設置するのに十分なスペースを確保できる場所に取り付けることができるため、車種を問わず利用可能である。また、車載製品取付用クリップ1Aにおいては、車両室内の内装に直接取り付けられることで、設置部2Aで隠れた部分の内装を最小限切断し、そこからリアカメラ200の配線(図示せず)を車両室内の内装裏側に隠して通すことができるため、見栄えが良いものとなる。さらに、車種を問わずに配線が可能になるとともに、配線がリアゲート102の開閉等に伴って動くことがなく確実に固定されるため、断線や損傷の虞を低減することができる。
仮に、リアカメラ200を両面テープ等で内張り材113に直接貼り付けた場合、内張り材113は、リアカメラ200の荷重により引っ張られ、横フレーム部111から剥がれる虞がある。これに対して、車載製品取付用クリップ1Aを使用することで、リアカメラ200の荷重が内張り材113に直接かかることがなく、横フレーム部111から内張り材113が剥がれることを防ぐことができる。
〔第二実施形態〕
図5は、本考案の第二実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は正面図、(b)は使用状態図である。第二実施形態において、第一実施形態と同一又は同様のものについては図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、第二実施形態に特有の部分を中心に説明することとする(後述する第三実施形態乃至第六実施形態についても同様)。
図5(a)及び(b)に示す車載製品取付用クリップ1Bにおいて、設置部2Bは、車両室内の内装(横フレーム部111及び横フレーム部111に貼り付けられる内張り材113)に対向する第一面11を有する粘弾性板21と、リアカメラ200を貼り付ける第二面12を有する取付板22とを備え、前後方向及び左右方向に広がりを持ち前後方向よりも左右方向に相対的に長い平面視長方形板状の有面部材である。
粘弾性板21と取付板22とは、図示されない接着剤等の固着手段を介して上下方向に積層されている。取付板22及び嵌合部3は、何れも合成樹脂製で、樹脂成形法により一体成形されている。
粘弾性板21は、室温付近の温度域において柔らかい固体の状態を呈し、粘性及び弾性の両方の性質を併せ持つ粘弾性体から形成される。粘弾性体は、ばね要素と減衰要素とを有するものであり、非線形なばね定数を有するものである。つまり、荷重を加えることにより粘弾性体を変形させた場合、粘弾性体のばね定数は荷重の大きさにより変化することになる。粘弾性板21は、リアカメラ200の取り付けを安定化させる安定化手段として機能する。
粘弾性板21の材料としては、アクリル系粘弾性体、ゴム系粘弾性体、シリコーン系粘弾性体、ポリエステル系粘弾性体、ウレタン系粘弾性体、ポリエーテル系粘弾性体、ポリアミド系粘弾性体、フッ素系粘弾性体が挙げられ、これらは単独又は複数を組み合わせて使用することができる。
第二実施形態に係る車載製品取付用クリップ1Bによれば、安定化手段として車両室内の内装(内張り材113)に接する粘弾性板21を含むため、内張り材113の表面に多少の凹凸があっても、粘弾性板21がその凹凸形状に倣って変形し、内張り材113となじんで密着することができる。その結果、リアカメラ200を車両室内に安定して取り付けることができるとともに、車両100からの振動を吸収することができる。また、粘弾性板21は、滑り止めとしても機能するため、リアカメラ200が嵌合部3を回転中心として回転するのを確実に防ぐことができる。
〔第三実施形態〕
図6は、本考案の第三実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は正面図、(b)は使用状態図である。図6(a)及び(b)に示す車載製品取付用クリップ1Cにおいて、設置部2Cは、車両室内の内装(横フレーム部111及び横フレーム部111に貼り付けられる内張り材113)に対向する第一面11を有する第一取付板31と、リアカメラ200を貼り付ける第二面12を有する第二取付板32と、第一取付板31と第二取付板32との間に介挿される粘弾性板33とを備え、前後方向及び左右方向に広がりを持ち前後方向よりも左右方向に相対的に長い平面視長方形板状の有面部材である。
第一取付板31と粘弾性板33と第二取付板32とは、図示されない接着剤等の固着手段を介して上下方向に積層されている。第一取付板31及び嵌合部3は、何れも合成樹脂製で、樹脂成形法により一体成形されている。
粘弾性板33は、上記第二実施形態と同様の粘弾性体から構成されるものである。第三実施形態において粘弾性板33は、振動により伸張されたとき、初期状態に戻るように動くため、振動減衰性能を発揮する。粘弾性板33は、リアカメラ200の取り付けを安定化させる安定化手段として機能する。
嵌合部3は、第一取付板31の上面(第一面11)に一体的に立設されており、第二取付板32には直接接続されていない。このため、車両100の振動は、嵌合部3から第一取付板31、粘弾性板33を介して第二取付板32に伝播する際に、粘弾性板33により減衰される。その結果、リアカメラ200に伝播される車両100の振動を抑制して、撮影方向D(図6(b)参照)がぶれることを抑制することができる。
〔第四実施形態〕
図7は、本考案の第四実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は正面図、(b)は使用状態図である。図7(b)に示すように、第四実施形態は、車両本体フレーム110における横フレーム部111と縦フレーム部112との交わりの角部に、車載製品取付用クリップ1Dを介してリアカメラ200を取り付ける態様例である。本実施形態では、横フレーム部111と縦フレーム部112との交わりの角部に孔部115,116が設けられている。
図7(a)及び(b)に示すように、車載製品取付用クリップ1Dにおいて、設置部2Dは、車両室内の内装(横フレーム部111及び横フレーム部111に貼り付けられる内張り材113)に対向する第一面11を有する第一取付板41と、リアカメラ200を貼り付ける第二面12を有する第二取付板42とを備え、前後方向及び左右方向に広がりを持ち前後方向よりも左右方向に相対的に長い平面視長方形板状の有面部材である。
第一取付板41と第二取付板42とは、上下方向に重ね合わされ、互いの嵌合部3の周辺部のみ図示されない接着剤等の固着手段を介して固着されている。第二取付板42及び嵌合部3は、何れも合成樹脂製で、樹脂成形法により一体成形されている。
第一取付板41は、車両室内の内装の形状に追従する塑性変形部材から構成されている。第一取付板41は、変形を引き起こした外力を取り除いても、変形した状態が維持される材料であればどのようなもので形成されてもよく、例えば、鉄やアルミニウム等の金属材料から形成されることが好ましい。第一取付板41は、リアカメラ200の取り付けを安定化させる安定化手段として機能する。
第一取付板41の前後左右方向の形状寸法は、第二取付板42の前後左右方向の形状寸法よりもやや大きく設定されているため、図7(a)に示すように、第一取付板41の塑性変形前の状態において、第一取付板41の端部が第二取付板42の端辺よりも外側にはみ出すことになる。これにより、第一取付板41の端部に指等を掛けて力を加え、横フレーム部111と縦フレーム部112との交わりの角部の形状に沿うように第一取付板41を変形させることが容易になる。
以上に述べたように構成される車載製品取付用クリップ1Dの車両本体101への取付は、以下の通りである。第一実施形態の車載製品取付用クリップ1Aの取付手順と同様の要領で設置部2Dの第一面11が内張り材113に接触するまで、孔部115,116に対し嵌合部3を差し込む。これにより、嵌合部3が横フレーム部111に係止される。次いで、第一取付板41の端部に指を掛けて力を加え、横フレーム部111と縦フレーム部112との交わりの角部の形状に沿うように第一取付板41を変形させる。こうして、車載製品取付用クリップ1Dが車両本体101に取り付けられる。そして、第一実施形態の車載製品取付用クリップ1Aに対するリアカメラ200の設置要領と同様の要領でリアカメラ200を、両面テープ又は吸盤等により設置部2D(第二面12)に設置する。
第四実施形態に係る車載製品取付用クリップ1Dによれば、安定化手段として塑性変形部材からなる第一取付板41を備えることにより、横フレーム部111と縦フレーム部112との交わりの角部であっても、第一取付板41を変形させてその角部の形状に追従させることで車両室内の内装に安定的に取り付けることができる。従って、リアカメラ200を車両室内に安定した状態で取り付けることができ、リアカメラ200の撮影方向D(図7(b)参照)がぶれることを抑制することができる。
〔第五実施形態〕
図8は、本考案の第五実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は側面図、(b)は使用状態図である。図8(a)及び(b)に示す車載製品取付用クリップ1Eにおいて、設置部2Eは、車両室内の内装(横フレーム部111及び横フレーム部111に貼り付けられる内張り材113)に対向する第一面11と、リアカメラ200を貼り付ける第二面12とを備え、前後方向及び左右方向に広がりを持ち前後方向よりも左右方向に相対的に長い平面視長方形板状の有面部材である。
第一面11には、左右方向に延びる溝状の複数の凹部50aと左右方向に延びる筋状の複数の凸部50bとが前後方向に交互に配設されてそれら凹部50a及び凸部50bにより、凹凸部50が形成されている。凹凸部50は、車両室内の内装(内張り材113)の表面に噛み込んでリアカメラ200の取り付けを安定化させる安定化手段として機能する。
第五実施形態に係る車載製品取付用クリップ1Eによれば、安定化手段として、内張り材113の表面に噛み込む凹凸部50を備えるため、例えば、車両100が急発進や急停止する等、前後方向に大きな加速度が作用しても、凹凸部50が車両室内の内装(内張り材113)の表面に噛み込んでリアカメラ200の取り付けを安定化させることができる。また、凹凸部50が滑り止めとしても機能するため、リアカメラ200が嵌合部3を回転中心として回転するのを確実に防ぐことができる。
なお、凹凸部50の凹凸パターンとしては、図8に示したものの他に、例えば、先端が尖ったスパイク状の凸部が形成されたパターン等でもよく、内張り材113の表面に噛み込むパターンであれば特に限定されることなく採用することができる。
〔第六実施形態〕
図9は、本考案の第六実施形態に係る車載製品取付用クリップの使用状態図である。図9に示すように、車載製品取付用クリップ1Fは、リアカメラ200を設置する設置部2Fと、車両室内の内装に形成された孔部115,116に嵌合する嵌合部3を有するブラッシュクリップ55とを備えている。設置部2Fとブラッシュクリップ55とは、それぞれ独立に別体として樹脂成形法に成形されている。
設置部2Fは、車両室内の内装(横フレーム部111及び横フレーム部111に貼り付けられる内張り材113)に対向する第一面11を有する第一取付板61と、第一取付板61に対し所定間隔を存して第一取付板61の下方に配され、リアカメラ200を貼り付ける第二面12を有する第二取付板62と、第一取付板61及び第二取付板62のそれぞれの前後方向の両端部を連結する連結板63とを備え、前後方向及び左右方向に広がりを持ち前後方向よりも左右方向に相対的に長い平面視長方形の中空状有面部材である。設置部2Fは、側方から当該設置部2Fの内部にアクセス可能な空洞部70を有している。空洞部70は、第一取付板61、第二取付板62及び前後の連結板63により区画形成されている。第一取付板61の前後左右方向の中央部には、ブラッシュクリップ55における嵌合部3が差し込まれる孔部64が形成されている。ブラッシュクリップ55は、嵌合部3の基端部(下端部)にフランジ56が一体的に設けられてなるものである。
以上に述べたように構成される車載製品取付用クリップ1Fを用いてリアカメラ200を車両本体101に取り付ける手順について以下に説明する。
車両本体101の上部における開口部103の近傍において、リアカメラ200を取り付けるのに適した位置で、車両本体フレーム110に対し、内張り材113を固定しているブラッシュクリップ55を孔部115,116から抜き取る。次いで、設置部2Fにおける第一取付板61に設けられた孔部64を孔部115,116に対応させ、第一取付板61の第一面11を内張り材113に接触させるようにして設置部2Fを位置決めする。次いで、抜き取ったブラッシュクリップ55を設置部2Fの空洞部70内に配し、ブラッシュクリップ55の嵌合部3の頭部3a(図3参照)を、孔部64,115,116に対応させるようにブラッシュクリップ55を位置決めする。そして、ブラッシュクリップ55のフランジ56が設置部2Fの第一取付板61に接触するまで、孔部64,115,116に対し嵌合部3を差し込む。これにより、嵌合部3が横フレーム部111に係止され、ブラッシュクリップ55と設置部2Fとからなる車載製品取付用クリップ1Fが車両本体101に取り付けられる。次いで、第一実施形態の車載製品取付用クリップ1Aに対するリアカメラ200の設置要領と同様の要領でリアカメラ200を、両面テープ又は吸盤等により設置部2F(第二面12)に設置する。
第六実施形態に係る車載製品取付用クリップ1Fによれば、図9に示すように、リアガラス105の位置が車両100の天井部と比較して低い位置にある場合でも、リアカメラ200の設置位置(設置高さ)を低くすることができ、リアガラス105越しに車両100の後方を撮影することができる。
本考案は、車種を問わず、車両室内の内装に種々の車載製品を容易に、見栄え良く、且つ確実に取り付ける用途に使用することができる。特に、ハッチバックやワゴン等のボディタイプの車種のように、車両本体にリアゲートが開閉可能に取り付けられた車両の室内の内装に車載製品を取り付ける用途に使用することができる。
1A〜1F 車載製品取付用クリップ
2A〜2F 設置部
3 嵌合部
11 第一面
12 第二面
16 アンカー
21 粘弾性板(安定化手段)
31 第一取付板(第一板)
32 第二取付板(第二板)
33 粘弾性板(安定化手段)
41 第一取付板(安定化手段、塑性変形部材)
50 凹凸部(安定化手段)
61 第一取付板(第一板)
62 第二取付板(第二板)
63 連結板
100 車両
110 車両本体フレーム(内装)
113 内張り材(内装)
115 孔部(車両本体フレーム側)
116 孔部(内張り材側)
200 リアカメラ(車載製品)
本考案に係る車載製品取付用クリップにおいて、
前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する第一面を有する第一板と、前記車載製品を貼り付ける第二面を有する第二板とを備え、
前記安定化手段は、前記第一板と前記第二板との間に介挿される粘弾性板を含むことが好ましい。
本考案に係る車載製品取付用クリップにおいて、
前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する第一面を有する第一板と、前記第一板に対し所定間隔を存して前記第一板の下方に配され、前記車載製品を貼り付ける第二面を有する第二板と、前記第一板と前記第二板とを連結する連結板とを備えた有面部材であることが好ましい。

Claims (10)

  1. 車両室内に車載製品を取り付けるための車載製品取付用クリップであって、
    前記車載製品を設置する設置部と、
    前記車両室内の内装に形成された孔部に嵌合する嵌合部と、
    を備える車載製品取付用クリップ。
  2. 前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する第一面と、前記車載製品を貼り付ける第二面とを備えた有面部材である請求項1に記載の車載製品取付用クリップ。
  3. 前記嵌合部は、アンカーを備えたブラッシュクリップである請求項1又は2に記載の車載製品取付用クリップ。
  4. 前記設置部は、前記車載製品の取り付けを安定化させる安定化手段を備える請求項1〜3の何れか一項に記載の車載製品取付用クリップ。
  5. 前記安定化手段は、前記車両室内の内装に接する粘弾性板を含む請求項4に記載の車載製品取付用クリップ。
  6. 前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する前記第一面を有する第一板と、前記車載製品を貼り付ける前記第二面を有する第二板とを備え、
    前記安定化手段は、前記第一板と前記第二板との間に介挿される粘弾性板を含む請求項4に記載の車載製品取付用クリップ。
  7. 前記安定化手段は、前記車両室内の内装の形状に追従する塑性変形部材を含む請求項4に記載の車載製品取付用クリップ。
  8. 前記安定化手段は、前記車両室内の内装の表面に噛み込む凹凸部を含む請求項4に記載の車載製品取付用クリップ。
  9. 前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する前記第一面を有する第一板と、前記第一板に対し所定間隔を存して前記第一板の下方に配され、前記車載製品を貼り付ける前記第二面を有する第二板と、前記第一板と前記第二板とを連結する連結板とを備えた有面部材である請求項1に記載の車載製品取付用クリップ。
  10. 前記車載製品は、車両の後方を撮影するリアカメラである請求項1〜9の何れか一項に記載の車載製品取付用クリップ。
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