JP3228494U - 車載製品取付用クリップ - Google Patents
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Abstract
Description
前記車載製品を設置する設置部と、
前記車両室内の内装に形成された孔部に嵌合する嵌合部と、
を備えることにある。
前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する第一面と、前記車載製品を貼り付ける第二面とを備えた有面部材であることが好ましい。
前記嵌合部は、アンカーを備えたブラッシュクリップであることが好ましい。
前記設置部は、前記車載製品の取り付けを安定化させる安定化手段を備えることが好ましい。
前記安定化手段は、前記車両室内の内装に接する粘弾性板を含むことが好ましい。
前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する前記第一面を有する第一板と、前記車載製品を貼り付ける前記第二面を有する第二板とを備え、
前記安定化手段は、前記第一板と前記第二板との間に介挿される粘弾性板を含むことが好ましい。
前記安定化手段は、前記車両室内の内装の形状に追従する塑性変形部材を含むことが好ましい。
前記安定化手段は、前記車両室内の内装の表面に噛み込む凹凸部を含むことが好ましい。
前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する前記第一面を有する第一板と、前記第一板に対し所定間隔を存して前記第一板の下方に配され、前記車載製品を貼り付ける前記第二面を有する第二板と、前記第一板と前記第二板とを連結する連結板とを備えた有面部材であることが好ましい。
前記車載製品は、車両の後方を撮影するリアカメラであることが好ましい。
<車両>
図1は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップを使用してリアカメラを取り付けた状態における車両の後方斜視図である。図1に示すように、車両100は、車両本体101と、リアゲート102とを備えている。車両本体101は、後方に開口された開口部103を有している。リアゲート102は、開口部103を塞ぐことができる大きさに形成されている。リアゲート102は、主として、車両100の運転者が後方を視認できるように窓部が設けられたリアゲート本体104と、リアゲート本体104の窓部に配設されるリアガラス105とにより構成されている。リアゲート102は、車両本体101に図示されないヒンジ機構を介して上下方向に回動可能に接続されており、リアゲート102の上下方向の回動操作により、開口部103を開閉できるようになっている。
図2は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は使用状態図、(b)は(a)のA−A線断面図である。図2(a)に示すように、車両本体101の上部における開口部103の近傍部分において、車両本体101の骨格を構成する車両本体フレーム110は、車両室内側で前後左右方向に延在する水平板状の横フレーム部111と、車両室内側で上下左右方向に延在する鉛直板状の縦フレーム部112とを有している。車両本体フレーム110における車両室内側の表面には、内張り材113が貼り付けられている。車両室内の内装は、主として、車両室内側に配される車両本体フレーム110及び当該車両本体フレーム110に貼り付けられる内張り材113により構成されている。
横フレーム部111には、丸孔状に貫通する孔部115が形成されている。本実施形態では、孔部115は、車両室内の天井部の内装に形成されたものとして説明を行うが、これに限定されず、例えば、車両室内のピラー部の内装に形成された孔部等であってもよい。横フレーム部111に貼り付けられる内張り材113には、孔部115に対応するように丸孔状に貫通する孔部116が形成されている。ここで、孔部115及び孔部116は、それぞれ複数個設けられる。本実施形態では、複数個設けられる孔部115のうちの一つとそれに対応する孔部116が、車載製品取付用クリップ1Aの取付用の孔部として用いられ、その他の孔部115及び孔部116には、図示されないブラッシュクリップがメクラキャップとして嵌め込まれて、当該ブラッシュクリップにより、車両本体フレーム110に対する内張り材113の貼り付け状態が保持される。
図3は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップの外観を示す斜視図である。図3に示すように、車載製品取付用クリップ1Aは、リアカメラ200(図2(a)参照)を設置する設置部2Aと、車両室内の内装に形成された孔部115,116(図2(a)参照)に嵌合する嵌合部3とを備えている。設置部2A及び嵌合部3は、何れも合成樹脂製で、樹脂成形法により一体成形されている。
図4は、本考案の第一実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は右側面図である。図4(a)及び(b)に示すように、設置部2Aは、車両室内の内装(横フレーム部111及び横フレーム部111に貼り付けられる内張り材113:図2(a)参照)に対向する第一面11と、リアカメラ200(図2(a)参照)を貼り付ける第二面12とを備え、前後方向及び左右方向に広がりを持ち前後方向よりも左右方向に相対的に長い平面視長方形板状の有面部材である。このように、第一面11及び第二面12を備えた有面部材とすることにより、設置部2Aの第一面11が車両室内の内装に対向することで、車載製品取付用クリップ1Aを安定させることができるとともに、設置部2Aの第二面12にリアカメラ200を貼り付けることで、リアカメラ200の大きさや形状の違いをある程度許容しながら、種々のリアカメラ200を車両室内に設置することができる。また、設置部2Aの第一面11と第二面12とで機能を分担させることで、車両室内へのリアカメラ200の装着容易性と装着後のリアカメラ200の良好な使い勝手とを両立させることができる。さらに、このような車載製品取付用クリップ1Aを使用すれば、内装(内張り材113)を必要以上に切断しなくてもリアカメラ200を設置できるので、見栄えが良いものとなる。
図4(a)及び(b)に示すように、嵌合部3は、設置部2Aの前後左右方向の中央に位置するように、設置部2Aの第一面11上に一体的に立設されている。図3に示すように、嵌合部3は、後述するアンカー16を備えたブラッシュクリップであり、設置部2Aの上方に配される球冠状の頭部3aと、頭部3aと設置部2Aとを繋ぐように上下方向に延びる軸状の胴部3bとを有している。
以上に述べたように構成される車載製品取付用クリップ1Aを用いてリアカメラ200を車両本体101に取り付ける手順について、主に図2(a)及び(b)を用いて以下に説明する。
図5は、本考案の第二実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は正面図、(b)は使用状態図である。第二実施形態において、第一実施形態と同一又は同様のものについては図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては、第二実施形態に特有の部分を中心に説明することとする(後述する第三実施形態乃至第六実施形態についても同様)。
図6は、本考案の第三実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は正面図、(b)は使用状態図である。図6(a)及び(b)に示す車載製品取付用クリップ1Cにおいて、設置部2Cは、車両室内の内装(横フレーム部111及び横フレーム部111に貼り付けられる内張り材113)に対向する第一面11を有する第一取付板31と、リアカメラ200を貼り付ける第二面12を有する第二取付板32と、第一取付板31と第二取付板32との間に介挿される粘弾性板33とを備え、前後方向及び左右方向に広がりを持ち前後方向よりも左右方向に相対的に長い平面視長方形板状の有面部材である。
図7は、本考案の第四実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は正面図、(b)は使用状態図である。図7(b)に示すように、第四実施形態は、車両本体フレーム110における横フレーム部111と縦フレーム部112との交わりの角部に、車載製品取付用クリップ1Dを介してリアカメラ200を取り付ける態様例である。本実施形態では、横フレーム部111と縦フレーム部112との交わりの角部に孔部115,116が設けられている。
図8は、本考案の第五実施形態に係る車載製品取付用クリップを示し、(a)は側面図、(b)は使用状態図である。図8(a)及び(b)に示す車載製品取付用クリップ1Eにおいて、設置部2Eは、車両室内の内装(横フレーム部111及び横フレーム部111に貼り付けられる内張り材113)に対向する第一面11と、リアカメラ200を貼り付ける第二面12とを備え、前後方向及び左右方向に広がりを持ち前後方向よりも左右方向に相対的に長い平面視長方形板状の有面部材である。
図9は、本考案の第六実施形態に係る車載製品取付用クリップの使用状態図である。図9に示すように、車載製品取付用クリップ1Fは、リアカメラ200を設置する設置部2Fと、車両室内の内装に形成された孔部115,116に嵌合する嵌合部3を有するブラッシュクリップ55とを備えている。設置部2Fとブラッシュクリップ55とは、それぞれ独立に別体として樹脂成形法に成形されている。
2A〜2F 設置部
3 嵌合部
11 第一面
12 第二面
16 アンカー
21 粘弾性板(安定化手段)
31 第一取付板(第一板)
32 第二取付板(第二板)
33 粘弾性板(安定化手段)
41 第一取付板(安定化手段、塑性変形部材)
50 凹凸部(安定化手段)
61 第一取付板(第一板)
62 第二取付板(第二板)
63 連結板
100 車両
110 車両本体フレーム(内装)
113 内張り材(内装)
115 孔部(車両本体フレーム側)
116 孔部(内張り材側)
200 リアカメラ(車載製品)
前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する第一面を有する第一板と、前記車載製品を貼り付ける第二面を有する第二板とを備え、
前記安定化手段は、前記第一板と前記第二板との間に介挿される粘弾性板を含むことが好ましい。
前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する第一面を有する第一板と、前記第一板に対し所定間隔を存して前記第一板の下方に配され、前記車載製品を貼り付ける第二面を有する第二板と、前記第一板と前記第二板とを連結する連結板とを備えた有面部材であることが好ましい。
Claims (10)
- 車両室内に車載製品を取り付けるための車載製品取付用クリップであって、
前記車載製品を設置する設置部と、
前記車両室内の内装に形成された孔部に嵌合する嵌合部と、
を備える車載製品取付用クリップ。 - 前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する第一面と、前記車載製品を貼り付ける第二面とを備えた有面部材である請求項1に記載の車載製品取付用クリップ。
- 前記嵌合部は、アンカーを備えたブラッシュクリップである請求項1又は2に記載の車載製品取付用クリップ。
- 前記設置部は、前記車載製品の取り付けを安定化させる安定化手段を備える請求項1〜3の何れか一項に記載の車載製品取付用クリップ。
- 前記安定化手段は、前記車両室内の内装に接する粘弾性板を含む請求項4に記載の車載製品取付用クリップ。
- 前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する前記第一面を有する第一板と、前記車載製品を貼り付ける前記第二面を有する第二板とを備え、
前記安定化手段は、前記第一板と前記第二板との間に介挿される粘弾性板を含む請求項4に記載の車載製品取付用クリップ。 - 前記安定化手段は、前記車両室内の内装の形状に追従する塑性変形部材を含む請求項4に記載の車載製品取付用クリップ。
- 前記安定化手段は、前記車両室内の内装の表面に噛み込む凹凸部を含む請求項4に記載の車載製品取付用クリップ。
- 前記設置部は、前記車両室内の内装に対向する前記第一面を有する第一板と、前記第一板に対し所定間隔を存して前記第一板の下方に配され、前記車載製品を貼り付ける前記第二面を有する第二板と、前記第一板と前記第二板とを連結する連結板とを備えた有面部材である請求項1に記載の車載製品取付用クリップ。
- 前記車載製品は、車両の後方を撮影するリアカメラである請求項1〜9の何れか一項に記載の車載製品取付用クリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020002422U JP3228494U (ja) | 2020-06-19 | 2020-06-19 | 車載製品取付用クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020002422U JP3228494U (ja) | 2020-06-19 | 2020-06-19 | 車載製品取付用クリップ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2023096726A Continuation JP7508146B2 (ja) | 2023-06-13 | 車載製品取付用クリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3228494U true JP3228494U (ja) | 2020-10-29 |
Family
ID=72915950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020002422U Ceased JP3228494U (ja) | 2020-06-19 | 2020-06-19 | 車載製品取付用クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3228494U (ja) |
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2020
- 2020-06-19 JP JP2020002422U patent/JP3228494U/ja not_active Ceased
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