JP2004084202A - 戸当たり - Google Patents

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JP2004084202A JP2002243509A JP2002243509A JP2004084202A JP 2004084202 A JP2004084202 A JP 2004084202A JP 2002243509 A JP2002243509 A JP 2002243509A JP 2002243509 A JP2002243509 A JP 2002243509A JP 2004084202 A JP2004084202 A JP 2004084202A
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Zenji Tsuchikawa
土川 善司
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Abstract

【課題】確実に扉を所定の開き位置でロックすることができ、且つ簡単な構造で容易に組み付けることのできる戸当たりを低コストで提供すること。
【解決手段】回動ドアーCの遊端下部に取り付けられ且つ下面に磁石1を備えた吸着面2を有するボデイAと、床面Dに取り付けられ且つ枢軸部3を介して水平な倒伏姿勢から傾斜姿勢まで回動できるように保持された磁性材製の回動舌片4を備えた基体Bとから成り、回動ドアーCが所定の開き位置にきたときに前記回動舌片4が磁石1に吸引されて引き上げられて吸着面2に吸着するようにした戸当たりであって、前記基体に係合杆が起伏自在に設けられ、前記ボデイに係合杆が着脱自在に係合するフックが設けられており、回動ドアーが所定の開き位置にあるときに前記係合杆をフックに係合することができるように形成されている構造。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、所定の開き位置でドアーを停止保持させる戸当たりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドアーを開放したときに床面に埋め込んだ回動舌片が磁石に吸着されて立ち上がり、ドアーを停止させる舌片吸着タイプの戸当たりとして例えば特開2000−80854号公報に示すものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の舌片吸着タイプの戸当たりは、全て回動舌片と磁石の吸着だけで扉を停止保持させているので風や振動等で容易に吸着が外れてしまうことがあった。また従来タイプのものは多くの場合、上記公報にに示すように金属板材からなる回動舌片(12)の一端部を筒状に巻いてこの巻管部分に別に設けた支軸(15)を差し込み、左右に突出した支軸を基盤(1)に保持させた構造となっている。このような構造では、金属板材の一端部を筒状に形成する加工、並びに支軸を巻管部分に挿入する作業が面倒であると共に、巻管部分の肉厚が大きくなってなってこれを収納する基盤が厚くなり、その結果、床面からの出代(突出部分)が多くなって足の指先を引っかけるといった欠点がある。また、従来では、回動舌片を基盤から遊離しないように組み付ける構造も複雑で組み付け作業も面倒であった。
【0004】
そこで本発明は、本発明の第1の目的は扉を所定の開き位置で確実に停止保持することのできる舌片吸着タイプの戸当たりを提供するにある。
【0005】
更に本発明の第2の目的は簡単な構造で容易に組み付けることのできる戸当たりを低コストで提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発明にかかる戸当たりにあっては、回動ドアーの遊端下部に取り付けられ且つ下面に磁石を備えた傾斜吸着面を有するボデイと、床面に取り付けられ且つ枢軸部を介して水平な倒伏姿勢から傾斜姿勢まで回動できるように保持された磁性材製の回動舌片を備えた基体とから成り、回動ドアーが所定の開き位置にきたときに前記回動舌片が磁石に吸引されて引き上げられて吸着面に吸着するようにした戸当たりであって、前記基体に係合杆が起伏自在に設けられ、前記ボデイに係合杆が着脱自在に係合するフックが設けられており、回動ドアーが所定の開き位置にあるときに前記係合杆をフックに係合することができるように形成されている構造とした。
【0007】
また本発明では、前記回動舌片の枢軸部が回動舌片の基端部両側から突出した状態で一体的に形成され、前記基体は回動舌片が出没する開口部を備えた台盤と、該台盤の下面に下方から嵌め込まれた受板とを含み、該受板に形成した枢軸受溝に前記回動舌片の枢軸部が回動可能に嵌め込まれ、該枢軸部の上方が前記台盤によって閉塞されており、更に前記回動舌片が所定の傾斜角度まで立ち上がった時に回動舌片の根本部上面に当接して立ち上がり角度を規制するストッパーが前記基体に設けられている構造も特徴とする。
【0008】
前記ストッパーは基体の受板に形成するのが好ましいが、台盤の開口部の一縁を延設して回動舌片の根本部上面に当接するストッパーとしてもよい。
【0009】
また、回動舌片の下面を受けて該回動舌片を水平な倒伏姿勢に保持すると共に回動舌片と受板との間に隙間を形成する突起を前記受板に突出形成するのがよい。この突起によって水平な倒伏姿勢にある回動舌片と受板との間に間隙が確保され、塊屑等が回動舌片の下方に入り込んだときにこの間隙に落ち込んで回動舌片が浮き上がった姿勢になることを未然に防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1〜図5は本発明の実施例を示すものであって、回動ドアーCの遊端下部の前面に取り付けられるボデイAと、床面Dの所定位置に取り付けられる基体Bとからなる。
【0011】
前記ボデイAは、下面に磁石1を有する吸着面2を備えている。また前記基体Bは、枢軸部3を介して水平な倒伏姿勢から上方に向かって所定の傾斜姿勢まで回動可能に保持された鉄等の磁性板材からなる略長方形状の回動舌片4を備えている。そして回動ドアーCが図3の位置から更に進んで図4の所定の開き位置にきたときに前記回動舌片4が磁石1に吸引されて引き上げられて吸着面2に吸着係合するように形成されている。
【0012】
更に、前記回動舌片4の枢軸部3が回動舌片4の基端部両側から突出した状態で一体的に形成されている。これは板素材をプレスで打ち抜いたときに容易に同時形成することができる。
【0013】
また、前記基体Bは回動舌片4が出没する開口部5を備えた台盤6と、該台盤6の下面に下方から嵌め込まれた受板7とを含む。該受板7には前記回動舌片4の枢軸部3、3を回動自在に受け入れる枢軸受溝8、8が設けられている。この枢軸受溝8,8に枢軸部3、3が嵌め込まれ、枢軸部3、3の上方が図2に示すように前記台盤6によって閉塞されており、これにより回動舌片4が基体Bから遊離することが阻止されている。
【0014】
更に前記回動舌片4が所定の傾斜角度まで立ち上がった時に回動舌片4の根本部上面に当接して立ち上がり角度を規制するストッパー9が前記基体Bの受板7に設けられている。
【0015】
また、回動舌片4の下面を受けて該回動舌片4を水平な倒伏姿勢に保持するピン状の突起12が前記受板7に突出形成されている。この突起によって水平な倒伏姿勢にある回動舌片4と受板7との間に間隙13が確保される。この間隙13は次のような効果を発揮する。即ち、回動舌片4が磁石に吸着されて上方に回動している間に小さな塊屑等が回動舌片4の下方に入り込んだ場合、前記間隙13がないと、磁石との吸着が解除されて回動舌片4が元の水平姿勢に復帰するときに塊屑によって浮き上がった姿勢になり、足指先を引っかける等の弊害が生じるが、前記隙間13の存在によって塊屑が該隙間13にある程度吸収され、回動舌片4の水平な傾倒姿勢を保持することができるものである。
【0016】
更に、前記基体Bに係合杆10が水平な姿勢から上方に回動できるように起伏自在に設けられている。そして前記ボデイAにこの係合杆10が着脱自在に係合するフック14が設けられており、回動ドアーCが図4並びに図5の所定の開き位置にあるときに前記係合杆10をフック14に係合して扉を係止できるように形成されている。
【0017】
上記の如く構成された戸当たりにあっては、回動舌片4の枢軸部3を受板7の枢軸受溝8に嵌めこんだ状態で受板7を台盤6に下面から嵌め込み、その状態で台盤6をネジ挿入孔10…を介して木ネジ15を床面Dに螺入することにより簡単に基体Bを床面Dに取り付けることができる。取り付けられた状態において、回動舌片4の枢軸部3は枢軸受溝8内にあってその上方が図2に示すように台盤6によって閉塞されているので台盤6から遊離することがない。また枢軸部3は回動舌片4と一体的に形成されているものであるから製作が容易であり、かつ枢軸部3が回動舌片4と同じ板厚で形成できるから、これを収納する台盤6の総厚みを薄く形成できる。また、回動舌片4の立ち上がり角度はストッパー9によって所定の傾斜角度で規制されているので、回動舌片4が掃除機の吸引力によって図5の状態から左方に大きく反転することが未然に防止される。
【0018】
更に、扉Cを図4の所定の開き位置にあるときに、図5に示すように係合杆10をフック14に係合させることにより扉Cを確実に所定の開き位置で係止ロックさせることができ、風等で扉が外れることがない。
【0019】
以上本発明の代表的と思われる実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定されるものではなく、上記した本発明の構成要件を備え、かつ本発明の目的を達成し、下記の効果を奏する範囲内において適宜改変して実施できるものである。
【0020】
【発明の効果】
本発明は上記の如く構成したものであるから、扉が所定の開き位置で回動舌片が磁石に吸着された状態の時に、係合杆をフックに係合させることにより扉を確実にロックさせることができ、これにより風や振動等により扉が外れることを未然に防止することができる。更に請求項2の構成によれば、前記効果に加えて、回動舌片と枢軸部とが一体構造であり、しかも受板を台盤に嵌め込むことによって回動舌片の枢軸部を受板と台盤との間に挟み込んで保持する構造としたから、簡単に且つ確実に回動舌片を台盤に組み込むことができ、これにより従来に比べ低コストで製作することができる。また、回動舌片の立ち上がり角度がストッパーによって所定の傾斜角度で規制されているので、回動舌片が掃除機の吸引力等によって大きく反転することを未然に防止できる、といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る戸当たりの分解斜視図。
【図2】上記戸当たりの基体部分の組立斜視図。
【図3】上記戸当たりを取り付けた状態を示す図面であって、基体部分は図2のa−a線にそって断面されている。
【図4】上記戸当たりの作動を示す図3同様の断面図。
【図5】上記戸当たりの係合杆をフックに係合させた状態を示す側面図。
【符号の説明】
A ボデイ
B 基体
C 扉
D 床面
1 磁石
2 吸着面
3 枢軸部
4 回動舌片
5 開口部
6 台盤
7 受板
8 枢軸受溝
9 ストッパー
10 係合杆
12 突起
13 間隙
14フック

Claims (2)

  1. 回動ドアーの遊端下部に取り付けられ且つ下面に磁石を備えた傾斜吸着面を有するボデイと、床面に取り付けられ且つ枢軸部を介して水平な倒伏姿勢から傾斜姿勢まで回動できるように保持された磁性材製の回動舌片を備えた基体とから成り、回動ドアーが所定の開き位置にきたときに前記回動舌片が磁石に吸引されて引き上げられて吸着面に吸着するようにした戸当たりであって、前記基体に係合杆が起伏自在に設けられ、前記ボデイに係合杆が着脱自在に係合するフックが設けられており、回動ドアーが所定の開き位置にあるときに前記係合杆をフックに係合することができるように形成されている戸当り。
  2. 前記回動舌片の枢軸部が回動舌片の基端部両側から突出した状態で一体的に形成され、前記基体は回動舌片が出没する開口部を備えた台盤と、該台盤の下面に下方から嵌め込まれた受板とを含み、該受板に形成した枢軸受溝に前記回動舌片の枢軸部が回動可能に嵌め込まれ、該枢軸部の上方が前記台盤によって閉塞されており、更に前記回動舌片が所定の傾斜角度まで立ち上がった時に回動舌片の根本部上面に当接して立ち上がり角度を規制するストッパーが前記基体に設けられている戸当たり。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112554679A (zh) * 2020-12-08 2021-03-26 浙江机电职业技术学院 一种通用型门吸结构

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