JP2004083259A - 表裏反転装置 - Google Patents

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鎌田 達也
Hideki Marui
丸井 英軌
Kohei Takahashi
高橋 幸平
Masahiko Yamazaki
山▼崎▲ 正彦
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Abstract

【課題】紙葉類のサイズにかかわらず紙葉類を確実に高速反転させ得る表裏反転装置を提供する。
【解決手段】表裏反転装置10によれば、正転する第1の案内ローラ50の案内部50aが従動ローラ54の周面54aに接触した状態で、紙幣Sが繰出し手段42により反転部22内に繰出されると、紙幣Sの先端部が案内部50aと周面54aとの間に挟み込まれ、紙幣Sは反転部22内に導き入れられる。その後、紙幣Sは、逆転する第2の案内ローラ52の案内部52aと周面54aとの間に挟み込まれ、繰出し手段44側に移動する。この紙幣Sはその後端部から繰入れ手段44により下流側主搬送路16bに繰入れられ、紙幣Sの表裏が反転される。以上により、紙幣Sの繰出し動作及び繰入れ動作が紙幣Sのサイズにかかわらず安定化するため、紙葉類の表裏を確実に高速反転させることが可能になる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙幣、有価証券等の紙葉類の表裏を反転させるための表裏反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における表裏反転装置としては、例えば特開平9−30706号公報に記載されたものが知られている。この公報に記載の表裏反転装置は、搬送路の途中において分岐している反転プール部に搬送中の紙葉類を繰出し、反転プール部に設けられたストッパに紙葉類の先端部を突き当てた後、紙葉類をその後端部から搬送することによって、紙葉類の表裏を反転させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載の表裏反転装置にあっては、反転プール部のストッパに紙葉類の先端部を突き当てる構成を採っているため、反転プール部における紙葉類の動作が紙葉類のサイズによって不安定になり、紙葉類が折れたり、ジャムが発生したりするおそれがある。
【0004】
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、紙葉類のサイズにかかわらず紙葉類の表裏を確実に高速反転させることのできる表裏反転装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る表裏反転装置は、主搬送路を搬送される紙葉類を、主搬送路の途中に設けられた反転部内に一旦排出することによって、紙葉類の表裏を反転させる表裏反転装置であって、主搬送路を搬送される紙葉類を反転部内に繰出す繰出し手段と、反転部内に繰出された紙葉類を主搬送路に繰入れる繰入れ手段と、反転部内に臨み、繰出し手段により繰出された紙葉類を反転部内に繰入れる方向に回転する第1の案内ローラと、反転部内に臨み、第1の案内ローラと同軸上に位置して第1の案内ローラと逆方向に回転する第2の案内ローラと、第1の案内ローラ及び第2の案内ローラに対向して反転部内に臨み、第1の案内ローラ及び第2の案内ローラに従動して回転する従動ローラとを備え、第1及び第2の案内ローラの周面には、従動ローラの周面に接触する案内部と、従動ローラの周面から離間する逃げ部とが設けられていることを特徴とする。
【0006】
この表裏反転装置によれば、第1の案内ローラの案内部が従動ローラの周面に接触した状態で、繰出し手段により紙葉類が反転部内に繰出されると、繰出された紙葉類の先端部は、第1の案内ローラの案内部と従動ローラの周面との間に挟み込まれる。このとき、第1の案内ローラは紙葉類を反転部内に繰入れる方向に回転し、従動ローラは第1の案内ローラに従動して回転するため、挟み込まれた紙葉類は反転部内に導き入れられる。その後、第1の案内ローラの逃げ部が従動ローラの周面に対向した状態で、第2の案内ローラの案内部が従動ローラの周面に接触すると、紙葉類は第2の案内ローラの案内部と従動ローラの周面との間に挟み込まれる。この第2の案内ローラは第1の案内ローラと逆方向に回転し、従動ローラは第2の案内ローラに従動して回転するため、挟み込まれた紙葉類は主搬送路側に移動する。この主搬送路側に移動した紙葉類は、その後端部から繰入れ手段により主搬送路に繰入れられ、紙葉類の表裏が反転される。以上のように、反転部内に一旦排出された紙葉類は、各案内ローラの案内部と従動ローラの周面との間に挟み込まれて反転部内を案内される。したがって、繰出し手段による紙葉類の繰出し動作及び繰入れ手段による紙葉類の繰入れ動作を、紙葉類のサイズにかかわらず安定化させることができ、紙葉類の表裏を確実に高速反転させることが可能になる。
【0007】
本発明に係る表裏反転装置において、第1の案内ローラと第2の案内ローラとは同一形状であることが好ましい。これにより、第1の案内ローラと第2の案内ローラとにおいて部品の共有化を図ることができ、コスト低減に寄与する。
【0008】
また、本発明に係る表裏反転装置において、歯車により連結されて互いに逆方向に回転する第1の回転軸と第2の回転軸とを備え、第1の回転軸は、ベルトを介して第1の案内ローラに連結され、第2の回転軸は、ベルトを介して第2の案内ローラに連結され、第1の回転軸及び第2の回転軸のいずれか一方がモータにより回転駆動されることが好ましい。これにより、互いに逆方向に回転する第1の案内ローラと第2の案内ローラとを1つのモータで駆動することができる。更に、このような1つのモータでの駆動は、第1の案内ローラの案内部が従動ローラの周面に接触するタイミングと、第2の案内ローラの案内部が従動ローラの周面に接触するタイミングとの関係を一定に維持することを可能にする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る表裏反転装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1に示すように、表裏反転装置10は、側板12とこれに平行に配置された側板14との間において、紙葉類(例えば、紙幣、有価証券又はカード類)の一例である紙幣Sが搬送される主搬送路16を有している。主搬送路16の一端には、紙幣Sが搬入される入口18が設けられ、主搬送路16の他端には、紙幣Sが搬出される出口20が設けられている。更に、主搬送路16の途中には、主搬送路16から分岐するようにして反転部22が設けられている。これらの主搬送路16及び反転部22は、所定の間隔をもって互いに対向するガイド板24,24の間に形成され、主搬送路16と反転部22とにより紙幣Sの搬送経路が構成される。なお、主搬送路16のうち、入口18から反転部22に至る部分を上流側主搬送路16aとし、反転部22から出口20に至る部分を下流側主搬送路16bとする。
【0011】
側板12と側板14との間には、主搬送路16において紙幣Sを搬送する搬送手段26が設けられている。搬送手段26は、搬送モータ28により回転駆動され主搬送路16内に掛け渡された無端ベルトである搬送ベルト30と、反転部22の下端に配置され搬送ベルト30が掛けられている出入ローラ32と、出入ローラ32の上流側に隣接して搬送ベルト30の外周面に押し当てられた繰出しローラ34と、出入ローラ32の下流側に隣接して搬送ベルト30の外周面に押し当てられた繰入れローラ36とを有している。また、搬送ベルト30は出入ローラ32及び複数の送りローラ38に掛けられ、搬送ベルト30には複数の搬送ローラ40が押し当てられている。
【0012】
この搬送手段26においては、搬送ベルト30と出入ローラ32と繰出しローラ34とが協働して、紙幣Sを上流側主搬送路16a内から反転部22内へと繰出す繰出し手段42が構成される。また、搬送ベルト30と出入ローラ32と繰入れローラ36とが協働して、紙幣Sを反転部22内から下流側主搬送路16b内へと繰入れる繰入れ手段44が構成される。
【0013】
また、図1及び図2に示すように、側板12と側板14との間には、支軸46と、反転部22を挟んで支軸46に対して平行に配置された支軸48とが掛け渡されている。支軸46には、互いに逆方向に回転駆動される第1の案内ローラ50と第2の案内ローラ52とが設けられ、各案内ローラ50,52の周面は反転部22内に臨んでいる。一方、支軸48には、各案内ローラ50,52に対向して従動ローラ54が設けられ、従動ローラ54の周面54aは反転部22内に臨んでいる。なお、第1の案内ローラ50と第2の案内ローラ52とを並設して対を構成し、この対を支軸46上に二対設けたが、第1の案内ローラ50と第2の案内ローラ52とは、支軸46上に少なくとも一対設けられればよい。
【0014】
上述した各案内ローラ50,52の周面には、対向する従動ローラ54の周面54aに接触する大径の案内部50a,52aと、対向する従動ローラ54の周面54aから離間する小径の逃げ部50b,52bとが設けられている。これにより、第1の案内ローラ50と第2の案内ローラ52とが互いに逆方向に回転し、案内部50a又は案内部52aのいずれか一方が従動ローラ54の周面54aに接触すると、従動ローラ54は、接触している案内部50a又は案内部52aに従動して回転する。そして、これらの第1の案内ローラ50と第2の案内ローラ52とは同一形状に形成されているため、部品の共有化を図ることができ、コスト低減に寄与している。
【0015】
なお、繰出し手段42から、各案内ローラ50,52の案内部50a,52aと従動ローラ54の周面54aとが接触する位置(以下「接触位置T」とする)までの距離は、紙幣Sの搬送方向の長さ以下となるように設定されている。具体的には、紙幣Sが縦幅(短い方の幅)方向に搬送されるため、紙幣Sの縦幅以下に設定される。これは、繰出し手段42により繰出された紙幣Sが反転部22内に完全に排出される前に、紙幣Sの先端部を接触位置Tにおいて挟み込み、繰出し手段42による紙幣Sの繰出し動作を確実なものにするためである。同様に、繰入れ手段44による紙幣Sの繰入れ動作を確実なものにするため、接触位置Tから繰入れ手段44までの距離も、紙幣Sの縦幅以下となるように設定されている。
【0016】
更に、側板12と側板14との間には、支軸46に対して平行な第1の回転軸56と第2の回転軸58とが掛け渡されている。第1の回転軸56には、左右の第1の案内ローラ50に対向して歯車60が2つ固定され、第2の回転軸58には、左右の第2の案内ローラ52に対向して歯車61が2つ固定されている。そして、側板12側に設けられた歯車60と歯車61とが噛み合い、側板14側に設けられた歯車60と歯車61とが噛み合う。また、側板14には駆動モータ(モータ)62が固定され、この駆動モータ62の回転軸には歯車63が固定されている。この歯車63は、側板14側に設けられた歯車61と噛み合う。
【0017】
また、第1の回転軸56には、第1の案内ローラ50に設けられたプーリ64に対向してプーリ66が固定され、プーリ64とプーリ66との間にはタイミングベルト(ベルト)68が掛け渡されている。これにより、左右の第1の案内ローラ50の案内部50aが同じタイミングで従動ローラ54の周面54aに接触する。一方、第2の回転軸58には、第2の案内ローラ52に設けられたプーリ70に対向してプーリ72が固定され、プーリ70とプーリ72との間にはタイミングベルト(ベルト)74が掛け渡されている。これにより、左右の第2の案内ローラ52の案内部52aが同じタイミングで従動ローラ54の周面54aに接触する。
【0018】
以上により、互いに逆方向に回転する第1の案内ローラ50と第2の案内ローラ52とを1つの駆動モータ62で駆動することができる。すなわち、図2に示すように、駆動モータ62の回転軸が矢印A方向に回転すると、歯車63,61を介して第2の回転軸58が矢印B方向に回転し、歯車61,60を介して第1の回転軸56が矢印C方向に回転する。これにより、第1の案内ローラ50はタイミングベルト68を介して矢印D方向に回転し、第2の案内ローラ52はタイミングベルト74を介して矢印E方向に回転する。この各案内ローラ50,52の駆動機構は、第1の案内ローラ50の案内部50aと従動ローラ54の周面54aとの接触が終了した直後に、第2の案内ローラ52の案内部52aと従動ローラ54の周面54aとの接触が開始するように構成される。
【0019】
更に、このような1つの駆動モータ62での駆動は、第1の案内ローラ50の案内部50aが従動ローラ54の周面54aに接触するタイミングと、第2の案内ローラ52の案内部52aが従動ローラ54の周面54aに接触するタイミングとの関係を一定に維持することを可能にする。なお、駆動モータ62を第2の回転軸58に連結したが、第1の回転軸56に連結してもよい。
【0020】
次に、上述した表裏反転装置10の動作について、図3〜図7を参照して説明する。
【0021】
駆動モータ62により各案内ローラ50,52が回転駆動され、搬送モータ28により搬送ベルト30が駆動された状態において紙幣Sが入口18から搬入されると、この紙幣Sは、搬送ベルト30によって上流側主搬送路16a内を反転部22に向かって搬送される。このとき、上流側主搬送路16aの所定の位置に設置された光センサ(図示しない)の検知に基づいて、紙幣Sの縦幅データ、及び紙幣Sの先端部が接触位置Tに到達するまでの時間データが取得される。この縦幅データ及び時間データに基づいて駆動モータ62の回転速度が制御され、図3に示すように、紙幣Sの先端部が接触位置Tに到達した際に、常時回転している第1の案内ローラ50の案内部50aが従動ローラ54の周面54aに接触するように調節される。
【0022】
これにより、上流側主搬送路16a内を搬送されてきた紙幣Sが繰出し手段42によって上流側主搬送路16a内から反転部22内に繰出されと、繰出された紙幣Sの先端部は、接触位置Tにおいて第1の案内ローラ50の案内部50aと従動ローラ54の周面54aとの間に挟みこまれる。そして、図4に示すように、第1の案内ローラ50は紙幣Sを反転部22内に繰入れる方向に回転し、従動ローラ54は第1の案内ローラ50に従動して回転しているため、挟み込まれた紙幣Sは反転部22内に導き入れられる。このようにして紙幣Sの後端部が反転部22内に導き入れられると、図5に示すように、紙幣Sの後端部は、出入ローラ32により繰出し手段42側から繰入れ手段44側に送られる。
【0023】
更にこのとき、第1の案内ローラ50の逃げ部50bが従動ローラ54の周面54aに対向し、第1の案内ローラ50と逆方向に常時回転している第2の案内ローラ52の案内部52aが従動ローラ54の周面54aに接触し始める。これにより、紙幣Sは第2の案内ローラ52の案内部52aと従動ローラ54の周面54aとの間に挟み込まれる。そして、図6に示すように、第2の案内ローラ52は第1の案内ローラ50と逆方向に回転し、従動ローラ54は第2の案内ローラ52に従動して回転しているため、挟み込まれた紙幣Sは繰入れ手段44側に移動する。これにより、図7に示すように、紙幣Sは、その後端部から繰入れ手段44により下流側主搬送路16bに繰入れられ、紙幣Sの表裏が反転される。この下流側主搬送路16b内に繰入れられた紙幣Sは、搬送ベルト30によって下流側主搬送路16b内を出口20に向かって搬送され、出口20から搬出される。
【0024】
以上のように、反転部22内に一旦排出された紙幣Sは、各案内ローラ50,52の案内部50a,52aと従動ローラ54の周面54aとの間に挟み込まれて反転部22内を案内される。したがって、繰出し手段42による紙幣Sの繰出し動作及び繰入れ手段44による紙幣Sの繰入れ動作を、紙幣Sのサイズにかかわらず安定化させることができ、紙幣Sの表裏を確実に高速反転させることが可能になる。
【0025】
また、表裏反転装置10において種々の紙幣Sの表裏を反転させる場合には、繰出し手段42から接触位置Tまでの距離及び接触位置Tから繰入れ手段44までの距離を、種々の紙幣Sのうち最小の縦幅(搬送方向の長さ)以下となるように設定すればよい。これにより、繰出し手段42による紙幣Sの繰出し動作及び繰入れ手段44による紙幣Sの繰入れ動作を種々の紙幣Sすべてに対して確実なものにすることができる。
【0026】
更に、第1の案内ローラ50は常時回転しているが、紙幣Sの先端部が接触位置Tに到達した際に、第1の案内ローラ50の案内部50aのいずれの部分が接触位置Tに在るかによって、反転部22内における紙幣Sの移動量が変化する。すなわち、図4に示すように案内部50aの先端部Pが接触位置Tを通過した後に、紙幣Sの先端部を接触位置Tに到達させれば、接触位置Tを通過していない案内部50aの部分Qの円弧方向長さだけ紙幣Sを移動することができる。これは、紙幣Sの縦幅が短く紙幣Sの移動量が小さくて済むような場合に有効である。また、図3に示すように、案内部50aの回転方向の先端部Pが接触位置Tに来たと同時に紙幣Sの先端部を接触位置Tに到達させれば、案内部50aの円弧方向長さだけ紙幣Sを移動させることができる。これは、紙幣Sの縦幅が長く紙幣Sの移動量を大きくする必要がある場合に有効である。したがって、搬送モータ28及び駆動モータ62の少なくとも一方の回転速度を制御し、紙幣Sの先端部が接触位置Tに到達するタイミングを制御すれば、紙幣Sの縦幅に応じて、反転部22内における紙幣Sの移動量を調節することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る表裏反転装置は、主搬送路を搬送される紙葉類を、主搬送路の途中に設けられた反転部内に一旦排出することによって、紙葉類の表裏を反転させる表裏反転装置であって、主搬送路を搬送される紙葉類を反転部内に繰出す繰出し手段と、反転部内に繰出された紙葉類を主搬送路に繰入れる繰入れ手段と、反転部内に臨み、繰出し手段により繰出された紙葉類を反転部内に繰入れる方向に回転する第1の案内ローラと、反転部内に臨み、第1の案内ローラと同軸上に位置して第1の案内ローラと逆方向に回転する第2の案内ローラと、第1の案内ローラ及び第2の案内ローラに対向して反転部内に臨み、第1の案内ローラ及び第2の案内ローラに従動して回転する従動ローラとを備え、第1の案内ローラ及び第2の案内ローラの周面には、従動ローラの周面に接触する案内部と、従動ローラの周面から離間する逃げ部とが設けられていることを特徴とすることによって、紙葉類のサイズにかかわらず紙葉類の表裏を確実に高速反転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表裏反転装置の一実施形態を示す図である。
【図2】図1に示す表裏反転装置の要部を示す拡大斜視図である。
【図3】図1に示す表裏反転装置における紙葉類の挟み込み開始時を示す模式図である。
【図4】図1に示す表裏反転装置における紙葉類の繰出し動作を示す模式図である。
【図5】図1に示す表裏反転装置における紙葉類の繰出し動作と繰入れ動作との切替時を示す模式図である。
【図6】図1に示す表裏反転装置における紙葉類の繰入れ動作を示す模式図である。
【図7】図1に示す表裏反転装置における紙葉類の挟み込み終了時を示す模式図である。
【符号の説明】
10…表裏反転装置、16…主搬送路、16a…上流側主搬送路、16b…下流側主搬送路、22…反転部、32…出入ローラ、42…繰出し手段、44…繰入れ手段、50…第1の案内ローラ、52…第2の案内ローラ、50a,52a…案内部、50b,52b…逃げ部、54…従動ローラ、54a…周面、56…第1の回転軸、58…第2の回転軸、60,61,63…歯車、62…駆動モータ(モータ)、68,74…タイミングベルト(ベルト)、S…紙幣(紙葉類)。

Claims (3)

  1. 主搬送路を搬送される紙葉類を、前記主搬送路の途中に設けられた反転部内に一旦排出することによって、前記紙葉類の表裏を反転させる表裏反転装置であって、
    前記主搬送路を搬送される前記紙葉類を前記反転部内に繰出す繰出し手段と、
    前記反転部内に繰出された前記紙葉類を前記主搬送路に繰入れる繰入れ手段と、
    前記反転部内に臨み、前記繰出し手段により繰出された前記紙葉類を前記反転部内に繰入れる方向に回転する第1の案内ローラと、
    前記反転部内に臨み、前記第1の案内ローラと同軸上に位置して前記第1の案内ローラと逆方向に回転する第2の案内ローラと、
    前記第1の案内ローラ及び前記第2の案内ローラに対向して前記反転部内に臨み、前記第1の案内ローラ及び前記第2の案内ローラに従動して回転する従動ローラとを備え、
    前記第1及び前記第2の案内ローラの周面には、前記従動ローラの周面に接触する案内部と、前記従動ローラの周面から離間する逃げ部とが設けられていることを特徴とする表裏反転装置。
  2. 前記第1の案内ローラと前記第2の案内ローラとは同一形状であることを特徴とする請求項1に記載の表裏反転装置。
  3. 歯車により連結されて互いに逆方向に回転する第1の回転軸と第2の回転軸とを備え、
    前記第1の回転軸は、ベルトを介して前記第1の案内ローラに連結され、
    前記第2の回転軸は、ベルトを介して前記第2の案内ローラに連結され、
    前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸のいずれか一方がモータにより回転駆動されることを特徴とする請求項1又は2に記載の表裏反転装置。
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