JP2004081710A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004081710A
JP2004081710A JP2002249839A JP2002249839A JP2004081710A JP 2004081710 A JP2004081710 A JP 2004081710A JP 2002249839 A JP2002249839 A JP 2002249839A JP 2002249839 A JP2002249839 A JP 2002249839A JP 2004081710 A JP2004081710 A JP 2004081710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winning opening
opening
gaming machine
special winning
round
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002249839A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Nakajima
中島 光夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2002249839A priority Critical patent/JP2004081710A/ja
Publication of JP2004081710A publication Critical patent/JP2004081710A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】演出態様制御で大賞口への遊技球の入賞し易さの程度を把握可能とすることができる遊技機を提供すること。
【解決手段】1ラウンドにおける大入賞口開放開始時点(A)から30秒経過時までの期間の設定時点において規定数の遊技球が開放中の大入賞口1106に入賞されていないことを検出すると、設定時点(C)の前後において演出態様を異なるようにする。したがって、演出態様が異なったものとなった場合には規定数の入賞が行われない状態で設定時点(C)を経過したことになり、例えばこの設定時点を30秒経過時近く(例えば25秒)に設定すると、大入賞口106への遊技球の入賞がしにくいように釘調整が行われていることを把握することができる。
【選択図】 図18

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大当り生起に応答して大役動作を行う大役動作制御手段を備え、各ラウンドにおいて、大入賞口開放時点から所定時間経過時又は大入賞口に所定数個の遊技球が入賞することに応答して、開放中の大入賞口を閉鎖するように構成された遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機にあっては、大当り生起に応答して、所定最大数ラウンドを限度として継続条件が満足される限り第1ラウンドにおける大入賞口の開放制御から順次、次ラウンドの大入賞口の開放制御に移行する大役動作を行う。この大役動作にあっては各ラウンドにおいて、大入賞口開放時点から所定時間経過時又は大入賞口に規定数の遊技球が入賞することに応答して、開放中の大入賞口を閉鎖する。したがって、遊技者は規定数の遊技球を入賞させ大入賞口開放を早く終了させて大量の出球を獲得することを望みながら遊技を行う。
【0003】
なお、例えば特開2001−684号公報にあっては、1ラウンド中の大入賞口の開放中に一旦大入賞口を閉鎖して大入賞口開放に変化を持たせて興趣を高めるパチンコ機が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のこの種の遊技機にあっては、ラウンド数や各ラウンドにおいて開放中の大入賞口に入賞した遊技球数等の情報を表示させると共に特定のキャラクタが所定のアクションを行うような演出を行うようにされていたが、これは単なる演出に過ぎなかった。一方、上述したようにた大役動作時には大量の出球が望まれるため大入賞口への遊技球の入賞し易さを釘調整でどのように制御しているかの目安を知る術の出現が遊技者側にとっても遊技場経営者側にとっても望まれていた。
【0005】
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、演出態様制御で大賞口への遊技球の入賞し易さの程度を把握可能とする遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、大当り生起に応答して、所定最大数ラウンドを限度として継続条件が満足される限り第1ラウンドにおける大入賞口の開放制御から順次、次ラウンドの大入賞口の開放制御に移行する大役動作を行う大役動作制御手段を備え、各ラウンドにおいて、大入賞口開放時点から所定時間経過時又は大入賞口に規定数の遊技球が入賞することに応答して開放中の大入賞口を閉鎖するように構成された遊技機において、
大入賞口開放開始時点から前記所定時間経過時までのラウンド最長開放期間における或る設定した時点(設定時点)までに開放中の大入賞口に前記規定数の遊技球が入賞されていないことを検出する検出手段と、
この検出が行われたことに応答して、前記設定時点の前後において演出態様を異なるようにする演出制御手段と、を備えたことを特徴とするようにした。
【0007】
この発明においては、検出手段が1ラウンドにおける大入賞口開放開始時点から前記所定時間経過時までのラウンド最長開放期間における或る設定時点までに開放中の大入賞口に前記規定数の遊技球が入賞されていないことを検出すると、演出制御手段は設定時点の前後において演出態様を異なるようにする。したがって、演出態様が異なったものとなった場合には前記規定数の入賞が行われない状態で設定時点を経過したことになり、例えばこの設定時点を前記所定時間経過時近くに設定すると、大入賞口への遊技球の入賞がしにくいように釘調整が行われていることを把握することができる。逆に、この設定時点を前記所定時間経過時近くに設定しても、演出態様が異なるものとならずに大入賞口が閉鎖される場合には、大入賞口への遊技球の入賞が行われ易くなるような釘調整が行われていることを把握することができる。かくして、演出態様制御で大入賞口への遊技球の入賞し易さの程度を把握可能とすることができる。
【0008】
前記演出制御手段は、前記設定時点の前後において異なるキャラクタ画像が異なるアクションを行うような表示演出内容を表示装置に表示する手段であるようにすることができる。また、ラウンド毎に前記設定時点を抽選選定する設定時点抽選手段を更に備えた構成としても良く、更に、遊技機裏側に前記設定時点を通知する設定時点通知手段を更に備えても良い。
【0009】
なお、このような動作はコンピュータ読み取り可能な記録媒体にプログラムを記録しておき、CPUがこの記録媒体に記録したプログラムを読み取って実行することによって実現できる。このような記録媒体としては、ROM、半導体IC等の半導体記録媒体、DVDROM、CDROM等の光記録媒体、フレキシブルディスク等の磁気記録媒体、光磁気記録媒体等のデジタルコンテンツの書き込み及び読出しが可能な各種の記録媒体が挙げられる。また、このプログラムを所定の情報処理装置から通信網を介して遊技機にダウンロードしてインストールするようにしても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。先ず遊技機の一般的な構成や動作を説明してから、本発明の特徴部の動作を説明することによって本発明の理解の容易化を図る。
【0011】
図1は遊技盤10の模式的な説明図である。遊技盤10の略中央部には、3つ(左、中、右)の表示エリアを有していて、各表示エリアにおいて、独立して数字やキャラクタによる図柄で構成される識別情報が変動表示可能である特別図柄表示装置100が配設されており、その真下には特別図柄始動口104が配設されていて、この特別図柄始動口104の両側には普通図柄作動ゲート102、102が配設されている。また、一対の開閉部材120、120が特別図柄始動口104を形成するように離間して開閉可能に設けられている。
【0012】
さらに、特別図柄始動口104の下方には、大入賞口106、普通図柄表示装置108、アウト口114がこの順で配設されており、さらに、特別図柄始動口104の両斜め上方にはランプ表示装置110、110が配設されていると共に、遊技盤10の両側端部近傍にもランプ表示装置(より具体的にはLED装置)112、112が配設されている。
【0013】
そして、特別図柄始動口104に遊技球が入賞されて乱数抽選が行われ、この抽選された乱数が大当り値である時には、各表示エリアにおいて少なくとも1つの識別情報の変動表示が開始されその後、当り有効ライン上に所定表示パターン(例えば「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にとって有利な大当り遊技状態(特別遊技状態)となる。
【0014】
また、普通図柄作動ゲート102が遊技球の通過を検出すると、乱数抽選が行われこの抽選された乱数が小当り値である時には、普通図柄表示装置108の表示部を所定パターン(例えば「7」や「3」)に表示させ、その後に、開閉部材120が開状態となって遊技球が特別図柄始動口104に入賞した場合にも、同様に乱数抽選が行われこの抽選された乱数が大当り値である時には、各表示エリアにおける変動表示が開始されその後、当り有効ライン上に所定表示パターン(例えば「7、7、7」)の表示が特別図柄表示装置100によって行われ、大入賞口106が所定パターンで開閉制御されて遊技者にとって有利な大当り状態(特別遊技状態)となる。一方、入賞されない打球はアウト口114を介して排出される。なお、図示しないハンドルを操作することに応じて不図示の発射装置が遊技球を遊技盤10上に到達させるように構成されていて、遊技球は遊技盤10上の様々な方向に転動されながら下方向へと流下される。
【0015】
図2はこのような遊技の進行状況に応じた遊技動作制御が行われる遊技機の主要部のみを示した制御ブロック図である。遊技動作制御を統括する主制御部200は、CPUを内蔵したマイクロプロセッサを搭載している。この主制御部200は、特別図柄表示装置100を制御するための各種のコマンド等(後述する)を含む多種多様な制御コマンドを格納するコマンドデータテーブル領域202および一連の遊技動作制御手順を記述した制御プログラムや制御データ等の遊技動作制御プログラムを格納するROM201と、ワークエリアが形成されるRAM203とが設けられていて一体型のワンチップマイコンとなっている。主制御部200が所定周期(例えば4(msec))でこの遊技動作制御プログラムを繰り返して実行することによって遊技動作制御が行われることになり、主制御部200は遊技動作制御を統括している。
【0016】
主制御部200には、入力ポート210を介して複数のスイッチ群のそれぞれからの検出信号を受信可能に構成されている。即ち、主制御部200は、特別図柄始動口104内部に設けられ遊技球の特別図柄始動口104への入賞を検出する特別図柄始動スイッチ304、普通図柄作動ゲート102の内部に設けられ遊技球のゲート通過を検出する普通図柄作動スイッチ306、および、大入賞口106の内部に設けられ遊技球の大入賞口106への入賞を検出する大入賞口スイッチ308等のスイッチ群が接続され、主制御部200は各スイッチからの遊技球検出に対応した検出信号を受信可能に構成されている。
【0017】
また、主制御部200には、出力ポート215を介して複数の周辺装置を制御可能に接続されている。より具体的には、主制御部200には、特別図柄やキャラクタを表示する表示部を3つ有して夫々を独立して可変表示可能でLCD等で実現される特別図柄表示装置100、ランプを点灯制御するランプ表示装置110、112、効果音を発生する効果音発生装置116、例えば7セグメント表示デバイスで実現される普通図柄表示装置108、始動口の開閉部材120を開閉制御するための始動口作動ソレノイド300、および、大入賞口106の幅広な開閉部材を開閉制御するための大入賞口作動ソレノイド302等の周辺装置群が接続され、主制御部200は各装置を制御するための制御信号を送信可能となっている。
【0018】
そして、主制御部200は、特に特別図柄表示装置100に対しては所定数個の表示制御用のコマンドを所定のタイミングで送信可能となっていて、特別図柄表示装置100は受け取ったコマンドに基いて、主制御部200に頼らずに自身内のCPUが細かな表示制御を行うようになっている。さらに主制御部200から特別図柄表示装置100へコマンドを送信するのみの一方向通信による通信形態を採っている。
【0019】
また、主制御部200には、電源供給を行うための電源回路212と所定時間毎にリセット信号を出力するリセット回路213とが接続されていて、さらに、リセット回路213には、主制御部200から周期的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入力されると共に、電源回路212からの電流供給状況を監視するためのモニタ信号が入力される。
【0020】
さて、図12に示すように、主制御部200から特別図柄表示装置100に送られる表示制御用のコマンドは、コマンドの分類を識別するための識別子で1バイト長のデジタル情報であるモード(MODE)と、実行されるコマンドの内容(機能)を示す1バイト長のデジタル情報であるイベント(EVENT)とでなっており、図6乃至図9は、主制御部200側のROM201のコマンドデータテーブル領域202や特別図柄表示装置100側のプログラムROM1040にに格納された表示制御用コマンドデータの一部を示している。
【0021】
図6乃至図9に示すように、表示制御用のコマンドには、「特別図柄を変動させるとともに、変動パターンを指定するためのコマンド(第1のコマンド)」、「特別図柄左の停止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄中の停止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄右の停止図柄を指定するコマンド(第2のコマンド)」、「特別図柄を停止させるためのコマンド(第3のコマンド)」がある。なお、第1のコマンドは図柄をどのようなパターンで変動表示させるか、キャラクタ画像をどのようなパターンで表示演出させるか等を定める変動パターンを指定する情報を含んだコマンドとなっている。主制御部200は、図柄変動表示を開始させるような遊技状況となったときこれらの5つのコマンドを1回の変動表示制御における所定のタイミングで特別図柄表示装置100に送信する。
【0022】
図3は特別図柄表示装置100のブロック構成図である。特別図柄表示装置100は、主制御部200からのストローブ信号やコマンドを受信するためのデータ受信回路1140(データレベルを変換する電圧変換回路を含む)と、この電圧変換回路等に電源供給を行う電源回路1160と、受信したコマンドに基づいて表示制御を行うために必要な制御データを生成して画像処理用LSI(VDP)1060に出力するCPU1020と、CPU1020の動作手順を記述したプログラムを内蔵するプログラムROM1040と、ワークエリアやバッファメモリとして機能するRAM1090と、画像展開処理を行う画像処理用LSI(VDP)1060と、画像処理用LSI(VDP)1060が展開した画像データを一時的に記憶するビデオRAM1080と、画像処理用LSI(VDP)1060が画像展開するために必要なデータを格納したキャラクタROM1180と、ビデオRAM1080に一時的に記憶された画像データを受け取って送出するLCDパネル用インターフェイス回路1100と、このLCDパネル用インターフェイス回路1100から送出された画像データを用いて表示画像を出力するLCDパネル1120とを有して構成されている。
【0023】
図4(a)に示すように、キャラクタROM1180は、ROMタイトル領域、ROM管理情報領域、実際のキャラクタデータを格納したキャラクタイメージデータ領域、キャラクタの色彩データを格納したパレットデータ領域、および、キャラクタの動きを定義した情報を格納したシナリオデータ領域を有している。また、キャラクタデータは特定圧縮方法で圧縮処理された状態でキャラクタイメージデータ領域に格納されており、さらに、図4(b)に示すように、パレットデータ領域は色番号とカラーコードとが対となったものが複数種類格納されている。
【0024】
そして、特別図柄表示装置100のCPU1020は、データ受信回路1140が受信したコマンドに応じて生成した制御データを画像処理用LSI(VDP)1060に与えると、画像処理用LSI(VDP)1060は、キャラクタイメージデータ領域から獲得したキャラクタデータを解凍してパレットデータ領域から獲得した色彩データで色付けして、シナリオデータ領域から獲得した情報で指定されたビデオRAM1080上の位置に画像展開したデータを一時的に格納し、一時的に格納したデータをLCDパネル用インターフェイス回路1100に送ることによって、LCDパネル1120によって、変動表示速度変化等を含む様々な画像表示が細かに行われる。
【0025】
また、図5はコマンド送受信タイミングを示したタイミングチャートである。前述したように、コマンドは1バイト長のモード(MODE)と、同じく1バイト長のイベント(EVENT)から成っている。この例では、主制御部200は、コマンド変化時に自身が生成するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立ち上がりを契機としてモード(MODE)情報を送信し、次いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立ち上がりを契機としてイベント(EVENT)情報を送信する。すると、これに対応して特別図柄表示装置のCPU1020は、ストローブ信号(DUSTB)が送信されてくると割り込みを発生させ、この割り込み処理によってコマンドを受信してRAM1090に格納する。
【0026】
次に、先ず、主制御部200や特別図柄表示装置100のCPU1020が行う通常の制御動作を図10(遊技動作制御のゼネラルフローチャート)や図11を参照して説明し、その後、本発明の特徴的な動作について説明して本発明の理解の容易化に努める。なお、図10に示す一連の処理は主制御部200がROM201に格納されている図示しない遊技制御プログラムを実行することによって行われる。より具体的には、リセット回路213から所定時間(例えば4msec)毎に供給されるリセット信号をトリガとして先頭のステップから実行され、この一連の処理が繰り返し実行されるようになっている。
【0027】
先ず、図示しない電源スイッチによって電源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動状態となるが、この電源投入が行われてから初めての処理が実行されたか否かを判定する(ステップS110)。電源投入後、初めての処理の場合には(Yes)ステップS200に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップS120に移行する。
【0028】
ステップS200では、RAM203の初期化処理として記憶エリアのクリア処理を実行し、次いで、ステップS210では、初期制御処理を行うためのデータをRAM203の所定の領域にセットする。一方、ステップS120では、RAM203内に形成される図示しない、大当り判定用、小当り判定用等の各種の乱数生成用ループカウンタのカウント値をインクリメントし、ステップS130では、遊技機制御に用いる各種のタイマのタイマ値を更新する。
【0029】
次に、ステップS140において、特別図柄始動スイッチ304、普通図柄作動スイッチ306、大入賞口スイッチ308が出力した検出信号を入力ポート210を介して図示しない自身内のレジスタに読み込み格納する入力ポート処理を実行し、次いで、ステップS150に移行してポート入力処理で読み込み格納したデータを把握するためのスイッチチェック処理を実行する。
【0030】
次に、ステップS160にて各スイッチ304、306、308等の断線や短絡の有無のチェックを行い、これらの障害が発生している場合には(Yes)ステップS220に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップS180に移行する(ステップS170)。
【0031】
そして、ステップS180において、普通図柄表示装置108の表示制御に必要なデータをRAM203の所定領域に格納すると共に、特別図柄表示装置100の表示制御に必要なコマンド(先に図6乃至図9にて説明したコマンドを含む)をRAM203の所定領域に格納して、前記各種のタイマのタイマ値を減じる(ステップS190)。なお、ステップS180において、主制御部200は遊技動作制御に応じて必要なモード、イベントのコマンドをコマンドデータテーブル領域202を参照して決定し、決定したモード、イベントを示すデジタル情報をRAM203の所定エリアに格納する。
【0032】
次に、ステップS195において、大入賞口106と特別図柄始動口104の開閉部材120とを所定パターンで開閉制御するために、始動口作動ソレノイド300と大入賞口作動ソレノイド302とを駆動制御し、次いで、ステップS220において、図示しない賞球払出装置に払出し動作を行わせるための制御情報を出力するための賞球セット処理を実行する。さらにステップS230、240、250において、図示しない遊技機管理装置に各種の遊技データを出力する外部情報処理、ランプ表示装置110、112を遊技状態に対応させて点灯制御するためのコマンドをRAM203の所定エリアに格納する表示灯制御処理、効果音発生装置116を遊技動作状態に対応させて効果音発生制御を行うためのコマンドをRAM203の所定エリアに格納する効果音処理を実行する。
【0033】
次に、ステップS260では、各処理でRAM203に格納したデータを出力ポート215を介して対応する装置に出力し(ポート出力処理)、これを受け取った装置側はこれに基づいた制御動作を行う。そして、特別図柄表示装置100に対して、先ずストローブ信号を出力し、ステップS180にてRAM203に格納されたモード、イベントのデータを先に図5に示したようにして送信する。これによって、特別図柄表示装置100には例えば図6乃至図9にて示したコマンドが主制御部200から送信され受信することになる。
【0034】
ステップS270では、リセット回路213からリセット信号が入力されるまでリセット待機処理を実行すると共に、リセット信号が入力された場合にはステップS110に移行して遊技動作制御を継続する。なお、このリセット待機処理としては、先に述べた各種の乱数生成用のカウンタの更新等が挙げられる。
【0035】
次に、コマンドを受け取った特別図柄表示装置100のCPU1020の動作について、図11を参照しつつ説明する。まず、ステップS1100において、CPU1020は自身のスタックポインタの設定、RAM1090の初期化、レジスタクリア等の自身の初期化等を行いステップS1102において、新しいコマンドが入力されたか否かを判断する。新たな表示制御のためのコマンドが入力されたと判断された場合には(Yes)ステップS1104に移行する一方、これ以外の場合には(No)ステップS1110に移行する。
【0036】
ステップS1104では、図5において説明した割り込み処理において、データ受信回路1140が受信したコマンドをRAM1090にコピーし、コマンドが正常か否かのチェック等を行う。次に、CPU1020は、主制御部200とは独立して細かな表示制御を行うための必要なコマンドを得るべく、処理テーブル(図示せず)の先頭アドレスを決定し、次いでステップS1108において、画像処理用LSI1060へ出力するためにRAM1090の必要なエリアのデータを更新する。
【0037】
次に、ステップS1110において、RAM1090にセットされている図柄制御用データに基づいて、画像処理用LSI1060へ出力するためのスクロールデータを求めてRAM1090にセットし、図柄表示位置を設定し、次いで、ステップS1112において、図柄速度制御に必要なデータを、プログラムROM1040に内蔵されている速度テーブル(図示せず)から取得してRAM1090にセットし、次にステップS1114において、速度データに基づいて図柄オフセット値を更新し、設定された速度で図柄変動を行うための準備を行う。
【0038】
次に、ステップS1116において、RAM1090にセットされているアニメーション処理用データが格納されているアニメーション処理用テーブル(図示せず)からアニメーションデータを取得し背景画像表示のための準備を行い、RAM1090内のVDP出力用バッファにセットし、出力許可フラグが「1」か否かを判断する(ステップS1118)。
【0039】
そして、出力許可フラグが「1」でない場合(No)にはステップS1102に戻って一連の処理を繰り返す一方、出力許可フラグが「1」の場合(Yes)にはステップS1120にて、VDP出力用バッファにセットされているデータを画像処理用LSI1060に出力する。画像処理用LSI1060はこれに応じてキャラクタROM1180のデータを獲得して展開し、展開された画像データはビデオRAM1080に一時的に記憶された後、LCDパネル用インターフェイス回路1100に送られLCDパネル1120による画像表示が行われる。このようにして、特別図柄表示装置100における設定された表示位置において設定された速度での図柄変動表示の表示等が行われる。
【0040】
図13、図14はそれぞれ主制御部200から特別図柄表示装置100へ送信するコマンドの送信タイミングの一例、および、送信コマンドの説明図である。これらの図を参照すれば分かるように、主制御部200は、特別図柄始動口104に遊技球が入賞した等の所定の条件が満足されると、先ず「図柄変動を開始させるとともに変動パターンを指定するためのコマンドを送信し(▲1▼)、これからT1時間経過後に左停止図柄を指定するためのコマンドを送信し(▲2▼)、これからT2時間経過後に中停止図柄を指定するためのコマンドを送信し(▲3▼)、これからT3時間経過後に右停止図柄を指定するためのコマンドを送信し(▲4▼)、そして、変動開始からT時間経過後に全図柄を停止させるためのコマンド(▲5▼)を送信する。
【0041】
一方、第1のコマンド(▲1▼)を受信した特別図柄表示装置100のCPU1020は、変動速度変化等の細かな表示制御を行って一連の変動表示制御を行い、第3のコマンド(▲5▼)の受信を契機として変動表示制御を終了させてから、受信した第2のコマンド(▲2▼、▲3▼、▲4▼)で指定された停止図柄での停止表示を行って特別図柄抽選結果を表示する。このようにCPU1020はVDP1060を駆動制御することによってLCDパネル1120の表示画面上に所要の画像表示を行うように構成されている。
【0042】
(本発明の特徴部)
図15は本発明の実施形態の特徴部の構成図である。主制御部200はROM201に記録された不図示のプログラムをRAM203をワークエリアとして使用しながら実行することによって以下の動作が実現できるように構成されている。主制御部200は、先に説明したように特別図柄始動スイッチ304と接続されている他、10カウントスイッチ1500、Vゾーン入賞スイッチ1510と接続されている。10カウントスイッチ1500は、大入賞口106に入賞された遊技球を1個検出する度に主制御部200に検出信号を渡す。したがって、主制御部200はこの検出信号を計数することによって、何個の遊技球が大入賞口106に入賞されたかを把握可能となっている。
【0043】
Vゾーン入賞スイッチ1510は大入賞口106内の特定領域(図示せず)を遊技球が通過したことに応答して検出信号を主制御部200に渡す。かくして、主制御部200は遊技球が特定領域を通過したことをこの検出信号を把握することによって検出可能となっている。
【0044】
一方、主制御部200には先に説明した特別図柄表示装置100、大入賞口作動ソレノイド302を駆動制御可能に接続され、また、後に説明する設定時点を表示可能な7セグメントLED1520が接続されている。この7セグメントLED1520は遊技機裏側等の遊技者から、その表示内容が視認不能な位置に設けられている。また、主制御部200は時間経過等を把握する計時機能を有するように構成されている。
【0045】
さて、大役動作は大当りが生起されると、図17に示すように開始される。先ず、第1ラウンドにおいて大入賞口作動ソレノイド302を制御して大入賞口106を開放させ、30秒経過するか又は10カウントスイッチ1500からの検出信号の計数値が規定数「10」(つまり10個入賞)となるまでこの開放を行い、その後、大入賞口作動ソレノイド302を制御して大入賞口106を閉鎖する(第1ラウンド終了)。そしてこの第1ラウンド中にVゾーン入賞スイッチ1510から検出信号を得た場合には、継続条件が成立したとして2ラウンドに移行し同様の動作を繰り返す。これをラウンド最大数15ラウンドとなるまで、継続条件が満足されている限り実行して大役動作を終了する。
【0046】
かくして、この遊技機は、大当り生起に応答して、15ラウンド(所定最大数ラウンド)を限度として継続条件が満足される限り第1ラウンドにおける大入賞口106の開放制御から順次、次ラウンドの開放制御に移行する大役動作を行うように構成されている。そして、主制御部200は、大入賞口106の開放時点から30秒(所定時間)経過時又は大入賞口106に規定数「10個」の遊技球が入賞することに応答して、開放中の大入賞口106を閉鎖するように構成されている。したがって、早めに規定数10個の入賞があれば(換言すれば入賞し易い釘調整が行われている場合)30秒前に大入賞口106が閉鎖する反面、規定数10個の入賞までに時間がかかれば(換言すれば入賞しにくい釘調整が行われている場合)30秒経過して大入賞口106が強制閉鎖され、規定数の入賞が行えない場合もある。また、本実施形態においては大入賞口開放時点Aから30秒(所定時間経過時)までの期間がラウンドにおいて最も長く大入賞口106が開放するラウンド最長開放期間となっている。
【0047】
図16は設定時点選定用乱数カウンタ1600の説明図である。この大当り判定用乱数カウンタ1600は、初期値「0」から始まって上限値「99」となるまで、所定周期(例えば4msec)で順次1ずつカウントアップ動作を行っていくと共に、カウント値が上限値を越えた場合に初期値「0」でクリアされカウント動作が繰返されるいわゆる無限ループカウンタを用いて生成され、これら無限ループカウンタはRAM203内に形成されて、主制御部200がそのカウント動作を制御している。
【0048】
設定時点選定用乱数カウンタ1600は、後に説明する設定時点を抽選選定するための乱数カウンタである。図20に示すように、所定のタイミングでこの設定時点選定用乱数カウンタ1600から抽出したカウント値が「0〜24」の場合には設定時点は「15秒」、抽出したカウント値が「25〜74」の場合には設定時点は「20秒」、抽出したカウント値が「75〜99」の場合には設定時点は「25秒」となる。したがって設定時点「15秒」、「20秒」、「25秒」のそれぞれの選定確率は「25%」、「50%」、「25%」となる。
【0049】
なお、設定時点は動作例で詳細に説明するが、1ラウンドにおいて大入賞口106の開放開始時点から30秒経過時点(大入賞口閉鎖時点)までの間の或る設定した時点である。例えば設定時点「25秒」は大入賞口106の開放開始時点から25秒の時点を指すことになる。
【0050】
(動作例)
次に、図18を参照して動作例を説明する。この例では設定時点は「25秒」の場合である。先ず、第1ラウンドにおいて大入賞口作動ソレノイド302を駆動制御して大入賞口106を開放させると共に、特別図柄表示装置100に表示演出パターン1での表示制御を行うように指示を渡す。これに応答して特別図柄表示装置100のCPU1020はVDP1060を駆動制御してLCDパネル1120上にキャラクタCAをアクションパターンA1でアクションするように表示制御を行う。
【0051】
さて、大入賞口開放時点(符号A)から設定時点(符号C)の25秒までの間において、主制御部200は規定数10個の遊技球が入賞されたことを検出すると、大入賞口作動ソレノイド302を駆動制御して大入賞口106を強制閉鎖し継続条件が満足されていれば次ラウンドに移行する。一方、大入賞口開放時点(符号A)から設定時点の25秒までの間において、主制御部200は規定数10個の遊技球が入賞されなかったことを検出すると、特別図柄表示装置100に表示演出パターン2での表示制御を行うように指示を渡す。これに応答して特別図柄表示装置100のCPU1020はVDP1060を駆動制御してLCDパネル1120上にキャラクタCB(キャラクタCAとは異なる)をアクションパターンA2(アクションパターンA1とは異なる)でアクションするように表示制御を行う。
【0052】
そして、大入賞口開始時点(A)から30秒の所定時間経過時にはたとえ規定数の入賞がなくても、大入賞口作動ソレノイド302を駆動制御して大入賞口106を強制閉鎖し継続条件が満足されていれば次ラウンドに移行する。このような動作を15ラウンドまで行う。なお、主制御部200は設定時点「25秒」を7セグメントLED1520に表示通知する。
【0053】
次に、図19は設定時点を複数箇所(符号C1、C2)設けた動作例である。この例では設定時点「15秒」と「25秒」の場合である。先ず、第1ラウンドにおいて大入賞口作動ソレノイド302を駆動制御して大入賞口106を開放させると共に、特別図柄表示装置100に表示演出パターン1での表示制御を行うように指示を渡す。これに応答して特別図柄表示装置100のCPU1020はVDP1060を駆動制御してLCDパネル1120上にキャラクタCAをアクションパターンA1でアクションするように表示制御を行う。
【0054】
さて、大入賞口開放時点(符号A)から設定時点(符号C1)の15秒までの間において、主制御部200は規定数10個の遊技球が入賞されたことを検出すると、大入賞口作動ソレノイド302を駆動制御して大入賞口106を強制閉鎖し継続条件が満足されていれば次ラウンドに移行する。一方、大入賞口開放時点(符号A)から設定時点の15秒までの間において、主制御部200は規定数10個の遊技球が入賞されなかったことを検出すると、特別図柄表示装置100に表示演出パターン2での表示制御を行うように指示を渡す。これに応答して特別図柄表示装置100のCPU1020はVDP1060を駆動制御してLCDパネル1120上にキャラクタCB(キャラクタCAとは異なる)をアクションパターンA2(アクションパターンA1とは異なる)でアクションするように表示制御を行う。
【0055】
さらに、大入賞口開放時点(符号A)から設定時点(符号C2)の25秒までの間において、主制御部200は規定数10個の遊技球が入賞されたことを検出すると、大入賞口作動ソレノイド302を駆動制御して大入賞口106を強制閉鎖し継続条件が満足されていれば次ラウンドに移行する。一方、大入賞口開放時点(符号A)から設定時点の25秒までの間において、主制御部200は規定数10個の遊技球が入賞されなかったことを検出すると、特別図柄表示装置100に表示演出パターン3での表示制御を行うように指示を渡す。これに応答して特別図柄表示装置100のCPU1020はVDP1060を駆動制御してLCDパネル1120上にキャラクタCC(キャラクタCA、CBとは異なる)をアクションパターンA3(アクションパターンA1、A2とは異なる)でアクションするように表示制御を行う。
【0056】
そして、大入賞口開始時点(A)から30秒の所定時間経過時にはたとえ規定数の入賞がなくても、大入賞口作動ソレノイド302を駆動制御して大入賞口106を強制閉鎖し継続条件が満足されていれば次ラウンドに移行する。このような動作を15ラウンドまで行う。なお、主制御部200は設定時点「15秒」、「25秒」を7セグメントLED1520に表示通知する。
【0057】
したがって上述した動作例によれば、主制御部200は、大入賞口開放開始時点(A)から30秒(所定時間)経過時までのラウンド最大開放期間における或る設定時点までに開放中の大入賞口106に規定数「10個」の遊技球が入賞されていないことを検出すると、設定時点(C、C1、C2)の前後において演出態様を異なるようにする。したがって、演出態様が異なったものとなった場合には規定数「10個」の入賞が行われない状態で設定時点(C、C1、C2)を経過したことになり、例えばこの設定時点を30秒経過時近く(例えば25秒)に設定すると、大入賞口106への遊技球の入賞がしにくいように釘調整が行われていることを把握することができる。
【0058】
逆に、この設定時点(C、C1、C2)を30秒経過時近くに設定しても、演出態様が異なるものとならずに大入賞口106が閉鎖される場合には、大入賞口106への遊技球の入賞が行われ易くなるような釘調整が行われていることを把握することができる。かくして、演出態様制御で大入賞口106への遊技球の入賞し易さの程度を把握可能とすることができる。また、主制御部200は設定時点(C、C1、C2)の前後において異なるキャラクタ画像が異なるアクションを行うような表示演出内容を特別図柄表示装置100に表示するので、演出態様制御での大入賞口106への遊技球の入賞し易さの程度の把握が極めて容易に行えるようになる。
【0059】
(他の動作例)
各ラウンドにおける大入賞口開放時点(A)において、主制御部200は設定時点選定用乱数カウンタ1600からカウント値を抽出し、この抽出したカウント値に対応する設定時点を図18や図19の動作における設定時点(C)とし、この設定時点(C)を7セグメントLED1520に表示するようにしても良い。
【0060】
したがってこの他の動作例によれば、主制御部200はラウンド毎に設定時点(C)を抽選選定するので、設定時点を固定的にすることなく、演出態様制御での大入賞口106への遊技球の入賞し易さの程度を把握することが可能になる。なお、本実施形態においては、遊技機裏側等に設けた7セグメントLED1520に設定時点(C、C1、C2)を表示するので遊技場側はその時の設定時点を把握しながら釘調整が適切に行われたかを把握することが可能になる。
【0061】
以上本発明の実施の形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で上記実施形態に種々の変形や変更を施すことが可能となる。例えば、設定時点数を3個以上にすること、設定時点選定用乱数カウンタ1600の上限値を適宜変更すること、表示演出以外の演出、例えば、音声等の演出制御を設定時点前後で異なるようにすること等が挙げられる。また、設定時点の前後で同一のキャラクタが極めて異なるアクション(例えば野球を行っていたものがサッカーを行うようにする等)を行うようにして表示演出態様を異なるものとしても良い。
【0062】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、演出態様制御で大賞口への遊技球の入賞し易さの程度を把握可能とすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技盤10の模式的な説明図である。
【図2】遊技機の制御ブロック図である。
【図3】特別図柄表示装置100のブロック構成図である。
【図4】キャラクタROMメモリマップ、パレットデータの説明図である。
【図5】コマンド送受信のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図6】コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。
【図7】コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。
【図8】コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。
【図9】コマンドデータテーブル領域202に格納されるコマンドの説明図である。
【図10】遊技機の遊技制御動作を説明するためのゼネラルフローチャートである。
【図11】特別図柄表示装置100のCPU1020の制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】コマンドのデータ構造の説明図である。
【図13】図柄表示のためのコマンド送信タイミングを示すタイミングチャートである。
【図14】コマンド送信の説明図である。
【図15】特徴部の構成図である。
【図16】設定時点選定用乱数カウンタ1600の説明図である。
【図17】大役動作の説明図である。
【図18】動作例を説明するための説明図である。
【図19】動作例を説明ずるための説明図である。
【図20】設定時点と乱数カウント値との関係の説明図である。
【符号の説明】
10 遊技盤
100 特別図柄表示装置
104 特別図柄始動口
106 大入賞口
116 効果音発生装置
120 開閉部材
200 主制御部
201 ROM
203 RAM
210 入力ポート
215 出力ポート
302 大入賞口作動ソレノイド
304 特別図柄始動スイッチ
308 大入賞口スイッチ
1020 CPU
1040 プログラムROM
1060 画像処理用LSI
1080 ビデオRAM
1090 RAM
1100 LCDパネル用インターフェイス回路
1120 LCDパネル
1180 キャラクタROM
1500 10カウントスイッチ
1510 Vゾーン入賞スイッチ
1600 設定時点選定用乱数カウンタ

Claims (4)

  1. 大当り生起に応答して、所定最大数ラウンドを限度として継続条件が満足される限り第1ラウンドにおける大入賞口の開放制御から順次、次ラウンドの大入賞口の開放制御に移行する大役動作を行う大役動作制御手段を備え、各ラウンドにおいて、大入賞口開放時点から所定時間経過時又は大入賞口に規定数の遊技球が入賞することに応答して開放中の大入賞口を閉鎖するように構成された遊技機において、
    大入賞口開放開始時点から前記所定時間経過時までのラウンド最長開放期間における或る設定した時点(設定時点)までに開放中の大入賞口に前記規定数の遊技球が入賞されていないことを検出する検出手段と、
    この検出が行われたことに応答して、前記設定時点の前後において演出態様を異なるようにする演出制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記演出制御手段は、
    前記設定時点の前後において異なるキャラクタ画像が異なるアクションを行うような表示演出内容を表示装置に表示する手段であることを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1および2の内のいずれか一項に記載の遊技機において、
    ラウンド毎に前記設定時点を抽選選定する設定時点抽選手段を更に備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1、2および3の内のいずれか一項に記載の遊技機において、
    遊技機裏側に前記設定時点を通知する設定時点通知手段を更に備えたことを特徴とする遊技機。
JP2002249839A 2002-08-29 2002-08-29 遊技機 Pending JP2004081710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002249839A JP2004081710A (ja) 2002-08-29 2002-08-29 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002249839A JP2004081710A (ja) 2002-08-29 2002-08-29 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004081710A true JP2004081710A (ja) 2004-03-18

Family

ID=32056819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002249839A Pending JP2004081710A (ja) 2002-08-29 2002-08-29 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004081710A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4571339B2 (ja) 遊技機
JP4563617B2 (ja) 遊技機
JP4263423B2 (ja) 遊技機
JP4708617B2 (ja) 遊技機
JP4550295B2 (ja) 遊技機および遊技機制御プログラム
JP2003334334A (ja) 遊技機
JP2003144733A (ja) 遊技情報表示装置およびその動作プログラム
JP4413318B2 (ja) 遊技機
JP4668455B2 (ja) 遊技機
JP2002331115A (ja) 遊技機
JP4652606B2 (ja) 遊技機
JP3739299B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4594461B2 (ja) 遊技機および遊技機の制御方法
JP4704555B2 (ja) 遊技機
JP2002239142A (ja) 遊技機
JP4550296B2 (ja) 遊技機および遊技機制御プログラム
JP2004081710A (ja) 遊技機
JP4723073B2 (ja) 遊技機
JP2003154094A (ja) 遊技機
JP4880815B2 (ja) 遊技機
JP4772955B2 (ja) 遊技機
JP2003111928A (ja) 遊技機
JP2004154469A (ja) 遊技機
JP2002200278A (ja) 遊技機
JP2003079856A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050613

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090609