JP2004081375A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Satoru Yuzawa
湯澤 哲
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Abstract

【課題】従来、パチンコ機の各入賞口の入賞率を変えるには釘調整を行う必要があり、この釘の調整には、かなりの熟練度が必要とされた。また、釘調整は主にパチンコ店の閉店後に行われ、遊技中に入賞率を変えることは出来なかった。
【解決手段】出玉率が所定値以下であるか否かの判別が行われ(ステップ402)、出玉率が所定値以下である場合、メインMPU21が切換用乱数カウンタ66を用いて乱数抽選を行う。この乱数抽選に当選すると切換手段が駆動され(ステップ405)、図3(a)または(b)に示す仕切板18aまたは18bが同図に実線で示す位置から二点鎖線で示す位置に移動して、球通路17が一般入賞口16gに切り換えられる。そして、球通路17に設けられたLED19が点灯して、切り換えられたことが遊技者に報知される(ステップ406)。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技盤面に球通路を備えて構成される弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の弾球遊技機としては、例えばパチンコ機がある。
【0003】
従来のパチンコ機の遊技盤面には、天入賞口や肩入賞口、袖入賞口といった一般入賞口が設けられている。また、遊技盤面のほぼ中央には、特別図柄表示装置が設けられており、その下方には始動入賞口が設けられている。さらに始動入賞口の下方には、変動入賞装置である大入賞口が設けられている。
【0004】
このようなパチンコ機において、発射装置から発射されたパチンコ球が遊技盤面に多数植設された釘に弾かれながら遊技領域を流下して一般入賞口に入賞すると、所定個数のパチンコ球が払い出される。また、始動入賞口にパチンコ球が入賞すると、特別図柄遊技が開始され、特別図柄表示装置が可変表示を開始する。この可変表示が所定の特別図柄を表示して停止すると大当たり入賞が発生し、大入賞口が開放する大当たり遊技が行われる。大入賞口の開放中にパチンコ球が大入賞口の特定領域を通過すると大当たり遊技は継続して繰り返し行われる。従って、大当たり入賞が発生すると、遊技者は、短時間で多量のパチンコ球を獲得することが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような上記従来のパチンコ機においては、一般入賞口や、大当たり入賞を発生させるきっかけとなる始動入賞口への入賞率の調整は、遊技盤面に多数植設された釘の調整によって行われている。従って、上記従来のパチンコ機において、各入賞口の入賞率を変えるには釘の調整を行う必要があり、この釘の調整はかなりの熟練度を要するため、従来、容易に入賞率を調整することが出来なかった。また、釘調整は主に遊技店の閉店後に行われ、遊技中に入賞率を変えることは従来出来なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、遊技球が通過する球通路を遊技盤面に備えて構成される弾球遊技機において、球通路内部に開けられた穴およびこの穴を通過する遊技球を検知するセンサからなる入賞口と、球通路を入賞口に切り換える切換手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、切換手段によって球通路が入賞口に切り換えられると、遊技盤面の入賞口の数が増える。また、切換手段の切り換えは遊技中に行えるので、入賞口への入賞率を遊技中に変動させることが出来る。
【0008】
また、本発明は、切換手段が、球通路内部を通過する遊技球を前記穴に導く仕切板と、この仕切板を動かす駆動手段とからなることを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、仕切板を駆動して球通路を塞ぐことで、この仕切板によって遊技球は球通路内部に開けられた穴に誘導され、センサによって検知される。
【0010】
また、本発明は、仕切板の一端が前記穴の下流近傍の球通路内側面に回動自在に設けられ、駆動手段が仕切板の一端を中心にその他端を回動するソレノイドから構成されていることを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、ソレノイドへの通電を制御することで仕切板の一端を中心とする他端の回動が制御され、仕切板が球通路内側面に沿って位置して球通路が開放した状態と、仕切板の他端が球通路の球通過位置にあって球通路が塞がれた状態とにされる。
【0012】
また、本発明は、仕切板が前記穴の下流近傍で遊技球の進行方向に垂直に球通路内に自在に抜き差しされ、駆動手段が仕切板を球通路内に抜き差しするソレノイドから構成されていることを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、ソレノイドへの通電を制御することで仕切板の球通路内への抜き差しが制御され、仕切板が球通路から抜かれて球通路が開放した状態と、仕切板が球通路に差されて球通路が塞がれた状態とにされる。
【0014】
また、本発明は、切換手段が、入賞口の開放条件が成立すると仕切板を駆動して球通路を入賞口に切換え、入賞口の閉鎖条件が成立すると仕切板を駆動して切り換えた入賞口を球通路に戻すことを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、入賞口の開放及び閉鎖は所定条件が成立すると仕切板が駆動されて行われる。
【0016】
また、本発明は、切換手段の状態を遊技者に報知する切換報知手段を備えていることを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、遊技者は、切換報知手段の報知により、球通路が入賞口に切り換えられているかどうかを認識できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による弾球遊技機をパチンコ機に適用した第1の実施形態について説明する。
【0019】
図1は、本実施形態によるパチンコ機1の遊技盤面2の正面図である。
【0020】
遊技盤面2の中央には、液晶表示装置からなる特別図柄表示装置10が設けられている。この特別図柄表示装置10には、左図柄、中図柄および右図柄からなる3列の複数の特別図柄が表示され、これら特別図柄の背後に演出画が表示される。特別図柄表示装置10の上方には、7セグメントLED(発光ダイオード)からなる普通図柄表示装置11が設けられており、この普通図柄表示装置11には「0」〜「9」の数字が変動表示される。この普通図柄表示装置11を挟んで4つのLEDからなる普通始動入賞個数表示部9が設けられており、さらに、この普通始動入賞個数表示部9の両外側には4つのランプからなる特別始動入賞個数表示部12が設けられている。また、特別図柄表示装置10の左右には一対の通過孔13が設けられており、特別図柄表示装置10の下方には始動入賞口14、始動入賞口14の下方には大入賞口15が設けられている。普通始動入賞個数表示部9には通過孔13へのパチンコ球の通過が保留玉として最大4個まで記憶され、特別始動入賞個数表示部12には始動入賞口14へのパチンコ球の入賞が保留玉として最大4個まで記憶される。
【0021】
また、始動入賞口14の左右の遊技盤面2には一対の一般入賞口16a,16bが設けられており、この両外側には、パチンコ球が通過する一対の球通路17と共に一対の一般入賞口16c,16d、大入賞口15の左右には、一対の一般入賞口16e,16fが設けられている。
【0022】
図2は遊技盤面2の左側の球通路17を示しており、同図(a)はその平面図、同図(b)はその正面図、同図(c)はその右側面図、同図(d)はその斜視図である。なお、遊技盤面2の右側の球通路17は同図に示すものと左右対称なものになっており、図示は省略する。
【0023】
各球通路17は一般入賞口16c、16dと一体構造になっており、球通路17の上部にはパチンコ球が進入する開口部17a、下部には球通路17を通過したパチンコ球が出てくる開口部17bが形成されている。
【0024】
球通路17の内部には、図3(a)に示す、遊技盤面2の背面側に通じる穴17cが開けられており、この穴17cを通過して回収されるパチンコ球は図示しない一般入賞球センサ16sによって検知される。これら穴17cと一般入賞球センサ16sとは、穴17cへのパチンコ球の入賞を検知すると所定個数の賞球を払い出す一般入賞口16gを構成している。
【0025】
また、球通路17の内部には、球通路17を一般入賞口16gに切り換える切換手段が構成されている。この切換手段は、球通路17内部を通過するパチンコ球を穴17cに導く仕切板18aと、この仕切板18aを動かす図示しないソレノイドとから構成されている。仕切板18aは、その一端が穴17cの下流近傍の球通路17の内側面に回動自在に設けられており、ソレノイドの電磁力によって、その一端を中心にその他端が同図に示す矢印の方向に回動し、球通路17を塞いだり開放したりする。
【0026】
球通路17を一般入賞口16gに切り換える切換手段は、図3(b)に示すように構成することもできる。つまり、穴17cの下流近傍に設けられたスリット状の隙間17dから球通路17内に、矢印に示すパチンコ球の進行方向に垂直に、仕切板18bをソレノイドによって自在に抜き差しする構造にして構成することもできる。
【0027】
球通路17の内部には、図3(b)に示すLED19が設けられている。このLED19は、球通路17が上記の切換手段によって一般入賞口16gに切り換えられているときに点灯制御されて切換手段の状態を遊技者に報知する切換報知手段を構成している。
【0028】
図4は、本実施形態によるパチンコ機1の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成を示すブロック図である。この電子回路はメイン制御基板20を主な構成要素として遊技盤面2の背面に形成されている。
【0029】
メイン制御基板20には、メインMPU(超小型演算処理装置)21や記憶手段であるメインRAM(読み書き可能メモリ)22、メインROM(読み出し専用メモリ)23といった電子部品が実装されている。メインROM23には、メインMPU21がパチンコ機1の遊技動作を処理制御するためのプログラムが記憶格納されており、その他、後述する乱数抽選によって大当たり判定をする際に参照される大当たり判定テーブルや、演出を抽選する際に参照される演出条件選択テーブル等の各種確率テーブルも記憶格納されている。
【0030】
メインMPU21は、始動入賞口14へパチンコ球が入賞して始動入賞が発生すると大当たり判定を行う大当たり判定手段を構成している。
【0031】
メイン制御基板20に接続された中継基板24には、通過孔13の内側に設けられ、パチンコ球が通過孔13を通過するのを検知する通過球センサ13sや、始動入賞口14に入賞したパチンコ球を検知する始動入賞球センサ14sが接続されている。また、大入賞口15に入賞したパチンコ球を検知する大入賞球センサ15s、一般入賞口16a〜16gに入賞したパチンコ球を検知する一般入賞球センサ16sが接続されている。また、ハンドルの操作によって発射装置52から発射されるパチンコ球を検知する発射球センサ52s、および発射されたものの遊技盤面2の盤面まで到達せずにレール3を戻ってきたパチンコ球を検知する戻り球センサ53sが接続されている。また、中継基板24には、アクチュエータとして、普通図柄表示装置11、球受入口が拡張する始動入賞口14、扉が開閉する大入賞口15、切換報知手段を構成するLED19、切換手段を構成するソレノイド25および枠上部飾りランプ等のランプ表示装置26等が接続されている。
【0032】
上記各センサ13s〜16sがパチンコ球を検知すると、その検知信号はメイン制御基板20のメインMPU21に入力され、入力される検知信号に応じて、メインMPU21は上記各アクチュエータ11,14,15,19,25,26をそれぞれ駆動制御する。また、表示制御基板30や、音制御基板40、賞球制御基板50に対して、それぞれメイン制御基板20から制御指令が送信され、各基板30,40,50によって特別図柄表示装置10や、スピーカ41、賞球装置51、発射装置52の動作が制御される。
【0033】
表示制御基板30には、サブMPU31、ワークRAM32、プログラムROM33が実装されている。サブMPU31は、メイン制御基板20から受信した制御指令の解釈や、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)35のパラメータ設定を行う。プログラムROM33には、サブMPU31が特別図柄表示装置10の動作を処理制御するための制御プログラムが記憶格納されている。ワークRAM32は、サブMPU31が上記制御プログラムに従って処理制御を行う際の一時的な記憶手段となる。
【0034】
また、表示制御基板30には、画像ROM34、VDP35、D/A(デジタル/アナログ)変換器36、CTC(カウント・タイマ・コントローラ)37およびリセットIC(集積回路)38が実装されている。画像ROM34は、特別図柄表示装置10に表示する画像を形成するためのドットデータを記憶格納する。VDP35は、サブMPU31で設定されたパラメータに応じて画像ROM34内のドットデータを読み込み、特別図柄表示装置10に表示するための画像データを生成する。D/A変換器36は、VDP35で生成された画像データをRGB(赤緑青)信号に変換する。CTC37は、上記制御プログラムによるサブMPU31の処理が異常な処理ルーチンに入ったことを検出すると、サブMPU31およびVDP35を初期状態に戻すためのリセット命令を発するウオッチドッグタイマ機能を果たす。リセットIC38は、CTC37からのリセット命令によりリセット信号を発する。
【0035】
表示制御基板30は、特別図柄表示装置10に特別図柄および演出画を変動表示させ、大当たり判定手段による大当たり判定の結果に対応する態様で特別図柄を順次停止表示させる変動表示手段を構成している。また、表示制御基板30は、この変動表示手段による各特別図柄の停止表示態様が、大当たり判定が大当たり時の停止表示態様の直前の状態、つまり、左図柄と右図柄とが同一図柄で揃って停止表示されるリーチ状態になると、特別図柄表示装置10に特別図柄および演出画を用いてリーチ演出を行う演出手段をも構成している。
【0036】
音制御基板40にはスピーカ41が接続されている。音制御基板40は、メイン制御基板20から出力される音発生指令信号に基づき、音信号を生成する。スピーカ41は、入力したこの音信号に基づいて音を発生する。賞球制御基板50には、賞球を払い出す賞球装置51および発射装置52が接続されている。賞球制御基板50は、各種入賞に応じてメイン制御基板20から出力される払出指令信号に応じて賞球装置51を駆動制御し、賞球を払い出させる。また、賞球制御基板50は、ハンドルの操作に応じて発射装置52を駆動制御し、パチンコ球を発射させる。
【0037】
図5に示すように、メインMPU21は、上記各制御基板30,40,50とはI/Oポート(入出力ポート)60を介して接続されている。また、メインMPU21は、大当たり判定用乱数カウンタ61、左図柄,中図柄,右図柄の各ハズレ図柄決定用乱数カウンタを備えたハズレ図柄決定用乱数カウンタ62、大当たり図柄決定用乱数カウンタ63、演出条件選択用乱数カウンタ64、及びリーチ動作決定用乱数カウンタ65といった各種乱数カウンタを備えている。また、メインMPU21は、これらの各種乱数カウンタの他にも、乱数抽選によって球通路17を一般入賞口16gに切り換えるときに使用される切換用乱数カウンタ66、発射装置52から発射される発射球数をカウントする発射球数カウンタ67、遊技者に払い出される賞球数をカウントする賞球数カウンタ68、及び一般入賞口16gに入賞したパチンコ球数をカウントする切換入賞口入賞個数カウンタ69を備えている。
【0038】
また、メインMPU21には、電源投入時にプログラムカウンタをリセットする初期リセット回路71、および暴走したメインMPU21をリセットするためのクロックパルスを発生するリセット用クロックパルス発生回路72が接続されている。
【0039】
また、メインROM23には、上述したパチンコ機1の遊技動作を処理制御するためのプログラムとともに、球通路17の一般入賞口16gへの切換動作を選択するときに使用される図6に示す乱数テーブルが格納されている。このテーブルは、0〜127の乱数範囲から抽出される乱数を当たりまたは外れのいずれかの区画に区分するものであり、抽出乱数が当たりの区画に区分されると、球通路17が一般入賞口16gへ切り換えられる。この際、乱数の抽出範囲に応じて、切り換えられた一般入賞口16gが球通路17に戻されるまでの一般入賞口16gへの入賞個数が規定される。例えば、48〜51の範囲の乱数が抽出された場合には、5個のパチンコ球が一般入賞口16gに入賞すると、一般入賞口16gが球通路17に戻される。
【0040】
次に、本実施形態によるパチンコ機1の遊技動作の処理について説明する。
【0041】
図7は、本実施形態によるパチンコ機1のメイン制御基板20で行われるメイン遊技制御処理の概略を示すフローチャートである。
【0042】
まず始めに、割込処理を許可する割込許可フラグがセットされる(図7,ステップ101)。次に、ハズレ図柄決定用乱数カウンタ62、リーチ動作決定用乱数カウンタ65、及び切換用乱数カウンタ66の乱数更新処理が行われる(ステップ102)。これら各乱数カウンタは、この乱数更新処理毎にカウントアップ(+1加算)される。
【0043】
次に、メイン制御基板20から表示制御基板30、音声制御基板40、賞球制御基板50等の各基板に対して制御指令(コマンド)が送信中であるか否かが判別される(ステップ103)。コマンド送信中である場合は、処理はステップ101へ戻る。送信中でない場合は、エラーチェック処理についてのコマンドが生成され(ステップ104)、生成されたコマンドに基づいて所定のエラーが発生しているか否かを判断するエラーチェック処理が行われる(ステップ105)。次に、エラー発生中であるか否かが判別され(ステップ106)、エラー発生中である場合は、処理はステップ101へ戻る。エラー発生中でない場合は、引き続いて、特別図柄ゲーム制御処理が行われる(ステップ107)。
【0044】
図8は、所定時間毎例えば3[msec]毎にメイン制御基板20で行われる割込処理の概略を示すフローチャートである。
【0045】
この割込処理においては、まず始めに、メインMPU21内の各レジスタの内容がメインRAM22に退避される(図8,ステップ201)。次に、各種乱数カウンタの更新処理がメインMPU21によって行われる(ステップ202)。この乱数カウンタの更新処理では、大当たり判定用乱数カウンタ61や大当り図柄決定用乱数カウンタ63、演出条件選択用乱数カウンタ64及び切換用乱数カウンタ66の各カウント値が割込処理毎にカウントアップされて更新される。次に、大当たりが発生した際に開放する大入賞口15の開放時間や特別図柄の変動表示時間等を計時するタイマ、球通路17が一般入賞口16gに切り換えられてからの経過時間をカウントする切換入賞口開放時間タイマの更新処理が行われ(ステップ203)、続いて、入力信号処理が行われる(ステップ204)。
【0046】
この入力信号処理の詳細は図9のフローチャートに示される。この入力信号処理では、まず、発射装置52からパチンコ球が発射されて、発射球センサ52sでこの発射球が検知されたか否かが判別される(図9,ステップ301)。発射球が検知されると、発射球数カウンタ67のカウント値が1増やされる(ステップ302)。次に、発射装置52から発射されたパチンコ球が遊技盤面2の遊技領域まで到達せずにレール3を戻ってきてファール球となり、戻り球センサ53sでこのファール球が検知されたか否かが判別される(ステップ303)。ファール球が検知されると、発射球数カウンタ67のカウント値が1減らされる(ステップ304)。また、一般入賞口16a〜16fにパチンコ球が入賞して、一般入賞球センサ16sでこの入賞球が検知されたか否かが判別される(ステップ305)。この入賞球が検知されると、賞球数カウンタ68のカウント値が5増やされる(ステップ306)。次に、始動入賞口14にパチンコ球が入賞して、始動入賞球センサ14sでこの入賞球が検知されたか否かが判別される(ステップ307)。この入賞球が検知されると、賞球数カウンタ68のカウント値が5増やされる(ステップ308)。
【0047】
次に、球通路17から切り換えられた一般入賞口16gにパチンコ球が入賞して、一般入賞球センサ16sでこの入賞球が検知されたか否かが判別される(ステップ309)。この入賞球が検知されると、切換入賞口入賞個数カウンタ69のカウント値が1増やされるとともに(ステップ310)、賞球数カウンタ68のカウント値が5増やされる(ステップ311)。次に、大入賞口15にパチンコ球が入賞して、大入賞球センサ15sでこの入賞球が検知されたか否かが判別される(ステップ312)。この入賞球が検知されると、賞球数カウンタ68のカウント値が15増やされる(ステップ313)。上記のいずれの判別ステップにおいても、パチンコ球が検知されない場合は入力信号処理は終了する。
【0048】
図8,ステップ204における上記の入力信号処理に続いて、次に、切換制御処理が行われる(図8,ステップ205)。図10は、この切換制御処理の詳細を示すフローチャートである。
【0049】
この切換制御処理では、まず始めに、球通路17から一般入賞口16gへの切換制御を許可する切換フラグがセット中であるか否かが判別される(図10,ステップ401)。この判別が“NO”である場合、次に、出玉率が所定値(例えば1/3)以下であるか否かの判別が行われる(ステップ402)。出玉率は、メインMPU21に設けられた発射球数カウンタ67のカウント値に対する賞球数カウンタ68のカウント値の割合である。この判別が“NO”である場合、切換制御処理は終了する。一方、この判別が“YES”、つまり、出玉率が所定値以下である場合、次にメインMPU21が切換用乱数カウンタ66を用いて乱数抽出を行い、切換用乱数カウンタ66から抽出された乱数が、図6に示すテーブルの当たりの区画の乱数範囲に属するか否かが判別される(ステップ403)。この判別が“NO”である場合、切換制御処理は終了する。一方、この判別が“YES”である場合、球通路17から一般入賞口16gへの切換制御を許可する切換フラグがセットされる(ステップ404)。
【0050】
切換フラグがセットされると、次にソレノイド25に通電されて切換手段が駆動される(ステップ405)。ソレノイド25に通電されると、図3(a)または(b)に示す仕切板18aまたは18bがソレノイド25の電磁力によって同図に実線で示す位置から二点鎖線で示す位置に移動して、球通路17が一般入賞口16gに切り換えられる。従って、球通路17の開口部17aに入ったパチンコ球は、仕切板18aまたは18bによって一般入賞口16gに入賞させられるようになる。次に、球通路17に設けられたLED19が点灯させられ(ステップ406)、切換手段が駆動されたことが遊技者に報知される。前述のステップ401における判別が“YES”である場合、上述のステップ402〜406の処理は省略される。
【0051】
ステップ406の処理が終わると、またはステップ401の判別が“YES”であると、続いて、切換入賞口入賞個数カウンタ69が規定値になっているか否かが判別される(ステップ407)。この規定値は、ステップ403で抽出された乱数が図6に示すテーブルの当たり区画の中のどの乱数範囲に属するかによって定まる。例えば、ステップ403で0〜31の範囲の乱数が抽出されていると、規定値は1になる。この判別が“NO”である場合、切換制御処理は終了する。一方、この判別が“YES”、つまり、切換入賞口入賞個数カウンタ69のカウント値が規定値になっている場合、ステップ404でセットされた切換フラグがクリアされる(ステップ408)。次に、切換入賞口入賞個数カウンタ69がリセットされる(ステップ409)。そして、切換手段が駆動されてソレノイド25への通電が断たれる(ステップ410)。ソレノイド25への通電が断たれると、図3(a)または(b)に示す仕切板18aまたは18bがソレノイド25の電磁力によって同図に二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動して、穴17cが仕切板18aまたは18bによって塞がれ、一般入賞口16gが球通路17に切り換えられる。次に、球通路17に設けられたLED19が消灯され(ステップ411)、一般入賞口16gが球通路17に切り換えられたことが遊技者に報知される。
【0052】
図8,ステップ205における上記の切換制御処理に続いて、次に、普通図柄処理が行われる(図8,ステップ206)。この普通図柄処理では、通過球センサ13sからの入力信号がある場合に、まず、メインMPU21によって普通図柄入賞判定が行われる。この普通図柄入賞判定は、メインMPU21が持つ普通図柄判定用乱数カウンタから乱数が抽出され、抽出された乱数がメインROM23に記憶格納された普通図柄選択テーブルの入賞区画にあるか否かが判定されることによって行われる。そして、この普通図柄入賞判定の判定結果に基づき、メインMPU21によって普通図柄表示装置11に設けられた7セグメントLEDが点灯制御される。判定結果が当たりの場合は、始動入賞口14の球受入口が一定時間開かれ、判定結果がハズレの場合は普通図柄処理は終了する。
【0053】
次に、装飾制御処理が行われ(ステップ207)、続いて払出処理が行われる(ステップ208)。装飾制御処理では、メインMPU21からランプ表示装置17へ制御信号が送信され、各種装飾ランプが発光制御される。払出処理では、前述の入力信号処理の処理結果に応じて賞球制御基板50へ制御信号が送信される。賞球装置51は、この制御信号に基づいて制御され、所定数の賞球を払い出す。
【0054】
次に、各種装置から発生されるエラー信号に応じ、各信号に対して予め定められたエラー処理が行われる(ステップ209)。次に、送信データ出力処理が行われ(ステップ210)、メインRAM22に記憶格納された各制御信号が、表示制御基板30、音制御基板40および賞球制御基板50等に送信される。特別図柄表示装置10、スピーカ41、賞球装置51及び発射装置52は、このステップ210で表示制御基板30、音制御基板40及び賞球制御基板50に順次送信された制御信号に基づいて駆動される。
【0055】
次に、ステップ201でメインRAM22に退避されたメインMPU21内の各レジスタの内容が復帰され(ステップ211)、割込許可フラグがセットされて(ステップ212)、割込処理は終了する。
【0056】
このような本発明の第1の実施形態によるパチンコ機1によれば、上述したように、切換手段によって球通路17が一般入賞口16gに切り換えられると、遊技盤面2の一般入賞口の数が増える。このため、熟練を要する釘調整を行わなくとも、一般入賞口の入賞率を容易に調整することが出来る。
【0057】
また、本実施形態では、切換手段が、球通路17内部を通過するパチンコ球を穴17cに導く仕切板18aまたは18bと、この仕切板18aまたは18bを動かすソレノイド25とから構成されているため、仕切板18aまたは18bを駆動して球通路17を塞ぐことで、この仕切板18aまたは18bによってパチンコ球は穴17cに誘導され、一般入賞球センサ16sによって検知される。このため、パチンコ遊技中に、ソレノイド25への通電を制御して仕切板18aまたは18bを駆動することにより、容易に球通路17及び一般入賞口16gの切換動作を行うことが出来る。従って、入賞口への入賞率を遊技中に変動させることが出来る。このため、遊技中に一般入賞口への入賞率が変動してパチンコ遊技の遊技性が変化するため、パチンコ遊技の興趣が向上する。
【0058】
また、本実施形態では、出玉率が所定値以下になり乱数抽選に当選するという開放条件が成立すると、切換手段が仕切板18aまたは18bを駆動して球通路17を一般入賞口16gに切り換え、切り換えられた一般入賞口16gへの賞球数が規定値に達するという閉鎖条件が成立すると、切換手段が仕切板18aまたは18bを駆動して一般入賞口16gを球通路17に戻す。このため、球通路17と一般入賞口16gとの切り換えは所定条件を変えることによって変化させることが出来、パチンコ機1の遊技性は豊富になる。
【0059】
また、本実施形態では、球通路17が一般入賞口16gに切り換えられているときにLED19が点灯するため、遊技者は、LED19の点灯状態により球通路17が一般入賞口16gに切り換えられているかどうかを認識できる。このため、遊技者は球通路17が一般入賞口16gに切りかわるタイミングを認識できるので、効率的にこの一般入賞口16gを狙うことが出来る。
【0060】
次に、本発明による弾球遊技機をパチンコ機に適用した第2の実施形態について説明する。
【0061】
この第2の実施形態によるパチンコ機は、上述した第1の実施形態によるパチンコ機1とハードウエア構成は同じである。つまり、その外観及び構造は図1〜図3に示され、また、パチンコ機1の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成は図4及び図5に示される。従って、本実施形態によるパチンコ機の以下の説明においては、第1の実施形態によるパチンコ機1の各構成要素と同一または相当する構成要素には同一の符号を用いてその説明は省略する。
【0062】
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、図8に示す割込処理におけるステップ205の切換制御処理が図11のフローチャートに示される点である。
【0063】
本実施形態による切換制御処理では、まず始めに、球通路17から一般入賞口16gへの切換制御を許可する切換フラグがセット中であるか否かが判別される(図11,ステップ501)。この判別が“NO”である場合、次に、発射球数カウンタ67のカウント値が規定値以上、例えば1000カウント以上であるか否かの判別が行われる(ステップ502)。この判別が“NO”である場合、切換制御処理は終了する。一方、この判別が“YES”、つまり、カウント値が規定値以上である場合、球通路17から一般入賞口16gへの切換制御を許可する切換フラグがセットされる(ステップ503)。切換フラグがセットされると、次にソレノイド25へ通電されて切換手段が駆動される(ステップ504)。ソレノイド25へ通電されると、図3(a)または(b)に示す仕切板18aまたは18bがソレノイド25の電磁力によって同図に実線で示す位置から二点鎖線で示す位置に移動して、球通路17が一般入賞口16gに切り換えられる。次に、球通路17に設けられたLED19が点灯され(ステップ505)、切換手段が駆動されたことが遊技者に報知される。次に、メインMPU21に備えられている切換入賞口開放時間タイマがセットされ、一般入賞口16gの開放時間(例えば、10秒間)がカウントダウンされ始める。前述のステップ501で判別が“YES”である場合、上述のステップ502〜506の処理は省略される。
【0064】
ステップ506の処理が終了すると、または、ステップ501の判別が“YES”であると、続いて、切換入賞口開放時間タイマのカウント値が零、つまりステップ506でセットされた時間が経過したかどうかが判別される(ステップ507)。この判別が“NO”である場合、切換制御処理は終了する。この判別が“YES”、つまり、切換入賞口開放時間タイマのカウント値が零になると、ステップ503でセットされた切換フラグがクリアされ(ステップ508)、次に、切換入賞口開放時間タイマがリセットされる(ステップ509)。その後、切換手段が駆動されてソレノイド25への通電が断たれる(ステップ510)。ソレノイド25への通電が断たれると、図3(a)または(b)に示す仕切板18aまたは18bがソレノイド25の電磁力によって同図に二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動して、一般入賞口16gが球通路17に切り換えられる。次に、球通路17に設けられたLED19が消灯され(ステップ511)、一般入賞口16gが球通路17に切り換えられたことが遊技者に報知される。
【0065】
このような本発明の第2の実施形態によるパチンコ機1においても、上述した第1の実施形態の場合と同様の作用効果が奏される。
【0066】
なお、上述した第1及び第2の実施形態においては、一般入賞口16gの開放条件が、それぞれ、出玉率が所定値以下である時に乱数抽選で当選すること、及びパチンコ球の発射球数が所定個に達することであったが、本発明における一般入賞口16gの開放条件は、これらに限定されるものではない。例えば、パチンコ球の発射球数に対する始動入賞口14への入賞個数の割合が所定値以下になること、単に乱数抽選で当選することなどを開放条件とすることも出来る。また、始動入賞口14にパチンコ球が入賞して行われる特別図柄遊技において大当たりが発生して大当たり遊技が開始されることを開放条件とし、大当たり遊技が行われている間は、一般入賞口16gが開放され続けるようにすることも出来る。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による弾球遊技機によれば、切換手段によって球通路が入賞口に切り換えられると、遊技盤面の入賞口の数が増える。このため、釘調整を行わなくとも入賞口の入賞率を容易に調整することが出来る。また、切換手段の切り換えは遊技中に行えるので、入賞口への入賞率を遊技中に変動させることが出来る。このため、遊技中に入賞口への入賞率が変動して遊技性が変化するため、遊技の興趣が向上する。
【0068】
また、切換手段が、球通路内部を通過する遊技球を前記穴に導く仕切板と、この仕切板を動かす駆動手段とからなる場合、仕切板を駆動して球通路を塞ぐことで、この仕切板によって遊技球は球通路内部に開けられた穴に誘導され、センサによって検知される。このため、遊技中に、仕切板を駆動して容易に球通路及び入賞口の切換動作を行うことが出来る。
【0069】
また、仕切板の一端が前記穴の下流近傍の球通路内側面に回動自在に設けられ、駆動手段が仕切板の一端を中心にその他端を回動するソレノイドから構成されている場合、ソレノイドへの通電を制御することで仕切板の一端を中心とする他端の回動が制御され、仕切板が球通路内側面に沿って位置して球通路が開放した状態と、仕切板の他端が球通路の球通過位置にあって球通路が塞がれた状態とにされる。このため、ソレノイドを制御することで容易に球通路と入賞口との切り換えを行うことが出来る。
【0070】
また、仕切板が前記穴の下流近傍で遊技球の進行方向に垂直に球通路内に自在に抜き差しされ、駆動手段が仕切板を球通路内に抜き差しするソレノイドから構成されている場合、ソレノイドへの通電を制御することで仕切板の球通路内への抜き差しが制御され、仕切板が球通路から抜かれて球通路が開放した状態と、仕切板が球通路に差されて球通路が塞がれた状態とにされる。このため、ソレノイドを制御することで容易に球通路と入賞口との切り換えを行うことが出来る。
【0071】
また、切換手段が、入賞口の開放条件が成立すると仕切板を駆動して球通路を入賞口に切り換え、入賞口の閉鎖条件が成立すると仕切板を駆動して切り換えた入賞口を球通路に戻す構成の場合、入賞口の開放及び閉鎖は所定条件が成立すると仕切板が駆動されて行われる。このため、球通路と入賞口との切り換えは所定条件を変えることによって変化させることが出来、弾球遊技機の遊技性は豊富になる。
【0072】
また、切換手段の状態を遊技者に報知する切換報知手段を備えている場合、遊技者は、切換報知手段の報知により、球通路が入賞口に切り換えられているかどうかを認識できる。このため、遊技者は球通路が入賞口に切りかわるタイミングを認識できるので、効率的にこの入賞口を狙うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施形態によるパチンコ機の遊技盤面を示す正面図である。
【図2】本発明の第1及び第2の実施形態によるパチンコ機の遊技盤面に設けられた球通路を示しており、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその右側面図、(d)はその斜視図である。
【図3】(a)は本発明の第1及び第2の実施形態によるパチンコ機の遊技盤面に設けられた球通路の第1の内部構造を示す断面図、(b)はその第2の内部構造を示す断面図である。
【図4】本発明の第1及び第2の実施形態によるパチンコ機の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1及び第2の実施形態によるパチンコ機のメイン制御基板の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施形態によるパチンコ機のメインROM23に格納された乱数テーブルを概念的に示す図である。
【図7】本発明の第1及び第2の実施形態によるパチンコ機のメイン制御基板で行われるメイン遊技制御処理の概略を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1及び第2の実施形態によるパチンコ機のメイン制御基板で行われる割込処理の概略を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1及び第2の実施形態によるパチンコ機のメイン制御基板で行われる入力信号処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施形態によるパチンコ機のメイン制御基板で行われる切換制御処理の詳細を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態によるパチンコ機のメイン制御基板で行われる切換制御処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…パチンコ機
2…遊技盤面
10…特別図柄表示装置
11…普通図柄表示装置
14…始動入賞口
15…大入賞口
16a〜16g…一般入賞口
17…球通路
18a、18b…仕切板
20…メイン制御基板
21…メインMPU(超小型演算処理装置)
22…メインRAM(読み書き可能メモリ)
23…メインROM(読み出し専用メモリ)
66…切換用乱数カウンタ
67…発射球数カウンタ
68…賞球数カウンタ
69…切換入賞口入賞個数カウンタ

Claims (8)

  1. 遊技球が通過する球通路を遊技盤面に備えて構成される弾球遊技機において、前記球通路内部に開けられた穴およびこの穴を通過する遊技球を検知するセンサからなる入賞口と、前記球通路を前記入賞口に切り換える切換手段を備えていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記切換手段は、前記球通路内部を通過する遊技球を前記穴に導く仕切板と、この仕切板を動かす駆動手段とからなることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記仕切板は一端が前記穴の下流近傍の前記球通路内側面に回動自在に設けられ、前記駆動手段は前記仕切板の一端を中心にその他端を回動するソレノイドから構成されていることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記仕切板は前記穴の下流近傍で遊技球の進行方向に垂直に前記球通路内に自在に抜き差しされ、前記駆動手段は前記仕切板を前記球通路内に抜き差しするソレノイドから構成されていることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  5. 前記切換手段は、前記入賞口の開放条件が成立すると前記仕切板を駆動して前記球通路を前記入賞口に切り換え、前記入賞口の閉鎖条件が成立すると前記仕切板を駆動して切り換えた前記入賞口を前記球通路に戻すことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  6. 前記開放条件は、発射球数に対する賞球数の割合である出玉率が所定値以下である時に抽選で当選すること、または発射球数が所定個に達すること、または発射球数に対する始動入賞口への入賞個数の割合が所定値以下になること、または乱数抽選で当選すること、または前記始動入賞口に遊技球が入賞して行われる特別図柄遊技において大当たりが発生して大当たり遊技が開始されることであることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記閉鎖条件は、前記球通路が前記入賞口に切り換えられてから前記入賞口に入賞する個数が所定数に達すること、または前記開放条件が成立してから所定時間が経過することであることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の弾球遊技機。
  8. 前記切換手段の状態を遊技者に報知する切換報知手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015027363A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 株式会社三共 遊技機

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