JP2004079897A - スタティック型半導体記憶装置 - Google Patents

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Yasumasa Tsukamoto
塚本 康正
Koji Arai
新居 浩二
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    • Y10S257/00Active solid-state devices, e.g. transistors, solid-state diodes
    • Y10S257/903FET configuration adapted for use as static memory cell

Abstract

【課題】SRAMを高速化するとともに、製造上のばらつきに対するマージンを確保する。
【解決手段】SRAMは、Nウェル領域上に形成された第1と第2アクセスPMOSトランジスタP1,P2と、Pウェル領域上に形成された第1と第2ドライバNMOSトランジスタN1,N2と、ワード線と、第1と第2ビット線とを備える。活性領域2a〜2dを同じ方向に延在させ、各MOSトランジスタのゲートを形成するポリシリコン配線3a〜3d同じ方向に延在させ、第1と第2アクセスPMOSトランジスタP1,P2のドレインと、第1と第2ドライバNMOSトランジスタN1,N2のドレインとを、第1と第2ドライバNMOSトランジスタのゲートを形成するポリシリコン配線3b,3dを介在することなく第1金属配線5c,5dを用いてそれぞれ接続する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スタティック型半導体記憶装置(以下、「SRAM(Static Random Access Memory)」と称する)に関し、より特定的には、CMOSSRAMのメモリセル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は、4個のトランジスタで形成した無負荷型SRAMメモリセルの従来のレイアウト構成を示した図である。その等価回路図を図12に示す。
【0003】
このタイプのSRAMについては、たとえば国際学会誌IEDM‘98 pp643−646  “A 1.9−um Loadless CMOS Four−TransIstor SRAM Cell In a 0.18−um LogIc Technology”や、国際論文誌IEEE JSSC VOL.36 No.3, March 2001 ”An Ultrahigh−Density High−Speed Load less Four−Transistor SRAM Macro with Twisted Bit line Architecture and Triple−Well Shield”に示されている。
【0004】
図14に示すように、メモリセル1は、4つのMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタを有する。具体的には、メモリセル1は、Pウェル上に形成されたNMOSトランジスタN1,N2と、Nウェル上に形成されたPMOSトランジスタP1,P2とを有する。
【0005】
NMOSトランジスタN1は、N型拡散領域2aとポリシリコン配線3cとの交差部に形成され、NMOSトランジスタN2は、N型拡散領域2bとポリシリコン配線3bとの交差部に形成される。PMOSトランジスタP1は、P型拡散領域2cとポリシリコン配線3aとの交差部に形成され、PMOSトランジスタP2は、P型拡散領域2dとポリシリコン配線3aとの交差部に形成される。
【0006】
PMOSトランジスタP1,P2はアクセストランジスタであり、NMOSトランジスタN1,N2はドライバトランジスタである。各拡散領域2a〜2dは、コンタクトホール4a〜4hを介して上層配線と接続される。
【0007】
図14に示すレイアウト構成において、ワード線WLは横方向に配線される。それに対し、ビット線対BL1,BL2は縦方向に配線される。図14に示すように1ビットのレイアウト構成は縦方向に長く、かかるレイアウト構成ではビット線は長くなる。また、ビット線とGND線間の経路(ビット線の引抜き経路)に抵抗の高いポリシリコン配線3b、3cが存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の4トランジスタ構成のSRAMメモリセルは、ビット線方向に長くなるためビット線の配線容量が大きくなる。そのため、アクセスタイムが遅くなる。また、ビット線コンタクト部(コンタクトホール4f,4h)と接地用コンタクト部(コンタクトホール4a,4c)間の経路に抵抗の高いポリシリコン配線3b、3cが存在するので、該経路の抵抗が大きくなる。このことも、アクセスタイムの遅延の一因となり、SRAMの高速化の妨げとなる。
【0009】
さらに、アクセストランジスタP1,P2のゲートや拡散領域の向きと、ドライバトランジスタN1,N2のゲートや拡散領域の向きが異なるため、フォトリソグラフィ後にゲート等の形成用パターンの幅やパターン形成位置のばらつきが大きくなる。そのため、ゲート等の幅や形成位置のばらつきが大きくなってしまう。ゲート幅等のばらつきが大きくなると上記の各トランジスタの特性が変動することとなる。
【0010】
また、たとえば図14におけるポリシリコン配線3cの形成位置が左右方向にずれると、ポリシリコン配線3cとコンタクトホール4aあるいは4bとが短絡し、図14におけるポリシリコン配線3aの形成位置が上下方向にずれると、ポリシリコン配線3aとコンタクトホール4e〜4hとが短絡してしまう。このようにゲートパターンが上下左右のいずれの方向にずれても分離されるべきコンタクトホールと短絡する可能性があり、マスクずれなどによる製造上のばらつきに対するマージンの確保が困難であるという問題もあった。
【0011】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、SRAMを高速化するとともに、製造上のばらつきに対するマージンを確保することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るSRAMは、1つの局面では、第1および第2ビット線と、ワード線と、それぞれのソースが第1および第2ビット線とそれぞれ接続され、それぞれのゲートがワード線に共通に接続される第1導電型の第1および第2アクセスMOSトランジスタと、それぞれのソースに接地電位が与えられ、それぞれのドレインが第1および第2アクセスMOSトランジスタのドレインにそれぞれ接続され、それぞれのゲートが第2および第1アクセスMOSトランジスタのドレインにそれぞれ接続される第1導電型とは異なる第2導電型の第1および第2ドライバMOSトランジスタとを備える。そして、第1アクセスMOSトランジスタのドレインと第1ドライバMOSトランジスタのドレインとを、その間に第2ドライバMOSトランジスタのゲートを介在させることなく金属配線で接続し、第2アクセスMOSトランジスタのドレインと第2ドライバMOSトランジスタのドレインとを、その間に第1ドライバMOSトランジスタのゲートを介在させることなく金属配線で接続する。
【0013】
このように通常のゲートより低抵抗である金属配線を用いてアクセスMOSトランジスタとドライバMOSトランジスタ間を接続し、他のドライバMOSトランジスタのゲートを介在させないので、ビット線と接地線間の抵抗を下げることができる。それにより、SRAMの高速化を図れる。
【0014】
本発明に係るSRAMは、他の局面では、第1導電型の第1ウェル上に形成された第2導電型の第1と第2アクセスMOSトランジスタと、第2導電型の第2ウェル上に形成された第1導電型の第1と第2ドライバMOSトランジスタと、第1と第2アクセスMOSトランジスタのゲートと接続され、第1および第2ウェルが並ぶ方向に延在するワード線と、第1と第2アクセスMOSトランジスタのソースと各々接続され、第1および第2ウェルが並ぶ方向と垂直な方向に延在する第1と第2ビット線とを備える。そして、第1と第2アクセスMOSトランジスタのソース/ドレインを形成するための第2導電型の第1と第2拡散領域と、第1と第2ドライバMOSトランジスタのソース/ドレインを形成するための第1導電型の第3と第4拡散領域とを同じ方向に延在させ、第1と第2アクセスMOSトランジスタのゲートと、第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートとを同じ方向に延在させ、第1と第2アクセスMOSトランジスタのドレインと、第1と第2ドライバMOSトランジスタのドレインとを、第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを介在することなく第1と第2金属配線を用いてそれぞれ接続する。
【0015】
上記のようにアクセスMOSトランジスタのドレインと、ドライバMOSトランジスタのドレインとを、ドライバMOSトランジスタのゲートを介在することなく金属配線を用いて接続することにより、上記ドレイン間の経路にポリシリコン配線が介在するのを回避することができる。それにより、上記経路の抵抗を低減することができる。また、ビット線が第1および第2ウェルが並ぶ方向と垂直な方向に延在するので、ビット線の長さを縮小することができる。さらに、上記の第1、第2、第3および第4拡散領域(活性領域)を同じ方向に延在させ、アクセスMOSトランジスタのゲートとドライバMOSトランジスタのゲートとを同じ方向に延在させることにより、フォトリソグラフィ後にゲート等の形成用パターンの幅やパターン形成位置のばらつきを小さくすることができる。また、ゲートがその延在方向(長手方向)にずれた場合でも、ゲートとその幅方向両側に設けられるコンタクトホールとの短絡を回避することができる。つまり、ゲートが長手方向にある程度シフトすることを許容することができる。
【0016】
上記第1ドライバMOSトランジスタのゲートと、第2ドライバMOSトランジスタのドレインとに達する第1コンタクト部を設け、第2ドライバMOSトランジスタのゲートと、第1ドライバMOSトランジスタのドレインとに達する第2コンタクト部を設けることが好ましい。つまり、ドライバMOSトランジスタのゲートとドレインとに共通のコンタクト部を設けることが好ましい。
【0017】
ワード線の延在方向に第1と第2アクセスMOSトランジスタが並ぶように第1と第2アクセスMOSトランジスタを配置してもよい。また、第1金属配線よりも上層の金属配線で第2金属配線を構成してもよい。
【0018】
第1と第2ドライバMOSトランジスタのドレインの面積を、第1と第2ドライバMOSトランジスタのソースの面積よりも小さくすることが好ましい。たとえばSRAMが第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを形成する第1と第2配線を備える場合には、第1と第2配線を屈曲形状とすることにより、第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを、第1と第2ドライバMOSトランジスタのドレイン側に配置すればよい。
【0019】
上記第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲート長を、第1と第2アクセスMOSトランジスタのゲート長よりも長くすることが好ましい。たとえばSRAMが第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを形成する第1と第2配線を備える場合、第1と第2配線の幅を局所的に拡大することにより、第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲート長を、第1と第2アクセスMOSトランジスタのゲート長よりも長くすることができる。
【0020】
本発明に係るSRAMは、さらに他の局面では、第1導電型の第1と第3ウェル間に形成された第2導電型の第2ウェルと、第1ウェル上に形成された第2導電型の第1と第2アクセスMOSトランジスタと、第2ウェル上に形成された第1導電型の第1と第2ドライバMOSトランジスタと、第3ウェル上に形成された第2導電型の第3と第4アクセスMOSトランジスタと、第1と第2アクセスMOSトランジスタのゲートと接続され、第1、第2および第3ウェルが並ぶ方向に延在する第1ワード線と、第3と第4アクセスMOSトランジスタのゲートと接続され、第1、第2および第3ウェルが並ぶ方向に延在する第2ワード線と、第1と第2アクセスMOSトランジスタのソースと各々接続され、第1、第2および第3ウェルが並ぶ方向と垂直な方向に延在する第1と第2ビット線と、第3と第4アクセスMOSトランジスタのソースと各々接続され、第1、第2および第3ウェルが並ぶ方向と垂直な方向に延在する第3と第4ビット線とを備える。そして、第1、第2、第3および第4アクセスMOSトランジスタのソース/ドレインを形成するための第2導電型の第1、第2、第3および第4拡散領域と、第1と第2ドライバMOSトランジスタのソース/ドレインを形成するための第1導電型の第5と第6拡散領域とを同じ方向に延在させ、第1、第2、第3および第4アクセスMOSトランジスタのゲートと、第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートとを同じ方向に延在させ、第1、第2、第3および第4アクセスMOSトランジスタのドレインと、第1と第2ドライバMOSトランジスタのドレインとを、第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを介在することなく第1と第2金属配線を用いてそれぞれ接続する。
【0021】
本局面のような2ポートメモリセルを備えるSRAMの場合も、アクセスMOSトランジスタのドレインと、ドライバMOSトランジスタのドレインとを、ドライバMOSトランジスタのゲートを介在することなく金属配線を用いて接続しているので、上記ドレイン間の経路にポリシリコン配線が介在するのを回避することができ、上記経路の抵抗を低減することができる。また、ビット線が第1〜第3ウェルが並ぶ方向と垂直な方向に延在するので、ビット線の長さを縮小することができる。さらに、上記の第1〜第6拡散領域(活性領域)を同じ方向に延在させ、アクセスMOSトランジスタのゲートとドライバMOSトランジスタのゲートとを同じ方向に延在させることにより、上述の1つの局面と同様に、フォトリソグラフィ後にゲート等の形成用パターンの幅やパターン形成位置のばらつきを小さくすることができ、またゲートが長手方向にある程度シフトすることを許容することもできる。
【0022】
上記第1と第2ビット線を第1ウェル上に形成し、第3と第4ビット線を第3ウェル上に形成することが好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図13を用いて、本発明の実施の形態について説明する。
【0024】
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における無負荷型SRAM(スタティック半導体記憶装置)のメモリセル1の平面図である。このメモリセル1の等価回路図を図12に示す。なお、図1に第3金属配線までのレイアウトを示し、図2に第1金属配線までのレイアウトを示し、図3に第2および第3金属配線のレイアウトを示す。
【0025】
図1および図2に示すように、Pウエル領域に隣接してNウエル領域を形成する。Pウエル領域内に選択的にリンなどのN型不純物を注入してN型拡散領域を含む活性領域2c,2dを形成し、Nウエル領域内に選択的にボロン等のP型不純物を注入してP型拡散領域を含む活性領域2a,2bを形成する。
【0026】
活性領域2a〜2dは、ともに直線状の形状を有し、同じ方向(Pウエル領域およびNウエル領域の延在方向:縦方向)に延在する。したがって、活性領域2a〜2dに含まれ各MOSトランジスタのソース/ドレインとなるP型拡散領域およびN型拡散領域も同様に上記の縦方向に延在することとなる。活性領域2a〜2dの形状をこのように単純化することにより、活性領域2a〜2dの幅や形成位置のばらつきを小さくすることができる。
【0027】
本実施の形態におけるメモリセル1は、4つのMOSトランジスタで構成される。具体的にはメモリセル1は、第1と第2アクセスPMOSトランジスタP1,P2と、第1と第2ドライバNMOSトランジスタN1,N2とで構成される。第1と第2アクセスPMOSトランジスタP1,P2は、Nウエル領域上にそれぞれ形成され、第1と第2ドライバNMOSトランジスタN1,N2はPウエル領域上に形成される。
【0028】
第1アクセスPMOSトランジスタP1は、ソース/ドレインとなるP型拡散領域を含む活性領域2aと、ポリシリコン配線3aとの交差部に形成され、第2アクセスPMOSトランジスタP2は、ソース/ドレインとなるP型拡散領域を含む活性領域2bと、ポリシリコン配線3cとの交差部に形成される。
【0029】
第1ドライバNMOSトランジスタN1は、ソース/ドレインとなるN型拡散領域を含む活性領域2dと、ポリシリコン配線3dとの交差部に形成され、第2ドライバNMOSトランジスタN2は、ソース/ドレインとなるN型拡散領域を含む活性領域2cと、ポリシリコン配線3bとの交差部に形成される。
【0030】
図1に示すように、ポリシリコン配線3a〜3dは、同じ方向に延在する。すなわち、ポリシリコン配線3a〜3dは、Pウエル領域とNウエル領域が延在する方向(図1における縦方向)に垂直な方向(図1における横方向)であって、Pウエル領域とNウエル領域が並ぶ方向に延在する。
【0031】
それにより、ポリシリコン配線3a〜3dの幅や形成位置のばらつきを小さくすることができる。また、それに伴いポリシリコン配線3a〜3dが図1における横方向にずれて形成されたとしても、ポリシリコン配線3a〜3dとコンタクトホール(コンタクト部)4c〜4h,4k,4lとの短絡を回避することができる。
【0032】
活性領域2a〜2dおよびポリシリコン配線3a〜3dを覆うように図示しない第1層間絶縁膜を形成し、該第1層間絶縁膜に活性領域2a〜2dおよびポリシリコン配線3a〜3dに達するコンタクトホール4a〜4lを形成する。このコンタクトホール4a〜4l内に、上層配線との接続用の導電層を埋め込む。なお、コンタクトホール4a,4b,4i,4jはゲートに達するゲートコンタクトであり、コンタクトホール4c,4d,4e,4f,4g,4h,4k,4lは、拡散領域に達する拡散コンタクトである。
【0033】
図2において、第1ドライバNMOSトランジスタN1のドレインであるN型拡散領域と、第1アクセスPMOSトランジスタP1のドレインであるP型拡散領域は、コンタクトホール4kと、第1金属配線5cと、コンタクトホール4dとを介して電気的に低インピーダンスで接続される。この端子は、図12に示す等価回路図の記憶ノードNaとなる。
【0034】
同様に、第2ドライバNMOSトランジスタN2のドレインであるN型拡散領域と第2アクセスPMOSトランジスタP2のドレインであるP型拡散領域は、コンタクトホール4eと、第1金属配線5dと、コンタクトホール4hを介して電気的に低インピーダンスで接続される。この端子は図12に示す等価回路図の記憶ノードNbとなる。
【0035】
図2に示すように、記憶ノードNaを形成する第1金属配線5cと、記憶ノードNbを形成する第1金属配線5dとは、互いに平行となるように形成される。また、第1金属配線5cと第1金属配線5dとは、ワード線(WL)の延在方向である横方向に延在する。
【0036】
第1層間絶縁膜上に、第1金属配線5a〜5gを形成する。第1金属配線5aはコンタクトホール4a,4b上に形成され、第1金属配線5bはコンタクトホール4c上に形成され、第1金属配線5cはコンタクトホール4d,4k,4j上に形成され、第1金属配線5dはコンタクトホール4e,4h,4i上に形成され、第1金属配線5eはコンタクトホール4f上に形成され、第1金属配線5fはコンタクトホール4g上に形成され、第1金属配線5gはコンタクトホール4l上に形成される。
【0037】
次に図3を参照して、第1金属配線5a〜5g上に図示しない第2層間絶縁膜を介して第2金属配線7a〜7dを形成する。第2金属配線7aは、第2層間絶縁膜に設けた第1ビアホール6aを介して第1金属配線5aと接続される。第2金属配線7b,7cは、第1ビアホール6b,6cを介して第1金属配線5b,5eとそれぞれ接続され、ビット線BL1,BL2となる。第2金属配線7dは、第1ビアホール6d,6eを介して第1金属配線5f,5gと接続され接地線(GND線)となる。
【0038】
活性領域2c,2d内のN型拡散領域の一部は、各々ドライバNMOSトランジスタN1、N2のソース端子となり、コンタクトホール(拡散コンタクト)4g,4l、第1金属配線5f,5gおよび第1ビアホール6d,6eを介してGND電位が与えられる。
【0039】
活性領域2a,2b内のP型拡散領域の一部は、各々アクセスPMOSトランジスタP1,P2のソース端子となり、コンタクトホール(拡散コンタクト)4c,4f、第1金属配線5b,5eおよび第1ビアホール6b,6cを介して各々ビット線BL1、BL2に接続される。
【0040】
図2に示すように、第1アクセスPMOSトランジスタP1のドレインと、第1ドライバNMOSトランジスタN1のドレイン間を、ポリシリコン配線3b(ドライバNMOSトランジスタN2のゲート)を介在することなく第1金属配線5cを介して接続している。また、第2アクセスPMOSトランジスタP2のドレインと、第2ドライバNMOSトランジスタN2のドレイン間を、ポリシリコン配線3d(ドライバNMOSトランジスタN1のゲート)を介在することなく第1金属配線5dを介して接続している。したがって、ビット線への引き抜き電流の経路の抵抗を低減することができ、アクセスタイムの短縮、すなわちSRAMの高速化を図ることができる。
【0041】
また、図3に示すようにビット線BL1,BL2をメモリセル1の縦方向(短辺方向)に延在させることにより、ビット線BL1,BL2の長さを短くすることができる。それにより、ビット線BL1,BL2の配線容量を小さくすることができる。さらに、図3に示すようにビット線BL1,BL2間の間隔を大きくすることもできるので、ビット線間容量を低減することもできる。これらのことも、SRAMの高速化に寄与し得る。
【0042】
第2金属配線7a〜7d上に、図示しない第3層間絶縁膜を介して第3金属配線8を形成する。この第3金属配線8がワード線(WL)となる。第3金属配線8は、Pウエル領域とNウエル領域とが並ぶ方向であって各ウェル領域が延在する方向と垂直な方向(図3にける横方向)に延在し、第2ビアホール9を介して第2金属配線7aと電気的に接続される。
【0043】
第2金属配線7aは、第1ビアホール6a、第1金属配線5aおよびコンタクトホール4a,4bを介してポリシリコン配線(ゲート端子)3a,3cに電気的に接続される。したがって、ポリシリコン配線3a,3cと第3金属配線(WL)8とは電気的に接続されることとなる。
【0044】
上記のようなレイアウトを採用することで、SRAMのアクセスタイムの高速化を図れることに加えて、次のような効果も得られる。ポリシリコン配線の向きが同一方向になるので、ゲート寸法の制御が容易になる。また、活性領域および拡散領域を直線状とすることにより、ポリシリコン配線が図2の上下方向にシフトした場合においてもゲート幅を一定に保持することができ、トランジスタ特性が変化するのを回避することができる。
【0045】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態2のSRAMのメモリセル1のレイアウトを示す平面図である。図4には、第1金属配線までのレイアウトを示している。なお、該メモリセル1の等価回路図は実施の形態1の場合と同じである。
【0046】
実施の形態1と異なる主な点は、所定の拡散領域とポリシリコン配線とに達する共通コンタクト(Shared Contact)を設けていることである。具体的には、コンタクトホール4j,4kを一体化して、ドライバNMOSトランジスタN1のドレインとポリシリコン配線3bとに達するコンタクトホール4mを設け、コンタクトホール4h,4iを一体化して、ドライバNMOSトランジスタN2のドレインとポリシリコン配線3dとに達するコンタクトホール4nを設けている。それ以外の構成については実施の形態1と同様である。よって、実施の形態1と同様の効果も得られる。
【0047】
共通コンタクトは、拡散領域とポリシリコン配線とを1つのコンタクトホールで共通に接続するものであるので、該共通コンタクトを採用することにより、実施の形態1の場合よりもコンタクトホールの数を低減することができる。したがって、製造上の歩留まり向上を期待できる。
【0048】
(実施の形態3)
次に、図5と図6を用いて、本発明の実施の形態3について説明する。図5と図6は、本実施の形態3における無負荷型SRAMのメモリセルのレイアウトを示したものである。図5に第3金属配線までのレイアウトを示し、図6に第1金属配線までのレイアウトを示す。本実施の形態3のメモリセル1の等価回路図は、実施の形態1と同様である。
【0049】
本実施の形態3では、図5と図6に示すように、第1と第2アクセスPMOSトランジスタP1,P2のゲートを形成する共通のポリシリコン配線3aを設けている。より詳しくは、U形の一体のポリシリコン配線3aを設け、該ポリシリコン配線3aの一部により第1と第2アクセスPMOSトランジスタP1,P2のゲートを構成している。
【0050】
また、第1と第2アクセスPMOSトランジスタP1,P2をビット線の延在方向ではなくワード線(WL)の延在方向に並べている。また、活性領域2a,2bをビット線の延在方向にずらせて配置しており、そのため活性領域2a,2bはワード線(WL)の延在方向に隣り合う部分を有している。かかる配置により、第1と第2アクセスPMOSトランジスタP1,P2のゲートを近づけることができるとともに、ビット線の延在方向におけるメモリセル1の長さをさらに縮小することができる。それにより、ビット線の長さをさらに短縮することができる。
【0051】
また、図6に示すように第1金属配線5cおよび第1金属配線5hをビット線の延在方向に延在させ、第1ビアホール6b,6cを第1金属配線5c,5h上に設け、図5に示すように第1ビアホール6b,6c上に第2金属配線7dを形成している。この第2金属配線7dにより、第1アクセスPMOSトランジスタP1のドレインと、第1ドライバNMOSトランジスタN1のドレインとの間を電気的に接続することができる。
【0052】
このように一方の記憶ノードNaを形成する第2金属配線7dを、他方の記憶ノードNbを形成する第1金属配線5dとは異なるレイヤの金属配線で構成することにより、記憶ノード間に所望の容量を容易に付加することができる。本実施の形態では、第2金属配線7dが第1金属配線5dよりも上方に位置するので、第2金属配線7dと第1金属配線5dとの間に容量を形成することができる。また、上層配線である第2金属配線7dと下層配線である第1金属配線5dとをオーバーラップさせることにより、第2金属配線7dと第1金属配線5dとの間に容量を形成することもできる。このとき、第2金属配線7dと第1金属配線5dとのオーバーラップ量を適切に調節することにより、記憶ノード間に付加する容量を制御することができる。
【0053】
上記のように、記憶ノード間に所望の容量を付加することにより、ソフトエラー耐性を向上することができる。ここで、ソフトエラーとは、パッケージに含まれるUやThから放出されるα線がシリコン基板中を通過することにより発生する電子―正孔対によるノイズで情報破壊が起こり、メモリが誤動作する現象をいう。
【0054】
図5に示すように、本実施の形態3では、第1金属配線5b,5f,5e,5g上に、第2金属配線7a,7b,7e,7fをそれぞれ形成し、ワード線となる第2金属配線7cを第2金属配線7dと平行に配置している。
【0055】
また、図5に示すように、ビット線BL1を第3金属配線8aで形成し、ビット線BL2を第3金属配線8bで形成し、GND線を第3金属配線8cで形成している。第3金属配線8aは第2ビアホール9aを介して第2金属配線7aと電気的に接続され、第3金属配線8bは第2ビアホール9bを介して第2金属配線7eと電気的に接続され、第3金属配線8cは第2ビアホール9cを介して第2金属配線7bと電気的に接続される。上記以外の構成については実施の形態2と基本的に同様である。
【0056】
(実施の形態4)
次に、図7を用いて、本発明の実施の形態4について説明する。図7に、本実施の形態4における無負荷型SRAMのメモリセル1の第1金属配線までのレイアウトを示す。本実施の形態4のメモリセル1の等価回路図は、実施の形態1と同様である。
【0057】
図7に示すように、本実施の形態4では、第1と第2ドライバNMOSトランジスタN1,N2のゲートを形成するポリシリコン配線3b、3dを屈曲させている。
【0058】
より詳しくは、ポリシリコン配線3bを活性領域2c,2d間で屈曲させ、ポリシリコン配線3bの一端側の部分を、コンタクトホール4n側、すなわち第2ドライバNMOSトランジスタN2のドレイン側寄りに配置し、ポリシリコン配線3dを活性領域2c,2d間で屈曲させ、ポリシリコン配線3dの一端側の部分を、コンタクトホール4m側、すなわち第1ドライバNMOSトランジスタN1のドレイン側寄りに配置している。これ以外の構成は、実施の形態2と同様であるので、実施の形態2と同様の効果が得られる。
【0059】
それに加え、上記のようにポリシリコン配線を屈曲させることにより、第1と第2ドライバNMOSトランジスタN1,N2のドレインの面積を、第1と第2ドライバNMOSトランジスタN1,N2のソースの面積よりも小さくすることができる。それに伴い、第1と第2ドライバNMOSトランジスタN1,N2の活性領域の面積を削減することができる。それにより、α線が第1と第2ドライバNMOSトランジスタN1,N2の活性領域を通過する確率を低減することができ、ソフトエラー耐性を向上することができる。
【0060】
(実施の形態5)
次に、図8を用いて、本発明の実施の形態5について説明する。図8に、本実施の形態5における無負荷型SRAMのメモリセル1の第1金属配線までのレイアウトを示す。本実施の形態5のメモリセル1の等価回路図は、実施の形態1と同様である。
【0061】
本実施の形態5では、第1と第2ドライバNMOSトランジスタN1,N2のゲート長を、第1と第2アクセスPMOSトランジスタP1,P2のゲート長よりも長くしている。
【0062】
より詳しくは、ポリシリコン配線3bにおける活性領域2c上に位置する部分の幅を局所的に拡大することにより、第2ドライバNMOSトランジスタN2のゲート長を、第2アクセスPMOSトランジスタP2のゲート長よりも長くし、ポリシリコン配線3dにおける活性領域2d上に位置する部分の幅を局所的に拡大することにより、第1ドライバNMOSトランジスタN1のゲート長を、第1アクセスPMOSトランジスタP1のゲート長よりも長くしている。これ以外の構成は、実施の形態2と同様であるので、実施の形態2と同様の効果が得られる。
【0063】
それに加え、上記のようにドライバMOSトランジスタのゲート長をアクセスMOSトランジスタのゲート長よりも長くすることにより、ドライバMOSトランジスタとアクセスMOSトランジスタのオフ時のリーク電流値(Ioff)の比を変化させることができ、メモリセル1におけるHレベルの保持特性を向上することができる。
【0064】
以下、その理由について説明する。図12において、記憶ノードNaがLレベル、記憶ノードNbがHレベルと仮定する。4つのトランジスタで構成されるメモリセルでは、プリチャージされているBL2の電位を用いて記憶ノードNbをHレベルに保持する。
【0065】
データ保持の際、第2アクセスPMOSトランジスタP2はオフ状態であるので、記憶ノードNbの電位は、第2アクセスPMOSトランジスタP2のオフ時のリーク電流値(Ioff−P)と、第2ドライバNMOSトランジスタN2のオフ時のリーク電流値(Ioff−N)により決まる。したがって、上記Hレベルを保持するには、Ioff−P>Ioff−Nであることが必要となる。好ましくは、Ioff−PがIoff−Nの100倍以上である。
【0066】
そこで、ドライバMOSトランジスタのゲート長を調節して、ドライバMOSトランジスタのリーク電流値を制御する。具体的には、第2ドライバNMOSトランジスタN2のゲート長を、第2アクセスPMOSトランジスタP2のゲート長よりも長くする。それにより、Ioff−NをIoff−Pよりも小さくすることができ、データ”H”の保持特性を向上することができる。
【0067】
(実施の形態6)
次に、図9〜図11を用いて、本発明の実施の形態6について説明する。本実施の形態6は、本発明を2ポートメモリセルに適用した例である。このメモリセル1の等価回路図を図13に示す。なお、図9に第3金属配線までのレイアウトを示し、図10に第1金属配線までのレイアウトを示し、図11に第2および第3金属配線のレイアウトを示す。
【0068】
本実施の形態6では、図13に示すように、実施の形態2のメモリセルに第3と第4アクセスPMOSトランジスタP3,P4を追加したことを重要な特徴とする。具体的には、図9および図10に示すように、Pウェル領域の両側にNウエル領域を設け、一方のNウエル領域上に上述の第1と第2アクセスPMOSトランジスタP1,P2を配置し、他方のNウエル領域上に第3と第4アクセスPMOSトランジスタP3,P4を配置している。
【0069】
右側のNウエル領域上には、P型拡散領域を含む活性領域2e,2f、ポリシリコン配線3e,3fを形成する。この活性領域2e,2fとポリシリコン配線3e,3fとの交差部に第3と第4アクセスPMOSトランジスタP3,P4が形成される。活性領域2e,2fは、他の活性領域2a〜2dと同様に、直線状の形状を有し、Pウェル領域とNウエル領域が並ぶ方向と垂直方向に延在する。したがって、ソース/ドレインとなるP型拡散領域およびN型拡散領域も同様にPウェル領域とNウエル領域が並ぶ方向と垂直方向に延在する。ポリシリコン配線3e,3fは、第3と第4アクセスPMOSトランジスタP3,P4のゲートを形成し、ポリシリコン配線3a〜3dと同様に、Pウェル領域とNウエル領域が並ぶ方向に延在する。
【0070】
図10に示すように、第1金属配線5cを活性領域2e上まで延長し、コンタクトホール4pを介して第1金属配線5cを第3アクセスPMOSトランジスタP3のドレインと電気的に接続する。また、第1金属配線5dを活性領域2f上まで延長し、コンタクトホール4qを介して第1金属配線5dを第4アクセスPMOSトランジスタP4のドレインと電気的に接続する。第1金属配線5c,5dは、ワード線と平行な方向に延在する。
【0071】
また、右側のNウエル領域上に、第1金属配線5j,5k,5lを形成する。第1金属配線5jは、コンタクトホール4oを介して第3アクセスPMOSトランジスタP3のソースと電気的に接続され、第1金属配線5lは、コンタクトホール4rを介して第4アクセスPMOSトランジスタP4のソースと電気的に接続され、第1金属配線5kは、コンタクトホール4s,4tを介してポリシリコン配線3e,3fと電気的に接続される。
【0072】
図11に示すように、右側のNウエル領域上に、第2金属配線7e〜7gを形成する。第2金属配線7f,7eは、第1ビアホール6g,6fを介して第1金属配線5j,5lと電気的に接続され、第3と第4ビット線BL3,BL4となる。第2金属配線7gは、第1ビアホール6hを介して第1金属配線5kと電気的に接続される。左側のNウエル領域上のビット線BL1,BL2が第1ポートを構成し、右側のNウエル領域上のビット線BL3,BL4が第2ポートを構成する。
【0073】
第2金属配線7a〜7g上に、1組のワード線(WL1,WL2)となる第3属配線8a,8bを設ける。第3属配線(WL1)8aは、第2ビアホール9a、第2金属配線7a、第1ビアホール6a、第1金属配線5aおよびコンタクトホール4a,4bを介してポリシリコン配線3a,3cと電気的に接続され、第3属配線(WL2)8bは、第2ビアホール9b,第2金属配線7g,第1ビアホール6h、第1金属配線5kおよびコンタクトホール4s,4tを介してポリシリコン配線3e,3fと電気的に接続される。上記以外の構成については、実施の形態2のメモリセル1と基本的に同様である。
【0074】
本実施の形態6の場合も、図10に示すように、第1と第3アクセスPMOSトランジスタP1,P3のドレインと、第1ドライバNMOSトランジスタN1のドレイン間を、ポリシリコン配線3b(ドライバNMOSトランジスタN2のゲート)を介在することなく第1金属配線5cを介して接続し、第2と第4アクセスPMOSトランジスタP2,P4のドレインと、第2ドライバNMOSトランジスタN2のドレイン間を、ポリシリコン配線3d(ドライバNMOSトランジスタN1のゲート)を介在することなく第1金属配線5dを介して接続している。したがって、ビット線の引き抜き電流の経路の抵抗を低減することができ、アクセスタイムの短縮、すなわちSRAMの高速化を図ることができる。
【0075】
また、図11に示すようにビット線BL1〜BL4をメモリセル1の縦方向(短辺方向)に延在させることにより、ビット線BL1〜BL4の長さを短くすることができる。それにより、ビット線BL1〜BL4の配線容量を小さくすることができる。さらに、図11に示すようにビット線BL1〜BL4間の間隔を大きくすることもできるので、ビット線間容量を低減することもできる。これらのことも、SRAMの高速化に寄与し得る。
【0076】
このようにSRAMの高速化を図れることに加えて、次のような効果も得られる。ポリシリコン配線の向きが同一方向になるので、ゲート寸法の制御が容易になる。また、活性領域および拡散領域を直線状とすることにより、ポリシリコン配線が図1の上下方向にシフトした場合においてもゲート幅を一定に保持することができ、トランジスタ特性が変化するのを回避することができる。
【0077】
さらに、第1ポートのビット線BL1,BL2と第2ポートのビット線BL3,BL4を各々別のNウエル領域上に配線して離すことができるので、ポート間干渉を受けにくいという利点がある。図11の例では、Pウェル領域の両側にNウエル領域を設け、Pウェル領域上のGND線の両側に所定間隔をあけて第1ポートのビット線BL1,BL2と第2ポートのビット線BL3,BL4とを配置しているので、ポート間干渉をより効果的に抑制することができる。
【0078】
第1ポートのビット線BL1,BL2と第2ポートのビット線BL3,BL4が隣接して配線されると、カップリング容量によるノイズの影響を受けやすくなる。それは、一方のビット線が書き込み動作中でVDD電位からGND電位まで変動すれば、隣接する他方のビット線にはカップリング容量によるクロストークノイズが加わるからである。
【0079】
読み出し動作はビット線対の微小な電位差をセンスアンプで増幅して読み出すものであるが、第1ポートのビット線BL1,BL2が書き込み動作中で、隣接する第2ポートのビット線BL3,BL4が読み出し動作中だとすれば、ビット線BL3,BL4にクロストークノイズが加わり、誤読み出しをしてしまう危険性がある。
【0080】
しかし、本実施の形態6では、上述のように第1と第2のポートのビット線が隣接しないため、ポート間干渉の問題を回避できる。
【0081】
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、各実施の形態の特徴を適宜組み合わせることも当初から予定されている。また、本発明は、無負荷型SRAMのみならず負荷トランジスタを加えた6つのトランジスタを有するSRAMにも適用可能である。
【0082】
また、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0083】
【発明の効果】
本発明によれば、アクセスMOSトランジスタのドレインと、ドライバMOSトランジスタのドレイン間の経路、すなわちビット線と接地線間の電流経路の抵抗を低減することができる。また、第1と第2ビット線を短くすることができ、かつビット線間の間隔も広く確保することができるので、ビット線の配線容量を小さくすることができる。それにより、SRAMの高速化を図ることができる。さらに、フォトリソグラフィ後にゲート等の形成用パターンの幅やパターン形成位置のばらつきを小さくすることができ、かつゲートがその長手方向へある程度のシフトすることを許容することができるので、ゲートや拡散領域の形成時のばらつきに対するマージンを確保することが容易となる。
【0084】
ドライバMOSトランジスタのゲートと、ドライバMOSトランジスタのドレインとに達する共通のコンタクト部(Shared Contact)を設けた場合、コンタクト部の数を低減することができ、製造上の歩留まりを向上することができる。
【0085】
また、ワード線の延在方向に第1と第2アクセスMOSトランジスタが並ぶように第1と第2アクセスMOSトランジスタを配置した場合には、ビット線の延在方向におけるメモリセルの長さをさらに縮小することができ、各メモリセルにおけるビット線の長さをさらに短くすることができる。
【0086】
第1金属配線よりも上層の金属配線で第2金属配線を構成した場合には、第1と第2金属配線間に容量を形成することができる。たとえば第1と第2金属配線をオーバーラップさせる等して第1と第2金属配線間に所望の容量を形成することができる。それにより、記憶ノード間に所望の容量を形成することができ、ソフトエラー耐性を向上することができる。
【0087】
ドライバMOSトランジスタのドレインの面積を、ドライバMOSトランジスタのソースの面積よりも小さくした場合には、ドライバMOSトランジスタの活性領域の面積を削減することができる。それにより、ソフトエラー耐性を向上することができる。
【0088】
第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを形成する第1と第2配線を屈曲形状とすることにより、第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを、第1と第2ドライバMOSトランジスタのドレイン側寄りに配置することができる。それにより、ドライバMOSトランジスタのドレインの面積を、ドライバMOSトランジスタのソースの面積よりも小さくすることができ、上述の効果が得られる。
【0089】
ドライバMOSトランジスタのゲート長を、アクセスMOSトランジスタのゲート長よりも長くした場合には、ドライバMOSトランジスタのオフ時のリーク電流をアクセスMOSトランジスタのそれよりも小さくすることができる。それにより、Hレベルの保持特性、すなわちデータの保持特性を向上することができる。
【0090】
第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを形成する第1と第2配線の幅を局所的に拡大した場合には、第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲート長を、第1と第2アクセスMOSトランジスタのゲート長よりも長くすることができ、上述の効果が得られる。
【0091】
2ポートメモリセルを有するSRAMに本発明を適用した場合にも、上述の効果と同様の効果を期待できる。また、第1と第2ビット線を第1ウェル上に形成し、第3と第4ビット線を第3ウェル上に形成した場合には、ポート間のカップリング容量によるクロストークノイズを低減することができ、ポート間干渉を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における無負荷型SRAMメモリセルのレイアウト構成を示す図である。
【図2】図1に示すメモリセルの第1金属配線までのレイアウト構成を示す図である。
【図3】図1に示すメモリセルの第2と第3金属配線のレイアウト構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2における無負荷型SRAMメモリセルのレイアウト構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態3における無負荷型SRAMメモリセルのレイアウト構成を示す図である。
【図6】図5に示すメモリセルの第1金属配線までのレイアウト構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態4における無負荷型SRAMメモリセルのレイアウト構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態5における無負荷型SRAMメモリセルのレイアウト構成を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態6における無負荷型SRAMデュアルポートメモリセルのレイアウト構成を示す図である。
【図10】図9に示すメモリセルの第1金属配線までのレイアウト構成を示す図である。
【図11】図9に示すメモリセルの第2と第3金属配線のレイアウト構成を示す図である。
【図12】無負荷型SRAMメモリセルの等価回路図である。
【図13】無負荷型SRAMデュアルポートメモリセルの等価回路図である。
【図14】従来の無負荷型SRAMメモリセルのレイアウト構成を示す図である。
【符号の説明】
1 メモリセル、2a〜2f 活性領域、3a〜3f ポリシリコン配線、4a〜4n コンタクトホール、5a〜5l 第1金属配線、6a〜6h 第1ビアホール、7a〜7h 第2金属配線、8,8a〜8c 第3金属配線、9,9a〜9d 第2ビアホール、P1 第1アクセスPMOSトランジスタ、P2 第2アクセスPMOSトランジスタ、P3 第3アクセスPMOSトランジスタ、P4 第4アクセスPMOSトランジスタ、N1 第1ドライバNMOSトランジスタ、N2 第2ドライバNMOSトランジスタ。

Claims (11)

  1. 第1および第2ビット線と、
    ワード線と、
    それぞれのソースが前記第1および第2ビット線とそれぞれ接続され、それぞれのゲートが前記ワード線に共通に接続される第1導電型の第1および第2アクセスMOSトランジスタと、
    それぞれのソースに接地電位が与えられ、それぞれのドレインが前記第1および第2アクセスMOSトランジスタのドレインにそれぞれ接続され、それぞれのゲートが前記第2および第1アクセスMOSトランジスタのドレインにそれぞれ接続される前記第1導電型とは異なる第2導電型の第1および第2ドライバMOSトランジスタとを備え、
    前記第1アクセスMOSトランジスタのドレインと前記第1ドライバMOSトランジスタのドレインとを、その間に前記第2ドライバMOSトランジスタのゲートを介在させることなく金属配線で接続し、
    前記第2アクセスMOSトランジスタのドレインと前記第2ドライバMOSトランジスタのドレインとを、その間に前記第1ドライバMOSトランジスタのゲートを介在させることなく金属配線で接続した、スタティック型半導体記憶装置。
  2. 第1導電型の第1ウェル上に形成された第2導電型の第1と第2アクセスMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタと、
    第2導電型の第2ウェル上に形成された第1導電型の第1と第2ドライバMOSトランジスタと、
    前記第1と第2アクセスMOSトランジスタのゲートと接続され、前記第1および第2ウェルが並ぶ方向に延在するワード線と、
    前記第1と第2アクセスMOSトランジスタのソースと各々接続され、前記第1および第2ウェルが並ぶ方向と垂直な方向に延在する第1と第2ビット線とを備え、
    前記第1と第2アクセスMOSトランジスタのソース/ドレインを形成するための第2導電型の第1と第2拡散領域と、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのソース/ドレインを形成するための第1導電型の第3と第4拡散領域とを同じ方向に延在させ、
    前記第1と第2アクセスMOSトランジスタのゲートと、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートとを同じ方向に延在させ、
    前記第1と第2アクセスMOSトランジスタのドレインと、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのドレインとを、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを介在することなく第1と第2金属配線を用いてそれぞれ接続した、スタティック型半導体記憶装置。
  3. 前記第1ドライバMOSトランジスタのゲートと、前記第2ドライバMOSトランジスタのドレインとに達する第1コンタクト部を設け、
    前記第2ドライバMOSトランジスタのゲートと、前記第1ドライバMOSトランジスタのドレインとに達する第2コンタクト部を設けた、請求項2に記載のスタティック型半導体記憶装置。
  4. 前記ワード線の延在方向に前記第1と第2アクセスMOSトランジスタが並ぶように前記第1と第2アクセスMOSトランジスタを配置した、請求項2または請求項3に記載のスタティック型半導体記憶装置。
  5. 前記第1金属配線よりも上層の金属配線で前記第2金属配線を構成した、請求項2から請求項4のいずれかに記載のスタティック型半導体記憶装置。
  6. 前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのドレインの面積を、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのソースの面積よりも小さくした、請求項2から請求項5のいずれかに記載のスタティック型半導体記憶装置。
  7. 前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを形成する第1と第2配線を備え、
    前記第1と第2配線を屈曲形状とすることにより、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのドレイン側に配置した、請求項6に記載のスタティック型半導体記憶装置。
  8. 前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲート長を、前記第1と第2アクセスMOSトランジスタのゲート長よりも長くした、請求項2から請求項5のいずれかに記載のスタティック型半導体記憶装置。
  9. 前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを形成する第1と第2配線を備え、
    前記第1と第2配線の幅を局所的に拡大することにより、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲート長を、前記第1と第2アクセスMOSトランジスタのゲート長よりも長くした、請求項8に記載のスタティック型半導体記憶装置。
  10. 第1導電型の第1と第3ウェル間に形成された第2導電型の第2ウェルと、
    前記第1ウェル上に形成された第2導電型の第1と第2アクセスMOS(Metal
    Oxide Semiconductor)トランジスタと、
    前記第2ウェル上に形成された第1導電型の第1と第2ドライバMOSトランジスタと、
    前記第3ウェル上に形成された第2導電型の第3と第4アクセスMOSトランジスタと、
    前記第1と第2アクセスMOSトランジスタのゲートと接続され、前記第1、第2および第3ウェルが並ぶ方向に延在する第1ワード線と、
    前記第3と第4アクセスMOSトランジスタのゲートと接続され、前記第1、第2および第3ウェルが並ぶ方向に延在する第2ワード線と、
    前記第1と第2アクセスMOSトランジスタのソースと各々接続され、前記第1、第2および第3ウェルが並ぶ方向と垂直な方向に延在する第1と第2ビット線と、
    前記第3と第4アクセスMOSトランジスタのソースと各々接続され、前記第1、第2および第3ウェルが並ぶ方向と垂直な方向に延在する第3と第4ビット線とを備え、
    前記第1、第2、第3および第4アクセスMOSトランジスタのソース/ドレインを形成するための第2導電型の第1、第2、第3および第4拡散領域と、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのソース/ドレインを形成するための第1導電型の第5と第6拡散領域とを同じ方向に延在させ、
    前記第1、第2、第3および第4アクセスMOSトランジスタのゲートと、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートとを同じ方向に延在させ、
    前記第1、第2、第3および第4アクセスMOSトランジスタのドレインと、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのドレインとを、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタのゲートを介在することなく第1と第2金属配線を用いてそれぞれ接続した、スタティック型半導体記憶装置。
  11. 前記第1と第2ビット線を前記第1ウェル上に形成し、
    前記第3と第4ビット線を前記第3ウェル上に形成した、請求項10に記載のスタティック型半導体記憶装置。
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