JP2004079005A - 記録再生装置およびデータ消去方法 - Google Patents

記録再生装置およびデータ消去方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消去対象となるデータを適切に選択して消去できる記録再生装置を提供することである。
【解決手段】システムコントロールマイコンは、操作部を介して、全消去が指示されると(ステップS11〜S15)、ディスク内のプロテクトトラックを検出するプロテクト検出処理を実行する(ステップS30)。プロテクトトラックが検出されると、システムコントロールマイコンは、消去対象を、プロテクトトラック又は、プロテクトトラックを除くトラックとして選択する消去対象選択処理を実行する(ステップS40)。そして、ERASEの確認表示をして、ERASEの実行が指示されると(ステップS16,S17)、消去対象のトラックを消去する(ステップS18)。つまり、利用者により選択された消去対象のトラックをディスクから消去する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、記録再生装置およびデータ消去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パーソナルコンピュータ(パソコン)等のコントロール機器に接続されて使用されるプリンタやモデム等の電子機器が知られている。このような電子機器は、例えば、RS232Cやセントロニクス等のインタフェースを備えており、所定のケーブルを介してコントロール機器と接続され、コントロール機器からの制御等に従って動作する。
近年では、パソコン等(コントロール機器)に採用されたインタフェース規格としてUSB(Universal Serial Bus)等が注目されている。このUSBは、パソコンにおいて導入されている一般的なOS(Operating System)にてサポートされており、パソコンの電源を入れたままで電子機器を接続できるホット・プラグ・インや、電子機器を使用するための設定を自動的に行えるプラグ・アンド・プレイが特徴となっている。
【0003】
最近では、このUSBを利用して、パソコンとMD(ミニディスク)記録再生機器とを接続する「NetMD(登録商標)」と呼ばれる新しいインターフェース規格が策定されている。
このNetMD規格は、音楽MDにおける拡張規格であり、強固な著作権保護技術に基づいて、パソコンのハードディスク上に記録された音楽データをMD記録再生機器に転送し、市販の記録用MDに記録するものである。その際、デコード前の状態の音楽データがそのまま転送されるため、デコード/エンコード等に伴う音質劣化が防止される。また、再生に伴う録音と異なり、実質的なデータ転送であるため、通常録音時と比べて数倍〜数十倍の速さで記録が終了する。
【0004】
各オーディオメーカ等は、このような特徴を有するNetMD規格に対応したMD記録再生機器を各種製造し、市場への投入を開始している。そして、パソコンを所有している利用者の間に、このようなMD記録再生機器が徐々に普及して来ている。
【0005】
上述したように、NetMD規格は、強固な著作権保護技術が特徴の一つとして挙げられ、無秩序な音楽データの拡散を防止している。具体的には、チェックアウト・チェックイン機能によって、著作権保護の実効が図られている。
ここで、チェックアウトとは、音楽データ(コンテンツ)をパソコンからMD記録再生機器に転送(記録用MDにコピー)することを言う。
一方、チェックインとは、チェックアウトによってMD記録再生機器に転送され記録された音楽データ(実際には、コンテンツハッシュ)を、パソコン(転送元となる同一のパソコン)に戻すことにより、MD記録再生機器にてその音楽データを使用不能とさせることを言う。
また、各音楽データには、チェックアウトの制限回数(初期値として、例えば、3回)が規定されている。そして、パソコンは、チェックアウト毎に、この制限回数を1ずつ減らし、制限回数を超えたチェックアウトを禁止している。なお、パソコンがチェックイン時に制限回数を1ずつ増やすため、チェックアウト後のチェックインが適切に行われることを条件に、利用者は、パソコンとMD記録再生機器との間で音楽データを自由に移動させることができる。
【0006】
このようなNetMD規格にてチェックアウトされた音楽データが記録されたMDは、通常のMDレコーダ等の記録再生機器でも再生等が可能となっている。例えば、MDLP規格に対応した記録再生機器では、音楽データがMDに「ATRAC3 LP2」や「ATRAC3 LP4」の長時間記録モードにてチェックアウトされた場合であっても、再生等が可能である。
【0007】
以下、従来の記録再生機器について、図8に示すブロック図を参照して説明する。図示するように、この記録再生装置は、システムコントロールマイコン111と、操作部112と、表示パネル113と、MDメカユニット120とを含んで構成される。
【0008】
システムコントロールマイコン111は、MDメカユニット120を制御して、ディスクd(MD)に音楽データを記録し、また、ディスクdに記録された音楽データを再生する。具体的にシステムコントロールマイコン111は、所定の制御コマンドを後述するMDメカコントロールマイコン121に発行することにより、MDメカユニット120を制御する。
操作部112は、利用者の操作に従って指示信号を生成し、システムコントロールマイコン111に供給する。具体的に操作部112には、音楽データの編集を指示するための「TRACK EDITキー」、編集項目の変更を指示するための「UP/DOWNキー」、編集項目の選択を指示するための「SETキー」、及び、編集の実行を指示するための「ENTERキー」等が含まれている。そして、これらのキーが利用者により操作されると、操作部112は、対応する指示信号をシステムコントロールマイコン111に供給する。
表示パネル113は、システムコントロールマイコン111に制御され、記録再生装置の動作状況を示す文字や図形等を表示する。
【0009】
MDメカユニット120は、MDメカコントロールマイコン121と、ヘッドドライバ122と、記録ヘッド123と、スピンドルモータ124と、光ピックアップ125と、送りモータ126と、RFアンプ127と、ディジタル信号処理回路128と、バッファメモリ129と、から構成される。
【0010】
MDメカコントロールマイコン121は、システムコントロールマイコン111から送られる制御コマンドに従って、ディジタル信号処理回路128を制御する。
ヘッドドライバ122は、記録ヘッド123を制御して、ディスクdに音楽データ等を書き込む。
スピンドルモータ124は、ターンテーブル上に搭載されたディスクdを回転させる。また、光ピックアップ125は、送りモータ126により運ばれたディスクd上から、音楽データ等を読み出し、RFアンプ127を介してディジタル信号処理回路128に供給する。
【0011】
ディジタル信号処理回路128は、ADIP(ADdress In Pre−groove)デコーダ、EFM(Eight to Fourteen Modulation)デコーダ、ショックプルーフメモリコントローラ、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)用エンコーダ・デコーダ、及び、サーボ制御部として動作する。
バッファメモリ129は、再生時等において、所定容量の音楽データを一時的に記憶する。
【0012】
このような構成の記録再生装置は、NetMD規格にてチェックアウトされた音楽データや、通常に録音した音楽データを再生し、また、音楽データを編集(消去、分割、及び、結合等)することができる。
以下、図8に示す記録再生装置の編集動作の一例について図9を参照して簡単に説明する。図9は、ディスクdに記録された音楽データを全消去(ALL ERASE)するデータ消去処理を説明するためのフローチャートである。なお、このデータ消去処理は、利用者による操作部112の操作に応答して、システムコントロールマイコン111により実行される。
【0013】
まず、システムコントロールマイコン111は、TRACK EDITキーが入力されるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS101)。そして、TRACK EDITキーが入力されると、再生動作や録音動作が停止中であり、かつ、ディスクdへのデータの書込みが可能な状態であるか否かを判別する(ステップS102)。
システムコントロールマイコン111は、停止中でなく、また、書込みが可能な状態でない場合に、ステップS101に処理を戻す。
【0014】
一方、停止中であり、かつ、書込みが可能な状態である場合に、システムコントロールマイコン111は、操作部112にてUP/DOWNキーが入力され、ALL ERASEの項目がSETキーにより選択されるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS103〜S105)。
そして、ALL ERASEの項目が選択されると、システムコントロールマイコン111は、ALL ERASEを確認するためのメッセージを表示パネル113に表示し(ステップS106)、操作部112にてENTERキーが入力されるのを待機する(ステップS107)。
【0015】
ENTERキーが入力されると、システムコントロールマイコン111は、ALL ERASEを実行する(ステップS108)。すなわち、システムコントロールマイコン111は、MDメカコントロールマイコン121を制御して、ディスクdに記録された全ての音楽データを消去する。
【0016】
システムコントロールマイコン111は、MDメカコントロールマイコン121から返される実行結果が、消去の成功を示す情報であるか否かを判別する(ステップS109)。
そして、システムコントロールマイコン111は、消去が成功しなかった場合に、所定のエラーメッセージを表示パネル113に表示し(ステップS110)、一方、消去が成功した場合に、ALL ERASEの完了を示すメッセージを表示パネル113に表示する(ステップS111)。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図8に示すような従来の記録再生装置は、上述した図9に示すデータ消去処理において、チェックアウトした音楽データが全く考慮されていないという問題があった。つまり、従来の記録再生装置は、ALL ERASEが指示されると、通常に記録した音楽データだけでなく、チェックアウトした音楽データも消去していた。
これは、チェックアウトした音楽データ(トラック)のトラックモード(属性等を規定する情報)には、プロテクト情報がセットされているにも拘わらず、このプロテクト情報が全音楽データの消去時に、何ら考慮されていないことに起因している。
【0018】
このため、通常に記録した音楽データ及び、チェックアウトした音楽データが記録されているディスクdに対して、ALL ERASEを指示してしまうと、不用意に消去してはならない音楽データまで消去されることとなる。
そして、チェックアウトした音楽データが記録再生装置にて単独で消去されると、チェックインが行えないため、パソコンにてチェックアウトの制限回数が減ったままとなり、次のチェックアウトが行えない場合もある。
【0019】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、消去対象となるデータを適切に選択して消去することのできる記録再生装置およびデータ消去方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る記録再生装置は、
所定の記録媒体に記録された複数データの一括消去を指示する指示手段と、
前記指示手段により一括消去が指示されると、各データのプロテクト状態を検出する検出手段と、
前記検出手段により、プロテクト状態のデータが1つでも検出された場合に、少なくともプロテクト状態を除くデータを消去対象として選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたデータを記録媒体から消去する消去手段と、
を備えることを特徴とする。
【0021】
前記検出手段は、記録媒体に記録された各データの属性を規定するトラックモードに含まれる情報に従って、各データのプロテクト状態を検出してもよい。
【0022】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る記録再生装置は、
データ書き換え可能な記録媒体に記録された全音楽データの一括消去を指示する指示手段と、
前記指示手段により一括消去が指示されると、全音楽データ中に他の機器からチェックアウトされた音楽データが含まれているか検出する検出手段と、
前記検出手段により、チェックアウトされた音楽データが1つでも検出された場合に、少なくともチェックアウトされた音楽データを除く音楽データを消去対象として選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された音楽データを記録媒体から消去する消去手段と、
を備えることを特徴とする。
【0023】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るデータ消去方法は、
データ書き換え可能な記録媒体に記録された全音楽データの一括消去を指示する指示ステップと、
前記指示ステップにて一括消去が指示されると、各音楽データのプロテクト状態を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにて、プロテクト状態の音楽データが1つでも検出された場合に、少なくともプロテクト状態を除く音楽データを消去対象として選択する選択ステップと、
前記選択ステップにて選択された音楽データを記録媒体から消去する消去ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態にかかる記録再生装置について、以下図面を参照して説明する。
【0025】
図1は、この発明の実施の形態に適用される記録再生装置1を含んだシステムの構成の一例を示すブロック図である。図示するように、このシステムは、記録再生装置1と、パソコン3とが、USBケーブルCを介して接続されて構成される。
【0026】
記録再生装置1は、「NetMD(登録商標)」規格に対応したオーディオ機器であり、図示するように、セキュリティ回路11と、セキュリティコントロールマイコン12と、システムコントロールマイコン13と、操作部14と、表示パネル15と、MDメカユニット16と、から構成される。
【0027】
すなわち、記録再生装置1は、NetMD規格に準じて、チェックアウト時に、パソコン3から転送される音楽データを、ディスクd(MD;ミニディスク)に記録する。また、チェックイン時に、ディスクdに記録した音楽データを、パソコン3に戻す(実際には、コンテンツハッシュを返信すると共に音楽データをディスクdから削除する)。
なお、これらチェックアウト・チェックイン時に、記録再生装置1は、著作権保護を適切に行うためのコンテンツハッシュ(音楽データに従って、一意的に定まり、音楽データを特定するための情報)を生成して、パソコン3に送信する。
【0028】
ところで、ディスクdには、UTOC(User Table Of Contents)記録エリアが設けられており、図2に示すようなUTOC情報が記憶されている。
このUTOC情報は、ディスクdに記録される音楽データを管理するための情報であり、例えば、図中に斜線で示すエリアにトラックモード(Track mode)がセットされている。
このトラックモードとは、音楽データのプロテクトの可否や記録モードの種別等を規定する情報であり、図3に示すように、各ビットの値にそれぞれの意味が規定されている。
なお、NetMD規格に従ってチェックアウトされた音楽データには、図中のd1(Write Protect)に、「0」(Write Protected)がセットされる。一方、通常に記録された音楽データには、図中のd1に、「1」(Write Permitted)がセットされる。
【0029】
図1に戻って、セキュリティ回路11は、USBケーブルCを介してパソコン3との間で通信を行うためのUSBインタフェースを含んでおり、セキュリティコントロールマイコン12に制御され、パソコン3との間で認証等を行う。
【0030】
セキュリティコントロールマイコン12は、システムコントロールマイコン13がMDメカユニット16から取得したサウンドグループデータ、トラックモード、及び、コンテンツサイズからコンテンツハッシュを生成する。
【0031】
システムコントロールマイコン13は、セキュリティコントロールマイコン12及び、MDメカユニット16(MDメカコントロールマイコン21)を制御して、記録再生装置1全体を制御する。
例えば、システムコントロールマイコン13は、後述するデータ消去処理等を実行し、音楽データ(トラック)のプロテクト状態を調べた後に、消去トラックの選択を受けて、対象となるトラックをディスクdから消去する。
なお、システムコントロールマイコン13は、メモリを備えており、トラックのプロテクト状態を示す情報を記憶可能である。
【0032】
操作部14は、例えば、複数のキースイッチ群からなり、利用者の操作(押下等)に従った指示情報をシステムコントロールマイコン13に供給する。
具体的に操作部14には、音楽データの編集を指示するための「TRACK EDITキー」、編集項目の変更を指示するための「UP/DOWNキー」、編集項目の選択を指示するための「SETキー」、及び、編集の実行を指示するための「ENTERキー」等が含まれている。そして、これらのキーが利用者により操作されると、操作部14は、対応する指示信号をシステムコントロールマイコン13に供給する。
【0033】
表示パネル15は、液晶表示パネル等からなり、システムコントロールマイコン13から供給される表示用データに従って、記録再生装置1の動作状況を示す文字や図形等を表示する。
例えば、音楽データの編集(ALL ERASE;全消去)時に、消去対象とするトラック(プロテクトトラックや、それ以外のトラック等)を表す情報を表示する。
【0034】
MDメカユニット16は、MDメカコントロールマイコン21と、ヘッドドライバ22と、記録ヘッド23と、スピンドルモータ24と、光ピックアップ25と、送りモータ26と、RFアンプ27と、ディジタル信号処理回路28と、バッファメモリ29と、から構成される。
【0035】
MDメカコントロールマイコン21は、システムコントロールマイコン13から送られる制御コマンドに従って、ディジタル信号処理回路28を制御する。
例えば、制御コマンドに従って、ディスクdから音楽データを全消去(ALLERASE)する際に、MDメカコントロールマイコン21は、各音楽データのトラックモードをディジタル信号処理回路28を介して読み出して、システムコントロールマイコン13に供給する。
ヘッドドライバ22は、記録ヘッド23を制御して、ディスクdに音楽データやタイトル情報等を書き込む。
記録ヘッド23は、光ピックアップ25によりキュリー点以上にまで加熱されたディスクdの記録面を磁化することにより、音楽データ等をディスクdに記録する。また、選択された音楽データ(トラック)をディスクdから消去する。
【0036】
スピンドルモータ24は、ディスクdを搭載する図示せぬターンテーブルを回転駆動させる。
光ピックアップ25は、音楽データの再生時に、所定の波長のレーザ光をディスクdの記録面に向けて照射し、その反射光を受けて電気信号に変換する。光ピックアップ25は、変換した電気信号をRFアンプ27に供給する。
また、光ピックアップ25は、音楽データの記録時に、レーザ光をディスクdの記録面に向けて照射し、キュリー点以上になるまで加熱する。
送りモータ26は、ディジタル信号処理回路28に制御され、光ピックアップ25をディスクdの所定位置に移動させる。
RFアンプ27は、光ピックアップ25より供給された電気信号からRF信号、フォーカスエラー信号及び、トラッキングエラー信号等を生成する。RFアンプ27は、生成したRF信号等をディジタル信号処理回路28等に供給する。
【0037】
ディジタル信号処理回路28は、MDメカコントロールマイコン21に制御され、スピンドルモータ24、光ピックアップ25、送りモータ26及び、ヘッドドライバ22等を制御する。
例えば、ディジタル信号処理回路28は、MDメカコントロールマイコン21から音楽データのトラックモードの読み出しを指示されると、光ピックアップ25や送りモータ26等を制御して、図2に示すようなUTOC情報から対象のトラックモード(Track mode)を読み出す。
また、MDメカコントロールマイコン21から音楽データ(トラック)の消去を指示されると、光ピックアップ25やヘッドドライバ22等を制御して、対象のトラックをディスクdから消去する(具体的には、図2に示すようなUTOC情報を更新する)。
バッファメモリ29は、再生時や記録時等において、所定容量の音楽データを一時的に記憶する。
【0038】
一方、パソコン3は、CPU等の演算ユニット、メモリやハードディスク等の記憶素子、マウスやキーボード等の操作デバイス、ディスプレイ等の表示デバイス、そして、USBインタフェース等を備えた汎用のパーソナルコンピュータからなる。
そして、パソコン3は、ハードディスク等にインストールされたOS(Operating System)に従って稼動し、そのOS上にてNetMD規格に対応したアプリケーションソフトウェアを実行する。
具体的にパソコン3は、チェックアウト機能によって、ハードディスクに予め記憶した音楽データ(コンテンツ)を、記録再生装置1に転送し、ディスクdに記録させる。
【0039】
以下、この発明の実施の形態にかかる記録再生装置1の編集動作の一例について図4等を参照して簡単に説明する。図4は、ディスクdに記録された音楽データを適宜消去するデータ消去処理を説明するためのフローチャートである。なお、このデータ消去処理は、利用者による操作部14の操作に応答して、システムコントロールマイコン13により実行される。
【0040】
まず、システムコントロールマイコン13は、音楽データの編集を指示するTRACK EDITキーが操作部14にて入力されるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS11)。
そして、TRACK EDITキーが入力されると、システムコントロールマイコン13は、記録再生装置1において、再生動作や録音動作が停止中であり、かつ、ディスクdへのデータの書込みが可能な状態であるか否かを判別する(ステップS12)。
システムコントロールマイコン13は、停止中でなく、また、書込みが可能な状態でない場合に、ステップS11に処理を戻す。
【0041】
一方、記録再生装置1において、停止中であり、かつ、書込みが可能な状態である場合に、システムコントロールマイコン13は、編集項目の変更を指示するUP/DOWNキーが入力され、そして、編集項目を選択するSETキーが入力されてALL ERASEの項目が選択されるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS13〜S15)。なお、UP/DOWNキー及び、SETキーは、操作部14にて入力される。
【0042】
そして、ALL ERASEの項目が選択されると、システムコントロールマイコン13は、プロテクト検出処理を実行する(ステップS30)。
具体的にシステムコントロールマイコン13は、図5に示すプロテクト検出処理を実行し、NetMD規格に従ってチェックアウトされ、プロテクト情報が設定された音楽データ(トラック)が、ディスクd内に存在するかを検出する。
【0043】
すなわち、図5に示すように、システムコントロールマイコン13は、トラック番号をセットして、トラックモードの読み出しを要求する(ステップS31)。つまり、システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21に対して、ディスクdに記録されている1つの音楽データに対応するトラック番号をセットし、この音楽データのトラックモードの読み出しを要求する。
【0044】
そして、システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21がディジタル信号処理回路28を制御して、図2に示すようなUTOC情報から対応するトラックモード(Track mode)の読み出しを終えるまで待機する(ステップS32)。
システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21がトラックモードの読み出しを終えると、トラックモードの供給を受け、トラックのプロテクト状態を示す情報を自己のメモリに記憶する(ステップS33)。
具体的にシステムコントロールマイコン13は、図3に示すトラックモードの最上位ビット(d1;Write Protect)のビット値を、自己のメモリに記憶する。
【0045】
システムコントロールマイコン13は、ディスクdに記録された全トラック分(全ての音楽データ分)のトラックモードの読み出しが、完了したか否かを判別する(ステップS34)。
システムコントロールマイコン13は、全トラック分の読み出しが完了していないと判別した場合に、ステップS31に処理を戻し、上述のステップS31〜S34の処理を繰り返し実行する。
一方、全トラック分の読み出しが完了したと判別した場合に、システムコントロールマイコン13は、プロテクト検出処理を終え、図4のデータ消去処理に処理を戻す。
【0046】
データ消去処理に処理を戻すと、システムコントロールマイコン13は、続いて消去対象選択処理を実行する(ステップS40)。
具体的にシステムコントロールマイコン13は、図6に示す消去対象選択処理を実行し、消去の対象を提示しながら、利用者による消去対象トラックの選択を受ける。
【0047】
すなわち、図6に示すように、システムコントロールマイコン13は、上述のプロテクト検出処理によって、ディスクd内にプロテクトトラックの存在が検出されているか否かを判別する(ステップS41)。
システムコントロールマイコン13は、プロテクトトラックが存在しないと判別した場合、そのまま、消去対象選択処理を終える。つまり、NetMD規格に従ってチェックアウトされた音楽データがディスクd内に存在しないため、通常に記録された全音楽データ(トラック)が、消去対象となる。
【0048】
一方、プロテクトトラックが存在すると判別した場合に、システムコントロールマイコン13は、プロテクトトラックを消去対象とする旨を、表示パネル15に表示する(ステップS42)。つまり、NetMD規格に従ってチェックアウトされた音楽データがディスクd内に存在し、このチェックアウトされた音楽データだけを消去対象とするため、その旨を示すメッセージ等を表示パネル15に表示する。
システムコントロールマイコン13は、項目の変更を指示するUP/DOWNキーが入力され、又は、項目を選択するSETキーが入力されるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS43,S44)。
システムコントロールマイコン13は、SETキーが入力されたと判別した場合に、消去対象選択処理を終える。つまり、表示パネル15に表示した通り、チェックアウトされた全音楽データ(トラック)が、消去対象となる。
【0049】
一方、UP/DOWNキーが入力されたと判別した場合に、システムコントロールマイコン13は、プロテクトトラック以外を消去対象とする旨を、表示パネル15に表示する(ステップS45)。つまり、チェックアウトされた音楽データがディスクd内に存在するが、これらを除いて通常に記録された音楽データだけを消去対象とするため、その旨を示すメッセージ等を表示パネル15に表示する。
システムコントロールマイコン13は、UP/DOWNキーが入力され、又は、SETキーが入力されるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS46,S47)。
システムコントロールマイコン13は、SETキーが入力されたと判別した場合に、消去対象選択処理を終える。つまり、表示パネル15に表示した通り、チェックアウトされた音楽データを除いた全楽曲データ(トラック)が、消去対象となる。
【0050】
一方、UP/DOWNキーが入力されたと判別した場合に、システムコントロールマイコン13は、全てのトラックを消去対象とする旨を、表示パネル15に表示する(ステップS48)。
システムコントロールマイコン13は、UP/DOWNキーが入力され、又は、SETキーが入力されるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS49,S50)。
システムコントロールマイコン13は、UP/DOWNキーが入力されたと判別した場合に、ステップS42に処理を戻し、上述のステップS42〜S49等の処理を繰り返し実行する。
一方、SETキーが入力されたと判別した場合に、システムコントロールマイコン13は、消去対象選択処理を終える。つまり、表示パネル15に表示した通り、ディスクd内の全楽曲データ(トラック)が消去対象となる。
そして、消去対象選択処理を終えると、システムコントロールマイコン13は、図4のデータ消去処理に処理を戻す。
【0051】
データ消去処理に処理を戻すと、システムコントロールマイコン13は、ERASEを確認するためのメッセージを表示パネル15に表示し(ステップS16)、操作部14にてENTERキーが入力されるのを待機する(ステップS17)。
【0052】
ENTERキーが入力されると、システムコントロールマイコン13は、ERASEを実行する(ステップS18)。すなわち、システムコントロールマイコン13は、図6に示す消去対象選択処理にて利用者に選択された(若しくは、通常通りに決められた)消去対象のトラックを、MDメカコントロールマイコン21を制御して、ディスクdから消去する。
【0053】
システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21から返される実行結果が、消去の成功を示す情報であるか否かを判別する(ステップS19)。
そして、システムコントロールマイコン13は、消去が成功しなかった場合に、所定のエラーメッセージを表示パネル15に表示し(ステップS20)、一方、消去が成功した場合に、ERASEの完了を示すメッセージを表示パネル15に表示する(ステップS21)。
【0054】
上述した図4〜図6に示す各処理によって、ディスクd内にチェックアウトされた音楽データ(プロテクト情報がセットされたトラック)の有無が判別され、チェックアウトされた音楽データが存在する場合に、消去対象のトラックを利用者が任意に選択可能となる。
つまり、ディスクdから全トラックの消去時に、プロテクトトラックが存在する場合において、プロテクトトラックだけを全消去、プロテクトトラックを除いた通常のトラックだけを全消去、若しくは、全トラック消去を利用者が選択できる。
【0055】
これにより、チェックアウトしたトラックを不用意に消去してしまうことを防止できる。
また、パソコン3に接続しなくとも、記録再生装置1だけで、音楽データの全消去が可能となる。
この結果、消去対象となるデータを適切に選択して消去することができる。
【0056】
上記の実施の形態では、編集(全消去;ALL ERASE)が指示された後に、ディスクdから各音楽データのトラックモードを読み出し、プロテクト情報を取得する場合について説明した。しかしながら、トラックモードを読み出し、プロテクト情報を取得するタイミングは任意である。例えば、UTOC情報を読み出すタイミング(例えば、パワーオン後、ディスク挿入後、ディスクへの書き込み後、及び、各種編集後等)に、各トラックのプロテクト情報を取得(プロテクト状態を検出)してもよい。
以下、UTOC情報を読み出した際に、プロテクト情報を取得する記録再生装置1の動作について、図7を参照して簡単に説明する。図7は、この発明の他の実施の形態に係るデータ消去処理を説明するためのフローチャートである。なお、このデータ消去処理は、例えば、パワーオン後やディスク挿入後に自動的に開始される。
【0057】
まず、システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21を制御して、ディスクdからUTOC情報の読み込みが終了するまで待機し(ステップS51)、読み込みが終了すると、読み込んだUTOC情報を自己のメモリに記憶する(ステップS52)。
システムコントロールマイコン13は、プロテクト検出処理を実行する(ステップS30)。すなわち、編集(全消去;ALL ERASE)が指示される前に、システムコントロールマイコン13は、上述した図5に示すプロテクト検出処理を実行する。
【0058】
プロテクト検出処理を終えると、システムコントロールマイコン13は、TRACK EDITキーが入力されるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS53)。そして、TRACK EDITキーが入力されると、再生動作や録音動作が停止中であり、かつ、ディスクdへのデータの書込みが可能な状態であるか否かを判別する(ステップS54)。
システムコントロールマイコン13は、停止中でなく、また、書込みが可能な状態でない場合に、ステップS53に処理を戻す。
【0059】
一方、停止中であり、かつ、書込みが可能な状態である場合に、システムコントロールマイコン13は、操作部14にてUP/DOWNキーが入力され、ALL ERASEの項目がSETキーにより選択されるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS55〜S57)。
そして、ALL ERASEの項目が選択されると、システムコントロールマイコン13は、消去対象選択処理を実行する(ステップS40)。すなわち、システムコントロールマイコン13は、上述した図6に示す消去対象選択処理を実行する。
【0060】
消去対象選択処理を終えると、システムコントロールマイコン13は、ERASEを確認するためのメッセージを表示パネル15に表示し(ステップS58)、操作部14にてENTERキーが入力されるのを待機する(ステップS59)。
ENTERキーが入力されると、システムコントロールマイコン13は、ERASEを実行する(ステップS60)。すなわち、システムコントロールマイコン13は、図6に示す消去対象選択処理にて利用者に選択された(若しくは、通常通りに決められた)消去対象のトラックを、MDメカコントロールマイコン21を制御して、ディスクdから消去する。
【0061】
システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21から返される実行結果が、消去の成功を示す情報であるか否かを判別する(ステップS61)。
そして、システムコントロールマイコン13は、消去が成功しなかった場合に、所定のエラーメッセージを表示パネル15に表示し(ステップS62)、一方、消去が成功した場合に、ERASEの完了を示すメッセージを表示パネル15に表示する(ステップS63)。
【0062】
上述した図7に示すデータ消去処理等によっても、チェックアウトされた音楽データの有無が事前に判別されており、チェックアウトされた音楽データがディスク内に存在する場合に、消去対象のトラックを利用者が任意に選択可能となる。
つまり、プロテクトトラックが存在する場合において、プロテクトトラックだけを全消去、プロテクトトラックを除いた通常のトラックだけを全消去、若しくは、全トラック消去を利用者が選択できる。
【0063】
これにより、チェックアウトしたトラックを不用意に消去してしまうことを防止できる。
また、パソコン3に接続しなくとも、記録再生装置1だけで、音楽データの全消去が可能となる。
この結果、消去対象となるデータを適切に選択して消去することができる。
【0064】
上記の実施の形態では、ディスクd内の音楽データの全消去時において、チェックアウトされた音楽データが存在する際に、プロテクトトラック、プロテクトトラックを除いたトラック、若しくは、全トラックの何れかを、利用者が毎回選択する場合について説明した。しかしながら、予め選択する内容が決まっている場合には、記録再生装置1に選択内容を設定することにより、自動的に対象のトラックを消去できるようにしてもよい。
例えば、プロテクトトラックを消去しないことを決めている利用者は、プロテクトトラックを除いたトラックを選択内容として、記録再生装置1に設定しておく。この場合、ディスクd内にチェックアウトされた音楽データが存在する場合に、プロテクトトラックを除いたトラックが自動的に選択されて消去されることとなる。
【0065】
上記の実施の形態では、NetMD規格に対応した記録再生装置について説明したが、NetMD規格に対応していない記録再生装置でも、適宜適用可能である。また、MDからなるディスクdに音楽データを記録している場合について説明したが、音楽データ等を記録する対象の記録媒体は、MDに限られず任意である。
例えば、他にMO(Magneto−Optical disk)、DVD−RAM(Digital Versatile Disk−RAM)等の記録媒体に音楽データ等を記録してもよく、また、スマートメディア(登録商標)、メモリステック(登録商標)等の記録媒体に音楽データ等を記録してもよい。
更に、記録媒体に記録するデータは、音楽データに限られず、他に映像データ等であってもよい。
【0066】
なお、上記の実施の形態では、チェックアウトされた音楽データであるか否かをライトプロテクト(図3に示すトラックモードのd1)の値により判別する場合について説明したが、これに限定されるものではない。つまり、チェックアウトされた音楽データであるか否かが判別できればよく、その手法は任意である。又、記録モード(図3に示すトラックモードのd5,d6,d7)の違い(ATRAC Stereo,ATRAC3 LP2 Stereo,ATRAC3 LP4 Stereo等)を基準に判別してもよい。
【0067】
また、上記の実施の形態では、記録再生装置1及びパソコン3がそれぞれUSBインタフェースを備え、そして、記録再生装置1とパソコン3との間がUSBケーブルCを介して接続されるオーディオシステムについて説明した。しかしながら、記録再生装置1及びパソコン3が備えるインタフェースは、USBに限られず任意である。例えば、IEEE1394等のようなインタフェースであってもよく、記録再生装置1とパソコン3との間がIEEE1394ケーブルを介して接続されてもよい。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、消去対象となるデータを適切に選択して消去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録再生装置を含んだシステムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】UTOC情報の構造を説明するための模式図である。
【図3】UTOC情報中のトラックモードのデータ構造を説明するための模式図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るデータ消去処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係るプロテクト検出処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る消去対象選択処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施の形態に係るデータ消去処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】従来の記録再生装置の構成の一例を説明するためのブロック図である。
【図9】従来の記録再生装置にて実行されるデータ消去処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1  記録再生装置
11 セキュリティ回路
12 セキュリティコントロールマイコン
13 システムコントロールマイコン
14 操作部
15 表示パネル
16 MDメカユニット
21 MDメカコントロールマイコン
22 ヘッドドライバ
23 記録ヘッド
24 スピンドルモータ
25 光ピックアップ
26 送りモータ
27 RFアンプ
28 ディジタル信号処理回路
29 バッファメモリ
3  パソコン
C  USBケーブル

Claims (4)

  1. 所定の記録媒体に記録された複数データの一括消去を指示する指示手段と、
    前記指示手段により一括消去が指示されると、各データのプロテクト状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段により、プロテクト状態のデータが1つでも検出された場合に、少なくともプロテクト状態を除くデータを消去対象として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたデータを記録媒体から消去する消去手段と、
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記検出手段は、記録媒体に記録された各データの属性を規定するトラックモードに含まれる情報に従って、各データのプロテクト状態を検出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. データ書き換え可能な記録媒体に記録された全音楽データの一括消去を指示する指示手段と、
    前記指示手段により一括消去が指示されると、全音楽データ中に他の機器からチェックアウトされた音楽データが含まれているか検出する検出手段と、
    前記検出手段により、チェックアウトされた音楽データが1つでも検出された場合に、少なくともチェックアウトされた音楽データを除く音楽データを消去対象として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された音楽データを記録媒体から消去する消去手段と、
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  4. データ書き換え可能な記録媒体に記録された全音楽データの一括消去を指示する指示ステップと、
    前記指示ステップにて一括消去が指示されると、各音楽データのプロテクト状態を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにて、プロテクト状態の音楽データが1つでも検出された場合に、少なくともプロテクト状態を除く音楽データを消去対象として選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにて選択された音楽データを記録媒体から消去する消去ステップと、
    を備えることを特徴とするデータ消去方法。
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