JP3931114B2 - 記録再生装置およびデータ読み出し方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、記録再生装置およびデータ読み出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パーソナルコンピュータ(パソコン)等のコントロール機器に接続されて使用されるプリンタやモデム等の電子機器が知られている。このような電子機器は、例えば、RS232Cやセントロニクス等のインタフェースを備えており、所定のケーブルを介してコントロール機器と接続され、コントロール機器からの制御に従って動作する。
近年では、パソコン等(コントロール機器)に採用されたインタフェース規格としてUSB(Universal Serial Bus)等が注目されている。このUSBは、パソコンにおいて導入されている一般的なOS(Operating System)にてサポートされており、パソコンの電源を入れたままで電子機器を接続できるホット・プラグ・インや、電子機器を使用するための設定を自動的に行えるプラグ・アンド・プレイが特徴となっている。
【0003】
最近では、このUSBを利用して、パソコンとMD(ミニディスク)記録再生機器とを接続する「NetMD(登録商標)」と呼ばれる新しいインターフェース規格が策定されている。
このNetMD規格は、音楽MDにおける拡張規格であり、強固な著作権保護技術に基づいて、パソコンのハードディスク上に記録された音楽データをMD記録再生機器に転送し、市販の記録用MDに記録するものである。その際、デコード前の状態の音楽データがそのまま転送されるため、デコード/エンコード等に伴う音質劣化が防止される。また、再生に伴う録音と異なり、実質的なデータ転送であるため、通常録音時と比べて数倍〜数十倍の速さで記録が終了する。
【0004】
各オーディオメーカ等は、このような特徴を有するNetMD規格に対応したMD記録再生機器を各種製造し、市場への投入を開始している。そして、パソコンを所有している利用者の間に、このようなMD記録再生機器が徐々に普及して来ている。
【0005】
上述したように、NetMD規格は、強固な著作権保護技術が特徴の一つとして挙げられ、無秩序な音楽データの拡散を防止している。具体的には、チェックアウト・チェックイン機能によって、著作権保護の実効が図られている。
ここで、チェックアウトとは、音楽データ(コンテンツ)をパソコンからMD記録再生機器に転送(記録用MDにコピー)することを言う。
一方、チェックインとは、チェックアウトによってMD記録再生機器に転送され記録された音楽データ(実際には、後述するコンテンツハッシュ)を、パソコン(転送元となる同一のパソコン)に戻すことにより、MD記録再生機器にてその音楽データを使用不能とさせることを言う。
また、各音楽データには、チェックアウトの制限回数(初期値として、例えば、3回)が規定されている。そして、パソコンは、チェックアウト毎に、この制限回数を1ずつ減らし、制限回数を超えたチェックアウトを禁止している。なお、チェックインが行われると制限回数を1ずつ増やすため、チェックアウト後のチェックインが適切に行われることを条件に、利用者は、パソコンとMD記録再生機器との間で音楽データを自由に移動させることができる。
【0006】
以下、このようなNetMD規格に対応した記録再生機器について、図6を参照して説明する。図6は、パソコン300とUSBケーブルCを介して接続された記録再生装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図示するように、記録再生装置100は、セキュリティ回路110と、MDメカユニット120と、操作部130と、表示パネル140とを含んで構成される。
【0007】
セキュリティ回路110は、USBケーブルCを介してパソコン300との間で通信を行うためのUSBインタフェースを備え、パソコン300との認証を行うと共に、チェックアウト・チェックイン時に必要となるデータを、MDメカユニット120(システムコントロールマイコン129)を介してMD(ディスクd)から読み出す。
【0008】
MDメカユニット120は、ヘッドドライバ121と、記録ヘッド122と、スピンドルモータ123と、光ピックアップ124と、送りモータ125と、RFアンプ126と、ディジタル信号処理回路127と、バッファメモリ128と、システムコントロールマイコン129と、から構成される。
【0009】
ヘッドドライバ121は、記録ヘッド122を制御して、ディスクdに音楽データ等を書き込む。
スピンドルモータ123は、ターンテーブル上に搭載されたディスクdを回転させる。光ピックアップ124は、送りモータ125により運ばれたディスクd上から、音楽データ等を読み出し、RFアンプ126を介してディジタル信号処理回路127に供給する。
ディジタル信号処理回路127は、ADIP(ADdress In Pre-groove)デコーダ、EFM(Eight to Fourteen Modulation)デコーダ、ショックプルーフメモリコントローラ、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)用エンコーダ・デコーダ、及び、サーボ制御部として動作する。
【0010】
バッファメモリ128は、再生時等において、所定容量の音楽データを一時的に記憶する。
システムコントロールマイコン129は、セキュリティ回路110及び、ディジタル信号処理回路127等を通じて、記録再生装置100全体を制御する。例えば、システムコントロールマイコン129は、操作部130からの指示信号等に従って、ディスクdから音楽データを再生する。その際、表示パネル140に記録再生装置100の動作状況を示す文字や図形等を表示する。
【0011】
このような構成の記録再生装置100は、チェックアウト時に、パソコン300から音楽データの転送を受け、受信した音楽データをディスクdに記録する。また、チェックイン時に、ディスクdに記録した音楽データを、パソコン300に戻す(実際には、後述するコンテンツハッシュを返信すると共に音楽データをディスクdから削除する)。
【0012】
以下、パソコン300及び記録再生装置100の動作について図7〜図9を参照して簡単に説明する。これらの図は、それぞれパソコン300及び記録再生装置100の動作について説明するための模式図であり、図7がチェックアウト時の動作であり、また、図8がチェックイン時の動作である。そして、図9が、チェックアウト・チェックイン時に共通して行われるサウンドグループデータの読み出し動作を説明する図である。
【0013】
まず、図7等を参照してチェックアウト時の動作について説明する。なお、通常行われる認証等のやり取りは省略してある。
図7に示すように、セッションが開始され、コンテンツキーのやり取りが行われると、T1のタイミングにて、転送される音楽データの詳細情報がパソコン300から記録再生装置100に送られる。具体的には、トラック属性、データサイズ、及び、トラックモード等の詳細情報が記録再生装置100に送られる。
そして、NetMD規格のステータスがやり取りされると、T2のタイミングにて、パソコン300から音楽データの転送が開始される。転送された音楽データは、記録再生装置100にてディスクdに記録される。
【0014】
音楽データの記録が完了すると、T3のタイミングにて、記録された音楽データのコンテンツハッシュが記録再生装置100からパソコン300に送られる。
このコンテンツハッシュとは、記録された音楽データを特定するためのユニークな情報である。具体的には、音楽データ中の1/2位置及び3/4位置のサウンドグループ(1フレーム)、トラックモード、及び、コンテンツサイズから、ハッシュ計算により一意的に求まる情報である。
そして、パソコン300は、記録再生装置100から送られたコンテンツハッシュを受信すると、自己が管理する音楽データと対応付けてこのコンテンツハッシュを記憶する。
【0015】
続いて、音楽タイトルの授受が行われると、T4のタイミングにて、チェックアウト制御情報がパソコン300から送られる。記録再生装置100は、このチェックアウト制御情報を受信すると、UTOC(User Table Of Contents)情報等を更新する。
そして、チェックアウト制御情報に対する応答がパソコン300に返されると、T5のタイミングにて、セッションが終了される。この際、パソコン300は、制限回数(チェックアウトカウンタ)を1だけ減算する。
【0016】
上述したように、T3タイミングにて、ディスクdに今回記録した音楽データに対応するコンテンツハッシュが、記録再生装置100からパソコン300に送られる。
この際、システムコントロールマイコン129は、ディジタル信号処理回路127を制御して、サウンドグループデータ等の情報をディスクdから読み出す。具体的には図9に示すように、システムコントロールマイコン129が、ディジタル信号処理回路127を制御して、スピンドルモータ123や送りモータ125等のサーボ系(フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、及び、スピンドルサーボ等)をオン・オフしながら、音楽データ中の1/2位置及び、3/4位置のサウンドグループデータを読み出す。
【0017】
つまり、1/2位置のサウンドグループデータを読み出す場合に、ディジタル信号処理回路127は、各サーボを立ち上げ(動作可能状態とし)、音楽データの1/2のポイントを含むセクタの先頭をサーチする。そして、2セクタ分のデータ(11サウンドグループ)を読み出し、バッファメモリ128に格納すると共に、各サーボを停止状態とする(オフする)。
最後に、システムコントロールマイコン129は、バッファメモリ128から1/2位置のポイントに対応するサウンドグループデータを取得する。
【0018】
一方、3/4位置のサウンドグループデータを読み出す場合に、ディジタル信号処理回路127は、再度各サーボを立ち上げてから、音楽データの3/4のポイントを含むセクタの先頭をサーチする。そして、2セクタ分のデータを読み出し、バッファメモリ128に格納すると共に、各サーボを停止状態とする。
最後に、システムコントロールマイコン129は、バッファメモリ128から3/4位置のポイントのサウンドグループを取得する。
【0019】
そして、システムコントロールマイコン129は、読み出した情報を基にしたハッシュ計算により、音楽データに対応して一意に定まるコンテンツハッシュを生成し、セキュリティ回路110を介してパソコン300に送信する。
パソコン300は、このコンテンツハッシュを自己の音楽データと対応付けて記憶する。
【0020】
次に、図8等を参照してチェックイン時の動作について簡単に説明する。なお、ここでも通常行われる認証等のやり取りは省略してある。
図8に示すように、セッションが開始され、T6のタイミングにてコンテンツハッシュを要求する情報がパソコン300から送られると、T7のタイミングにて、音楽データのコンテンツハッシュが記録再生装置100からパソコン300に送られる。
なお、複数の音楽データが続けてチェックインされる場合には、これらの情報の送受信が、チェックインする音楽データ数分だけ行われる。
そして、パソコン300は、受信したコンテンツハッシュと、チェックアウト時に記憶したコンテンツハッシュとを比較し、音楽データの同一性を確認する。
なお、複数の音楽データが続けてチェックインされる場合には、複数のコンテンツハッシュが確認される。
【0021】
そして、T8〜T9のタイミングにかけて、コンテンツハッシュの確認結果に従ったチェックイン制御情報がパソコン300から記録再生装置100に送られる。記録再生装置100は、このチェックイン制御情報を受信すると、UTOC情報等を更新する(具体的には、対象トラックを消去する)。
その後、チェックイン制御情報に対する応答がパソコン300に返されると、T10のタイミングにて、セッションが終了される。この際、パソコン300は、対象となる音楽データの制限回数(チェックアウトカウンタ)を1だけ加算する。
【0022】
上述したように、チェックイン時もT7のタイミングにて、ディスクdから戻そうとする音楽データに対応するコンテンツハッシュが、記録再生装置100からパソコン300に送られる。
この際にも、システムコントロールマイコン129は、ディジタル信号処理回路127を制御して、サウンドグループデータ等の情報をディスクdから読み出す。つまり、チェックイン時においても、図9に示すように、システムコントロールマイコン129が、ディジタル信号処理回路127を制御して、各サーボをオン・オフしながら、音楽データ中の1/2位置及び、3/4位置のサウンドグループデータを読み出す。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、図6に示す従来の記録再生装置100は、チェックアウト時及び、チェックイン時に、コンテンツハッシュを生成している。この際、図9に示すように、システムコントロールマイコン129がディジタル信号処理回路127を制御して、各サーボをオン・オフしながら、サウンドグループデータをディスクdから読み出している。
そのため、サウンドグループデータの読み出しに余分な時間が掛かってしまっていた。つまり、サウンドグループデータを読み出す度に、各サーボの立ち上げが必要となり、無駄な時間が掛かってしまうという問題があった。
【0024】
具体的に記録再生装置100は、チェックアウト時に、1音楽データずつ、音楽データの転送(録音)、コンテンツハッシュの生成(サウンドグループデータの読み出し)、ディスクdへの書き込み、を行う。つまり、音楽データに対応して必要となる2回のサウンドグループデータの読み出しを行うに際して、2回に渡ってサーボ系の立ち上げを行うこととなる。そのため、連続して複数の音楽データをチェックアウトする際には、トータルとして大きな時間の無駄となる。
なお、1曲の音楽データをチェックアウトする際にも、音楽データの転送自体(録音自体)に、ある程度の時間(例えば、30倍速にて、4分の曲が8秒程度の時間)が掛かるため、チェックアウト全体の時間短縮が求められていた。
【0025】
一方、チェックイン時には、音楽データの転送が生じないため、チェックアウトと比べると短時間で完了する。それでも、連続して複数の音楽データをチェックインする場合には、同様に大きな時間の無駄となる。例えば、最大となる255曲の音楽データを連続してチェックインする場合、合計510回にも渡って、サーボ系の立ち上げを行うこととなる。
そのため、チェックイン時においても、時間短縮が求められていた。
【0026】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、著作権保護のためのチェックデータを迅速に読み出すことのできる記録再生装置およびデータ読み出し方法を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る記録再生装置は、
所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送されるコンテンツを、自己が備える記録再生ユニットを介して所定の記録媒体に記録する記録再生装置であって、
記録再生ユニットの駆動系の動作を制御する制御手段と、
前記制御手段により制御された記録再生ユニットを介して、記録媒体に記録されたコンテンツ中における第1及び第2の位置からデータを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段が読み出したデータに従って、記録媒体に記録されたコンテンツを特定するための一意情報を生成する一意情報生成手段と、
前記一意情報生成手段が生成した一意情報を、コントロール機器に向けて送信する一意情報送信手段と、を備え、
前記制御手段は、前記読み出し手段が第1の位置からデータを読み出す前に、駆動系を動作可能状態に制御し、その後、前記読み出し手段が第2の位置からデータを読み出した後にだけ、駆動系を動作停止状態に制御する、
ことを特徴とする。
【0028】
前記制御手段は、前記読み出し手段が第1の位置からデータを読み出した後に、駆動系を一時停止状態に制御してもよい。
【0029】
前記読み出し手段は、複数コンテンツに対応して、各コンテンツ中における第1及び第2の位置からデータを順次読み出し、
前記制御手段は、前記読み出し手段が最初のコンテンツ中の第1の位置からデータを読み出す前に、駆動系を動作可能状態に制御し、その後、前記読み出し手段が最後のコンテンツ中の第2の位置からデータを読み出した後にだけ、駆動系を動作停止状態に制御してもよい。
【0030】
前記制御手段は、前記読み出し手段が、最初のコンテンツの第1の位置より最後のコンテンツの第1の位置までに至る間において、各位置からデータを読み出した後に、駆動系を一時停止状態に制御してもよい。
【0031】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る記録再生装置は、
USBインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送される音楽データを、自己が備えるMD駆動ユニットを介してMDに記録する記録再生装置であって、
MD駆動ユニットにおける少なくともフォーカスサーボ、トラッキングサーボ、及び、スピンドルサーボの動作を制御する制御手段と、
前記制御手段により制御されたMD駆動ユニットを介して、MDに記録された音楽データ中における第1の所定位置及び第2の所定位置からサウンドグループデータを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段が読み出した各サウンドグループデータに従って、記録媒体に記録された音楽データを特定するためのコンテンツハッシュを生成するハッシュ生成手段と、
前記ハッシュ生成手段が生成したコンテンツハッシュを、コントロール機器に向けて送信するハッシュ送信手段と、を備え、
前記読み出し手段は、複数の音楽データに対応して、各音楽データ中における第1の所定位置及び第2の所定位置からサウンドグループデータを順次読み出し、
前記制御手段は、前記読み出し手段が最初の音楽データ中の第1の所定位置からサウンドグループデータを読み出す前に、各サーボを動作可能状態に制御し、その後、前記読み出し手段が最後の音楽データ中の第2の所定位置からサウンドグループデータを読み出した後にだけ、各サーボを動作停止状態に制御する、
ことを特徴とする。
【0032】
前記制御手段は、前記読み出し手段が、最初の音楽データの第1の所定位置より最後の音楽データの第1の所定位置までに至る間において、各位置からサウンドグループデータを読み出した後に、各サーボを一時停止状態に制御してもよい。
【0033】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るデータ読み出し方法は、
所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送されるコンテンツを、自己が備える記録再生ユニットを介して所定の記録媒体に記録する記録再生装置におけるデータ読み出し方法であって、
記録再生ユニットの駆動系の動作を制御する制御ステップと、
前記制御ステップにて制御された記録再生ユニットを介して、記録媒体に記録されたコンテンツ中における第1及び第2の位置からデータを読み出す読み出しステップと
前記読み出しステップにて読み出されたデータに従って、記録媒体に記録されたコンテンツを特定するための一意情報を生成する一意情報生成ステップと、
前記一意情報生成ステップにて生成された一意情報を、コントロール機器に向けて送信する一意情報送信ステップと、を備え、
前記制御ステップは、前記読み出しステップにて第1の位置からデータを読み出される前に、駆動系を動作可能状態に制御し、その後、前記読み出しステップにて第2の位置からデータを読み出された後にだけ、駆動系を動作停止状態に制御する、
ことを特徴とする。
【0034】
前記制御ステップは、前記読み出しステップにて第1の位置からデータを読み出された後に、駆動系を一時停止状態に制御してもよい。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態にかかる記録再生装置について、以下図面を参照して説明する。
【0036】
図1は、この発明の実施の形態に適用される記録再生装置1を含んだシステムの構成の一例を示すブロック図である。図示するように、このシステムは、記録再生装置1と、パソコン3とが、USBケーブルCを介して接続されて構成される。
【0037】
記録再生装置1は、「NetMD(登録商標)」規格に対応したオーディオ機器であり、図示するように、セキュリティ回路11と、セキュリティコントロールマイコン12と、システムコントロールマイコン13と、操作部14と、表示パネル15と、MDメカユニット16と、から構成される。
【0038】
すなわち、記録再生装置1は、NetMD規格に準じて、チェックアウト時に、パソコン3から転送される音楽データを、ディスクd(MD;ミニディスク)に記録する。また、チェックイン時に、ディスクdに記録した音楽データを、パソコン3に戻す(実際には、コンテンツハッシュを返信すると共に音楽データをディスクdから削除する)。
なお、これらチェックアウト・チェックイン時に、記録再生装置1は、著作権保護を適切に行うためのコンテンツハッシュ(音楽データに従って、一意的に定まり、音楽データを特定するための情報)を生成して、パソコン3に送信する。
【0039】
セキュリティ回路11は、USBケーブルCを介してパソコン3との間で通信を行うためのUSBインタフェースを含んでおり、セキュリティコントロールマイコン12に制御され、パソコン3との間で認証等を行う。
【0040】
セキュリティコントロールマイコン12は、システムコントロールマイコン13がMDメカユニット16から取得したサウンドグループデータ、トラックモード、及び、コンテンツサイズからコンテンツハッシュを生成する。具体的には、音楽データ中の1/2位置及び3/4位置のサウンドグループ(1フレーム)データ、トラックモード、及び、コンテンツサイズから、ハッシュ計算により一意的に求まるコンテンツハッシュを生成する。
【0041】
システムコントロールマイコン13は、セキュリティコントロールマイコン12及び、MDメカユニット16(MDメカコントロールマイコン21)を制御して、記録再生装置1全体を制御する。
なお、上述のセキュリティ回路11、セキュリティコントロールマイコン12、及び、システムコントロールマイコン13は、1つのコントローラ(NetMDコントローラ等)から構成されていてもよい。
【0042】
操作部14は、例えば、複数のキースイッチ群からなり、利用者の操作(押下等)に従った指示情報をシステムコントロールマイコン13に供給する。
【0043】
表示パネル15は、液晶表示パネル等からなり、システムコントロールマイコン13から供給される表示用データに従って、記録再生装置1の動作状況を示す文字や図形等を表示する。
【0044】
MDメカユニット16は、ディスクdからのデータ読み出し、及び、ディスクdへのデータ書き出しを行うMD駆動ユニットである。MDメカユニット16は、MDメカコントロールマイコン21と、ヘッドドライバ22と、記録ヘッド23と、スピンドルモータ24と、光ピックアップ25と、送りモータ26と、RFアンプ27と、ディジタル信号処理回路28と、バッファメモリ29と、から構成される。
【0045】
MDメカコントロールマイコン21は、システムコントロールマイコン13から送られる制御コマンド(依頼情報等)に従って、ディジタル信号処理回路28を制御する。
ヘッドドライバ22は、記録ヘッド23を制御して、ディスクdに音楽データやタイトル情報等を書き込む。
記録ヘッド23は、光ピックアップ25によりキュリー点以上にまで加熱されたディスクdの記録面を磁化することにより、音楽データ等をディスクdに記録する。
【0046】
スピンドルモータ24は、ディスクdを搭載する図示せぬターンテーブルを回転駆動させる。
光ピックアップ25は、音楽データの再生時に、所定の波長のレーザ光をディスクdの記録面に向けて照射し、その反射光を受けて電気信号に変換する。光ピックアップ25は、変換した電気信号をRFアンプ27に供給する。
また、光ピックアップ25は、音楽データの記録時に、レーザ光をディスクdの記録面に向けて照射し、キュリー点以上になるまで加熱する。
送りモータ26は、ディジタル信号処理回路28に制御され、光ピックアップ25をディスクdの所定位置に移動させる。
RFアンプ27は、光ピックアップ25より供給された電気信号からRF信号、フォーカスエラー信号及び、トラッキングエラー信号等を生成する。RFアンプ27は、生成したRF信号等をディジタル信号処理回路28等に供給する
【0047】
ディジタル信号処理回路28は、MDメカコントロールマイコン21に制御され、スピンドルモータ24、光ピックアップ25、送りモータ26及び、ヘッドドライバ22等を制御する。
例えば、音楽データのチェックアウト時に、ディジタル信号処理回路28は、セキュリティ回路(USBインタフェース)11を介してパソコン3から転送される音楽データを取得し、ヘッドドライバ22等を制御して、ディスクdに音楽データを記録する。その際、ディジタル信号処理回路28は、光ピックアップ25を介して、サウンドグループ、トラックモード、及び、コンテンツサイズを、ディスクdから読み出し、MDメカコントロールマイコン21に供給する。
また、音楽データのチェックイン時にも、ディスクdからサウンドグループ、トラックモード、及び、コンテンツサイズを読み出し、MDメカコントロールマイコン21に供給する。
【0048】
なお、ディジタル信号処理回路28は、スピンドルモータ24、光ピックアップ25、送りモータ26等のサーボ系(フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、及び、スピンドルサーボ等)を、動作可能状態(オン状態)、動作停止状態(オフ状態)、及び、一時停止状態(ポーズ状態)に制御可能である。
【0049】
バッファメモリ29は、再生時等において、所定容量の音楽データを一時的に記憶する。
【0050】
一方、パソコン3は、CPU等の演算ユニット、メモリやハードディスク等の記憶素子、マウスやキーボード等の操作デバイス、ディスプレイ等の表示デバイス、そして、USBインタフェース等を備えた汎用のパーソナルコンピュータからなる。
そして、パソコン3は、ハードディスク等にインストールされたOS(Operating System)に従って稼動し、そのOS上にてNetMD規格に対応したアプリケーションソフトウェアを実行する。
【0051】
具体的にパソコン3は、チェックアウト機能によって、ハードディスクに予め記憶した音楽データ(コンテンツ)を、記録再生装置1に転送し、ディスクdに記録させる。その際、記録再生装置1から送られるコンテンツハッシュを受信して記憶すると共に、チェックアウトの制限回数を1だけ減算する。
また、パソコン3は、チェックイン機能によって、記録再生装置1から送られるコンテンツハッシュを受信して、チェックアウト時に記憶したコンテンツハッシュとの比較をすることにより、対象の音楽データの同一性を判別し、記録再生装置1にてその音楽データを使用不能とさせる(具体的には、音楽データを消去させる)。その際、チェックアウトの制限回数を1だけ加算する。
【0052】
以下、この発明の実施の形態にかかる記録再生装置1の動作について、コンテンツハッシュを生成する際に必要となるサウンドグループデータ(SGデータ)の読み出しを一例として、図2〜図5を参照して説明する。
なお、図2,図3は、チェックアウト時における動作を説明するためのフローチャート及び模式図であり、また、図4,図5は、チェックイン時における動作を説明するためのフローチャート及び模式図である。
【0053】
ところで、記録再生装置1は、チェックアウト時及びチェックイン時に、上述した図7及び図8に示した記録再生装置100と同様の動作を行う。
その際、記録再生装置1は、システムコントロールマイコン13が、セキュリティコントロールマイコン12及び、MDメカユニット16等を制御して、パソコン3との間で必要な情報を送受信する。そして、コンテンツハッシュを生成する際に、ディスクdからSGデータ等の情報を読み出す必要があり、MDメカユニット16(MDメカコントロールマイコン21)が以下に説明する図2及び図4のSGデータ読み込み処理を行う。
【0054】
最初に、図2を参照して、チェックアウト時に、MDメカコントロールマイコン21が実行するSGデータ読み込み処理について説明する。このSGデータ読み込み処理は、SGデータの取得要求に応じるため、繰り返し実行されるものとする。
【0055】
まず、MDメカコントロールマイコン21は、システムコントロールマイコン13からSGデータの取得要求があるまで、後続処理の実行を待機する(ステップS11)。
そして、SGデータの取得要求があると、MDメカコントロールマイコン21は、要求されたトラック番号及び要求位置を記憶する(ステップS12)。すなわち、チェックアウトを行う音楽データのトラック番号及び、音楽データ中の1/2位置若しくは3/4位置を示す要求位置を自己のメモリ等に記憶する。
【0056】
MDメカコントロールマイコン21は、要求位置が1/2位置であるか否かを判別する(ステップS13)。
MDメカコントロールマイコン21は、要求位置が1/2位置であると判別した場合に、1/2位置のサーチポイントを算出する(ステップS14)。すなわち、音楽データ中の1/2位置を含むセクタのアドレスを算出する。
そして、MDメカコントロールマイコン21は、サーボ系をオンし、1/2位置のポイントをサーチする(ステップS15)。すなわち、MDメカコントロールマイコン21は、ディジタル信号処理回路28を制御して、スピンドルモータ24、光ピックアップ25、送りモータ26等のサーボ系(フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、及び、スピンドルサーボ等)を立ち上げ(動作可能状態とし)、音楽データの1/2のポイントを含むセクタの先頭をサーチする。
【0057】
一方、上述のステップS13にて、要求位置が1/2位置でない(3/4位置である)と判別した場合に、MDメカコントロールマイコン21は、3/4位置のサーチポイントを算出する(ステップS16)。
そして、MDメカコントロールマイコン21は、3/4位置のポイントをサーチする(ステップS17)。なおこの際、サーボ系が、一時停止状態(ポーズ状態)に維持されているため(後述するステップS20にて一時停止状態にされているため)、MDメカコントロールマイコン21は、サーボ系の一時停止状態を解除した後に、3/4位置のポイントをサーチする。
【0058】
MDメカコントロールマイコン21は、ディスクdのサーチポイントからデータを読み出し、バッファメモリ29に2セクタ分のデータを格納する(ステップS18)。
【0059】
MDメカコントロールマイコン21は、今回要求されたのが1/2位置であるか否かを判別する(ステップS19)。
MDメカコントロールマイコン21は、1/2位置であると判別すると、サーボ系をポーズ状態にする(ステップS20)。すなわち、MDメカコントロールマイコン21は、ディジタル信号処理回路28を制御して、スピンドルモータ24、光ピックアップ25、送りモータ26等のサーボ系を、一時停止状態とする。
【0060】
一方、要求されたのが1/2位置でない(3/4位置である)と判別した場合に、MDメカコントロールマイコン21は、サーボ系をオフにする(ステップS21)。すなわち、スピンドルモータ24、光ピックアップ25、送りモータ26等のサーボ系を、動作停止状態とする。
そして、MDメカコントロールマイコン21は、バッファメモリ29から要求された位置のSGデータを取得し、取得したSGデータをシステムコントロールマイコン13に転送する(ステップS22)。
【0061】
このようなチェックアウト時のSGデータ読み込み処理では、従来の記録再生装置と異なり、サーチポイント毎にサーボ系の立ち上げを行わない。すなわち、図3に示すように、1/2位置のSGデータを読み出す際に、サーボ系をオンにし、そして、3/4位置のSGデータを読み出した後に、サーボ系をオフにする。なお、1/2位置のSGデータを読み出した後は、サーボ系が一時停止状態に保持されている。
このため、3/4位置にてサーボ系を立ち上げるという動作が省けるので、3/4位置への素早いサーチが可能となる。つまり、ディスクdから複数位置のSGデータを読み出す際に、余分な待ち時間が発生しない。
【0062】
この結果、コンテンツハッシュを生成するためのSGデータを迅速に読み出すことができる。そして、このことにより、チェックアウト処理を短時間にて行うことができ、MDへの録音を高速で行うNetMD規格の利点がより引き出されることとなる。
【0063】
次に、図4を参照して、チェックイン時に、MDメカコントロールマイコン21が実行するSGデータ読み込み処理について説明する。このSGデータ読み込み処理は、SGデータの取得要求に応じるため、繰り返し実行されるものとする。
【0064】
まず、MDメカコントロールマイコン21は、SGデータの取得要求があるまで、後続処理の実行を待機し(ステップS31)、SGデータの取得要求があると、要求されたトラック番号及び要求位置を記憶する(ステップS32)。
なお、SGデータの取得要求と共に、取得要求の終了(連続したチェックイン時等における音楽データの最後)を示す停止コマンドが、システムコントロールマイコン13から送られている場合に、MDメカコントロールマイコン21は、この停止コマンドも自己のメモリ等に記憶する。
そして、MDメカコントロールマイコン21は、要求位置が1/2位置であるか否かを判別する(ステップS33)。
【0065】
MDメカコントロールマイコン21は、要求位置が1/2位置であると判別した場合に、1/2位置のサーチポイントを算出する(ステップS34)。そして、MDメカコントロールマイコン21は、サーボ系をオンし、1/2位置のポイントをサーチする(ステップS35)。
なお、複数の音楽データを連続してチェックインする場合には、最初の音楽データの1/2位置のポイントをサーチする場合にだけ、サーボ系をオンするものとする。その他の場合は、サーボ系が、一時停止状態(ポーズ状態)に維持されているため(後述するステップS40にて一時停止状態にされているため)、MDメカコントロールマイコン21は、サーボ系の一時停止状態を解除した後に、1/2位置のポイントをサーチする。
【0066】
一方、上述のステップS33にて、要求位置が1/2位置でない(3/4位置である)と判別した場合に、MDメカコントロールマイコン21は、3/4位置のサーチポイントを算出する(ステップS36)。
そして、MDメカコントロールマイコン21は、3/4位置のポイントをサーチする(ステップS37)。なおこの際、サーボ系が、一時停止状態に維持されているため、MDメカコントロールマイコン21は、サーボ系の一時停止状態を解除した後に、3/4位置のポイントをサーチする。
【0067】
MDメカコントロールマイコン21は、ディスクdのサーチポイントからデータを読み出し、バッファメモリ29に2セクタ分のデータを格納する(ステップS38)。そして、今回要求されたのが1/2位置であるか否かを判別する(ステップS39)。
【0068】
MDメカコントロールマイコン21は、1/2位置であると判別すると、サーボ系をポーズ状態にする(ステップS40)。
一方、要求されたのが1/2位置でない(3/4位置である)と判別した場合に、MDメカコントロールマイコン21は、システムコントロールマイコン13から送られる停止コマンドを受信しているか否かを判別する(ステップS41)。
MDメカコントロールマイコン21は、停止コマンドを受信していないと判別した場合に、上述のステップS40に処理を戻す(サーボ系をポーズ状態にする)。一方、停止コマンドを受信していると判別した場合に、MDメカコントロールマイコン21は、サーボ系をオフにする(ステップS42)。
そして、MDメカコントロールマイコン21は、バッファメモリ29から要求された位置のSGデータを取得して、システムコントロールマイコン13に転送する(ステップS43)。
【0069】
このようなチェックイン時のSGデータ読み込み処理でも、従来の記録再生装置と異なり、サーチポイント毎にサーボ系の立ち上げを行わない。また、連続して複数の音楽データをチェックインする場合も考慮しており、取得要求の終了(連続した音楽データの最後)を示す停止コマンドが送られている場合にだけ、サーボ系をオフにする。
すなわち、図5に示すように、最初の音楽データに対する1/2位置のサウンドグループデータを読み出す際に、サーボ系をオンにし、その後、最後の音楽データに対する3/4位置のサウンドグループデータを読み出した後に、サーボ系をオフにする。なお、最初の音楽データに対する1/2位置より、最後の音楽データに対する1/2位置に至るまでの間では、各位置のサウンドグループデータを読み出した後に、サーボ系が一時停止状態に保持される。
このため、途中の各位置(各音楽データ)に対してサーボ系を立ち上げるという動作が省けるので、各位置(1/2位置若しくは3/4位置)への素早いサーチが可能となる。つまり、ディスクdから複数位置のSGデータを読み出す際に、余分な待ち時間が発生しない。
【0070】
この結果、コンテンツハッシュを生成するためのSGデータを迅速に読み出すことができる。そして、このことにより、チェックイン処理を短時間にて行うことができ、MDへの録音を高速で行うNetMD規格の利点がより引き出されることとなる。
【0071】
上記の実施の形態では、NetMD規格に対応した記録再生装置について説明するために、MDからなるディスクdに音楽データ等を記録したが、音楽データ等を記録する対象の記録媒体は、MDに限られず任意である。
例えば、他にMO(Magneto-Optical disk)、DVD−RAM(Digital Versatile Disk-RAM)等の記録媒体に音楽データ等を記録してもよい。更に、記録媒体に記録するデータは、音楽データに限られず、他に映像データ等であってもよい。
【0072】
また、上記の実施の形態では、記録再生装置1及びパソコン3がそれぞれUSBインタフェースを備え、そして、記録再生装置1とパソコン3との間がUSBケーブルCを介して接続されるオーディオシステムについて説明した。しかしながら、記録再生装置1及びパソコン3が備えるインタフェースは、USBに限られず任意である。例えば、IEEE1394等のようなインタフェースであってもよく、記録再生装置1とパソコン3との間がIEEE1394ケーブルを介して接続されてもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、著作権保護のためのチェックデータを迅速に読み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録再生装置を含んだシステムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るチェックアウト時におけるSGデータ読み込み処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】図2のSGデータ読み込み処理における記録再生装置の動作を説明するための模式図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るチェックイン時におけるSGデータ読み込み処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】図4のSGデータ読み込み処理における記録再生装置の動作を説明するための模式図である。
【図6】従来の記録再生装置等の構成の一例を説明するためのブロック図である。
【図7】チェックアウト時におけるパソコン及び記録再生装置の動作を説明するための模式図である。
【図8】チェックイン時におけるパソコン及び記録再生装置の動作を説明するための模式図である。
【図9】SGデータ読み込み時の記録再生装置の動作を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 記録再生装置
11 セキュリティ回路
12 セキュリティコントロールマイコン
13 システムコントロールマイコン
14 操作部
15 表示パネル
16 MDメカユニット
21 MDメカコントロールマイコン
22 ヘッドドライバ
23 記録ヘッド
24 スピンドルモータ
25 光ピックアップ
26 送りモータ
27 RFアンプ
28 ディジタル信号処理回路
29 バッファメモリ
C USBケーブル

Claims (8)

  1. 所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送されるコンテンツを、自己が備える記録再生ユニットを介して所定の記録媒体に記録する記録再生装置であって、
    記録再生ユニットの駆動系の動作を制御する制御手段と、
    前記制御手段により制御された記録再生ユニットを介して、記録媒体に記録されたコンテンツ中における第1及び第2の位置からデータを読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段が読み出したデータに従って、記録媒体に記録されたコンテンツを特定するための一意情報を生成する一意情報生成手段と、
    前記一意情報生成手段が生成した一意情報を、コントロール機器に向けて送信する一意情報送信手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記読み出し手段が第1の位置からデータを読み出す前に、駆動系を動作可能状態に制御し、その後、前記読み出し手段が第2の位置からデータを読み出した後にだけ、駆動系を動作停止状態に制御する、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記制御手段は、前記読み出し手段が第1の位置からデータを読み出した後に、駆動系を一時停止状態に制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記読み出し手段は、複数コンテンツに対応して、各コンテンツ中における第1及び第2の位置からデータを順次読み出し、
    前記制御手段は、前記読み出し手段が最初のコンテンツ中の第1の位置からデータを読み出す前に、駆動系を動作可能状態に制御し、その後、前記読み出し手段が最後のコンテンツ中の第2の位置からデータを読み出した後にだけ、駆動系を動作停止状態に制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  4. 前記制御手段は、前記読み出し手段が、最初のコンテンツの第1の位置より最後のコンテンツの第1の位置までに至る間において、各位置からデータを読み出した後に、駆動系を一時停止状態に制御する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の記録再生装置。
  5. USB(Universal Serial Bus)インタフェースを介して外部のコントロール機器から転送される音楽データを、自己が備えるMD駆動ユニットを介してMDに記録する記録再生装置であって、
    MD駆動ユニットにおける少なくともフォーカスサーボ、トラッキングサーボ、及び、スピンドルサーボの動作を制御する制御手段と、
    前記制御手段により制御されたMD駆動ユニットを介して、MDに記録された音楽データ中における第1の所定位置及び第2の所定位置からサウンドグループデータを読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段が読み出した各サウンドグループデータに従って、記録媒体に記録された音楽データを特定するためのコンテンツハッシュを生成するハッシュ生成手段と、
    前記ハッシュ生成手段が生成したコンテンツハッシュを、コントロール機器に向けて送信するハッシュ送信手段と、を備え、
    前記読み出し手段は、複数の音楽データに対応して、各音楽データ中における第1の所定位置及び第2の所定位置からサウンドグループデータを順次読み出し、
    前記制御手段は、前記読み出し手段が最初の音楽データ中の第1の所定位置からサウンドグループデータを読み出す前に、各サーボを動作可能状態に制御し、その後、前記読み出し手段が最後の音楽データ中の第2の所定位置からサウンドグループデータを読み出した後にだけ、各サーボを動作停止状態に制御する、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  6. 前記制御手段は、前記読み出し手段が、最初の音楽データの第1の所定位置より最後の音楽データの第1の所定位置までに至る間において、各位置からサウンドグループデータを読み出した後に、各サーボを一時停止状態に制御する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の記録再生装置。
  7. 所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送されるコンテンツを、自己が備える記録再生ユニットを介して所定の記録媒体に記録する記録再生装置におけるデータ読み出し方法であって、
    記録再生ユニットの駆動系の動作を制御する制御ステップと、
    前記制御ステップにて制御された記録再生ユニットを介して、記録媒体に記録されたコンテンツ中における第1及び第2の位置からデータを読み出す読み出しステップと
    前記読み出しステップにて読み出されたデータに従って、記録媒体に記録されたコンテンツを特定するための一意情報を生成する一意情報生成ステップと、
    前記一意情報生成ステップにて生成された一意情報を、コントロール機器に向けて送信する一意情報送信ステップと、を備え、
    前記制御ステップは、前記読み出しステップにて第1の位置からデータを読み出される前に、駆動系を動作可能状態に制御し、その後、前記読み出しステップにて第2の位置からデータを読み出された後にだけ、駆動系を動作停止状態に制御する、
    ことを特徴とするデータ読み出し方法。
  8. 前記制御ステップは、前記読み出しステップにて第1の位置からデータを読み出された後に、駆動系を一時停止状態に制御する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ読み出し方法。
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