JP3931109B2 - 記録再生装置およびセキュリティ制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、記録再生装置およびセキュリティ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パーソナルコンピュータ(パソコン)等のコントロール機器に接続されて使用されるプリンタやモデム等の電子機器が知られている。このような電子機器は、例えば、RS232Cやセントロニクス等のインタフェースを備えており、所定のケーブルを介してコントロール機器と接続され、コントロール機器からの制御等に従って動作する。
近年では、パソコン等(コントロール機器)に採用されたインタフェース規格としてUSB(Universal Serial Bus)等が注目されている。このUSBは、パソコンにおいて導入されている一般的なOS(Operating System)にてサポートされており、パソコンの電源を入れたままで電子機器を接続できるホット・プラグ・インや、電子機器を使用するための設定を自動的に行えるプラグ・アンド・プレイが特徴となっている。
【0003】
最近では、このUSBを利用して、パソコンとMD(ミニディスク)記録再生機器とを接続する「NetMD(登録商標)」と呼ばれる新しいインターフェース規格が策定されている。
このNetMD規格は、音楽MDにおける拡張規格であり、強固な著作権保護技術に基づいて、パソコンのハードディスク上に記録された音楽データをMD記録再生機器に転送し、市販の記録用MDに記録するものである。その際、デコード前の状態の音楽データがそのまま転送されるため、デコード/エンコード等に伴う音質劣化が防止される。また、再生に伴う録音と異なり、実質的なデータ転送であるため、通常録音時と比べて数倍〜数十倍の速さで記録が終了する。
【0004】
各オーディオメーカ等は、このような特徴を有するNetMD規格に対応したMD記録再生機器を各種製造し、市場への投入を開始している。そして、パソコンを所有している利用者の間に、このようなMD記録再生機器が徐々に普及して来ている。
【0005】
上述したように、NetMD規格は、強固な著作権保護技術が特徴の一つとして挙げられ、無秩序な音楽データの拡散を防止している。具体的には、チェックアウト・チェックイン機能によって、著作権保護の実効が図られている。
ここで、チェックアウトとは、音楽データ(コンテンツ)をパソコンからMD記録再生機器に転送(記録用MDにコピー)することを言う。
一方、チェックインとは、チェックアウトによってMD記録再生機器に転送され記録された音楽データ(実際には、後述するコンテンツハッシュ)を、パソコン(転送元となる同一のパソコン)に戻すことにより、MD記録再生機器にてその音楽データを使用不能とさせることを言う。
また、各音楽データには、チェックアウトの制限回数(初期値として、例えば、3回)が規定されている。そして、パソコンは、チェックアウト毎に、この制限回数を1ずつ減らし、制限回数を超えたチェックアウトを禁止している。なお、パソコンがチェックイン時に制限回数を1ずつ増やすため、チェックアウト後のチェックインが適切に行われることを条件に、利用者は、パソコンとMD記録再生機器との間で音楽データを自由に移動させることができる。
【0006】
以下、このようなNetMD規格に対応した記録再生機器について、図8を参照して説明する。図8は、パソコン300とUSBケーブルCを介して接続された記録再生装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図示するように、記録再生装置100は、セキュリティ回路110と、MDメカユニット120と、操作部130と、表示パネル140とを含んで構成される。
【0007】
セキュリティ回路110は、USBケーブルCを介してパソコン300との間で通信を行うためのUSBインタフェースを備え、パソコン300との認証を行うと共に、チェックアウト・チェックイン時に必要となるデータを、MDメカユニット120(システムコントロールマイコン129)を介してMD(ディスクd)から読み出す。
【0008】
MDメカユニット120は、ヘッドドライバ121と、記録ヘッド122と、スピンドルモータ123と、光ピックアップ124と、送りモータ125と、RFアンプ126と、ディジタル信号処理回路127と、バッファメモリ128と、システムコントロールマイコン129と、から構成される。
【0009】
ヘッドドライバ121は、記録ヘッド122を制御して、ディスクdに音楽データ等を書き込む。
スピンドルモータ123は、ターンテーブル上に搭載されたディスクdを回転させる。光ピックアップ124は、送りモータ125により運ばれたディスクd上から、音楽データ等を読み出し、RFアンプ126を介してディジタル信号処理回路127に供給する。
ディジタル信号処理回路127は、ADIP(ADdress In Pre-groove)デコーダ、EFM(Eight to Fourteen Modulation)デコーダ、ショックプルーフメモリコントローラ、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)用エンコーダ・デコーダ、及び、サーボ制御部として動作する。
【0010】
バッファメモリ128は、再生時等において、所定容量の音楽データを一時的に記憶する。
システムコントロールマイコン129は、セキュリティ回路110及び、ディジタル信号処理回路127等を通じて、記録再生装置100全体を制御する。例えば、システムコントロールマイコン129は、操作部130からの指示信号等に従って、ディスクdから音楽データを再生する。その際、表示パネル140に記録再生装置100の動作状況を示す文字や図形等を表示する。
【0011】
このような構成の記録再生装置100は、チェックアウト時に、パソコン300から音楽データの転送を受け、受信した音楽データをディスクdに記録する。また、チェックイン時に、ディスクdに記録した音楽データを、パソコン300に戻す(実際には、後述するコンテンツハッシュを返信すると共に音楽データをディスクdから削除する)。
【0012】
以下、パソコン300及び記録再生装置100の動作について図9及び図10を参照して簡単に説明する。これらの図は、それぞれパソコン300及び記録再生装置100の動作について説明するための模式図であり、図9がチェックアウト時の動作であり、また、図10がチェックイン時の動作である。
【0013】
まず、図9を参照してチェックアウト時の動作について説明する。なお、通常行われる認証等のやり取りは省略してある。
図9に示すように、セッションが開始され、コンテンツキーのやり取りが行われると、T1のタイミングにて、転送される音楽データの詳細情報がパソコン300から記録再生装置100に送られる。具体的には、トラック属性、データサイズ、及び、トラックモード等の詳細情報が記録再生装置100に送られる。
そして、NetMD規格のステータスがやり取りされると、T2のタイミングにて、パソコン300から音楽データの転送が開始される。転送された音楽データは、記録再生装置100にてディスクdに記録される。
【0014】
音楽データの記録が完了すると、T3のタイミングにて、記録された音楽データのコンテンツハッシュが記録再生装置100からパソコン300に送られる。このコンテンツハッシュとは、記録された音楽データを特定するためのユニークな情報である。具体的には、音楽データ中の1/2位置及び3/4位置のサウンドグループ(1フレーム)、トラックモード、及び、コンテンツサイズから、ハッシュ計算により一意的に求まる情報である。
そして、パソコン300は、記録再生装置100から送られたコンテンツハッシュを受信すると、自己が管理する音楽データと対応付けてこのコンテンツハッシュを記憶する。
【0015】
続いて、音楽タイトルの授受が行われると、T4のタイミングにて、チェックアウト制御情報がパソコン300から送られる。記録再生装置100は、このチェックアウト制御情報を受信すると、UTOC(User Table Of Contents)情報等を更新する。
そして、チェックアウト制御情報に対する応答がパソコン300に返されると、T5のタイミングにて、セッションが終了される。この際、パソコン300は、制限回数(チェックアウトカウンタ)を1だけ減算する。
【0016】
上述したように、T3のタイミングにて、ディスクdに今回記録した音楽データに対応するコンテンツハッシュが、記録再生装置100からパソコン300に送られる。
この際、システムコントロールマイコン129は、ディジタル信号処理回路127を制御して、サウンドグループ、トラックモード、及び、コンテンツサイズの情報を、ディスクdから読み出す。そして、システムコントロールマイコン129は、読み出した情報を基にしたハッシュ計算により、音楽データに対応して一意に定まるコンテンツハッシュを生成し、セキュリティ回路110を介してパソコン300に送信する。
そして、パソコン300は、このコンテンツハッシュを自己の音楽データと対応付けて記憶する。
【0017】
次に、図10を参照してチェックイン時の動作について簡単に説明する。なお、通常行われる認証等のやり取りは省略してある。
図10に示すように、セッションが開始され、コンテンツハッシュを要求する情報がパソコン300から送られると、T6のタイミングにて、音楽データのコンテンツハッシュが記録再生装置100からパソコン300に送られる。
パソコン300は、コンテンツハッシュを受信すると、チェックアウト時に音楽データに対応付けて記憶したコンテンツハッシュと比較し、音楽データの同一性を確認する。
なお、複数の音楽データが続けてチェックインされる場合には、複数のコンテンツハッシュが確認される。
【0018】
そして、T7〜T8のタイミングにかけて、コンテンツハッシュの確認結果に従ったチェックイン制御情報がパソコン300から記録再生装置100に送られる。記録再生装置100は、このチェックイン制御情報を受信すると、UTOC情報等を更新する(具体的には、対象トラックを消去する)。
その後、チェックイン制御情報に対する応答がパソコン300に返されると、T9のタイミングにて、セッションが終了される。この際、パソコン300は、対象となる音楽データの制限回数(チェックアウトカウンタ)を1だけ加算する。
【0019】
上述したように、チェックイン時もT6のタイミングにて、ディスクdから戻そうとする音楽データに対応するコンテンツハッシュが、記録再生装置100からパソコン300に送られる。
この際も同様に、システムコントロールマイコン129は、ディジタル信号処理回路127を制御して、サウンドグループ、トラックモード、及び、コンテンツサイズの情報をディスクdから読み出す。そして、コンテンツハッシュを生成してパソコン300に送信する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、図8に示す従来の記録再生装置100は、コンテンツハッシュを生成する際に(チェックアウト時及び、チェックイン時に)、システムコントロールマイコン129が、MDメカユニット120のディジタル信号処理回路127を制御して、サウンドグループ、トラックモード、及び、コンテンツサイズをディスクdから読み出している。そして、これらの情報から一意的に求められたコンテンツハッシュがセキュリティ回路110を介してパソコン300に送信される。
つまり、コンテンツハッシュを生成・送信するために、セキュリティ回路110をシステムコントロールマイコン129に接続し、システムコントロールマイコン129によって、ディジタル信号処理回路127を直接制御する構成となっている。
【0021】
このような構成は、NetMD規格に対応しない他機種の記録再生機器の構成と異なった独特のものである。そのため、記録再生装置100の製品化に伴い、MDメカユニット120の回路、及び、システムコントロールマイコン129のソフトウェアの再設計が必要であった。
【0022】
そして、このような再設計のために、余分な設計コストが必要となるだけでなく、新たな回路基板の実装や製造工程の変更等により製造コストをも引き上げてしまい、そのまま、製品価格の上昇を招くという問題があった。
特に、MDメカユニット120は、他機種のMDメカユニットと互換性が無いため、コストアップの影響ばかりでなく、品質面での影響も懸念される。
【0023】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、著作権保護を適切に行うと共に、多機種間において生産コスト等の削減を図ることができる記録再生装置およびセキュリティ制御方法を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る記録再生装置は、
特定規格に対応していない他機種にも共通して用いられる駆動メカユニットを有し、所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送されるコンテンツを、該駆動メカユニットにより所定の記録媒体に記録する、特定規格に対応した記録再生装置であって、
コントロール機器と記録再生装置との間における、特定規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、
前記インタフェースユニットと前記駆動メカユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットと、を備え、
前記駆動メカユニットは、前記コントロールユニットからの制御に連動して動作し、コンテンツを記録した記録媒体から所定の情報を読み出し、
前記コントロールユニットは、前記駆動メカユニットが読み出した情報から、記録媒体に記録されたコンテンツを特定するための特定規格に沿った一意情報を生成して、前記インタフェースユニットを介してコントロール機器に送信する、
ことを特徴とする。
【0025】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る記録再生装置は、
NetMD規格に対応していない他機種にも共通して用いられるMD駆動ユニットを有し、USBインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送される音楽データを、該MD駆動ユニットによりMDに記録する、NetMD規格に対応した記録再生装置であって、
コントロール機器と記録再生装置との間における、NetMD規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、
前記インタフェースユニットと前記MD駆動ユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットと、を備え、
前記MD駆動ユニットは、前記コントロールユニットからの制御に連動して動作し、コンテンツハッシュを生成する際に必要となる情報を、音楽データを記録したMDから読み出し、
前記コントロールユニットは、チェックアウト時及びチェックイン時に、前記MD駆動ユニットが読み出した情報からNetMD規格に沿ったコンテンツハッシュを生成し、前記インタフェースユニットを介してコントロール機器に送信する、
ことを特徴とする。
【0026】
前記MD駆動ユニットは、コンテンツハッシュを生成する際に必要となる情報として、サウンドグループデータ、トラックモード及び、コンテンツサイズをMDから読み出してもよい。
【0027】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る記録再生装置は、
特定規格に対応していない他機種にも共通して用いられる駆動メカユニットを有し、所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送されるコンテンツを、該駆動メカユニットにより所定の記録媒体に記録する、特定規格に対応した記録再生装置であって、
コントロール機器と記録再生装置との間における、特定規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、
前記インタフェースユニットと前記駆動メカユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットと、を備え、
前記コントロールユニットは、
前記駆動メカユニットを制御して動作させ、コンテンツを記録した記録媒体から所定の情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段が取得した情報に従って、記録媒体に記録されたコンテンツを特定するための特定規格に沿った一意情報を生成する一意情報生成手段と、
前記一意情報生成手段が生成した一意情報を、前記インタフェースユニットを介してコントロール機器に向けて送信する一意情報送信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0028】
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係る記録再生装置は、
NetMD規格に対応していない他機種にも共通して用いられるMD駆動ユニットを有し、USBインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送される音楽データを、該MD駆動ユニットによりMDに記録する、NetMD規格に対応した記録再生装置であって、
コントロール機器と記録再生装置との間における、NetMD規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、
前記インタフェースユニットと前記MD駆動ユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットと、を備え、
前記コントロールユニットは、
前記MD駆動ユニットを制御して動作させ、音楽データを記録したMDから、コンテンツハッシュを生成する際に必要となる情報を取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段が取得した情報に従って、NetMD規格に沿ったコンテンツハッシュを生成するコンテンツハッシュ生成手段と、
前記コンテンツハッシュ生成手段が生成したコンテンツハッシュを、前記インタフェースユニットを介してコントロール機器に向けて送信するコンテンツハッシュ送信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
【0029】
前記コントロールユニットは、チェックアウト時及びチェックイン時に、
前記情報取得手段が、前記MD駆動ユニットを制御し、サウンドグループデータ、トラックモード及び、コンテンツサイズをMDから読み出し、
前記コンテンツハッシュ生成手段が、前記情報取得手段が取得した情報にハッシュ計算を施して、コンテンツハッシュを生成し、
前記コンテンツハッシュ送信手段が、前記コンテンツハッシュ生成手段により生成されたコンテンツハッシュを、前記インタフェースユニットを介してコントロール機器に向けて送信してもよい。
【0030】
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点に係るセキュリティ制御方法は、
特定規格に対応していない他機種にも共通して用いられる駆動メカユニットを有し、所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送されるコンテンツを、当該駆動メカユニットにより所定の記録媒体に記録する、特定規格に対応した記録再生装置におけるセキュリティ制御方法であって、
記録再生装置は、コントロール機器と記録再生装置との間における、特定規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、前記インタフェースユニットと前記駆動メカユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットとを更に有しており、
前記コントロールユニットが行う、前記駆動メカユニットを制御して動作させ、コンテンツを記録した記録媒体から所定の情報を取得する情報取得ステップと、
前記コントロールユニットが行う、前記情報取得ステップにて取得された情報に従って、記録媒体に記録されたコンテンツを特定するための特定規格に沿った一意情報を生成する一意情報生成ステップと、
前記コントロールユニットが行う、前記一意情報生成ステップにて生成された一意情報を、前記インタフェースユニットを介して、コントロール機器に向けて送信する一意情報送信ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0031】
上記目的を達成するため、本発明の第6の観点に係るセキュリティ制御方法は、
NetMD規格に対応していない他機種にも共通して用いられるMD駆動ユニットを有し、USBインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送される音楽データを、当該MD駆動ユニットによりMDに記録する、NetMD規格に対応した記録再生装置におけるセキュリティ制御方法であって、
記録再生装置は、コントロール機器と記録再生装置との間における、NetMD規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、前記インタフェースユニットと前記MD駆動ユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットとを更に有しており、
前記コントロールユニットが行う、前記MD駆動ユニットを制御して動作させ、音楽データを記録したMDから、コンテンツハッシュを生成する際に必要となる情報を取得する情報取得ステップと、
前記コントロールユニットが行う、前記情報取得ステップにて取得された情報に従って、NetMD規格に沿ったコンテンツハッシュを生成するコンテンツハッシュ生成ステップと、
前記コントロールユニットが行う、前記コンテンツハッシュ生成ステップにて生成されたコンテンツハッシュを、前記インタフェースユニットを介して、コントロール機器に向けて送信するコンテンツハッシュ送信ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態にかかる記録再生装置について、以下図面を参照して説明する。
【0033】
図1は、この発明の実施の形態に適用される記録再生装置1を含んだシステムの構成の一例を示すブロック図である。図示するように、このシステムは、記録再生装置1と、パソコン3とが、USBケーブルCを介して接続されて構成される。
【0034】
記録再生装置1は、「NetMD(登録商標)」規格に対応したオーディオ機器であり、図示するように、セキュリティ回路11と、セキュリティコントロールマイコン12と、システムコントロールマイコン13と、操作部14と、表示パネル15と、MDメカユニット16と、から構成される。
【0035】
すなわち、記録再生装置1は、NetMD規格に準じて、チェックアウト時に、パソコン3から転送される音楽データを、ディスクd(MD;ミニディスク)に記録する。また、チェックイン時に、ディスクdに記録した音楽データを、パソコン3に戻す(実際には、コンテンツハッシュを返信すると共に音楽データをディスクdから削除する)。
なお、これらチェックアウト・チェックイン時に、記録再生装置1は、著作権保護を適切に行うためのコンテンツハッシュ(音楽データに従って、一意的に定まり、音楽データを特定するための情報)を生成して、パソコン3に送信する。
【0036】
ところで、ディスクdには、UTOC(User Table Of Contents)記録エリアが設けられており、図2に示すようなUTOC情報が記憶されている。
このUTOC情報は、ディスクdに記録される音楽データを管理するための情報であり、図示するようなエリアEに、スタートアドレス(Start address)、エンドアドレス(End address)及び、トラックモード(Track mode)が、音楽データ毎にセットされる。
なお、スタートアドレス及び、エンドアドレスは、ディスクd上における音楽データのアドレスを規定する情報であり、図3に示すような、ディスクd上の位置アドレスを表すためのクラスタ、セクタ、及び、サウンドグループ(SG)の値が設定される。
また、トラックモードとは、音楽データのコピーの可否や記録モードの種別等を規定する情報であり、図4に示すように、各ビットの値にそれぞれの意味が規定されている。
【0037】
図1に戻って、セキュリティ回路11は、USBケーブルCを介してパソコン3との間で通信を行うためのUSBインタフェースを含んでおり、セキュリティコントロールマイコン12に制御され、パソコン3との間で認証等を行う。
【0038】
セキュリティコントロールマイコン12は、システムコントロールマイコン13がMDメカユニット16から取得したサウンドグループデータ、トラックモード、及び、コンテンツサイズからコンテンツハッシュを生成する。具体的には、音楽データ中の1/2位置及び3/4位置のサウンドグループ(1フレーム)データ、トラックモード、及び、コンテンツサイズから、ハッシュ計算により一意的に求まるコンテンツハッシュを生成する。
【0039】
システムコントロールマイコン13は、セキュリティコントロールマイコン12及び、MDメカユニット16(MDメカコントロールマイコン21)を制御して、記録再生装置1全体を制御する。
【0040】
操作部14は、例えば、複数のキースイッチ群からなり、利用者の操作(押下等)に従った指示情報をシステムコントロールマイコン13に供給する。
【0041】
表示パネル15は、液晶表示パネル等からなり、システムコントロールマイコン13から供給される表示用データに従って、オーディオ装置1の動作状況を示す文字や図形等を表示する。
【0042】
MDメカユニット16は、NetMD規格に対応している本記録再生装置1だけでなく、NetMD規格に対応していない他機種の記録再生装置にも共通に採用される駆動ユニットであり、MDメカコントロールマイコン21と、ヘッドドライバ22と、記録ヘッド23と、スピンドルモータ24と、光ピックアップ25と、送りモータ26と、RFアンプ27と、ディジタル信号処理回路28と、バッファメモリ29と、から構成される。
【0043】
MDメカコントロールマイコン21は、システムコントロールマイコン13から送られる制御コマンド(依頼情報等)に従って、ディジタル信号処理回路28を制御する。
ヘッドドライバ22は、記録ヘッド23を制御して、ディスクdに音楽データやタイトル情報等を書き込む。
記録ヘッド23は、光ピックアップ25によりキュリー点以上にまで加熱されたディスクdの記録面を磁化することにより、音楽データ等ディスクdに記録する。
【0044】
スピンドルモータ24は、ディスクdを搭載する図示せぬターンテーブルを回転駆動させる。
光ピックアップ25は、音楽データの再生時に、所定の波長のレーザ光をディスクdの記録面に向けて照射し、その反射光を受けて電気信号に変換する。光ピックアップ25は、変換した電気信号をRFアンプ2に供給する。
また、光ピックアップ25は、音楽データの記録時に、レーザ光をディスクdの記録面に向けて照射し、キュリー点以上になるまで加熱する。
送りモータ26は、ディジタル信号処理回路28に制御され、光ピックアップ25をディスクdの所定位置に移動させる。
RFアンプ27は、光ピックアップ25より供給された電気信号からRF信号、フォーカスエラー信号及び、トラッキングエラー信号等を生成する。RFアンプ27は、生成したRF信号等をディジタル信号処理回路28等に供給する
【0045】
ディジタル信号処理回路28は、MDメカコントロールマイコン21に制御され、スピンドルモータ24、光ピックアップ25、送りモータ26及び、ヘッドドライバ22等を制御する。
例えば、音楽データのチェックアウト時に、ディジタル信号処理回路28は、セキュリティ回路(USBインタフェース)11を介してパソコン3から転送される音楽データを取得し、ヘッドドライバ22等を制御して、ディスクdに音楽データを記録する。その際、ディジタル信号処理回路28は、光ピックアップ25を介して、サウンドグループ、トラックモード、及び、コンテンツサイズを、ディスクdから読み出し、MDメカコントロールマイコン21に供給する。
また、音楽データのチェックイン時にも、ディスクdからサウンドグループ、トラックモード、及び、コンテンツサイズを読み出し、MDメカコントロールマイコン21に供給する。
バッファメモリ29は、再生時等おいて、所定容量の音楽データを一時的に記憶する。
【0046】
一方、パソコン3は、CPU等の演算ユニット、メモリやハードディスク等の記憶素子、マウスやキーボード等の操作デバイス、ディスプレイ等の表示デバイス、そして、USBインタフェース等を備えた汎用のパーソナルコンピュータからなる。
そして、パソコン3は、ハードディスク等にインストールされたOS(Operating System)に従って稼動し、そのOS上にてNetMD規格に対応したアプリケーションソフトウェアを実行する。
【0047】
具体的にパソコン3は、チェックアウト機能によって、ハードディスクに予め記憶した音楽データ(コンテンツ)を、記録再生装置1に転送し、ディスクdに記録させる。その際、記録再生装置1から送られるコンテンツハッシュを受信して記憶すると共に、チェックアウトの制限回数を1だけ減算する。
また、パソコン3は、チェックイン機能によって、記録再生装置1から送られるコンテンツハッシュを受信して、チェックアウト時に記憶したコンテンツハッシュとの比較をすることにより、対象の音楽データの同一性を判別し、記録再生装置1にてその音楽データを使用不能とさせる(具体的には、音楽データを消去させる)。その際、チェックアウトの制限回数を1だけ加算する。
【0048】
以下、この発明の実施の形態にかかる記録再生装置1の詳細な動作について、図5〜図7を参照して説明する。図5〜図7は、チェックアウト・チェックイン時においてコンテンツハッシュを生成する際に、システムコントロールマイコン13とMDメカコントロールマイコン21との間で行われる各処理を説明するためのフローチャートである。
【0049】
なお、記録再生装置1は、チェックアウト時及びチェックイン時に、上述した図9及び図10における記録再生装置100と同様の動作を行う。
その際、記録再生装置1は、システムコントロールマイコン13が、セキュリティコントロールマイコン12及び、MDメカコントロールマイコン21を制御して、パソコン3との間で必要な情報を送受信する。それでも、コンテンツハッシュを生成する際に、ディスクdから必要な情報を読み出す必要がある。この場合、システムコントロールマイコン13とMDメカコントロールマイコン21とが以下に説明する図5〜図7の各処理を行い、他機種の装置とも互換性のあるMDメカユニット16から、サウンドグループ(音楽データ中の1/2位置及び3/4位置のサウンドグループデータ)、トラックモード、及び、コンテンツサイズを取得する。
【0050】
最初に、図5を参照して、システムコントロールマイコン13が実行するSG(サウンドグループ)データ取得処理及び、MDメカコントロールマイコン21が実行するSGデータ読み込み処理について説明する。
まず、システムコントロールマイコン13は、トラック番号及び、サーチポイントを依頼情報に設定する(ステップS11)。すなわち、システムコントロールマイコン13は、チェックアウト又はチェックインを行う音楽データのトラック番号及び、1/2位置又は3/4位置を示すサーチポイントを依頼情報に設定する。
なお、1/2位置又は3/4位置は、例えば、図2及び図3に示すような、UTOC情報中のスタートアドレス及びエンドアドレス等から求められる。
【0051】
システムコントロールマイコン13は、依頼情報をMDメカコントロールマイコン21に送信し、SGデータの取得を依頼する(ステップS12)。
そして、システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21からSGデータを取得するまで、後続処理の実行を待機する(ステップS13)。
【0052】
一方、MDメカコントロールマイコン21は、システムコントロールマイコン13から送られる依頼情報を受信し、ディスク駆動系をオンにする(ステップS21)。すなわち、ディスクdから対象位置のSGデータを読み出すことができるように、スピンドルモータ24及び送りモータ26等を駆動させる。
MDメカコントロールマイコン21は、対象トラックのサーチポイントに光ピックアップ25を移動させる(ステップS22)。
【0053】
MDメカコントロールマイコン21は、サーチポイントのSGデータを読み込み、システムコントロールマイコン13に供給する(ステップS23)。
そして、MDメカコントロールマイコン21は、ディスク駆動系をオフにする(ステップS24)。
【0054】
また、システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21から送られるSGデータを取得すると、取得したSGデータを自己のメモリに記憶する(ステップS14)。
システムコントロールマイコン13は、メモリに記憶したSGデータをセキュリティコントロールマイコン12に転送する(ステップS15)。
【0055】
次に、図6を参照して、システムコントロールマイコン13が実行するトラックモード取得処理及び、MDメカコントロールマイコン21が実行するトラックモード読み込み処理を説明する。
まず、システムコントロールマイコン13は、トラック番号を依頼情報に設定する(ステップS31)。すなわち、システムコントロールマイコン13は、チェックアウト又はチェックインを行う音楽データのトラック番号を依頼情報に設定する。
【0056】
システムコントロールマイコン13は、依頼情報をMDメカコントロールマイコン21に送信し、トラックモードの取得を依頼する(ステップS32)。
システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21からトラックモードを取得するまで、後続処理の実行を待機する(ステップS33)。
【0057】
一方、MDメカコントロールマイコン21は、システムコントロールマイコン13から送られる依頼情報を受信し、対象トラックのトラックモードを読み込む(ステップS41)。すなわち、MDメカコントロールマイコン21は、例えば、図2及び図4に示すような、UTOC情報からトラックモードを読み込む。なお、UTOC情報は、ディスクdの装填時に、ディスクdからバッファメモリ29等に読み出されているものとする。
MDメカコントロールマイコン21は、読み込んだトラックモードをシステムコントロールマイコン13に供給する(ステップS42)。
【0058】
また、システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21から送られるトラックモードを取得すると、取得したトラックモードを自己のメモリに記憶する(ステップS34)。
システムコントロールマイコン13は、メモリに記憶したトラックモードをセキュリティコントロールマイコン12に転送する(ステップS35)。
【0059】
最後に、図7を参照して、システムコントロールマイコン13が実行するコンテンツサイズ取得処理及び、MDメカコントロールマイコン21が実行するコンテンツサイズ読み込み処理を説明する。
まず、システムコントロールマイコン13は、トラック番号を依頼情報に設定する(ステップS51)。
システムコントロールマイコン13は、依頼情報をMDメカコントロールマイコン21に送信し、コンテンツサイズの取得を依頼する(ステップS52)。
システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21からコンテンツサイズを取得するまで、後続処理の実行を待機する(ステップS53)。
【0060】
一方、MDメカコントロールマイコン21は、システムコントロールマイコン13から送られる依頼情報を受信し、対象トラックのスタートアドレス及びエンドアドレスを読み込む(ステップS61)。つまり、システムコントロールマイコン13は、図2及び図3に示すような、UTOC情報から、スタートアドレス及びエンドアドレスを読み込む。
MDメカコントロールマイコン21は、両アドレス(スタートアドレス及びエンドアドレス)からコンテンツサイズを算出する(ステップS62)。すなわち、MDメカコントロールマイコン21は、エンドアドレスからスタートアドレスを減算し、音楽データのコンテンツサイズを求める。
MDメカコントロールマイコン21は、算出したコンテンツサイズをシステムコントロールマイコン13に供給する(ステップS63)。
【0061】
また、システムコントロールマイコン13は、MDメカコントロールマイコン21から送られるコンテンツサイズを取得すると、取得したコンテンツサイズを自己のメモリに記憶する(ステップS54)。
システムコントロールマイコン13は、メモリに記憶したコンテンツサイズをセキュリティコントロールマイコン12に転送する(ステップS55)。
【0062】
上述した図5〜図7に示す各処理によって、SGデータ、トラックモード、及び、コンテンツサイズがセキュリティコントロールマイコン12に転送される。そして、セキュリティコントロールマイコン12は、これらSGデータ、トラックモード、及び、コンテンツサイズにハッシュ計算を施して、コンテンツハッシュを求める。セキュリティコントロールマイコン12は、求めたコンテンツハッシュをパソコン3に送信する。
【0063】
このように、記録再生装置1は、他機種の記録再生装置にも共通して使用されるMDメカユニット16を活用でき、主に、システムコントロールマイコン13の処理を追加するだけで、ディスクdからコンテンツハッシュを生成することができる。
つまり、他機種の記録再生装置にも共通して使用されるMDメカユニット16側をそのまま流用して、システムコントロールマイコン13のプログラムを多少変更し、著作権保護等に必要なセキュリティコントロールマイコン12等を付加することで、NetMD規格に対応した記録再生装置を設計し・製造することができる。
そのため、設計コストや製造コストを大幅に低減することができる。
【0064】
この結果、著作権保護を適切に行うと共に、多機種間において生産コスト等の削減を図ることができる。
【0065】
上記の実施の形態では、NetMD規格に対応した記録再生装置について説明するために、MDからなるディスクdに音楽データ等を記録したが、音楽データ等を記録する対象の記録媒体は、MDに限られず任意である。
例えば、他にMO(Magneto-Optical disk)、DVD−RAM(Digital Versatile Disk-RAM)等の記録媒体に音楽データ等を記録してもよく、また、スマートメディア(商標)、メモリステック(商標)等の記録媒体に音楽データ等を記録してもよい。
更に、記録媒体に記録するデータは、音楽データに限られず、他に映像データ等であってもよい。
【0066】
また、上記の実施の形態では、記録再生装置1及びパソコン3がそれぞれUSBインタフェースを備え、そして、記録再生装置1とパソコン3との間がUSBケーブルCを介して接続されるオーディオシステムについて説明した。しかしながら、記録再生装置1及びパソコン3が備えるインタフェースは、USBに限られず任意である。例えば、IEEE1394等のようなインタフェースであってもよく、記録再生装置1とパソコン3との間がIEEE1394ケーブルを介して接続されてもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、著作権保護を適切に行うと共に、多機種間において生産コスト等の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録再生装置を含んだシステムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】UTOC情報の構造を説明するための模式図である。
【図3】UTOC情報中のスタートアドレス及びエンドアドレスの構成を説明するための模式図である。
【図4】UTOC情報中のトラックモードの構成を説明するための模式図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るSGデータ取得処理及びSGデータ読み込み処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係るトラックモード取得処理及びトラックモード読み込み処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係るコンテンツサイズ取得処理及びコンテンツサイズ読み込み処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】従来の記録再生装置等の構成の一例を説明するためのブロック図である。
【図9】チェックアウト時におけるパソコン及び記録再生装置の動作を説明するための模式図である。
【図10】チェックイン時におけるパソコン及び記録再生装置の動作を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 記録再生装置
11 セキュリティ回路
12 セキュリティコントロールマイコン
13 システムコントロールマイコン
14 操作部
15 表示パネル
16 MDメカユニット
21 MDメカコントロールマイコン
22 ヘッドドライバ
23 記録ヘッド
24 スピンドルモータ
25 光ピックアップ
26 送りモータ
27 RFアンプ
28 ディジタル信号処理回路
29 バッファメモリ
C USBケーブル

Claims (8)

  1. 特定規格に対応していない他機種にも共通して用いられる駆動メカユニットを有し、所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送されるコンテンツを、該駆動メカユニットにより所定の記録媒体に記録する、特定規格に対応した記録再生装置であって、
    コントロール機器と記録再生装置との間における、特定規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、
    前記インタフェースユニットと前記駆動メカユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットと、を備え、
    前記駆動メカユニットは、前記コントロールユニットからの制御に連動して動作し、コンテンツを記録した記録媒体から所定の情報を読み出し、
    前記コントロールユニットは、前記駆動メカユニットが読み出した情報から、記録媒体に記録されたコンテンツを特定するための特定規格に沿った一意情報を生成して、前記インタフェースユニットを介してコントロール機器に送信する、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  2. NetMD規格に対応していない他機種にも共通して用いられるMD駆動ユニットを有し、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを介して外部のコントロール機器から転送される音楽データを、該MD駆動ユニットによりMDに記録する、NetMD規格に対応した記録再生装置であって、
    コントロール機器と記録再生装置との間における、NetMD規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、
    前記インタフェースユニットと前記MD駆動ユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットと、を備え、
    前記MD駆動ユニットは、前記コントロールユニットからの制御に連動して動作し、コンテンツハッシュを生成する際に必要となる情報を、音楽データを記録したMDから読み出し、
    前記コントロールユニットは、チェックアウト時及びチェックイン時に、前記MD駆動ユニットが読み出した情報からNetMD規格に沿ったコンテンツハッシュを生成し、前記インタフェースユニットを介してコントロール機器に送信する、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  3. 前記MD駆動ユニットは、コンテンツハッシュを生成する際に必要となる情報として、サウンドグループデータ、トラックモード及び、コンテンツサイズをMDから読み出す、
    ことを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 特定規格に対応していない他機種にも共通して用いられる駆動メカユニットを有し、所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送されるコンテンツを、該駆動メカユニットにより所定の記録媒体に記録する、特定規格に対応した記録再生装置であって、
    コントロール機器と記録再生装置との間における、特定規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、
    前記インタフェースユニットと前記駆動メカユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットと、を備え、
    前記コントロールユニットは、
    前記駆動メカユニットを制御して動作させ、コンテンツを記録した記録媒体から所定の情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した情報に従って、記録媒体に記録されたコンテンツを特定するための特定規格に沿った一意情報を生成する一意情報生成手段と、
    前記一意情報生成手段が生成した一意情報を、前記インタフェースユニットを介してコントロール機器に向けて送信する一意情報送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  5. NetMD規格に対応していない他機種にも共通して用いられるMD駆動ユニットを有し、USBインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送される音楽データを、該MD駆動ユニットによりMDに記録する、NetMD規格に対応した記録再生装置であって、
    コントロール機器と記録再生装置との間における、NetMD規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、
    前記インタフェースユニットと前記MD駆動ユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットと、を備え、
    前記コントロールユニットは、
    前記MD駆動ユニットを制御して動作させ、音楽データを記録したMDから、コンテンツハッシュを生成する際に必要となる情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した情報に従って、NetMD規格に沿ったコンテンツハッシュを生成するコンテンツハッシュ生成手段と、
    前記コンテンツハッシュ生成手段が生成したコンテンツハッシュを、前記インタフェースユニットを介してコントロール機器に向けて送信するコンテンツハッシュ送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする記録再生装置。
  6. 前記コントロールユニットは、チェックアウト時及びチェックイン時に、
    前記情報取得手段が、前記MD駆動ユニットを制御し、サウンドグループデータ、トラックモード及び、コンテンツサイズをMDから読み出し、
    前記コンテンツハッシュ生成手段が、前記情報取得手段が取得した情報にハッシュ計算を施して、コンテンツハッシュを生成し、
    前記コンテンツハッシュ送信手段が、前記コンテンツハッシュ生成手段により生成されたコンテンツハッシュを、前記インタフェースユニットを介してコントロール機器に向けて送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の記録再生装置。
  7. 特定規格に対応していない他機種にも共通して用いられる駆動メカユニットを有し、所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送されるコンテンツを、当該駆動メカユニットにより所定の記録媒体に記録する、特定規格に対応した記録再生装置におけるセキュリティ制御方法であって、
    記録再生装置は、コントロール機器と記録再生装置との間における、特定規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、前記インタフェースユニットと前記駆動メカユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットとを更に有しており、
    前記コントロールユニットが行う、前記駆動メカユニットを制御して動作させ、コンテンツを記録した記録媒体から所定の情報を取得する情報取得ステップと、
    前記コントロールユニットが行う、前記情報取得ステップにて取得された情報に従って、記録媒体に記録されたコンテンツを特定するための特定規格に沿った一意情報を生成する一意情報生成ステップと、
    前記コントロールユニットが行う、前記一意情報生成ステップにて生成された一意情報を、前記インタフェースユニットを介して、コントロール機器に向けて送信する一意情報送信ステップと、
    を備えることを特徴とするセキュリティ制御方法。
  8. NetMD規格に対応していない他機種にも共通して用いられるMD駆動ユニットを有し、USBインタフェースを介して外部のコントロール機器から転送される音楽データを、当該MD駆動ユニットによりMDに記録する、NetMD規格に対応した記録再生装置におけるセキュリティ制御方法であって、
    記録再生装置は、コントロール機器と記録再生装置との間における、NetMD規格に従った通信を行うインタフェースユニットと、前記インタフェースユニットと前記MD駆動ユニットとの間に介在し、当該両ユニットを制御するコントロールユニットとを更に有しており、
    前記コントロールユニットが行う、前記MD駆動ユニットを制御して動作させ、音楽データを記録したMDから、コンテンツハッシュを生成する際に必要となる情報を取得する情報取得ステップと、
    前記コントロールユニットが行う、前記情報取得ステップにて取得された情報に従って、NetMD規格に沿ったコンテンツハッシュを生成するコンテンツハッシュ生成ステップと、
    前記コントロールユニットが行う、前記コンテンツハッシュ生成ステップにて生成されたコンテンツハッシュを、前記インタフェースユニットを介して、コントロール機器に向けて送信するコンテンツハッシュ送信ステップと、
    を備えることを特徴とするセキュリティ制御方法。
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