JP3968469B2 - 記録再生装置およびデータ記録方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、記録再生装置およびデータ記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パーソナルコンピュータ(パソコン)等のコントロール機器に接続されて使用されるプリンタやモデム等の電子機器が知られている。このような電子機器は、例えば、RS232Cやセントロニクス等のインタフェースを備えており、所定のケーブルを介してコントロール機器と接続され、コントロール機器からの制御等に従って動作する。
近年では、パソコン等(コントロール機器)に採用されたインタフェース規格としてUSB(Universal Serial Bus)等が注目されている。このUSBは、パソコンにおいて導入されている一般的なOS(Operating System)にてサポートされており、パソコンの電源を入れたままで電子機器を接続できるホット・プラグ・インや、電子機器を使用するための設定を自動的に行えるプラグ・アンド・プレイが特徴となっている。
【0003】
最近では、このUSBを利用して、パソコンとMD(ミニディスク)記録再生機器とを接続する「NetMD(登録商標)」と呼ばれる新しいインターフェース規格が策定されている。
このNetMD規格は、音楽MDにおける拡張規格であり、強固な著作権保護技術に基づいて、パソコンのハードディスク上に記録された音楽データをMD記録再生機器に転送し、市販の記録用MDに記録するものである。その際、デコード前の状態の音楽データがそのまま転送されるため、デコード/エンコード等に伴う音質劣化が防止される。また、再生に伴う録音と異なり、実質的なデータ転送であるため、通常録音時と比べて数倍〜数十倍の速さで記録が終了する。
【0004】
各オーディオメーカ等は、このような特徴を有するNetMD規格に対応したMD記録再生機器を各種製造し、市場への投入を開始している。そして、パソコンを所有している利用者の間に、このようなMD記録再生機器が徐々に普及して来ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した様に、NetMD規格に対応したMD記録再生機器は、パソコンと接続されて音楽データ(コンテンツ)の転送を受ける。具体的にMD記録再生機器は、NetMD規格に沿って1セクタ(2332バイト)単位にて転送されるコンテンツデータを順次受信し、MDに記録する。
そして、1セクタ単位の転送が順次進んで、コンテンツの最後尾(転送の終端)になると、セクタ中に未使用データを含んだコンテンツデータが転送される場合がある。つまり、コンテンツの容量がセクタ単位に割り切れるとは限られず、割り切れない場合に、最後のコンテンツデータ中には、間隙を埋めるための未使用データが含まれることとなる。
【0006】
従来のMD記録再生機器は、このようなセクタ単位に受信したコンテンツデータをそのままMDに記録している。すなわち、UTOC(User Table Of Contents)を使用して、サウンドグループ(424バイト)単位にコンテンツ管理を行えるにも拘わらず、セクタ単位にてコンテンツ管理を行うため、コンテンツに未使用データが付加されたものとしてMDに記録されてしまう。そして、この未使用データは、無音部となる。
そのため、MD記録再生機器は、未使用データが付加されたコンテンツ(音楽データ)を再生すると、曲の終わりを無音再生してしまうという問題があった。この無音再生の時間は、コンテンツの記録モード(トラックモード)が「長時間記録モード(ATRAC3 LP4)」の場合に、最大240ミリ秒近くまでおよぶ場合がある。
【0007】
また、このような未使用データは、MDの容量を無駄に消費することとなり、その分だけ新たなコンテンツの記録可能残量が減少してしまうという問題もあった。
【0008】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、コンテンツをデータ容量に合わせて適切に記録することのできる記録再生装置およびデータ記録方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る記録再生装置は、
所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から固定の単位量毎に転送されるコンテンツを、所定の記録媒体に記録する記録再生装置であって、
転送されるコンテンツについてのコントロール機器側で管理される容量を示すコンテンツサイズを取得する取得手段と、
コントロール機器から転送されるコンテンツを、固定の単位量毎に順次受信する受信手段と、
前記受信手段が受信したコンテンツを記録媒体に順次記録する記録手段と、
前記取得手段が取得したコンテンツサイズと、転送時の単位量との関係に従って、前記受信手段が最後に受信した固定の単位量中における有効データ量を、記録再生装置側で管理可能な記録単位で検出する検出手段と、
前記検出手段が検出した有効データ量を使用して、記録媒体中におけるコンテンツの記録位置を管理する管理情報を更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする。
【0011】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る記録再生装置は、
所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から固定の単位量毎に転送されるコンテンツを、所定の記録媒体に記録する記録再生装置であって、
転送されるコンテンツについてのコントロール機器側で管理される容量を示すコンテンツサイズを取得する取得手段と、
コントロール機器から転送されるコンテンツを、固定の単位量毎に順次受信する受信手段と、
前記受信手段が受信したコンテンツを記録媒体に順次記録する記録手段と、
前記取得手段が取得したコンテンツサイズと、転送時の単位量との関係に従って、前記受信手段が最後に受信した固定の単位量中における未使用容量を、記録再生装置側で管理可能な記録単位で検出する検出手段と、
前記受信手段が最後に受信した固定の単位量から、前記検出手段が検出した未使用容量分を排除し、当該排除した後のデータ量を使用して、記録媒体中におけるコンテンツの記録位置を管理する管理情報を更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする。
【0012】
前記検出手段は、最後に受信した固定の単位量中における有効データ量若しくは未使用容量を、更にコンテンツの記録モードに基づいて、記録再生装置側で管理可能な記録単位で検出し、
前記更新手段は、記録モードに基づいて検出された有効データ量若しくは未使用容量を使用して管理情報を更新してもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る記録再生装置は、
サウンドフレームを最小単位として音楽データを管理する外部のコントロール機器と所定のインタフェースを介して接続される、当該サウンドフレームよりも大きなサウンドグループを最小単位として音楽データを管理する記録再生装置であって、
転送される音楽データについての記録モード及びサウンドフレーム単位での容量情報を取得する取得手段と、
コントロール機器から転送される音楽データを、サウンドグループよりも大きなセクタ単位に順次受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した音楽データを、所定の記録媒体に対してセクタ単位に記録する記録手段と、
記録媒体に記録された音楽データを管理するための管理情報を、前記取得手段が取得した記録モード及び容量情報に従って、セクタ単位からサウンドグループ単位に更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係るデータ記録方法は、
所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から固定の単位量毎に転送されるデータを、所定の記録媒体に記録する記録再生装置におけるデータ記録方法であって、
転送されるデータについてのコントロール機器側で管理される容量を示すデータサイズを取得する取得ステップと、
コントロール機器から転送されるデータを、固定の単位量毎に順次受信する受信ステップと、
前記受信ステップにて受信されたデータを記録媒体に順次記録する記録ステップと、
前記取得ステップにて取得されたデータサイズと、転送時の単位量との関係に従って、前記受信ステップにて最後に受信された固定の単位量中における有効データ量を、記録再生装置側で管理可能な記録単位で検出する検出ステップと、
前記検出ステップにて検出された有効データを使用して、記録媒体中におけるデータの記録位置を管理する管理情報を更新する更新ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0014】
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点に係るデータ記録方法は、
所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から固定の単位量毎に転送されるデータを、所定の記録媒体に記録する記録再生装置におけるデータ記録方法であって、
転送されるデータについてのコントロール機器側で管理される容量を示すデータサイズを取得する取得ステップと、
コントロール機器から転送されるデータを、固定の単位量毎に順次受信する受信ステップと、
前記受信ステップにて受信されたデータを記録媒体に順次記録する記録ステップと、
前記取得ステップにて取得されたデータサイズと、転送時の単位量との関係に従って、前記受信ステップにて最後に受信された固定の単位量中における未使用容量を、記録再生装置側で管理可能な記録単位で検出する検出ステップと、
前記受信ステップにて最後に受信された固定の単位量から、前記検出ステップにて検出された未使用容量分を排除し、当該排除した後のデータ量を使用して、記録媒体中におけるデータの記録位置を管理する管理情報を更新する更新ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態にかかる記録再生装置について、以下図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、この発明の実施の形態に適用される記録再生装置1を含んだシステムの構成の一例を示すブロック図である。図示するように、このシステムは、記録再生装置1と、パソコン3とが、USBケーブルCを介して接続されて構成される。
【0017】
記録再生装置1は、「NetMD(登録商標)」規格に対応したオーディオ機器であり、図示するように、セキュリティ回路11と、ディジタル信号処理回路12と、ヘッドドライバ13と、記録ヘッド14と、スピンドルモータ15と、光ピックアップ16と、送りモータ17と、RFアンプ18と、バッファメモリ19と、システムコントローラ20と、操作部21と、表示パネル22と、から構成される。
【0018】
すなわち、記録再生装置1は、NetMD規格に準じて、チェックアウト時に、パソコン3から1セクタ単位に転送される音楽データ(コンテンツ)を、ディスクd(MD;ミニディスク)に記録する。また、チェックイン時に、ディスクdに記録した音楽データを、パソコン3に戻す(実際には、コンテンツハッシュを返信すると共に音楽データをディスクdから削除する)。
【0019】
ところで、ディスクdには、UTOC(User Table Of Contents)エリアとプログラムエリアが設けられている。
具体的にUTOCエリアは、図2に示すような構造となっており、UTOC情報が記憶される。このUTOC情報は、ディスクdに記録される音楽データを管理するための情報であり、スタートアドレス(Start address)、エンドアドレス(End address)及び、トラックモード(Track mode)等が、音楽データ毎にセットされる。
【0020】
なお、スタートアドレス及び、エンドアドレスは、ディスクd上における音楽データの記録位置を規定する情報であり、ディスクd上の位置アドレスを表すためのクラスタ(CL)、セクタ(SC)、及び、サウンドグループ(SG)の値が設定される。
また、トラックモードとは、音楽データのコピーの可否や記録モードの種別等を規定する情報である。例えば、トラックモードには、例えば、「ATRAC Stereo」,「ATRAC3 LP2」,「ATRAC3 LP4」等の記録モードが含まれる。
【0021】
一方、プログラムエリアは、図3に示すような構造となっており、音楽データが書き込まれる。なお、図3のプログラムエリアは、2セクタ分を示しており、11サウンドグループ(図中のサウンドグループ0〜サウンドグループA)から構成される(つまり、1セクタは、5.5サウンドグループから構成される)。
【0022】
図4にサウンドグループの構造を示す。図4に示すように、1サウンドグループは、2サウンドフレーム(SF)にて構成される。よって、1セクタは、11サウンドフレームから構成される。
【0023】
図1に戻って、セキュリティ回路11は、USBケーブルCを介してパソコン3との間で通信を行うためのUSBインタフェースを備え、パソコン3との認証を行うと共に、チェックアウト・チェックイン時に必要となるデータを、システムコントローラ20を介してMD(ディスクd)から読み出す。
【0024】
ディジタル信号処理回路12は、ADIP(ADdress In Pre-groove)デコーダ、EFM(Eight to Fourteen Modulation)デコーダ、ショックプルーフメモリコントローラ、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)用エンコーダ・デコーダ、及び、サーボ制御部として動作する。
具体的にディジタル信号処理回路12は、システムコントローラ20等に制御され、スピンドルモータ15、光ピックアップ16、送りモータ17及び、ヘッドドライバ13等を制御する。
例えば、音楽データのチェックアウト時に、ディジタル信号処理回路12は、セキュリティ回路(USBインタフェース)11を介してパソコン3から転送される音楽データを取得し、バッファメモリ19に格納しながら、ヘッドドライバ13等を制御して、ディスクdに音楽データを記録する。
【0025】
ヘッドドライバ13は、記録ヘッド14を制御して、上述の図3に示すプログラムエリアに音楽データを記録する。また、ヘッドドライバ13は、プログラムエリアに記録した音楽データを管理するために、上述の図2に示すUTOCエリアのUTOC情報を更新する。
【0026】
スピンドルモータ15は、ディスクdを搭載する図示せぬターンテーブルを回転駆動させる。
光ピックアップ16は、音楽データの再生時に、所定の波長のレーザ光をディスクdの記録面に向けて照射し、その反射光を受けて電気信号に変換する。そして、変換した電気信号をRFアンプ18に供給する。
また、光ピックアップ16は、音楽データの記録時に、レーザ光をディスクdの記録面に向けて照射し、キュリー点以上になるまで加熱する。
【0027】
送りモータ17は、ディジタル信号処理回路12に制御され、光ピックアップ16をディスクdの所定位置に移動させる。
RFアンプ18は、光ピックアップ16より供給された電気信号からRF信号、フォーカスエラー信号及び、トラッキングエラー信号等を生成する。RFアンプ18は、生成したRF信号等をディジタル信号処理回路12等に供給する。
【0028】
バッファメモリ19は、チェックアウト時や再生時等において、所定容量の音楽データを一時的に記憶する。
【0029】
システムコントローラ20は、例えば、内部メモリを含んだ1チップマイコン等からなり、セキュリティ回路11及び、ディジタル信号処理回路12等を制御して、記録再生装置1全体を制御する。
なお、システムコントローラ20は、コンテンツ容量管理部20aを備えている。このコンテンツ容量管理部20aは、チェックアウトの際に、パソコン3から送られるサウンドフレーム単位のコンテンツサイズを取得し、このコンテンツサイズからセクタ単位未満の端数(最終的には、サウンドグループ単位の端数)を求める。この端数は、セクタ単位の最後尾に転送される音楽データ(転送の終端)中の実質的に有効なデータ量となる。
そして、システムコントローラ20は、パソコン3からダウンロードエンドの指示があった際に、コンテンツ容量管理部20aにて求めた端数に従って、UTOC情報を更新する。
【0030】
操作部21は、例えば、複数のキースイッチ群からなり、利用者の操作(押下等)に従った指示情報をシステムコントローラ20に供給する。
【0031】
表示パネル22は、液晶表示パネル等からなり、システムコントローラ20から供給される表示用データに従って、記録再生装置1の動作状況を示す文字や図形等を表示する。
【0032】
一方、パソコン3は、CPU等の演算ユニット、メモリやハードディスク等の記憶素子、マウスやキーボード等の操作デバイス、ディスプレイ等の表示デバイス、そして、USBインタフェース等を備えた汎用のパーソナルコンピュータからなる。なお、パソコン3は、USBケーブルCを介して記録再生装置1と着脱自在に接続されている。
そして、パソコン3は、ハードディスク等にインストールされたOS(Operating System)に従って稼動し、そのOS上にてNetMD規格に対応したアプリケーションソフトウェアを実行する。
【0033】
具体的にパソコン3は、チェックアウト機能によって、ハードディスクに予め記憶した音楽データ(コンテンツ)を、記録再生装置1に転送し、ディスクdに記録させる。
その際、パソコン3は、1セクタ単位に音楽データを転送する。そして、1セクタ単位の転送が進んで、音楽データの最後尾(転送の終端)になると、セクタ中に未使用データを含んだ音楽データを転送する場合がある。つまり、音楽データの容量がセクタ単位に割り切れない場合に、パソコン3は、最後の音楽データ中に、間隙を埋めるための未使用データを含めて転送する。
【0034】
以下、この発明の実施の形態にかかる記録再生装置1の動作について、図5〜図7を参照して説明する。
なお、図5は、セキュリティ回路11とディジタル信号処理回路12との間におけるデータ転送時の信号波形の一例を示す模式図である。また、図6は、コンテンツ容量管理部20aが実行する端数算出処理を説明するためのフローチャートである。そして、図7は、システムコントローラ20が実行する記録処理を説明するためのフローチャートである。
【0035】
最初に、図5を参照して、パソコン3から記録再生装置1に転送された音楽データが、ディジタル信号処理回路12に供給される様子について説明する。
パソコン3から音楽データが転送されると、セキュリティ回路11を介してディジタル信号処理回路12に供給される。具体的には、図5(a)に示すように、ディジタル信号処理回路12からセキュリティ回路11に要求信号(図中のREQ)が供給され、それに応答して音楽データ(図中のDATA)がセキュリティ回路11からディジタル信号処理回路12に供給される。なお、図5(b)は、図5(a)中の1バイト分を拡大した図である。
【0036】
そして、1セクタ分の音楽データがディジタル信号処理回路12に供給されると、ディジタル信号処理回路12は、一旦バッファメモリ19に格納する。その際、ディジタル信号処理回路12は、セクタシンク(セクタ割り込み)を発生させて、システムコントローラ20に供給する。
このように、ディジタル信号処理回路12には、1セクタ単位に音楽データが転送されることとなる。
【0037】
次に、図6を参照して、コンテンツ容量管理部20aが実行する端数算出処理について説明する。この端数算出処理は、チェックアウト時に(音楽データの転送に先立って)、パソコン3から送られる音楽データの詳細情報が記録再生装置1に送られた際に開始される。なお、詳細情報には、トラック属性、トラックモード等の他に、サウンドフレーム(SF)単位のコンテンツサイズが含まれている。
【0038】
まず、コンテンツ容量管理部20aは、セキュリティ回路11を介してコンテンツ(音楽データ)のトラックモード(Tm)及び、コンテンツサイズ(Cs)を受信する(ステップS11)。
【0039】
コンテンツ容量管理部20aは、コンテンツサイズから1セクタに満たない端数SF_Frを算出する(ステップS12)。具体的にコンテンツ容量管理部20aは、コンテンツサイズ(Cs)を11(1セクタ当たりのサウンドフレーム数)にて割った余りを算出する。
【0040】
コンテンツ容量管理部20aは、トラックモード(Tm)が「ATRAC3 LP4」であるか否かを判別する(ステップS13)。すなわち、コンテンツの最小単位がサウンドフレーム(SF)となる「ATRAC3 LP4」であるか否かを判別する。
【0041】
コンテンツ容量管理部20aは、トラックモード(Tm)が「ATRAC3 LP4」でないと判別すると、後述するステップS16に処理を進める。一方、「ATRAC3 LP4」であると判別すると、端数SF_Frが奇数であるか否かを判別する(ステップS14)。
【0042】
端数SF_Frが奇数でない(偶数である)場合、コンテンツ容量管理部20aは、後述するステップS16に処理を進め、逆に、端数SF_Frが奇数である場合に、コンテンツ容量管理部20aは、端数SF_Frに1を加算して偶数にする(ステップS15)。
【0043】
コンテンツ容量管理部20aは、UTOC管理上の最小単位であるサウンドグループ(SG)に対応した端数SG_Frを算出する(ステップS16)。
すなわち、端数SF_Frを2で割ることにより、端数SG_Frを算出する。
コンテンツ容量管理部20aは、算出した端数SG_Frをシステムコントローラ20が使用可能なように、内部メモリに記憶する。
【0044】
次に、図7を参照して、システムコントローラ20が実行する記録処理について説明する。この記録処理は、上述した端数算出処理によって、サウンドグループ(SG)単位の端数SG_Frが算出された後に開始される。
【0045】
まず、システムコントローラ20は、図2に示すUTOC情報から録音可能エリアのスタートアドレス(CL:SC:SG)を取得する(ステップS21)。すなわち、ディスクdのプログラムエリア中にて、新たな音楽データの記録を開始する位置情報を取得する。
システムコントローラ20は、取得したスタートアドレスを自己のメモリに記憶すると共に、ワーク用のエンドアドレスにも同じ値をセットして、自己のメモリに記憶する。
【0046】
システムコントローラ20は、セクタシンクを検出するまで、待機する(ステップS22)。すなわち、上述の図5(a)に示すように、セキュリティ回路11を介してパソコン3から送られた1セクタ分の音楽データがディジタル信号処理回路12に供給されるまでシステムコントローラ20は、後続処理を待機する。
【0047】
セクタシンクを検出すると、システムコントローラ20は、未記録セクタが32を越えたか否かを判別する(ステップS23)。すなわち、バッファメモリ19に記憶した未記録の音楽データが32セクタ分溜まったか否かを判別する。
【0048】
システムコントローラ20は、未記録セクタが32を越えたと判別した場合にだけ、32セクタ(1クラスタ)分の音楽データをディスクdのプログラムエリアに書き込む(ステップS24)。この際、システムコントローラ20は、自己のメモリに記憶したエンドアドレス(CL:SC:SG)のCLに1を加算する。
【0049】
システムコントローラ20は、ダウンロード終了指示をパソコン3から受信したか否かを判別する(ステップS25)。すなわち、音楽データの転送が終了したことを示す終了指示を受信したか否かを判別する。
【0050】
システムコントローラ20は、ダウンロード終了指示を受信していないと判別した場合、ステップS22に処理を戻し、上述のステップS22〜S25の処理を繰り返し実行する。
一方、ダウンロード終了指示を受信したと判別した場合に、システムコントローラ20は、未記録の残りセクタを含んだ32セクタ分の音楽データをディスクに書き込む(ステップS26)。この際、システムコントローラ20は、自己のメモリに記憶しているエンドアドレス(CL:SC:SG)のSCに未記録の残りセクタの値を加算する。
【0051】
システムコントローラ20は、自己のメモリに記憶しているエンドアドレス(CL:SC:SG)のSCが偶数であるか否かを判別する(ステップS27)。システムコントローラ20は、SCが偶数であると判別すると、上述の端数算出処理にて求めた端数SG_Frの値が、0より大きいか否かを判別する(ステップS28)。つまり、端数SG_Frに端数値がセットされているか否かを判別する。
【0052】
システムコントローラ20は、端数値がセットされていると判別した場合、エンドアドレス(CL:SC:SG)のSGに、端数SG_Frの値をセットし、最終的なエンドアドレスを算出する(ステップS29)。
一方、端数値がセットされていないと判別した場合に、システムコントローラ20は、エンドアドレス(CL:SC:SG)のSGに、4をセットし、最終的なエンドアドレスを算出する(ステップS30)。
【0053】
また、上述のステップS27にて、エンドアドレス(CL:SC:SG)のSCが偶数でない(奇数である)と判別した場合に、システムコントローラ20は、端数SG_Frに端数値がセットされているか否かを判別する。
【0054】
システムコントローラ20は、端数値がセットされていると判別した場合、エンドアドレス(CL:SC:SG)のSGに、端数SG_Fr+5の値をセットし、最終的なエンドアドレスを算出する(ステップS32)。
一方、端数値がセットされていないと判別した場合に、システムコントローラ20は、エンドアドレス(CL:SC:SG)のSGに、Ah(16進数)をセットし、最終的なエンドアドレスを算出する(ステップS33)。
【0055】
そして、システムコントローラ20は、最終的に算出したエンドアドレス等を使用して、UTOC情報を更新する(ステップS34)。
【0056】
このように、上述した記録処理によって、音楽データ(コンテンツ)の実質的に有効な容量を示すコンテンツサイズが反映されて、UTOC情報が更新される。
このため、パソコン3から転送される音楽データのデータ量と、UTOC上のコンテンツサイズが正確に一致するので、未使用データが付加されず、不必要な無音再生を行うことがなくなる。
また同時に、ディスクdの残容量を無駄に消費しないため、ディスクdの記録可能残量が無駄に減少することがない。
【0057】
この結果、コンテンツ(音楽データ)をデータ容量に合わせて適切に記録することができる。
【0058】
上記の実施の形態では、端数算出処理にて算出した端数を有効データ量として使用したが、端数算出処理にて算出した端数から、音楽データ中の未使用容量を求めて、UTOC情報の更新に使用してもよい。
例えば、従来通り、セクタ単位に受信した音楽データをそのままディスクdに記録し、UTOC情報を書き込んだ後に、求めた未使用容量に従って、UTOC情報を更新してもよい。つまり、UTOC情報のエンドアドレスを、求めた未使用容量分を差し引いて更新する。
この場合も、パソコン3から転送される音楽データのデータ量と、UTOC上のコンテンツサイズが正確に一致するので、未使用データが付加されず、不必要な無音再生を行うことがなくなる。
また同時に、ディスクdの残容量を無駄に消費しないため、ディスクdの記録可能残量が無駄に減少することがない。
【0059】
上記の実施の形態では、NetMD規格に対応した記録再生装置について説明するために、MDからなるディスクdに音楽データ等を記録したが、音楽データ等を記録する対象の記録媒体は、MDに限られず任意である。
例えば、他にMO(Magneto-Optical disk)、DVD−RAM(Digital Versatile Disk-RAM)等の記録媒体に音楽データ等を記録してもよく、また、スマートメディア(登録商標)、メモリステック(登録商標)等の記録媒体に音楽データ等を記録してもよい。
更に、記録媒体に記録するデータは、音楽データに限られず、他に映像データ等であってもよい。
【0060】
また、上記の実施の形態では、記録再生装置1及びパソコン3がそれぞれUSBインタフェースを備え、そして、記録再生装置1とパソコン3との間がUSBケーブルCを介して接続されるオーディオシステムについて説明した。しかしながら、記録再生装置1及びパソコン3が備えるインタフェースは、USBに限られず任意である。例えば、IEEE1394等のようなインタフェースであってもよく、記録再生装置1とパソコン3との間がIEEE1394ケーブルを介して接続されてもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コンテンツをデータ容量に合わせて適切に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録再生装置を含んだシステムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】ディスク中におけるUTOCエリアの構造を説明するための模式図である。
【図3】ディスク中におけるプログラムエリアの構造を説明するための模式図である。
【図4】サウンドグループの構造を説明するための模式図である。
【図5】(a),(b)共に、セキュリティ回路とディジタル信号処理回路との間におけるデータ転送時の信号波形の一例を示す模式図であって、(a)が1セクタ分を示す図であり、(b)がその中の1バイト分を拡大した図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る端数算出処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る記録処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録再生装置
11 セキュリティ回路
12 ディジタル信号処理回路
13 ヘッドドライバ
14 記録ヘッド
15 スピンドルモータ
16 光ピックアップ
17 送りモータ
18 RFアンプ
19 バッファメモリ
20 システムコントローラ
20a コンテンツ容量管理部
21 操作部
22 表示パネル
C USBケーブル

Claims (6)

  1. 所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から固定の単位量毎に転送されるコンテンツを、所定の記録媒体に記録する記録再生装置であって、
    転送されるコンテンツについてのコントロール機器側で管理される容量を示すコンテンツサイズを取得する取得手段と、
    コントロール機器から転送されるコンテンツを、固定の単位量毎に順次受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したコンテンツを記録媒体に順次記録する記録手段と、
    前記取得手段が取得したコンテンツサイズと、転送時の単位量との関係に従って、前記受信手段が最後に受信した固定の単位量中における有効データ量を、記録再生装置側で管理可能な記録単位で検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した有効データ量を使用して、記録媒体中におけるコンテンツの記録位置を管理する管理情報を更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から固定の単位量毎に転送されるコンテンツを、所定の記録媒体に記録する記録再生装置であって、
    転送されるコンテンツについてのコントロール機器側で管理される容量を示すコンテンツサイズを取得する取得手段と、
    コントロール機器から転送されるコンテンツを、固定の単位量毎に順次受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したコンテンツを記録媒体に順次記録する記録手段と、
    前記取得手段が取得したコンテンツサイズと、転送時の単位量との関係に従って、前記受信手段が最後に受信した固定の単位量中における未使用容量を、記録再生装置側で管理可能な記録単位で検出する検出手段と、
    前記受信手段が最後に受信した固定の単位量から、前記検出手段が検出した未使用容量分を排除し、当該排除した後のデータ量を使用して、記録媒体中におけるコンテンツの記録位置を管理する管理情報を更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  3. 前記検出手段は、最後に受信した固定の単位量中における有効データ量若しくは未使用容量を、更にコンテンツの記録モードに基づいて、記録再生装置側で管理可能な記録単位で検出し、
    前記更新手段は、記録モードに基づいて検出された有効データ量若しくは未使用容量を使用して管理情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の記録再生装置。
  4. サウンドフレームを最小単位として音楽データを管理する外部のコントロール機器と所定のインタフェースを介して接続される、当該サウンドフレームよりも大きなサウンドグループを最小単位として音楽データを管理する記録再生装置であって、
    転送される音楽データについての記録モード及びサウンドフレーム単位での容量情報を取得する取得手段と、
    コントロール機器から転送される音楽データを、サウンドグループよりも大きなセクタ単位に順次受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した音楽データを、所定の記録媒体に対してセクタ単位に記録する記録手段と、
    記録媒体に記録された音楽データを管理するための管理情報を、前記取得手段が取得した記録モード及び容量情報に従って、セクタ単位からサウンドグループ単位に更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  5. 所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から固定の単位量毎に転送されるデータを、所定の記録媒体に記録する記録再生装置におけるデータ記録方法であって、
    転送されるデータについてのコントロール機器側で管理される容量を示すデータサイズを取得する取得ステップと、
    コントロール機器から転送されるデータを、固定の単位量毎に順次受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信されたデータを記録媒体に順次記録する記録ステップと、
    前記取得ステップにて取得されたデータサイズと、転送時の単位量との関係に従って、前記受信ステップにて最後に受信された固定の単位量中における有効データ量を、記録再生装置側で管理可能な記録単位で検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにて検出された有効データを使用して、記録媒体中におけるデータの記録位置を管理する管理情報を更新する更新ステップと、
    を備えることを特徴とするデータ記録方法。
  6. 所定のインタフェースを介して外部のコントロール機器から固定の単位量毎に転送されるデータを、所定の記録媒体に記録する記録再生装置におけるデータ記録方法であって、
    転送されるデータについてのコントロール機器側で管理される容量を示すデータサイズを取得する取得ステップと、
    コントロール機器から転送されるデータを、固定の単位量毎に順次受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信されたデータを記録媒体に順次記録する記録ステップと、
    前記取得ステップにて取得されたデータサイズと、転送時の単位量との関係に従って、前記受信ステップにて最後に受信された固定の単位量中における未使用容量を、記録再生装置側で管理可能な記録単位で検出する検出ステップと、
    前記受信ステップにて最後に受信された固定の単位量から、前記検出ステップにて検出された未使用容量分を排除し、当該排除した後のデータ量を使用して、記録媒体中におけるデータの記録位置を管理する管理情報を更新する更新ステップと、
    を備えることを特徴とするデータ記録方法。
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