JP2004078395A - ドライバのインストール方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

ドライバのインストール方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の機能を有する複合機についての複数のドライバソフトに関して、ネットワーク上の端末装置へのインストールを簡略化する。
【解決手段】第二端末装置において、第一端末装置で共有機能の設定がされた複合機のプリンタを選択し、共有プリンタの接続設定を開始する(ステップS201、202)。プリンタの共有機能により、プリンタドライバがインストールされる際にスキャナドライバも付随してインストールされ、プリンタドライバのイニシャライズ処理において、プリンタドライバの初期化処理とともにスキャナドライバの初期化処理も行われる(ステップS203、S204)。以上により共有プリンタの利用設定が行われ(ステップS205)、第二端末装置からも複合機のプリンタ及びスキャナの機能を利用することができる。
【選択図】   図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドライバのインストール方法、プログラム及び記録媒体に関し、特に、複数の機能を有する複合機についてのドライバのインストール方法、プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数の機能を有する複合機は、ローカルデバイスとしてホストコンピュータである端末装置に接続され、TCP/IP等を利用したネットワーク上に接続された複数のクライアントコンピュータである端末装置から、ホストコンピュータを介して、使用されている。このTCP/IPを利用したネットワーク上に接続されたクライアントコンピュータから複合機を使用するには、複合機側にIPアドレス等の設定を行うとともに、各クライアントコンピュータに複合機の各機能のドライバソフトをインストールし、そのドライバソフトに対して各種の設定(複合機のIPアドレスを設定等)の処理を行う必要がある。
【0003】
一方、プリンタあるいはファックスの機能は、オペレーションシステムの共有機能を用いて、クライアントコンピュータに対するドライバソフトのインストールを容易にしている。
ここで、共有機能とは、すべてのネットワーク環境において、個々のクライアントコンピュータやサーバ(ホストコンピュータ)にあるファイル、もしくはプリンタやMO(Magneto−optic)ドライブ等の周辺機器を、同じネットワークに接続された他のコンピュータから利用できるようにする機能をいう。この共有機能によれば、共有されているプリンタ等を利用するクライアントコンピュータは、それがあたかも自分のものであるかのように利用できる。また、この共有機能によれば、共有機能によって共有されているプリンタに対して、クライアントコンピュータから接続設定を行うと、共有されているプリンタを接続するホストコンピュータにインストールされたプリンタドライバが、クライアントコンピュータに対しても自動的にインストールされる。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】
しかしながら、プリンタあるいはファックスの機能以外のその他の機能、例えばスキャナ機能については、オペレーションシステムの共有機能の対象ではなく、複数の機能を有する複合機(特に、プリンタあるいはファックスの機能以外のその他の機能を備える複合機)については、クライアントコンピュータに対して個別にドライバソフトのインストール等を行わなければ、クライアントコンピュータから使用することができないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ネットワーク上で使用される複数の機能を有する複合機についての複数のドライバソフトに関して、クライアントコンピュータである端末装置へのインストールを簡略化することができる、ドライバのインストール方法、プログラム及び記録媒体を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の第二ドライバのインストール方法は、少なくとも第一及び第二の機能を備えた複合機を接続した第一端末装置において、前記第二機能のドライバソフトである第二ドライバを前記第一機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機について第一機能の接続設定を行うステップと、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を有することを特徴とする。
【0007】
請求項4は、少なくとも第一及び第二の機能を備えた複合機を接続した第一端末装置において、前記第二機能のドライバソフトである第二ドライバを前記第一機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機について第一機能の接続設定を行うステップと、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムである。
【0008】
請求項8は、少なくとも第一及び第二の機能を備えた複合機を接続した第一端末装置において、前記第二機能のドライバソフトである第二ドライバを前記第一機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機について第一機能の接続設定を行うステップと、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0009】
請求項1、4、8によると、第二端末装置で第一端末装置に接続された複合機の接続設定を行うことにより、第一端末装置にインストールされた第二ドライバを、第一ドライバに付随させて第二端末装置にインストールさせることが可能である。従って、個々の第二端末装置に対して第二ドライバを手動でインストールする手間を省くことができる。また、第二端末装置からであっても、第一端末装置に接続された第二の機能を容易に利用することができる。
【0010】
請求項5は、少なくとも第一及び第二の機能を備えた複合機についての第一機能のドライバソフトである第一ドライバと第二機能のドライバソフトである第二ドライバとを備えるプログラムであって、前記複合機に接続された第一端末装置において、前記第二機能のドライバソフトである第二ドライバを前記第一機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機について第一機能の接続設定を行った際に、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムである。
【0011】
請求項9は、少なくとも第一及び第二の機能を備えた複合機についての第一機能のドライバソフトである第一ドライバと第二機能のドライバソフトである第二ドライバとを備えるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記複合機に接続された第一端末装置において、前記第二機能のドライバソフトである第二ドライバを前記第一機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機について第一機能の接続設定を行った際に、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0012】
請求項5、9によると、本発明に係るプログラムを第一端末装置に供給することにより、第二端末装置で第一端末装置に接続された複合機の接続設定を行った際に、第一端末装置にインストールされた第二ドライバを、第一ドライバに付随させて第二端末装置にインストールさせることが可能である。従って、個々の第二端末装置に対して第二ドライバを手動でインストールする手間を省くことができる。また、第二端末装置からであっても、第一端末装置に接続された第二の機能を容易に利用することができる。
【0013】
請求項2の第二ドライバのインストール方法は、プリンタあるいはファックスの共有機能を備えるオペレーティングシステムがインストールされている第一端末装置において、当該第一端末装置に接続された少なくともプリンタあるいはファックスの機能とその他の機能とを備えた複合機について、当該その他の機能のドライバソフトである第二ドライバを当該プリンタあるいはファックスの機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、前記第一端末装置において、前記複合機について前記プリンタあるいはファックスの共有機能に関する設定を行うステップと、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機についてプリンタあるいはファックスの接続設定を行うステップと、前記プリンタあるいはファックスの共有機能に基づいて、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を有することを特徴とする。
【0014】
請求項6は、プリンタあるいはファックスの共有機能を備えるオペレーティングシステムがインストールされている第一端末装置において、当該第一端末装置に接続された少なくともプリンタあるいはファックスの機能とその他の機能とを備えた複合機について、当該その他の機能のドライバソフトである第二ドライバを当該プリンタあるいはファックスの機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、前記第一端末装置において、前記複合機について前記プリンタあるいはファックスの共有機能に関する設定を行うステップと、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機についてプリンタあるいはファックスの接続設定を行うステップと、前記プリンタあるいはファックスの共有機能に基づいて、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムである。
【0015】
請求項10は、プリンタあるいはファックスの共有機能を備えるオペレーティングシステムがインストールされている第一端末装置において、当該第一端末装置に接続された少なくともプリンタあるいはファックスの機能とその他の機能とを備えた複合機について、当該その他の機能のドライバソフトである第二ドライバを当該プリンタあるいはファックスの機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、前記第一端末装置において、前記複合機について前記プリンタあるいはファックスの共有機能に関する設定を行うステップと、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機についてプリンタあるいはファックスの接続設定を行うステップと、前記プリンタあるいはファックスの共有機能に基づいて、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0016】
請求項2、6、10によると、オペレーティングシステムのプリンタあるいはファックスの共有機能を利用して、第二端末装置で第一端末装置に接続された複合機の接続設定を行うことにより、第一端末装置から第二端末装置への第一ドライバのインストールに付随して第二ドライバもインストールさせることが可能である。従って、個々の第二端末装置に対して第二ドライバを手動でインストールする手間を省くことができる。また、第二端末装置からであっても、第一端末装置に接続されたその他の機能を容易に利用することができる。
【0017】
請求項7は、少なくともプリンタあるいはファックスの機能とその他の機能とを備えた複合機についてのプリンタあるいはファックスの機能のドライバソフトである第一ドライバとその他の機能のドライバソフトである第二ドライバとを備えるプログラムであって、前記複合機を接続したプリンタあるいはファックスの共有機能を備えるオペレーティングシステムがインストールされている第一端末装置において、前記複合機について、前記第二ドライバを前記第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、前記第一端末装置において、前記複合機について前記プリンタあるいはファックスの共有機能に関して設定され、且つ、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機についてプリンタあるいはファックスの接続設定を行った際に、前記プリンタあるいはファックスの共有機能に基づいて、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムである。
【0018】
請求項11は、少なくともプリンタあるいはファックスの機能とその他の機能とを備えた複合機についてのプリンタあるいはファックスの機能のドライバソフトである第一ドライバとその他の機能のドライバソフトである第二ドライバとを備えるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記複合機を接続したプリンタあるいはファックスの共有機能を備えるオペレーティングシステムがインストールされている第一端末装置において、前記複合機について、前記第二ドライバを前記第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、前記第一端末装置において、前記複合機について前記プリンタあるいはファックスの共有機能に関して設定され、且つ、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機についてプリンタあるいはファックスの接続設定を行った際に、前記プリンタあるいはファックスの共有機能に基づいて、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0019】
請求項7、11によると、本発明に係るプログラムを第一端末装置に供給することにより、オペレーティングシステムのプリンタあるいはファックスの共有機能を利用して、第二端末装置で第一端末装置に接続された複合機の接続設定を行った際に、第一端末装置にインストールされた第二ドライバを、第一ドライバに付随させて第二端末装置にインストールさせることが可能である。従って、個々の第二端末装置に対して第二ドライバを手動でインストールする手間を省くことができる。また、第二端末装置からであっても、第一端末装置に接続された第二の機能を容易に利用することができる。
【0020】
請求項3の第二ドライバのインストール方法は、請求項2に記載の第二ドライバのインストール方法であって、前記第二ドライバは、ホスト用の第二ドライバと、クライアント用の第二ドライバと、からなり、前記第一端末装置及び前記第二端末装置での第一ドライバのイニシャライズ処理において、自己がホストかクライアントかを判断して、前記ホスト用の第二ドライバあるいは前記クライアント用の第二ドライバのいずれの初期化を行うか選択するステップを更に有することを特徴とする。
【0021】
請求項3によると、第二ドライバがホスト用(第一端末装置用)とクライアント用(第二端末装置用)とで大きく異なる場合に、ホスト用とクライアント用を双方の第二ドライバをインストールした後のイニシャライズ処理において、必要となる第二ドライバのみの初期化処理を行うことが可能である。従って、一方にとって不要となる第二ドライバの初期化処理を行う無駄を省くことができる。
【0022】
尚、請求項4〜7の夫々に記載されているプログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、FD(Floppy Disk:登録商標)、MO(Magneto−Optic)などのリムーバブル型記録媒体やハードディスクなどの固定型記録媒体に記録して配布可能である他、有線又は無線の電気通信手段によってインターネットなどの通信ネットワークを介して配布可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0024】
まず、本実施の形態に適用されるシステムの一例について図1に基づいて説明する。図1は、システムの概略構成の一例を描いたシステム構成図である。
【0025】
図1に示すシステムは、複合機(Multifunction Peripheral:MFP)101と、端末装置102,103,104,105,106とを含んでいる。複合機101は、端末装置102に接続される。また、端末装置102〜106は、互いにネットワーク107を介して接続される。
尚、端末装置102は第一端末装置に相当し、端末装置103〜106は第二端末装置に相当する。
【0026】
複合機101は、公衆の電話回線に接続された通信先との通話を行うための電話の機能、通信先へ画像データを送信するためのファックスの機能、コンピュータ上のデータを主に紙に出力するプリンタの機能、紙やフィルムに描画(印刷)された画像(イメージ)をコンピュータに取込むためのスキャナの機能等の複数の機能を備えており、本実施形態においては、プリンタの機能とスキャナの機能とを備える。また、複合機101は、端末装置102とデータ通信を行うためのインターフェースを含んでいる。
【0027】
本実施の形態においては、端末装置102〜106としては、PC(PersonalComputer)等を用いることができる。また、ネットワーク107としては、LAN(Local Area Network)や無線LAN等を用いることができる。
端末装置102は、上述した共有機能を有するオペレーティングシステム(OS)がインストールされている。共有機能を有するオペレーティングシステムは、例えば、ウィンドウズ(登録商標)や、マッキントッシュ(登録商標)が相当する。また、端末装置102及び端末装置103〜106は、互いにネットワーク107を介してデータ通信を行うためのインターフェースを含んでいる。また、端末装置102は、複合機101とデータ通信を行うためのインターフェースを含んでいる。
【0028】
次に、本実施の形態が適用されるシステムの制御系について図2に基づいて説明する。図2は、システムの制御系の概略構成を描いた模式図である。
図2に示すシステムは、複合機であるMFP1と、第一端末装置であるPC2と、第二端末装置であるPC3とを有している。MFP1はPC2に接続されており、PC2とPC3はLAN4により接続されている。
尚、MFP1は図1に示すシステムの複合機101に相当し、PC2は図1に示すシステムの端末装置102に相当し、PC3は図1に示すシステムの端末装置103〜106に相当し、LAN4は図1に示すシステムのネットワーク107に相当する。
【0029】
図2に示すように、MFP1は、CPU(Central Processing Unit)10と、ROM(Read Only Memory)11と、RAM(Random Access Memory)12と、NVRAM(Non Volatile RAM)13と、表示部14と、操作部15と、スキャナ部16と、印字部17と、PCインターフェース(PC I/F)18とを有しており、これらは、システムバス19によって互いに結合されている。
【0030】
CPU10は、MFP1を制御するための中央演算処理装置である。CPU10は、PC2からの受信した指示を解析して、後述するスキャナ部16に対してスキャナの機能を提供させたり、後述する印字部17に対してプリンタの機能を提供させたりする。
【0031】
ROM11は、読み出し専用記憶装置であり、CPU10が使用する主記憶空間の一部を構成するものである。RAM12は、ROM11と同様にCPU10が使用する主記憶空間の一部を構成するもので、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置である。NVRAM13は、書き換えの必要なデータを保存するための不揮発性RAMである。
【0032】
表示部14は、ディスプレイ等により情報を出力して表示する表示装置で、図示省略の入出力インターフェースを介してシステムバス19に接続される。この表示部14は、印刷情報等のMFP1の各種機能に関する情報の表示に用いられる。表示部14は、例えば、液晶表示器等により構成される。
【0033】
操作部15は、外部からの入力操作を行うための、MFP1に設けられている入力装置であり、図示省略の入出力インターフェースを介してシステムバス19に接続される。この操作部15は、電源ボタン等、MFP1の各種機能に関する情報入力に用いられる。操作部15は、例えば、押圧式のスイッチを所定数並べた入力キーの構成をとるものである。
【0034】
スキャナ部16は、紙やフィルムに描画(印刷)された画像(イメージ)をコンピュータに取込むためのスキャナ機能を提供する装置で、図示省略の入出力インターフェースを介してシステムバス19に接続される。このスキャナ部16は、CPU10からの指令により、MFP1の所定箇所にセットされた原稿についてスキャンを実行して画像データ(ラスタデータ)を生成し、そのラスタデータをホストコンピュータであるPC2、またはホストコンピュータであるPC2を介してクライアントコンピュータであるPC3に転送すること等に用いられる。
【0035】
印字部17は、モノクロあるいはカラーによる文字または画像を印刷するためのプリンタの機能を提供する装置で、図示省略の入出力インターフェースを介してシステムバス19に接続される。この印字部17は、CPU10からの指令により、PC2、またはPC2を介してPC3から転送された印刷データの印刷等に用いられる。
【0036】
PC I/F18は、後述するPC2のMFPインターフェース(MFP I/F)28に接続するもので、MFP1とPC2とのデータ通信を可能にするものである。指令の通信やラスタデータや印刷データ等の通信に用いられる。
【0037】
PC2は、CPU20と、ROM21と、RAM22と、HDD(Hard Disk Drive)23と、表示部24と、操作部25と、CD−ROMドライブ26と、LANインターフェース(LAN I/F)27と、MFPインターフェース28とを有しており、これらはシステムバス29によって互いに結合されている。尚、PC2は、上述した共有機能を有するオペレーティングシステム(OS)がインストールされている。
【0038】
CPU20は、PC2を制御するための中央演算処理装置である。CPU20は、MFP1に対してスキャン開始等の指令を送信したり、後述するスキャナドライバのインストール処理のためのプログラムを適宜HDD23から選択/読み出して実行したり、後述するプリンタドライバのインストール処理やプリンタドライバのイニシャライズ処理を行ったりする。
【0039】
ROM21は、読み出し専用記憶装置であり、CPU20が使用する主記憶空間の一部を構成するものであり、PC2のオペレーティングシステムを立ち上げるためのプログラム等が記憶されている。RAM22は、ROM21と同様にCPU20が使用する主記憶空間の一部を構成するもので、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置である。HDD23は、読み出し・書き込み可能な記憶装置(ハードディスク)及びその読取装置であり、後述するスキャナドライバのインストール処理のためのプログラム、プリンタドライバ等のドライバソフトのファイルの他、MFP1に転送する印刷データや、MFP1から転送されたラスタデータ等が格納される。
【0040】
表示部24は、ディスプレイ等により情報を出力して表示する表示装置で、図示省略の入出力インターフェースを介してシステムバス29に接続される。この表示部24は、PC2の各種機能に関する情報の表示に用いられる。表示部24は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ等により構成される。
【0041】
操作部25は、外部からの入力操作を行うための、PC2に設けられている入力装置であり、図示省略の入出力インターフェースを介してシステムバス29に接続される。この操作部25は、PC2の各種機能に関する情報入力に用いられる。操作部25は、例えば、マウスやキーボード等により構成される。
【0042】
CD−ROMドライブ26は、CD(Compact Disc)に記録されたデータを読み出す装置で、図示省略の入出力インターフェースを介してシステムバス29に接続される。尚、CD−ROMドライブ26は、PC2の必須の構成要素ではなく、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)ドライブや、MOドライブであっても良い。
【0043】
LANインターフェース27は、LAN4を介して、後述するPC3のLANインターフェース37に接続するもので、PC2とPC3とのデータ通信を可能にするものであり、後述するプリンタドライバ等のドライバソフトのファイルを転送する他、ラスタデータや印刷データ等の通信に用いられる。
【0044】
MFPインターフェース28は、例えば、LPT等の汎用のインターフェースであって、MFP1のPCインターフェース18に接続して、PC2とMFP1とのデータ通信を可能にするものであり、指令の通信やラスタデータや印刷データ等の通信に用いられる。
【0045】
PC3は、CPU30と、ROM31と、RAM32と、HDD(Hard Disk Drive)33と、表示部34と、操作部35と、CD−ROMドライブ36と、LANインターフェース(LAN I/F)37とを有しており、これらはシステムバス39によって互いに結合されている。
【0046】
CPU30は、PC3を制御するための中央演算処理装置である。CPU30は、PC2を介してMFP1に対してスキャン開始等の指令を送信したり、後述するスキャナドライバのインストール処理のためのプログラムを適宜HDD33から選択/読み出して実行したり、後述するプリンタドライバのインストール処理やプリンタドライバのイニシャライズ処理を行ったりする。
【0047】
ROM31は、読み出し専用記憶装置であり、CPU30が使用する主記憶空間の一部を構成するものであり、PC3のオペレーティングシステムを立ち上げるためのプログラム等が記憶されている。RAM32は、ROM31と同様にCPU30が使用する主記憶空間の一部を構成するもので、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置である。HDD33は、読み出し・書き込み可能な記憶装置(ハードディスク)及びその読取装置であり、後述するスキャナドライバのインストール処理のためのプログラム、プリンタドライバ等のドライバソフトのファイルの他、PC2を介してMFP1に転送する印刷データや、PC2を介してMFP1から転送されたラスタデータ等が格納される。
【0048】
表示部34は、ディスプレイ等により情報を出力して表示する表示装置で、図示省略の入出力インターフェースを介してシステムバス39に接続される。この表示部34は、PC3の各種機能に関する情報の表示に用いられる。表示部34は、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等により構成される。
【0049】
操作部35は、外部からの入力操作を行うための、PC3に設けられている入力装置であり、図示省略の入出力インターフェースを介してシステムバス39に接続される。この操作部35は、PC3の各種機能に関する情報入力に用いられる。操作部35は、例えば、マウスやキーボード等により構成される。
【0050】
CD−ROMドライブ36は、CDに記録されたデータを読み出す装置で、図示省略の入出力インターフェースを介してシステムバス39に接続される。尚、CD−ROMドライブ36は、PC3の必須の構成要素ではなく、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)ドライブであっても良い。
【0051】
LANインターフェース37は、LAN4を介して、PC2のLANインターフェース27に接続するもので、PC3とPC2とのデータ通信を可能にするものであり、後述するプリンタドライバ等のドライバソフトのファイルを受信する他、ラスタデータや印刷データ等の通信に用いられる。
【0052】
次に、本実施の形態に係るシステムにおける、本発明であるスキャナドライバのインストールの手順について、図3〜図7を参照して説明する。図3は、第一端末装置(本実施の形態ではPC2)におけるインストール手順を示したフローチャートである。図4は、第一端末装置(本実施の形態ではPC2)におけるインストール処理を示したフローチャートである。図5は、第二端末装置(本実施の形態ではPC3)におけるインストール手順を示したフローチャートである。図6は、第二端末装置(本実施の形態ではPC3)におけるインストール処理を示したフローチャートである。図7は、第一端末装置(本実施の形態ではPC2)または第二端末装置(本実施の形態ではPC3)におけるイニシャライズ処理を示したフローチャートである。
【0053】
まず、第一端末装置であるPC2におけるインストール手順について、図3、図4、図7を参照して説明する。
【0054】
図3に示すように、始めに、ユーザが第一端末装置であるPC2において、複合機であるMFP1に対して、オペレーティングシステムの機能を使用して、プリンタの設定を開始する(ステップS101)。そして、インストールするプリンタに関してインストール情報が記載された設定ファイル(オペレーティングシステムがウィンドウズ(登録商標)である場合は、INF(Information)ファイル)を選択する(ステップS102)。尚、本発明であるインストール情報が記載された設定ファイル(本実施の形態においては、INFファイル)は、HDD等の記録媒体や、CD−ROMやFD、MO等のリムーバブルな記録媒体に記録されており、これらの記録媒体からPC2に供給される。
ここで、インストール情報が記載された設定ファイル(本実施の形態においては、INFファイル)とは、コピーするファイルのリスト(コピーリスト)、レジストリの設定内容等が記述され、それをもとに、オペレーティングシステムの機能を呼び出してインストールするものである。そして、本実施の形態におけるINFファイルに記述されるコピーリストには、プリンタの機能に関するドライバソフトであるプリンタドライバのファイルの他に、スキャナの機能に関するドライバソフトであるスキャナドライバのファイルが登録されている。また、このスキャナドライバには、ホスト用とクライアント用の二種類が含まれている。
【0055】
次に、プリンタドライバのインストールが行われる(ステップS103)。
プリンタドライバのインストールは、図4に示すように、INFファイルに記述されたコピーリストを参照して、プリンタドライバのファイルのファイル名を読み込むとともに(ステップS10301)、そのファイルのコピー元フォルダを読み込む(ステップS10302)。この時、コピーリストには、プリンタドライバのファイルの他に、スキャナドライバのファイルも記述されており、双方のファイルが読み込まれる。そして、読み込まれたファイルは、コピー元から、PC2のプリンタドライバフォルダにコピーされる(ステップS10303)。以上により、スキャナドライバのファイルがプリンタドライバのファイルとともに、PC2のプリンタドライバフォルダにコピーされる。
【0056】
プリンタドライバのインストールが終了すると、図3に示すように、プリンタドライバのイニシャライズ処理が行われる(ステップS104)。
プリンタドライバのイニシャライズ処理は、図7に示すように、プリンタドライバのイニシャライズ処理が起動され(ステップS10401)、プリンタドライバの初期化処理として、INFファイルの記述内容に基づいて、PC2のシステムへの登録処理(レジストリの設定等)が行われる(ステップS10402)。
次に、プリンタドライバフォルダにコピーされたスキャナドライバのファイルについて、スキャナドライバの初期化処理が行われる。まず、スキャナドライバのファイルには、ホスト用のスキャナドライバとクライアント用のスキャナドライバとが含まれているため、当該端末装置がホストであるか否かの判断が行われる(ステップS10403)。当該端末装置がホストである場合は(ステップS10403:YES)、ホスト用スキャナドライバをプリンタドライバフォルダからスキャナドライバフォルダ(本実施の形態では、TWAIN(Technology Without Any Interested Name)フォルダ)にコピーする(ステップS10404)。一方、当該端末装置がホストでなくクライアントである場合は(ステップS10403:NO)、クライアント用スキャナドライバをプリンタドライバフォルダからTWAINフォルダにコピーする(ステップS10405)。本実施の形態では、PC2は、ホストであるため(ステップS10403:YES)、ホスト用スキャナドライバがプリンタドライバフォルダからTWAINフォルダにコピーされる(ステップS10404)。ここで、ホスト用スキャナドライバは、RPC(Remote Procedure Call)サーバとして機能し、後述するスキャン機能を外部から利用可能にする。尚、必要であれば、スキャナドライバの初期化処理として、ステップS10404の後に、PC2のシステムへの登録処理(レジストリの設定等)を行う(ステップS10406)。
以上により、プリンタドライバのイニシャライズ処理において、プリンタドライバの初期化とともに、スキャナドライバの初期化も行われる。
【0057】
尚、当該端末装置がホストであるか否かの判断は、例えば、オペレーティングシステムに登録されたプリンタ名を読み込んで、そのプリンタ名の先頭にサーバ名(ホスト名)が記載されているかどうかの確認、又は、デバイスがLPT等のポートにつながっているかどうかの確認によって行うことができる。デバイスがLPT等のポートにつながっているかどうかの確認によって行う具体的な方法は、オペレーティングシステムがウィンドウズ(登録商標)である場合、まず、ポートを開き(ウィンドウズ(登録商標)のAPI(Application Program Interface)ではCreateFile()関数を用いる。)、デバイスIDを問い合わせる(ウィンドウズ(登録商標)のAPIではDeviceIoCreate()関数を用いる。)。そして、応答がある場合は、ローカルポートであることから当該端末装置がホストであると判断でき、応答がない場合は、リモートポートであることから当該端末装置がクライアントであると判断できる。最後にポートを閉じて終了する(ウィンドウズ(登録商標)のAPIではCloseHandle()関数を用いる。)。
【0058】
そして、図3に示すように、プリンタドライバのイニシャライズ処理が終了した後に、ユーザがMFP1のプリンタについて共有設定を行うと(ステップS105)、オペレーティングシステムの機能により、MFP1のプリンタが共有化されて(ステップS106)、ネットワーク上の第二端末装置(本実施の形態では、LAN4上のPC3)において、当該プリンタを参照することができ、当該プリンタの接続設定を行うことが可能となる。
尚、MFP1のプリンタについての共有の設定は、上述のように、ユーザの手動操作により行ってもよいが、インストーラプログラム内で自動操作により行わせても良い。
【0059】
次に、第二端末装置であるPC3におけるインストール手順について、図5〜図7を参照して説明する。
尚、第二端末装置であるPC3におけるインストールは、上述した第一端末装置であるPC2におけるインストールが行われた後に実施される。
【0060】
まず、図5に示すように、第二端末装置であるPC3において、PC2で共有が設定されたMFP1のプリンタ(共有プリンタ)を選択して(ステップS201)、接続設定を開始する(ステップS202)。PC3では、共有プリンタの共有機能を用いて接続設定が行われる。この共有機能は、オペレーティングシステムの機能であり、オペレーティングシステムの手順に従う。
【0061】
オペレーティングシステムのプリンタの共有機能により、自動的に、プリンタドライバのインストールが開始される(ステップS203)。
プリンタドライバのインストールは、図6に示すように、INFファイルに記述されたコピーリストを参照して、プリンタドライバのファイルのファイル名を読み込むとともに(ステップS20301)、そのファイルのコピー元フォルダを読み込む(ステップS20302)。この時、コピーリストには、プリンタドライバのファイル他に、スキャナドライバのファイルも記述されており、双方のファイルが読み込まれる。そして、読み込まれたファイルは、PC2のコピー元から、PC3のプリンタドライバフォルダにコピーされる(ステップS20303)。
以上により、スキャナドライバのファイルがプリンタドライバのファイルとともに、PC3のプリンタドライバフォルダにコピーされる。
【0062】
プリンタドライバのインストールが終了すると、図5に示すように、プリンタドライバのイニシャライズ処理が行われる(ステップS204)。
プリンタドライバのイニシャライズ処理は、上述したとおり、図7に示すように、プリンタドライバのイニシャライズ処理が起動され(ステップS20401)、プリンタドライバの初期化処理として、レジストリの設定等のPC3のシステムへの登録処理等が行われる(ステップS20402)。
次に、プリンタドライバフォルダにコピーされたスキャナドライバのファイルについて、スキャナドライバの初期化処理が行われる。まず、スキャナドライバのファイルには、ホスト用のスキャナドライバとクライアント用のスキャナドライバとが含まれているため、当該端末装置がホストであるか否かの判断が行われる(ステップS20403)。当該端末装置がホストである場合は(ステップS20403:YES)、ホスト用スキャナドライバをプリンタドライバフォルダからTWAINフォルダにコピーする(ステップS20404)。一方、当該端末装置がホストでなくクライアントである場合は(ステップS20403:NO)、クライアント用スキャナドライバをプリンタドライバフォルダからTWAINフォルダにコピーする(ステップS20405)。本実施の形態では、PC3は、クライアントであるため(ステップS20403:NO)、クライアント用スキャナドライバがプリンタドライバフォルダからTWAINフォルダにコピーされる(ステップS20405)。ここで、クライアント用スキャナドライバは、RPCクライアントとして機能し、ホスト用スキャナドライバがRPCサーバとして提供するスキャン機能を利用可能である。尚、必要であれば、スキャナドライバの初期化処理として、ステップS20405の後に、PC3のシステムへの登録処理(レジストリの設定等)を行う(ステップS20406)。
以上により、プリンタドライバのイニシャライズ処理において、プリンタドライバの初期化とともに、スキャナドライバの初期化も行われる。
【0063】
そして、図5に示すように、プリンタドライバのイニシャライズ処理が終了すると、オペレーティングシステムによりMFP1の共有プリンタの利用設定が行われ(ステップS205)、PC3からMFP1のプリンタの機能及びスキャナの機能を利用することが可能となる。
【0064】
次に、本実施の形態に係るシステムにおける、スキャナ機能の実施の手順について、図8〜図10を参照して説明する。図8は、複合機(本実施の形態ではMFP1)におけるスキャン手順を示したフローチャートである。図9は、ホストである第一端末装置(本実施の形態ではPC2)のスキャナドライバにおけるスキャン手順を示したフローチャートである。図10は、クライアントである第二端末装置(本実施の形態ではPC3)のスキャナドライバにおけるスキャン手順を示したフローチャートである。
【0065】
まず、複合機(本実施の形態ではMFP1)におけるスキャン手順について図8を参照しながら説明する。
【0066】
図8に示すように、ホストである第一端末装置(本実施の形態ではPC2)からコマンドを受信すると(ステップS301)、コマンドの種類を解析する(ステップS302)。
【0067】
コマンドがスキャンモード移行の指示である場合は(ステップS302:スキャンモード移行)、スキャンモードに移行し(ステップS303)、データ送受信時の確認を示す信号であるACK(ACKnowledgement)をPC2に返信して(ステップS304)、コマンドの処理を終了する。
【0068】
コマンドがスキャン開始の指示である場合は(ステップS302:スキャン開始)、スキャンの設定(解像度・濃度等の設定)を行い(ステップS305)、セットされた原稿のスキャンを開始し(ステップS306)、スキャンした画像データであるラスタデータをPC2に返信する(ステップS307)。
そして、原稿残りがあるかどうかが判断される(ステップS308)。原稿残りがある場合は(ステップS308:YES)、ステップS306に戻り、原稿のスキャンを続行する。一方、原稿残りがない場合(ステップS308:NO)、用紙エンドステータスをPC2に返信して(ステップS309)、アイドルモードに移行して(ステップS310)、コマンドの処理を終了する。
【0069】
コマンドがその他の指示である場合は(ステップS302:その他)、その他の処理を行い(ステップS311)、コマンドの処理を終了する。
【0070】
次に、ホストである第一端末装置(本実施の形態ではPC2)のスキャナドライバにおけるスキャン手順について図9を参照しながら説明する。
【0071】
図9に示すように、RPC(Remote Procedure Call)により、クライアントである第二端末装置(本実施の形態ではPC3)からスキャンルーチンの呼び出しが行われると(ステップS401)、MFP1に対してスキャンモード移行を指示して(ステップS402)、MFP1からACKが送信されるのを待機する(ステップS403)。
MFP1からACKを受信すると(ステップS404:成功)、MFP1に対してスキャン設定及びスキャン開始を指示し(ステップS405)、MFP1からデータが送信されるのを待つ(ステップS406)。
データとして、ラスタデータを受信した場合は(ステップS407:ラスタデータ)、ステップS406に戻り、データの受信を続行する。一方、データとして用紙エンドステータスを受信した場合は(ステップS407:用紙エンドステータス)、PC3に対してラスタデータを返信し(ステップS408)、PC3に対する返り値をOKとする(ステップS409)。一方、何らデータを受信できなかった場合は(ステップS407:失敗)、PC3に対するスキャンルーチンの返り値をNGとして(ステップS410)、スキャンルーチンを終了する。
尚、MFP1からACKを受信しなければ(ステップS404:失敗)、PC3に対するスキャンルーチンの返り値をNGとして(ステップS410)、スキャンルーチンを終了する。
【0072】
次に、クライアントである第二端末装置(本実施の形態ではPC3)のスキャナドライバにおけるスキャン手順について図10を参照しながら説明する。
【0073】
図10に示すように、アプリケーションによりスキャン指示が行われると(ステップS501)、設定変更ダイアログを表示して(ステップS502)、ユーザによる設定変更の入力を受け付ける(ステップS503)。そして、受け付けられた設定を引数にしたRPCを用いて、ホスト側のスキャナドライバのスキャンルーチン(上述のホストである第二端末装置のスキャナドライバにおけるスキャン手順)の呼び出しを行う(ステップS504)。
PC2のスキャンルーチンによる返り値がOKである場合は(ステップS505:OK)、アプリケーションにラスタデータを渡し(ステップS506)、アプリケーションによるスキャン指示の処理を終了する。一方、PC2のスキャンルーチンによる返り値がNGである場合は(ステップS505:NG)、アプリケーションに対してスキャン失敗の表示を行い(ステップS506)、アプリケーションによるスキャン指示の処理を終了する。
【0074】
このように、本実施形態のドライバのインストール方法、プログラム及び記録媒体によれば、INFファイルを第一端末装置であるPC2に供給し、オペレーティングシステムのプリンタ共有機能を利用して、第二端末装置であるPC3から第一端末装置であるPC2に接続された複合機であるMFP1の接続設定を行うことにより、PC2からPC3へのプリンタドライバのインストールに付随してスキャナドライバもインストールさせ(図5のステップS203)、プリンタドライバのイニシャライズ処理においてプリンタドライバの初期化とともにスキャナドライバの初期化も行っている(図5のステップS204)。
その結果、PC3に対してスキャナドライバを手動でインストールする手間を省くことができる。また、PC3からであっても、RPCによりPC2のスキャンルーチンを呼び出すことにより、PC2に接続されたMFP1のスキャナの機能を容易に利用することができる(図8〜図10)。
【0075】
また、スキャナドライバはホスト用(第一端末装置であるPC2用)とクライアント用(第二端末装置であるPC3用)とで大きく異なるため、PC2用とPC3用を双方のスキャナドライバをインストールした後のプリンタドライバのイニシャライズ処理(図5のステップS204)において、必要となる第二ドライバのみの初期化処理を行うことが可能である(図7のステップS10403〜S10406又はステップS20403〜S20406)。
その結果、一方にとって不要となるスキャナドライバの初期化処理を行う無駄を省くことができる。
【0076】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
【0077】
例えば、複合機であるMFP1は、本実施形態においては、プリンタの機能とスキャナの機能とを備えるものであるが、それに限らない。例えば、ファックスの機能とスキャナの機能とを備える複合機であってもよいし、プリンタの機能と電話の機能とファックスの機能を備えるものであってもよい。
【0078】
また、スキャンする際のホストコンピュータであるPC2とクライアントコンピュータであるPC3間の通信は、本実施形態においては、RPCにより、PC3からPC2のスキャンルーチンの呼び出しを行っているが、それに限らない。
PIPEやTCP/IP等を使用することによって、通信を行っても良い。
【0079】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1、4、8によると、第二端末装置で第一端末装置に接続された複合機の接続設定を行うことにより、第一端末装置にインストールされた第二ドライバを、第一ドライバに付随させて第二端末装置にインストールさせることが可能である。従って、個々の第二端末装置に対して第二ドライバを手動でインストールする手間を省くことができる。また、第二端末装置からであっても、第一端末装置に接続された第二の機能を容易に利用することができる。
【0080】
請求項5、9によると、本発明に係るプログラムを第一端末装置に供給することにより、第二端末装置で第一端末装置に接続された複合機の接続設定を行った際に、第一端末装置にインストールされた第二ドライバを、第一ドライバに付随させて第二端末装置にインストールさせることが可能である。従って、個々の第二端末装置に対して第二ドライバを手動でインストールする手間を省くことができる。また、第二端末装置からであっても、第一端末装置に接続された第二の機能を容易に利用することができる。
【0081】
請求項2、6、10によると、オペレーティングシステムのプリンタあるいはファックスの共有機能を利用して、第二端末装置で第一端末装置に接続された複合機の接続設定を行うことにより、第一端末装置から第二端末装置への第一ドライバのインストールに付随して第二ドライバもインストールさせることが可能である。従って、個々の第二端末装置に対して第二ドライバを手動でインストールする手間を省くことができる。また、第二端末装置からであっても、第一端末装置に接続されたその他の機能を容易に利用することができる。
【0082】
請求項7、11によると、本発明に係るプログラムを第一端末装置に供給することにより、オペレーティングシステムのプリンタあるいはファックスの共有機能を利用して、第二端末装置で第一端末装置に接続された複合機の接続設定を行った際に、第一端末装置にインストールされた第二ドライバを、第一ドライバに付随させて第二端末装置にインストールさせることが可能である。従って、個々の第二端末装置に対して第二ドライバを手動でインストールする手間を省くことができる。また、第二端末装置からであっても、第一端末装置に接続された第二の機能を容易に利用することができる。
【0083】
請求項3によると、第二ドライバがホスト用(第一端末装置用)とクライアント用(第二端末装置用)とで大きく異なる場合に、ホスト用とクライアント用を双方の第二ドライバをインストールした後のイニシャライズ処理において、必要となる第二ドライバのみの初期化処理を行うことが可能である。従って、一方にとって不要となる第二ドライバの初期化処理を行う無駄を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムの概略構成の一例を描いたシステム構成図である。
【図2】システムの制御系の概略構成を描いた模式図である。
【図3】第一端末装置におけるインストール手順を示したフローチャートである。
【図4】第一端末装置におけるインストール処理を示したフローチャートである。
【図5】第二端末装置におけるインストール手順を示したフローチャートである。
【図6】第二端末装置におけるインストール処理を示したフローチャートである。
【図7】第一端末装置または第二端末装置におけるイニシャライズ処理を示したフローチャートである。
【図8】複合機におけるスキャン手順を示したフローチャートである。
【図9】ホストである第一端末装置のスキャナドライバにおけるスキャン手順を示したフローチャートである。
【図10】クライアントである第二端末装置のスキャナドライバにおけるスキャン手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 MFP
2 第一端末装置であるPC
3 第二端末装置であるPC
4 LAN
16 スキャナ部
17 印字部
101 複合機
102 第一端末装置
103 第二端末装置
104 第二端末装置
105 第二端末装置
106 第二端末装置
107 ネットワーク

Claims (11)

  1. 少なくとも第一及び第二の機能を備えた複合機を接続した第一端末装置において、前記第二機能のドライバソフトである第二ドライバを前記第一機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、
    前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機について第一機能の接続設定を行うステップと、
    前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を有することを特徴とする第二ドライバのインストール方法。
  2. プリンタあるいはファックスの共有機能を備えるオペレーティングシステムがインストールされている第一端末装置において、当該第一端末装置に接続された少なくともプリンタあるいはファックスの機能とその他の機能とを備えた複合機について、当該その他の機能のドライバソフトである第二ドライバを当該プリンタあるいはファックスの機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、
    前記第一端末装置において、前記複合機について前記プリンタあるいはファックスの共有機能に関する設定を行うステップと、
    前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機についてプリンタあるいはファックスの接続設定を行うステップと、
    前記プリンタあるいはファックスの共有機能に基づいて、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を有することを特徴とする第二ドライバのインストール方法。
  3. 前記第二ドライバは、ホスト用の第二ドライバと、クライアント用の第二ドライバと、からなり、
    前記第一端末装置及び前記第二端末装置での第一ドライバのイニシャライズ処理において、自己がホストかクライアントかを判断して、前記ホスト用の第二ドライバあるいは前記クライアント用の第二ドライバのいずれの初期化を行うか選択するステップを更に有することを特徴とする請求項2に記載の第二ドライバのインストール方法。
  4. 少なくとも第一及び第二の機能を備えた複合機を接続した第一端末装置において、前記第二機能のドライバソフトである第二ドライバを前記第一機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、
    前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機について第一機能の接続設定を行うステップと、
    前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラム。
  5. 少なくとも第一及び第二の機能を備えた複合機についての第一機能のドライバソフトである第一ドライバと第二機能のドライバソフトである第二ドライバとを備えるプログラムであって、
    前記複合機に接続された第一端末装置において、前記第二機能のドライバソフトである第二ドライバを前記第一機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、
    前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機について第一機能の接続設定を行った際に、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラム。
  6. プリンタあるいはファックスの共有機能を備えるオペレーティングシステムがインストールされている第一端末装置において、当該第一端末装置に接続された少なくともプリンタあるいはファックスの機能とその他の機能とを備えた複合機について、当該その他の機能のドライバソフトである第二ドライバを当該プリンタあるいはファックスの機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、
    前記第一端末装置において、前記複合機について前記プリンタあるいはファックスの共有機能に関する設定を行うステップと、
    前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機についてプリンタあるいはファックスの接続設定を行うステップと、
    前記プリンタあるいはファックスの共有機能に基づいて、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 少なくともプリンタあるいはファックスの機能とその他の機能とを備えた複合機についてのプリンタあるいはファックスの機能のドライバソフトである第一ドライバとその他の機能のドライバソフトである第二ドライバとを備えるプログラムであって、
    前記複合機を接続したプリンタあるいはファックスの共有機能を備えるオペレーティングシステムがインストールされている第一端末装置において、前記複合機について、前記第二ドライバを前記第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、
    前記第一端末装置において、前記複合機について前記プリンタあるいはファックスの共有機能に関して設定され、且つ、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機についてプリンタあるいはファックスの接続設定を行った際に、前記プリンタあるいはファックスの共有機能に基づいて、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 少なくとも第一及び第二の機能を備えた複合機を接続した第一端末装置において、前記第二機能のドライバソフトである第二ドライバを前記第一機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、
    前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機について第一機能の接続設定を行うステップと、
    前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 少なくとも第一及び第二の機能を備えた複合機についての第一機能のドライバソフトである第一ドライバと第二機能のドライバソフトである第二ドライバとを備えるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記複合機に接続された第一端末装置において、前記第二機能のドライバソフトである第二ドライバを前記第一機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、
    前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機について第一機能の接続設定を行った際に、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. プリンタあるいはファックスの共有機能を備えるオペレーティングシステムがインストールされている第一端末装置において、当該第一端末装置に接続された少なくともプリンタあるいはファックスの機能とその他の機能とを備えた複合機について、当該その他の機能のドライバソフトである第二ドライバを当該プリンタあるいはファックスの機能のドライバソフトである第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、
    前記第一端末装置において、前記複合機について前記プリンタあるいはファックスの共有機能に関する設定を行うステップと、
    前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機についてプリンタあるいはファックスの接続設定を行うステップと、
    前記プリンタあるいはファックスの共有機能に基づいて、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  11. 少なくともプリンタあるいはファックスの機能とその他の機能とを備えた複合機についてのプリンタあるいはファックスの機能のドライバソフトである第一ドライバとその他の機能のドライバソフトである第二ドライバとを備えるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記複合機を接続したプリンタあるいはファックスの共有機能を備えるオペレーティングシステムがインストールされている第一端末装置において、前記複合機について、前記第二ドライバを前記第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第一端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、
    前記第一端末装置において、前記複合機について前記プリンタあるいはファックスの共有機能に関して設定され、且つ、前記第一端末装置とネットワークを介して接続された1又は2以上の第二端末装置において、前記複合機についてプリンタあるいはファックスの接続設定を行った際に、前記プリンタあるいはファックスの共有機能に基づいて、前記第一端末装置から前記第二端末装置に対して、当該第一端末装置にインストールされた第二ドライバを第一ドライバの一部としてインストールするステップと、
    前記第二端末装置において、前記第一ドライバのイニシャライズ処理により、第一ドライバ及び第二ドライバの初期化を行うステップと、を、前記第一端末装置であるコンピュータ及び前記第二端末装置であるコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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