JP2004077554A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004077554A
JP2004077554A JP2002233940A JP2002233940A JP2004077554A JP 2004077554 A JP2004077554 A JP 2004077554A JP 2002233940 A JP2002233940 A JP 2002233940A JP 2002233940 A JP2002233940 A JP 2002233940A JP 2004077554 A JP2004077554 A JP 2004077554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
intermediate transfer
image forming
developing
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002233940A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hosokawa
細川 浩
Kiyonori Tsuda
津田 清典
Satoshi Narimi
成見 智
Ryuta Takechi
武市 隆太
Yuji Arai
荒井 裕司
Masanori Kawasumi
川隅 正則
Kazuhiko Umemura
梅村 和彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002233940A priority Critical patent/JP2004077554A/ja
Priority to US10/636,637 priority patent/US7212767B2/en
Priority to CNB031648010A priority patent/CN1308780C/zh
Priority to CN200710005382A priority patent/CN100590535C/zh
Priority to EP03017622A priority patent/EP1406130B1/en
Priority to DE60320910T priority patent/DE60320910D1/de
Publication of JP2004077554A publication Critical patent/JP2004077554A/ja
Priority to US11/687,989 priority patent/US20070166074A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】着脱部材の着脱操作時に装置内の周辺部材に対する距離を保つための当接部材を設け、着脱部材を装置本体に対して着脱可能に設けた装置の小型化と部材の長寿命化とを同時に実現できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像ケース55の中間転写ベルトケース17に対向する位置に当接部材としての現像側当接部材56を設ける。現像側当接部材は、現像ケースから上方に突き出し、先端が中間転写ベルトケース下部に当接している。中間転写ユニット引き出し操作中は、中間転写ベルトケースが4つの現像ケースにそれぞれ設けた現像側当接部材に常に当接し、下側への移動が常に規制される。これにより、中間転写ユニットが完全に引き出されるまで中間転写ベルト11と感光体ドラム20とが離間された状態を維持できる。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置にかかるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置として、例えば中間転写方式のカラー画像形成装置が知られている。中間転写方式のカラー画像形成装置は、像担持体としての複数の感光体ドラムと、感光体ドラムに対向して設けられた1つの中間転写ベルトとを有している。そして、感光体ドラム上に順次形成する各色トナー像を中間転写ベルトに重畳転写してカラー画像を形成し、そのカラー画像を転写材(以下、転写紙という)に一括転写することで転写紙上にカラー画像を得るものである。
上記のような中間転写方式のカラー画像形成装置においては、各色トナー像を中間転写ベルトへ重畳転写する際に転写位置にずれが生じる場合がある。位置ずれが生じると、結果的に「色ずれ」という異常画像となってしまい、これはカラー画像形成装置で問題となるものである。このような「色ずれ」を防止するための対策としては、従来、中間転写ベルトと感光体ドラムを装置本体に治具を使って高精度に組み付けし、かつ固定することが行われていた。
【0003】
ところで、中間転写ベルトの寿命は装置本体の寿命より短い場合がほとんどである。そして、装置本体の寿命前に中間転写ベルトの性能劣化や破損が生じた場合は交換しなければならなかった。従来、中間転写ベルトの交換のために行うベルトユニット着脱方法の一例として、次のような方法(以下、従来例1という)が知られている。
[従来例1]
中間転写ベルトと中間転写ベルトを張架する張架ローラとこれらを囲むよう設けられたフレームを有するベルトユニットが、装置内部に装着されているとき、ローラ軸方向の両端部が正しく位置決めされている。位置決め方法は、例えば次の方法がある。ローラ軸両端に軸方向に平行なピンを設ける。装置本体奥側壁面にガイド孔を設ける。更に、ベルトユニット着脱時にベルトユニットが通過可能な開口部を装置前面に設け、この開口部を開閉する面板を設ける。この面板にもガイド孔を設ける。面板には下方に2本のアームが設けられており、アーム先端が取り付け軸を中心として回動自在にプリンタ本体に取り付けられている。そして取り付け軸を中心としたアームの回動によって面板を床に水平な横向き状態と、取り付け軸を中心として90°上方に回動した上向き状態との間で移動できるようになっている。面板が横向きのとき装置開口部が開状態、面板が上向きのとき装置開口部が閉状態となる。ガイド孔は、ベルトユニット装着時にローラ軸端部に設けられたピンが1本ずつ進入することによって、中間転写ベルト経路を装置内部で正しく位置決め出来る位置に形成する。例えば、現像装置及び感光体ドラムは中間転写ベルトの上部に設けられている場合について説明する。ベルトユニットを本体から離脱するとき、面板を横向きにして開口部を開き装置手前側のピンとガイド孔との係合を解除する。次にベルトユニットを装置手前に引き出す。僅かに引き出した段階で、装置奥側のピンとガイド孔との係合も解除され、ベルトユニットがフリーな状態となる。引き続きベルトユニットが装置手前側に引き出されることにより、ベルトユニットの離脱が完了する。ベルトユニットを装置本体に装着するとき、開いた開口部にベルトユニットを進入させ、ローラ軸奥側のピンをそれぞれ対向する装置奥側壁面に設けられたガイド孔に進入させる。次に、面板によって開口部を閉じながらローラ軸手前側のピンを面板に設けられたガイド孔に進入させ、面板が完全に上向きとなった時にベルトユニットの装置内部での位置決めも完了する。このようにして、ベルトユニットが着脱できると共に装置内に装着されている時には周囲の部材に対して正しく位置決めされるようになっている。
【0004】
近年、中間転写ベルト等の交換の都度サービスマンを呼んで交換を行うと、費用がかかり過ぎるというクレームがあがってきた。そのため、交換する部材をユニット化することにより、ユーザー自身による交換を可能とすることが望まれるようになってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、中間転写ベルトを交換するために装置本体に対してベルトユニットの着脱操作を行う際、中間転写ベルトが感光体ドラムに接触して中間転写ベルトと感光体ドラムとが互いに摺擦される恐れがあった。上述したベルトユニット着脱方法の場合について説明すると、ベルトユニットが装置手間側に僅かに引き出された段階でベルトユニットは全てのピンがガイド孔から外れてフリーな状態となる。このため、ベルトユニットを引き出す操作中にガタつきが発生すると、ベルトユニットが上方に移動する恐れがある。そして、ベルトユニットが上方に移動すると、装置内部の中間転写ベルト近傍に設けられている感光体ドラム等の周辺部材が中間転写ベルトに接触し、互いに摺擦されてしまう。また、装置内の周辺部材と中間転写ベルトとの摺擦は、ベルトユニットを装置本体に装着する操作中にも発生する恐れがある。このような摺擦が生じると、まだ交換する必要がなかった部材表面に摺擦による傷が付いてしまい、その部材の寿命を短くしてしまういう問題が生じる。交換作業に不慣れなユーザー自身が交換を行う機会が増えると、このような問題も発生しやすくなる。
【0006】
この問題を解決するために、ベルトユニット着脱操作の際に感光体ドラムと中間転写ベルトとの離間距離を予め広めに設定し、ガタつきが発生しても両者が摺擦しないようにするという対策もある。図17は、ベルトユニット着脱の際に、ユニット引き出しや挿入中の不用意なガタつきによってベルトが感光体ドラムに接触しないようにした従来例(以下、従来例2という)の説明図である。
[従来例2]
図17は、従来のベルトユニット110着脱方法の説明図である。ベルトユニット110は下部両端がアキュライドスライドレール120に取り付けられている。アキュライドスライドレール120には溝121が設けられており、ベルトユニットのピン(図示せず)をその溝121に進入させている。この溝121は、奥側で高く、手前側で低く、更に手前側でガイドレール上部まで切り欠いて形成されている。また、アキュライドスライドレール120は装置本体手前側へのスライド移動が可能に装置本体に支持されている。
ベルトユニット110を装置本体から引き出すとき、アキュライドスライドレール120に対してベルトユニット110が手前に相対移動し、ベルトユニット110が溝の高低差分だけ下がる。更にピンが溝内をスライドしてベルトユニット110が手前に移動する。このとき、中間転写ベルトは上部の感光体ドラムに対して十分な間隔を有している。そして、ピンが溝内を手前まで移動しきったら、アキュライドスライドレール120とベルトユニット110との間のスライドが停止し、ベルトユニット110とアキュライドスライドレール120とが一体となって装置手前に出る。これによって、ベルトユニット110が、装置本体外に完全に露出されるよう、ユニット全長以上のスライド引出しが可能に構成されている。アキュライドスライドレール120が完全に装置から出てそれ以上引き出せなくなった段階でベルトユニット110を持ち上げるとベルトユニット110側のピンが溝121の切り欠きを介してアキュライドスライドレール120から外れ、ベルトユニット110が装置本体から完全に離脱される。ベルトユニット110を装着するとき、ベルトユニット110側のピンをアキュライドスライドレール120の溝121に進入させてユニットをアキュライドスライドレール120で保持させる。装置内に押し込む途中ではベルトユニット110はアキュライドスライドレール120の溝121の低い部分に保持され、上部の感光体ドラムとは十分間隔を有している。ベルトユニット110がアキュライドスライドレール120の溝の低い部分の奥側まで移動しきったら、アキュライドスライドレール120とベルトユニット110との間のスライドが停止する。そして、ベルトユニット110とアキュライドスライドレール120とが一体となって装置奥側に入る。アキュライドスライドレール120が装置奥側に押し込まれると、ピンがアキュライドスライドレール120の溝内を奥側に相対移動し溝の高い部分に保持され、ベルトユニット110全体が上昇する。これによってベルトユニット110の装置内での位置決めが行われる。
【0007】
上記従来例2では、ベルトユニット110の着脱操作時にはベルトユニット110が不用意に上部に浮き上がることがなく、感光体ドラムとの間で摺擦されることを防止できる。しかし、この構成では、ベルト着脱操作中にはベルトと感光体ドラムとの間を充分離間させるために下方に下げてアキュライドスライドレール120で支持している。このように、ベルトユニット着脱操作時にベルトユニットを下方に下げて移動させるためには、感光体ドラムと中間転写ベルトとの離間距離を着脱操作のガタつきを考慮して広めに設定しなければならなくなる。その結果、装置全体が高さ方向に大型化するという問題が新たに生じてしまう。
従って、感光体ドラムと中間転写ベルトとの離間距離を着脱操作のガタつきを考慮して広めに設定しなくてもベルトユニット着脱操作中の両者の接触を防止できるようにすることが望まれるところである。
【0008】
尚、ベルトユニットのベルトは中間転写ベルトに限るものではない。例えば、直接転写方式のカラー画像形成装置の場合、転写搬送ベルトを有するベルトユニットでも装置本体から着脱する際に同様の要望が生じる。
また、上記ベルトユニットと感光体ドラムとの間以外にも、離間距離を大きく取らずに一方の着脱操作中に他方への接触を防止する必要がある組合せがある。例えば、感光体ドラムに対向して設けた現像装置を装置本体に対して着脱可能に構成した装置の場合、現像装置の感光体ドラムへの接触を防止することが望まれる。また、感光体ドラムと感光体クリーニング装置とを一体にしたクリーニングユニット、感光体ドラムと現像装置とを一体にしたプロセスカートリッジ等を装置本体に対して着脱可能に構成した装置の場合、これらの感光体ドラムへの接触を防止することが望まれる。
更に、装置本体に対して引き出し及び挿入によって着脱を行う着脱部材で、装置本体に対する着脱操作中にガタつきによって装置内の部材に接触する恐れのあるような部材においても同様の要望が生じる。即ち、着脱部材とその着脱部材に接触の恐れのある装置内の部材との距離を着脱操作時のガタつきを考慮して広めに設定しなくても着脱操作中の両者の接触を防止できるようにすることが望まれる。
【0009】
尚、装置本体に対する着脱部材がその着脱操作中に装置内の部材に接触することを防止できるようにしたものとして、以下のようなものも提案されている。
例えば、特開平9−325622号公報は、転写ユニットを駆動軸を中心に揺動自在に支持し、転写ユニットを感光体ドラムに接触する接触位置と感光体ドラムから離間する退避位置との間で移動可能に構成したものである。これによって、感光体ドラムのユニットを交換する際に、転写ユニットを退避位置に移動させておき、感光体ドラムと転写ベルトとが摺擦されて両者が傷つき寿命が短縮されることを防止するようにしている。しかしながら、この構成では、感光体ドラムのユニット着脱操作時のガタつきを考慮して転写ユニットを感光体ドラムから広めに離間させておく必要があることに変わりはない。
また、特開2000−235309号公報は、中間転写ベルトをユニット化し装置本体から着脱可能にするとともに、ユニットに位置出しブロックを設けたものである。そして、ベルトユニットを装置本体に装着する際には、ユニット側の位置出しブロックを装置本体のガイドレール上に載せてベルトユニットを装置本体内部に押し込む。更に、ベルトユニットを使用状態にする場合には、位置出しブロックをベルト押し上げカムによって押し上げ、位置出しブロックの上面を装置本体に設置されている位置決めシャフトに突き当てる。このようにしてベルト上部と感光体ドラムとの位置決めを行う。この構成によって、ユーザーによる中間転写ベルトの交換を容易にするとともに、感光体ドラムと中間転写ベルトとの高精度な位置保証を可能とするものである。しかしながら、この構成において、ベルトユニット着脱中は位置出しブロックはベルト押し上げカムによって押し上げられてはおらず、少なくともベルトユニットの位置出しブロックが設けられている側は、上方に空間がある。中間転写ベルト交換の際にユーザーがベルトユニットを予期せず持ち上げてしまった場合には中間転写ベルトと感光体ドラムとが接触する恐れがある。
また、特開2001−249508号公報は、感光体ドラムユニットと中間転写ユニットとを一体化した画像形成装置ユニットを装置本体から着脱可能に構成したものである。画像形成装置ユニットの装置本体に対する着脱のために、装置本体内側に感光体ドラム用ガイドレールと、中間転写体用ガイドレールとを設けている。そして、画像形成ユニット着脱に際して、画像形成ユニットの感光体ドラム軸受を感光体ドラム用ガイドレールへ載せる。一方、中間転写ベルト駆動ローラ両端の軸受とユニット左右サイドカバーに設けられた突起部を中間転写体用ガイドレールに載せる。このような状態で画像形成ユニットをスライドさせながら挿入又は引き出しを行う。この装置においては、ガイドレールに軸受又は突起部を載せてユニットをスライドさせるため、スライド移動によるガタつきが発生する恐れがある。よって、この装置においては、ユニット着脱に際して、ユニットと装置内部にある部材とが接触する恐れがある。
【0010】
本発明は上記背景に鑑みなされたものであり、その目的は、着脱部材を装置本体に対して着脱可能に設けた装置の、小型化と部材の長寿命化とを同時に実現できる画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の画像形成装置は、表面に潜像を担持する像担持体と、該潜像を現像する現像装置とを有する画像形成装置であって、該画像形成装置本体に対して着脱可能であって、その着脱操作に際して装置本体内にある周辺部材との間隔が変動するような状態で該装置本体内に設けられた着脱部材と、該着脱部材と該周辺部材のうち少なくとも一方の部材に該部材を囲む枠体を有する画像形成装置において、上記着脱部材の上記画像形成装置本体に対する着脱操作中に上記枠体に当接し、該着脱部材と上記周辺部材との距離を規定する当接部材を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2の画像形成装置は、請求項1の画像形成装置において、上記着脱部材と上記周辺部材のうち少なくとも一方が、表面に画像又は転写材を担持する転写ベルトであることを特徴とするものである。
請求項3の画像形成装置は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記着脱部材が、複数の部材を一体に構成したユニットからなることを特徴とするものである。
請求項4の画像形成装置は、請求項3の画像形成装置において、上記ユニットが上記現像装置からなる現像ユニットであることを特徴とするものである。
請求項5の画像形成装置は、請求項3の画像形成装置において、上記像担持体表面に残留した現像剤をクリーニングするためのクリーニング装置を設け、上記ユニットが該クリーニング装置からなるクリーニングユニットであることを特徴とするものである。
請求項6の画像形成装置は、請求項3の画像形成装置において、上記ユニットが、画像形成に使用される部材又は装置の少なくとも一つと上記像担持体とを有するプロセスカートリッジであることを特徴とするものである。
請求項7の画像形成装置は、請求項1、2、3、4、5、又は6の画像形成装置において、上記当接部材を、上記着脱部材又は上記周辺部材の枠体に設けたことを特徴とするものである。
請求項8の画像形成装置は、請求項項1、2、3、4、5、6、又は7の画像形成装置において、上記当接部材を、上記着脱部材の取っ手部から構成したことを特徴とするものである。
請求項9の画像形成装置は、請求項3、4、5、又は6の画像形成装置において、上記ユニットに、該ユニットが画像形成装置本体から離脱した位置にあるときに該ユニット内部を外部空間から隔離するためのシャッター部材を設け、上記当接部材を、該シャッター部材で構成したことを特徴とするものである。
請求項1乃至9の画像形成装置においては、画像形成装置本体に設けた着脱部材の着脱操作中には当接部材が枠体に当接しつづけ、着脱部材と装置本体にある周辺部材との距離を一定に保つ。当接部材は、着脱部材、装置本体のいずれに設けることも可能である。当接部材を着脱部材に設けた場合には着脱部材の着脱操作中に当接部材が装置本体の周辺部材を囲む枠体に当接し続ける。当接部材を装置本体に設けた場合には着脱部材の着脱操作中に当接部材が着脱部材の枠体に当接し続ける。このようにして当接部材が枠体に当接し続けたまま着脱部材の着脱操作が進行する。このため、着脱部材と装置本体にある周辺部材との間隔が一定に保たれ、着脱操作時に両者の間隔が変動することがない。よって、ガタつき分を考慮した広めの離間距離を設定しておかなくても、着脱部材と装置本体にある周辺部材とが接触することがない。以上により、着脱操作時のガタつき分を考慮した広めの離間距離を設定しなくても、着脱部材の装置本体に対する着脱操作を装置内の周辺部材に接触させずに行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した画像形成装置の一実施形態として、カラープリンタ(以下「プリンタ」という)について説明する。まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。
[全体構成]
図1は、本実施形態にかかるプリンタの概略構成図である。このプリンタは、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(Bk)の各色の画像を形成するための4組の画像ステーション1Y,1C,1M,1Bkを備えている。各符号の数字の後に付されたY,C,M,Bkは、言うまでもなく、イエロー、マゼンタ、シアン、黒用の部材であることを示している(以下同様)。画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkの他には、光書込ユニット8、中間転写ユニット10、2次転写バイアスローラ5、レジストローラ対4、給紙カセット2、ローラ定着方式の定着ユニット6などが配設されている。
【0013】
[光書込ユニット]
上記光書込ユニット8は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどを有し、画像データに基づいて後述のドラム状感光体の表面にレーザ光を照射する。
【0014】
[画像ステーション]
図2は、上記画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkのうち、一つを拡大した概略構成図である。なお、画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkはいずれも同じ構成となっている。図2において、画像ステーション1は、感光体ドラム20、帯電装置30、現像装置50、クリーニング装置40、図示しない除電器などを有している。
【0015】
上記帯電装置30は、電圧が印加された帯電ローラ31を感光体ドラム20に摺擦させることで、ドラム表面を一様帯電せしめる。帯電処理が施された感光体ドラム20の表面には、上記光書込ユニット(8)によって変調及び偏向されたレーザ光が走査されながら照射される。すると、ドラム表面に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は現像装置50によって現像されてトナー像となる。帯電ローラ31にはクリーニングローラ32が当接して設けられている。
【0016】
クリーニング装置40は、開口部を有する枠体としてのクリーニングケース43、感光体ドラム20上の残留トナーをクリーニングするクリーニングブレード41、クリーニングした廃トナーを廃トナーボトル(図示せず)に搬送する廃トナースクリュ42等により構成されている。
【0017】
上記現像装置50は、枠体としての現像ケース55の開口から一部露出させるように配設された現像ローラ51を有している。また、第1搬送スクリュ53、第2搬送スクリュ54、現像ドクタ52なども有している。また、4つの画像装置は、1枚の支持プレート58によって4つの現像ケース55が下支えされている。支持プレートは、4つの感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに対する光書込ユニット8からのレーザー光の通過径路に相当する領域を開口させている。
【0018】
上記現像ケース55には、磁性キャリアと、マイナス帯電性のトナーとを含む二成分現像剤が収容されている。この二成分現像剤は上記第1搬送スクリュ53、第2搬送スクリュ54によって撹拌搬送されながら摩擦帯電せしめられた後、上記現像ローラ51の表面に担持される。そして、上記現像ドクタ52によってその層厚が規制され、所定のギャップをもって感光体ドラム20に対向する現像領域に搬送され、ここで感光体ドラム20上の静電潜像にトナーを付着させる。この付着により、感光体ドラム20上にトナー像が形成される。現像によってトナーを消費した二成分現像剤は、現像ローラ51の回転に伴って現像ケース55内に戻される。
【0019】
上記第1搬送スクリュ53と、上記第2搬送スクリュ54との間には仕切壁59が設けられている。この仕切壁59により、現像ローラ51や第1搬送スクリュ53等を収容する第1供給部と、第2搬送スクリュ54を収容する第2供給部とが現像ケース55内で分かれている。第1搬送スクリュ53は、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、上記第1供給部内の二成分現像剤を図中手前側から奥側へと搬送しながら現像ローラ51に供給する。第1搬送スクリュ53によって上記第1供給部の端部付近まで搬送された二成分現像剤は、仕切壁59に設けられた図示しない開口部を通って上記第2供給部内に進入する。第2供給部内において、第2搬送スクリュ54は、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、上記第1供給部から送られてくる二成分現像剤を第1搬送スクリュ53とは逆方向に搬送する。第2搬送スクリュ54によって第2供給部の端部付近まで搬送された二成分現像剤は、仕切壁59に設けられたもう一方の開口部(図示せず)を通って第1供給部内に戻る。
【0020】
感光体ドラム20上に形成されたトナー像は、後述の中間転写ベルトに中間転写される。中間転写後の感光体ドラム20の表面は、クリーニング装置40によって転写残トナーがクリーニングされた後、除電ランプによって除電される。そして、帯電装置30によって一様帯電せしめられて次の画像形成に備えられる。他の画像ステーションについても同様である。
【0021】
[中間転写ユニット]
先に示した図1において、上記中間転写ユニット10は、中間転写ベルト11、駆動ローラ13、張架ローラ14,15、ベルトクリーニング装置16、4つの中間転写バイアスローラ12Y、12C12M、12Bkなどを有している。更に、こらの中間転写ベルト11、ベルトクリーニング装置16、及び各種の部材は枠体としての中間転写ベルトケース17によって一体に保持されている。中間転写ベルト11は、駆動ローラ13、張架ローラ14,15にテンション張架されながら、図示しない駆動系によって回転せしめられる駆動ローラ13によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。4つの中間転写バイアスローラ12Y、12C12M、12Bkは、それぞれ図示しない電源から中間転写バイアスが印加される。そして、中間転写ベルト11をその裏面から感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに向けて押圧してそれぞれ中間転写ニップを形成する。各中間転写ニップには、上記中間転写バイアスの影響により、ドラム状感光体と中間転写バイアスローラとの間に中間転写電界が形成される。Y用の感光体ドラム20Y上に形成された上述のYトナー像は、この中間転写電界やニップ圧の影響によって中間転写ベルト11上に中間転写される。このYトナー像の上には、感光体ドラム20C,M,Bk上に形成されたC,M,Bkトナー像が順次重ね合わせて中間転写される。この時各色トナー像の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写されるように、上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。かかる重ね合わせの中間転写により、中間転写ベルト11上には4色重ね合わせトナー像が形成される。この4色重ね合わせトナー像は、後述の2次転写ニップで転写紙Pに2次転写される。2次転写ニップ通過後の中間転写ベルト11の表面に残留する転写残トナーは、上記張架ローラ14にバックアップされる中間転写ベルト部分に当接するベルトクリーニング装置16によってクリーニングされる。
【0022】
[給紙カセット]
上記光書込ユニット8の下方には、複数枚の転写紙Pを重ねて収容する給紙カセット2が配設されており、一番上の転写紙Pに給紙ローラ2aを押し当てている。給紙ローラ2aが所定のタイミングで回転駆動すると、一番上の転写紙Pが紙搬送路に給紙される。
【0023】
[2次転写バイアスローラ]
中間転写ユニット10の上記駆動ローラ13には、中間転写ベルト11を介して2次転写バイアスローラ5が当接して2次転写ニップを形成している。この2次転写バイアスローラ5には、図示しない電源によって2次転写バイアスが印加される。
【0024】
[レジストローラ対]
上記給紙カセット2から紙搬送路に給紙された転写紙Pは、レジストローラ対4のローラ間に挟まれる。一方、上記中間転写ベルト11上に形成された4色重ね合わせトナー像は、ベルトの無端移動に伴って上記2次転写ニップに進入する。レジストローラ対4は、ローラ間に挟み込んだ転写紙Pを2次転写ニップにて4色重ね合わせトナー像に密着させ得るタイミングで送り出す。これにより、2次転写ニップでは、4色重ね合わせトナー像が転写紙Pに密着する。そして、上記2次転写バイアスやニップ圧の影響を受けて転写紙P上に2次転写され、転写紙P上でフルカラー画像となる。このようにしてフルカラー画像が形成された転写紙Pは、定着ユニット6に送られる。
【0025】
[定着ユニット]
上記定着ユニット6は、内部に熱源を有する加熱ローラ6aと押圧ローラ6bとから構成されている。そして、この加熱ローラ6aと押圧ローラ6bとの間に転写紙Pを挟み込みながら、その表面にフルカラー画像を定着させる。定着ユニット6を通過した転写紙Pは、排紙ローラ対7を経て機外へと排出される。
【0026】
[トナー収容器]
定着ユニット6の図中側方には、補充用のY、C,M、Bkトナーを収容する4つのトナー収容器9Y、9C、9M、9Bkが配設されている。粉体収容器たるこれらトナー収容器9Y、9C、9M、9Bkに収容されるY、C,M、Bkトナーは、それぞれ専用の現像装置に適宜補給される。
【0027】
以上は、4色フルカラーの画像を形成するときの装置の駆動状態について説明したものである。このとき、図1に示すように中間転写ベルト11が全ての現像ステーションの感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに当接しているフルカラー位置である。本実施形態のプリンタにおいては、中間転写ベルト11の感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに対する接離状態を変化させるための接離機構を有している。次に中間転写ベルト11の感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに対する接離機構について説明する。
【0028】
[中間転写ベルト接離]
図3は、白黒用の画像ステーションの感光体ドラム20Bkのみが中間転写ベルト11に当接している白黒画像位置である。通常、装置の初期状態は図3のように中間転写ベルト11をBk感光体ドラム20Bkのみに当接させている。また、この状態で白黒画像を形成することができる。図4はユニット着脱位置の中間転写ベルト11の状態を示したものである。中間転写ユニット10又は中間転写ベルト周辺のユニットをプリンタ本体から着脱する際、図4に示すように全ての画像ステーションの感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkを中間転写ベルト11から離間させる。次に中間転写ベルト11の感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkに対する接離機構について説明する。
【0029】
図5(a)はフルカラー位置における中間転写ユニット10の説明図、同図(b)は白黒画像位置における中間転写ユニット10の説明図、同図5(c)はユニット着脱位置における中間転写ユニット10の説明図である。図5(a)において、上記中間転写ユニット10には、揺動軸102を中心に揺動可能な転写サブユニット101とにより構成されている。上記中間転写ユニット10本体には、転写サブユニット101を揺動させるための偏芯カム103を有している。上記偏芯カム103は図示しない接離モータにより回転駆動され、転写サブユニット101の揺動部材104端部の上面に接触するように取り付けられている。また、図中向かって右側の張架ローラ15及び駆動ローラ13には手動で上昇及び下降させるための解除レバー(図示せず)が設けられている。
【0030】
図5(a)に示すフルカラー位置では、偏芯カム103が転写サブユニット101の揺動部材104端部を押し下げ、中間転写ベルト11がカラー用の感光体ドラム20Y、20M、20Cに接触した状態になっている。これに対して、図5(b)に示す白黒画像位置では、偏芯カム103による転写サブユニット101の揺動部材104端部の押し下げが解除され、中間転写ベルト11がカラー用の感光体ドラム20Y、20M、20Cから離間した状態となっている。
【0031】
白黒画像位置から図5(c)に示すユニット着脱位置への移動は、図5(b)に示す初期状態から解除レバーを回転させて張架ローラ15及び駆動ローラ13を上昇させることで行う。これによって、中間転写ユニット10が上方に移動し、中間転写ベルト下方に位置する4つの感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkから離間した状態となる。これによって、図4に示すように全ての画像ステーションの感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkを中間転写ベルト11から離間させることができる。
【0032】
ところで、従来のプリンタにおいては、プリンタ本体に対して着脱可能な着脱部材であって、その着脱操作に際してプリンタ内にある周辺部材との間隔が変動するような状態で設けられているものがあった。例えば、中間転写ベルト11を含む複数の部材を一体に構成した中間転写ユニットがプリンタ本体に対して着脱可能となった着脱部材がある。この中間転写ユニットが着脱操作に際して感光体ドラムや現像ケース等の周辺部材との間隔が変動しやすい状態で設けられていた。
従来の中間転写ユニット着脱のための構成は、既に従来技術で従来例1として説明したとおりである。ところが、上記従来例1の構成では、中間転写ベルトの手前側と奥側の位置決めが中間転写ユニット10の着脱時には解除され、中間転写ユニット10がフリーな状態となる。そして、着脱時のガタつきによって中間転写ベルトが感光体ドラムや現像ユニット枠体に接触し、中間転写ベルトや感光体ドラムが摺擦されて劣化してしまう。また図17の従来例2では、着脱時のガタつきによる部材の接触・劣化は回避できるものの、ユニット下部の支持レールはガタつき分を考慮した上下方向にゆとりのある形状にする必要がある。このため、装置が高さ方向に大型化してしまう。
そこで、本実施形態においては、ユニット着脱時の部材の摺擦による劣化や装置の大型化を防止できるようにしている。以下に、本実施形態の特徴について実施例1〜8によって説明する。
【0033】
[実施例1]
図6は、実施例1にかかる説明図であり、4つの画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkのうちの1つと中間転写ベルト11との対向部を示したものである。実施例1においては、現像ケース55の中間転写ベルトケース17に対向している位置に、当接部材としての現像側当接部材56を設けている。現像側当接部材56は、現像ケース55から上方に突き出しており、先端が中間転写ユニット10の中間転写ベルトケース17下部に当接している。
【0034】
実施例1の構成を用いて中間転写ベルト11の交換などのために中間転写ユニット10をプリンタ本体に対して着脱する手順について説明する。
先ず、装置前面のドア(図示せず)を開口する。次に、面板71を開口する。次に、解除レバーを回転し張架ローラ15及び駆動ローラ13を上昇させてて中間転写ベルト11を図5(c)のユニット着脱位置に移動する。中間転写ユニット10を両手で持ち、プリンタ本体に対して前面に引き出す。中間転写ユニット10をプリンタ本体に装着する際には、引き出すときと逆の手順で操作を行えばよい。
以上のように現像側当接部材56を設けることによって、中間転写ユニット10引き出し操作中は、中間転写ベルトケース17が4つの現像ケース55にそれぞれ設けた現像側当接部材56に当接し、下側への移動が規制された状態となる。これにより、中間転写ユニット10が完全に引き出されるまで中間転写ベルト11と感光体ドラム20とが離間された状態を維持する。中間転写ユニット10をプリンタ本体に装着する場合も同様の効果が得られる。
【0035】
また、実施例1において、中間転写ユニット10に加えて現像装置50もプリンタ本体から着脱可能に構成している。各色現像装置は色ごとに夫々一体の現像ユニット50Y、50C、50M、50Bkで構成され、プリンタ本体に対して中間転写ユニット10と同様に装置前面に引き出し及び挿入によって着脱可能となっているのである。以下に、現像ユニット50をプリンタ本体に対して着脱する手順について説明する。
【0036】
先ず、現像ユニット50Y、50C、50M、50Bkのプリンタ本体内部での位置決めの構造について触れておく。図7(a)、(b)は、現像ユニット50Y、50C、50M、50Bkの位置決め構造の説明図である。4つの現像ユニット50Y、50C、50M、50Bkと4つのクリーニングユニット49Y、49C、49M、49Bkは、装置手前側及び奥側に現像ローラ軸51a又は感光体ドラム軸20aを突出させている。また、装置前面ドアを開口したその内側に、位置決め部材としての面板71が設けられている。面板71には下方に2本のアーム74が設けられており、アーム先端が取り付け軸75を中心として回動自在にプリンタ本体に取り付けられている。これによって、面板71が現像ユニット50Y、50C、50M、50Bk、及びクリーニングユニット49Y、49C、49M、49Bkの装置手前側を覆う閉位置と、同じく装置手前側を開口させる開位置とに移動可能に装置本体に設けられている。装置手前側を開口する際には取り付け軸を中心として面板71を下方に下げてほぼ水平にし、閉じる場合は取り付け軸を中心として面板71をほぼ垂直になるまで上げる。
そして、装置本体奥側壁面と面板71とにはガイド孔が設けられている。ガイド孔は、現像ローラ軸が進入する4つの現像ユニット用ガイド孔72と、感光体ドラム軸が進入する4つのクリーニングユニット用ガイド孔73とからなっている。上記現像ローラ軸51a先端と感光体ドラム軸20a先端は、先ほど細くなるテーパ形状である。また、これら現像ユニット用ガイド孔72とクリーニングユニット用ガイド孔73は、入り口が広く奥が狭い形状である。現像ユニット50Y、50C、50M、50Bkが装着され、面板71によって開口が閉じられるときに、現像ローラ軸51a先端と感光体ドラム軸20a先端が現像ユニット用ガイド孔72又はクリーニングユニット用ガイド孔73にそれぞれ奥まで進入する。孔の奥に軸先端が到達するとき、現像ユニット50Y、50C、50M、50Bkやクリーニングユニット49Y、49C、49M、49Bkはそれぞれのガイド孔72,73内壁形状に従って軸先端が僅かに上昇し、各ユニットの装置内部での位置が正しく位置決めされる。
【0037】
現像ユニット50Y、50C、50M、50Bkを装置本体から引き出すとき、装置前面のドア(図示せず)を開いて装置内部を開口する。このとき、図7(b)の状態となっている。更に、面板71を下方に開き、図7(a)の状態とする。面板71の下方への開口によって、現像ユニット手前側の現像ローラ軸端部が現像ユニット用ガイド孔72から外れ、フリーな状態となる。所定の現像ユニット50を持ち、プリンタ本体から前面に引き出す。僅かに引き出した段階で、現像ユニット奥側の現像ローラ軸端部と現像ユニット用ガイド孔72との係合も解除される。また、現像ユニット50の現像ケース55がその下方にある支持ケース58で下支えされて下方への移動を規制されている。そして、現像ケース55に設けた現像側当接部材56が中間転写ベルトケース17下部に当接する。これにより現像ユニット50が上方への移動が規制されて中間転写ユニット10との間隔が一定に保たれながら所定の現像ユニット50が引き出される。現像ユニット50をプリンタ本体に装着する際には、現像ユニット50を装置前面の開口に挿入し、更に奥側まで押し込む。現像ユニット奥側の現像ローラ軸端部が現像ユニット用ガイド孔72に進入し、ユニット奥側の現像ローラの位置決めが完了する。次に、面板71を上方に移動させて開口を閉じながら現像ローラ軸端部を面板71に設けた現像ユニット用ガイド孔72に進入させる。面板71が完全に上向きとなり開口が閉じられるのと同時に現像ユニット50の装置内部での位置決めも完了する。このようにして、現像ユニット50が着脱できると共に装置内に装着されている時には周囲の部材に対して正しく位置決めされるようになっている。尚、支持ケース58に二点鎖線で示すようなリブ58aを設け現像ユニット50の左右への移動を規制することにより、現像ユニット着脱時における現像ローラと感光体ドラム20とのギャップ変動を防止できるようする対応も考えられる。
【0038】
[実施例2]
図8(a)は、実施例2にかかる説明図であり、4つの画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkのうちの1つと中間転写ベルト11との対向部を示したものである。実施例2においては、現像ユニット50の現像ユニット側取っ手部57を現像ケース55の中間転写ベルトケース17に対向している位置に上方に突き出す形状で設けている。これにより、現像ユニット側取っ手部57先端を中間転写ユニット10の中間転写ベルトケース17下部に当接させている。図8(b)は、取っ手部の斜視図である。取っ手部は、現像ユニット50がプリンタに装着されていないとき、その上方から掴んでユニットを持ち上げることができるようになっている。現像ユニット50がプリンタ本体に装着されているときには、取っ手部の上端が中間転写ベルトケース17下部に当接し、現像ユニットと中間転写ユニット10との間隔を一定に保つ。これによって、実施例1の当接部材を本実施例2においては取っ手部から構成している。尚、実施例2において、当接部材の形状以外では他の部材の構成については実施例1と同様であるので説明を省略する。また、中間転写ユニット10や現像ユニット50のプリンタ本体からの着脱操作も、実施例1と同様であるので説明を省略する。
【0039】
[実施例3]
図9は、実施例3にかかる説明図であり、4つの画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkのうちの1つと中間転写ベルト11との対向部を示したものである。実施例3においては、クリーニング装置におけるクリーニングケース43の中間転写ベルトケース17に対向している位置に、当接部材としてのクリーニング側当接部材44を設けている。クリーニング側当接部材44は、クリーニングケース43から上方に突き出しており、先端が中間転写ユニット10の中間転写ベルトケース17下部に当接している。
中間転写ベルト11の交換などのために中間転写ユニット10をプリンタ本体に対して着脱する際、実施例1と同様にして装置前面のドアを開口する。中間転写ユニット10を両手で持ち、プリンタ本体に対して前面に引き出す。引き出し操作中は、中間転写ベルトケース17がクリーニングケース43に設けたクリーニング側当接部材44に当接し、下側への移動が規制された状態となる。そして、中間転写ユニット10が完全に引き出されると、実施例1と同様に、この中間転写ユニット10をプリンタ本体から離脱させることができる。中間転写ユニット10をプリンタ本体に装着する際には、引き出すときと逆の手順で操作を行えばよい。
【0040】
また、実施例3において、中間転写ユニット10に加えて感光体ドラム20とクリーニング装置とが一体となったクリーニングユニット49もプリンタ本体から着脱可能に構成している。クリーニングユニット49を装置本体から引き出すとき、装置前面のドア(図示せず)を開口する。クリーニングユニット49を持ち、プリンタ本体から前面に引き出す。このとき、クリーニングユニット49のクリーニングケース43がその下方にある支持ケース58で下支えされ下方への移動を規制されている。そして、クリーニングケース43に設けたクリーニング側当接部材44が中間転写ベルトケース17下部に当接し、クリーニングユニット49が上方への移動を規制されて中間転写ユニット10との間隔が一定に保たれる。クリーニングユニット49をプリンタ本体に装着する際には、引き出すときと逆の操作を行えばよい。尚、支持ケース58に二点鎖線で示すようなリブ58bを設け、クリーニングユニット49の左右への移動を規制することにより、クリーニングユニット49着脱時における感光体ドラム20と現像ローラとのギャップ変動を防止できるようする対応も考えられる。
【0041】
[実施例4]
図10(a)は、実施例4にかかる説明図であり、4つの画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkのうちの1つと中間転写ベルト11との対向部を示したものである。実施例4においては、クリーニングユニット49のクリーニング側取っ手部45をクリーニングケース43の中間転写ベルトケース17に対向している位置に上方に突き出す形状で設けている。その先端を中間転写ユニット10の中間転写ベルトケース17下部に当接させている。図10(b)は、クリーニング側取っ手部45の斜視図である。クリーニング側取っ手部45は、クリーニングユニット49がプリンタに装着されていないとき、その上方から掴んでクリーニングユニット49を持ち上げることができるようになっている。クリーニングユニット49がプリンタ本体に装着されているときには、取っ手部の上端が中間転写ベルトケース17下部に当接し、クリーニングユニット49と中間転写ユニット10との間隔を一定に保つ。これによって、実施例3の当接部材を本実施例4においては取っ手部から構成している。尚、実施例4において、当接部材の形状を除いて他の部材構成については実施例3と同様であるので説明を省略する。また、中間転写ユニット10やクリーニングユニット49のプリンタ本体からの着脱操作も、実施例3と同様であるので説明を省略する。
【0042】
[実施例5]
図11は、実施例5にかかる説明図であり、4つの画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkのうちの1つと中間転写ベルト11との対向部を示したものである。実施例5においては、クリーニングユニット49にシャッター部材46を設け、クリーニング側当接部材をシャッター部材46で構成している。シャッター部材46は、クリーニングユニット49がプリンタ本体から離脱した位置にあるとき、クリーニングユニット49から露出する感光体ドラム20表面をカバーするための部材である。クリーニングユニット49がプリンタ外部にあるとき、クリーニングユニット49に設けられた感光体ドラム20はその上方の表面が外部に露出し、表面に異物が付着したり損傷したりする恐れがある。これを防止するためにシャッター部材を設けるのである。そして、本実施例5においては、このシャッター部材がクリーニング側当接部材としての役割も果たすよう構成している。
シャッター部材は帯電ローラ軸両端で支持されており、クリーニングユニット49がプリンタ本体から離脱しているとき、感光体ドラム20上方を覆う位置にくるようスプリングで付勢されている。クリーニングユニット49をプリンタ本体に装着するときには、予め帯電ローラ軸を中心にシャッター部材を回転させてクリーニングケース上方側へ移動させ、その後に装着を行う。ここで、シャッター部材は、図11に示す中間転写ベルトケース17に当接している位置以上には回転しないようストッパ46aによって回転範囲が規制されている。このため、クリーニングユニット49がプリンタ本体に装着されている状態においては、シャッター部材が中間転写ベルトケース17に当接し、中間転写ベルトケース17で押圧されてもそれ以上下方には回転移動しない。従って、クリーニングユニット49と中間転写ユニット10との間隔を一定に保つことができる。このようにして、シャッター部材で当接部材を構成している。
尚、実施例5において、当接部材以外他の部材構成については実施例3及び4と同様であるので説明を省略する。また、中間転写ユニット10やクリーニングユニット49のプリンタ本体からの着脱操作も、実施例3及び4と同様であるので説明を省略する。
【0043】
[実施例6]
図12は、実施例6にかかる説明図であり、4つの画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkのうちの1つと中間転写ベルト11との対向部を示したものである。実施例6においては、感光体ドラム20、現像装置、クリーニング装置の3つを一体に構成したプロセスカートリッジ60をプリンタ本体に対して着脱可能に構成している。そのため、現像装置の現像ケース55とクリーニング装置のクリーニングケース43とを支持する単一の支持部材69を設けている。そして、本実施例6においては、プロセスカートリッジ60の現像ケース55上部とクリーニングケース上部との中間転写ベルトケース17に対向している位置に、当接部材としてのプロセスカートリッジ側当接部材61,62を設けている。プロセスカートリッジ側当接部材61,62は、それぞれ現像ケース55又はクリーニングケース43から上方に突き出しており、先端が中間転写ユニット10の中間転写ベルトケース17下部に当接している。
中間転写ベルト11の交換などのために中間転写ユニット10をプリンタ本体に対して着脱する際、実施例1と同様にして装置前面のドアを開口する。中間転写ユニット10を両手で持ち、プリンタ本体に対して前面に引き出す。引き出し操作中は、中間転写ベルトケース17がプロセスカートリッジ60に設けたプロセスカートリッジ側当接部材61,62に当接し、下側への移動が規制された状態となる。そして、中間転写ユニット10が完全に引き出されると、実施例1と同様に、この中間転写ユニット10をプリンタ本体から離脱させることができる。図13が、プリンタ本体から中間転写ユニット10を引き出した状態の図である。中間転写ユニット10をプリンタ本体に装着する際には、引き出すときと逆の手順で操作を行えばよい。
また、プロセスカートリッジ60を装置本体から引き出すとき、装置前面のドア(図示せず)を開口する。プロセスカートリッジ60を持ち、プリンタ本体から前面に引き出す。このとき、プロセスカートリッジ60のプロセスカートリッジ側当接部材61,62が中間転写ベルトケース17下部に当接し、プロセスカートリッジ60が上方への移動を規制されて中間転写ユニット10との間隔が一定に保たれる。プロセスカートリッジ60をプリンタ本体に装着する際には、引き出すときと逆の操作を行えばよい。
尚、プロセスカートリッジ側当接部材は、本実施例6では現像ケース55とクリーニングケース43との両方に設けたが、いずれか一方のみでも構わない。
【0044】
[実施例7]
図14は、実施例7にかかる説明図であり、4つの画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkのうちの1つと中間転写ベルト11との対向部を示したものである。実施例7においては、プロセスカートリッジ60の取っ手部(以下、プロセスカートリッジ側取っ手部という)63,64をプロセスカートリッジケースの中間転写ベルトケース17に対向している位置に上方に突き出す形状で設けている。そして、プロセスカートリッジ側取っ手部63,64先端を中間転写ユニット10の中間転写ベルトケース17下部に当接させている。各取っ手部63,64の形状は、現像ケース55側が実施例2の図8(b)、クリーニングケース側が実施例4の図10(b)と同様であるので説明を省略する。プロセスカートリッジ側取っ手部63,64は、プロセスカートリッジ60がプリンタに装着されていないとき、その上方から掴んでプロセスカートリッジ60を持ち上げることができるようになっている。プロセスカートリッジ60がプリンタ本体に装着されているときには、プロセスカートリッジ側取っ手部63,64の上端が中間転写ベルトケース17下部に当接し、プロセスカートリッジ60と中間転写ユニット10との間隔を一定に保つ。これによって、実施例6の当接部材を本実施例7においては取っ手部から構成している。尚、実施例7において、当接部材の形状以外、他の部材構成については実施例6と同様であるので説明を省略する。また、中間転写ユニット10やプロセスカートリッジ60のプリンタ本体からの着脱操作も、実施例6と同様であるので説明を省略する。
尚、プロセスカートリッジ60の取っ手部63及び64は、片方のみの設置でも構わない。
【0045】
[実施例8]
図15は、実施例8にかかる説明図であり、4つの画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkのうちの1つと中間転写ベルト11との対向部を示したものである。実施例8においては、プロセスカートリッジ60にカートリッジ用シャッター部材65を設け、プロセスカートリッジ側当接部材をカートリッジ用シャッター部材65で構成している。カートリッジ用シャッター部材65は、プロセスカートリッジ60がプリンタ本体から離脱した位置にあるとき、プロセスカートリッジ60から露出する感光体ドラム表面をカバーするための部材である。プロセスカートリッジ60がプリンタ外部にあるとき、プロセスカートリッジ60に設けられた感光体ドラム20はその上方の表面が外部に露出し、表面に異物が付着したり損傷したりする恐れがある。これを防止するためにカートリッジ用シャッター部材を設けるのである。そして、本実施例8においては、このカートリッジ用シャッター部材がプロセスカートリッジ側当接部材としての役割も果たすよう構成している。
カートリッジ用シャッター部材は帯電ローラ軸両端で支持されており、プロセスカートリッジ60がプリンタ本体から離脱しているとき、感光体ドラム20上方を覆う位置に来るようスプリングで付勢されている。プロセスカートリッジ60をプリンタ本体に装着するときには、予め帯電ローラ軸を中心にシャッター部材を回転してクリーニングケース上方側へ移動させ、その後に装着を行う。ここで、カートリッジ用シャッター部材は、図15に示す中間転写ベルトケース17に当接している位置以上には回転しないようストッパ(図示せず)によって回転範囲が規制されている。このため、プロセスカートリッジ60がプリンタ本体に装着されている状態においては、カートリッジ用シャッター部材が中間転写ベルトケース17に当接し、中間転写ベルトケース17で押圧されてもそれ以上下方には回転移動しない。従って、プロセスカートリッジ60と中間転写ユニット10との間隔を一定に保つことができる。このようにして、カートリッジ用シャッター部材で当接部材を構成している。
尚、実施例8において、当接部材以外、他の部材の構成については実施例6及び7と同様であるので説明を省略する。また、中間転写ユニット10やプロセスカートリッジ60のプリンタ本体からの着脱操作も、実施例6及び7と同様であるので説明を省略する。
【0046】
また、上記実施例6〜8は、プロセスカートリッジ60は4つの画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkごと分かれており、プリンタ本体に対して別々に着脱可能となっている。これに変えて、4つの画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkを一体化した1つのプロセスカートリッジ60を設けても良い。この場合、プロセスカートリッジ60をプリンタ本体から引き出した状態は、図16のようになる。
【0047】
尚、上記実施例1〜8に用いる当接部材44、45、46、56、57、61,62,63,64、65及びケースの互いに当接する領域は出来るだけ摺動性を上げ、互いの当接面積を小さくすることが着脱性(交換性)を考慮した上で望ましい。摺動性を上げるとは、低摩擦係数、耐磨耗性、摩擦音・摩擦振動を発生しない等の性能を発揮できることである。摺動性を上げるために、当接部材やケースの当接する領域に摺動性の優れた材質を使ったり、当接する表面に摺動性の優れたシート部材を貼り付けたりすることが考えられる。摺動性の優れた材質としては、例えば、フッ素系樹脂等フッ素を含有するもの、ポリオレフィン樹脂、ポリアセタール樹脂、シリコン等がある。また、摺動性の優れたシート部材の材料としては、テフロン(登録商標)等のフッ素を含有するもの、超高分子量ポリエチレン等がある。
【0048】
上記実施例1〜8においては、当接部材44、45、46、56、57、61,62,63,64、65を現像ユニット、クリーニングユニット49、プロセスカートリッジ側に設け、中間転写ベルトケース17に当接させているが、これに限るものではない。当接部材を中間転写ユニット10側に設けても良い。
また、当接部材を、4色全ての画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkと中間転写ユニット10との間に設けても良いし、画像ステーション1Y、1C、1M、1Bkのうちのいくつかを選択して中間転写ユニット10との間に設けても良い。上記実施形態においては、中間転写ユニット10の中間転写ベルトケース17が4つの画像ステーション1Y、1C、1M、1Bk全てに対向する位置に存在している。これに替えて、例えば画像ステーション1Yに対向する位置から画像ステーション1Bkに対向する位置までの間はケースを設けず中間転写ベルト11を露出させておく構成も考えられる。この場合、シアン(C)、マゼンタ(M)の現像ユニット50C,M、クリーニングユニット49C,M、プロセスカートリッジ60C,Mには、当接部材を設けない。両端の現像ユニット50Y,Bk、クリーニングユニット49Y,Bk、プロセスカートリッジ60Y,Bkにのみ当接部材を設けるようにする。通常カラープリンタでは、黒色の画像ステーション1Bkの使用頻度が他の画像ステーション1Y、1C、1Mに比して高い。本実施形態のように端に黒色の画像ステーションBkを設ければ、端部の現像ユニット、クリーニングユニット49、プロセスカートリッジ60にのみ当接部材を設けても着脱が最も頻繁なユニットに適用することができるため有用性がある。
なお、着脱部材に設けた当接部材は、着脱部材を装置本体にセットしている時には、周辺部材の枠体に常に当接させなくても構わない。また、着脱時も同様に常に当接させなくても構わない。着脱操作の際に、ガタ分移動した時のみ当接する様にしても機能上は問題ない。
【0049】
本発明の適用範囲は実施形態のプリンタに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、像担持体として感光体ドラム20のようなドラム式のものではなく、感光体ベルトのようなベルト式のものを用いてもよい。また、記録体保持部材として紙搬送ベルトのようなベルト式のものを用いても良い。また、実施形態に示したような中間転写ベルト11を用いた中間転写方式でなく、感光体ドラム20から転写紙上に画像を直接転写する直接転写方式のプリンタを用いても良い。そして、直接転写方式の場合にも紙搬送ベルトを用いても良い。そして、これらのベルトをプリンタ本体から着脱可能に構成し、本発明を適応させることも可能である。
また、像形成手段の一部である潜像形成手段として、レーザー方式の光書込ユニット8ではなく、LED光による露光手段を用いても良い。また、実施形態に示したようなデジタル方式のプリンタではなく、アナログ露光によるアナログ方式の画像形成装置についても本発明の適用が可能である。また、カラープリンタでなくモノクロ画像用のプリンタにも適用できる。もちろん、画像形成装置としてはプリンタに限らず、複写機やファクシミリでもよいことは言うまでもない。
【0050】
上記実施例1においては、中間転写ユニット10又は現像ユニット50の着脱に際して現像側当接部材56を中間転写ベルトケース17下部に当接させ続けている。これによって、夫々のユニット着脱操作中にユニットと中間転写ベルトケース17との距離が一定に保たれガタつきが発生しなくなる。中間転写ベルト11と感光体ドラム20との間や現像ケース55と中間転写ベルトケース17との間の僅かなギャップを維持しつつ中間転写ユニット10や現像ユニット50の着脱操作を行うことができるようになる。結果として、中間転写ユニット10と感光体ドラム20との上下間隔、現像ケース55と中間転写ベルトケース17との上下間隔を夫々のユニット着脱操作時のガタつき分を考慮して広めに設定する必要がなくなる。よって、装置を高さ方向で低くするのに有効である。また、ガタつきが発生しないので、ユニット装着時に高精度な位置決めが可能となる。
以上の構成によって、中間転写ユニット10と感光体ドラム20との上下間隔を両者が接触しない程度にまで狭めると共に、中間転写ベルト11と感光体ドラム20との摺擦を防止することができる。また、現像ケース55と中間転写ベルトケース17との上下間隔を両者が接触しない程度にまで狭めると共に、中間転写ベルト11と現像ケース55との摺擦を防止することができる。よって、装置の小型化、特に高さ方向の小型化と、中間転写ベルト11や感光体ドラム20の長寿命化とを同時に実現することができる。また、着脱操作中のガタつきに配慮しなくても中間転写ベルト11や感光体ドラム20が摺擦されることがないので、中間転写ユニット10や現像ユニット50の着脱操作を容易に行うことができるようになる。よって、ユーザーが、部材の傷つきを気にせずこれらのユニット着脱操作を行うことも容易となり、部材交換をユーザー自身で容易に行うことができるようになる。更に、装置内部にユニットを装着する際、ユニットが装置内部の突き当て部材に突き当たるように挿入するか、或いはユニットに設けた突き上げ部材が装置内部のケースに突き当たるように挿入すればよい。例えばユニットが上下に移動しないよう規制用の溝を装置内部に設けておきユニット装着時にはユニットの所定部を溝に進入させるという構造に比して、本実施例はユニットの挿入も容易となる。以上のようにユーザー自身によるユニット着脱が容易となると、サービスマンを呼ぶ回数も減り、サービスマン利用にかかる経費に対するユーザーからのクレームも解消されるという効果も得られる。
特に、実施例2においては、当接部材を現像ユニット50の取っ手部で構成している。これによって、当接部材を単独で新たに設ける場合に比して、現像ユニット構造の簡素化及び低コスト化に効果がある。また、実施例1と同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0051】
上記実施例3においては、中間転写ユニット10又はクリーニングユニット49の着脱に際してクリーニング側当接部材44を中間転写ベルトケース17下部に当接させ続けている。これによって、夫々のユニット着脱操作中にユニットと中間転写ベルトケース17との距離が一定に保たれガタつきが発生しなくなる。中間転写ベルト11と感光体ドラム20との間やクリーニングケース43と中間転写ベルトケース17との間の僅かなギャップを維持しつつ中間転写ユニット10やクリーニングユニット49の着脱操作を行うことができるようになる。結果として、中間転写ユニット10と感光体ドラム20との上下間隔、クリーニングケース43と中間転写ベルトケース17との上下間隔を夫々のユニット着脱操作時のガタつき分を考慮して広めに設定する必要がなくなる。
以上の構成によって、中間転写ユニット10と感光体ドラム20との上下間隔を両者が接触しない程度にまで狭めると共に、中間転写ベルト11と感光体ドラム20との摺擦を防止することができる。また、クリーニングケース43と中間転写ベルトケース17との上下間隔を両者が接触しない程度にまで狭めると共に、中間転写ベルト11とクリーニングケース43との摺擦を防止することができる。よって、装置の小型化、特に高さ方向の小型化と、中間転写ベルト11や感光体ドラム20の長寿命化とを同時に実現することができる。また、着脱操作中のガタつきに配慮しなくても中間転写ベルト11や感光体ドラム20が摺擦されることがない。よって、中間転写ユニット10やクリーニングユニット49の着脱操作を部材の傷つきを気にせず容易に行うことができるようになる。よって、ユーザー自身でこれらのユニット着脱操作を行うことも容易となり、部材交換をユーザー自身で容易に行うことができるようになる。また、ユーザーがサービスマンを呼ぶ回数も減り、サービスマン利用にかかる経費に対するユーザーからのクレームも解消されるという効果も得られる。
特に、実施例4においては、当接部材をクリーニングユニット49の取っ手部で構成している。これによって、当接部材を単独で新たに設ける場合に比して、クリーニングユニット49構造の簡素化及び低コスト化に効果がある。また、実施例3と同様の効果が得られることは言うまでもない。
特に、実施例5においては、当接部材をクリーニングユニット49のシャッター部材で構成している。これによって、当接部材を単独で新たに設ける場合に比して、クリーニングユニット49構造の簡素化、低コスト化、及び装置拡大の防止に効果がある。また、実施例3と同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0052】
上記実施例6においては、中間転写ユニット10又はプロセスカートリッジ60の着脱に際してプロセスカートリッジ側当接部材を中間転写ベルトケース17下部に当接させ続けている。これによって、夫々のユニット着脱操作中にプロセスカートリッジ60と中間転写ベルトケース17との距離が一定に保たれガタつきが発生しなくなる。中間転写ベルト11と感光体ドラム20との間やプロセスカートリッジケースと中間転写ベルトケース17との間の僅かなギャップを維持しつつ中間転写ユニット10やプロセスカートリッジ60の着脱操作を行うことができるようになる。ここで、プロセスカートリッジケースには、現像ケース55及びクリーニングケース43が含まれる。結果として、中間転写ユニット10と感光体ドラム20との上下間隔、プロセスカートリッジケースと中間転写ベルトケース17との上下間隔を夫々のユニット又はカートリッジ着脱操作時のガタつき分を考慮して広めに設定する必要がなくなる。
以上の構成によって、中間転写ユニット10と感光体ドラム20との上下間隔を両者が接触しない程度にまで狭めると共に、中間転写ベルト11と感光体ドラム20との摺擦を防止することができる。また、プロセスカートリッジケースと中間転写ベルトケース17との上下間隔を両者が接触しない程度にまで狭めると共に、中間転写ベルト11とプロセスカートリッジケースとの摺擦を防止することができる。よって、装置の小型化、特に高さ方向の小型化と、中間転写ベルト11や感光体ドラム20の長寿命化とを同時に実現することができる。また、着脱操作中のガタつきに配慮しなくても中間転写ベルト11や感光体ドラム20が摺擦されることがないので、中間転写ユニット10やプロセスカートリッジ60の着脱操作を容易に行うことができるようになる。よって、部材の傷つきを気にせずこれらのユニット及びカートリッジの着脱操作を行うことも容易となり、部材交換をユーザー自身で容易に行うことができるようになる。
特に、実施例7においては、プロセスカートリッジ側当接部材をプロセスカートリッジ側取っ手部63,64で構成している。これによって、プロセスカートリッジ側当接部材を単独で新たに設ける場合に比して、プロセスカートリッジ構造の簡素化及び低コスト化に効果がある。また、実施例6と同様の効果が得られることは言うまでもない。
特に、実施例8においては、当接部材をプロセスカートリッジ60のカートリッジ用シャッター部材で構成している。これによって、当接部材を単独で新たに設ける場合に比して、プロセスカートリッジ構造の簡素化及び低コスト化に効果がある。また、実施例6と同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】
請求項1乃至9の画像形成装置によれば、着脱操作時のガタつき分を考慮した広めの離間距離を設定しなくても、着脱部材の装置本体に対する着脱操作を装置内の周辺部材に接触させずに行うことができる。よって、周辺部材に予め所定の部材を設定しておけば、着脱部材の装置本体に対する着脱操作を所定の部材に接触させずに行うことができる。よって、着脱部材を装置本体に対して着脱可能に設けた装置の、小型化と部材の長寿命化とを同時に実現することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態にかかるプリンタの概略構成図。
【図2】画像ステーションの一つを拡大した概略構成図。
【図3】白黒画像形成時の感光体ドラムと中間転写ベルトとの当接状態の説明図。
【図4】ユニット着脱時の状態を示した図。
【図5】(a)は、フルカラー位置における中間転写ユニットの説明図。
(b)は、白黒画像位置における中間転写ユニットの説明図。
(c)は、ユニット着脱モードにおける中間転写ユニットの説明図。
【図6】実施例1にかかる説明図。
【図7】(a)、(b)は、現像ユニットの位置決め構造の説明図。
【図8】(a)は、実施例2にかかる説明図。
(b)は、取っ手部の斜視図。
【図9】実施例3にかかる説明図。
【図10】(a)は、実施例4にかかる説明図。
(b)は、クリーニング側取っ手部の斜視図。
【図11】実施例5にかかる説明図。
【図12】実施例6にかかる説明図。
【図13】プリンタ本体から中間転写ユニットを引き出した状態の図。
【図14】実施例7にかかる説明図。
【図15】実施例8にかかる説明図。
【図16】4つの画像ステーションが一体となったプロセスカートリッジをプリンタ本体から引き出した状態の図。
【図17】従来のベルトユニットの着脱方法の説明図。
【符号の説明】
1    画像ステーション
2    給紙カセット
4    レジストローラ対
5    2次転写バイアスローラ
6    ローラ定着方式の定着ユニット
8    光書込ユニット
10   中間転写ユニット
11   中間転写ベルト
17   中間転写ベルトケース
20、20Y、20C、20M、20Bk  感光体ドラム
30   帯電装置
31   帯電ローラ
40、40Y、40C、40M、40Bk  クリーニング装置
43   クリーニングケース
45   クリーニング側取っ手部
46   シャッター部材
49、49Y、49C、49M、49Bk  クリーニングユニット
50、50Y、50C、50M、50Bk  現像装置(現像ユニット)
51、51Y、51C、51M、51Bk  現像ローラ
55   現像ケース
56   現像側当接部材
57   現像ユニット側取っ手部
60   プロセスカートリッジ
61,62  プロセスカートリッジ側当接部材
63,64  プロセスカートリッジ側取っ手部
65   カートリッジ用シャッター部材
71   面板
72   現像ユニット用ガイド孔
73   クリーニングユニット用ガイド孔
74   アーム
75   取り付け軸
110  ベルトユニット
120  ガイドレール
121  溝

Claims (9)

  1. 表面に潜像を担持する像担持体と、
    該潜像を現像する現像装置とを有する画像形成装置であって、
    該画像形成装置本体に対して着脱可能であって、その着脱操作に際して装置本体内にある周辺部材との間隔が変動するような状態で該装置本体内に設けられた着脱部材と、
    該着脱部材と該周辺部材のうち少なくとも一方の部材に該部材を囲む枠体を有する画像形成装置において、
    上記着脱部材の上記画像形成装置本体に対する着脱操作中に上記枠体に当接し、該着脱部材と上記周辺部材との距離を規定する当接部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記着脱部材と上記周辺部材のうち少なくとも一方が、表面に画像又は転写材を担持する転写ベルトであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2の画像形成装置において、
    上記着脱部材が、複数の部材を一体に構成したユニットからなることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3の画像形成装置において、
    上記ユニットが上記現像装置からなる現像ユニットであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3の画像形成装置において、
    上記像担持体表面に残留した現像剤をクリーニングするためのクリーニング装置を設け、
    上記ユニットが該クリーニング装置からなるクリーニングユニットであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3の画像形成装置において、
    上記ユニットが、画像形成に使用される部材又は装置の少なくとも一つと上記像担持体とを有するプロセスカートリッジであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5、又は6の画像形成装置において、
    上記当接部材を、上記着脱部材又は上記周辺部材の枠体に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項項1、2、3、4、5、6、又は7の画像形成装置において、
    上記当接部材を、上記着脱部材の取っ手部から構成したことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項3、4、5、又は6の画像形成装置において、
    上記ユニットに、該ユニットが画像形成装置本体から離脱した位置にあるときに該ユニット内部を外部空間から隔離するためのシャッター部材を設け、
    上記当接部材を、該シャッター部材で構成したことを特徴とする画像形成装置。
JP2002233940A 2002-08-09 2002-08-09 画像形成装置 Pending JP2004077554A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002233940A JP2004077554A (ja) 2002-08-09 2002-08-09 画像形成装置
US10/636,637 US7212767B2 (en) 2002-08-09 2003-08-08 Image forming apparatus and process cartridge removably mounted thereto
CNB031648010A CN1308780C (zh) 2002-08-09 2003-08-09 成像设备和可拆卸地安装于其上的处理盒
CN200710005382A CN100590535C (zh) 2002-08-09 2003-08-09 成像设备和可拆卸地安装于其上的处理盒
EP03017622A EP1406130B1 (en) 2002-08-09 2003-08-11 Image forming apparatus and process cartridge removably mounted thereto
DE60320910T DE60320910D1 (de) 2002-08-09 2003-08-11 Bilderzeugungsgerät mit lösbar angebrachter Arbeitseinheit
US11/687,989 US20070166074A1 (en) 2002-08-09 2007-03-19 Image forming apparatus and process cartridge removably mounted thereto

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002233940A JP2004077554A (ja) 2002-08-09 2002-08-09 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004077554A true JP2004077554A (ja) 2004-03-11

Family

ID=32018936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002233940A Pending JP2004077554A (ja) 2002-08-09 2002-08-09 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2004077554A (ja)
CN (1) CN100590535C (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1621941A1 (en) * 2004-04-26 2006-02-01 Ricoh Co., Ltd. Image forming apparatus
JP2006030241A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006030757A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2006106628A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 転写ベルトユニット及びこれを備えた画像形成装置
JP2009237016A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2011059472A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Fuji Xerox Co Ltd 筐体装置および画像形成装置
JP2011107649A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2011123447A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1621941A1 (en) * 2004-04-26 2006-02-01 Ricoh Co., Ltd. Image forming apparatus
JP2006030241A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4490195B2 (ja) * 2004-07-12 2010-06-23 株式会社リコー 画像形成装置
JP2006030757A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4616591B2 (ja) * 2004-07-20 2011-01-19 株式会社リコー 画像形成装置
JP2006106628A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 転写ベルトユニット及びこれを備えた画像形成装置
JP4570926B2 (ja) * 2004-10-08 2010-10-27 株式会社リコー 転写ベルトユニット及びこれを備えた画像形成装置
JP2009237016A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2011059472A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Fuji Xerox Co Ltd 筐体装置および画像形成装置
JP2011107649A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2011123447A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN100590535C (zh) 2010-02-17
CN101013283A (zh) 2007-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1406130B1 (en) Image forming apparatus and process cartridge removably mounted thereto
EP2290461B1 (en) Detachable toner cartridge and image forming apparatus including the same
JP4310706B2 (ja) 画像形成装置
JP5910937B2 (ja) 原稿搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
EP2950163B1 (en) Image forming apparatus
JP2008170945A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
EP1180729B1 (en) Belt driving device and image forming apparatus using the same
US9317004B1 (en) Handle and positioning stop assembly for a replaceable unit of an electrophotographic image forming device
JP7344466B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
US10338501B2 (en) Image forming apparatus
JP2004077554A (ja) 画像形成装置
JP5151780B2 (ja) 画像形成装置
US20110299881A1 (en) Color electrophotographic image forming apparatus
JP6132133B2 (ja) ユニット落下防止機構及び画像形成装置
JP2010033086A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH1130944A (ja) プロセスカートリッジユニット及びその着脱構造
JP2011095522A (ja) 画像形成装置
US10386782B2 (en) Image forming apparatus
JP6818833B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP7317287B2 (ja) 現像剤収容器、画像形成装置
JP3592522B2 (ja) 画像形成装置
JP7353584B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP6132197B2 (ja) 画像形成装置
JP2011095543A (ja) 現像カートリッジ
JP4200020B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050916

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060502

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060901