JP2004077018A - 空調ネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】空調ネットワークシステムにおいて、各室内機のアドレス設定を自動的に行う。
【解決手段】各室内機11に通信遮断手段を持たない第1通信端子11aおよび通信遮断手段11cを有する第2通信端子11bを設け、隣接する室内機11の相互で、第2通信端子11bを他方の室内機の第1通信端子11aに接続するようにして各室内機11を順次直列に接続してなるネットワークバスを形成するとともに、先頭室内機11を室外機10に接続し、室外機10からアドレス設定情報を送信し、アドレス未設定の室内機11は、通信遮断手段11cを一時的にオンとして自機にアドレスを設定した後、通信遮断手段11cを解除して下流側室内機に自機に設定したアドレスと異なるアドレス設定情報を送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】各室内機11に通信遮断手段を持たない第1通信端子11aおよび通信遮断手段11cを有する第2通信端子11bを設け、隣接する室内機11の相互で、第2通信端子11bを他方の室内機の第1通信端子11aに接続するようにして各室内機11を順次直列に接続してなるネットワークバスを形成するとともに、先頭室内機11を室外機10に接続し、室外機10からアドレス設定情報を送信し、アドレス未設定の室内機11は、通信遮断手段11cを一時的にオンとして自機にアドレスを設定した後、通信遮断手段11cを解除して下流側室内機に自機に設定したアドレスと異なるアドレス設定情報を送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばビルディングなどの建物に設置されるマルチ制御エアコンの空調ネットワークシステムに関し、さらに詳しく言えば、ネットワークバスでつながれた複数台の室内機に対して自動的にアドレスを設定する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空調ネットワークシステムは、建物全体などを空調管理するために、その建物の各階に必要数の室内機を設置し、各室内機をネットワークバス上に懸吊するようにしており、その構成の一例を図4に示す。
【0003】
これによると、ネットワークバス1には、1台の室外機2と複数台の室内機3が、それらの各通信端子2a,3aを介して接続され、室外機2と各室内機3との間では、それぞれの通信コントローラ2b,3bによって空調に必要な制御信号が送受信される。これにより、各室内機3ごとの制御を可能としている。
【0004】
ところで、この種の空調ネットワークシステムの制御においては、各室内機3に固有の番号(いわゆるアドレス)が設定されていないと、その制御に混乱を来たし、各室内機3による空調コントロールが適切に行われない。
【0005】
したがって、空調ネットワークシステムを設置して立ち上げる際などに、最初に各室内機3にアドレスを設定する必要がある。このアドレス設定の方法としては、各室内機3の基板上にそれぞれスイッチ3cを設けておき、これらスイッチ3cを操作して自機のアドレスを設定する。
【0006】
これにより、各室内機3では自機のアドレスを認識し、室外機2ではそのアドレスにより各室内機3を識別することができ、室外機2と各室内機3との間のデータ送受信が確実に行えるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の空調ネットワークシステムにおいては、各室内機3のアドレスを設定するスイッチ3cとして、ディップスイッチやロータリスイッチなどの手動スイッチを用いており、例えば設置業者が建物に当該システムを取り付け工事を行った際に、各室内機3ごとにアドレスの設定操作を行うようにしている。
【0008】
そのため、設置業者にかかる負担が大きく、室内機3の台数が多くなると、その設定作業が長時間化し、しかもアドレス設定ミス(重複アドレス、間違ったアドレス)が生じ易くなるという問題があった。
【0009】
また、各室内機3の設置場所が例えば天井裏のダクト付近などで、容易にメンテナンスできない場所の場合には、そのアドレス設定にはより多くの作業時間がかかることにもなる。
【0010】
したがって、本発明の課題は、複数台の室内機をネットワークバスでつないで空調ネットワークシステムを構築する場合、その各室内機に対するアドレス設定を自動的に行えるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、1台の室外機に対して複数台の室内機をネットワークバスにて接続してなる空調ネットワークシステムにおいて、上記各室内機は、通信遮断手段を持たない第1通信端子および通信遮断手段を有する第2通信端子の2つの通信端子をそれぞれ備えているとともに、上記室外機は上記各室内機のアドレスを設定するためのアドレス設定情報を送信する機能を備えており、隣接する上記室内機の相互で、一方の室内機の上記第2通信端子を他方の室内機の上記第1通信端子に接続するようにして、上記各室内機を順次直列に接続してなるネットワークバスを形成し、そのネットワークバス内の先頭室内機の上記第1通信端子を上記室外機の通信端子に接続し、上記各室内機は、自機のアドレスが未設定である場合には、上記通信遮断手段により下流側室内機との通信を一時的に遮断した状態で、上記第1通信端子より上流側室内機もしくは上記室外機からのアドレス設定情報を受信して自機に所定のアドレスを設定した後、上記通信遮断手段を解除して下流側室内機との通信を可能とすることを特徴としている。
【0012】
また、本発明の別の特徴によれば、上記各室内機は、自機のアドレスが未設定である場合には、上記通信遮断手段により下流側室内機との通信を一時的に遮断した状態で、上記第1通信端子より上流側室内機もしくは上記室外機からのアドレス設定情報を受信して自機に所定のアドレスを設定した後、上記通信遮断手段を解除して下流側室内機に自機に設定したアドレスと異なるアドレス設定情報を送信し、これを上記各室内機で実行することにより、上記ネットワークバスを介して上記各室内機に自動的にアドレスを設定する。
【0013】
本発明において、上記アドレス設定情報は、アドレス未設定の室内機に対してのみ有効であり、アドレス既設定の室内機は、上記アドレス設定情報により自機のアドレスを書き換えない。
【0014】
また、本発明において、上記各室内機は、自機の電源がオフとされているとき上記通信遮断手段を解除状態に維持し、自機の電源がオンとされ、かつ、自機のアドレスが未設定であるときにのみ上記通信遮断手段により下流側室内機との通信を遮断する。
【0015】
また、本発明において、上記通信遮断手段が、SSR(ソリッドステートリレー)もしくはメカニカルリレーからなることが好ましい。すなわち、通信遮断手段としてSSRを用いることにより、他の回路への雑音の影響が抑えられ、当該システムの制御が適切に行われる。また、その通信遮断手段としてメカニカルリレーを用いることにより、安価に済み、しかもその駆動力を電磁コイルを用いずに動作させるリレー(例えば電気ひずみリレーなど)とすれば、低消費電力化が図られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、本発明の空調ネットワークシステムは、1台の室外機10と複数台の室内機11とを含み、室外機10の通信端子10aと、先頭の室内機11の一方の第1通信端子11aとをネットワークバス12で接続し、この先頭の室内機11の他方の第2通信端子11bと、その下流側の室内機11の一方の第1通信端子11aとをネットワークバス12で接続し、以下同様に複数台の室内機11を通信端子を介して順次ネットワークバス12で直列に接続することにより構成されている。
【0017】
このシステムの設置あるいはその立ち上げなどに際して、室外機10が先頭の室内機11に対してそのアドレス設定情報を送信すると、それに基づいて先頭の室内機11が自機のアドレスを設定した後、この設定アドレスと異なるアドレス(例えば+1した連番のアドレス)設定情報を次の下流側に位置する室内機11に送信し、以下同様にして順次ネットワークバス12に接続された各室内機11のアドレス設定情報を送信し、各室内機11ごとに自機のアドレスを自動的に設定可能としている。
【0018】
そのために、室外機10は、ネットワークバス12を介して室内機11と直接的に接続するための通信端子10aと、各室内機11のアドレス設定を開始するための開始スイッチ10bと、その開始スイッチ10bの操作により室内機11のアドレスを決定して通信端子10aを介してネットワークバス12上に送出するとともに、各室内機11との間で情報の通信を行うための通信コントローラ10cとを備えている。なお、通信コントローラ10cは、先の図4で説明した通信コントローラ2bの空調コントロール機能も備えている。
【0019】
各室内機11は、ネットワークバス12と接続するために、第1通信端子11aと第2通信端子11bの2つの通信端子を備え、各通信端子11a,11bを室内機内部でバスで接続してなるが、第2通信端子11b側には、下流側の室内機11とネットワークバス12を介して行う通信を一時的に遮断する通信遮断手段11cが備えられている。なお、通信遮断手段11cとしては、SSR(ソリッドステートリレー)やメカニカルリレーなどのリレーを用いるとよい。
【0020】
また、各室内機11は通信遮断手段11cを制御して第2通信端子11bを介しての通信を一時的に遮断し、また、その遮断を解除してネットワークバス12を介して情報の送受信を行う通信コントローラ11dを備えている。
【0021】
各室内機11の通信コントローラ11dは、第1通信端子11aを介して受信したアドレスを自機のアドレスに設定し、この設定アドレスに+1して第2通信端子11bを介してネットワークバス12に送出して下流側の室内機11に送信する機能を備えている。 なお、通信コントローラ11dは、先に説明した図4に示す室内機3の通信コントローラ3aの空調コントロール機能も備えている。
【0022】
また、各室内機11の通信コントローラ11dは、自機の電源投入が行われていない場合には、ネットワークバス12における通信が遮断しないように通信遮断手段11cをオフ制御(解除)し、その電源が投入され、かつ、自機のアドレスが未設定である場合にのみ、通信遮断手段11cをオン制御する。
【0023】
これは、自機のアドレスを設定する場合のみ、その通信遮断手段11cによる通信遮断を行う必要があるからであり、それ以外の場合には、室外機10および各室内機11を接続するネットワークバス12を一連に連結し、種々情報などが室外機10および室内機11にて送受信を可能とする必要があるからである。
【0024】
ネットワークバス12上に送出されるアドレス設定情報の信号は、アドレス未設定の室内機11が受信した場合のみ有効とされる。すなわち、各室内機11におけるアドレス設定が進むにしたがって、そのアドレス設定情報がネットワークバス12を介してアドレス設定完了の室内機11にも送信されるため、そのアドレス設定情報によってアドレス既設定の室内機11のアドレスが変更されないようにするためである。
【0025】
次に、本発明の空調ネットワークシステムの動作の一例を図2および図3のフローチャートを参照して説明する。まず、この空調ネットワークシステムを設置した際、例えば設置業者などが当該システムの電源(室外機10および各室内機11の電源)を投入すると、室外機10の通信コントローラ10cは、図2に示すルーチンを実行し、室内機11の通信コントローラ11dは図3に示すルーチンを実行する。
【0026】
室外機10の通信コントローラ10cは、開始スイッチ10bがオフからオンに切り換えられたかを判断する(ステップST1)。設置業者などがその電源投入を行った後、開始スイッチ10bをオン操作すると、ステップST1からステップST2に進み、ネットワークバス12を介して室外機10に接続されている先頭の室内機11のアドレス(最初のアドレス)を例えば001番に決定し、そのアドレス(001番)の設定情報をネットワークバス12に送出し(ステップST3)、当該ルーチンを終了する。なお、図2に示すルーチンは、いつ開始スイッチ10bが操作されてもアドレス設定が開始できるように、常にメインループでまわっているが、アドレス設定情報を送出した後、受信側からの応答を確認して当該ルーチンを終了するようにしてもよい。
【0027】
一方、各室内機11の通信コントローラ11dは、自機のアドレスが未設定である否かを判断する(ステップST10)。アドレス未設定の室内機11の通信コントローラ11dは、通信遮断手段11cをオン状態として第2通信端子11bを介して接続されている下流側室内機11との間の通信を遮断する(ステップST11)。なお、既に説明したように、アドレスが設定されている室内機11にあっては、当該ルーチンを終了する。
【0028】
続いて、アドレス設定情報を受信したかどうかを判断する(ステップST12)。例えば、全ての室内機11がアドレス未設定であれば、通信は室外機10と直接的に接続されている先頭の室内機11との間だけで行われる。なお、通信コントローラ11dは、ネットワークバス12を介してアドレス設定情報を受信したとき一旦内部のメモリに記憶する。
【0029】
先頭の室内機11の通信コントーラ11dは、アドレス設定情報を受信してステップST13ないしST16の処理を実行するが、それ以外の室内機11の通信コントローラ11dはアドレス設定情報を受信することもないことから、当該ルーチンを終了するが、当該ルーチンは図2のルーチンに関連して常にメインループでまわっており、いつアドレス設定情報を受信してよいように待機することになる。
【0030】
続いて、先頭の室内機11では、受信したアドレス設定情報により自機のアドレス設定を行い、例えば001番を設定し(ステップST13)、自機の通信遮断手段11cをオフ制御して、第2通信端子11bに直接的に接続されている下流側室内機11との間の遮断状態を解除する(ステップST14)。
【0031】
これにより、アドレス設定を完了した先頭の室内機11と、その下流側の第2の室内機11との間の通信が回復し、また、室外機10との間の通信も回復することになる。
【0032】
続いて、先頭の室内機11は、自機の設定アドレス(001番)と重複しないアドレスを決定し、例えばそのアドレスをインクリメントして連番の002番を決定し(ステップST15)、そのアドレス(002番)の設定情報をネットワークバス12に送出し(ステップST16)、当該ルーチンを終了する。なお、室外機10は、室内機11にアドレス設定情報を送出したのち、室内機11からの受信応答を確認して当該ルーチンを終了するようにしてもよい。
【0033】
第2の室内機11の通信コントローラ11dでは、常にメインループで図3に示すルーチンがまわっており、受信した002番を自機のアドレスに設定した後、自機のアドレスと重複しないアドレス設定情報を003番を決定し、この003番のアドレス設定情報を下流側の第3の室内機11に送信する。
【0034】
以下同様にして、他の室内機11の通信コントローラ11dにおいても、図3に示すルーチンを実行して自機のアドレスを自動的に設定する。このように、各室内機(この例では5台)11には、それぞれ001番ないし005番のアドレスがそれらの接続順に設定される。
【0035】
なお、最後のアドレス(例えば005番)設定を行った室内機11において、その通信コントローラ11dは、自機のアドレス設定を行った後、次の室内機(架空の室内機)のアドレス設定情報をネットワークバス12に送出する。
【0036】
室外機10の通信コントローラ10bには、予め室内機11の台数情報が記憶されており、最後の室内機11からのアドレス設定情報(架空のアドレス設定情報)を受信することとにより、すべての室内機11でアドレスが設定されたものと判断し、各室内機11にアドレス設定完了情報を送信し、以後の制御(本来の空調コントロール)に必要な情報の送受信を可能とする。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1台の室外機に複数台の室内機を接続してなる空調ネットワークシステムにおいて、例えば室外機のアドレス設定開始スイッチを操作するだけで、各室内機のアドレスが順次自動的に設定され、例えばそのアドレスが重複しない連番とされる。したがって、設置業者などによるアドレス設定操作に手間がかからず簡便な操作で済ませられ、しかも人為的なアドレス設定ミス(重複アドレス、間違ったアドレス)が生じることなく、また、室内機が作業環境の悪い箇所に設置されている場合でも、アドレス設定を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空調ネットワークシステムの全体的な構成を示す概略的なブロック図。
【図2】本発明による空調ネットワークシステムの室外機側の動作を説明するための概略的なフローチャート。
【図3】本発明による空調ネットワークシステムの室内機側の動作を説明するための概略的なフローチャート。
【図4】従来の空調ネットワークシステムの全体的な構成を示す概略的なブロック図。
【符号の説明】
10 室外機
10a 室外機の通信端子
10b アドレス設定開始スイッチ
10c 室外機の通信コントローラ
11 室内機
11a 室内機の第1通信端子
11b 室内機の第2通信端子
11c 通信遮断手段
11d 室内機の通信コントローラ
12 ネットワークバス
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばビルディングなどの建物に設置されるマルチ制御エアコンの空調ネットワークシステムに関し、さらに詳しく言えば、ネットワークバスでつながれた複数台の室内機に対して自動的にアドレスを設定する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空調ネットワークシステムは、建物全体などを空調管理するために、その建物の各階に必要数の室内機を設置し、各室内機をネットワークバス上に懸吊するようにしており、その構成の一例を図4に示す。
【0003】
これによると、ネットワークバス1には、1台の室外機2と複数台の室内機3が、それらの各通信端子2a,3aを介して接続され、室外機2と各室内機3との間では、それぞれの通信コントローラ2b,3bによって空調に必要な制御信号が送受信される。これにより、各室内機3ごとの制御を可能としている。
【0004】
ところで、この種の空調ネットワークシステムの制御においては、各室内機3に固有の番号(いわゆるアドレス)が設定されていないと、その制御に混乱を来たし、各室内機3による空調コントロールが適切に行われない。
【0005】
したがって、空調ネットワークシステムを設置して立ち上げる際などに、最初に各室内機3にアドレスを設定する必要がある。このアドレス設定の方法としては、各室内機3の基板上にそれぞれスイッチ3cを設けておき、これらスイッチ3cを操作して自機のアドレスを設定する。
【0006】
これにより、各室内機3では自機のアドレスを認識し、室外機2ではそのアドレスにより各室内機3を識別することができ、室外機2と各室内機3との間のデータ送受信が確実に行えるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の空調ネットワークシステムにおいては、各室内機3のアドレスを設定するスイッチ3cとして、ディップスイッチやロータリスイッチなどの手動スイッチを用いており、例えば設置業者が建物に当該システムを取り付け工事を行った際に、各室内機3ごとにアドレスの設定操作を行うようにしている。
【0008】
そのため、設置業者にかかる負担が大きく、室内機3の台数が多くなると、その設定作業が長時間化し、しかもアドレス設定ミス(重複アドレス、間違ったアドレス)が生じ易くなるという問題があった。
【0009】
また、各室内機3の設置場所が例えば天井裏のダクト付近などで、容易にメンテナンスできない場所の場合には、そのアドレス設定にはより多くの作業時間がかかることにもなる。
【0010】
したがって、本発明の課題は、複数台の室内機をネットワークバスでつないで空調ネットワークシステムを構築する場合、その各室内機に対するアドレス設定を自動的に行えるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、1台の室外機に対して複数台の室内機をネットワークバスにて接続してなる空調ネットワークシステムにおいて、上記各室内機は、通信遮断手段を持たない第1通信端子および通信遮断手段を有する第2通信端子の2つの通信端子をそれぞれ備えているとともに、上記室外機は上記各室内機のアドレスを設定するためのアドレス設定情報を送信する機能を備えており、隣接する上記室内機の相互で、一方の室内機の上記第2通信端子を他方の室内機の上記第1通信端子に接続するようにして、上記各室内機を順次直列に接続してなるネットワークバスを形成し、そのネットワークバス内の先頭室内機の上記第1通信端子を上記室外機の通信端子に接続し、上記各室内機は、自機のアドレスが未設定である場合には、上記通信遮断手段により下流側室内機との通信を一時的に遮断した状態で、上記第1通信端子より上流側室内機もしくは上記室外機からのアドレス設定情報を受信して自機に所定のアドレスを設定した後、上記通信遮断手段を解除して下流側室内機との通信を可能とすることを特徴としている。
【0012】
また、本発明の別の特徴によれば、上記各室内機は、自機のアドレスが未設定である場合には、上記通信遮断手段により下流側室内機との通信を一時的に遮断した状態で、上記第1通信端子より上流側室内機もしくは上記室外機からのアドレス設定情報を受信して自機に所定のアドレスを設定した後、上記通信遮断手段を解除して下流側室内機に自機に設定したアドレスと異なるアドレス設定情報を送信し、これを上記各室内機で実行することにより、上記ネットワークバスを介して上記各室内機に自動的にアドレスを設定する。
【0013】
本発明において、上記アドレス設定情報は、アドレス未設定の室内機に対してのみ有効であり、アドレス既設定の室内機は、上記アドレス設定情報により自機のアドレスを書き換えない。
【0014】
また、本発明において、上記各室内機は、自機の電源がオフとされているとき上記通信遮断手段を解除状態に維持し、自機の電源がオンとされ、かつ、自機のアドレスが未設定であるときにのみ上記通信遮断手段により下流側室内機との通信を遮断する。
【0015】
また、本発明において、上記通信遮断手段が、SSR(ソリッドステートリレー)もしくはメカニカルリレーからなることが好ましい。すなわち、通信遮断手段としてSSRを用いることにより、他の回路への雑音の影響が抑えられ、当該システムの制御が適切に行われる。また、その通信遮断手段としてメカニカルリレーを用いることにより、安価に済み、しかもその駆動力を電磁コイルを用いずに動作させるリレー(例えば電気ひずみリレーなど)とすれば、低消費電力化が図られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、本発明の空調ネットワークシステムは、1台の室外機10と複数台の室内機11とを含み、室外機10の通信端子10aと、先頭の室内機11の一方の第1通信端子11aとをネットワークバス12で接続し、この先頭の室内機11の他方の第2通信端子11bと、その下流側の室内機11の一方の第1通信端子11aとをネットワークバス12で接続し、以下同様に複数台の室内機11を通信端子を介して順次ネットワークバス12で直列に接続することにより構成されている。
【0017】
このシステムの設置あるいはその立ち上げなどに際して、室外機10が先頭の室内機11に対してそのアドレス設定情報を送信すると、それに基づいて先頭の室内機11が自機のアドレスを設定した後、この設定アドレスと異なるアドレス(例えば+1した連番のアドレス)設定情報を次の下流側に位置する室内機11に送信し、以下同様にして順次ネットワークバス12に接続された各室内機11のアドレス設定情報を送信し、各室内機11ごとに自機のアドレスを自動的に設定可能としている。
【0018】
そのために、室外機10は、ネットワークバス12を介して室内機11と直接的に接続するための通信端子10aと、各室内機11のアドレス設定を開始するための開始スイッチ10bと、その開始スイッチ10bの操作により室内機11のアドレスを決定して通信端子10aを介してネットワークバス12上に送出するとともに、各室内機11との間で情報の通信を行うための通信コントローラ10cとを備えている。なお、通信コントローラ10cは、先の図4で説明した通信コントローラ2bの空調コントロール機能も備えている。
【0019】
各室内機11は、ネットワークバス12と接続するために、第1通信端子11aと第2通信端子11bの2つの通信端子を備え、各通信端子11a,11bを室内機内部でバスで接続してなるが、第2通信端子11b側には、下流側の室内機11とネットワークバス12を介して行う通信を一時的に遮断する通信遮断手段11cが備えられている。なお、通信遮断手段11cとしては、SSR(ソリッドステートリレー)やメカニカルリレーなどのリレーを用いるとよい。
【0020】
また、各室内機11は通信遮断手段11cを制御して第2通信端子11bを介しての通信を一時的に遮断し、また、その遮断を解除してネットワークバス12を介して情報の送受信を行う通信コントローラ11dを備えている。
【0021】
各室内機11の通信コントローラ11dは、第1通信端子11aを介して受信したアドレスを自機のアドレスに設定し、この設定アドレスに+1して第2通信端子11bを介してネットワークバス12に送出して下流側の室内機11に送信する機能を備えている。 なお、通信コントローラ11dは、先に説明した図4に示す室内機3の通信コントローラ3aの空調コントロール機能も備えている。
【0022】
また、各室内機11の通信コントローラ11dは、自機の電源投入が行われていない場合には、ネットワークバス12における通信が遮断しないように通信遮断手段11cをオフ制御(解除)し、その電源が投入され、かつ、自機のアドレスが未設定である場合にのみ、通信遮断手段11cをオン制御する。
【0023】
これは、自機のアドレスを設定する場合のみ、その通信遮断手段11cによる通信遮断を行う必要があるからであり、それ以外の場合には、室外機10および各室内機11を接続するネットワークバス12を一連に連結し、種々情報などが室外機10および室内機11にて送受信を可能とする必要があるからである。
【0024】
ネットワークバス12上に送出されるアドレス設定情報の信号は、アドレス未設定の室内機11が受信した場合のみ有効とされる。すなわち、各室内機11におけるアドレス設定が進むにしたがって、そのアドレス設定情報がネットワークバス12を介してアドレス設定完了の室内機11にも送信されるため、そのアドレス設定情報によってアドレス既設定の室内機11のアドレスが変更されないようにするためである。
【0025】
次に、本発明の空調ネットワークシステムの動作の一例を図2および図3のフローチャートを参照して説明する。まず、この空調ネットワークシステムを設置した際、例えば設置業者などが当該システムの電源(室外機10および各室内機11の電源)を投入すると、室外機10の通信コントローラ10cは、図2に示すルーチンを実行し、室内機11の通信コントローラ11dは図3に示すルーチンを実行する。
【0026】
室外機10の通信コントローラ10cは、開始スイッチ10bがオフからオンに切り換えられたかを判断する(ステップST1)。設置業者などがその電源投入を行った後、開始スイッチ10bをオン操作すると、ステップST1からステップST2に進み、ネットワークバス12を介して室外機10に接続されている先頭の室内機11のアドレス(最初のアドレス)を例えば001番に決定し、そのアドレス(001番)の設定情報をネットワークバス12に送出し(ステップST3)、当該ルーチンを終了する。なお、図2に示すルーチンは、いつ開始スイッチ10bが操作されてもアドレス設定が開始できるように、常にメインループでまわっているが、アドレス設定情報を送出した後、受信側からの応答を確認して当該ルーチンを終了するようにしてもよい。
【0027】
一方、各室内機11の通信コントローラ11dは、自機のアドレスが未設定である否かを判断する(ステップST10)。アドレス未設定の室内機11の通信コントローラ11dは、通信遮断手段11cをオン状態として第2通信端子11bを介して接続されている下流側室内機11との間の通信を遮断する(ステップST11)。なお、既に説明したように、アドレスが設定されている室内機11にあっては、当該ルーチンを終了する。
【0028】
続いて、アドレス設定情報を受信したかどうかを判断する(ステップST12)。例えば、全ての室内機11がアドレス未設定であれば、通信は室外機10と直接的に接続されている先頭の室内機11との間だけで行われる。なお、通信コントローラ11dは、ネットワークバス12を介してアドレス設定情報を受信したとき一旦内部のメモリに記憶する。
【0029】
先頭の室内機11の通信コントーラ11dは、アドレス設定情報を受信してステップST13ないしST16の処理を実行するが、それ以外の室内機11の通信コントローラ11dはアドレス設定情報を受信することもないことから、当該ルーチンを終了するが、当該ルーチンは図2のルーチンに関連して常にメインループでまわっており、いつアドレス設定情報を受信してよいように待機することになる。
【0030】
続いて、先頭の室内機11では、受信したアドレス設定情報により自機のアドレス設定を行い、例えば001番を設定し(ステップST13)、自機の通信遮断手段11cをオフ制御して、第2通信端子11bに直接的に接続されている下流側室内機11との間の遮断状態を解除する(ステップST14)。
【0031】
これにより、アドレス設定を完了した先頭の室内機11と、その下流側の第2の室内機11との間の通信が回復し、また、室外機10との間の通信も回復することになる。
【0032】
続いて、先頭の室内機11は、自機の設定アドレス(001番)と重複しないアドレスを決定し、例えばそのアドレスをインクリメントして連番の002番を決定し(ステップST15)、そのアドレス(002番)の設定情報をネットワークバス12に送出し(ステップST16)、当該ルーチンを終了する。なお、室外機10は、室内機11にアドレス設定情報を送出したのち、室内機11からの受信応答を確認して当該ルーチンを終了するようにしてもよい。
【0033】
第2の室内機11の通信コントローラ11dでは、常にメインループで図3に示すルーチンがまわっており、受信した002番を自機のアドレスに設定した後、自機のアドレスと重複しないアドレス設定情報を003番を決定し、この003番のアドレス設定情報を下流側の第3の室内機11に送信する。
【0034】
以下同様にして、他の室内機11の通信コントローラ11dにおいても、図3に示すルーチンを実行して自機のアドレスを自動的に設定する。このように、各室内機(この例では5台)11には、それぞれ001番ないし005番のアドレスがそれらの接続順に設定される。
【0035】
なお、最後のアドレス(例えば005番)設定を行った室内機11において、その通信コントローラ11dは、自機のアドレス設定を行った後、次の室内機(架空の室内機)のアドレス設定情報をネットワークバス12に送出する。
【0036】
室外機10の通信コントローラ10bには、予め室内機11の台数情報が記憶されており、最後の室内機11からのアドレス設定情報(架空のアドレス設定情報)を受信することとにより、すべての室内機11でアドレスが設定されたものと判断し、各室内機11にアドレス設定完了情報を送信し、以後の制御(本来の空調コントロール)に必要な情報の送受信を可能とする。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1台の室外機に複数台の室内機を接続してなる空調ネットワークシステムにおいて、例えば室外機のアドレス設定開始スイッチを操作するだけで、各室内機のアドレスが順次自動的に設定され、例えばそのアドレスが重複しない連番とされる。したがって、設置業者などによるアドレス設定操作に手間がかからず簡便な操作で済ませられ、しかも人為的なアドレス設定ミス(重複アドレス、間違ったアドレス)が生じることなく、また、室内機が作業環境の悪い箇所に設置されている場合でも、アドレス設定を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空調ネットワークシステムの全体的な構成を示す概略的なブロック図。
【図2】本発明による空調ネットワークシステムの室外機側の動作を説明するための概略的なフローチャート。
【図3】本発明による空調ネットワークシステムの室内機側の動作を説明するための概略的なフローチャート。
【図4】従来の空調ネットワークシステムの全体的な構成を示す概略的なブロック図。
【符号の説明】
10 室外機
10a 室外機の通信端子
10b アドレス設定開始スイッチ
10c 室外機の通信コントローラ
11 室内機
11a 室内機の第1通信端子
11b 室内機の第2通信端子
11c 通信遮断手段
11d 室内機の通信コントローラ
12 ネットワークバス
Claims (5)
- 1台の室外機に対して複数台の室内機をネットワークバスにて接続してなる空調ネットワークシステムにおいて、
上記各室内機は、通信遮断手段を持たない第1通信端子および通信遮断手段を有する第2通信端子の2つの通信端子をそれぞれ備えているとともに、上記室外機は上記各室内機のアドレスを設定するためのアドレス設定情報を送信する機能を備えており、
隣接する上記室内機の相互で、一方の室内機の上記第2通信端子を他方の室内機の上記第1通信端子に接続するようにして、上記各室内機を順次直列に接続してなるネットワークバスを形成し、そのネットワークバス内の先頭室内機の上記第1通信端子を上記室外機の通信端子に接続し、
上記各室内機は、自機のアドレスが未設定である場合には、上記通信遮断手段により下流側室内機との通信を一時的に遮断した状態で、上記第1通信端子より上流側室内機もしくは上記室外機からのアドレス設定情報を受信して自機に所定のアドレスを設定した後、上記通信遮断手段を解除して下流側室内機との通信を可能とすることを特徴とする空調ネットワークシステム。 - 上記各室内機は、自機のアドレスが未設定である場合には、上記通信遮断手段により下流側室内機との通信を一時的に遮断した状態で、上記第1通信端子より上流側室内機もしくは上記室外機からのアドレス設定情報を受信して自機に所定のアドレスを設定した後、上記通信遮断手段を解除して下流側室内機に自機に設定したアドレスと異なるアドレス設定情報を送信し、これを上記各室内機で実行することにより、上記ネットワークバスを介して上記各室内機に自動的にアドレスを設定することを特徴とする請求項1に記載の空調ネットワークシステム。
- 上記アドレス設定情報は、アドレス未設定の室内機に対してのみ有効であり、アドレス既設定の室内機は、上記アドレス設定情報により自機のアドレスを書き換えないことを特徴とする請求項1または2に記載の空調ネットワークシステム。
- 上記各室内機は、自機の電源がオフとされているとき上記通信遮断手段を解除状態に維持し、自機の電源がオンとされ、かつ、自機のアドレスが未設定であるときにのみ上記通信遮断手段により下流側室内機との通信を遮断することを特徴とする請求項1,2または3に記載の空調ネットワークシステム。
- 上記通信遮断手段が、SSR(ソリッドステートリレー)もしくはメカニカルリレーからなる請求項1,2,3または4に記載の空調ネットワークシステム。
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- 2002-08-19 JP JP2002237782A patent/JP2004077018A/ja not_active Withdrawn
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