JP2004076032A - 高炉の鉱石受け金物保護ライナー - Google Patents
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Abstract
【課題】鉱石受金物の選択摩耗がなく、高炉の鉱石受金物の更なる寿命延長ができ、しかも、従来構造よりも安価で製作期間の短い高炉の鉱石受け金物保護ライナーを提供する。
【解決手段】高炉の炉口部に設置される鉱石受け金物の炉内面側に取り付ける保護ライナーであって、前記保護ライナーの形状は鋼板リブを格子状に溶接して構成されており、該鋼板リブの炉内面側に硬化肉盛りを行うことを特徴とする高炉の鉱石受け金物保護ライナー。好ましくは、保護ライナーの形状を鉤型とし、該保護ライナーを鉱石受け金物の表面に複数連設して、該連接部の縦目地を途中で分断する。
【選択図】 図2
【解決手段】高炉の炉口部に設置される鉱石受け金物の炉内面側に取り付ける保護ライナーであって、前記保護ライナーの形状は鋼板リブを格子状に溶接して構成されており、該鋼板リブの炉内面側に硬化肉盛りを行うことを特徴とする高炉の鉱石受け金物保護ライナー。好ましくは、保護ライナーの形状を鉤型とし、該保護ライナーを鉱石受け金物の表面に複数連設して、該連接部の縦目地を途中で分断する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高炉の炉口部に設置される鉱石受け金物の炉内面側表面に取り付ける保護ライナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
高炉の炉口部に設置される鉱石受け金物の炉内面側表面に配設する保護ライナーに関しては、従来から種々の提案がなされている。
例えば、実開昭61−11752号公報には、鉱石受け金物の保護ライナーを上下に分割し、上部ライナーの表面部材を高硬度材とすることにより、保護ライナーの耐用寿命を延長できる構造が提案されている。
図5は、従来の高炉の鉱石受け金物保護ライナーを炉内面側から見た図である。
図5において、保護ライナーは上下に分割された矩形状をしており、この保護ライナーを複数連接すると、連接部の縦目地が直線状になっていた。
【0003】
しかし、このような従来構造の保護ライナーを用いて高炉操業を継続すると次のような問題が生じた。
1)ライナーより下方の鉱石受金物の表面で、保護ライナーの目地の直下部が選択的に摩耗した。
2)保護ライナーより下方の鉱石受金物の表面で、保護ライナーの下端部直下部の一部にガスカットによる選択摩耗が発生した。
上記1)の問題は、保護ライナーの目地部に衝突した原料がそのまま目地部を落下し、下方の鉱石受金物の表面を摩耗させるためである。
また、2)の問題は、保護ライナーの下端部から、保護ライナーの背面および直線状になっている保護ライナーの縦目地部を炉内ガスが原料粉とともに吹き抜けることが原因であると想定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前述のような従来技術の問題点を解決し、鉱石受金物の選択摩耗がなく、高炉の鉱石受金物の更なる寿命延長ができ、しかも、従来構造よりも安価で製作期間の短い高炉の鉱石受け金物保護ライナーを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題を解決するために鋭意検討の結果なされたものであり、その要旨は、特許請求の範囲に記載した通りの下記内容である。
(1)高炉の炉口部に設置される鉱石受け金物の炉内面側に取り付ける保護ライナーであって、
前記保護ライナーの形状は鋼板リブを格子状に溶接して構成されており、
該鋼板リブの炉内面側に硬化肉盛りを行うことを特徴とする高炉の鉱石受け金物保護ライナー。
(2)前記保護ライナーの形状を鉤型とし、該保護ライナーを鉱石受け金物の表面に複数連設して、該連接部の縦目地を途中で分断することを特徴とする(1)に記載の高炉の受け金物保護ライナー。
(3)前記硬化肉盛りに代えてセラミックライナーを張設することを特徴とする(1)または(2)に記載の高炉用鉱石受け金物保護ライナー。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について図1乃至図4を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーの実施形態を高炉炉内から見た状態を示す図である。
図1において、隣接する保護ライナー1、1’、1”間の縦目地2、2’を、途中で分断するよう保護ライナーの端面形状を従来の直線ではなく鉤型の組み合わせとした。これにより、目地部を落下する原料流を鉤型の組み合わせ部で食い止めることができ、下方の鉱石受金物の表面における選択摩耗を防止することができる。
【0007】
図2は、本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーに用いる鋼板リブの構造を高炉炉内から見た状態を示す図である。
図2において、鋼板リブ12は縦横に格子状に組み合わせて溶接されており、本発明
における鉤型の保護ライナーの形状を構成している。
図3は、本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーの実施形態を示す図であり、図1のA−A´断面図である。
図3において、鋼板リブ12の炉内側には、硬化肉盛りがなされているので、鋼板リブの先端部の局所的な磨耗を低減することができる。
この硬化肉盛りの材質や材質は問わないが、高強度の機械構造用鋼を溶接肉盛りする方法が好ましい。
また、格子状の鋼板リブ12には従来と同様、引張りチェーン4が付属しており、この引張りチェーン4により鋼板リブ12を鉱石受け金物3の炉内側の表面に引き付けて固定される。
【0008】
鋼板リブ12の水平部材の上には装入された原料が堆積し、セルフライニングを構成する。
また、この堆積原料15は保護ライナー3と鉱石受け金物3の間を塞ぐので、この部分からの炉内ガスの通過を防止することができる。
さらに、図3に示すように、鋼板リブ12の水平部材を炉内側に向かって上向きに傾けて設置することにより、原料の堆積の安定性を確保することができる。
図4は、本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーに用いるセラミックライナーの詳細図である。
図4において、図3に示す、鋼板リブ12の炉内側に施される硬化肉盛りの代わりにセラミックライナー14を敷設することにより、さらに保護ライナーの寿命を延長することができる。
【0009】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の高炉の鉱石受金物保護ライナーによれば、隣接する保護ライナー間の縦目地を途中で分断するよう保護ライナーの端面形状を鉤型の組み合わせとし、また、 鋼板リブを格子状に溶接して保護ライナーの形状を構成し、格子の鉱石衝突面に硬化肉盛りを施し、好ましくは鋼板リブの炉内側にセラミックライナーを敷設することにより、以下のような産業上有用な優れた効果を奏する。
【0010】
1)隣接する保護ライナー間の縦目地を途中で分断するよう保護ライナーの端面形状を鉤型の組み合わせたことにより、目地部を落下する原料流を鉤型の組み合わせ部で食い止めることができ、下方の鉱石受金物の表面に生じる選択摩耗を防止することができる。
2)鋼板リブを格子状に溶接して保護ライナーの形状を構成し、格子の鉱石衝突面に硬化肉盛りしたので、水平部材の上には装入された原料が堆積し、セルフライニングを構成する。この堆積原料は保護ライナーと鉱石受け金物の間を塞ぐので、ガスの通過を防止できる。鋼板リブの水平部材を炉内側に向かって上向きに設置し、原料の堆積の安定性を確保できる。これにより、原料粉を含むガス流れによる鉱石受け金物の選択摩耗を防止できる。
【0011】
3)格子の鉱石衝突面に硬化肉盛り、または、セラミックライナーを敷設したので、耐摩耗性はきわめて高く、長期間の使用に耐えることができる。
4)鋼板リブを格子状に溶接して保護ライナーの形状を構成し、格子の鉱石衝突面に硬化肉盛りする構造としたので、従来の鋳物製に比して納期が短くでき、製造費も安価で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーの実施形態を高炉炉内から見た状態を示す図である。
【図2】本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーに用いる鋼板リブの構造を高炉炉内から見た状態を示す図である。
【図3】本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーの実施形態を示す図であり、図1のA−A´断面図である。
【図4】本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーに用いるセラミックライナーの詳細図である。
【図5】従来の高炉の鉱石受け金物保護ライナーを炉内面側から見た図である。
【符号の説明】
1,1’,1” ;保護ライナー、
2,2’;縦目地、
3;鉱石受け金物、
4;引張りチェーン、
11;保護ライナー、
12;鋼板リブ、
13;硬化肉盛り、
14;セラミックライナー、
15;堆積原料
【発明の属する技術分野】
本発明は、高炉の炉口部に設置される鉱石受け金物の炉内面側表面に取り付ける保護ライナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
高炉の炉口部に設置される鉱石受け金物の炉内面側表面に配設する保護ライナーに関しては、従来から種々の提案がなされている。
例えば、実開昭61−11752号公報には、鉱石受け金物の保護ライナーを上下に分割し、上部ライナーの表面部材を高硬度材とすることにより、保護ライナーの耐用寿命を延長できる構造が提案されている。
図5は、従来の高炉の鉱石受け金物保護ライナーを炉内面側から見た図である。
図5において、保護ライナーは上下に分割された矩形状をしており、この保護ライナーを複数連接すると、連接部の縦目地が直線状になっていた。
【0003】
しかし、このような従来構造の保護ライナーを用いて高炉操業を継続すると次のような問題が生じた。
1)ライナーより下方の鉱石受金物の表面で、保護ライナーの目地の直下部が選択的に摩耗した。
2)保護ライナーより下方の鉱石受金物の表面で、保護ライナーの下端部直下部の一部にガスカットによる選択摩耗が発生した。
上記1)の問題は、保護ライナーの目地部に衝突した原料がそのまま目地部を落下し、下方の鉱石受金物の表面を摩耗させるためである。
また、2)の問題は、保護ライナーの下端部から、保護ライナーの背面および直線状になっている保護ライナーの縦目地部を炉内ガスが原料粉とともに吹き抜けることが原因であると想定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前述のような従来技術の問題点を解決し、鉱石受金物の選択摩耗がなく、高炉の鉱石受金物の更なる寿命延長ができ、しかも、従来構造よりも安価で製作期間の短い高炉の鉱石受け金物保護ライナーを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題を解決するために鋭意検討の結果なされたものであり、その要旨は、特許請求の範囲に記載した通りの下記内容である。
(1)高炉の炉口部に設置される鉱石受け金物の炉内面側に取り付ける保護ライナーであって、
前記保護ライナーの形状は鋼板リブを格子状に溶接して構成されており、
該鋼板リブの炉内面側に硬化肉盛りを行うことを特徴とする高炉の鉱石受け金物保護ライナー。
(2)前記保護ライナーの形状を鉤型とし、該保護ライナーを鉱石受け金物の表面に複数連設して、該連接部の縦目地を途中で分断することを特徴とする(1)に記載の高炉の受け金物保護ライナー。
(3)前記硬化肉盛りに代えてセラミックライナーを張設することを特徴とする(1)または(2)に記載の高炉用鉱石受け金物保護ライナー。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について図1乃至図4を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーの実施形態を高炉炉内から見た状態を示す図である。
図1において、隣接する保護ライナー1、1’、1”間の縦目地2、2’を、途中で分断するよう保護ライナーの端面形状を従来の直線ではなく鉤型の組み合わせとした。これにより、目地部を落下する原料流を鉤型の組み合わせ部で食い止めることができ、下方の鉱石受金物の表面における選択摩耗を防止することができる。
【0007】
図2は、本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーに用いる鋼板リブの構造を高炉炉内から見た状態を示す図である。
図2において、鋼板リブ12は縦横に格子状に組み合わせて溶接されており、本発明
における鉤型の保護ライナーの形状を構成している。
図3は、本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーの実施形態を示す図であり、図1のA−A´断面図である。
図3において、鋼板リブ12の炉内側には、硬化肉盛りがなされているので、鋼板リブの先端部の局所的な磨耗を低減することができる。
この硬化肉盛りの材質や材質は問わないが、高強度の機械構造用鋼を溶接肉盛りする方法が好ましい。
また、格子状の鋼板リブ12には従来と同様、引張りチェーン4が付属しており、この引張りチェーン4により鋼板リブ12を鉱石受け金物3の炉内側の表面に引き付けて固定される。
【0008】
鋼板リブ12の水平部材の上には装入された原料が堆積し、セルフライニングを構成する。
また、この堆積原料15は保護ライナー3と鉱石受け金物3の間を塞ぐので、この部分からの炉内ガスの通過を防止することができる。
さらに、図3に示すように、鋼板リブ12の水平部材を炉内側に向かって上向きに傾けて設置することにより、原料の堆積の安定性を確保することができる。
図4は、本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーに用いるセラミックライナーの詳細図である。
図4において、図3に示す、鋼板リブ12の炉内側に施される硬化肉盛りの代わりにセラミックライナー14を敷設することにより、さらに保護ライナーの寿命を延長することができる。
【0009】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の高炉の鉱石受金物保護ライナーによれば、隣接する保護ライナー間の縦目地を途中で分断するよう保護ライナーの端面形状を鉤型の組み合わせとし、また、 鋼板リブを格子状に溶接して保護ライナーの形状を構成し、格子の鉱石衝突面に硬化肉盛りを施し、好ましくは鋼板リブの炉内側にセラミックライナーを敷設することにより、以下のような産業上有用な優れた効果を奏する。
【0010】
1)隣接する保護ライナー間の縦目地を途中で分断するよう保護ライナーの端面形状を鉤型の組み合わせたことにより、目地部を落下する原料流を鉤型の組み合わせ部で食い止めることができ、下方の鉱石受金物の表面に生じる選択摩耗を防止することができる。
2)鋼板リブを格子状に溶接して保護ライナーの形状を構成し、格子の鉱石衝突面に硬化肉盛りしたので、水平部材の上には装入された原料が堆積し、セルフライニングを構成する。この堆積原料は保護ライナーと鉱石受け金物の間を塞ぐので、ガスの通過を防止できる。鋼板リブの水平部材を炉内側に向かって上向きに設置し、原料の堆積の安定性を確保できる。これにより、原料粉を含むガス流れによる鉱石受け金物の選択摩耗を防止できる。
【0011】
3)格子の鉱石衝突面に硬化肉盛り、または、セラミックライナーを敷設したので、耐摩耗性はきわめて高く、長期間の使用に耐えることができる。
4)鋼板リブを格子状に溶接して保護ライナーの形状を構成し、格子の鉱石衝突面に硬化肉盛りする構造としたので、従来の鋳物製に比して納期が短くでき、製造費も安価で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーの実施形態を高炉炉内から見た状態を示す図である。
【図2】本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーに用いる鋼板リブの構造を高炉炉内から見た状態を示す図である。
【図3】本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーの実施形態を示す図であり、図1のA−A´断面図である。
【図4】本発明の高炉の鉱石受け金物保護ライナーに用いるセラミックライナーの詳細図である。
【図5】従来の高炉の鉱石受け金物保護ライナーを炉内面側から見た図である。
【符号の説明】
1,1’,1” ;保護ライナー、
2,2’;縦目地、
3;鉱石受け金物、
4;引張りチェーン、
11;保護ライナー、
12;鋼板リブ、
13;硬化肉盛り、
14;セラミックライナー、
15;堆積原料
Claims (3)
- 高炉の炉口部に設置される鉱石受け金物の炉内面側に取り付ける保護ライナーであって、
前記保護ライナーの形状は鋼板リブを格子状に溶接して構成されており、
該鋼板リブの炉内面側に硬化肉盛りを行うことを特徴とする高炉の鉱石受け金物保護ライナー。 - 前記保護ライナーの形状を鉤型とし、該保護ライナーを鉱石受け金物の表面に複数連設して、該連接部の縦目地を途中で分断することを特徴とする請求項1に記載の高炉の受け金物保護ライナー。
- 前記硬化肉盛りに代えてセラミックライナーを張設することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の高炉用鉱石受け金物保護ライナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002234249A JP2004076032A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 高炉の鉱石受け金物保護ライナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002234249A JP2004076032A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 高炉の鉱石受け金物保護ライナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004076032A true JP2004076032A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32019109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002234249A Withdrawn JP2004076032A (ja) | 2002-08-12 | 2002-08-12 | 高炉の鉱石受け金物保護ライナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004076032A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113977124A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-01-28 | 小跃科技(北京)有限公司 | 一种外燃窑内结构的焊接方法 |
RU2783785C2 (ru) * | 2017-12-21 | 2022-11-17 | Сэн-Гобэн Изовер | Печь с погружной горелкой с самофутерующимися стенками |
-
2002
- 2002-08-12 JP JP2002234249A patent/JP2004076032A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2783785C2 (ru) * | 2017-12-21 | 2022-11-17 | Сэн-Гобэн Изовер | Печь с погружной горелкой с самофутерующимися стенками |
CN113977124A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-01-28 | 小跃科技(北京)有限公司 | 一种外燃窑内结构的焊接方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051101 |