JP2004075306A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】手差しトレイに不定型サイズの用紙をセットした場合でも、その用紙のサイズ(特に長さ)を正確に検出できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】用紙に像を形成する像形成手段を備えた画像形成装置1の装置本体2の側面に手差しトレイ10が折り畳み自在に設けられている。手差しトレイ10は、トレイ本体20と、このトレイ本体20に対して用紙搬送方向にスライド自在な引き出し部21とを有し、トレイ本体20に対する引き出し部21のスライド位置をスライド可能範囲にわたって連続的に検出する第1の位置検出手段(ロータリエンコーダ)を備える。ユーザは、手差しトレイ10に用紙50をセットする際に、引き出し部21の縁21aを用紙50の縁50aに合わせる。引き出し部21の位置がロータリエンコーダにより検出されることにより、用紙50の長さが正確に検出される。
【選択図】 図3
【解決手段】用紙に像を形成する像形成手段を備えた画像形成装置1の装置本体2の側面に手差しトレイ10が折り畳み自在に設けられている。手差しトレイ10は、トレイ本体20と、このトレイ本体20に対して用紙搬送方向にスライド自在な引き出し部21とを有し、トレイ本体20に対する引き出し部21のスライド位置をスライド可能範囲にわたって連続的に検出する第1の位置検出手段(ロータリエンコーダ)を備える。ユーザは、手差しトレイ10に用紙50をセットする際に、引き出し部21の縁21aを用紙50の縁50aに合わせる。引き出し部21の位置がロータリエンコーダにより検出されることにより、用紙50の長さが正確に検出される。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ファクシミリ装置やコピー装置等に使用される画像形成装置に関し、詳細には手差し用紙を送り込むための手差しトレイを装置本体の側面に備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コピー装置では、給紙カセットからコピー用紙を自動的に給紙する他に、手差し用紙を送り込むための手差しトレイが装置本体の側面に折り畳み自在に配備されている。手差しトレイには、セットされた用紙のサイズを検出する検出手段(センサ)が設けられているものがある。
【0003】
例えば特開平6−263293号:「画像形成装置」では、引出部材であるトレイが所定位置まで完全に引き出されたかを検知する長さ検知器が設けられているとともに、4つの幅検知器が設けられ、長さ検知器の検出結果(オン/オフ)と幅検知器の検出結果(オン/オフ)とに基づいて、トレイにセットされた用紙のサイズが判定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記刊行物記載の画像形成装置では、長さ検知器のオン/オフと幅検知器のオン/オフとの組合せにより、A3、B4、A4、B5、はがきの定型サイズの検知のみが可能であり、不定型サイズの用紙サイズを検知することはできない。
【0005】
ところが、手差しトレイには、不定型サイズの用紙がセットされることが多く、その用紙のサイズ(特に長さ)を検知できないことは非常に不便である。
【0006】
この発明は、そのような問題に着目してなされたものであって、手差しトレイに不定型サイズの用紙をセットした場合でも、その用紙のサイズ(特に長さ)を正確に検出できる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明の請求項1記載の画像形成装置は、用紙に像を形成する像形成手段を備えた装置本体と、この装置本体の側面に設けられ、像形成手段に手差し用紙を送り込むための手差しトレイとを備えるものであって、前記手差しトレイが、トレイ本体と、このトレイ本体に対して用紙搬送方向にスライド自在な引き出し部とを有し、トレイ本体に対する引き出し部のスライド位置をスライド可能範囲にわたって連続的に検出する第1の位置検出手段を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明の装置では、トレイ本体に対してスライド自在な引き出し部のスライド位置が第1の位置検出手段によりスライド可能範囲にわたって連続的に検出されるので、すなわち定型サイズの用紙(A3、B4、A4、B5、はがき等)に対応する位置以外の位置も含めて、引き出し部のスライド可能範囲であれば、定型及び不定型にかかわらずどのような用紙であっても、その長さを正確に検出することができる。
【0009】
また、上記構成に加えて、手差しトレイは、トレイ本体に用紙搬送方向と直交する方向にスライド自在な用紙ガイドを有し、トレイ本体に対する用紙ガイドのスライド位置をスライド可能範囲にわたって連続的に検出する第2の位置検出手段を備えることとすれば、用紙の長さだけでなく、用紙の幅も定型及び不定型にかかわらず正確に検出することができる。
【0010】
更に、上記構成に加えて、入力又は検出された給紙カセットのコピー用紙サイズと位置検出手段の検出結果とに基づいてコピー倍率を算出する倍率算出手段を備えることとすれば、定型サイズは勿論のこと、不定型サイズの用紙であっても、正確なコピー倍率を算出することができる。つまり、コピー用紙のサイズと手差しトレイにセットした用紙のサイズが異なっても、手差しトレイにセットした用紙の画像がコピー用紙のサイズに合うように正確なコピー倍率で複写されることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。
【0012】
その実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図を図1に示す。この画像形成装置1は、コピー装置とファクシミリ装置を兼用する複合機であり、装置本体2の上部にフラットベットスキャナ(FBS)3が配置され、原稿自動給紙装置(ADF)5を有するカバー4が前側を開閉可能に後側でFBS3上にヒンジ連結され、装置本体2の手前側に突出するように操作部6及び表示部7がFBS3に一体に設けられている。但し、これら各部は、従来の装置と機能的に差異は無いので、詳細は省略する。
【0013】
この画像形成装置1では、装置本体2の側面に手差しトレイ10が折り畳み自在に設けられている。手差しトレイ10は、図2の(a)に示すように不使用時には折り畳まれて装置本体2に収納されており、使用時には図2の(b)のように展開されて引き延ばされる。
【0014】
この手差しトレイ10は、図3に引き延ばした状態の平面図を示すように、トレイ本体20と、このトレイ本体20に対して用紙搬送方向(矢印b方向)にスライド自在な引き出し部21と、トレイ本体20に用紙搬送方向と直交する方向(矢印a方向)にスライド自在な一対の用紙ガイド22とを有する。
【0015】
引き出し部21の移動機構は、図4〔平面図(a)、側面図(b)〕に概略的に示すように、引き出し部21の底面部にラック31の基端部が固定され、このラック31の他端部にピニオン32が歯合されている。ピニオン32には、第1の位置検出手段として例えばアブソリュート型のロータリエンコーダ41が接続されている。ここでは、引き出し部21が用紙搬送方向にスライド移動すると、それに伴ってラック31が直線的に移動し、その直線運動がピニオン32の回転運動に変換され、ロータリエンコーダ41により引き出し部21の位置(すなわち用紙50の長さ)が検出されるように構成されている。
【0016】
一方、一対の用紙ガイド22は、用紙搬送方向と直交する方向において互いに反対方向に同距離だけ移動する。この用紙ガイド22の移動機構は、図5〔平面図(a)、側面図(b)〕に概略的に示すように、一対の用紙ガイド22の底面部にそれぞれラック33,34の基端部が固定され、このラック33,34の他端部間にピニオン35が歯合されている。ピニオン35には、第2の位置検出手段として例えばアブソリュート型のロータリエンコーダ42が接続されている。従って、上記引き出し部21と同様に、一対の用紙ガイド22が用紙搬送方向と直交する方向に互いに接離すると、ラック33,34の直線移動がピニオン35の回転に変換され、ロータリエンコーダ42により一対の用紙ガイド22の位置(一対の用紙ガイド22の間隔、すなわち用紙50の幅)が検出されるように構成されている。
【0017】
このように構成した画像形成装置1において、手差しトレイ10を利用して手差しで用紙50を供給する場合は、前記したように、装置本体2の側面から手差しトレイ10を展開して引き延ばす。そして、一対の用紙ガイド22を用紙50の幅に合わせて接離させ、用紙ガイド22を用紙50の側縁に軽く接触させる。これに併せて、引き出し部21を用紙50の長さに合わせて引き出し、引き出し部21の縁21aを用紙50の縁50aに一致させる。
【0018】
その結果、引き出し部21のスライド位置がロータリエンコーダ41で検出されることにより、用紙50の長さが正確に検出される。また、一対の用紙ガイド22のスライド位置(一対の用紙ガイド22の間隔)がロータリエンコーダ42で検出されることにより、用紙50の幅が正確に検出される。
【0019】
このように、この画像形成装置1によれば、定型及び不定型にかかわらず手差しトレイ10にセットした用紙50の長さ及び幅が正確に検出され、非常に便利である。
【0020】
また、図面には示してないが、この画像形成装置1は、入力又は検出された給紙カセットのコピー用紙サイズと位置検出手段の検出結果とに基づいてコピー倍率を算出する倍率算出手段を備えている。これにより、コピー用紙のサイズと手差しトレイ10にセットした用紙50のサイズが異なっても、手差しトレイ10にセットした用紙50の画像がコピー用紙のサイズに合うように正確なコピー倍率で複写されることになる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の画像形成装置によれば、ユーザが引き出し部の位置を手差しトレイにセットした用紙端に合わせるだけで、定型及び不定型にかかわらずどのようなサイズの用紙であっても、その長さを正確に検出することができる。
【0022】
また、請求項2記載の構成とすれば、ユーザが用紙ガイドの位置を手差しトレイにセットした用紙端に合わせるだけで、定型及び不定型にかかわらずどのようなサイズの用紙であっても、その幅を正確に検出することができる。
【0023】
更に、請求項3記載の構成とすれば、定型サイズは勿論のこと、不定型サイズの用紙であっても、正確なコピー倍率を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る画像形成装置(コピー装置とファクシミリ装置を兼用する複合機)の外観斜視図である。
【図2】同画像形成装置の装置本体の側面に設けられた手差しトレイを不使用時に折り畳んで収納した状態を示す概略正面図(a)、及びその手差しトレイを使用時に展開して引き延ばした状態を示す概略正面図(b)である。
【図3】同画像形成装置における手差しトレイを展開して引き延ばした状態の平面図である。
【図4】同画像形成装置における手差しトレイの引き出し部の移動機構を説明するための概略平面図(a)、及び概略側面図(b)である。
【図5】同画像形成装置における手差しトレイの一対の用紙ガイドの移動機構を説明するための概略平面図(a)、及び概略側面図(b)である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
2 装置本体
10 手差しトレイ
20 トレイ本体
21 引き出し部
22 用紙ガイド
31,33,34 ラック
32,35 ピニオン
41,42 ロータリエンコーダ(第1、第2の位置検出手段)
【発明の属する技術分野】
この発明は、ファクシミリ装置やコピー装置等に使用される画像形成装置に関し、詳細には手差し用紙を送り込むための手差しトレイを装置本体の側面に備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コピー装置では、給紙カセットからコピー用紙を自動的に給紙する他に、手差し用紙を送り込むための手差しトレイが装置本体の側面に折り畳み自在に配備されている。手差しトレイには、セットされた用紙のサイズを検出する検出手段(センサ)が設けられているものがある。
【0003】
例えば特開平6−263293号:「画像形成装置」では、引出部材であるトレイが所定位置まで完全に引き出されたかを検知する長さ検知器が設けられているとともに、4つの幅検知器が設けられ、長さ検知器の検出結果(オン/オフ)と幅検知器の検出結果(オン/オフ)とに基づいて、トレイにセットされた用紙のサイズが判定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記刊行物記載の画像形成装置では、長さ検知器のオン/オフと幅検知器のオン/オフとの組合せにより、A3、B4、A4、B5、はがきの定型サイズの検知のみが可能であり、不定型サイズの用紙サイズを検知することはできない。
【0005】
ところが、手差しトレイには、不定型サイズの用紙がセットされることが多く、その用紙のサイズ(特に長さ)を検知できないことは非常に不便である。
【0006】
この発明は、そのような問題に着目してなされたものであって、手差しトレイに不定型サイズの用紙をセットした場合でも、その用紙のサイズ(特に長さ)を正確に検出できる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明の請求項1記載の画像形成装置は、用紙に像を形成する像形成手段を備えた装置本体と、この装置本体の側面に設けられ、像形成手段に手差し用紙を送り込むための手差しトレイとを備えるものであって、前記手差しトレイが、トレイ本体と、このトレイ本体に対して用紙搬送方向にスライド自在な引き出し部とを有し、トレイ本体に対する引き出し部のスライド位置をスライド可能範囲にわたって連続的に検出する第1の位置検出手段を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明の装置では、トレイ本体に対してスライド自在な引き出し部のスライド位置が第1の位置検出手段によりスライド可能範囲にわたって連続的に検出されるので、すなわち定型サイズの用紙(A3、B4、A4、B5、はがき等)に対応する位置以外の位置も含めて、引き出し部のスライド可能範囲であれば、定型及び不定型にかかわらずどのような用紙であっても、その長さを正確に検出することができる。
【0009】
また、上記構成に加えて、手差しトレイは、トレイ本体に用紙搬送方向と直交する方向にスライド自在な用紙ガイドを有し、トレイ本体に対する用紙ガイドのスライド位置をスライド可能範囲にわたって連続的に検出する第2の位置検出手段を備えることとすれば、用紙の長さだけでなく、用紙の幅も定型及び不定型にかかわらず正確に検出することができる。
【0010】
更に、上記構成に加えて、入力又は検出された給紙カセットのコピー用紙サイズと位置検出手段の検出結果とに基づいてコピー倍率を算出する倍率算出手段を備えることとすれば、定型サイズは勿論のこと、不定型サイズの用紙であっても、正確なコピー倍率を算出することができる。つまり、コピー用紙のサイズと手差しトレイにセットした用紙のサイズが異なっても、手差しトレイにセットした用紙の画像がコピー用紙のサイズに合うように正確なコピー倍率で複写されることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。
【0012】
その実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図を図1に示す。この画像形成装置1は、コピー装置とファクシミリ装置を兼用する複合機であり、装置本体2の上部にフラットベットスキャナ(FBS)3が配置され、原稿自動給紙装置(ADF)5を有するカバー4が前側を開閉可能に後側でFBS3上にヒンジ連結され、装置本体2の手前側に突出するように操作部6及び表示部7がFBS3に一体に設けられている。但し、これら各部は、従来の装置と機能的に差異は無いので、詳細は省略する。
【0013】
この画像形成装置1では、装置本体2の側面に手差しトレイ10が折り畳み自在に設けられている。手差しトレイ10は、図2の(a)に示すように不使用時には折り畳まれて装置本体2に収納されており、使用時には図2の(b)のように展開されて引き延ばされる。
【0014】
この手差しトレイ10は、図3に引き延ばした状態の平面図を示すように、トレイ本体20と、このトレイ本体20に対して用紙搬送方向(矢印b方向)にスライド自在な引き出し部21と、トレイ本体20に用紙搬送方向と直交する方向(矢印a方向)にスライド自在な一対の用紙ガイド22とを有する。
【0015】
引き出し部21の移動機構は、図4〔平面図(a)、側面図(b)〕に概略的に示すように、引き出し部21の底面部にラック31の基端部が固定され、このラック31の他端部にピニオン32が歯合されている。ピニオン32には、第1の位置検出手段として例えばアブソリュート型のロータリエンコーダ41が接続されている。ここでは、引き出し部21が用紙搬送方向にスライド移動すると、それに伴ってラック31が直線的に移動し、その直線運動がピニオン32の回転運動に変換され、ロータリエンコーダ41により引き出し部21の位置(すなわち用紙50の長さ)が検出されるように構成されている。
【0016】
一方、一対の用紙ガイド22は、用紙搬送方向と直交する方向において互いに反対方向に同距離だけ移動する。この用紙ガイド22の移動機構は、図5〔平面図(a)、側面図(b)〕に概略的に示すように、一対の用紙ガイド22の底面部にそれぞれラック33,34の基端部が固定され、このラック33,34の他端部間にピニオン35が歯合されている。ピニオン35には、第2の位置検出手段として例えばアブソリュート型のロータリエンコーダ42が接続されている。従って、上記引き出し部21と同様に、一対の用紙ガイド22が用紙搬送方向と直交する方向に互いに接離すると、ラック33,34の直線移動がピニオン35の回転に変換され、ロータリエンコーダ42により一対の用紙ガイド22の位置(一対の用紙ガイド22の間隔、すなわち用紙50の幅)が検出されるように構成されている。
【0017】
このように構成した画像形成装置1において、手差しトレイ10を利用して手差しで用紙50を供給する場合は、前記したように、装置本体2の側面から手差しトレイ10を展開して引き延ばす。そして、一対の用紙ガイド22を用紙50の幅に合わせて接離させ、用紙ガイド22を用紙50の側縁に軽く接触させる。これに併せて、引き出し部21を用紙50の長さに合わせて引き出し、引き出し部21の縁21aを用紙50の縁50aに一致させる。
【0018】
その結果、引き出し部21のスライド位置がロータリエンコーダ41で検出されることにより、用紙50の長さが正確に検出される。また、一対の用紙ガイド22のスライド位置(一対の用紙ガイド22の間隔)がロータリエンコーダ42で検出されることにより、用紙50の幅が正確に検出される。
【0019】
このように、この画像形成装置1によれば、定型及び不定型にかかわらず手差しトレイ10にセットした用紙50の長さ及び幅が正確に検出され、非常に便利である。
【0020】
また、図面には示してないが、この画像形成装置1は、入力又は検出された給紙カセットのコピー用紙サイズと位置検出手段の検出結果とに基づいてコピー倍率を算出する倍率算出手段を備えている。これにより、コピー用紙のサイズと手差しトレイ10にセットした用紙50のサイズが異なっても、手差しトレイ10にセットした用紙50の画像がコピー用紙のサイズに合うように正確なコピー倍率で複写されることになる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の画像形成装置によれば、ユーザが引き出し部の位置を手差しトレイにセットした用紙端に合わせるだけで、定型及び不定型にかかわらずどのようなサイズの用紙であっても、その長さを正確に検出することができる。
【0022】
また、請求項2記載の構成とすれば、ユーザが用紙ガイドの位置を手差しトレイにセットした用紙端に合わせるだけで、定型及び不定型にかかわらずどのようなサイズの用紙であっても、その幅を正確に検出することができる。
【0023】
更に、請求項3記載の構成とすれば、定型サイズは勿論のこと、不定型サイズの用紙であっても、正確なコピー倍率を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る画像形成装置(コピー装置とファクシミリ装置を兼用する複合機)の外観斜視図である。
【図2】同画像形成装置の装置本体の側面に設けられた手差しトレイを不使用時に折り畳んで収納した状態を示す概略正面図(a)、及びその手差しトレイを使用時に展開して引き延ばした状態を示す概略正面図(b)である。
【図3】同画像形成装置における手差しトレイを展開して引き延ばした状態の平面図である。
【図4】同画像形成装置における手差しトレイの引き出し部の移動機構を説明するための概略平面図(a)、及び概略側面図(b)である。
【図5】同画像形成装置における手差しトレイの一対の用紙ガイドの移動機構を説明するための概略平面図(a)、及び概略側面図(b)である。
【符号の説明】
1 画像形成装置
2 装置本体
10 手差しトレイ
20 トレイ本体
21 引き出し部
22 用紙ガイド
31,33,34 ラック
32,35 ピニオン
41,42 ロータリエンコーダ(第1、第2の位置検出手段)
Claims (3)
- 用紙に像を形成する像形成手段を備えた装置本体と、この装置本体の側面に設けられ、像形成手段に手差し用紙を送り込むための手差しトレイとを備える画像形成装置であって、
前記手差しトレイは、トレイ本体と、このトレイ本体に対して用紙搬送方向にスライド自在な引き出し部とを有し、トレイ本体に対する引き出し部のスライド位置をスライド可能範囲にわたって連続的に検出する第1の位置検出手段を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記手差しトレイは、トレイ本体に用紙搬送方向と直交する方向にスライド自在な用紙ガイドを有し、トレイ本体に対する用紙ガイドのスライド位置をスライド可能範囲にわたって連続的に検出する第2の位置検出手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 入力又は検出された給紙カセットのコピー用紙サイズと前記位置検出手段の検出結果とに基づいてコピー倍率を算出する倍率算出手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002239041A JP2004075306A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002239041A JP2004075306A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004075306A true JP2004075306A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32022256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002239041A Pending JP2004075306A (ja) | 2002-08-20 | 2002-08-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004075306A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008180768A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2016155660A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | コニカミノルタ株式会社 | 給紙装置および画像形成装置 |
-
2002
- 2002-08-20 JP JP2002239041A patent/JP2004075306A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008180768A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2016155660A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | コニカミノルタ株式会社 | 給紙装置および画像形成装置 |
US9796541B2 (en) | 2015-02-25 | 2017-10-24 | Konica Minolta, Inc. | Sheet feeder and image forming apparatus |
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