JP2004074496A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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cleaning
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Hidetomo Suwa
須和 英智
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Abstract

【課題】記録装置の寿命をのばす。
【解決手段】記録ヘッド5及び記録ヘッド5を搭載するキャリッジ1、キャリッジ1の走査を案内する案内棒2、キャリッジの位置制御をするための目盛りが刻まれたエンコーダ3、エンコーダ3の目盛りを読むための光学式センサ4(発光部4a及び受光部4b)、及び本発明におけるセンサ部に付着した汚れを除去するためのブレード6が示されている。ブレード6を取り付ける位置は、印字領域内だとキャリッジの位置が検出できないため、印字領域外に設けてある。ブレード6はシリコンゴムなどの弾性部材からなり、エンコーダ3に取り付けられている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被記録媒体上に所望の画像を形成するための記録装置に関し、特に記録ヘッドを搭載して走査するキャリッジの位置を特定するためのエンコーダに刻まれている目盛りの信号を読み取る光学式センサの汚れを除去する記録装置及び光学式センサ清掃方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータとディスプレイと入力装置と記録装置とからなり、オペレータがコンピュータ上で作成した文字や図形等の画像データを記録装置に通知し、記録装置によって紙や布などの被記録媒体上に画像を形成するプリントシステムがある。このようなプリントシステムの記録装置として、液状のインクを記録ヘッドと呼ばれるインク吐出部から被記録媒体に向けて吐出し、被記録媒体上に画像を形成するインクジェット記録装置が知られている。
【0003】
インクジェット記録装置のうち、記録ヘッドを被記憶媒体の送り方向と垂直な方向に走査させて1ライン毎に画像を記録する、いわゆるシリアル型のインクジェット記録装置には記録ヘッドが着脱自在に搭載され、被記録媒体の表面に沿って走査されるキャリッジを備えている。
【0004】
このようなキャリッジを走査させるためには、キャリッジの現在の位置を検出し、また移動する距離を制御する必要がある。キャリッジの位置を検出するための一方法として、走査方向の位置を検出するためのセンサであるエンコーダを利用する方法がある。
【0005】
このエンコーダには、磁気的方法で位置を表示するものや、光学的方法で位置を表示するものなどがある。光学的方法とはエンコーダの表面に貼付されたフィルム上に所定間隔の目盛りを設け、キャリッジに搭載されたエンコーダ解読部で目盛りを光学的に読み取り、キャリッジが通過した目盛りをカウントして位置を認識する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、インクジェット記録装置では、インクが吐出口から被記録媒体に向けて吐出される際、またはインクが被記録媒体に着弾する際に、霧状の微細なインクが空気中に浮遊することがある。この浮遊したインクは、被記録媒体やインクジェット記録装置の各部に付着し、それらを不要に汚してしまう。当然、浮遊したインクは、エンコーダやエンコーダに刻まれている目盛りを読むための光学式センサの発光部及び受光部にも付着することもあり、エンコーダに設けられた目盛りを読み取ることができなくなるおそれがあった。このような場合、インクジェット記録装置は、キャリッジの位置を把握できないため、正常な記録動作を行えなくなった。また、霧状のインクだけでなく、埃やゴミなどが付着した場合も同様にエンコーダの目盛りを読み取ることができなくなった。
【0007】
従来のインクジェット記録装置では、特開2001−191604に示されるようにエンコーダ自体の清掃に関する手段は存在したが、エンコーダの目盛りを読む側のセンサの汚れを清掃する手段はなかった。
【0008】
キャリッジの位置が検出不能になった場合、エンコーダの清掃はユーザ自身が行うことが可能であったが、センサについては不可能であり販売店などに依頼する他に方法がなかった。
【0009】
本発明の目的は、上記に示したような課題をエンコーダ自体にセンサを清掃するための手段を備えることにより、エンコーダの目盛りを読み取る光学式センサの汚れを簡単に除去することができるインクジェット記録装置、及びセンサ清掃方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係るインクジェット記録装置は、記録媒体に向けてインクを吐出させる記録ヘッド及び記録ヘッドを搭載するキャリッジを備え、そのキャリッジを記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に往復運動させるための機構を持ち、またその位置を制御するための目盛りが刻まれたエンコーダを装置本体に有し、キャリッジ側にはその目盛りを読むための光学式センサを有するインクジェットプリンタにおいて、その光学式センサを清掃するための手段を備えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0012】
〔実施の形態1〕
図1は、記録装置の一部のキャリッジ及びエンコーダ周辺の斜視図を示している。図1には記録ヘッド5及び記録ヘッド5を搭載するキャリッジ1、キャリッジ1の走査を案内する案内棒2、キャリッジの位置制御をするための目盛りが刻まれたエンコーダ3、エンコーダ3の目盛りを読むための光学式センサ4(発光部4a及び受光部4b)、及び本発明におけるセンサ部に付着した汚れを除去するためのブレード6が示されている。ブレード6を取り付ける位置は、印字領域内だとキャリッジの位置が検出できないため、印字領域外に設けてある。ブレード6はシリコンゴムなどの弾性部材からなり、エンコーダ3に取り付けられている。
【0013】
キャリッジ1に搭載された記録ヘッド5のノズル面は、印字終了後、開放しておくとインクがノズルに固着して穴がふさがってしまいインクが出なくなる恐れがある。それを防ぐために、記録装置には一般的にノズル面にキャップ(不図示)を行う仕組みがついている。印字終了後、記録ヘッド5がキャップ位置まで移動する際、キャリッジ1をエンコーダ3に取り付けたブレード6の部分を通過、あるいは往復運動させることでセンサ部に付着したインクや紙粉などの汚れを除去する。図2は、図1の斜視図を下方より見た図である。
【0014】
図3には、図2の方向から見た時のエンコーダ3に取り付けたブレード6の形状の一例を示している。ブレード6は除去したインクや紙粉などの汚れが再びセンサ4に付着したのではブレード6の意味がなくなるので、一度除去した汚れは再び付着しづらいような形状になっている。
【0015】
図4はブレード6とキャリッジ1に搭載されたセンサ4の関係を示した図である。ブレード6の大きさは図4に示すようにセンサの発光部及び受光部の隙間Lに対し、弾性部材であるブレードの通常の大きさをL1、弾性限界(変形限界)での大きさをL2とした場合、L2<L<L1となるようにする。以上の範囲でない場合には、清掃の機能が有効に発揮されない、もしくはブレードが大きすぎてセンサの隙間を通過できないといった現象が生じるからである。センサの機能を阻害するもしくは、センサに損傷を与えない範囲の大きさであることは言うまでもない。
【0016】
〔実施の形態2〕
次に、図5に本発明の第2の実施の形態を示す。図5はエンコーダ3に取り付けたブレード6の部分を拡大した図である。ブレード6に付着した汚れがどうしてもセンサ4に付着する可能性がある場合には、図5に示すようにブレード6のすぐ横にインクなどの液体を吸収する吸収体を取り付ける。また吸収体の大きさについて、図6に示すようにセンサの発光部及び受光部の隙間Lに対し、吸収体の通常の大きさをL3、変形限界での大きさをL4とした場合、L4<L<L3となるようにする。以上の範囲でない場合には、清掃の機能が有効に発揮されない、もしくは吸収体が大きすぎてセンサの隙間を通過できないといった現象が生じるからである。センサの機能を阻害するもしくは、センサに損傷を与えない範囲の大きさであることは言うまでもない。
【0017】
〔実施の形態3〕
次に図7に本発明の第3の実施の形態を示す。図7にあるように、ブレード6及び吸収体7が1つの場合や少なくセンサの清掃が不十分になると考えられる場合には、必要に応じて、ブレードの個数を増やしたり、位置を変更したりして対応させる。また図8のようにブレード6と吸収体7の配置をいろいろ組み合わせてもよい。またブレード6や吸収体7の取り付け間隔などの配置も変えてもよい。
【0018】
〔実施の形態4〕
次に図9に本発明の第4の実施の形態を示す。ブレード6及び吸収体自体が、霧状になったインクによって汚れる可能性もある。その場合には、図9に示すようにブレード及び吸収体が汚れないようにカバー8を装着する。その場合、センサの清掃時にはキャリッジ1(不図示)の移動する力を利用して、カバー8を開き、圧縮バネの力を利用してそのカバーを閉じる。カバー8は、図9のままではエンコーダに対して位置が安定しないため、位置が安定する機構及びストッパーなどの機構を設ける。
【0019】
カバー8の開口部とエンコーダ3の間には必ず隙間が生じるが、開口部の面積が大きいときには、図10に示すようにブレード6と同じような弾性部材を用いたカバー密閉用ブレード11で開口部を閉じ、できるだけインクや紙粉などの汚れがそのカバー8内に進入しないようにする。カバー密閉用ブレード11の代りに吸収体などを用いてもよい。
【0020】
また、図11に示すようにカバー内部には、ブレードなどの汚れを拭き取る吸収体などを装着させることもできる。
以上の清掃動作は、インクや紙粉などの汚れが固着してブレードや吸収体では除去できなくなる前に行う。
【0021】
【発明の効果】
以上の発明により、エンコーダの目盛りを読み取るセンサに汚れが付着した場合でもセンサの発光部及び受光部を常にきれいな状態に保つことができ、記録装置の寿命を大幅に延ばすことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンコーダセンサ清掃機能を備えた記録装置の一部を示した斜視図である。
【図2】図1の斜視図を下方より見た図である。
【図3】本発明の清掃機能の1つであるブレード形状の一例を示した図である。
【図4】図3においてブレードとセンサの関係を示した図である。
【図5】エンコーダに取り付けたブレード6の部分を拡大した図である。
【図6】図5において吸収体とセンサの関係を示した図である。
【図7】ブレードと吸収体の配置の一例を示した図である。
【図8】ブレードと吸収体の配置の一例を示した図である。
【図9】エンコーダに取り付けたセンサ清掃機能にカバーを取り付けた一例を示した図である。
【図10】図9においてカバーの開口部に密閉用の部材を取り付けた一例を示した図である。
【図11】図9においてカバー開口部に吸収体を取り付けた一例を示した図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ
2 案内棒
3 エンコーダ
4 エンコーダ読取りセンサ
4a センサ発光部
4b センサ受光部
5 記録ヘッド
6 ブレード
7 吸収体
8 カバー
9 圧縮バネ
10 本体装置側板
11 カバー密閉用ブレード
12 吸収体

Claims (8)

  1. 記録媒体に向けてインクを吐出させる記録ヘッド及び記録ヘッドを搭載するキャリッジを備え、そのキャリッジを記録媒体の搬送方向とは垂直な方向に往復運動させるための機構を持ち、またその位置を制御するための目盛りが刻まれたエンコーダを装置本体に有し、キャリッジ側にはその目盛りを読むための光学式センサを有するインクジェットプリンタにおいて、その光学式センサを清掃するための手段を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. センサを清掃するための手段をエンコーダ自体に持つことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. センサを清掃するための手段は、弾性部材からなるブレードからなることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. センサを清掃するための手段は、弾性部材からなるブレード及びインクなどの液体を吸収するための吸収体からなることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  5. センサを清掃するための手段はエンコーダの印字領域外にあることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  6. センサを清掃するための手段は、必要に応じて複数個有することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  7. センサを清掃するための手段は、必要でない場合には清掃部材にインクや紙粉などの汚れが付着しないようなカバーを有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  8. センサを清掃するための手段をエンコーダ自体に持ち、その手段を用いた清掃は、印字終了後にインクや紙粉などの汚れが固着する前に行うことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
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