JP2004074125A - ろ過装置 - Google Patents

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JP2004074125A
JP2004074125A JP2002269198A JP2002269198A JP2004074125A JP 2004074125 A JP2004074125 A JP 2004074125A JP 2002269198 A JP2002269198 A JP 2002269198A JP 2002269198 A JP2002269198 A JP 2002269198A JP 2004074125 A JP2004074125 A JP 2004074125A
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JP2002269198A
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Minoru Tsuchiya
土屋 実
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TAIGA BUSSAN KK
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TAIGA BUSSAN KK
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Abstract

【課題】吸着機能をもつろ材を使用するろ過装置において、吸着機能回復のためにろ材を交換する頻度が高い場合に、新ろ材の補給、廃ろ材の搬出を自在とすること。
【解決手段】新ろ材の補給のために、新ろ材供給管、新ろ材貯留槽、送気管、新ろ材エアリフト管、新ろ材エアリフト流出管を設けて補給する。
廃ろ材の搬出のためには、ろ過槽のエアリフト管、送気管、廃ろ材移送管の運転にて、廃ろ材を廃ろ材貯留槽に流入貯留し、廃ろ材移送ポンプ、インジェクターを設けて廃ろ材を系外へ搬送する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ろ材として石炭系、または木炭系活性炭等を利用するろ過装置において、下水の二次処理水中のCOD,臭気成分、色素等を吸着除去する高度処理に係わるものである。又、上水処理に利用し、同様にCOD,臭気成分等を吸着除去し飲用とするもので、本技術は上・下水処理分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般のろ過装置においてはろ過機能の回復は洗浄により行うが、石炭系、木炭系ろ材、例えば活性炭を使用するろ過装置においては、ろ材の目詰まり等により吸着機能の寿命が比較的短く、洗浄による方法にては機能回復は難しいので、ろ材の交換が必要となる。このような場合にはカートリッジ方式により交換するのが一般的である。また、直接ろ材全量の交換を行う方式も一部行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ろ過装置のろ材として活性炭のように比表面積の大きいポーラスな材料を使用する場合に、一定期間使用すると洗浄により本来の吸着機能を回復出来ない状態となり、ろ材を交換する必要が生ずる。即ち、
第1に新ろ材の補給と廃ろ材の搬出を自在とするシステムを構成することである。
第2は、新ろ材の補給装置として、ろ材の搬入、一時的貯留、ろ材の搬出、ろ過槽への流入に係わる一連の装置を設けること。
第3は、廃ろ材の引抜き搬出装置として、廃ろ材引抜き、搬送、貯留、移送に係わる一連の装置を設けること、である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わるろ過装置は、石炭系、木炭系ろ材、樹脂系ろ材、無機系ろ材その他の比表面が大きいろ材を使用し、ろ過機能と吸着機能を期待するもので、汚濁物による目詰まりを平常は洗浄で機能回復するが、表面のポーラス部による吸着機能は使用時間により機能が低下する。この吸着機能の回復は交換による方法が唯一の方法である。従って、
第1の課題に対しては、ろ材の交換に係わる基本方式として、新ろ材の補給装置と廃ろ材の引抜き搬出装置を設け、補給と搬出を自在とするシステムを提案するものである。
【0005】
第2の課題に対しては第1の課題の補完システムとして、新ろ材貯留槽(11)、新ろ材搬入管(14)、貯留槽エアリフト管(12)、流入管(12a)により新ろ材補給装置を構成する。
第3の課題に対しては前項と同様に第1項の補完システムとして、廃ろ材貯留槽(15)を設け、ろ過槽(1)のエアリフト管(2)と廃ろ材移送管(19)、移送弁(19a)により連結し、同時に廃ろ材移送ポンプ(16)、インジェクター(17)を設け接続する。
【0006】
【発明の実施の形態】
この発明に係わる装置は、課題解決のために前述のように構成されている。
ろ過装置は、ろ過槽(1)、エアリフト管(2)、ろ材(3)、原水流入管(5b)、処理水分離筒(6)、洗浄筒(7)等により構成されていて、ろ材は、主としてポーラス状の活性炭を使用する場合であり、原水中のCOD,臭気成分、色素等を吸着する高度処理作用を目的としている。本ろ過装置は、汚濁負荷により異なるが、連続ろ過を行うと数ケ月で吸着機能を失う場合もあり、交換を要する。
【0007】
本発明によると、貯留槽(11)内の新ろ材(13)に対して送気管(4b)より空気を送り、エアリフト(12)を作動運転し、新ろ材(13)を上部へ押し上げ、新ろ材流出管(12a)を経てろ過槽(1)上部に補給する。
同時に、ろ過槽(1)内の廃ろ材(20)は、エアリフト管(2)に送気し廃ろ材(20)を上部へ押し上げ、廃ろ材移送弁(19a)を開とし、廃ろ材移送管(19)を経て廃ろ材貯留槽(15)へ流入する。廃ろ材貯留槽(15)の下部にはインジェクター(17)、廃ろ材移送ポンプ(16)が連結されて廃ろ材(20)を系外へ搬出する。補給と搬出は同時が良いが、少量であるなら別々でも良い。また、ろ過運転中でも良い。
【0008】
【実施例】
図1は、本発明の実施状態を示すろ過装置の断面図である。
比重が1より大きいろ材を使用する移床式ろ過装置は、下部に原水を流入し上向流にてろ過処理を行う、下部が円錐形をしており、ろ材(3)を下部で引抜きエアリフト管(2)で上部に押し上げて流出させて、さらに洗浄筒(7)に流入させ、ろ過槽(1)と洗浄筒(7)と処理水分離筒(6)の水位差を利用して、汚濁物は上方に流出させ汚水移送管(9)により系外に搬出し、ろ材は下方に自重で沈降分離する。連続ろ過を続行すると、ろ材の吸着機能は次第に減少して計画値を下回り交換する必要が生ずる。
【0009】
ろ材の交換のサインがでると、新ろ材補給装置と廃ろ材移送装置は運転作動を開始する。新ろ材貯留槽(11)に貯留した新ろ材(13)は、新ろ材貯留槽エアリフト管(12)に送気し、新ろ材(13)をろ過槽(1)へ移送する。同時に、ろ過槽(1)の廃ろ材にたいしてはエアロフト管(2)に送気し、廃ろ材(20)を上部に押し上げ、廃ろ材移送弁(19a)を開とし移送管を経て廃ろ材貯留槽(15)へ流入させる。廃ろ材貯留槽の下部にはインジェクター(17)、廃ろ材移送ポンプ(16)を接続して適宜運転し廃ろ材を系外に搬出する。
【0010】
【発明の効果】
本発明により、高度処理を行うろ過装置は、全体のシステムとして簡易となり、取扱い易く、使用し易くなる。さらに、交換頻度の高いろ材を使用する場合には必要不可欠となる。今後、上下水道界においては、安価で吸着機能は十分にあるが、寿命は短かいろ材であっても、交換が容易で総体的にローコストの高度処理装置が必要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ろ材交換自在型移床式ろ過装置の断面図
【符号の説明】
1は、ろ過槽
2は、エアリフト管
2aは、ろ材拡散傘
3は、ろ材
4は、送風機
4aは、送気管
5は、原水ポンプ
5bは、原水流入管
6は、処理水分離筒
7は、洗浄筒
8は、処理水移送管
9は、汚水移送管
10は、オーバフロー管
11は、新ろ材貯留槽
12は、新ろ材貯留槽エアリフト管
12aは、新ろ材エアリフト流出管
13は、新ろ材
14は、新ろ材供給管
14aは、新ろ材流入管
15は、廃ろ材貯留槽
16は、廃ろ材移送ポンプ
17は、インジェクター
18は、新ろ材貯留槽連通管
18aは、廃ろ材貯留槽連通管
19は、廃ろ材移送管
19aは、廃ろ材移送弁
20は、廃ろ材

Claims (3)

  1. 底部が円錐形又は角錐形のろ過槽に比重が1より大きい粒状ろ材を充填し、上向流又は下向流にてろ過し、ろ材はろ過槽錐体下部よりエアリフト管によりろ過槽上部に移送し洗浄循環する移床式ろ過装置において、新ろ材を随時補給可能とする供給装置と、同時に廃ろ材を引抜き搬出する搬出装置を設け、ろ材の補給と搬出を自在とすることを特長とする移床式ろ過装置。
  2. 請求項1の移床式ろ過装置において、ろ材を水流搬送により貯留槽に搬入供給し、貯留槽内にエアリフト管、流入管を設けて、上部よりろ過槽に投入補給することを特長とする移床式ろ過装置。
  3. 請求項1の移床式ろ過装置において、ろ過槽のエアリフト管の中途に引抜き管、弁を設け、自在に廃ろ材を引抜くことを特長とする移床式ろ過装置。
JP2002269198A 2002-08-13 2002-08-13 ろ過装置 Pending JP2004074125A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130585A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Koyo Giken:Kk 活性炭吸着装置
JP2011016070A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Kurita Water Ind Ltd 吸着塔

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