JP2004074117A - 紙カップ検査における良否仕分け排出装置 - Google Patents

紙カップ検査における良否仕分け排出装置 Download PDF

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Yuriko Nagaoka
長岡 祐里子
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Abstract

【課題】シューターの取り回しが制約されることなく、低コストで場所を取らない良否仕分けの方法及び装置の排出機構を提供することを課題とする。
【解決手段】課題を解決するための第1の発明は、紙容器等の製品検査装置に付帯する排出装置であって、製品の排出路を形成し分岐から二股に別れるY字形状のシューターと、このシューターを通過する製品を検知するセンサと、前記分岐にて製品の排出経路を切り替える仕分け部と、前記仕分け部を制御する制御部と、により構成され、前記製品通過検知センサは前記分岐の直前に設置され、前記制御部は、各製品が通過したことを前記センサが検知した信号を受けて、前記製品検査装置による個々の製品の検査結果信号に従って前記仕分け部に対していずれの排出口へ導くかの制御信号を送ることにより、良品不良品を分別して排出する排出装置、により上記課題を解決する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙カップ等の検査装置における良否仕分けの方法及び装置、特に、紙カップの生産工程における製品検査において、良品、不良品を検査機により判別し、その結果により製品を仕分け、装置からの排出をエアシュートにて行う良品不良品を分別して排出する排出装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、製品の検査機においては、装置内に良品と不良品の排出経路がそれぞれ設けられており、洩れや外観、異物等の検査結果を基に良品は良品排出部にて排出され、また不良品は不良品排出部にて排出されている。図1は紙容器等の比較的軽量な製品を扱う典型的な従来装置を示す。架台8には円形のステージ9が一定速度で回転しており、紙カップは供給口11にて回転ステージ9に備えられている検査チャンバーにセットされる。回転ステージ9および検査チャンバーは一定速度で回転しており、ほぼ半周する間に良品か不良品か検査され不良品の場合は不良品排出口13に到達した時点で、エアの作用により不良品排出用のエアシュータ15へ排出される。良品と判定された製品は、不良品排出口13を通過して良品排出口14からエアの作用により良品排出用エアシュータ16により排出される。したがってこのような装置では、排出用のシューターラインが2セット必要となる為、装置のコストは高くなり、床占有面積が大きくなってしまうことが多い。
【0003】
途中で二股に分かれるY字形状のエアシュータを用いて、シュータラインを1セットとした従来装置も使用されている。製品の検査機において、1つの排出経路より、良品と不良品を排出し、途中の分岐箇所で良品と不良品をそれぞれの排出路に導く方法である。図2はそのような従来装置を模式的に表したものである。図2では、良品も不良品も同一の排出口13からY字形状のエアシュータ17により排出される。エアシュータ17の分岐には仕分け部(図示せず)が設けられていて、この仕分け部の動作により製品が二つの排出路のうちいずれかに導かれる。このような方法を用いる場合、仕分けの動作タイミングはシーケンサ等の制御プログラムにタイマーを設け、製品が排出されて数秒後に仕分け動作を行うと言った具合に調整していた。良品または不良品を排出口13から排出した後、製品が分岐箇所に近づくまでの適当なタイミングで、仕分け部を構成するエアシリンダのオンオフを行わせて、排出する製品を良品または不良品の判定結果に応じて適切に分岐させる必要がある。しかしながら、排出口13(エアシュータ17の入口)からエアシュータ17の分岐に設置する仕分け部までの距離が長いと、製品がエアシュートされる速度がばらつくことにより、プログラムされた仕分けの動作タイミングと実際の製品が分岐に差し掛かるタイミングが合わず、排出路での詰まりが生じる。これを避けるためには、排出口13から仕分け部間の距離を短くとればよいが、そうするとシューターの取りまわしが制約されてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題点を考慮してなされたものであり、シューターの取り回しが制約されることなく、低コストで場所を取らない良否仕分け排出装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するための第1の発明は、紙容器等の製品検査装置における排出装置であって、製品の排出路を形成し分岐から二股に別れるY字形状のシューターと、このシューターを通過する製品を検知するセンサと、前記分岐にて製品の排出経路を切り替える仕分け部と、前記仕分け部を制御する制御部と、により構成され、前記製品通過検知センサは前記分岐の直前に設置され、前記制御部は、各製品が通過したことを前記センサが検知した信号を受けて、前記製品検査装置による個々の製品の検査結果信号に従って前記仕分け部に対していずれの排出口へ導くかの制御信号を送ることにより、良品不良品を分別して排出する排出装置である。仕分け部は、電気的に制御可能なエアシリンダ等を用いて実現できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて、本発明の一実施形態である装置3を説明してゆく。
【0007】
図3は、本発明に係る良否仕分け排出機構を備えた装置構成を示した図である。
本装置は紙カップの供給部10、検査部12(図示せず)、排出部20、仕分け部30、センサ31、制御部40より構成される。ここで検査部12は製品(紙カップ)について何らかの検査を行う部分である。以下の説明では紙カップの洩れ検査を例として説明する。
【0008】
検査装置3は架台8上に回転ステージ9を備える。回転ステージ9には等間隔で複数個の検査チャンバー19が搭載されている。供給部10は、製品を案内して供給口11から製品を検査チャンバー19に供給する。検査装置3が稼動している間、回転ステージ9は一定速度で回転する。検査部12は、検査チャンバー19に封入された製品に対してそれぞれのチャンバーが供給口11から排出口23まで回転する間にそれぞれのカップの洩れ検査を行う。
【0009】
検査部12は、チャンバーに封入している紙カップが良品または不良品かを判定し、その結果を制御部40に伝える。検査を終えた製品は、排出口23から排出部20の働きにより排出口24または25のいずれかから排出される。排出部20はエアシュータとして実現することができる。
【0010】
仕分け部30は、紙カップを良品か否かの結果によって製品を排出口24または25のいずれかに行くか切替えを行うガイド33とガイド33を駆動するエアシリンダ32とからなる。センサ31とエアシリンダ32とは制御部40と接続され、センサ31の信号は制御部40に伝えられ、制御部40の信号によりエアシリンダ32は駆動される。センサ31は仕分け分岐の直前の上流側に取付けられる。図4は、仕分け部30の動作を説明する図である。エアシリンダ32がオンオフされることにより、ガイド33により紙カップの排出経路が切替えられる様子を示している。
【0011】
次に紙カップの良否仕分け方法を具体的に説明する。図5に、この仕分けの手順を表したフロー図を示す。まず、供給部10よりカップを装置3の回転ステージ9上の検査チャンバー19に供給する(S01)、そして検査部12にて洩れ検査を行い(S02)、排出部20にて紙カップを排出する(S04)。洩れ検査結果は制御部40に伝えられ記憶されている(S03)。紙カップが排出ダクトのセンサ31を通過した時、その通過を検知する信号が制御部40に伝えられ(S05)、制御部は、良品か不良品かに応じてエアシリンダ32をオンさせる信号か、エアシリンダ32をオフさせる信号を出力する(S10、S11)。制御部40はシーケンサを用いて構成することができる。
【0012】
以上、装置3の構成とすることにより、1つの排出経路で、製品検査結果の良否により製品の排出経路を切り替えることが可能になる。以下、本発明に係る装置の長所を整理する。
1)Y字形状のエアシューターを用いることにより、良品、不良品それぞれのエアシュータ設備が不要になり、小型で安価な装置とすることができる。
2)Y字形状のシューターにおける仕分けの動作タイミングは、製品がセンサ31を通過するタイミングで決定されるので、制御部40が仕分け部30に信号を出すタイミングを調整する必要がないため調整作業の時間が短縮される。
3)製品のエアシュートされる速度に違いが生じても、製品がセンサ31を通過するタイミングに基づいて仕分け動作を行うため、排出口23から排出部30(エアシュータ)の分岐までが長くなっても常に正確に仕分け動作を行うことができる為、排出口23から仕分け部30の間の距離に制約がなくなり、シューターの取りまわしの自由度が増す。
【0013】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明により、シューターの取り回しに制約されることなく、低コストで場所を取らない検査装置に付帯する製品排出機構が実現できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な従来装置1の説明図である。
【図2】従来装置2の説明図である。
【図3】本発明に係る良品不良品仕分け排出装置3の説明図である。
【図4】仕分け部30の動作説明図である。
【図5】本発明に係る良品不良品仕分け排出装置の制御の流れを説明するブロック図である。
【符号の説明】
1     従来装置
2      従来装置
3      本発明の装置
8      架台
9      回転ステージ
10    供給部
11    供給口
12    検査部
19    検査チャンバー
20    排出部
23    排出口
24    排出口
25    排出口
30    仕分け部
31    センサー
32    エアシリンダ
33    ガイド
40    制御部

Claims (1)

  1. 紙容器等の製品検査装置における排出装置であって、製品の排出路を形成し分岐から二股に別れるY字形状のエアシューターと、このエアシューターを通過する製品を検知するセンサと、前記分岐にて製品の排出先を切り替える仕分け部と、仕分け部を制御する制御部と、により構成され、前記製品通過検知センサは前記分岐の直前に設置され、前記制御部は、各製品が通過したことを前記センサが検知した信号を受けて、前記製品検査装置による個々の製品の検査結果信号に従って前記仕分け部に制御信号を送ることにより、良品不良品を分別して排出する排出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102300791B (zh) * 2009-01-30 2015-04-01 罗伯特·博世有限公司 用于运送物品的输送装置
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CN110665840A (zh) * 2019-10-12 2020-01-10 贾涛 一种纸杯生产用自动收取设备

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