JP2004074064A - 有機物処理装置 - Google Patents

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加藤 一男
Kazuto Kawasaki
川崎 和人
Masayuki Kayamori
萱森 雅之
Masao Ikeda
池田 政雄
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Abstract

【課題】生ごみ等の有機物を生ごみ等を細かく破砕しながら攪拌・混合できるようにする。
【解決手段】微生物の担体を収納して生ごみ等の有機物を分解、発酵処理するステンレス製の処理槽2を設ける。処理槽2に生ごみを攪拌・混合する攪拌手段3を設け、この攪拌手段3は取付フレーム3に破砕手段10を設ける。攪拌手段3の回転駆動軸8に破砕手段10の駆動軸11を外装し、これを処理槽2に固定する。可動破砕刃1の破砕軸15を攪拌手段3は取付フレーム3に軸支し、これら破砕軸15の固定歯車12と駆動軸11を可動歯車16が噛合させる。これにより、攪拌手段3の回転時に固定破砕刃17と3枚の可動破砕刃17Aが相互に逆回転し、処理槽1内に投入された生ごみが固定破砕刃17及び可動破砕刃17Aとによって細かく破砕される。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品の製造・流通・消費等で排出される生ごみ等の有機物を処理する有機物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭等から排出される生ごみ等の有機物を処理する装置の開発が行われているが、こうした有機物処理装置を使用して生ごみ等を分解・発酵処理する場合、肉の塊や魚の頭、大きな調理屑が混じっていると、所定時間内で処理が終わらない状況が発生する。このような問題を回避するため、前処理として生ごみ等を破砕装置で細かく破砕した上で、細かく破砕したものを有機物処理装置に投入する方法が採用されている。
【0003】
このように、有機物処理装置で処理する前に生ごみ等を破砕装置で細かく破砕する場合、破砕装置で破砕する手間、破砕装置を稼動するコスト、破砕装置で処理した破砕物を有機物処理装置に投入する手間等、多くの課題を有していた。さらに、破砕装置を使用したままにしておくと装置に付着した生ごみが腐敗し、それが悪臭となってしまうため必ず洗浄が必要となる。このため、洗浄した洗浄水を排水する排水溝、浄化槽等の工事・設備が必要で構造も複雑化するという問題がある。
【0004】
このような手間を極力、軽減するため、図9に示すように、攪拌手段99を備えた処理槽100の上部に破砕機105を内蔵したホッパー部106を設けた構造の有機物処理装置110も知られている。この種の有機物処理装置110は、ホッパー部106の投入口106Aに設けた開閉蓋107を開けてホッパー部106に生ごみを投入した後、開閉蓋107を閉めて運転を開始すると、順次破砕機105で破砕した生ごみを処理槽100に落下させ、処理槽100内で分解・発酵処理するものである。
【0005】
このような構造の有機物処理装置110は、ホッパー部106を投入し、順次破砕機105で破砕した生ごみを連続的に処理できるから、破砕装置105で破砕した生ごみ等を回収し、これを処理槽100を投入する手間は掛からない。しかし、破砕装置105の部分に多くの生ごみが残留するため、結果として悪臭の発生源となってしまう。このため、こうした悪臭を解消するため、例えば、ホッパー部106に向けて洗浄液を噴射するために洗浄ノズル108や洗浄液を供給すために配管109などの洗浄手段が必要となる。また、処理槽100上に破砕装置105を内蔵するホッパー部106を配置することから、装置が大型化するとともに、有機物処理装置110の駆動手段とは別に破砕装置105を駆動するモータ109も必要となり、製造コストの上昇を招くものであった。
【0006】
本発明は上記問題点を解決しようとするものであり、破砕装置と有機物処理装置とをコンパクトに一体化し、破砕装置と有機物処理装置の駆動源を共通化を図るとともに、洗浄手段も不要な有機物処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の有機物処理装置は、物質を分解、発酵する生物を収納し、ごみ等の物質を分解処理する処理槽と、攪拌手段を有し、前記処理槽に前記物質を破砕する破砕手段を備えたものである。
【0008】
上記構成により、有機物処理装置の処理槽に生ごみを投入すると、生ごみは、攪拌手段により、攪拌・混合されるとともに、破砕手段が駆動し、攪拌手段で生ごみと微生物の担体を攪拌混合しながら、同時に破砕手段で生ごみを破砕することができる。
【0009】
本発明の請求項2の有機物処理装置は、前記請求項1の有機物処理装置において、前記破砕手段を歯車と刃で構成したものである。
【0010】
これにより、駆動源の回転が歯により刃に伝達され、処理槽内に投入された生ごみが複数の刃によって細かく破砕される。
【0011】
本発明の請求項3の有機物処理装置は、前記請求項1又は2の有機物処理装置において、前記破砕手段が、前記刃を複数段積み重ねて構成されているものである。
【0012】
これにより、処理槽内に投入された生ごみは複数の刃よって細かく破砕されることになる。
【0013】
本発明の請求項4の有機物処理装置は、請求項1又は3記載の有機物処理装置において、歯車及び前記刃の径を変えたものである。
【0014】
これにより、駆動源の回転が歯車により刃に伝達され、刃が回転するが、この時、相互に噛み合う歯車の径を変えることにより、隣接する刃の回転速度が異なるとともに、大小の刃を組み合わせることで、刃の間に生ごみを巻き込み易くなり、破砕性が高まる。
【0015】
本発明の請求項5の有機物処理装置は、請求項1に記載の有機物処理装置において、前記前記破砕手段を歯車で構成し、その歯車部をケースに収納したものであるから、ケースで歯車の噛み合せ部が覆われ、歯車の噛み合せ部に生ごみが巻き込まれない。
【0016】
本発明の請求項6の有機物処理装置は、請求項1に記載の有機物処理装置において、前記破砕手段を歯車で構成し、その歯車部を破砕部より上位に位置させたものである。
【0017】
これにより、歯車と処理槽に投入される生ごみとの接触を可及的に抑えることができ、歯車の噛み合せ部への生ごみの巻き込みを効果的に抑えることができる。
【0018】
本発明の請求項7の有機物処理装置は、請求項1に記載の有機物処理装置において、前記破砕部をスプロケットとチェーンで構成したものである。
【0019】
これにより、スプロケットとチェーンの間に生ごみを巻き込むことで、生ごみが破砕される。
【0020】
本発明の請求項8の有機物処理装置は、請求項7記載の有機物処理装置において、前記スプロケットと前記チェーンをダブルピッチで構成したものである。
【0021】
これにより、スプロケットとチェーンの間に巻き込んだ生ごみがスプロケットとチェーンの噛み合せ部から抜け易くなるから、破砕効率が向上する。
【0022】
【発明の実施形態】
以下、本発明の有機物処理装置の一実施例について、添付図面である図1及び図2を参照しながら説明する。1は有機物処理装置のケーシングであり、このケーシング1の内部に有機物を分解、発酵する微生物の担体を収納し、投入される生ごみ等の有機物を分解、発酵処理するステンレス製の処理槽2が設けられている。この処理槽2は、円筒形であり、内部に投入される有機物と収納された担体を攪拌混合する攪拌手段3を備えている。前記攪拌手段3は、図2に示すように、ほぼコ字枠状のフレーム体4と前記処理槽2に内周面に沿う円弧状のフレーム5と、これらフレーム体4,5の角部から中心方向に向かう4本の取付フレーム6を備え、この取付フレーム6に複数の攪拌部材7を固定している。
【0023】
前記取付フレーム6の中心には前記処理槽2の中心に位置して垂直方向に貫通する回転駆動軸8が一体的に固定され、回転駆動軸8の一端に連結した駆動モータ9によって攪拌手段3を構成するフレーム体4,5及び攪拌部材7を回転するように構成している。
【0024】
10は前記処理槽2に投入される生ごみ等を破砕する破砕手段であり、この破砕手段10の駆動軸11は、中空状に形成され、前記回転駆動軸8の外側に回動自在に枢着して前記処理槽1の底部に一体的に固定している。この駆動軸11の上端部には固定歯車12が固定されるとともに、駆動軸11の下部には複数の固定破砕刃17が一定間隔毎に固定されている。また、前記取付フレーム6には上下一対の受板13,13を備えた破砕フレーム14が固定され、この破砕フレーム14の前記受板13,13間に複数の破砕軸15が架設されている。これら破砕軸15は、前記破砕手段10の駆動軸11と平行するように相互に間隔をおいて並設されている。これら破砕軸15の上端部には相互に噛み合う可動歯車16が固定され、この可動歯車16と前記破砕軸15に固定した固定歯車12と噛み合っている。これら固定歯車12と可動歯車16は前記破砕フレーム14の上部に設けたケース14A内に収容されている。また、破砕軸15の下部には相互に平行する複数の可動破砕刃17Aが固定され、これら可動破砕刃17Aと前記固定破砕刃17の固定破砕刃17とは互い違いに配列され、固定破砕刃17の間に隣接する可動破砕刃17Aが配置され、さらに、その可動破砕刃17Aの間に隣接する固定破砕刃17配置されるようになっている。また、前記各破砕刃13,17はそれぞれ駆動軸11及び破砕軸15に外装するスペーサ18を介して複数積み重ねて構成し、かつ、これら隣接する固定破砕刃17と可動破砕刃17Aの外径寸法を変えている。すなわち、本実施例では、1枚の固定破砕刃17と3枚の可動破砕刃17Aが交互に大・小・大・小の順に配列されている。なお、20は前記処理槽1の底部外面に固定された加熱手段として面ヒータである。
【0025】
以上のように構成される本実施例においては、有機物処理装置のケーシング1に設けた開閉蓋1Aを開いて処理槽1に生ごみを投入する。この後、駆動モータ9と面ヒータ20をオンすると、駆動モータ9により、回転駆動軸8が回転し、攪拌手段3を構成する各フレーム体4,5、攪拌部材7及び前記攪拌手段3固定された破砕フレーム14とこの破砕フレーム14に組み付けられた3枚の可動破砕刃17Aが回転する。この時、回転駆動軸8と同軸的に設けた駆動軸11は処理槽2に固定されているから、回転せず静止した状態のままであるのに対し、破砕フレーム14に固定される複数の破砕軸15は回転駆動軸8を中心として攪拌手段3のフレーム4,5と同体的に回転する。そして、これら駆動軸11と各破砕軸15の上端部にはそれぞれ相互に噛み合う固定歯車12と可動歯車16が一体的に固定されているため、静止した駆動軸11の固定歯車12と、これと隣接する破砕軸15に固定した可動歯車16とが噛み合うとともに、隣接する3枚の可動破砕刃17A、17、17の可動歯車16が相互に噛み合うことから、これら固定破砕刃17と3枚の可動破砕刃17Aが相互に逆回転し、処理槽1内に投入された生ごみが固定破砕刃17及び可動破砕刃17Aとによって細かく破砕される。こうして破砕した生ごみと微生物の担体は、処理槽2内で回転する攪拌部材7で攪拌混合され、面ヒータ20によって処理槽2を加熱することによって、攪拌混合された生ごみを発酵させて生ごみを処理することができる。こうして生ごみを処理した後、処理槽2から残渣を排出し、再び処理槽2内に生ごみを投入し、以後、同様な手順を繰り返す。
【0026】
以上のように、本実施例においては、処理槽1の内部に破砕手段10を設けているため、生ごみを処理する前段階で生ごみを細かく破砕するなどの手間も不要であるとともに、細かく破砕した生ごみを破砕装置から処理槽2に移すといった手間も掛からず、処理する生ごみを直接、処理槽2に投入することができる。また、破砕手段10は、固定破砕刃17と3枚の可動破砕刃17Aで構成され、これら固定破砕刃17と3枚の可動破砕刃17Aに設けた固定歯車12と可動歯車16を噛み合わせて相互に逆方向に回転させることで生ごみを効果的に破砕することができるとともに、固定破砕刃17と3枚の可動破砕刃17Aがぞれぞれの駆動軸11と破砕軸15に外装するスペーサ18を介して複数積み重ねて構成し、かつ、固定破砕刃17と複数枚の可動破砕刃17Aが交互に大・小・大・小の順となるように配列されているから、固定破砕刃17と可動破砕刃17Aとによって生ごみを短時間で効果的に破砕することが可能となる。また、固定破砕刃17と可動破砕刃17Aの固定歯車12と可動歯車16は破砕フレーム14の上部に設けたケース14A内に収容されているから、固定歯車12と可動歯車16の噛合部分に生ごみが噛み込まれることがないため、固定破砕刃17及び可動破砕刃17Aの動作が安定するとともに、固定破砕刃17及び可動破砕刃17Aのメンテナンスも容易である。さらに、生ごみを破砕する破砕手段10を処理槽1内に配置することにより、破砕手段10を洗浄する必要が無い。これにより、破砕手段10を洗浄する噴射ノズルや配管といった洗浄設備も不要であるうえ、破砕手段10の駆動源として攪拌部材7の駆動モータ9を利用しているので、破砕手段10を駆動するための専用の駆動源も不要である。このため、構造も簡単であり、製造コストを引き下がることができるとともに、破砕用のホッパーも不要であるから、装置全体のコンパクト化が可能であるから、装置全体を小型化することができる。
【0027】
図5〜図8は、本発明の第2実施例を示しており、前記第1実施例と同一機能を有する部分には同一符号を付し、重複する部分の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
【0028】
前記第1実施例においては、破砕手段10を固定破砕刃17と可動破砕刃17Aで構成し、これら固定破砕刃17と可動破砕刃17Aを回転駆動するために、駆動軸11と破砕軸15に固定歯車12と可動歯車16を設けた例を示したが、本実施例においては、破砕手段30を固定スプロケット31と、可動スプロケット32及びこれら各スプロケット31,32に掛け渡した無端状チェーン33とで構成している。前記固定スプロケット31は、攪拌手段3の回転駆動軸8に外装する固定軸34を有しており、その一端を処理槽2の底部に固定している。また、前記回転駆動軸8には、スプロケット押え35が固定され、このスプロケット押え35の先端側に前記可動スプロケット32を回動自在に軸支している。なお、図8に示すように、前記固定スプロケット31と可動スプロケット32の間に掛け渡した無端状チェーン33はダブルピッチで噛み合うように構成している。
【0029】
以上にように構成される本実施例においては、有機物処理装置のケーシング1に設けた開閉蓋1Aを開いて処理槽1に生ごみを投入する。この後、駆動モータ9と面ヒータ20をオンすると、駆動モータ9により、回転駆動軸8が回転し、攪拌手段3を構成する各フレーム体4,5、攪拌部材7及び前記回転駆動軸8に固定されたスプロケット押え35が回転する。この時、回転駆動軸8と同軸的に設けた固定スプロケット31は処理槽2に固定されているから、回転せず静止した状態のままであるのに対し、回転駆動軸8に固定したスプロケット押え35と、このスプロケット押え35に回動自在に枢着した可動スプロケット32は回転駆動軸8と同体的に回転する。これにより、スプロケット押え35に回動自在に枢着した可動スプロケット32は無端状チェーン33によって回転し、その回転力によって処理槽1内に投入された生ごみを無端状チェーン33と各スプロケット31,32との間に巻き込んで順次破砕する。すなわち、駆動モータ9により攪拌手段3で生ごみと微生物の担体を攪拌混合しながら、同時に各スプロケット31,32と無端状チェーン33で生ごみを破砕することができる。
【0030】
以上のように、本実施例においては、処理槽1の内部に破砕手段30を設けているため、前記第1実施例と同様、生ごみを処理する前段階で細かく破砕するなどの手間も不要であるとともに、細かく破砕した生ごみを破砕装置から処理槽2に移すといった手間も掛からず、処理する生ごみを直接、処理槽2に投入することができる。また、破砕手段30は、各スプロケット31,32と無端状チェーン33で構成され、これら各スプロケット31,32と無端状チェーン33の間に生ごみを巻き込んで効果的に破砕することができる。各スプロケット31,32と無端状チェーン33をダブルピッチで噛み合うように構成しているから、各スプロケット31,32と無端状チェーン33の間に生ごみを巻き込んで破砕する際、各スプロケット31,32と無端状チェーン33の噛み合わせ部分から抜け易くなるため、破砕効率も良好である。
【0031】
以上、本発明の実施例について詳細したが、本発明は、前記各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、処理装置の全体的形状や各攪拌部材あるいは破砕部材の数などの基本的構成は、適宜選定すればよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明の請求項1の有機物処理装置によれば、処理槽の内部に破砕手段を設けているため、生ごみを処理する前段階で生ごみを細かく破砕するといった手間も不要であるとともに、細かく破砕した生ごみを破砕装置から処理槽に移すといった手間も掛からず、処理する生ごみを直接、処理槽に投入することができる。さらに、生ごみを破砕する破砕手段を処理槽内に配置することにより、破砕手段を洗浄する噴射ノズルや配管といった洗浄設備も不要であるうえ、破砕用のホッパーも不要であるから、装置全体のコンパクト化が可能であるから、装置全体を小型化することができる。
【0033】
本発明の請求項2の有機物処理装置によれば、処理槽に投入された生ごみが刃によって細かく破砕され、生ごみを効率的に破砕することができる。
【0034】
本発明の請求項3の有機物処理装置によれば、処理槽内に投入された生ごみは刃よって細かく破砕され、生ごみを効率的に破砕することができる。
【0035】
本発明の請求項4の有機物処理装置によれば、駆動源の回転が歯車により刃に伝達され、刃が回転するが、この時、相互に噛み合う歯車の径を変えることにより、隣接する刃の回転速度が異なるとともに、大小の刃を組み合わせることで、刃の間に生ごみを巻き込み易くなるため、生ごみをより効率的に破砕することができる。
【0036】
本発明の請求項5の有機物処理装置によれば、ケースで歯車の噛み合せ部を覆うことにより、歯車の噛み合せ部に生ごみが巻き込まれないから、破砕効果を長期に渡って安定的に維持できる。
【0037】
本発明の請求項6の有機物処理装置によれば、歯車と処理槽に投入される生ごみとの接触を可及的に抑えることができ、歯車の噛み合せ部への生ごみの巻き込みを効果的に抑えることができる。
【0038】
本発明の請求項7の有機物処理装置によれば、スプロケットとチェーンの間に生ごみを巻き込んで生ごみを効果的に破砕することができる。
【0039】
本発明の請求項8の有機物処理装置によれば、スプロケットとチェーンの間に巻き込んだ生ごみがスプロケットとチェーンの噛み合せ部から抜け易くなるから、破砕効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す有機物処理装置の断面図である。
【図2】同上処理槽の平断面図である。
【図3】同上破砕ケースの平面図である。
【図4】同上有機物処理装置の正面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す有機物処理装置の断面図である。
【図6】同上処理槽の平断面図である。
【図7】同上破砕部を示す要部の斜視図である。
【図8】同上ダブルピッチで噛み合う無端状チェーンを示す要部の正面図である。
【図9】従来例を示す有機物処理装置の概略説明図である。
【符号の説明】
2 処理槽
3 攪拌手段
7 攪拌部材
9 駆動モータ
10 破砕手段
12 固定歯車
14A ケース
16 可動歯車
17 固定破砕刃(刃)
17A 可動破砕刃(刃)
31,32 スプロケット
33 無端状チェーン

Claims (8)

  1. 物質を分解、発酵する生物を収納し、ごみ等の物質を分解処理する処理槽と、攪拌手段を有し、前記処理槽に前記物質を破砕する破砕手段を備えたことを特徴とする有機物処理装置。
  2. 前記破砕手段を歯車と刃で構成したことを特徴とする請求項1記載の有機物処理装置。
  3. 前記破砕手段が、前記刃を積み重ねて構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の有機物処理装置。
  4. 歯車及び前記刃の径を変えたことを特徴とする請求項1又は3記載の有機物処理装置。
  5. 前記破砕手段を歯車で構成し、その歯車部をケースに収納したことを特徴とする請求項1に記載の有機物処理装置。
  6. 前記破砕手段を歯車で構成し、その歯車部を破砕部より上位に位置させたことを特徴とする請求項1に記載の有機物処理装置。
  7. 前記破砕部を、スプロケットとチェーンで構成したことを特徴とする請求項1記載の有機物処理装置。
  8. 前記スプロケットと前記チェーンをダブルピッチで構成したことを特徴とする請求項7記載の有機物処理装置。
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