JP2004073783A - 小型製麺機 - Google Patents
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Abstract
【目的】蕎麦粉の含有率が高い高品質の蕎麦をも安全に迅速に製造するこ
とができる小人数用製麺機を提供することを目的とする。
【構成】水とそば粉を撹拌する攪拌手段と、前記撹拌手段により得られた蕎麦練り体をスイッチ操作により自動的に受け入れて押出す押出し手段とで構成される。
【選択図】 図2
とができる小人数用製麺機を提供することを目的とする。
【構成】水とそば粉を撹拌する攪拌手段と、前記撹拌手段により得られた蕎麦練り体をスイッチ操作により自動的に受け入れて押出す押出し手段とで構成される。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小人数用の高純度の蕎麦用製麺機に関する。
【0002】
【従来の技術】麺類のうちでも特に蕎麦粉は水と捏ねても小麦粉のように粘弾性に乏しく、蕎麦粉が多いと非常に切れやすくなる。このため、機械的に製造するためには、通常は小麦粉等のつなぎ材料を加える必要があった。または、細心の注意を払いながら手で打つしかなく、製麺機で機械生産することは困難であった。また、この課題に対しては、特開平8−38026に見られるように麺茹で容器内の熱湯の湯面と蕎麦押出しノズル部の蕎麦排出孔の出口との距離を20cm以下になるよう配置することにより解決する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平8−38026の方法では、大規模な業務用としては可能であるが、家庭用など小人数用では、麺茹で容器内の熱湯の湯面と蕎麦押出しノズル部の蕎麦排出孔の出口との距離を20cm以下になるように設置することは、狭い家庭の台所環境では困難であり、また固定が不十分な場合、特に人力では操作時に操作力が製麺機を動かす方向に働き、これにより麺茹で容器をも移動させ、内部の熱湯が飛び散る可能性があるという危険性があるため、小人数用としては使えないという課題があった。また、製麺機に入れる蕎麦練体を事前にそば粉に水を加えて作る必要があったため、練りと製麺の間に時間を要するため、蕎麦練体の乾燥を防ぐことが難しく、すなわち製麺したときに短く切れ易くしたがって連続した蕎麦を製麺するためには麺茹で容器内の熱湯の湯面と蕎麦押出しノズル部の蕎麦排出孔の出口との距離を20cm以下になるように設置する必要があった。
【0004】
本発明は、蕎麦粉の含有率が高い高純度の蕎麦をも機械的に迅速に製造することができる小人数用製麺機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、水とそば粉を撹拌する攪拌手段と、前記撹拌手段により得られた蕎麦練り体をスイッチ操作により自動的に受け入れて押出す押出し手段を設けることにより、スイッチ操作のみで安全で迅速な高純度のそば製麺を可能とし、従来の製麺機の上記問題点を解決するものである。
【0006】
【作用】請求項1の構成により、決められた割合でそば粉と水をケースに入れ、スイッッチ操作のみで迅速なそば製麺を可能とし、また各部品の分解も容易なため、後片付けも容易という利点が得られる。
請求項2の構成により、小型化を図ることができる。
請求項3の構成により、種々の断面の蕎麦を混合して製麺することができるため、口に入れたときに手打ちの感触を得ることができる。
【0007】
【実施例】以下に実施例を説明する。図1は特開平8−38026に開示されている従来例を示す。
【0008】
図2、図3は本発明の第1の実施例を示す。図2は外観図であり、図3は構成を示す。ベース部1の見えない場所にはモータとギアが組み合わされて駆動穴2を図示の矢印のように回転させる。またベース部1にはスイッチ3が設けられ、撹拌ONとOFFおよび押出しONの3通りの位置を選べるようになっている。撹拌箱4には蓋5が取り外し自由に取り付けられており、前記撹拌箱4の前後には穴が開けられている。攪拌羽根6の軸には軸方向に多角形断面の軸穴が設けられ、多角形断面のスクリュー軸7はフェース板8を通じて前記軸穴に挿入されて撹拌箱4のベース部1側の穴を通して前記駆動穴2に挿入される。これにより攪拌羽根6と一体になり回転する。スクリュー軸7の螺旋形状部分はフェース板8の筒部分に囲まれ、フェース板8の筒部分の先端には多くの穴を持つノズル部9が固定リング10により取り付けられている。フェース板8は撹拌箱4の他方の穴に勘合される。
次に作動を図によって説明する。撹拌箱4の蓋5を開け、そば粉を入れる。次に蓋5を閉じ、スイッチ3を攪拌側にONとし、攪拌羽根6を回転させながら蓋5にあけられた横長の穴から、適量の水を注ぐ。そば粉と水が十分撹拌され練体ができると、スイッチ3を一旦OFFとし、モータの動きを止め、次にスイッチ3を押出し側にONとする。これによりモータは逆転し、攪拌羽根6は撹拌箱4の中の練体をスクリュー軸7のスクリュー側に送り、練体は押出し手段の入り口から押出し手段に入り、ピッチが先端に行くほど小さく設計されたスクリュー軸7のスクリューにより次第に圧縮され、最後にノズル部9の穴から押し出される。ノズル部9の穴断面は蕎麦の断面になるため、長方形または正方形の断面に設計されている。押し出された蕎麦は、下で受け止められ、貯まった蕎麦は、麺茹で器に運ばれ茹でられる。
図4はノズル部の実施例を示す。ノズル部9の穴は1.6mm×1.6mmの正方形断面の穴11と1.6mm×3.2mmの長方形断面の穴12を持つ。
図4の実施例の他、前記寸法近辺の寸法を持つ穴に加えて、更に横長断面の穴を加えてもよい。
以上は、そば粉と水を用いた例を示したが、そば粉と薬粉と水またはそば粉と薬液を用いて薬膳蕎麦を作ることも容易にできる。さらにそば粉と牛乳などを用いた蕎麦を作ることもできる。
【0009】
【発明の効果】本発明の、水とそば粉を撹拌する攪拌手段と、前記撹拌手段により得られた蕎麦練り体をスイッチ操作により自動的に受け入れて押出す押出し手段とを設けることにより100%の蕎麦まで製麺できる安全な自動小人数用製麺機を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例
【図2】本発明の第1の実施例外観図
【図3】本発明の第1の実施例構構成図
【図4】本発明のノズル部を示す
【符号の説明】
1 ベース部
2 駆動穴
3 スイッチ
4 撹拌箱
5 蓋
6 攪拌羽根
7 スクリュー軸
8 フェース板
9 ノズル部
10 固定リング
11、12 ノズル部の穴
【産業上の利用分野】本発明は、小人数用の高純度の蕎麦用製麺機に関する。
【0002】
【従来の技術】麺類のうちでも特に蕎麦粉は水と捏ねても小麦粉のように粘弾性に乏しく、蕎麦粉が多いと非常に切れやすくなる。このため、機械的に製造するためには、通常は小麦粉等のつなぎ材料を加える必要があった。または、細心の注意を払いながら手で打つしかなく、製麺機で機械生産することは困難であった。また、この課題に対しては、特開平8−38026に見られるように麺茹で容器内の熱湯の湯面と蕎麦押出しノズル部の蕎麦排出孔の出口との距離を20cm以下になるよう配置することにより解決する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平8−38026の方法では、大規模な業務用としては可能であるが、家庭用など小人数用では、麺茹で容器内の熱湯の湯面と蕎麦押出しノズル部の蕎麦排出孔の出口との距離を20cm以下になるように設置することは、狭い家庭の台所環境では困難であり、また固定が不十分な場合、特に人力では操作時に操作力が製麺機を動かす方向に働き、これにより麺茹で容器をも移動させ、内部の熱湯が飛び散る可能性があるという危険性があるため、小人数用としては使えないという課題があった。また、製麺機に入れる蕎麦練体を事前にそば粉に水を加えて作る必要があったため、練りと製麺の間に時間を要するため、蕎麦練体の乾燥を防ぐことが難しく、すなわち製麺したときに短く切れ易くしたがって連続した蕎麦を製麺するためには麺茹で容器内の熱湯の湯面と蕎麦押出しノズル部の蕎麦排出孔の出口との距離を20cm以下になるように設置する必要があった。
【0004】
本発明は、蕎麦粉の含有率が高い高純度の蕎麦をも機械的に迅速に製造することができる小人数用製麺機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、水とそば粉を撹拌する攪拌手段と、前記撹拌手段により得られた蕎麦練り体をスイッチ操作により自動的に受け入れて押出す押出し手段を設けることにより、スイッチ操作のみで安全で迅速な高純度のそば製麺を可能とし、従来の製麺機の上記問題点を解決するものである。
【0006】
【作用】請求項1の構成により、決められた割合でそば粉と水をケースに入れ、スイッッチ操作のみで迅速なそば製麺を可能とし、また各部品の分解も容易なため、後片付けも容易という利点が得られる。
請求項2の構成により、小型化を図ることができる。
請求項3の構成により、種々の断面の蕎麦を混合して製麺することができるため、口に入れたときに手打ちの感触を得ることができる。
【0007】
【実施例】以下に実施例を説明する。図1は特開平8−38026に開示されている従来例を示す。
【0008】
図2、図3は本発明の第1の実施例を示す。図2は外観図であり、図3は構成を示す。ベース部1の見えない場所にはモータとギアが組み合わされて駆動穴2を図示の矢印のように回転させる。またベース部1にはスイッチ3が設けられ、撹拌ONとOFFおよび押出しONの3通りの位置を選べるようになっている。撹拌箱4には蓋5が取り外し自由に取り付けられており、前記撹拌箱4の前後には穴が開けられている。攪拌羽根6の軸には軸方向に多角形断面の軸穴が設けられ、多角形断面のスクリュー軸7はフェース板8を通じて前記軸穴に挿入されて撹拌箱4のベース部1側の穴を通して前記駆動穴2に挿入される。これにより攪拌羽根6と一体になり回転する。スクリュー軸7の螺旋形状部分はフェース板8の筒部分に囲まれ、フェース板8の筒部分の先端には多くの穴を持つノズル部9が固定リング10により取り付けられている。フェース板8は撹拌箱4の他方の穴に勘合される。
次に作動を図によって説明する。撹拌箱4の蓋5を開け、そば粉を入れる。次に蓋5を閉じ、スイッチ3を攪拌側にONとし、攪拌羽根6を回転させながら蓋5にあけられた横長の穴から、適量の水を注ぐ。そば粉と水が十分撹拌され練体ができると、スイッチ3を一旦OFFとし、モータの動きを止め、次にスイッチ3を押出し側にONとする。これによりモータは逆転し、攪拌羽根6は撹拌箱4の中の練体をスクリュー軸7のスクリュー側に送り、練体は押出し手段の入り口から押出し手段に入り、ピッチが先端に行くほど小さく設計されたスクリュー軸7のスクリューにより次第に圧縮され、最後にノズル部9の穴から押し出される。ノズル部9の穴断面は蕎麦の断面になるため、長方形または正方形の断面に設計されている。押し出された蕎麦は、下で受け止められ、貯まった蕎麦は、麺茹で器に運ばれ茹でられる。
図4はノズル部の実施例を示す。ノズル部9の穴は1.6mm×1.6mmの正方形断面の穴11と1.6mm×3.2mmの長方形断面の穴12を持つ。
図4の実施例の他、前記寸法近辺の寸法を持つ穴に加えて、更に横長断面の穴を加えてもよい。
以上は、そば粉と水を用いた例を示したが、そば粉と薬粉と水またはそば粉と薬液を用いて薬膳蕎麦を作ることも容易にできる。さらにそば粉と牛乳などを用いた蕎麦を作ることもできる。
【0009】
【発明の効果】本発明の、水とそば粉を撹拌する攪拌手段と、前記撹拌手段により得られた蕎麦練り体をスイッチ操作により自動的に受け入れて押出す押出し手段とを設けることにより100%の蕎麦まで製麺できる安全な自動小人数用製麺機を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例
【図2】本発明の第1の実施例外観図
【図3】本発明の第1の実施例構構成図
【図4】本発明のノズル部を示す
【符号の説明】
1 ベース部
2 駆動穴
3 スイッチ
4 撹拌箱
5 蓋
6 攪拌羽根
7 スクリュー軸
8 フェース板
9 ノズル部
10 固定リング
11、12 ノズル部の穴
Claims (3)
- 水とそば粉を撹拌する攪拌手段と、前記撹拌手段により得られた蕎麦練り体をスイッチ操作により自動的に受け入れて押出す押出し手段とで構成されることを特徴とする小型製麺機。
- 前記撹拌手段は撹拌箱と撹拌羽根で構成され、前記押出し手段は前記撹拌羽根と同軸で回転し先端に設けられたノズル部に近づくほどピッチが短く設計されたスクリュー軸と、ノズル部により構成されることを特徴とする特許請求項第1項の小型製麺器。
- 前記ノズル部はそれぞれ断面形状の異なる複数の穴を設けることを特徴とする特許請求範囲第1項の小型製麺機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002274055A JP2004073783A (ja) | 2002-08-16 | 2002-08-16 | 小型製麺機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002274055A JP2004073783A (ja) | 2002-08-16 | 2002-08-16 | 小型製麺機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004073783A true JP2004073783A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32024975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002274055A Pending JP2004073783A (ja) | 2002-08-16 | 2002-08-16 | 小型製麺機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004073783A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103430978A (zh) * | 2013-08-02 | 2013-12-11 | 九阳股份有限公司 | 一种挤压安全的面条机 |
WO2013182040A1 (zh) * | 2012-06-05 | 2013-12-12 | Wu Yuelong | 一种全自动制料联动装置 |
CN103461818A (zh) * | 2012-06-05 | 2013-12-25 | 武月龙 | 一种全自动制料联动装置 |
CN104621204A (zh) * | 2013-11-08 | 2015-05-20 | 武月龙 | 一种前置式水蒸汽熟面技术及面条机 |
-
2002
- 2002-08-16 JP JP2002274055A patent/JP2004073783A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013182040A1 (zh) * | 2012-06-05 | 2013-12-12 | Wu Yuelong | 一种全自动制料联动装置 |
CN103461818A (zh) * | 2012-06-05 | 2013-12-25 | 武月龙 | 一种全自动制料联动装置 |
CN103430978A (zh) * | 2013-08-02 | 2013-12-11 | 九阳股份有限公司 | 一种挤压安全的面条机 |
CN104621204A (zh) * | 2013-11-08 | 2015-05-20 | 武月龙 | 一种前置式水蒸汽熟面技术及面条机 |
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