JP2004072061A - 処理液塗布方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多量のレジストを必要とすることなく基板の表面全域に均一に処理液を塗布することができる処理液塗布方法を提供すること。
【解決手段】基板Wをその主面と平行な平面内において100rpm乃至500rpmの回転速度で回転させる基板回転工程と、ノズル17から処理液を吐出させながらノズル17を回転する基板Wの端縁と対向する位置から回転中心と対向する位置に向けて移動させることにより基板Wの表面に処理液を塗布する第1塗布工程と、ノズル17から処理液を吐出させながらノズル17を回転する基板Wの回転中心と対向する位置で停止させることにより基板Wの表面に処理液を供給する第2塗布工程と、ノズル17からの処理液の吐出を停止するとともに基板Wをその主面と平行な平面内において第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で回転させる膜厚調整工程とを備える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体ウエハー等の基板の表面にレジスト等の処理液を塗布するための処理液塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、基板の表面にレジスト等の処理液を塗布する際には、その主面と平行な平面内において高速回転する基板の回転中心付近に処理液を供給し、この処理液を遠心力により広げて基板の表面全域に処理液を塗布するスピン塗布方法が採用されている。しかしながら、このスピン塗布方法によれば、基板の表面全域が処理液で覆われるまでに多量のレジストが必要となるという問題がある。
【0003】
このため、基板を回転させるとともに、その先端から処理液を吐出するノズルを、その先端が基板の回転中心と対向する位置とその先端が基板の端縁と対向する位置との間で移動させることにより、基板の表面全域に処理液を塗布する処理液の塗布方法が提案されている(特許文献1乃至5参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−350955号公報
【特許文献2】
特開2001−113217号公報
【特許文献3】
米国特許第6,191,053号公報
【特許文献4】
米国特許第5,094,884号公報
【特許文献5】
米国特許第5,885,661号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図15は、処理液塗布後の基板W上での処理液101、102の様子を示す部分拡大断面図である。
【0006】
基板Wの表面状態によっては基板の表面におけるレジストとの濡れ性が悪い場合がある。このため、上述した従来の処理液の塗布方法においては、基板Wの回転中心付近や基板Wの表面のその他の領域に基板Wの表面の液はじきによって処理液101の塗り残しや塗布ムラが発生し、図15に示す液切れ部103、104が生じる。このとき、図15において符号102で示すように処理液を多量に塗布すれば塗り残しや塗布ムラの問題の解消に対しては一定の効果があるが、この場合には塗布液が大量に必要になるという別の問題を生じる。
【0007】
また、基板Wの表面に処理液を均一に塗布するための方法として、基板Wの表面へ処理液の吐出を停止した後に、引き続き基板Wを回転させることにより、処理液を基板Wの中心から基板Wの外周方向に向けて放射状に広げて基板Wの表面の処理液の膜厚を均一化する処理液の塗布方法が提案されている。この方法によると、基板Wの周辺部において塗り残しや塗布ムラがあった場合であっても基板Wの中央側に存在する余剰処理液が基板Wの回転によって外周方向に放射状拡がるため、全体的な処理液の塗布量を増やさなくても一定の効果を得ることができる。しかしながら、基板Wの中心部付近において塗り残しや塗布ムラによる液切れ部104が発生した場合には、基板Wが回転しても基板Wの中心部での液量の不足を補う処理液が存在しないために塗り残しや塗布ムラを解消することができない。
【0008】
また、上述した従来の処理液の塗布方法においては、ノズルからの処理液の吐出のタイミングとノズルの移動タイミングのずれにより、基板の回転中心付近に処理液の塗り残しや塗布ムラが発生するという問題も生ずる。
【0009】
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、多量のレジストを必要とすることなく基板の表面全域に均一に処理液を塗布することができる処理液塗布方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、基板をその主面と平行な平面内において100rpm乃至500rpmの回転速度で回転させる基板回転工程と、ノズルから処理液を吐出させながら、前記ノズルを回転する基板の端縁と対向する位置から回転中心と対向する位置に向けて移動させることにより基板の表面に処理液を供給する第1塗布工程と、ノズルから処理液を吐出させながら、前記ノズルを回転する基板の回転中心と対向する位置で停止させることにより基板の表面に処理液を供給する第2塗布工程と、ノズルからの処理液の吐出を停止するとともに、基板をその主面と平行な平面内において前記第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で回転させる膜厚調整工程とを備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ノズルは、基板の回転中心を中心とする円の接線方向と交差する方向に列設された複数の処理液吐出部を備えている。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、複数の処理液吐出部の列設方向の基板の回転中心を中心とする円の接線方向と交差する角度が調整可能なノズルを使用する。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ノズルは、多角形の頂点に配置された複数の処理液吐出部を備える。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ノズルは、多角形の頂点およびこれらの頂点を結ぶ円の中心に配置された複数の処理液吐出部を備える。
【0015】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ノズルは、正6角形の頂点およびこれらの頂点を結ぶ円の中心に配置された複数の処理液吐出部を備える。
【0016】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明において、前記ノズルは、前記第1塗布工程において、基板が1回転する間に、前記ノズルの複数の吐出部におけるノズルの移動方向の幅に前記吐出部におけるノズルの移動方向のピッチを加えた幅だけ移動する。
【0017】
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の発明において、前記第2の回転速度は1000rpm乃至3500rpmである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明を適用する処理液塗布装置の構成を模式的に示す側面図であり、図2はその平面図である。
【0019】
この処理液塗布装置は、基板Wの裏面を吸着保持するスピンチャック13を備える。このスピンチャック13は、軸12を介してモータ11に連結されている。このため、基板Wは、モータ11の駆動により、スピンチャック13に吸着保持された状態で、その主面と平行な平面内で回転する。
【0020】
また、この処理液塗布装置は、基板Wの表面に処理液としてのレジストを供給するためのノズル17を備える。このノズル17は、アーム16と連結されている。このアーム16は、そこに内蔵した移動機構によりガイドレール44に沿って走行可能な走行部材45に支持されている。このため、ノズル17は、走行部材45の駆動により、図1および図2において(A)で示す回転する基板Wの端縁と対向する位置と、図1および図2において(B)で示す回転する基板Wの回転中心と対向する位置との間を、基板Wの主面と平行に水平移動する。
【0021】
図3は、ノズル17の構成を示す説明図である。なお、図3(a)はノズル17の主面を示す図であり、図3(b)はノズル17の断面を示す図である。
【0022】
このノズル17は、内部に中空部23を有する本体22を備える。この中空部22は、一対の回転角度調整部材24、25および固定部材26に形成された流路を介して処理液の供給管路27と接続されている。そして、この処理液の供給管路27は、開閉弁28を介して図示しない処理液の供給部と接続されている。
【0023】
ノズル17における本体22の下面には、6個の処理液吐出部21が一定ピッチで配設されている。各処理液吐出部21は、本体22の中空部23と連結する処理液の吐出口を有する。なお、本体22は、一対の回転角度調整部材24の作用により、図3(a)において矢印で示すようにその回転角度位置を調整可能となっている。このため、本体22の下面に配設された6個の処理液吐出部21の列設方向の角度位置が調整可能となっている。
【0024】
図4は、6個の処理液吐出部21の列設方向の角度位置を説明するための説明図である。
【0025】
図4に示す状態においては、基板Wの外周、すなわち、基板の回転中心を中心とする円の接線に立てた法線と6個の処理液吐出部21の列設方向との角度(ノズル17の移動方向と6個の処理液吐出部21の列設方向との角度)がθとなっている。この状態においては、6個の処理液吐出部21の列設方向の基板Wの外周(すなわち、基板Wの回転中心を中心とする円)の接線方向と交差する角度は、[90度−θ]となる。そして、上述した回転角度調整部材24の作用により本体22を回転させて角度θを調節することにより、6個の処理液吐出部21の列設方向の基板Wの回転中心を中心とする円の接線方向と交差する角度を調整することが可能となる。
【0026】
図3に示すノズル17においては、6個の処理液吐出部21が一定ピッチで配設されている。このため、このノズル17から基板Wに対して一定ピッチで処理液が供給されることになる。このようにノズル17から基板Wに対して一定の間隔で処理液を供給することによって、基板Wの全面、特に基板Wの周辺付近において間隔をおかずに処理液を供給する場合と比較して処理液の使用量を削減することが可能となる。さらに、基板Wの全面に間隔をおかずに処理液を供給する場合には、処理液が重なり合った部分から回転に伴う遠心力によって基板Wの外周方向に流れやすくなり、後述する膜厚調整工程より以前の塗布工程の段階で処理液が基板Wの外にこぼれ落ちることによって処理液の使用量が増加したり、基板Wへの均一な液の供給を阻害するおそれがあるが、基板Wに対して一定の間隔で処理液を供給することによってそのような弊害を回避することができるため、処理液の使用量を抑制しつつ、基板Wの表面に均一に処理液を供給することができる。そして、一定ピッチで供給された処理液は、後述する膜厚調整工程において基板Wの表面全域に広げられる。
【0027】
このとき、処理液の粘度や基板Wの濡れ性によって基板Wに供給される処理液のピッチを調整することが好ましい。このため、この処理液塗布装置においては、6個の処理液吐出部21の列設方向の基板Wの回転中心を中心とする円の接線方向と交差する角度を調整することにより、基板Wに供給される処理液のピッチを調整する構成を採用している。
【0028】
図5は、上述した処理液塗布装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。
【0029】
この処理液塗布装置は、装置の制御に必要な動作プログラムが格納されたROM31と、制御時にデータ等が一時的にストアされるRAM32と、論理演算を実行するCPU33とを有する制御部30を備える。この制御部30は、インターフェース34を介して、上述した開閉弁28、モータ11および走行部材45と接続されている。スピンチャック13の回転速度、アーム16の移動速度およびノズル17からの処理液の吐出タイミングは、この制御部30により制御される。
【0030】
より具体的には、スピンチャック13に保持された基板Wが1回転する間に、図4に示すように、ノズル17の6個の処理液吐出部21における基板Wの回転中心を中心とする円の接線方向と直交する方向(ノズル17の移動方向)の幅Lに処理液吐出部21におけるノズル17の6個の移動方向のピッチP(図4参照)を加えた幅であるL+Pだけノズル17が移動するように、制御部30によりモータ11の回転速度および走行部材45の移動速度が制御される。ここで、処理液吐出部21の数をnとした場合、P=L/(n−1)となる。そして、スピンチャック13に保持されて回転する基板Wに対するノズル17の位置に応じて、制御部30により開閉弁28の開閉動作が制御される。
【0031】
次に、上述した処理液塗布装置を使用して基板Wに処理液を塗布する処理液塗布動作について説明する。図6および図7は、上述した処理液塗布装置を使用して基板Wに処理液を塗布する処理液塗布動作を示すフローチャートである。
【0032】
基板Wに対する処理液塗布動作を実行する際には、ノズル17は、図1および図2において(A)で示すスピンチャック13に保持された基板Wの端縁と対向する位置に配置されている。
【0033】
この状態において、スピンチャック13の駆動により、基板Wをその主面と平行な平面内において第1の回転速度で回転させる(ステップS1)。この第1の回転速度は、100rpm乃至500rpm程度とすることが好ましい。
【0034】
そして、開閉弁28を開放してノズル17から処理液を吐出するとともに(ステップS2)、走行部材45とともにアーム16を走行させノズル17を基板Wの回転中心方向に向けて移動させる(ステップS3)。この状態においては、基板Wの回転速度が100rpm乃至500rpm程度となっていることから、塗布された処理液が基板Wの外部に飛散することを防止することができる。このため、処理液が大量に使用されることを防止しながら、基板Wの表面に塗り残しや塗布ムラを生ずることなく処理液を適切に供給することが可能となる。
【0035】
また、スピンチャック13に保持された基板Wが1回転する間にノズル17の6個の処理液吐出部21における基板Wの回転中心を中心とする円の接線方向と直交する方向(ノズル17の移動方向)の幅Lに処理液吐出部21におけるノズル17の6個の移動方向のピッチP(図4参照)を加えた幅であるL+Pだけノズルが移動するように、制御部30によりモータ11の回転速度およびノズル17の移動速度が制御される。ここで、処理液吐出部21の数をnとした場合、P=L/(n−1)となる。このように制御することにより、基板Wの表面における同一の部分に処理液が重複して供給されることを防止しながら、基板Wの表面全域に処理液を供給することができる。このため、後述する膜厚調整工程において処理液が重複して供給された部分から処理液が飛散することにより、その部分の近傍で処理液の均一な形成が不可能になるという現象の発生を防止できるので、少ない処理液でより効率的に基板の処理を行うことができる。
【0036】
ノズル17が、図1および図2において(B)で示す基板Wの回転中心と対向する位置まで移動すれば(ステップS4)、ノズル17の移動を停止する(ステップS5)。この状態において0.1〜1秒程度の時間が経過し、基板Wの回転中心付近に必要な量の処理液が供給されれば(ステップS6)、開閉弁28を閉止することによりノズル17からの処理液の吐出を停止させる(ステップS7)。この状態においては、処理液の塗布ムラが生じやすい基板Wの回転中心付近に、停止したノズル17から必要な量の処理液が供給される。
【0037】
このとき、基板Wの回転中心とノズル17におけるいずれかの処理液吐出部21とが互いに対向するようにノズル17を配置することが好ましい。これにより、基板Wの回転中心に確実に処理液を供給することが可能となる。
【0038】
そして、スピンチャック13の駆動により、基板Wをその主面と平行な平面内において第2の回転速度で回転させる(ステップS8)。この第2の回転速度は、1000rpm乃至3500rpm程度とすることが好ましい。これにより、基板Wの表面に供給されていた処理液が遠心力の力により基板Wの表面において広げられ、基板Wの表面に処理液の均一な薄膜が形成される。
【0039】
図14は、処理液塗布後の基板W上での処理液100の様子を示す部分拡大断面図である。
【0040】
この実施形態においては、図14に示すように基板Wの回転中心付近により多くの処理液が供給されることから、基板Wに対して一定間隔で処理液を供給することによって基板Wの表面に処理液が供給されていない領域があっても、基板Wの回転中心付近に供給された処理液が基板Wの回転に伴って中心から周辺部へ広げられ、全体的な処理液の供給量を増やすことなく基板表面に塗り残しや塗布ムラのない均一な薄膜を形成することができる。また、基板Wの濡れ性が悪く、処理液の塗布工程の段階で基板中心部付近において塗り残しや塗布ムラがある場合であっても、基板Wの回転中心付近により多くの処理液が供給されることから、その後の膜厚調整工程によって基板Wの回転中心付近での塗り残しや塗布ムラを解消することができる。また、図14に示すように、基板Wの端部から中心に近づくにつれて処理液のライン幅が徐々に広くなるように処理液を供給することによって、後に続く膜厚調整工程においてより効率的に基板全面に均一に処理液を供給することができる。
【0041】
そして、一定の時間が経過し(ステップS9)基板Wの表面に均一な処理液の薄膜が形成されれば、スピンチャック13の回転を停止させて(ステップS10)処理液塗布動作を終了する。
【0042】
次に、この発明を適用する処理液塗布装置の他の実施形態について説明する。
【0043】
上述した処理液塗布装置のノズル17においては、図3(a)に示すように、本体22の下面に6個の処理液吐出部21が一定ピッチで列設された構成を有する。これに対し、この実施形態に係る処理液塗布装置のノズル17においては、図8に示すように、本体22の下面における正6角形の頂点およびこれらの頂点を結ぶ円の中心に配置された7個の処理液吐出部21を備える。処理液塗布装置におけるその他の構成は上述した実施形態と同一であるため、詳細な説明は省略する。
【0044】
図8に示すように、この実施形態に係るノズル17においては、正6角形の頂点に配置された処理液吐出口21のうちの一つは、ノズル17の移動方向(図8に示す水平方向)に対してθ2の角度位置に配置される。また、正6角形の頂点に配置された処理液吐出口21は、各々が、図8においてθ1で示す互いに60度だけ離隔した角度位置に配置される。
【0045】
ノズル17における7個の処理液吐出口21をこのように配置するとともに、上述したθ2の値を約10.89度とした場合においては、各処理液吐出口21におけるノズル17の移動方向(図8に示す水平方向)のピッチは、図8において符号Pで示す一定ピッチとなる。
【0046】
この実施形態に係るノズル17を有する処理液塗布装置を使用して処理液を塗布する場合においても、図6のフローチャートに示す処理液塗布動作に従って、基板Wに処理液が塗布される。
【0047】
すなわち、基板Wに対する処理液塗布動作を実行する際には、ノズル17は、図1および図2において(A)で示すスピンチャック13に保持された基板Wの端縁と対向する位置に配置されている。この状態においては、図8に示す水平方向がノズル17の移動方向と一致するようにノズル17が配置されている。この状態においては、7個の処理液吐出部21が、ノズル17の移動方向に対して一定ピッチPで配設されている。このため、このノズル17から基板Wに対して一定ピッチで処理液が供給されることになる。
【0048】
この状態において、スピンチャック13の駆動により、基板Wをその主面と平行な平面内において第1の回転速度で回転させる(ステップS1)。この第1の回転速度は、上述した実施形態と同様、100rpm乃至500rpm程度とすることが好ましい。
【0049】
そして、開閉弁28を開放してノズル17から処理液を吐出するとともに(ステップS2)、走行部材45とともにアーム16を走行させノズル17を基板Wの回転中心方向に向けて移動させる(ステップS3)。この状態においては、基板Wの回転速度が100rpm乃至500rpm程度となっていることから、塗布された処理液が基板Wの外部に飛散することを防止することができる。このため、処理液が大量に使用されることを防止しながら、基板Wの表面に塗り残しや塗布ムラを生ずることなく処理液を適切に供給することが可能となる。
【0050】
このとき、上述したように、ノズル17から基板Wに対して一定の間隔で処理液を供給することによって、基板W全面、特に基板Wの周辺付近において間隔をおかずに処理液を供給する場合と比較して処理液の使用量を削減することが可能となる。さらに、基板W全面に間隔をおかずに処理液を供給する場合には、処理液が重なり合った部分から回転に伴う遠心力によって基板Wの外周方向に流れやすくなり、後述する膜厚調整工程より以前の塗布工程の段階で処理液が基板W外にこぼれ落ちたり、基板Wへの均一な液の供給を阻害するおそれがある。しかし、基板Wに対して一定の間隔で処理液を供給することによってそのような弊害を解消しつつ少ない処理液で基板W表面に均一に供給することができる。そして、一定ピッチで供給された処理液は、後述する膜厚調整工程において基板Wの表面全域に広げられる。
【0051】
また、スピンチャック13に保持された基板Wが1回転する間に、ノズル17の6個の処理液吐出部21における基板Wの回転中心を中心とする円の接線方向と直交する方向(ノズル17の移動方向)の幅Lに処理液吐出部21におけるノズル17の移動方向のピッチP(図4参照)を加えた幅であるL+Pだけノズルが移動するように、制御部30によりモータ11の回転速度およびノズル17の移動速度が制御される。ここで、処理液吐出部21の数をnとした場合、P=L/(n−1)となる。このように制御することにより、基板Wの表面における同一の部分に処理液が重複して供給されることを防止しながら、基板Wの表面全域に処理液を供給することができる。このため、後述する膜厚調整工程において処理液が重複して供給された部分から処理液が飛散することにより、その部分の近傍で処理液の均一な形成が不可能になるという現象の発生を防止できるので、少ない処理液でより効率的に基板の処理を行うことができる。
【0052】
ノズル17が、図1および図2において(B)で示す基板Wの回転中心と対向する位置まで移動すれば(ステップS4)、ノズル17の移動を停止する(ステップS5)。この状態において0.1〜1秒程度の時間が経過し、基板Wの回転中心付近に必要な量の処理液が供給されれば(ステップS6)、開閉弁28を閉止することによりノズル17からの処理液の吐出を停止させる(ステップS7)。この状態においては、処理液の塗布ムラが生じやすい基板Wの回転中心付近に、停止したノズル17から必要な量の処理液が供給される。
【0053】
このとき、基板Wの回転中心とノズル17におけるいずれかの処理液吐出部21とが互いに対向するようにノズル17を配置することが好ましい。これにより、基板Wの回転中心に確実に処理液を供給することが可能となる。
【0054】
この場合において、特に、基板Wの回転中心とノズル17における中央の処理液吐出部21(正6角形の頂点を結ぶ円の中心に配置された処理液吐出部21)とが互いに対向するようにノズル17を配置することが好ましい。すなわち、上述した実施形態のように処理液吐出部21を一方向に列設した場合においては、ノズル17が移動を停止してからノズル17からの処理液の吐出を停止するまでの間の基板Wの回転数がちょうど整数回とはならなかった場合に、ノズル17に対向する領域で基板Wの回転角度位置による処理液の供給量に差異が生ずる。基板Wの回転中心とノズル17における中央の処理液吐出部21とが互いに対向するようにノズル17を配置することで、このような問題の発生を防止することが可能となる。
【0055】
次に、スピンチャック13の駆動により、基板Wをその主面と平行な平面内において第2の回転速度で回転させる(ステップS8)。この第2の回転速度は、上述した実施形態の場合と同様、1000rpm乃至3500rpm程度とすることが好ましい。これにより、基板Wの表面に供給されていた処理液が遠心力の力により基板Wの表面において広げられ、基板Wの表面に処理液の均一な薄膜が形成される。
【0056】
このとき、この実施形態においても、図14に示すように基板Wの回転中心付近により多くの処理液が供給されることから、基板Wに対して一定間隔で処理液を供給することによって基板Wの表面に処理液が供給されていない領域があっても、基板Wの回転中心付近に供給された処理液が基板Wの回転に伴って中心から周辺部へ広げられ、全体的な処理液の供給量を増やすことなく基板表面に塗り残しや塗布ムラのない均一な薄膜を形成することができる。また、基板Wの濡れ性が悪く、処理液の塗布工程の段階で基板中心部付近において塗り残しや塗布ムラがある場合であっても、基板Wの回転中心付近により多くの処理液が供給されることから、その後の膜厚調整工程によって基板Wの回転中心付近での塗り残しや塗布ムラを解消することができる。また、図14に示すように、基板Wの端部から中心に近づくにつれて処理液のライン幅が徐々に広くなるように処理液を供給することによって、後に続く膜厚調整工程においてより効率的に基板全面に均一に処理液を供給することができる。
【0057】
そして、一定の時間が経過し(ステップS9)基板Wの表面に均一な処理液の薄膜が形成されれば、スピンチャック13の回転を停止させて(ステップS10)処理液塗布動作を終了する。
【0058】
なお、この実施形態に係るノズル17においては、正6角形の頂点およびこれらの頂点を結ぶ円の中心に処理液吐出部21を配置している。これにより、図8に示す角度θ2を約10.89度とすることにより、各処理液吐出口21におけるノズル17の移動方向(図8に示す水平方向)のピッチはを一定ピッチPとすることが可能となる。しかしながら、この発明はこのような形態に限定されるものではない。
【0059】
例えば、図9に示すように、ある円上に配置された10角形の頂点およびこれらの頂点を結ぶ円の中心に合計11個の処理液吐出部21を備えたノズル17を使用してもよい。この場合には、各処理液吐出口21におけるノズル17の移動方向(図9に示す水平方向)のピッチPを一定とするためには、上記10角形は正10角形とはならない。
【0060】
同様に、図10に示すように、ある円上に配置された8角形の頂点およびこれらの頂点を結ぶ円の中心に合計9個の処理液吐出部21を備えたノズル17を使用してもよい。この場合においても、各処理液吐出口21におけるノズル17の移動方向(図10に示す水平方向)のピッチPを一定とするためには、上記8角形は正8角形とはならない。
【0061】
さらに、上述した実施形態においては、多角形の頂点およびこれらの頂点を結ぶ円の中心にそれぞれ処理液吐出部21を配置しているが、多角形の頂点を結ぶ円の中心における処理液吐出部21を省略してもよい。
【0062】
図11はこのようなノズル17における処理液吐出部21の配置を示す説明図である。この処理液塗布装置のノズル17においては、本体22の下面における5角形の頂点に各々処理液吐出部21を配置している。これらの処理液吐出部21は、共通の円上に配置されている。そして、処理液吐出部21は線対称に配置されるとともに、図11に示す角度θ3を72.25°、θ4を79.32度、θ5を56.87度とすることにより、各処理液吐出口21におけるノズル17の移動方向(図11に示す水平方向)のピッチPを一定とすることができる。
【0063】
同様に、図12に示すように、ある円上に配置された6角形の頂点に各々処理液吐出部21を配置する構成や、図13に示すように、ある円上に配置された7角形の頂点に各々処理液吐出部21を配置する構成を採用してもよい。
【0064】
なお、上述した実施形態においては、いずれも、ノズル17を、スピンチャック13に保持されて回転する基板Wの直径方向に直線的に移動させているが、アーム16を鉛直方向を向く軸を中心に揺動可能とし、このアーム16の揺動動作に伴って、ノズル17を円弧上を揺動させる構成としてもよい。
【0065】
また、上述した実施形態においては、いずれも、ノズル17を図1および図2において(A)で示す回転する基板Wの端縁と対向する位置と、図1および図2において(B)で示す回転する基板Wの回転中心と対向する位置との間を移動する構成としているが、ノズル17の移動範囲としてはこれに限られるものではない。例えば(A)に代えて、基板W外に設定した位置としたり、基板Wの端縁と対向する位置よりも内側の位置としてもよい。
【0066】
また、上述した実施形態においては、図14に示すように、基板Wの端部から中心に近づくにつれて処理液のライン幅が徐々に広くなる場合について説明している。しかしながら、本発明の実施の形態としてはこれに限定されるものではなく、例えば、基板Wの回転中心付近以外の部分においては同等量の処理液を供給し、基板Wの回転中心付近にのみ多めに処理液を供給する構成としてもよい。このような構成としても、基板Wの回転中心付近にさえ多くの処理液を供給すれば、基板Wの回転中心付近に多く供給された処理液が膜厚調整工程によって基板Wの回転中心付近での塗り残しや塗布ムラを解消することができ、且つ、基板全面に均一に処理液を供給することができる。
【0067】
また、上述した実施形態においては、モータ11の回転速度およびノズル17の移動速度は、スピンチャック13に保持された基板Wが1回転する間にノズル17の吐出部21における基板Wの回転中心を中心とする円の接線方向と直交する方向の幅L+P(図4参照)だけノズルが移動するように、制御部30によりモータ11の回転速度および走行部材45の移動速度が制御される場合について説明している。しかしながら、本発明の実施の形態としてはこれに限定されるものでなく、例えば、基板Wが1回転する間にノズル17の処理液吐出部21における基板Wの回転中心を中心とする円の接線方向と直交する幅L+P以上だけ、あるいは幅L+P以下だけノズル17が移動するように制御部30によりモータ11の回転速度および走行部材45の移動速度が制御される構成としてもよい。
【0068】
また、上述した実施形態においては、ノズル17の各処理液吐出部21から供給される処理液の各ラインの幅は、各処理液吐出部21の直径よりも実質的に太くするのが好ましい。仮にノズル17の各処理液吐出部21から供給される処理液の各ラインの幅と各処理液吐出部21の直径とを等しくすると、基板Wの中心部に多めに処理液を供給するとはいえ、基板Wの表面全域を覆うためには各ライン間の隙間をある程度小さくしなければならない。しかしこのようにすると、全体的な処理液供給量を増加させずに基板W全面に処理液を供給するためには、基板Wの回転速度やノズル17の移動速度を増加させなければならず、基板Wの回転速度を増加させると多量の処理液が基板Wの外に飛散してしまう。それに対して、ノズル17の各処理液吐出部21から供給される処理液の各ラインの幅を、各処理液吐出部21の直径よりも実質的に太くすることによって基板Wの回転速度を低速にしたまま基板Wの表面全域に効率的に処理液を供給することができる。
【0069】
【発明の効果】
請求項1乃至請求項8に記載の発明によれば、多量のレジストを必要とすることなく、処理液の塗り残しや塗布ムラを防止しながら基板の表面全域に均一に処理液を塗布することが可能となる。
【0070】
また、請求項3に記載の発明によれば、処理液の粘度や基板の濡れ性に対応させて基板に供給される処理液のピッチを調整することが可能となる。
【0071】
また、請求項6に記載の発明によれば、第2塗布工程における基板の回転角度位置にかかわらず、処理液を均一に塗布することが可能となる。
【0072】
さらに、請求項7に記載の発明によれば、基板の表面に処理液が部分的に重複して供給されることを防止しながら基板Wの表面全域に処理液を供給することができ、処理液の均一な薄膜を形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用する処理液塗布装置の構成を模式的に示す側面図である。
【図2】この発明を適用する処理液塗布装置の構成を模式的に示す平面図である。
【図3】ノズル17の構成を示す説明図である。
【図4】6個の処理液吐出部21の列設方向の角度位置を説明するための説明図である。
【図5】処理液塗布装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。
【図6】処理液塗布動作を示すフローチャートである。
【図7】処理液塗布動作を示すフローチャートである。
【図8】ノズル17における処理液吐出部21の配置を示す説明図である。
【図9】ノズル17における処理液吐出部21の配置を示す説明図である。
【図10】ノズル17における処理液吐出部21の配置を示す説明図である。
【図11】ノズル17における処理液吐出部21の配置を示す説明図である。
【図12】ノズル17における処理液吐出部21の配置を示す説明図である。
【図13】ノズル17における処理液吐出部21の配置を示す説明図である。
【図14】処理液塗布後の基板W上での処理液100の様子を示す部分拡大断面図である。
【図15】処理液塗布後の基板W上での処理液101、102の様子を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
11   モータ
12   軸
13   スピンチャック
16   アーム
17   ノズル
21   処理液吐出部
22   本体
23   中空部
24   回転角度調整部材
25   回転角度調整部材
26   固定部材
27   処理液の供給管路
28   開閉弁
30   制御部
44   ガイドレール
45   走行部材
W    基板

Claims (8)

  1. 基板をその主面と平行な平面内において100rpm乃至500rpmの回転速度で回転させる基板回転工程と、
    ノズルから処理液を吐出させながら、前記ノズルを回転する基板の端縁と対向する位置から回転中心と対向する位置に向けて移動させることにより基板の表面に処理液を供給する第1塗布工程と、
    ノズルから処理液を吐出させながら、前記ノズルを回転する基板の回転中心と対向する位置で停止させることにより基板の表面に処理液を供給する第2塗布工程と、
    ノズルからの処理液の吐出を停止するとともに、基板をその主面と平行な平面内において前記第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で回転させる膜厚調整工程と、
    を備えたことを特徴とする処理液塗布方法。
  2. 請求項1に記載の処理液塗布方法において、
    前記ノズルは、基板の回転中心を中心とする円の接線方向と交差する方向に列設された複数の処理液吐出部を備える基板処理方法。
  3. 請求項2に記載の処理液塗布方法において、
    複数の処理液吐出部の列設方向の基板の回転中心を中心とする円の接線方向と交差する角度が調整可能なノズルを使用する処理液塗布方法。
  4. 請求項1に記載の処理液塗布方法において、
    前記ノズルは、多角形の頂点に配置された複数の処理液吐出部を備える基板処理方法。
  5. 請求項1に記載の処理液塗布方法において、
    前記ノズルは、多角形の頂点およびこれらの頂点を結ぶ円の中心に配置された複数の処理液吐出部を備える基板処理方法。
  6. 請求項1に記載の処理液塗布方法において、
    前記ノズルは、正6角形の頂点およびこれらの頂点を結ぶ円の中心に配置された複数の処理液吐出部を備える基板処理方法。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の処理液塗布方法において、
    前記ノズルは、前記第1塗布工程において、基板が1回転する間に、前記ノズルの複数の吐出部におけるノズルの移動方向の幅に前記吐出部におけるノズルの移動方向のピッチを加えた幅だけ移動する基板処理方法。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の処理液塗布方法において、前記第2の回転速度は1000rpm乃至3500rpmである基板処理方法。
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