JP2004070456A - データバックアップ方法、データバックアップ装置、及び情報処理装置 - Google Patents

データバックアップ方法、データバックアップ装置、及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】冗長構成の記憶装置を備える情報処理装置の記憶装置が格納するデータをバックアップする際に、情報処理装置のCPUに負荷をかけることがなく、かつ、バックアップ処理以外の処理による書き込み処理に影響を与えることがないデータバックアップ技術を提供すること。
【解決手段】複数の記憶装置のひとつを連係動作から切り離し、その記憶装置に対する内容更新命令を他の記憶装置に記憶する一方、その記憶装置の内容をバックアップデバイスにコピーする。コピー終了後、記憶した内容更新命令を参照して記憶装置甲の内容を更新し、連係動作に復帰させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置の外部記憶装置に格納されたデータのバックアップに関し、特に、データミラーリングシステムのような連係して動作する複数の外部記憶装置に格納されたデータのバックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】
記憶装置の大容量化は近年益々進行している。これはひとつの記憶装置に格納されるデータが年々大きくなり、記憶装置に何らかのトラブルがあったときに影響を受けるデータが大きくなっていることを意味する。従って、記憶装置に格納したデータをバックアップする重要性が高まっている。
【0003】
データバックアップを行なう技術の一例にデータミラーリングシステムがある。データミラーリングシステムでは、一般的には同容量の冗長に構成したハードディスク装置を用意し、これら全てに対して同じデータを保持する。これにより、仮にハードディスク装置のひとつが故障してデータが失われても、他のハードディスク装置に同一のデータが保持されているので、データの安全性を高めることができる。
【0004】
こうしたデータミラーリングシステムによってデータの安全性を高めることができるが、このシステムでは同じ場所に複数のハードディスク装置が集中するので、例えば天災等の理由により全てのハードディスク装置が一度に失われてしまうことが考えられる。従って、データミラーリングシステムを採用していたとしても、更に別の記憶装置、例えばストリーマ、光磁気ディスク記憶装置、リムーバブルハードディスク装置等の記憶装置にデータをバックアップし、別途データをバックアップすることが、データの安全性を高める上で望ましい。
【0005】
こうしたシステム、即ちデータミラーリングシステムのデータをバックアップする従来のシステムについて図3を参照して説明する。
【0006】
データバックアップシステム300は基本処理装置1とバックアップデバイス41からなる。更に、基本処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、メインメモリ12、ハードディスク制御回路13、システムバス14、データハードディスク21、22、バックアップデバイス制御回路51からなる。
【0007】
基本処理装置1はデータ処理を行なう情報処理装置である。CPU11は基本処理装置1が内部の処理を行なうためのCPUである。メインメモリ12は基本処理装置1が内部に持つメモリである。ハードディスク制御回路13は内部ハードディスクへミラーリングデータを書き込む動作を制御する回路である。システムバス14は基本処理装置1内部でCPU11とメインメモリ12とハードディスク制御回路13を接続するための内部バスである。データハードディスク21は基本処理装置1内部にデータを保持するためのハードディスク装置である。データハードディスク22は基本処理装置1内部でデータハードディスク21と同じ内容のデータをミラーリングし保持しするハードディスク装置である。バックアップデバイス41はバックアップデータを保管するための外部バックアップ記憶装置である。バックアップデバイス制御回路51はデータをバックアップデバイス41へ転送する制御を行なう回路である。
【0008】
基本処理装置1ではハードディスク制御回路13がバックアップ対象データをデータハードディスク21とデータハードディスク22の両方に書き込むことで冗長性を持たせたミラーリングデータとして格納している状態とする。データバックアップを行なう場合、CPU11がバックアップ対象データの読み出しを指示する。この指示に応じてハードディスク制御回路13は読み出したバックアップ対象データをシステムバス14経由でバックアップデバイス制御回路51へ渡す。バックアップデバイス制御回路51は受け取ったデータをバックアップデバイス41へ転送する。
【0009】
このように、バックアップシステム300では、バックアップ処理を実行する際、CPU11が処理の指示を行いシステムバス14経由でデータの転送を行なう。また、バックアップデータを読み戻す場合も同様に、CPU11がバックアップデータの読み戻しを指示しバックアップデバイス制御回路51がバックアップデバイス41から読み出したデータをシステムバス14経由でハードディスク制御回路13に渡し、ハードディスク制御回路13は、データハードディスク21とデータハードディスク22にデータを書き込みミラーリングのデータを構築することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
バックアップシステム300では、CPU11が通常処理業務及びデータのバックアップ処理の両方を実行する。データバックアップ処理はデータハードディスク22からバックアップデバイス41へのデータ転送を継続的に行なう為、CPU11及びシステムバス14を、バックアップ処理の間、定常的に使用することになる。そのため通常処置業務処理に割当てられるCPU時間が少なくなり、CPU処理に余裕がない場合には通常処理業務処理が遅くなることになる。
【0011】
このように、バックアップシステム300は、CPU11に負荷をかけることになるので、基本処理装置3にて実行されている他の処理に影響を及ぼし、好ましくない。
【0012】
また、バックアップシステム300では、データハードディスク21及び22が格納するデータの不一致を防ぐため、バックアップ実行中はHDに書き込みができない。
【0013】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、冗長構成の記憶装置を備える情報処理装置の記憶装置が格納するデータをバックアップする際に、情報処理装置のCPUに負荷をかけることがなく、かつ、バックアップ処理と、バックアップ対象となる記憶装置に対して発生する、バックアップ処理以外の処理による書き込み処理とを同時に実行することができるデータバックアップ技術を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は次のようなデータバックアップ方法、データバックアップ装置、及び情報処理装置を提供する。
【0015】
第1に、本発明は、連係動作を行なう複数の記憶装置を備える情報処理装置の記憶装置に格納されたデータをバックアップする方法において、複数の記憶装置のひとつである記憶装置甲を連係動作から切り離す段階と、記憶装置甲に対する内容更新命令を、複数の記憶装置以外の第1の記憶装置に記憶する段階と、記憶装置甲の内容を、複数の記憶装置以外の第2の記憶装置にコピーする段階と、第1の記憶装置に記憶した内容更新命令を参照して記憶装置甲の内容を更新する段階と、記憶装置甲を連係動作に復帰させる段階とを含むことを特徴とするデータバックアップ方法を提供する。このデータバックアップ方法において、複数の記憶装置は3つ以上の記憶装置からなることとしてもよい。こうすればバックアップ処理の過程でもデータの冗長性を維持することができる。代表的な連係動作はミラーリングである。
【0016】
第2に、本発明は、連係動作を行なう複数の記憶装置及びこれらの記憶装置を制御する制御回路を備える情報処理装置と共に用いられる装置であって、記憶装置が格納するデータのバックアップを行なうデータバックアップ装置を提供する。本発明のデータバックアップ装置は、制御回路に対して、複数の記憶装置のひとつである記憶装置甲を連係動作から切り離す指示をする回路と、記憶装置甲に対する内容更新命令を記憶する第1の記憶装置と、記憶装置甲の内容をバックアップする第2の記憶装置と、第1の記憶装置に記憶した内容更新命令を参照して記憶装置甲の内容を更新する回路と、制御回路に対して、記憶装置甲を連係動作に復帰させる指示をする回路とを備える。複数の記憶装置として3つ以上の記憶装置を備える情報処理装置と共に用いられることとしてもよい。代表的な連係動作はミラーリングである。
【0017】
更に、本発明は、連係動作を行なう複数の記憶装置、これらの記憶装置を制御する制御回路、及び上述のデータバックアップ装置を備える情報処理装置を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明では、ハードディスク制御回路にてデータを二重化してデータハードディスクに保持する情報処理装置において、情報処理装置に接続されたバックアップデバイスにデータハードディスク内のデータを退避させるバックアップ処理を行なう際、情報処理装置内のCPUとシステムバスとを使用せずにバックアップ処理を行なうデータバックアップ制御装置を設ける。このため、CPUに負荷を与えることなくデータバックアップ処理を実行することができる。
【0019】
また、データバックアップ制御装置は、バックアップ処理を実行中におけるデータハードディスクのデータ変更の履歴を記憶するデータ変更履歴記憶回路を備え、データハードディスクからバックアップデバイスへのコピーが終了した後、データ変更履歴記憶回路に記憶した内容を元に、データハードディスクを更新した後、処理を終了する。このため、データハードディスクの更新を制限することなくバックアップ処理を実行することができる。
【0020】
本発明の第1の実施の形態であるバックアップシステム100について図1を参照して説明する。尚、図1乃至3において、対応する要素には同一の参照符号を付してある。
【0021】
基本処理装置1はデータ処理を行なう基本処理装置である。CPU11は基本処理装置1が内部の処理を行なうためのCPUである。メインメモリ12は基本処理装置1が内部に持つメモリである。ハードディスク制御回路13は基本処理装置1が内部ハードディスク、即ちハードディスク21及び22へデータを書き込む動作を制御する回路である。システムバス14は基本処理装置1内部でCPU11とメインメモリ12とハードディスク制御回路13を接続するための内部バスである。データハードディスク21は基本処理装置1内部にデータを保持するためのハードディスク装置である。データハードディスク22は基本処理装置1内部でデータハードディスク21と同じ内容のデータをミラーリングし保持しするハードディスク装置である。データバックアップ制御装置31は本発明のデータバックアップ制御装置の中心となる回路である。
【0022】
データバックアップ制御装置31はシステムバス14を経由せずに直接ハードディスク制御回路13配下のデータハードディスク22に接続されている。また、データバックアップ制御装置31にはデータをバックアップするための外部装置としてバックアップデバイス41が接続されている。データバックアップ制御装置31は、バックアップタイミング制御回路32、バックアップデータ転送回路33、データ変更履歴記憶回路34、及びミラーリングデータ復旧回路35からなる。
【0023】
バックアップタイミング制御回路32は、ハードディスク制御回路13、バックアップデータ転送回路33及びミラーリングデータ復旧回路35に接続され、バックアップ処理に係る各回路の動作タイミングを制御する。例えば、バックアップタイミング制御回路32は、バックアップ処理を開始する際、ハードディスク制御回路13に対して、データハードディスク22のデータ更新を停止するように指示する。
【0024】
バックアップデータ転送回路33は、ハードディスク制御回路13、データハードディスク22及びバックアップデバイス41に接続され、バックアップタイミング制御回路32からの指示に応じてデータハードディスク22からデータを読み出し、バックアップデバイス41へのデータ転送を行なう。
【0025】
データ変更履歴記憶回路34は、ハードディスク制御回路13及びミラーリングデータ復旧回路35に接続される。データハードディスク22への更新を停止し、データハードディスク22からバックアップデバイス41へのデータ転送を実行している期間において、データ変更履歴記憶回路34は、ハードディスク制御回路13がデータハードディスク22に対して指示していたはずの変更指示内容を記憶する。また、データハードディスク22からバックアップデバイス41へのデータ転送を終了した後、データ変更履歴記憶回路34は、ミラーリングデータ復旧回路35からの要求に応じてデータ更新履歴を出力する。
【0026】
ミラーリングデータ復旧回路35は、バックアップタイミング制御回路32、データ変更履歴記憶回路34及びデータハードディスク22に接続される。ミラーリングデータ復旧回路35は、バックアップ処理終了後、データ変更履歴記憶回路34に記憶された内容をデータハードディスク22に転送し、データハードディスク21とデータハードディスク22の内容を同一とし再びデータミラーリング状態に戻すための復旧回路である。
【0027】
バックアップデバイス41はバックアップデータを保管するための外部バックアップ記憶装置である。
【0028】
データバックアップ制御装置31の動作について簡単に説明すると、まず、バックアップタイミング制御回路32は、ハードディスク制御回路13に対して、データハードディスク22のデータ更新を停止するように指示すると共に、以後データハードディスク22に対するデータ更新の指示が発生した場合、データ更新の指示内容をデータ変更履歴記憶回路34に記憶させるように指示する。次に、バックアップタイミング制御回路32は、バックアップデータ転送回路33に対し、データハードディスク22からバックアップデバイス41にデータを転送するように指示する。データハードディスク22からバックアップデバイス41へのデータ転送が終了すると、ミラーリングデータ復旧回路35は、データ変更履歴記憶回路34からデータ更新情報を読み出し、データハードディスク22のデータの更新を行なう。
【0029】
次に、バックアップシステム100によるデータハードディスク22のバックアップ処理について説明する。前提として、基本処理装置1では、ハードディスク制御回路13がバックアップ対象データをデータハードディスク21とデータハードディスク22の両方に書き込むことで冗長性を持たせたミラーリングデータとして格納している状態とする。
【0030】
まず、CPU11はデータバックアップ制御装置31へバックアップの開始の指示を行なう。
【0031】
CPU11からのデータバックアップ開始の指示を受け、バックアップタイミング制御回路32は、ハードディスク制御回路13に対し、データハードディスク22の更新停止を通知すると共に、データハードディスク22に書き込まれる予定であった書き込み場所及び書き込み予定のデータをデータ変更履歴記憶回路34へ記憶するよう指示する。尚、この間、データハードディスク21は通常通りの更新が行なわれており、基本処理装置1の処理動作についてはデータハードディスク21を使って継続される。
【0032】
データハードディスク22の更新が停止された後、バックアップデータ転送回路33がデータハードディスク22からバックアップ対象データを読み出しバックアップデバイス41へデータ転送を行い、バックアップデバイス41にデータを記録する。
【0033】
データハードディスク22内のバックアップ対象データの転送が終了時、バックアップデータ転送回路33はバックアップが終了したことをバックアップタイミング制御回路32へ通知する。
【0034】
バックアップが終了したことを受け、バックアップタイミング制御回路32はミラーリングデータ復旧回路35へデータミラーリングデータ復旧の指示を出す。
【0035】
ミラーリングデータ復旧回路35はデータ変更履歴記憶回路34からバックアップ中のデータハードディスク22の変更内容を読み出し、データハードディスク22の更新を行なう。
【0036】
データ変更履歴記憶回路34内に保持している更新情報がなくなった時点で、データハードディスク21とデータハードディスク22の内容は同一となっているため、バックアップタイミング制御回路32はハードディスク制御回路13にミラーリング復旧を通知する。ハードディスク制御回路13はミラーリング状態への復旧後はデータハードディスク21とデータハードディスク22の両方に同じ更新をしていくこととなる。
【0037】
なお、バックアップデータをバックアップデバイス41から読み戻す場合にはデータハードディスク内部のデータの入替えが必要なため、従来の基本処理装置同様に基本処理装置1の通常処理を停止する。CPU11がバックアップデータの読み戻しを指示した場合、バックアップデータ転送回路33がバックアップデバイス41からデータを読み出し、ハードディスク制御回路13にバックアップデータを転送する。ハードディスク制御回路13は、バックアップデータをデータハードディスク21とデータハードディスク22に書き込みミラーリングのデータを構築することになる。
【0038】
従って、データバックアップ制御装置31が、基本処理装置1のCPU11を使用せず、バックアップデバイス41にデータのバックアップを行なうことができる。また、バックアップ終了後、基本処理装置1のCPUを使用せずにミラーリング状態へ戻すことができる。バックアップ処理のために基本処理装置1での他の処理を中断する必要がない。このため、基本処理装置1の処理に影響を与えることなくバックアップ処理を行なうことができるという効果がある。
【0039】
第1の実施の形態では、二重化したデータハードディスク21及び22を備える情報処理装置を対象としてバックアップ処理を行なった。この実施の形態では、バックアップ処理の実行中、データハードディスク22をミラーリング処理から分離している。結果として、バックアップ処理を実行する間は、データハードディスク21のデータは冗長性が失われた状態となっている。こうした第1の実施の形態に対し、次に説明する第2の実施の形態では、バックアップ処理実行中でもデータの冗長性が維持される。
【0040】
図2を参照して本発明の第2の実施の形態であるバックアップシステム200について説明する。バックアップシステム200では、基本処理装置2がデータハードディスク23を更に備える点が異なる。即ち、ハードディスク制御回路13はその配下に3つのデータハードディスク21、22及び23を有し、それぞれに同じデータを保持する。つまり基本処理装置3ではデータハードディスクが三重化される。
【0041】
第2の実施の形態におけるバックアップの動作も第1の実施の形態と同様である。しかし、バックアップを行なうためにデータハードディスク22の更新を停止しても、データハードディスク21とデータハードディスク23がデータミラーリングを行なっているので、バックアップ中にもデータの冗長性が保たれるという効果がある。
【0042】
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業者の通常の知識の範囲内でその変更や改良が可能であることは勿論である。
【0043】
例えば、上述の説明では、データハードディスクが二重化された場合と三重化された場合とを例に説明したが、四重化以上に冗長化した場合にも本発明が適用可能であることは当業者には明らかであろう。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、基本処理装置内のCPUを使用せず、データバックアップ制御装置がデータハードディスクからバックアップデバイスへのデータ転送を行なうため、CPU時間はすべて通常処理業務処理に割当てることが可能となる。
【0045】
また、本発明によれば、バックアップ処理を実行する際、ミラーリング動作している複数のハードディスク装置のひとつをミラーリング動作から切り離すものの、他のハードディスク装置の動作はそのままなので、バックアップ処理以外の処理をバックアップ処理と並行して通常通りに実行することが可能である。特に、データハードディスクを三重化以上に冗長化している場合は、これらのうちのひとつをミラーリング動作から切り離しても、残りのデータハードディスクにてミラーリング動作を維持することができるので、冗長化を維持したままでバックアップ処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるバックアップシステム100の機能ブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態であるバックアップシステム200の機能ブロック図である。
【図3】従来のバックアップシステム300の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1、2、3 基本処理装置
11 CPU
12 メインメモリ
13 ハードディスク制御回路
14 システムバス
21、22、23 データハードディスク
31 データバックアップ制御装置
32 バックアップタイミング制御回路
33 バックアップデータ転送回路
34 データ変更履歴記憶回路
35 ミラーリングデータ復旧回路
41 バックアップデバイス
51 バックアップデバイス制御回路

Claims (7)

  1. 連係動作を行なう複数の記憶装置を備える情報処理装置の前記記憶装置に格納されたデータをバックアップする方法において、
    前記複数の記憶装置のひとつである記憶装置甲を前記連係動作から切り離す段階と、
    前記記憶装置甲に対する内容更新命令を、前記複数の記憶装置以外の第1の記憶装置に記憶する段階と、
    前記記憶装置甲の内容を、前記複数の記憶装置以外の第2の記憶装置にコピーする段階と、
    前記第1の記憶装置に記憶した内容更新命令を参照して前記記憶装置甲の内容を更新する段階と、
    前記記憶装置甲を前記連係動作に復帰させる段階と
    を含むことを特徴とするデータバックアップ方法。
  2. 請求項1に記載のデータバックアップ方法において、前記複数の記憶装置は3つ以上の記憶装置からなることを特徴とするデータバックアップ方法。
  3. 請求項1に記載のデータバックアップ方法において前記連係動作はミラーリングであることを特徴とするデータバックアップ方法。
  4. 連係動作を行なう複数の記憶装置及びこれらの記憶装置を制御する制御回路を備える情報処理装置と共に用いられる装置であって、前記記憶装置が格納するデータのバックアップを行なうデータバックアップ装置において、
    前記制御回路に対して、前記複数の記憶装置のひとつである記憶装置甲を前記連係動作から切り離す指示をする回路と、
    前記記憶装置甲に対する内容更新命令を記憶する第1の記憶装置と、
    前記記憶装置甲の内容をバックアップする第2の記憶装置と、
    前記第1の記憶装置に記憶した内容更新命令を参照して前記記憶装置甲の内容を更新する回路と、
    前記制御回路に対して、前記記憶装置甲を前記連係動作に復帰させる指示をする回路と、
    を備えることを特徴とするデータバックアップ装置。
  5. 請求項4に記載のデータバックアップ装置において、前記複数の記憶装置として3つ以上の記憶装置を備える情報処理装置と共に用いられることを特徴とするデータバックアップ装置。
  6. 請求項4に記載のデータバックアップ装置において前記連係動作はミラーリングであることを特徴とするデータバックアップ装置。
  7. 連係動作を行なう複数の記憶装置、これらの記憶装置を制御する制御回路、及び請求項4乃至6のいずれかに記載のデータバックアップ装置を備える情報処理装置。
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