JP2004068984A - 二連断続装置 - Google Patents

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Daisuke Kusamoto
草本 大輔
Terubumi Miyazaki
宮崎 光史
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Abstract

【課題】共通のシリンダチューブに第1ピストンおよび第2ピストンが設けられて一対の摩擦係合装置を係合させる二連断続装置において、各摩擦係合装置の係合トルクを同時に高い精度で別々に制御できるようにする。
【解決手段】共通のシリンダチューブ60に配設されたピストン62、70の後退端位置が底部60cおよび段部60dによって互いに独立に規定されるとともに、リターンスプリング68、76によって別々にその後退端位置まで戻されるため、ピストン62、70を互いに独立に移動させることができる一方、ブレーキB1、B2の摩擦材82、84、90、92は連結ドラム部80に設けられたスナップリング86、94によりそれぞれ第1方向の移動が阻止され、ピストン62、70との間でそれぞれ挟圧されて係合させられる。
【選択図】   図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はクラッチやブレーキ等の断続装置に係り、特に、一対の断続装置が中心線方向に連続して配設されている二連断続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用の自動変速機として、複数の遊星歯車装置とクラッチ、ブレーキを用いたものが多用されている。特開2001−304355号公報に記載の自動変速機はその一例で、(a) 所定の支持部材(入力軸2)に一体的に配設されるシリンダチューブに嵌合された第1ピストン(14)を有し、その第1ピストンとシリンダチューブとの間に形成された第1圧力室(16)内に作動油が供給されることにより第1ピストンを中心線と平行な第1方向へ移動させる第1油圧シリンダと、(b) 前記第1ピストンと前記シリンダチューブとの間に嵌合された第2ピストン(15)を有し、その第1ピストンとシリンダチューブと第2ピストンとの間に形成された第2圧力室(17)内に作動油が供給されることにより第2ピストンを前記第1方向と同じ方向へ移動させる第2油圧シリンダと、(c) 前記第2油圧シリンダよりも前記第1方向側において前記支持部材または前記シリンダチューブに一体的に設けられたシリンダ側連結部(クラッチドラム13)と、(d) 前記中心線まわりに相対回転可能な前記シリンダ側連結部および第1連結部材(サンギヤ4a)の双方にそれぞれ相対回転不能に配設された摩擦材を有し、前記第1油圧シリンダの第1ピストンが前記第1方向へ移動させられて摩擦材が係合させられることにより、そのシリンダ側連結部と第1連結部材とを連結する第1摩擦係合装置(クラッチC1)と、(e) その第1摩擦係合装置に対して前記中心線方向に隣接する位置において、前記中心線まわりに相対回転可能な前記シリンダ側連結部および第2連結部材(サンギヤ4b)の双方にそれぞれ相対回転不能に配設された摩擦材を有し、前記第2油圧シリンダの第2ピストンが前記第1方向へ移動させられて摩擦材が係合させられることにより、そのシリンダ側連結部と第2連結部材とを連結する第2摩擦係合装置(クラッチC2)と、を有する二連断続装置を備えている。上記第1油圧シリンダの第1ピストンは第2油圧シリンダのシリンダチューブの一部を構成している一方、その第1ピストンはシリンダ側連結部に相対回転不能に係合させられ、第2摩擦係合装置の摩擦材は、その第1ピストンに相対回転不能に嵌合されているとともに、その第1ピストンに装着された挟圧部材(スナップリング)によって位置決めされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の二連断続装置は、単一のリターンスプリングによって第2ピストンが第1ピストンに押圧されるとともに、その第1ピストンがシリンダチューブに当接させられることにより、それ等の第1ピストンおよび第2ピストンの後退端位置が規定される一方、第2摩擦係合装置は第1ピストンに設けられた挟圧部材によって位置決めされ、第1ピストンに一体的に固定されるため、第1摩擦係合装置および第2摩擦係合装置の一方を解放しながら他方を係合させるクラッチツークラッチ変速など、両方の摩擦係合装置の係合トルクを同時にきめ細かく制御することが困難で、2つの摩擦係合装置の使用に制限があった。
【0004】
また、第2摩擦係合装置の摩擦材は、第1油圧シリンダの第1ピストンに相対回転不能に嵌合されているため、シリンダチューブに設けられるシリンダ側連結部とは別に第1ピストンにも円筒形状のドラムやスプライン歯などを設ける必要があり、ピストン形状が複雑になって製造コストが高くなる。また、第2摩擦係合装置の係合時には第1油圧シリンダの第1ピストンを介してトルクが伝達されるため、その第2摩擦係合装置の係合、非係合によって第1ピストンの作動抵抗が変化し、例えば第1摩擦係合装置の係合、解放時の係合トルクの過渡制御が難しい。
【0005】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、共通のシリンダチューブに第1ピストンおよび第2ピストンが設けられて一対の摩擦係合装置を係合させる二連断続装置において、各摩擦係合装置の係合トルクを同時に高い精度で別々に制御できるようにするとともに、ピストン形状を簡略にして装置を全体として簡単且つ安価に構成できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) 所定の支持部材に一体的に配設されるシリンダチューブに嵌合された第1ピストンを有し、その第1ピストンとそのシリンダチューブとの間に形成された第1圧力室内に作動油が供給されることによりその第1ピストンを中心線と平行な第1方向へ移動させる第1油圧シリンダと、(b) 前記第1ピストンと前記シリンダチューブとの間に嵌合された第2ピストンを有し、その第1ピストンとそのシリンダチューブとその第2ピストンとの間に形成された第2圧力室内に作動油が供給されることによりその第2ピストンを前記第1方向と同じ方向へ移動させる第2油圧シリンダと、(c) 前記第2油圧シリンダよりも前記第1方向側において前記支持部材または前記シリンダチューブに一体的に設けられたシリンダ側連結部と、(d) 前記中心線まわりに相対回転可能な前記シリンダ側連結部および第1連結部材の双方にそれぞれ相対回転不能に配設された摩擦材を有し、前記第1油圧シリンダの第1ピストンが前記第1方向へ移動させられてその摩擦材が係合させられることにより、そのシリンダ側連結部とその第1連結部材とを連結する第1摩擦係合装置と、(e) その第1摩擦係合装置に対して前記中心線方向に隣接する位置において、前記中心線まわりに相対回転可能な前記シリンダ側連結部および第2連結部材の双方にそれぞれ相対回転不能に配設された摩擦材を有し、前記第2油圧シリンダの第2ピストンが前記第1方向へ移動させられてその摩擦材が係合させられることにより、そのシリンダ側連結部とその第2連結部材とを連結する第2摩擦係合装置と、を有する二連断続装置において、(f) 前記第1ピストンおよび前記第2ピストンは、前記第1方向と反対方向の後退端位置が別々に設けられた第1ストッパ部および第2ストッパ部によって互いに独立に規定されるとともに、第1リターンスプリングおよび第2リターンスプリングによって別々にその後退端位置まで戻される一方、(g) 前記第1摩擦係合装置および前記第2摩擦係合装置の摩擦材は、前記シリンダ側連結部に設けられた第1挟圧部および第2挟圧部によりそれぞれ前記第1方向の移動が阻止されて、前記第1ピストンおよび前記第2ピストンとの間でそれぞれ挟圧されて係合させられることを特徴とする。
【0007】
第2発明は、第1発明の二連断続装置において、(a) 前記第1摩擦係合装置および前記第2摩擦係合装置のうち、前記中心線方向において前記第1方向と反対側に配設されている一方の摩擦係合装置の前記シリンダ側連結部側の摩擦材は、そのシリンダ側連結部に直接相対回転不能に配設されており、(b) 前記第1方向側に位置する他方の摩擦係合装置の摩擦材を係合させる油圧シリンダのピストンは、前記一方の摩擦係合装置の前記シリンダ側連結部側の摩擦材に設けられた切欠を挿通させられて、その他方の摩擦係合装置の摩擦材に当接させられることを特徴とする。
【0008】
【発明の効果】
このような二連断続装置においては、共通のシリンダチューブに配設された第1ピストンおよび第2ピストンの後退端位置が第1ストッパ部および第2ストッパ部によって互いに独立に規定されるとともに、第1リターンスプリングおよび第2リターンスプリングによって別々にその後退端位置まで戻されるため、第1ピストンおよび第2ピストンを互いに独立に移動させることができる一方、第1摩擦係合装置および第2摩擦係合装置の摩擦材は、シリンダ側連結部に設けられた第1挟圧部および第2挟圧部によりそれぞれ第1方向の移動が阻止され、第1ピストン、第2ピストンとの間でそれぞれ挟圧されて係合させられるため、第1圧力室および第2圧力室内の油圧すなわち摩擦材の挟圧力をそれぞれ制御することにより、両摩擦係合装置の係合トルクを同時に高い精度で別々に制御することができ、例えば一方を解放しながら他方を係合させるクラッチツークラッチ変速にも使用できるなど、一対の摩擦係合装置の使用態様の自由度が向上する。
【0009】
ここで、第2油圧シリンダの第2圧力室は第1ピストンを含んで形成されているため、第2圧力室内の油圧が第1ピストンに作用し、その第1ピストンの作動時には後退方向へ押圧される可能性があるが、この後退方向の力は第2圧力室内の油圧に対応するため、その第2圧力室内の油圧を考慮して第1圧力室内の油圧を制御すれば、第1ピストンの後退を阻止して第1摩擦係合装置の係合トルクを高い精度で制御することができるとともに、第1ピストンの後退が阻止されることにより第2圧力室内の圧力変動が抑制され、第2摩擦係合装置の係合トルクも高い精度で制御される。なお、第1圧力室と第2圧力室とを径方向にオーバーラップすることなく設け、第1ピストンの第2圧力室側の受圧面積を略0にすることも可能で、その場合には、第2圧力室内の油圧を考慮することなく第1圧力室内の油圧制御を行うようにしても差し支えない。
【0010】
一方、本発明では共通のシリンダチューブが用いられ、第1ピストンが第2油圧シリンダのシリンダチューブの一部を構成するようになっているため、第1油圧シリンダおよび第2油圧シリンダのシリンダチューブを別々に構成する場合に比較して、部品点数が少なくて済むとともに装置をコンパクトに構成することができる。
【0011】
第2発明では、中心線方向において第1方向と反対側、すなわち第2油圧シリンダに隣接して配設されている一方の摩擦係合装置のシリンダ側連結部側の摩擦材が、そのシリンダ側連結部に直接相対回転不能に配設されており、第1方向側に位置する他方の摩擦係合装置の摩擦材を係合させる油圧シリンダのピストンは、その一方の摩擦係合装置の摩擦材に設けられた切欠を挿通させられて、その他方の摩擦係合装置の摩擦材に当接させられるようになっている。このため、従来のように第1油圧シリンダの第1ピストンに摩擦材を相対回転不能に嵌合する場合に比較して、円筒形状のドラムやスプライン歯などをピストンに設ける必要がなく、ピストン形状が簡略化されて、装置が全体として簡単且つ安価に構成されるとともに、一方の摩擦係合装置の係合、非係合によって他方の摩擦係合装置を係合させる油圧シリンダのピストンの作動抵抗が変化する恐れがなく、その一方の摩擦係合装置の係合、非係合に拘らず他方の摩擦係合装置の係合、解放時の係合トルクの過渡制御などを高い精度で行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の二連断続装置は、例えば摩擦係合装置であるクラッチやブレーキの作動状態によって複数の変速段や前後進を切り換える遊星歯車式の自動変速機、前後進切換装置など、車両用の動力伝達装置に好適に適用されるが、車両用以外の動力伝達装置にも適用され得る。
【0013】
本発明の油圧シリンダおよび摩擦係合装置は、例えばトランスアクスルケースやトランスミッションケース等の円筒形状の支持部材の内周側に配設され、第1摩擦係合装置および第2摩擦係合装置として、それぞれ第1連結部材および第2連結部材をケース等に連結して回転停止させるブレーキが設けられ、その場合は中心部分を備えている円板状のピストンを有する油圧シリンダを採用することもできるが、軸状の支持部材の外周側に配設される円環形状の油圧シリンダや摩擦係合装置にも適用できるなど、種々の態様が可能である。
【0014】
シリンダ側連結部は、例えば支持部材に一体または別体に設けられるが、シリンダチューブから第1方向へ突き出すように一体的に設けることも可能である。シリンダチューブは、例えば支持部材と別体に構成されて一体的に配設されるが、一部または全部を支持部材と一体に構成することも可能である。
【0015】
シリンダチューブとして、外筒部および内筒部を有する円環形状のものを採用した場合、例えば外筒部に連続して一体にシリンダ側連結部を設けるとともに、そのシリンダ側連結部の内周側に第1摩擦係合装置および第2摩擦係合装置を収容するように構成されるが、第1油圧シリンダの内筒部に連続してシリンダ側連結部を設けて、そのシリンダ側連結部の外周側に摩擦係合装置を配設することも可能である。
【0016】
第1圧力室および第2圧力室が径方向において部分的にオーバーラップするように設ければ、全体の径寸法を小さくすることができるが、両圧力室が径方向においてオーバーラップしないように構成することも可能である。
【0017】
第1摩擦係合装置および第2摩擦係合装置は、相対回転可能な2部材にそれぞれ摩擦材が2枚以上設けられる多板式のクラッチやブレーキが好適に用いられるが、各部材に摩擦材が1枚ずつ設けられる単板式の摩擦係合装置を採用することもできる。
【0018】
支持部材と第1連結部材、第2連結部材との間の動力伝達方向は、支持部材側から第1連結部材側、第2連結部材側へ伝達するものでも、その逆方向へ伝達するものでも、或いは条件によって伝達方向が変化するものでも良い。また、それ等の支持部材、第1連結部材、および第2連結部材は、総て中心線まわりに回転可能なものでも良いが、何れか1つは中心線まわりの回転不能にハウジング等に固定されていても良い。また、第1連結部材および第2連結部材は、互いに分離していて相対回転可能であっても良いが、一体的に連結されていて一緒に回転するものであっても良い。
【0019】
ピストンの後退端位置を規定する第1ストッパ部および第2ストッパ部は、シリンダチューブ或いは支持部材に一体に設けられた段差などの当接部でも良いが、スナップリングなどの別部材を設けることも可能である。摩擦材の第1方向の移動を阻止してピストンとの間で挟圧する第1挟圧部および第2挟圧部は、シリンダ側連結部に一体に設けられた段差などの当接部でも良いが、スナップリングなどの別部材を採用することもできる。
【0020】
第2発明では、一方の摩擦係合装置のシリンダ側連結部側の摩擦材が、そのシリンダ側連結部に直接相対回転不能に配設されているが、第1発明の実施に際しては、従来装置と同様に他方の摩擦係合装置を係合させるためのピストンをシリンダ側連結部に対して相対回転不能に係合させるとともに、そのピストンに一方の摩擦係合装置の摩擦材を相対回転不能且つ中心線方向の相対移動可能に配設するようにしても良く、少なくともシリンダ側連結部に設けられた挟圧部によって第1方向への移動が阻止されるようになっておれば良い。
【0021】
第2発明では、例えば第1摩擦係合装置が一方の摩擦係合装置で、第2摩擦係合装置が他方の摩擦係合装置とされるが、その逆の構成とすることも可能である。
【0022】
また、本発明は、例えば(a) 前記シリンダチューブは、外筒部および内筒部を有する有底の円環形状を成しており、(b) 前記第1ピストンは、前記外筒部と前記内筒部との間の環状空間内に嵌合されているとともに、前記第1摩擦係合装置の摩擦材を押圧するために前記第1方向へ突き出す円筒形状の押圧突部を備えており、(c) 前記第2ピストンは、前記第1ピストンの前記押圧突部と前記シリンダチューブの前記外筒部との間の環状空間内に嵌合される、ように構成されるが、(d) 第1ピストンの押圧突部とシリンダチューブの内筒部との間の環状空間内に第2ピストンを嵌合する、こともできる。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)車両などの横置き型の車両用駆動装置の骨子図で、燃料の燃焼で動力を発生するガソリンエンジン等のエンジン10の出力は、トルクコンバータ12、自動変速機14、差動歯車装置16を経て図示しない駆動輪(前輪)へ伝達されるようになっている。トルクコンバータ12は、エンジン10のクランク軸18と連結されているポンプ翼車20と、自動変速機14の入力軸22に連結されたタービン翼車24と、一方向クラッチ26を介して非回転部材であるハウジング28に固定されたステータ30と、クランク軸18と入力軸22とを直結するロックアップクラッチ32とを備えており、ロックアップクラッチ32は、係合側油室と解放側油室の流体の差圧によって摩擦係合させられる油圧式摩擦係合装置である。ポンプ翼車20にはギヤポンプ等の機械式のオイルポンプ21が連結されており、エンジン10によりポンプ翼車20と共に回転駆動されて変速用や潤滑用などの油圧を発生するようになっている。上記エンジン10は走行用の駆動力源で、トルクコンバータ12は流体式動力伝達装置である。
【0024】
自動変速機14は、入力軸22と同軸に配設されるとともにキャリヤとリングギヤとがそれぞれ相互に連結されることにより所謂CR−CR結合の遊星歯車機構を構成するシングルピニオン型の一対の第1遊星歯車装置40および第2遊星歯車装置42と、前記入力軸22と平行なカウンタ軸44と同軸に配置された1組の第3遊星歯車装置46と、そのカウンタ軸44の軸端に固定されて差動歯車装置16のリングギヤと噛み合う出力ギヤ48とを備えている。上記遊星歯車装置40,42,46の各構成要素すなわちサンギヤ、リングギヤ、それらに噛み合う遊星ギヤを回転可能に支持するキャリヤは、3つのクラッチC1、C2、C3によって相互に或いは入力軸22に選択的に連結され、3つのブレーキB1、B2、B3によって非回転部材であるハウジング28に選択的に連結されるようになっている。また、2つの一方向クラッチF1、F2によってその回転方向によりハウジング28と係合させられるようになっている。なお、差動歯車装置16は軸線(車軸)に対して対称的に構成されているため、下側を省略して示してある。
【0025】
上記入力軸22と同軸上に配置された一対の第1遊星歯車装置40,第2遊星歯車装置42、クラッチC1、C2、ブレーキB1、B2、および一方向クラッチF1により前進3段且つ後進1段の主変速部MGが構成され、上記カウンタ軸44上に配置された1組の遊星歯車装置46、クラッチC3、ブレーキB3、一方向クラッチF2によって副変速部すなわちアンダードライブ部U/Dが構成されている。主変速部MGにおいては、入力軸22はクラッチC1、C2を介して第1遊星歯車装置40のサンギヤS1、第2遊星歯車装置42のサンギヤS2にそれぞれ連結されている。第1遊星歯車装置40のリングギヤR1と第2遊星歯車装置42のキャリヤK2との間、第2遊星歯車装置42のリングギヤR2と第1遊星歯車装置40のキャリヤK1との間はそれぞれ連結されており、第1遊星歯車装置40のリングギヤR1および第2遊星歯車装置42のキャリヤK2は第1ブレーキB1を介して非回転部材であるハウジング28に連結され、第2遊星歯車装置42のサンギヤS2は第2ブレーキB2を介して非回転部材であるハウジング28に連結されている。また、上記リングギヤR1およびキャリヤK2と非回転部材であるハウジング28との間には、一方向クラッチF1が設けられている。そして、第1遊星歯車装置40のキャリヤK1に固定された第1カウンタギヤG1は、第3遊星歯車装置46のリングギヤR3に固定された第2カウンタギヤG2と噛み合わされ、主変速部MGとアンダードライブ部U/Dとの間で動力が伝達される。アンダードライブ部U/Dにおいては、第3遊星歯車装置46のキャリヤK3とサンギヤS3とが第3クラッチC3を介して相互に連結され、そのサンギヤS3と非回転部材であるハウジング28との間には、第3ブレーキB3および一方向クラッチF2が並列に設けられている。
【0026】
上記クラッチC1、C2、C3およびブレーキB1、B2、B3(以下、特に区別しない場合は単にクラッチC、ブレーキBという)は、多板式のクラッチやブレーキなど油圧アクチュエータによって係合制御される油圧式摩擦係合装置で、図示しない電磁弁やマニュアルバルブによって油圧回路が切り換えられることにより図2に示すように係合、解放状態が切り換えられ、シフトレバーの操作位置(ポジション)に応じて前進4段、後進1段、ニュートラルが成立させられる。図2の「1st」〜「4th」は変速比が異なる複数の前進変速段で、「○」は係合、「×」は解放、「△」は動力伝達に関与しない係合を意味している。シフトレバーは、例えば駐車ポジション「P」、後進走行ポジション「R」、ニュートラルポジション「N」、前進走行ポジション「D」、「2」、「L」へ操作されるようになっており、「P」および「N」ポジションでは動力伝達を遮断するニュートラルが成立させられる。また、「D」ポジションの第1変速段「1st」は、一方向クラッチF1の作用でエンジンブレーキが作用しないが、「2」ポジションおよび「L」ポジションの第1変速段「1st」では、第1ブレーキB1が係合させられることによってエンジンブレーキが作用する。
【0027】
一方、図3は、上記第1ブレーキB1および第2ブレーキB2によって、支持部材であるハウジング28と、キャリヤK2に連結された第1連結部材52、サンギヤS2に連結された第2連結部材54との間を断続する二連断続装置50を具体的に示す断面図で、中心線Oの上半分を示したものであり、第1ブレーキB1を摩擦係合させる第1油圧シリンダ56、および第2ブレーキB2を摩擦係合させる第2油圧シリンダ58を備えている。第1油圧シリンダ56および第2油圧シリンダ58は、ハウジング28に一体的に配設される共通のシリンダチューブ60を用いて構成されているとともに円環形状を成しており、その内部を前記入力軸22が挿通させられるようになっている。
【0028】
シリンダチューブ60は、外筒部60aおよび内筒部60bを有するとともに、図3の左方向に開口する有底の円環形状を成しており、その外筒部60aと内筒部60bとの間の環状空間内に第1油圧シリンダ56の第1ピストン62が中心線O方向の移動可能に嵌合されている。そして、そのシリンダチューブ60と第1ピストン62との間の第1圧力室64内に油路66から作動油が供給されることにより、第1ピストン62が第1方向すなわち図3の左方向へ突き出されて第1ブレーキB1が摩擦係合させられるとともに、その第1ピストン62は第1リターンスプリング68によって後退方向へ付勢され、第1圧力室64内の油圧の低下に伴ってシリンダチューブ60の底部60cに当接する後退端位置まで戻される。底部60cは第1ストッパ部に相当する。なお、第1ピストン62の内外周面にはそれぞれOリングが装着され、第1圧力室64を液密にシールしている。
【0029】
上記第1ピストン62は、第1ブレーキB1を押圧するために第1方向すなわち図3の左方向へ突き出す円筒形状の押圧突部62aを備えており、第2油圧シリンダ58の第2ピストン70は、その押圧突部62aとシリンダチューブ60の外筒部60aとの間の環状空間内に中心線O方向の移動可能に嵌合されている。そして、その第1ピストン62と外筒部60aと第2ピストン70との間に形成された第2圧力室72内に油路74から作動油が供給されることにより、第2ピストン70が第1方向すなわち図3の左方向へ突き出されて第2ブレーキB2が摩擦係合させられるとともに、その第2ピストン70は第2リターンスプリング76によって後退方向へ付勢され、第2圧力室72内の油圧の低下に伴ってシリンダチューブ60の段部60dに当接する後退端位置まで戻される。第2圧力室72は、径方向において第1圧力室64と部分的にオーバーラップ(重複)するように設けられており、全体の径寸法の小径化が図られている。また、上記第2ピストン70の後退端位置は、前記第1ピストン62と干渉しないように、その第1ピストン62の移動ストローク(前進端)よりも第1方向側(図3の左方向)に設定されている。段部60dは第2ストッパ部に相当する。なお、第2ピストン70の内外周面にはそれぞれOリングが装着され、第2圧力室72を液密にシールしている。
【0030】
上記シリンダチューブ60よりも第1方向側すなわち図3の左方向側の部分には、中心線Oを中心とする円筒形状の連結ドラム部80が、前記ハウジング28に一体に設けられており、その連結ドラム部80の内周側部分に前記第1ブレーキB1および第2ブレーキB2が互いに中心線O方向に隣接して配設されている。第1ブレーキB1は、第2ブレーキB2とシリンダチューブ60との間に配設されており、連結ドラム部80に相対回転不能に配設された多数の摩擦材82と、その多数の摩擦材82の間に交互に介在させられるとともに前記第1連結部材52に相対回転不能に配設された多数の摩擦材84とを備えており、前記第1ピストン62によってそれ等の摩擦材82、84が摩擦係合させられることにより、第1連結部材52を介して前記キャリヤK2がハウジング28に一体的に連結されて回転停止させられる。連結ドラム部80側の摩擦材82は、その連結ドラム部80に直接スプライン嵌合されて相対回転不能とされているとともに、その連結ドラム部80に一体的に装着されたスナップリング86により挟圧プレート88を介して第1方向への移動が阻止され、その挟圧プレート88と第1ピストン62との間で挟圧されるようになっている。連結ドラム部80はシリンダ側連結部に相当し、スナップリング86は第1挟圧部に相当する。
【0031】
第1ブレーキB1の第1方向側に隣接して配設された第2ブレーキB2は、連結ドラム部80に相対回転不能に配設された多数の摩擦材90と、その多数の摩擦材90の間に交互に介在させられるとともに前記第2連結部材54に相対回転不能に配設された多数の摩擦材92とを備えており、前記第2ピストン70によってそれ等の摩擦材90、92が摩擦係合させられることにより、第2連結部材54を介して前記サンギヤS2がハウジング28に一体的に連結されて回転停止させられる。連結ドラム部80側の摩擦材90は、その連結ドラム部80に直接スプライン嵌合されて相対回転不能とされているとともに、その連結ドラム部80に一体的に装着されたスナップリング94により挟圧プレート96を介して第1方向への移動が阻止され、その挟圧プレート96と第2ピストン70との間で挟圧されるようになっている。また、前記第1ブレーキB1の摩擦材82には、図4に示すように切欠82aが複数設けられている一方、第2ピストン70には、その切欠82aに対応して複数の押圧突起70aが第1方向へ向かって突設されており、その押圧突起70aが切欠82a内を挿通して第2ブレーキB2に到達するようになっている。スナップリング94は第2挟圧部に相当する。
【0032】
本実施例では、第1ブレーキB1が第1摩擦係合装置で、第2ブレーキB2が第2摩擦係合装置であり、中心線O方向において第1方向と反対側、すなわち図3における右側に配設されている第1ブレーキB1が一方の摩擦係合装置で、第2ブレーキB2が他方の摩擦係合装置である。
【0033】
このような本実施例の二連断続装置50においては、共通のシリンダチューブ60に配設された第1ピストン62および第2ピストン70の後退端位置が底部60cおよび段部60dによって互いに独立に規定されるとともに、第1リターンスプリング68、第2リターンスプリング76によって別々にその後退端位置まで戻されるため、第1ピストン62および第2ピストン70を互いに独立に移動させることができる一方、第1ブレーキB1および第2ブレーキB2の摩擦材82、84、90、92は、連結ドラム部80に設けられたスナップリング86、94によりそれぞれ第1方向の移動が阻止され、ピストン62、70との間でそれぞれ挟圧されて係合させられるため、第1圧力室64および第2圧力室72内の油圧すなわち摩擦材82、84、90、92の挟圧力をそれぞれ制御することにより、第1ブレーキB1および第2ブレーキB2の係合トルクを同時に高い精度で別々に制御することができる。これにより、例えば前記「2」ポジションでの1⇔2変速のように一方を解放しながら他方を係合させるクラッチツークラッチ変速を好適に実施できるなど、第1ブレーキB1および第2ブレーキB2の使用態様の自由度が向上する。
【0034】
ここで、第2油圧シリンダ58の第2圧力室72は第1ピストン62を含んで形成されているとともに、径方向において第1圧力室64と部分的にオーバーラップするように設けられているため、第2圧力室72内の油圧が第1ピストン62に作用し、その第1ピストン62の作動時には後退方向へ押圧される可能性があるが、この後退方向の力は第2圧力室72内の油圧に対応するため、その第2圧力室72内の油圧を考慮して第1圧力室64内の油圧を制御すれば、第1ピストン62の後退を阻止して第1ブレーキB1の係合トルクを高い精度で制御することができるとともに、第1ピストン62の後退が阻止されることにより第2圧力室72内の圧力変動が抑制され、第2ブレーキB2の係合トルクも高い精度で制御される。
【0035】
一方、上記二連断続装置50は共通のシリンダチューブ60が用いられ、第1ピストン62が第2油圧シリンダ58のシリンダチューブの一部を構成するようになっているため、第1油圧シリンダ56および第2油圧シリンダ58のシリンダチューブを別々に構成する場合に比較して、部品点数が少なくて済むとともに装置をコンパクトに構成することができる。
【0036】
また、中心線O方向において第1方向と反対側、すなわち第2油圧シリンダ58に隣接して配設されている第1ブレーキB1の連結ドラム部80側の摩擦材82が、その連結ドラム部80に直接相対回転不能にスプライン嵌合されており、第1方向側に位置する第2ブレーキB2を係合させる第2油圧シリンダ58の第2ピストン70は、その摩擦材82に設けられた切欠82aを挿通させられて、第2ブレーキB2の摩擦材90、92を挟圧するようになっている。このため、従来のように第2油圧シリンダ58の第2ピストン70に第1ブレーキB1の摩擦材82を相対回転不能に嵌合する場合に比較して、円筒形状のドラムやスプライン歯などを第2ピストン70に設ける必要がなく、第2ピストン70の形状が簡略化されて、装置が全体として簡単且つ安価に構成されるとともに、第1ブレーキB1の係合、非係合によって第2油圧シリンダ58の第2ピストン70の作動抵抗が変化する恐れがなく、その第1ブレーキB1の係合、非係合に拘らず第2ブレーキB2の係合、解放時の係合トルクの過渡制御などを高い精度で行うことができる。
【0037】
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である二連断続装置を備えている自動変速機を含む車両用駆動装置を説明する骨子図である。
【図2】図1の自動変速機の各変速段を成立させる際のクラッチおよびブレーキの作動状態を示す作動表である。
【図3】図1の自動変速機のブレーキB1、B2部分を具体的に示す断面図である。
【図4】図3のブレーキB1の連結ドラム部側の摩擦材と第2油圧シリンダの第2ピストンとの関係を示す図である。
【符号の説明】
28:ハウジング(支持部材)  50:二連断続装置  52:第1連結部材  54:第2連結部材  56:第1油圧シリンダ  58:第2油圧シリンダ  60:シリンダチューブ  60c:底部(第1ストッパ部)  60d:段部(第2ストッパ部)  62:第1ピストン  64:第1圧力室
68:第1リターンスプリング  70:第2ピストン  72:第2圧力室
76:第2リターンスプリング  80:連結ドラム部(シリンダ側連結部)
82、84、90、92:摩擦材  82a:切欠  86:スナップリング(第1挟圧部)  94:スナップリング(第2挟圧部)  B1:第1ブレーキ(第1摩擦係合装置)  B2:第2ブレーキ(第2摩擦係合装置)  O:中心線

Claims (2)

  1. 所定の支持部材に一体的に配設されるシリンダチューブに嵌合された第1ピストンを有し、該第1ピストンと該シリンダチューブとの間に形成された第1圧力室内に作動油が供給されることにより該第1ピストンを中心線と平行な第1方向へ移動させる第1油圧シリンダと、
    前記第1ピストンと前記シリンダチューブとの間に嵌合された第2ピストンを有し、該第1ピストンと該シリンダチューブと該第2ピストンとの間に形成された第2圧力室内に作動油が供給されることにより該第2ピストンを前記第1方向と同じ方向へ移動させる第2油圧シリンダと、
    前記第2油圧シリンダよりも前記第1方向側において前記支持部材または前記シリンダチューブに一体的に設けられたシリンダ側連結部と、
    前記中心線まわりに相対回転可能な前記シリンダ側連結部および第1連結部材の双方にそれぞれ相対回転不能に配設された摩擦材を有し、前記第1油圧シリンダの第1ピストンが前記第1方向へ移動させられて該摩擦材が係合させられることにより、該シリンダ側連結部と該第1連結部材とを連結する第1摩擦係合装置と、
    該第1摩擦係合装置に対して前記中心線方向に隣接する位置において、前記中心線まわりに相対回転可能な前記シリンダ側連結部および第2連結部材の双方にそれぞれ相対回転不能に配設された摩擦材を有し、前記第2油圧シリンダの第2ピストンが前記第1方向へ移動させられて該摩擦材が係合させられることにより、該シリンダ側連結部と該第2連結部材とを連結する第2摩擦係合装置と、
    を有する二連断続装置において、
    前記第1ピストンおよび前記第2ピストンは、前記第1方向と反対方向の後退端位置が別々に設けられた第1ストッパ部および第2ストッパ部によって互いに独立に規定されるとともに、第1リターンスプリングおよび第2リターンスプリングによって別々に該後退端位置まで戻される一方、
    前記第1摩擦係合装置および前記第2摩擦係合装置の摩擦材は、前記シリンダ側連結部に設けられた第1挟圧部および第2挟圧部によりそれぞれ前記第1方向の移動が阻止されて、前記第1ピストンおよび前記第2ピストンとの間でそれぞれ挟圧されて係合させられる
    ことを特徴とする二連断続装置。
  2. 前記第1摩擦係合装置および前記第2摩擦係合装置のうち、前記中心線方向において前記第1方向と反対側に配設されている一方の摩擦係合装置の前記シリンダ側連結部側の摩擦材は、該シリンダ側連結部に直接相対回転不能に配設されており、
    前記第1方向側に位置する他方の摩擦係合装置の摩擦材を係合させる油圧シリンダのピストンは、前記一方の摩擦係合装置の前記シリンダ側連結部側の摩擦材に設けられた切欠を挿通させられて、該他方の摩擦係合装置の摩擦材に当接させられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の二連断続装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005291498A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg ハイドロリック式のレリーズシステム
JP2010518325A (ja) * 2007-02-03 2010-05-27 ボーグワーナー・インコーポレーテッド クラッチ装置

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