JP2004066968A - 運搬車 - Google Patents

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JP2004066968A
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Hiroyuki Oda
尾田 裕幸
Toshiaki Uchida
内田 俊明
Hiroaki Origasa
折笠 博明
Shoichi Sakamoto
坂本 詔一
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】クローラの屈曲による亀裂の発生や、運搬車のサイズによってクローラを共用化できないといった課題を解決したクローラ式の運搬車を提供する。
【解決手段】クローラ21を、ピース22と、ピース22の側面に配したサイドプレート23を、ピース21とサイドプレート22に設けた取付け穴にピン24を挿入して止め輪で保持し、複数のピース21を連結することにより構成する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は物品等を運ぶベルト式クローラ走行装置を具備した運搬車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来かかる運搬車としては特開平11−11317号に開示されているベルト式クローラ走行装置を具備した運搬車がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種の運搬車用ベルト式クローラ走行装置を構成するクローラは図17で示すように、その走行時における道路等の保護及び緩衝作用を考慮しゴム等の弾性材で輪状に一体成形されている。その外周面には段差昇降に適するように台形状断面を有する凸部を所定間隔で配列し、またその内周面にも駆動輪に係合する凸部が形成され動力を伝達されているが、一体成形であるので他機種に使用しようとしても、駆動輪と縦動輪の距離が制約され共用化ができない。一部分の凸部が磨耗、破損した場合1クローラごと新品と交換しなくてはならない。またクローラは駆動輪の円弧に沿って動力伝達をするため屈曲による亀裂が発生しやすいとの不具合があった。
【0004】
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、分解組立容易なベルト式クローラ走行装置を具備した運搬車を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、クローラをピン連結方式とし、ゴム等の弾性体でピースを構成し動力はサイドプレートとピンにて伝達すると共に、長さの調整が可能で、磨耗、破損等によるピースの交換を容易にする構成にすることにより達成される。また、ピースに屈曲荷重が作用しないようにピン取付け部を回動可能にし、駆動輪の外周を多角形の平面にし、ピース内面と駆動輪の外周が係合するようにすることにより達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施形態を示した図1〜図16を参照して説明する。
運搬車は図1に示すように、走行装置が固定されると共に物品などを支持する車体部と、走行部と、ハンドル部からなる。
【0007】
車体部は、地面に平行に配したフレーム5と、地面とある角度を有し、フレーム5の一端に設けたフレーム11で車体14を構成し、工具などの物品を載置するテーブル15がフレーム5に取付けられている。
【0008】
ハンドル部は、操作ハンドル16、電源部17からなり、運搬車の操作を行う。パイプ状材からなる操作ハンドル16はテーブル15の上面へ折りたたみが可能な状態でフレーム5に取付けられている。電源部17は操作ハンドル16に取付けられ、電源18、電源18を入切りするスイッチ19、運搬車の前進後退を切り替えるスイッチ20などを配置している。
【0009】
走行装置部は車体部に支持され、運搬車はモータ1の動力を図示しない減速歯車、駆動軸2、駆動輪3に伝達されクローラ21により走行する。
クローラ21の内周には、駆動輪3と、クローラ21を案内する中間輪6と後輪13が接し、クローラ21の外周にはクローラ21の張りを調整する中間ローラ7が接している。
【0010】
図1〜図3に示すように、駆動輪3は駆動軸2、中間輪6と中間ローラ7は軸9を介しフレーム5に設けられ、後輪13は軸30を介しフレーム11に設けられている。
図15に示すように、駆動輪3の外周は後述するピース22の凸部27に係合する凹部4と、ピース22の平面部35に接触する平面部36を有する凸部37からなる多角形形状をなしており、クローラ21にモータ1からの動力を空回りすることなく伝達することが可能となる。
中間輪6、後輪13には図2、図4に示す溝8、12を有し、後述するピース22の凸部27を案内する。
中間ローラ7の軸9とフレーム5との間には、図3に示すように中間ローラ7を地面方向へ付勢するするためのばねなどで構成された弾性体10を設け、中間ローラ7の軸9と中間ローラ7を地面に対し上下動可能な状態で設けることにより、クローラ21の張りを調整することが可能となる。
【0011】
クローラ21は図8〜図12に示すようなピース22と図13で示すサイドプレート23をピン24によって連結し、止め輪25でピン24を保持し、輪状にしたものである。
ピース22は、図9で示すように、他のピース22と係合可能なように凸部32と凹部33を有している。取付け穴31の内径はピン24の軸よりも僅かに大きい程度とし、2個のピース22をピン22で連結したときに接合部分が屈曲可能な状態としている。更に図8で示すピース22の上部には台形の凸部26を設け、下部には平面部35と、ほぼ中央に前記駆動輪3の外周平面部中央の凹部4に係合し中間輪6、及び後輪13に有する溝8、12より若干狭い幅の凸部27を設けている。ピース22に平面部35を設けることにより、ピース22が駆動輪3を通過する際、駆動輪3の平面部36に接触しピース22は屈曲荷重が作用しない構成とした。
サイドプレート23は板状で金属などからなり、ピース22と同様に取付け穴34が形成されている。
ピン24は、一端をサイドプレート23の取付け穴34の内径よりも大きくし、他端を止め輪25をピン24に嵌合させることによりピース22から抜けるのを防止している。
【0012】
以上のように構成された運搬車は、電源18を取付け電源18のスイッチ19を入れることによりモータ1が回転し減速歯車、駆動軸2、駆動輪3を介しクローラ21に動力が伝達されるので一体成形のクローラと変わりなく物品を運ぶことができる。
【0013】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、クローラはピース、サイドプレート、ピンにて輪状に連結した構成にしたので、長さ調整が可能になり磨耗、破損等で交換する場合でも交換が容易である。また、ピースに屈曲荷重が作用しないように、ピン取付け部を回動可能にすると共に駆動輪の外周を多角形にし、ピースの下部面に接触する平面部を設けたので、ピースに屈曲荷重が作用せず破断することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面図。
【図2】中間輪6の取付け状態を示す側面図。
【図3】中間ローラ7の取付け状態を示す側面図。
【図4】後輪13の取付け状態を示す側面図。
【図5】駆動輪とクローラの噛合い状態を示す図1の部分拡大図。
【図6】クローラ21の正面図。
【図7】図6の上面図。
【図8】ピース22の正面図。
【図9】図8の上面図。
【図10】図8の底面図。
【図11】図8の左側面図。
【図12】図8の右側面図。
【図13】サイドプレート23の正面図。
【図14】ピン24の側面図。
【図15】駆動輪3の正面図。
【図16】図15の側面図。
【図17】従来の駆動輪とクローラの噛合い状態を示す正面図。側面図。
【符号の説明】
3は駆動輪、4は溝、21はクローラ、22はピース、23はサイドプレート、24はピン、25は止め輪である。

Claims (2)

  1. モータの回転を減速部、駆動軸、駆動輪を介してクローラに伝達しクローラを移動させることにより移動する運搬車であって、
    前記クローラは取付け穴を有するピースと、該ピースの側面に装着されたサイドプレートと、複数のピースを連結するピンと、止め輪とからなり、複数のピースを輪状に連結したことを特徴とする運搬車。
  2. 前記駆動輪の外周は凹部と凸部からなる多角形形状で前記凸部には平面部を有し、前記ピースはピースの下部面に平面部と凸部を有し、駆動輪の凹部とピースの凸部が係合すると共に、駆動輪の平面部とピースの平面部が接触しクローラを移動させることを特徴とする請求項1記載の運搬車。
JP2002229309A 2002-08-06 2002-08-06 運搬車 Withdrawn JP2004066968A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017068688A1 (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 株式会社小松製作所 走行体および作業車両

Cited By (2)

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