JP2004064965A - ステッピングモータ - Google Patents

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Shigeyuki Shimomura
重幸 下村
Daisuke Maeda
大輔 前田
Shuichi Hiruma
修一 比留間
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】コスト低減と特性向上を図る。
【解決手段】巻き線方向を異にした少なくとも一対の環状コイル4と、ヨーク5と、外周部に円周方向に対してN極とS極とが交互に着磁された円筒型マグネット12と出力軸11とを有するロータ構体10を備える。ロータ構体10が、プレス加工により形成された1個の取付プレート13の軸孔13cに出力軸11を圧入するとともに外周部に形成したフランジ部13bをマグネット12の内周面に接合することにより、マグネット12と出力軸11とを一体化してなる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステッピングモータに関し、さらに詳しくは環状に配列した少なくとも一対のコイルの内部に円筒状のマグネットを有するロータ構体を回転自在に組み合わせてなるパーマネントマグネット型ステッピングモータ(以下、単にステッピングモータと称する。)における前記マグネットと出力軸との固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ステッピングモータは、巻き線方向を異にした少なくとも一対の環状コイルと多数個のクローポールを一体に折曲形成したヨークとを固定側とし、前記コイルの内部空間に円筒型マグネットと出力軸とを有するロータ構体を配置するとともに、このロータ構体をモータケースに対して軸受部材を介して回転自在に組み合わせて構成される。ステッピングモータは、ヨークやモータケース等の部材がプレス加工によって形成され、構造が簡易であることから比較的低コストであるといった特徴を有している。
【0003】
ステッピングモータは、マグネットが外周部に円周方向に対してN極とS極とが交互に着磁され、A相コイルとB相コイルとに対して方向を異にする駆動電流を選択的に供給することによってクローポールの励磁状態を切り換える。ステッピングモータは、クローポールの極性と相対するマグネットの磁極との間に生じる磁気的吸引力と磁気的反発力とによって、ロータ構体が間欠的に回転する。
【0004】
従来のステッピングモータにおいては、ロータ構体が、マグネットと、このマグネットの内周面に外周部が接合固定された有底筒状のカップ部材と、このカップ部材の底面に形成した取付孔にかしめ付けされた筒状のブッシュ部材と、このブッシュ部材を貫通して形成された取付孔に圧入された出力軸等によって構成されている。かかるロータ構体は、カップ部材やブッシュ部材を有することから部品数及び組立工数が多くなり全体コストが高くなってしまうといった問題があった。また、ロータ構体は、接着剤により接合されるマグネットの内周面とカップ部材の外周部との寸法管理が厳しく設定されなければならず、部品コストが高くなるとともに接合工程も面倒となりかつ効率も低下するといった問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ステッピングモータにおいては、上述したロータ構体の問題点を解決するために、例えば図4に示すようにマグネット51と出力軸52とをプレス部品からなる一対の取付プレート53、54を介して一体化してなるロータ構体50が提案されている。各取付プレート53、54は、例えば鉄板やアルミ板により円盤状に形成され、中心部にバーリング加工等を施してそれぞれ圧入部53a、54aが一体に形成された軸孔53b、54bを有している。
【0006】
ロータ構体50は、取付プレート53、54が軸方向に離間して軸孔53b、54bに出力軸52を圧入することによって一体化される。また、ロータ構体50は、モータケースに組み付けられる際に、軸方向の移動を阻止するブッシュ部材55が取付プレート53の外側に位置して出力軸52に圧入固定されるとともにワッシャ56とバネワッシャ57及びワッシャ58が取付プレート54の外側に位置して出力軸52に圧入固定される。ロータ構体50は、上述した出力軸52と取付プレート53、54の組立体がマグネット51の内部空間に組み合わされるとともに、取付プレート53、54のそれぞれの外周縁53c、54cを接着剤59によってマグネット51の内周面に接合して一体化する。
【0007】
以上のように構成されたロータ構体50は、一対の取付プレート53、54を用いてマグネット51と出力軸52とを一体化することによってカップ部材を不要とすることから、部品数と組立工数が低減される。また、ロータ構体50は、取付プレート53、54がプレス加工により比較的簡易な形状に形成されることから部品コストの低減も図られ、廉価なステッピングモータを提供することを可能とする。
【0008】
しかしながら、ステッピングモータにおいては、上述した構成のロータ構体50を用いることによりコスト低減を図っても、さらなるコストダウンの要求が大きくい。また、ステッピングモータにおいては、ロータ構体の軽量化によってより低消費電力化や駆動特性の向上も求められている。ロータ構体50は、一対の取付プレート53、54を用いることによってそれぞれに出力軸52の圧入工程と、マグネット51との接着工程が必要である。さらに、ロータ構体50は、取付プレート53、54の外周縁をマグネット51の内周面に接合するために充分な接合代を保持することが困難であるために、接合強度が弱いといった問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、一層のコスト低減と特性向上を図ったステッピングモータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成する本発明にかかるステッピングモータは、巻き線方向を異にした少なくとも一対の環状コイルと、ヨークと、外周部に円周方向に対してN極とS極とが交互に着磁された円筒型マグネットと出力軸とを有するロータ構体とを備える。ヨークは、各コイルを狭持するリング状基部と、この基部の内周縁から直交状態に折曲形成されてコイルの内周に沿って環状に配列された多数個のクローポールとを有して一体に形成されなる。ロータ構体は、外周部に形成したフランジ部をマグネットの内周面に接着剤により接合するとともに中心部に設けた軸孔に出力軸を圧入固定するプレス部品からなる1個の円盤状取付プレートよって、これらマグネットと出力軸とを一体化してなる。
【0011】
また、ステッピングモータは、ロータ構体が、取付プレートのフランジ部に多数個の凹部により舌片部が一体に形成されており、これら凹部内に接着剤を充填して舌片部をマグネットの内周面と接合されてなる。さらに、ステッピングモータは、取付プレートがマグネットに対して軸方向の一端部の近傍位置において内周面に接合されてなる。さらにまた、ステッピングモータは、取付プレートが外周縁の厚み方向の両側にフランジ部を一体に形成してなり、マグネットに対して軸方向の略中央位置において内周面に接合されてなる。
【0012】
以上のように構成された本発明にかかるステッピングモータによれば、プレス加工により比較的簡易な形状で形成された1個の取付プレートを介してマグネットと出力軸とを一体化してロータ構体を構成することから、部品コストと組立工数とが低減されてコストダウンが達成される。また、ステッピングモータによれば、取付プレートを1個とすることで部品数の削減とともに接着剤の量も少なくなることからロータ構体の軽量化が図られるようになり、低消費電力化や駆動特性の向上が図られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として図1に示したステッピングモータ1は、基本的な構成を従来のステッピングモータと同様とし、鉄板等に絞り加工を施して外周部2aと底面部2bとを一体に形成した有底筒状を呈するモータケース2と、このモータケース2の開口部を閉塞して組み付けられる蓋体3と、モータケース2の内部に固定側として組み付けられた一対の環状コイル体4A、4B及び一対のヨーク部材5A、5Bと、可動部を構成するロータ構体10とを備えてなる。
【0014】
ステッピングモータ1は、モータケース2の外周部2aに、入力端子6を有する基板7が組み付けられ、入力端子6を介してコイル体4A、4Bに対して駆動電流を供給する。ステッピングモータ1は、モータケース2の底面部2bの中心と蓋体3の中心とにそれぞれ軸線を一致させて軸受8、9が組み付けられ、これら上下一対の軸受8、9によってロータ構体10を構成する出力軸11を回転自在に軸支してなる。
【0015】
コイル体4A、4Bは、それぞれコイルボビンに巻き線を施して構成するが、巻き線方向が異にされてなる。コイル体4A、4Bは、後述するヨーク部材5によって互いに同軸となるように積層状態で組み合わされ、ヨーク部材5を介してモータケース2の内部空間に組み付けられる。
【0016】
ヨーク部材5A、5Bは、それぞれ鉄板等の導電性金属板にプレス加工を施して形成され、詳細を省略するがコイル体4A、4Bをはさみ込んで支持狭持するリング状基部5Aa、5Baと、これら基部5Aa、5Baの内周縁からそれぞれ直交状態に折曲形成された櫛歯状の多数個のクローポール5Ab、5Bbとを有して一体に形成されなる。ヨーク部材5A、5Bは、図1に示すように上下に積層された状態でモータケース2の内部空間に組み合わされ、底面部2bと蓋体3とによって固定される。
【0017】
ヨーク部材5A、5Bは、リング状基部5Aa、5Baによりコイル体4A、4Bを積層状態に組み合わせた状態で保持する。ヨーク部材5A、5Bは、この状態でコイル体4A、4Bの内周部に沿ってそれぞれの各クローポール5Ab、5Bbが同一円周上に交互に位置されるようになる。ヨーク部材5A、5Bは、入力端子6を介してコイル体4A、4Bに駆動電流が供給されると、駆動電流の方向により各クローポール5Ab、5Bbが異なる磁極で励磁されてロータ構体10に磁力を作用させ、このロータ構体10を正転方向或いは逆転方向へと間欠的に回転させる。
【0018】
ロータ構体10は、図2に示すように上下一対の軸受8、9により回転自在に軸支された出力軸11と、マグネット12と、これら出力軸11とマグネット12とを一体化する取付プレート13とから構成される。ロータ構体10には、後述するようにモータケース2に組み込まれた状態において蓋体3から突出された出力軸11の一端部に例えば出力歯車14が固定されるとともに、軸受8、9間において軸方向の移動が規制されるように一対のワッシャ15、16が出力軸11に圧入されてなる。
【0019】
マグネット12は、例えばネオジウムマグネットによって各クローポール5Ab、5Bbによって構成される円形空間部の内径よりも小径とされるとともに、積層状態に組み合わされヨーク部材5A、5Bの高さとほぼ等しい軸長を有する肉薄な円筒形に形成されてなる。マグネット12は、外周部に円周方向に対して所定の角度範囲を以ってN極とS極とが交互に着磁されてなる。
【0020】
取付プレート13は、鉄板やアルミニウム板にプレス加工を施して形成され、マグネット12の内径とほぼ等しい外径を有する円盤状の基部13aと、この基部13aの外周縁に沿って一体に立ち上がり形成されたフランジ部13bとからなる。取付プレート13には、中心部にバーリング加工等により出力軸11の外径とほぼ等しい内径を有する軸孔13cを構成するボス部13dが一体に形成されてなる。取付プレート13には、フランジ部13bに多数個の凹部13eを形成することによって多数個の舌片部13fが形成されてなる。
【0021】
ロータ構体10においては、上述した取付プレート13に対して、出力軸11がその下端部の近傍を軸孔13cに圧入されて固定保持される。ロータ構体10においては、ボス部13dを有することで取付プレート13に対して出力軸11が軸方向に圧入代を確保され、強固な取り付けが行われるようになる。ロータ構体10においては、出力軸11の上端部に第1のワッシャ15が圧入固定されるとともに、取付プレート13から突出された下端部に第2のワッシャ16が圧入固定される。
【0022】
ロータ構体10においては、出力軸11と取付プレート13の組立体がマグネット12の内部空間に組み合わされ、接合工程を施されて一体化される。ロータ構体10においては、取付プレート13のフランジ部13bがマグネット12の内周面に全周に亘って突き当てられる。なお、ロータ構体10においては、取付プレート13がフランジ部13bの外径をマグネット12の内径よりもやや大きめに形成されており、組み合わされた状態においてフランジ部13bが凹部13eを介して収斂することで取付プレート13とマグネット12とがきつく嵌合された状態となるようにして接合工程で脱落や移動が防止されるようにする。
【0023】
ロータ構体10においては、各凹部13eに接着剤18が充填されることにより、フランジ部13bを内周面に接合して取付プレート13とマグネット12とが一体化される。取付プレート13とマグネット12とは、フランジ部13bに多数個の各凹部13eを形成したことにより、各舌片部13fに対して接着剤18が充部に回り込むことで取付プレート13とマグネット12とが強固に固定されるようになる。
【0024】
以上のように構成したロータ構体10は、コイル体4A、4Bとヨーク部材5A、5Bとの組立体を組み付けたモータケース2に対して組み付けられる。ロータ構体10は、第2のワッシャ16から突出した出力軸11の下端部にスプリングワッシャ17が組み付けられて、この出力軸11の下端部を底面部2bに組み付けた軸受9の軸孔に挿通する。ロータ構体10は、出力軸11の上端部が蓋体3に組み付けた軸受8の軸孔に挿通される。蓋体3は、そのままモータケース2側に押し込まれて、外周部をモータケース2の開口縁にかしめられる。ロータ構体10には、軸受8から突出された出力軸11の上端部に出力歯車14が固定される。
【0025】
ロータ構体10は、上述した工程によってモータケース2の内部空間に組み付けられた状態において、マグネット12の外周部がコイル体4A、4Bとヨーク部材5A、5Bとの組立体の各クローポール5Ab、5Bbの内面とわずかな磁気ギャップを保持される。ロータ構体10は、ワッシャ15、16とによって軸受8、9の対向間隔に保持されることで、軸方向の移動を規制され出力軸11の脱落が防止される。ロータ構体10は、スプリングワッシャ17の弾性力によって軸受8側に付勢されることで、振動音の発生を抑制されるとともに軸方向の遊転も規制される。
【0026】
以上のように構成されたステッピングモータ1においては、入力端子6を介してコイル体4A、4Bに駆動電流が供給される。ステッピングモータ1においては、コイル体4A又はコイル体4Bに対する駆動電流の供給或いは駆動電流の方向によって各クローポール5Ab、5Bbを異なる磁極に励磁する。ステッピングモータ1においては、各クローポール5Ab、5Bbに発生した磁極とマグネット12に着磁された磁極との間に磁気的吸引力と磁気的反発力とが生じることで、ロータ構体10に間欠的な回転力が生成される。ステッピングモータ1においては、これによって出力軸11が回転して出力歯車14が間欠的に回転する。
【0027】
ステッピングモータ1においては、上述したように出力軸11とマグネット12とをプレス部品からなる1個の取付プレート13によって一体化したことにより、部品コストと組立工数とが低減されてコストダウンが達成される。また、ステッピングモータ1によれば、取付プレート13がフランジ部13bを介してマグネット12の内面に接合されることから、これらマグネット12と取付プレート13とが少ない量の接着剤により強固に接合されるようになる。ステッピングモータ1によれば、取付プレート13が1個であることからロータ構体10の軽量化が図られるようになり、低消費電力化や駆動特性の向上が図られる。
【0028】
ところで、ステッピングモータ1においては、マグネット12に対して取付プレート13を下端部の近傍位置で接合固定するようにしたが、例えば図3に示すロータ構体20のようにマグネット12に対して取付プレート21を軸方向の略中央部で接合固定するようにしてもよい。かかるロータ構体20は、マグネット12がやや長軸である場合において、横振れが抑制されて安定した状態で回転されるようになる。なお、ロータ構体20は、取付プレート21を除くその他の構成について上述したロータ構体10と同様とすることから、対応する部位に同一符号を付して説明を省略する。
【0029】
取付プレート21も、鉄板やアルミニウム板にプレス加工を施して形成され、マグネット12の内径とほぼ等しい外径を有する円盤状の基部22と、この基部22の外周縁に沿って一体に立ち上がり形成されたフランジ部23と、中心部にバーリング加工等により出力軸11の外径とほぼ等しい内径を有する軸孔24を構成するボス部25とからなる基本的な構成を上述した取付プレート13と同様とする。取付プレート21には、フランジ部23に多数個のスリットが形成されることによって多数個の舌片部26が形成されてなる。
【0030】
取付プレート21は、隣り合う舌片部26が上方と下方とに交互に折曲形成されてなり、基部22を挟んで両側に舌片部26により構成されたフランジ部23が設けられた構造となっている。したがって、取付プレート21は、上述した取付プレート13と比較してフランジ部23が実質的に軸方向に対して延長された構造となっている。
【0031】
上述した取付プレート21には、軸孔24に出力軸11が圧入されて固定されるが、その固定位置が出力軸11の軸方向の略中央部とされる。したがって、取付プレート21は、マグネット12に対して軸方向の略中央位置においてその内周面にフランジ部23が接着剤18により接合される。取付プレート21は、マグネット12に対して軸方向の略中央部で接合固定することにより、長軸のマグネット12であっても横振れの発生を抑制する。また、取付プレート21は、実質的に長軸化されたフランジ部23を有することで、マグネット12を安定した状態で接合固定する。
【0032】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明にかかるステッピングモータによれば、プレス加工により比較的簡易な形状で形成された1個の取付プレートを介してマグネットと出力軸とを一体化してロータ構体を構成することから、部品コストと組立工数とが低減されてコストダウンが達成される。また、ステッピングモータによれば、取付プレートを1個とすることで部品数の削減とともに接着剤の量も少なくなることからロータ構体の軽量化が図られるようになり、低消費電力化や駆動特性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示すステッピングモータを中央部において切欠いて内部構造を示した正面図である。
【図2】同ステッピングモータに用いられるロータ構体の縦断面図である。
【図3】他のロータ構体の縦断面図である。
【図4】従来のステッピングモータに用いられるロータ構体の縦断面図である。
【符号の説明】
1    ステッピングモータ
2    モータケース
3    蓋体
4    コイル体
5    ヨーク部材
10   ロータ構体
11   出力軸
12   マグネット
13   取付プレート
13a  基部
13b  フランジ部
13c  軸孔
20   ロータ構体
21   取付プレート
23   フランジ部
26   舌片部

Claims (4)

  1. 巻き線方向を異にした少なくとも一対の環状コイルと、
    前記各コイルを狭持するリング状基部と、この基部の内周縁から直交状態に折曲形成されて前記コイルの内周に沿って環状に配列された多数個のクローポールとを有するヨークと、
    外周部に円周方向に対してN極とS極とが交互に着磁されてなる円筒型マグネットと出力軸とを有するロータ構体とから構成され、
    前記ロータ構体が、基部の外周縁に一体に折曲形成したフランジ部を前記マグネットの内周面に接合されるとともに前記基部の中心部に設けた軸孔に前記出力軸を圧入固定するプレス部品からなる1個の円盤状取付プレートによって、前記マグネットと前記出力軸とを一体化して構成したことを特徴とするステッピングモータ。
  2. 前記取付プレートのフランジ部に、多数個の凹部により舌片部が一体に形成され、前記凹部内に接着剤を充填して前記舌片部が前記マグネットの内周面に接合されることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  3. 前記取付プレートが前記マグネットに対して、軸方向の一端部の近傍位置において内周面に接合されることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
  4. 前記取付プレートが外周縁の厚み方向の両側に前記フランジ部を一体に形成してなり、前記マグネットに対して、軸方向の略中央位置において内周面に接合されることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータ。
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