JP2023039359A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】振動を低減することができるモータを提供する。【解決手段】モータ(1)は、環状のロータ(15)と、ロータ(15)と対向するステータ(13)と、ロータ(15)を回転自在に保持する軸受(19)と、ステータ(13)を保持するホルダ(11)と、を備え、ホルダ(11)は、軸受(19)を保持する軸受保持部(111)と、軸受保持部(111)から径方向に延びる第1の平面部(112)と、第1の平面部(112)と軸方向に離れ、径方向に延びる第2の平面部(114)と、第1の平面部(112)と第2の平面部(114)とを接続する接続部(113)と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、モータに関する。
従来、ベース部を備えたモータが知られている。ベース部は、内周側にベース円筒部を有しており、外周側にステータ支持筒部を有している。ベース円筒部とステータ支持筒部は、ベース座部によって接続されている。ベース円筒部には軸受部が固定されており、ステータ支持筒部にはステータが固定されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2019-68604号公報
しかしながら、モータにおいては、振動の低減が求められており、特許文献1のような構造を有するモータにおいても、より振動を低減したいという要望があった。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、振動を低減することができるモータを提供することを課題の一例とする。
上記課題は、以下の本発明により解決される。すなわち、本発明のモータは、環状のロータと、前記ロータと対向するステータと、前記ロータを回転自在に保持する軸受と、前記ステータを保持するホルダと、を備え、前記ホルダは、前記軸受を保持する軸受保持部と、前記軸受保持部から径方向に延びる第1の平面部と、前記第1の平面部と軸方向に離れ、径方向に延びる第2の平面部と、前記第1の平面部と前記第2の平面部とを接続する接続部と、を有する。
本発明の一実施の形態にかかるアウターロータ型のモータの全体構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態にかかるモータの斜視断面図である。 図2の一部を拡大した断面図である。 本発明の一実施の形態にかかるモータのステータホルダの構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態にかかるモータのステータコアの構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態にかかるモータのステータホルダとステータコアとコイルとの取付状態を示す図である。 図6の一部を拡大した図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかるアウターロータ型のモータの全体構成を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施の形態にかかるモータの斜視断面図である。図3は、図2の一部を拡大した断面図である。図4は、本発明の一実施の形態にかかるモータのステータホルダの構成を示す斜視図である。図5は、本発明の一実施の形態にかかるモータのステータコアの構成を示す斜視図である。図6は、本発明の一実施の形態にかかるモータのステータホルダとステータコアとコイルとの取付状態を示す図である。図7は、図6の一部を拡大した図である。
なお、本実施の形態の説明において、以下の説明では、便宜上、モータ1が回転する際の軸Xが延びる方向を軸方向(回転軸方向)とする。また、以下の説明では、便宜上、軸方向において矢印a方向を上側または上方、矢印b方向を下側または下方とする。軸Xに垂直な径方向において、軸Xから遠ざかる矢印c方向を外周側または外側とし、軸Xに近づく矢印d方向を内周側または内側とする。モータ1の周方向において矢印e方向を時計回り方向とし、矢印f方向を反時計回り方向とする。以下の説明において、上側(矢印a方向)および下側(矢印b方向)は、図面上におけるモータ1の上下関係を意味し、重力方向における上下関係とは、必ずしも一致しない。
図1~図7に示すように、モータ1は、例えば、ドローン(図示せず)などの浮遊式移動体に搭載されるアウターロータ型のブラシレスモータである。
図1~図3に示すように、モータ1は、上側(矢印a方向)にあるロータハウジング17にドローンのプロペラ(図示せず)が取り付けられ、下側(矢印b方向)にあるステータホルダ11にドローンの機体が取り付けられる。図2に示すように、モータ1は、主に、ステータホルダ11と、ステータ13と、ロータ15と、ロータハウジング17と、軸受19と、を有している。
ステータホルダ11は、例えば、鉄等の磁性体から構成されており、ステータ13および軸受19を保持する部材である。すなわち、ステータホルダ11は、ホルダとして機能する。図4に示すように、ステータホルダ11は、平面視円形状に形成された筒状の部材である。ステータホルダ11は、内壁部111と、第1の平面部112と、接続部113と、第2の平面部114と、外壁部115と、第3の平面部116と、を有している。
内壁部111は、ステータホルダ11の径方向における内周側(矢印d方向)に形成されている。内壁部111は、軸X方向に延びて全体的に円筒形状または略円筒形状に形成されている。内壁部111は、内周側(矢印d方向)の面(以下、これを「内周面」という。)111nにおいて、2つの軸受19を保持している。
2つの軸受19(19a、19b)は、ロータ15を回転自在に保持する。2つの軸受19(19a、19b)は、内壁部111の内周面111nに嵌め込まれて接着剤等により内壁部111に固定されている。なお、2つの軸受19を固定する手段は、嵌め込みと接着剤に限られず、内壁部111の内周面111nに軸受19の外輪を圧入して固定してもよい。
すなわち、内壁部111は、2つの軸受19を保持する軸受ホルダ(軸受保持部)として機能する。軸受19は、例えば、ボールベアリングである。ただし、軸受19としては、ボールベアリングに限られず、例えば、スリーブベアリング等のその他種々のベアリングを用いるようにしてもよい。
ステータホルダ11における内壁部111のロータハウジング17とは反対側(下側(矢印b方向))の端部には、薄板状の円盤形状に形成されたプレート12が固定されている。
プレート12は、径方向における外周側(矢印c方向)の面(以下、これを「外周面」という。)12gが内壁部111の内周面111nに嵌め込まれて接着剤等により内壁部111に固定されている。プレート12は、径方向における外周側の端部に段差部12aを有している。段差部12aは、軸受19bを下側(矢印d方向)から支持する。
第1の平面部112は、内壁部111の下側(矢印b方向)の端部からステータホルダ11の径方向の外周側(矢印c方向)へ向かって延びる円盤状に形成されている。
第1の平面部112は、内壁部111に連続して形成され、内壁部111と一体に形成されている。第1の平面部112は、面が径方向に平行に延びるように形成されている。すなわち、第1の平面部112は、軸Xを中心とした薄板状の環状部分である。
第1の平面部112には、上下方向に貫通する孔112aが複数形成されている。孔112aは、ステータホルダ11の軽量化を図る肉抜き孔として機能する他、配線や締結具等を通す孔としても機能する。
接続部113は、第1の平面部112の径方向における外周側(矢印c方向)の端部からステータ13に向かって延びる筒状に形成されている。すなわち、接続部113は、第1の平面部112の径方向における外周側(矢印c方向)の端部からステータホルダ11の径方向の外周側(矢印c方向)、かつ、上側(矢印a方向)へ延びるように形成されている。言い換えると、接続部113は、軸X方向に対して傾斜して延びている。具体的には、接続部113は、内壁部111および第1の平面部112の延びる方向に交差する斜め方向に延びるように形成されている。
接続部113は、一方の端部(下側(矢印b方向)の端部)が第1の平面部112に連続して形成され、第1の平面部112と一体に形成されている。
接続部113は、ステータホルダ11の内側において、第1の平面部112とのなす角度が鈍角となるように形成されていることが好ましい。
第2の平面部114は、接続部113の他方の端部(上側(矢印a方向)の端部)からステータホルダ11の径方向の外周側(矢印c方向)へ向かって延びる円盤状に形成されている。すなわち、第2の平面部114は、第1の平面部112と軸X方向に離れている。
第2の平面部114は、接続部113に連続して形成され、接続部113と一体に形成されている。すなわち、接続部113は、第1の平面部112と第2の平面部114を接続する。第2の平面部114は、面が径方向に平行に延びるように形成されている。すなわち、第2の平面部114は、軸Xを中心とした薄板状の環状部分である。
外壁部115は、第2の平面部114の径方向における外周側(矢印c方向)の端部から軸X方向に延びて全体的に円筒形状または略円筒形状に形成されている。外壁部115は、第2の平面部114に連続して形成され、第2の平面部114と一体に形成されている。外壁部115は、外周側(矢印c方向)の面(以下、これを「外周面」という。)115gにおいて、ステータ13を保持している。
ステータ13は、外壁部115の外周面115gに嵌め込まれて接着剤等により外壁部115に固定されている。なお、ステータ13を固定する手段は、嵌め込みと接着剤に限られず、外壁部115の外周面115gにステータ13を圧入して固定してもよい。
外壁部115(外周面115g)の外径は、後述するステータコア131の円環部132における内周面132n(図5)の内径とほぼ同じである。ただし、これに限らず、外壁部115(外周面115g)の外径が円環部132における内周面132nの内径よりも僅かに小さい、または、僅かに大きくてもよい。
第3の平面部116は、外壁部115の上側(矢印a方向)の端部からステータホルダ11の径方向の外周側(矢印c方向)へ向かって延びる円盤状に形成されている。すなわち、第3の平面部116は、第1の平面部112および第2の平面部114と軸X方向に離れている。
第3の平面部116は、外壁部115に連続して形成され、外壁部115と一体に形成されている。すなわち、外壁部115は、第2の平面部114と第3の平面部116を接続する。第3の平面部116は、面が径方向に平行に延びるように形成されている。すなわち、第3の平面部116は、軸Xを中心とした薄板状の環状部分である。
第3の平面部116は、外壁部115の外周面115gから所定の長さだけ外周側(矢印c方向)へ突出している。しかし、第3の平面部116は、後述するコイル139および隣接するコイル139同士を繋ぐ渡り線139wにまでは到達しない程度の長さに形成されている。これにより、第3の平面部116がコイル139および渡り線139wに接触して破損させることを予め回避する構造となっている。
第3の平面部116の上側(矢印a方向)の面116aは、ロータハウジング17と接触していない。第3の平面部116の下側(矢印b方向)の面116bは、ステータ13の円環部132の上側の面132a(ステータ13の軸方向における一方の面)に接触している。第3の平面部116は、下側(矢印b方向)の面116bにおいて、ステータ13を上方から押さえることにより、外壁部115と共にステータ13を保持している。ステータ13は、接着剤等によりステータホルダ11の第3の平面部116の下側の面116bに固定されている。
外壁部115および第3の平面部116は、ステータコア131を保持する機能を有しており、外壁部115および第3の平面部116によってステータ保持部117が形成されている。
ステータ13は、ステータホルダ11における外壁部115の外周面115gに固定されている。ステータ13は、図2に示すように、ロータ15に対向する位置に設けられている。ステータ13は、ステータコア131と、コイル139とを有している。
図5に示すように、ステータコア131は、磁性体としての珪素鋼板等の積層体となっている。ただし、ステータコア131は、非磁性体や樹脂等であってもよい。
ステータコア131は、円環部132と、ティース部133と、先端部134と、を有する。なお、ティース部133および先端部134を含めて磁極部と称する。
円環部132は、平面視円形状に形成された環状体である。円環部132は、径方向に所定の厚みを有するように形成されている。具体的には、円環部132の径方向における厚みは、外壁部115の外周面115gからの第3の平面部116の径方向への突出量よりも長くなるように形成されている。
円環部132の内周面132n(ステータ13の径方向における内径側の側端面)は、ステータホルダ11の外壁部115の外周面115gに接触する部分であり、円環部132の外周面132gは、ティース部133が形成される部分である。
ティース部133は、円環部132の外周面132gに形成されている。ティース部133は、円環部132の外周面132gから外周側(矢印c方向の側)へ向かって延びるように円環部132と一体に形成されている。すなわち、ティース部133は、円環部132の径方向に沿って延びるように形成されている。ティース部133は、円環部132の外周面132gの周方向に沿って一定の間隔をあけて複数形成されている。
先端部134は、各ティース部133の先端にそれぞれ形成されている。先端部134は、ティース部133の先端から円環部132の周方向における時計回り方向(矢印e方向の側)および反時計回り方向(矢印f方向の側)にそれぞれ突出するようにティース部133と一体に形成されている。先端部134は、隣り合う先端部134同士が互いに接触しないように一定の間隔をあけて形成されている。隣り合う先端部134の間隔は、隣り合うティース部133同士の間隙(スロット)と比較して狭くなっている。
円環部132、ティース部133、先端部134は、ヨークとして機能する。
ステータコア131のティース部133には、絶縁部材で形成されたインシュレータ(図示せず)が装着されおり、そのインシュレータを介してコイル139が巻回されている。すなわち、ステータコア131のティース部133とコイル139との間は、インシュレータを介して電気的に絶縁されている。なお、絶縁性を有する樹脂膜をステータコア131の表面に塗布または形成して、樹脂膜をインシュレータとして用いても構わない。
ロータ15は、図2に示すように、環状に形成されている。ロータ15は、ヨーク151と、マグネット153と、を有している。
ヨーク151は、軸Xに沿って延びる円筒形状を有する鉄芯である。ヨーク151は、マグネット153を取り囲んだ状態でマグネット153を一体に保持している。ヨーク151は、マグネット153と磁気回路を形成するものであり、鉄等の磁性体により形成されている。ヨーク151は、軸X方向においてマグネット153よりも高く形成されている。
マグネット153は、磁性体の一体成形物である。マグネット153は、ヨーク151と同様に軸Xに沿って延びる円筒形状を有している。マグネット153は、ヨーク151の内周面151nに接着剤を用いて固定されている。ただし、接着剤に限らず、例えば、マグネット153が圧入等によってヨーク151の内周面151nに接触して保持されていてもよい。
マグネット153は、ステータコア131の先端部134に対向する内周面が、S極に着磁された領域と、N極に着磁された領域とに分けられ、周方向に沿って交互に配置されている。マグネット153の軸X方向における高さは、ヨーク151の軸X方向における高さよりも低く形成されている。なお、マグネット153の軸X方向における高さは、ヨーク151の軸X方向における高さと等しく形成されていてもよい。
すなわち、マグネット153は、ヨーク151によってマグネット153の外周面153gが外周側(矢印c方向側)から覆われた状態で保持されていればよい。なお、ヨーク151の内周面151nと、マグネット153の上側(矢印a方向)の端面153aとによって、ロータハウジング17の外周部173(後述する)が保持されている。
ロータハウジング17は、アルミニウム合金等の比較的軽い金属によって形成されており、全体的に円盤形状を有している。ただし、アルミニウム合金に限らず、ロータハウジング17は、樹脂やプラスチック等の他の素材によって形成されていてもよい。
図1および図2に示すように、ロータハウジング17は、内周部171と、外周部173と、スポーク部175と、を有している。
図2に示すように、内周部171は、ロータハウジング17の内周側(矢印c方向)に形成されている。内周部171は、円盤状に形成されており、中心には軸Xを中心とした孔171hが形成されている。内周部171は、上側(矢印a方向)からステータホルダ11の内壁部111を覆うことが可能な外径を有している。
内周部171は、軸Xを中心として上下方向(矢印ab方向)に延びる円筒形状の回転軸172を有している。回転軸172の外周面172gには、軸受19(19a、19b)の内輪が保持されている。すなわち、回転軸172は、モータ1においてロータ15と共に回転する。なお、回転軸172は内周側に空間を有しない円柱形状であってもよい。
外周部173は、ロータハウジング17の外周側(矢印c方向)の端部に環状に形成されている。外周部173は、径方向における外周側(矢印c方向)の端部によって、ヨーク151の内周面151nに固定されたマグネット153を上側(矢印a方向)から覆う部分である。外周部173は、ヨーク151の内周面151nに圧入されることにより、ヨーク151に一体に取り付けられ、外周部173の外側面173mとヨーク151の内周面151nとが接触している。なお、外周部173は、ヨーク151の内周面151nに接着等によって、ヨーク151に一体に取り付けられていてもよい。
スポーク部175は、複数(例えば、6本)形成されており、内周部171と外周部173とを接続する。スポーク部175は、一方の端部が内周部171の外周側(矢印c方向)の縁部に接続されており、他方の端部が外周部173の内周側(矢印d方向)の縁部に接続されている。
内周部171と、外周部173と、スポーク部175は、一体に形成されている。
以上の構成において、ステータコア131の円環部132の内周面132nが、ステータホルダ11の外壁部115の外周面115gに沿うようにステータホルダ11をステータコア131に挿入する。
このとき、予め、ステータホルダ11の外壁部115の外周面115gと、第3の平面部116の下側の面116bとに接着剤を塗っておく。ステータホルダ11をステータコア131に挿入した際には、ステータホルダ11の外壁部115の外周面115gとステータコア131の円環部132の内周面132nとを密着させ、第3の平面部116の下側の面116bとステータ13の円環部132の上側の面132aとを密着させ、接着剤を乾燥させることにより、ステータコア131がステータホルダ11に固定される。
また、ステータホルダ11の内壁部111にプレート12、軸受19、ロータハウジング17を取り付ける。
これにより、モータ1を組み立てることができる。
以上の構成によれば、ステータホルダ11は、それぞれ径方向に延びる第1の平面部112と第2の平面部114を有し、第1の平面部112と第2の平面部114とが接続部113にて接続されているので、ステータホルダ11には段差が形成される。ここで、ステータ13で発生した振動はステータホルダ11を伝わるが、振動の成分は、径方向と軸方向の成分を有している。その際、ステータホルダ11が段差を有することで、断面二次モーメントが大きくなり、軸X方向の力に対して曲げ強度が高くなる構造となっていることから、振動や衝撃が伝わりにくくなり、ステータホルダ11で振動を低減することができる。
また、接続部113を軸X方向に対して傾斜する方向に延びるように形成することで、ステータホルダ11の剛性をより高めることができる。また、接続部113を軸X方向に対して交差する斜め方向に延びるように形成することで、接続部113を軸X方向に沿って延びるように形成する場合よりもステータホルダ11の体積を減らすことができるので、ステータホルダ11の軽量化を図ることができる。
また、ステータホルダ11を磁性体で構成することにより、図7の矢印に示すように、ステータコア131とステータホルダ11とで磁気回路を形成することができるので、ステータコア131内にとどまっていた磁路をステータホルダ11内まで拡大することができる。これにより、ステータコア131における円環部132の径方向の厚みを減らすことができるので、ステータコア131の軽量化を図ることができる。ステータコア131の軽量化を図ることにより、ステータ13で発生する振動を低減することができる。
また、ステータホルダ11は、外壁部115と第3の平面部116でステータ13を保持することができるので、ステータコア131の円環部132内にステータホルダ11を挿入することでステータ13を保持することができるので、モータ1の組み立てを容易にすることができる。
<その他の形態>
以上、モータについて、好ましい実施の形態を挙げて説明したが、モータは上記実施の形態の構成に限定されるものではない。
例えば、上記のモータ1は、アウターロータ型のブラシレスモータとして構成されているが、ブラシレスモータ以外のモータ、インナーロータ型のモータにも適用可能である。
また、ステータホルダ11の接続部113は、軸X方向に対して傾斜する方向に延びている場合に限らず、軸X方向に沿って延びていてもよい。つまり、ステータホルダ11に段差が形成されていれば、接続部113が延びる方向は問わない。
また、上記のモータ1は、第1の平面部112と第2の平面部114とを形成することにより、一つの段差が形成されていたが、平面部の数を増やして複数の段差を有するステータホルダ11としてもよい。
また、ステータホルダ11を構成する内壁部111、第1の平面部112、接続部113、第2の平面部114、外壁部115および第3の平面部116は、一体に形成されていてもよいし、一部が別個に形成されていてもよい。
また、スポーク部175を有していない円盤形状のロータハウジングを用いるようにしてもよい。
その他、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明のモータを適宜改変することができる。かかる改変によってもなお本発明の構成を具備する限り、勿論、本発明の範囲に含まれる。
1…モータ、11…ステータホルダ、13…ステータ、15…ロータ、17…ロータハウジング、19(19a、19b)…軸受、111…内壁部、112…第1の平面部、113…接続部、114…第2の平面部、115…外壁部、116…第3の平面部、131…ステータコア、132…円環部、133…ティース部、134…先端部、139…コイル、151…ヨーク、153…マグネット、171…内周部、173…外周部、175…スポーク部。

Claims (4)

  1. 環状のロータと、
    前記ロータと対向するステータと、
    前記ロータを回転自在に保持する軸受と、
    前記ステータを保持するホルダと、を備え、
    前記ホルダは、前記軸受を保持する軸受保持部と、前記軸受保持部から径方向に延びる第1の平面部と、前記第1の平面部と軸方向に離れ、径方向に延びる第2の平面部と、前記第1の平面部と前記第2の平面部とを接続する接続部と、を有する、モータ。
  2. 前記ホルダは、磁性体で構成され、前記ステータの径方向における内径側の側端面と接触する、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記第2の平面部と軸方向に離れ、前記ステータの軸方向における一方の面と接触する第3の平面部を有する、請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記接続部は、軸方向に対して傾斜して延びる、請求項1から3までのいずれか一項に記載のモータ。
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