JP2004064707A - 構内コードレス電話システム - Google Patents

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岡本 義信
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Abstract

【課題】安価な集中監視システムと緊急放送システムの両方を実現する構内コードレス電話システムを提供する。
【解決手段】構内基地局102、116が近傍の監視映像を撮像素子108により撮像して撮像データをLAN100を介して交換局109に送信し、交換局が撮像データに基づいて表示部112により構内基地局の近傍の監視映像を表示する。また、交換局が緊急放送用の音声データをLANを介して構内基地局に送信し、構内基地局が緊急放送用の音声データに基づいてスピーカ107により緊急放送する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LANを音声通信の基幹網とする構内コードレス電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、様々なビジネスにおいてセキュリティの確保は重要な要素となっている。特に大規模な事業所においては各エリアに監視カメラを設置し、守衛所などで集中的に管理することが主流となっている。以下、図3(a)、(b)にそれぞれ示す従来の技術による、複数の監視カメラ305を用いた集中管理システム、及び火災、地震などで使用される緊急放送システムについて説明する。
【0003】
まず、図3(a)を参照して監視カメラ305を用いた集中管理システムについて説明すると、複数の監視カメラ305の各々は廊下などの適宜の監視位置に設置され、撮像した映像をリアルタイムにNTSCなどの映像信号に変換・生成する。変調/混合器306は監視カメラ305が出力した映像信号を伝送路310を介して、集中管理室にある分配/復調器307に送信するために、伝送路310に見合った変調を行い、送出する。例えば同軸ケーブルを用いた、いわゆる共有線による画像伝送路310では、監視カメラ305毎に割り当てられたチャネル周波数に変調して送出を行う。
【0004】
次に分配/復調器307では、伝送路310上の信号をチャネル周波数毎に分配し、復調してNTSCなどの映像信号を生成する。画面分割合成部308では、分配/復調器307より送られた複数の映像信号を1画面の分割画面に変換してモニタ309に出力する。モニタ309では画面分割合成部308が出力した分割画面信号を取得し、ブラウン管などの表示デバイス上に表示させる。
【0005】
次に、図3(b)に示す緊急放送システムについて説明する。マイク301は、守衛所などにいるオペレータが構内に設置されているスピーカ304にリアルタイムに音声を送信するための機能部である。音声出力器302はマイク301より入力された音声信号を所定の伝送路311に見合った信号に変換し、送出する。例えば同軸ケーブルを用いた伝送路311では、あらかじめ割り当てられた共聴チャネル周波数に変調して送出を行う。またツイストペアケーブルを用いた伝送路311では、変調は行わず、信号増幅などを行い、送出を行う。次に、廊下などに設置されたスピーカ304側では、アンプ303は伝送路311上の音声信号をスピーカ304に出力できるレベルに信号増幅を行う。スピーカ304は増幅された音声信号を人間が聞き取ることができる音声信号として出力する。
【0006】
これらのシステムによると、例えば火災発生の際、守衛所にいるオペレータは、マイク301を用いて避難経路などを呼びかけ、その呼びかけはすべてのスピーカ304により各所にアナウンスされる。さらに、守衛所にいるオペレータは各所に設置された監視カメラ305の映像をモニタ309により監視し、逃げ遅れた人がいた場合、マイク301及びスピーカ304により避難経路を案内する。
【0007】
上記説明では、マイク301に入力された音声はすべてのスピーカ304により出力されるが、出力したいスピーカ304を選びたい場合は、監視カメラシステムと同じく同軸ケーブルを用い、スピーカ304毎に伝送チャネルを設け、さらに音声出力器302に伝送チャネル選択スイッチを設け、さらにスピーカ304側に分配/復調器を設けておき、オペレータが出力したいスピーカ304を選択して音声入力を行い、所定の伝送チャネルで変調を行い、所望のスピーカ304に出力させる。
【0008】
さらに、最近では高度情報化社会に向けた、インテリジェント・ビルの構築が盛んであり、例えば特開平10−285201号公報では、従来独立していた複数のビル管理、運営機能を統合LANで結んで集中制御するシステムが代表的なものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図3では監視カメラシステム、及び警報システムは別系統のシステムで構成されることが多く、伝送路310、311の敷設、及びメンテナンスなどのコストが大きい。また、同軸ケーブルにより伝送路310、311を共有した場合においても、システムのほとんどがアナログ形式で処理が行われるため、変調/復調回路における消費電力量が大きく、システムの規模が大きくなる。
【0010】
また、特開平10−285201号公報に記載のシステムでは、LANはデータ用と映像用のLANを分離した構造を取ることを前提としており、ケーブル敷設のコストが無視できない(請求項4及び21)。また、装置例におけるモニタリングシステム(段落0095)では、監視モニタの映像をゲートウェイでLANパケットに変換してLAN上に配信する方法が紹介されているが、データ系システムと映像系システムが2つ存在することに変わりはないため、むしろ設備投資が更に必要となる。
【0011】
さらに、方法例における警報の伝達動作(段落0121)では、各センサにより異常を確認したビル運営会社が、各テナントに設置されている情報端末に文字又は音声で警報/火災情報を告知するが、告知する情報はあらかじめファイリングシステム上に用意されたものであり、避難状況、災害の規模に合わせた臨機応変な誘導ができない場合が考えられる。よって、オペレータが各エリアの監視カメラ映像を見ながら各エリアの避難中の人々に音声で案内できれば、安全性のあるシステムを構築できることが考えられる。
【0012】
ところで、近年、構内におけるコンピュータネットワーク、すなわちLANが急速に普及し、低コスト、低電力でディジタルデータのコミュニケーションを行うことが可能となってきている。さらに伝送速度の高速化により、データ量の大きい音声/映像データを伝送することも可能となってきている。これらネットワーク技術を応用した例として、例えば特開平10−308966号公報が挙げられる。これは、LANを伝送路とし、インターネット・プロトコルにより音声データを双方向、多チャネルで伝送する技術を基としており、専用電話線の敷設コストを低減し、高価な交換機を導入することなく、回線数の変更に柔軟に対応するコードレス構内電話システムを実現するものである。
【0013】
本発明は上記従来例の問題点に鑑み、安価な構成で集中監視システムと緊急放送システムの両方を実現することができる構内コードレス電話システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、共通のLANを介して集中監視システムと緊急放送システムを実現するようにしたものである。
すなわち本発明によれば、構内基地局が近傍の監視映像を撮像手段により撮像した撮像データをLANを介して交換局に送信し、前記交換局が前記撮像データに基づいて表示手段により前記構内基地局の近傍の監視映像を表示する集中監視手段と、
前記交換局が緊急放送用の音声データを前記LANを介して前記構内基地局に送信し、前記構内基地局が前記緊急放送用の音声データに基づいてスピーカを通じて緊急放送する緊急放送手段とを、
有する構内コードレス電話システムが提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明に係る構内コードレス電話システムの一実施の形態を示すブロック図、図2は図1の構内コードレス電話システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【0016】
図1において、構内基地局102は、以下のブロックで構成される。制御部103は、構内基地局102の内部動作を制御する機能部であり、CPUなどで構成される。LAN−I/F部104は、外部への送信データをパケット化してLAN100上に出力したり、LAN100上から通信パケットを入力して受信データを生成したりするインターフェースであり、MAC及びPHY−LSIなどで構成される。無線I/F部105は、無線子機101あるいは115と無線回線により音声データ通信を行う機能部であり、高周波回路、ベースバンドLSIなどで構成される。
【0017】
D/A変換部106は、ディジタル音声データをアナログ音声信号に変換し、増幅してスピーカ107に出力する機能部であり、コーデックLSI、アンプ回路などで構成される。スピーカ107は、アナログ音声信号を空間に出力する機能部であり、一般的なスピーカで構成される。撮像素子108は、撮影したイメージをディジタル画像データに変換・生成する機能部であり、CCD、CMOSセンサなどで構成される。なお、構内基地局116は、構内基地局102と同様の端末である。無線子機101及び115は、無線回線により構内基地局102、116と音声データ通信を行うコードレス電話機であり、家庭通話モードを備えたPHSなどで実現される。
【0018】
交換局109は以下のブロックで構成される。交換制御部110は構内基地局102、116と通信を行い、無線子機101、115、又は外線接続のための回線I/F(図示せず)の通話接続制御を行う機能部であり、CPUなどで構成される。LAN−I/F部111は、外部への送信データをパケット化してLAN100上に出力したり、LAN100上から通信パケットを入力して受信データを生成したりするインターフェースであり、MAC及びPHY−LSIなどで構成される。
【0019】
表示部112は、構内基地局102、116内の撮像素子108が撮影した画像を表示する機能部であり、CRT、液晶パネルなどで構成される。入力部113は、オペレータがシステムを管理するための機能部であり、キーボード、マウスなどで構成される。マイク114は、緊急案内音声を入力するための機能部であり、マイクなどで構成される。なお、交換局109は一般的なPCで実現することも可能である。
ここで、集中監視手段は、構内基地局が近傍の監視映像を撮像手段により撮像した撮像データをLANを介して交換局に送信し、前記交換局が前記撮像データに基づいて表示手段により前記構内基地局の近傍の監視映像を表示する手段により構成される。
また、緊急放送手段は、前記交換局が緊急放送用の音声データを前記LANを介して前記構内基地局に送信し、前記構内基地局が前記緊急放送用の音声データに基づいてスピーカに通して緊急放送する手段により構成される。
【0020】
次に、上記の構成による構内コードレス電話システムの動作について、図2に記した通信フローチャートに基づき詳細に説明する。ここで、無線子機101、115はPHSとし、LAN100上に伝送するディジタル音声データ・フォーマットはADPCMとする。さらに、LAN100に接続している構内基地局102、116及び交換局109には個別のIPアドレスが割り当てられ、交換局109はすべての構内基地局102、116のIPアドレスを記憶していることとする。
【0021】
まず、通常の通話接続について説明する。無線子機101を持った利用者が無線子機115と通話を行うために、接続先の番号、すなわち着呼番号を入力し、発呼すると、無線子機10lの近傍に設置されている構内基地局102は子機側発呼を認識する(ステップS1)。次に、着呼番号を取得し(ステップS2)、交換局109に対して発呼情報を送信する(ステップS3)。すると、交換局109は発呼を認識し(ステップS19)、無線子機115の近傍にある構内基地局116のIPアドレスを構内基地局102に対して送信する(ステップS20)。
【0022】
すると、構内基地局102はこれを取得し(ステップS4)、構内基地局116に対して着呼番号を付随させて着呼要求を行う(ステップS5)。その後、構内基地局116は、無線子機115と呼を確立して構内基地局102に接続可能を通知し(図示せず)、構内基地局102は通話路を接続する。その後、無線子機101と無線子機115の接続中は(ステップS17)、構内基地局102、116間でADPCM音声パケットの双方向通信をリアルタイムで行う(ステップS18)。その際、後述する緊急通話を区別するために、基地局間で双方向通信する音声パケットにはあらかじめ通常通話チャネル情報を付随させる。
【0023】
以上、通話接続について説明したが、これは前述の特開平10−308966号公報における通話接続プロトコルに基づいてもよい。また、無線子機101と構内基地局102、116間の通話接続制御方式は、ARIB標準規格である第二世代コードレスシステム「RCR STD−28」における自営用システムのための通話制御プロトコルに基づいてもよい。
【0024】
次に、火災/地震などの災害が発生した場合の動作について説明する。交換局109側のオペレータが災害発生を確認した場合、入力部113を操作して災害発生モードに切り替える(ステップS21)。すると、交換局109はブロードキャストアドレスを付与したパケットにより、全ての構内基地局102、116に対して緊急着呼要求を行う(ステップS22)。これを受信した構内基地局102(及び116)においては、着呼要求を認識し(ステップS7)、さらに緊急着呼を認識し(ステップS8)、スピーカ接続モードに切り替える(ステップS9)。
【0025】
構内基地局102は次に交換局109に対して着呼応答及び呼の接続を行う(ステップS11)。交換局109はこれを受信し、着呼応答を確認し(ステップS23)、呼の接続を行う(ステップS24)。その後、交換局109側のオペレータがマイク114を介して避難案内を通告したり、あらかじめ録音されてある避難案内音声を再生したりするが、その音声はあらかじめ決められた緊急音声チャネル情報を付随させてパケット化され、LAN100上に送信される(ステップS26)。
【0026】
なお、LANパケットの通信プロトコルとしては、送信側と受信側で正しくデータがやり取りされたかの確認を行うTCPと、送信側が一方的にデータを送出するUDPがあるが、制御情報の伝達にはTCPで、音声伝達はUDPで行うのが一般的である。構内基地局102は、この音声パケットを受信し(ステップS13)、緊急チャネルであることを認識した場合(ステップS14)、パケットから抜き出したADPCMディジタル音声をD/A変換部106でアナログ音声信号に変換してスピーカ107に出力する(ステップS15)。
【0027】
次に、構内基地局102に接続されている撮像素子108の使い方であるが、例えば定期的に撮影するモードである場合は、構内基地局102内の制御部103にタイマを設け、所定の時刻になった場合、撮像素子108を用いて撮影を行う。撮影で得たディジタル画像信号は制御部103においてJPEGなどの圧縮処理を行い、画像データパケットとしてLAN100上に送信する(ステップS12)。これを交換局109は受信し(ステップS25)、JPEGデコードを行って表示部112上に表示する。複数の構内基地局102、116から画像が送られる場合は、従来例で紹介したシステムと同様に分割画面として表示してもよい。なお、このカメラ撮影は災害時のみ行ってもよいし、通常時も行ってもよい。また、人体センサを設け、センサ感知時に撮影した画像をJPEGなどでファイル化し、これを添付したメールを構内基地局自らが所定の子機又は所定のメールアドレスに送信することにより、防犯カメラ的機能として利用することも可能である。
【0028】
<実施の形態2>
実施の形態2では、交換局109は前記構内基地局102、116及び/又は前記交換局109が、前記撮像手段により撮像した撮像データを前記LAN100を介して提供するWebサーバ機能を有する。交換局109の各基地局画像表示用URLにはHTMLなどにより各構内基地局102、116が撮影した画像をリンクさせたWeb画面を設けておく。次に、構内基地局102、116は定期的に撮像素子108により撮影した画像をファイル化してFTPによりWebサーバ(交換局109)に送信し、交換局109は過去に撮影された上記構内基地局102、116の画像ファイルを削除し、受信した画像ファイルを登録してWeb画面にリンクさせておく。なお、無線子機101、115には前記Webサーバ機能が前記LAN100を介して提供する撮像データを閲覧できるWebブラウザ機能を設けておくが、これによりオペレータは交換局109のURLにアクセスすることにより、各構内基地局102、116周辺の最新の画像を参照することが可能となる。
【0029】
次に、火災などの災害が発生した場合、オペレータは自身が持つ無線子機101、115を使用して緊急放送用の第1の特別番号をダイヤルする。交換局109はこれを着呼し、第2の特別番号を促す音声ガイダンスあるいはトーン信号を発する。例えば音声ガイダンスの場合は「一斉放送は“0000”を、個別基地局放送は該当する基地局番号をダイヤルしてください。」などのガイダンスを発する。
【0030】
例えばオペレータが一斉放送を行いたい場合に“0000”をダイヤルすると、交換局109はこれを受け付け全構内基地局102、116に対して発呼し、呼接続を確認すると、次に「一斉放送を受け付けました。どうぞ。」などのガイダンスを発する。これを聞いたオペレータは無線子機101、115に向かって「火災が発生しました。所定の避難場所へ移動してください。」などの避難案内を発する。交換局109はこの音声をパケット化して全ての構内基地局102、116に対して送信する。これらの交換局109−構内基地局102、116間の呼接続・音声通信方法は実施の形態1に説明した通りである。
【0031】
さらに、構内基地局102、116がWebサーバ機能を有するのでオペレータは無線子機101、115のWebブラウザを介して基地局URLにアクセスすることにより、各端末の最新撮影画像を参照して火の回り具合や避難状況をリアルタイムに観察することができる。万が一、ある構内基地局102、116における撮影画像で逃げ遅れた人が確認された場合、オペレータは緊急放送用の第1の特別番号をダイヤルすると、交換局109はこれを着呼し、第2の特別番号を促す音声ガイダンスあるいはトーン信号を発する。
【0032】
前回は一斉放送を行うため、“0000”の第2の特別番号をダイヤルしたが、今回は逃げ遅れた人が確認された基地局に対して避難案内を行うため、各構内基地局102、116に割り当てられた個別基地局放送用ダイヤルを第2の特別番号としてダイヤルする。例えば、2階の第3エリアだった場合、“0203”をダイヤルしたとすると、交換局109は指定された基地局のみに対して呼接続を行う。これが確認されると、「個別基地局放送を受け付けました。どうぞ。」などのガイダンスを発する。これを聞いたオペレータは火や煙が回らない避難経路を判断し、子機に向かって「南側通路の階段から避難してください。」、「秘書室の避難はしごから避難してください。」などの避難案内を放送する。
【0033】
このように、災害発生の際、オペレータは各撮像素子108が撮影した画像を、無線子機101、115を介して監視し、あるカメラ映像で逃げ遅れた人を発見した場合、無線子機101、115を介してその映像を撮影した構内基地局のみに緊急放送の発呼を行い、基地局のスピーカで避難の案内を通告することが可能となる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、共通のLANを介して集中監視システムと緊急放送システムを実現するようにしたので、映像/音声伝送路の敷設コスト、及びメンテナンス・コストを低減することが可能となる。また、緊急放送のスピーカ出力のための発呼/着呼プロトコルはコードレス電話システムの発呼/着呼プロトコルと同一の方式であるため、処理の負担増加を軽微とすることができる。
さらに、システムのほとんどがディジタル形式で処理が行われるため、従来のアナログ変調/復調回路を必要としないため、消費電力量を低減し、システムの小規模化が可能となる。さらに、音声案内を発する側において、子機すなわちコードレス電話を使用して移動しながら運用することが可能となり、非常事態において臨機応変な対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る構内コードレス電話システムの一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の構内コードレス電話システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】従来の集中監視システムと緊急放送システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
100 LAN
101、115 無線子機
102、116 構内基地局
103 制御部
104、111 LAN−I/F部
105 無線I/F部
106 D/A変換部
107 スピーカ
108 撮像素子
109 交換局
110 交換制御部
112 表示部
113 入力部
114 マイク

Claims (2)

  1. 構内基地局が近傍の監視映像を撮像手段により撮像した撮像データをLANを介して交換局に送信し、前記交換局が前記撮像データに基づいて表示手段により前記構内基地局の近傍の監視映像を表示する集中監視手段と、前記交換局が緊急放送用の音声データを前記LANを介して前記構内基地局に送信し、前記構内基地局が前記緊急放送用の音声データに基づいてスピーカを通じて緊急放送する緊急放送手段とを、
    有する構内コードレス電話システム。
  2. 前記構内基地局及び/又は前記交換局は、前記撮像手段により撮像した撮像データを前記LANを介して提供するWebサーバ機能を有し、無線子機は、前記Webサーバ機能が前記LANを介して提供する撮像データを閲覧するWebブラウザ機能を有することを特徴とする請求項1に記載の構内コードレス電話システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009510922A (ja) * 2005-09-30 2009-03-12 イクストリーム・ネットワークス・インコーポレーテッド 無線コンピュータ・ネットワーク・アクセス・ポイント及びセンサ
JP2011024154A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Hitachi Ltd 無線通信システムならびにその運用方法。

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