JP2004062293A - 注文票作成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、利便性及びプリント発注効率が高い注文票を作成することである。
【解決手段】制御部10は、注文票作成処理において、メディアスロット7に装着された記憶メディアから画像データを取得して収集し、収集した全ての画像データのサムネイル画像を整列してインデックス表示した作成票データを作成し、プリント部12によりプリントさせる。次いで、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像の選択指示及びその選択された画像に対してのグループ設定の指示を注文票作成者から操作部2により受けると、選択された画像に指示されたグループを設定する。そして、各グループに設定されている画像を抽出してインデックス表示したグループ毎の注文票データを作成し、プリント部12によりプリントさせる。次いで、注文票を用いてプリント発注を指示されると注文情報を入力し、当該注文情報に基づいて画像のプリント処理を実行する。
【選択図】 図2
【解決手段】制御部10は、注文票作成処理において、メディアスロット7に装着された記憶メディアから画像データを取得して収集し、収集した全ての画像データのサムネイル画像を整列してインデックス表示した作成票データを作成し、プリント部12によりプリントさせる。次いで、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像の選択指示及びその選択された画像に対してのグループ設定の指示を注文票作成者から操作部2により受けると、選択された画像に指示されたグループを設定する。そして、各グループに設定されている画像を抽出してインデックス表示したグループ毎の注文票データを作成し、プリント部12によりプリントさせる。次いで、注文票を用いてプリント発注を指示されると注文情報を入力し、当該注文情報に基づいて画像のプリント処理を実行する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像のプリント発注を行うための注文票を作成する注文票作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、写真画像のデジタル化やAPS(Advanced Photo System)の開発により、撮影された写真画像の一覧をサムネイルでプリントしたインデックスプリントを顧客に渡すことにより、写真画像の確認を行いながらプリント発注することが可能となっている。一般に、結婚式や同窓会等で撮影された写真画像の焼き増しを行う場合は、その幹事や代表者がプリントする写真画像、プリント枚数、プリントサイズ等の注文情報を取りまとめて、プリントサービスを提供している写真専門店や取次店等の店頭でプリント発注することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記注文方法では、全ての写真画像をインデックス表示した注文票を発行するため、写真画像の中に、被撮影者の表情が好ましくない又はピンぼけしていて仕上がりが良くない等、他の人には見せたくない画像が含まれている場合でもそのような画像を注文票に表示してしまうこととなっていた。
【0004】
また、例えば結婚式の場合では、新婦側と新郎側とで共に相手側の親戚や友人の写真は通常所望しないため注文する写真画像が限られてくるにも関わらず、従来の注文票には全ての写真画像をインデックス表示しているので、プリント発注者は所望の写真画像を検索しづらく不便であり、プリント発注の効率が悪かった。
【0005】
本発明は、利便性及びプリント発注効率が高い注文票を作成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、
画像のプリント発注を行うための注文票を作成する注文票作成装置において、
前記画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された画像をインデックス表示した作成票データを作成する作成手段と、
前記作成手段により作成された作成票データに基づいて作成票を出力する出力手段と、
前記出力手段により出力された作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択する選択手段と、を備え、
前記作成手段は、前記選択手段により選択された画像をインデックス表示した注文票データを作成し、
前記出力手段は、前記作成手段により作成された注文票データに基づいた注文票を出力することを特徴としている。
【0007】
この請求項1に記載の発明によれば、注文票を作成する前に、取得した画像をインデックス表示した作成票を作成し、この作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択するので、プリント発注が不要な画像を注文票から除くことができ、注文票作成者の意図に応じた、利便性及びプリント発注効率の高い注文票を作成することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記選択手段により選択されなかった画像のデータファイルを削除する削除手段を備えることを特徴としている。
【0009】
この請求項2に記載の発明によれば、選択されなかった画像のデータファイルを削除するので、選択されなかった画像を誤ってプリント発注された場合でも、その画像を不用意にプリントしてしまうことを防ぐことができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の注文票作成装置において、
前記選択手段により選択された画像にグループを設定する設定手段を備え、
前記作成手段は、前記設定手段により設定されたグループ毎に、そのグループの画像をインデックス表示した注文票データを作成することを特徴としている。
【0011】
この請求項3に記載の発明によれば、画像にグループを設定し、グループ毎に注文票データを作成するので、そのグループに対応するプリント発注者が所望する画像を多く含む注文票を作成することができ、より利便性及びプリント発注効率の高い注文票を作成することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記取得手段により取得された画像の中にプリントに不適切な画像が有る場合、当該画像がプリントに不適切であることを警告する警告手段を備えることを特徴としている。
【0013】
この請求項4に記載の発明によれば、プリントに不適切な画像が有る場合は警告を行うので、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択する際に、注文票作成者は警告された画像を選択しないように対応をとることができ、よりプリント発注効率が高い注文票を作成することができる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記取得手段により取得された画像における被撮影者の表情の良さを評価する評価手段を備え、
前記作成手段は、前記評価手段による評価結果を画像とともにインデックス表示した作成票データを作成することを特徴としている。
【0015】
この請求項5に記載の発明によれば、被撮影者の表情の良さを評価し、その評価結果を画像とともに作成票にインデックス表示するので、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択する際に、注文票作成者は評価が高い画像を選択するよう対応をとることができ、よりプリント発注効率が高い注文票を作成することができる。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記出力手段は、前記作成票又は注文票を印刷出力することを特徴としている。
【0017】
この請求項6に記載の発明によれば、作成票又は注文票を印刷出力するので、注文票作成者は、印刷出力された作成票により画像を確認しながら注文票を作成することができるとともに作成した注文票を印刷物としてプリント発注者に対して配布することができる。
【0018】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の注文票作成装置において、
前記出力手段により印刷出力された作成票又は注文票にインデックス表示されている各画像には、無線タグが付与されていることを特徴としている。
【0019】
この請求項7に記載の発明によれば、画像毎に無線タグを付与されているので、この無線タグにより容易に各画像を識別することが可能となる。
【0020】
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の注文票作成装置において、
前記出力手段は、前記注文票によるプリント発注を受け付けた場合、当該プリント発注を受け付けたことを示す注文受付票を印刷出力することを特徴としている。
【0021】
この請求項8に記載の発明によれば、注文受付票を印刷出力するので、プリント発注者がプリント発注を受注されたことを容易に確認することができる。
【0022】
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記出力手段は、前記作成票又は注文票を表示出力し、
前記出力手段により表示出力された作成票又は注文票においてインデックス表示されている画像の拡大表示を指示する指示手段を備えることを特徴としている。
【0023】
この請求項9に記載の発明によれば、作成票又は注文票を表示出力し、インデックス表示されている画像の拡大表示を指示することができるので、表示された作成票により容易に注文票を作成することができるとともに選択した画像の詳細な部分まで確認することができ、注文票作成における操作性が向上する。
【0024】
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記選択手段により注文票にインデックス表示する画像を選択する際にはプリント発注を制限する制限手段を備えることを特徴としている。
【0025】
この請求項10に記載の発明によれば、作成票を用いて画像を選択する際にはプリント発注を制限するので、注文票作成者が誤って作成票によりプリント発注を行ってしまうことを防ぐことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における注文票作成装置1の外観図である。
図1において、注文票作成装置1は、その前面に各種操作ボタン2a〜2iを有する操作部2、表示画面を有する表示部3、プリント発注を受け付けたことを示す注文受付票を排紙する注文受付票取出口8を備え、上部にはスキャナ4、注文票又は注文票を作成するための作成票を排紙する注文票取出口9を備えている。
【0027】
また、側面には無線通信を行うための無線アンテナ5、デジタルカメラ用の記憶メディアであるメモリスティック(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、マルチメディアカード(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)等のカード状又はスティック状の半導体メモリからなる各種記憶メディアを注文票作成装置1に着脱するためのメディアスロット7、CD−R(Compact Disk−Recordable)又はDVD−R(Digital VersatileDisk−R)を注文票作成装置1に着脱するためのCD−R/DVD−Rスロット6を備えている。なお、上述した記憶メディアに限らず、MO(Magneto Optical Disk)、フロッピー(登録商標)ディスク等の光磁気、磁気的記憶媒体を着脱可能な構成としてもよい。
【0028】
次に、図2のブロック図を参照して、図1に示した注文票作成装置1の機能的構成を説明する。なお、図1で示した構成部と同一の構成部には同一の符号を付す。
図2において、注文票作成装置1は、制御部10、操作部2、表示部4、メディア読込/書込部11、プリント部12、記憶部13、通信部14から構成され、各部はバス16により接続される。
【0029】
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random AccessMemory)等により構成される。制御部10のCPUは、記憶部13に格納されている注文票作成装置1用の各種制御プログラムを読み出してRAM内のワークエリアに展開し、当該プログラムに従った処理を実行し、その処理結果をRAMに格納するとともに表示部3に表示させ、RAMに格納した処理結果を記憶部13の所定の保存先に保存させる。
【0030】
具体的には、制御部10は、記憶部13から注文票作成処理プログラムを読み出して後述する注文票作成処理を実行する。
制御部10は、注文票作成処理において、メディアスロット7に装着された記憶メディアから画像データを取得して収集し、記憶部13に記憶させると収集した全ての画像データのサムネイル画像を整列してインデックス表示した作成票データを作成し、プリント部12により作成票をプリントさせる。このとき、全画像データに対して画像解析を行い、被撮影者の表情を評価して、その評価結果を各画像とともにプリントさせてもよいし、プリントに不適切な画像を検出して警告メッセージを表示部3に表示させることとしてもよい。
【0031】
次いで、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像の選択指示及びその選択された画像に対してグループを設定する指示を注文票作成者から操作部2により受けると、選択された画像に指示されたグループを設定する。この選択時には、制御部10は、プリント発注を制限する。そして、各グループに設定されている画像を抽出してインデックス表示した、グループ毎の注文票データを作成してプリント部12により注文票をプリントさせる。このとき、注文票にインデックス表示する画像として選択されなかった画像のデータファイルを記憶部13から削除する。次いで、注文票を用いてプリント発注を指示されるとその注文情報を入力し、入力した注文情報に基づいて画像のプリント処理を実行する。
【0032】
すなわち、制御部10は、本発明の請求項に記載した作成手段、削除手段、評価手段、制限手段としての機能を有する。
【0033】
操作部2は、プリントボタン2a、取り消しボタン2b、完了ボタン2c、Gボタン2d、Aボタン2e、Bボタン2f、Dボタン2g、指定ボタン2h、ズームボタン2iの各種機能に応じた操作ボタンを有し、押下されたボタンに対応する押下信号を制御部10に出力する。なお、操作部4は、必要に応じてマウス、タッチパネル等のポインティングディバイスや、その他の操作入力装置を備えることとしてもよい。
【0034】
上記各種操作ボタン2a〜2iについて詳細に説明する。
プリントボタン2aは、プリント発注時にプリント枚数を入力指示するボタンであり、押下された回数分のプリント枚数を設定することができる。取り消しボタン2bは、プリントの取り消しを指示するボタンで、押下された回数分のプリント枚数を設定枚数から差し引いてプリントを取り消す。完了ボタン2cは、プリント発注の完了を指示する。
【0035】
また、Gボタン2dはGグループを、Aボタン2eはAグループを、Bボタン2fはBグループを、Dボタン2gはDグループを画像に設定するよう指示するボタンであり、画像が選択された状態で各ボタン2d〜2gを押下されると、その画像に押下されたボタンに対応するグループを設定する。すなわち、Gボタン2d、Aボタン2e、Bボタン2f、Dボタン2gは、本発明の請求項に記載した設定手段としての機能を有する。
【0036】
指定ボタン2hは、注文票又は作成票でインデックス表示された画像のコマ位置と一致する位置に各ボタンを有し、この指定ボタン2h上に、注文票又は作成票を所定の位置、つまり指定ボタン2hの各ボタンと画像のコマが一致するように載置して、画像の選択時にその紙面上から選択した画像を押下されると、その画像の下部にある指定ボタン2hが押下されることとなり、画像を指定することができる。なお、指定ボタン2hは、各ボタンを識別できるように数字を表示したボタンとしてもよい。すなわち、指定ボタン2hは、本発明の請求項に記載した選択手段としての機能を有する。
【0037】
ズームボタン2iは、表示部3に表示された画像の拡大又は縮小を指示するボタンである。すなわち、ズームボタン2iは、本発明の請求項に記載した指示手段としての機能を有する。
【0038】
表示部3は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成された表示画面を有し、制御部10の指示に従って各種処理結果や操作部2からの操作指示、警告メッセージ等の各種データを表示する。また、表示部3は、制御部10からの指示に従って、制御部10により作成された作成票データ又は注文票データを表示出力する。すなわち、表示部3は、本発明の請求項に記載した出力手段、警告手段としての機能を有する。
【0039】
メディア読込/書込部11は、制御部10の読出指示に従って、CD−R/DVD−Rスロット6、メディアスロット7に装着された各種記憶メディアに記憶されているデータの読み取りを行う一方で、制御部10の書込指示に従って、指定されたデータを指定された記憶メディアに書き込み、保存させる。すなわち、メディア読込/書込部11は、本発明の請求項に記載した取得手段としての機能を有する。
【0040】
プリント部12は、制御部10の印刷指示に従って、注文票、作成票又は注文受付票を印刷出力し、注文票及び作成票は注文票取出口9に、注文受付票は注文受付票取出口8に排紙する。プリント部12における印刷方式は、インクジェット方式、熱転写方式、レーザー方式、昇華型方式、TA方式等の何れの方式も適用可能である。また、印刷用紙は、連続用紙(ロール紙)、単票用紙(カット紙)の何れも適用可能であり、必要事項が予め印刷されているものであってもよい。すなわち、プリント部12は、本発明の請求項で記載した出力手段としての機能を有する。
【0041】
記憶部13は、プログラムやデータ等が予め記憶されているHD(Hard Disk、図示せず)等を備え、このHDに注文票作成装置1で実行可能な各種制御プログラム及び各種制御プログラムで処理されたデータ等を記憶する。なお、プログラムはコンピュータが読み取り可能なプログラムコードにより記述されているとする。
【0042】
また、記憶部13は、その内部に画像を記憶する画像記憶領域を有し、制御部10の指示に従って入力された画像データのデータファイルをこの画像記憶領域に記憶する。
【0043】
通信部14は、無線アンテナ5制御して外部機器と無線通信を行い、各種データの送受信を行う。通信部14は、無線アンテナ5を制御して例えば写真画像の画像データを受信し、当該画像データを記憶部13に出力する。なお、通信部14は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394等のインタフェースを備えて、例えばデジタルカメラと接続して通信を行い、画像データを受信して取得することとしてもよい。すなわち、通信部14は、本発明の請求項に記載した取得手段としての機能を有する。
【0044】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図3は、注文票作成装置1の制御部10により実行される注文票作成処理を説明するためのフローチャートである。説明の前提として、注文票を作成する注文票作成者により画像データが記憶されている記憶メディアをスロット7に装着され、注文票の作成開始を指示されたものとする。
【0045】
図3において、まず制御部10は、スロット7に装着された記憶メディアに記憶されている画像データをメディア読込/書込部11により読み取らせて、写真画像の画像データを取得して収集する(ステップS1)。なお、本実施の形態では、メディアスロット7に装着された記憶メディアから画像データを取得するとして説明を行うが、例えばCD−R/DVD−Rスロット6に装着されたCD−RやDVD−R等の光学的記憶メディアから取得してもよいし、通信部14により例えばデジタルカメラ等の外部機器から画像データを受信して取得することとしてもよい。そして、制御部10は、収集した各画像データをデータファイルとしてファイル番号を付与して記憶部13に記憶させる。
【0046】
次いで、制御部10は、収集した全ての画像データファイルに対して、作成票に画像のインデックス表示を行うために、画像ファイル毎にサムネイル画像を作成する。そして、作成したサムネイル画像を撮影された時間順に又は撮影カメラ別に、等の所定の整列方法で整列して(ステップS2)、作成票を特定するためのバーコード及び各サムネイル画像を特定するためのバーコードを生成して、整列したサムネイル画像をインデックス表示した作成票データを作成する。次いで、制御部10は、作成した作成票データに基づいてプリント部12により作成票をプリントさせる(ステップS3)。図4にプリントした作成票の一例を示す。作成票は、図4に示すように、サムネイル画像がインデックス表示され、上部左側には作成票を特定するためのバーコードxが、各サムネイル画像の下部左側には各画像を特定するためのバーコードyがプリントされる。また、各サムネイル画像の下部には、G、A、B、Dの各グループを選択可能なグループ選択欄を設けられる。なお、このグループ選択欄はマークシート方式であってもよい。
【0047】
ここで、グループについて詳細に説明する。G、A、Bの各グループの属性は、注文票作成者が任意の条件で決定することが可能であり、例えば結婚式の場合、新郎側の出席者が多く写っている画像をAグループ、新婦側の出席者が多く写っている画像をBグループ、新郎新婦が多く写っている画像をGグループとして、注文票作成者はグループの属性を決定する。そして、Dグループは削除してもよい画像を分類するためのグループであり、Dグループが設定された画像のデータファイルは注文票を作成する際に削除されることとなる。
【0048】
次いで、制御部10はプリントした作成票を指定ボタン2h上に載置するよう促すメッセージを表示部3に表示させ、注文票作成者により作成票が載置されると、グループ毎の注文票にインデックス表示する画像を選択して、さらにその画像をどのグループに設定するかをGボタン2d、Aボタン2e、Bボタン2f、Dボタン2gにより選択するよう促すメッセージを表示させて、画像及びグループを選択指示させる(ステップS4)。
【0049】
詳細には、作成した作成票データを表示部3に表示させて、作成票でインデックス表示した全画像のサムネイル画像を表示し、注文票作成者に選択した画像を指定ボタン2h上に載置した作成票の上から押下させる。つまり作成票の下部にある指定ボタン2hが押下されることとなり、制御部10は指定ボタン2hにより指定された画像を拡大表示して選択状態とする。このとき、ズームボタン2iを押下することにより選択された画像をさらに拡大又は縮小表示して、画像の詳細を確認することが可能である。
【0050】
なお、作成票データを作成する際に、制御部10が収集した全画像データに対して画像解析を行い、例えばパターン認識により被撮影者の顔の表情を判別し、例えば笑顔の度合いや表情の端正さの度合い等、表情の良さを評価し、その評価結果としての評価値を画像とともにプリントしておき、注文票作成者が注文票にインデックス表示する画像を選択する際の参考となるようにしてもよい。これにより例えば似たような場面の画像が複数ある場合でも、格式ある場面では端正な表情の画像を選択したり、笑顔が好ましい画像を選択したりするように注文票作成者を誘導することができる。また、同様に制御部10が画像解析を行って、例えば画像の鮮鋭度が低くピンぼけしている、画像のブレが有る、フラッシュ光量が不足している、又は逆光により被撮影者の表情が見えない等、プリントに不適切な画像を検出し、その画像とともに“ピンぼけしています”等の警告メッセージを表示した作成票をプリントして、注文票作成者が注文票にインデックス表示する画像として、プリントに不適切な画像を選択しないように注意喚起することとしてもよい。
【0051】
そしてこの作成票における画像の選択時には、制御部10はプリントボタン2aによる操作を禁止又は動作制限してプリント発注を制限し、注文票作成者が誤って作成票を用いて画像をプリントしてしまうことを防ぐこととする。具体的には、プリントボタン2aの操作指示を無効にしてプリント発注を禁止する、或いは画像の確認又は保存のために全画像の1枚づつの一括プリントを1回だけ許可することとして動作制限をかける。
【0052】
次いで、注文票にインデックス表示するとして選択した画像に対して注文票作成者が設定したいグループを各グループボタン2d〜2gにより設定指示させる。例えば上述した結婚式の例では、新郎側の出席者が多く写っている画像をAグループ、新婦側の出席者が多く写っている画像をBグループ、新郎新婦が多く写っている画像をGグループとして、注文票作成者は作成票に表示された画像を判別して適切なグループを設定し、仕上がりが悪い等、プリント発注させたくない画像はDグループに設定する。制御部10は、注文票作成者の設定指示に応じたグループ設定を終えると、図5に示すように表示部3に表示された作成票の各画像のグループ選択欄にチェックマークを表示し、設定したグループを注文票作成者が確認できるようにする。
【0053】
このようにして全ての画像においてグループ設定が行われると、制御部10は「グループ毎の注文票を印刷します。グループボタンによりグループを指定して下さい。同時に指定されたグループの写真は、1つの注文票に印刷されます。」等のメッセージを表示部3に表示させて、操作部2により操作指示されたグループ毎の画像を抽出してグループ毎の注文票データを作成し、作成した注文票データに基づいてプリント部12にグループ毎の注文票をプリントさせる(ステップS5)。なお、作成票を用いて行うインデックス表示候補の画像の選択及びグループ設定は、注文票作成者が各画像のグループを選択してチェックを記入した又はマークシート方式によりマークされた作成票をスキャナ4により読み取らせて、作成票のバーコード、各画像のバーコード及び各画像において選択されたグループを認識することとしてもよい。
【0054】
例えば、Gグループの注文票Gは、図6に示すようにGグループが設定された画像を抽出して整列し、Aグループの注文票Aは、図7に示すようにAグループが設定された画像を抽出して整列した注文票データをそれぞれ作成してプリントする。また、複数のグループを指定された場合、例えばGボタン2dとBボタン2fが同時に押下された場合は、図8に示すようにGグループが設定された画像とBグループが設定された画像とを抽出して整列した注文票G+Bをプリントする。このように、単一のグループのみの注文票や、G+B、G+A+B等のように必要に応じて複数グループを組み合わせた注文票を作成することが可能である。
【0055】
図6〜8に示すように、各注文票の左側上部には、注文票を特定するためのバーコードzが、そして作成票と同様に各画像を特定するためのバーコードyがプリントされ、各サムネイル画像の下部にはプリント枚数等の注文情報を記入する記入欄がプリントされる。ここでは、注文情報としてプリント枚数を記入できるようにしているが、プリントサイズや、サービスとして提供可能であるならばプリント料金の支払い方法(例えば現金決済、銀行振り込み、郵便振替、法人処理等)、プリント方法(例えば焼き増し、アルバム、CD−R作成、シールプリント等)等の他の注文情報を含む注文票であってもよい。
【0056】
また、注文票データの作成時には、「注文票のタイトルを入力して下さい。」等のメッセージを表示部3に表示させて、操作部2により操作入力された注文票のタイトル名を、注文票に印刷することが好ましい。例えば、上述した例では、注文票Gでは“ご両家様 ご注文票” 、注文票Aでは“A家様 ご注文票”、注文票G+Bでは“B家様 ご注文票”といったようなタイトル名を印刷することにより、プリント発注者に誤って不適切なグループの注文票が配布されることを防ぐことができる。
【0057】
そしてこれらの注文票データの作成時には、制御部10は、Dグループが設定されている画像のデータファイルを記憶部13から削除する。そして、制御部10は、注文票に注文情報を記入するように促すメッセージを表示部3に表示し、注文情報の入力を待機する。
【0058】
プリントされたグループ毎の注文票は、注文票作成者がコピーする又は必要枚数分を注文票作成装置1によりプリントして、各グループに対応するプリント発注者に配布する。そして、注文票作成者は各グループのプリント発注者から注文情報が記入された注文票を収集し、注文票作成装置1を操作して注文情報の入力を開始する。なお、注文情報の入力は、各グループのプリント発注者が注文票作成装置1を操作して入力することとしてもよい。
【0059】
注文票作成者により注文情報の入力を開始されると、制御部10は、注文票をスキャナ4により読み取ってその注文票を特定するバーコードz、各画像を特定するバーコードy及び注文情報であるプリント枚数を入力して(ステップS6)、入力したバーコードに対応する注文票、画像及びそのプリント枚数を認識する。そして、認識した注文票を表示部3に表示して、注文票にインデックス表示されたサムネイル画像を表示する。なお、注文票を特定するバーコードのみを読み取った後、注文票作成者が注文票を指定ボタン2h上に載置してプリント対象の画像を押下し、記入されているプリント枚数分、プリントボタン2aを押下して注文情報であるプリント枚数を操作指示し、制御部10が操作指示された注文情報を入力することとしてもよい。
【0060】
ここで、表示された注文票のサムネイル画像とそのプリント枚数を確認した注文票作成者により完了ボタン2cが押下された場合は、制御部10は、その注文内容でプリント部12により画像をプリントさせる(ステップS7)。そして、注文を受け付けたことを示す注文受付票、例えばプリントした画像のファイル番号、プリント枚数、プリント料金等の注文内容をプリントした注文受付票を発行し、プリント部12によりプリントさせる。なお、注文票によるプリント発注では、FAXや同一の注文票がコピーされたものも受け付けるため、注文票を特定するバーコードzが同一であっても複数の注文を受け付けることとする。しかし、その場合でも、注文自体を識別するためにその注文に固有の識別番号を発行して、注文受付票にその注文の識別番号をプリントすることが好ましい。また、その注文の識別番号は、注文を受け付けた通し番号、日時分秒、プリント発注者の氏名のうちの何れか一つ又はその組み合わせであることが好ましい。
【0061】
一方で、注文票作成者により注文情報が記入された注文票を指定ボタン2h上に載置され、プリント枚数の変更指示を受けた場合は、プリント枚数の変更対象の画像を指定ボタン2hにより選択するよう促すメッセージを表示させて、プリント枚数の変更対象の画像を選択指示させる。詳細には、注文票の作成時と同様に、選択する画像を注文票の上から注文票作成者に押下させる。そして、指定ボタン2hにより指定された画像を拡大表示して選択状態とし、プリントボタン2a、取り消しボタン2bにより所望のプリント枚数を再設定させる。
【0062】
このようにして、各プリント発注者からの注文票の注文情報を順次、入力して、プリント発注された画像をプリント部12によりプリントすると、制御部10は注文票作成処理を終了する。
【0063】
以上のように、注文票を作成する前に、収集した全画像データのサムネイル画像をインデックス表示した作成票を作成してプリント(印刷出力)又は表示出力し、この作成票を用いて、注文票作成者の操作指示に応じて注文票にインデックス表示する画像を選択するので、仕上がりが良くない画像や注文票を見る人には見せたくない画像等を除いた注文票を作成することができ、利便性及びプリント発注の効率が高い注文票を作成することができる。
【0064】
また、作成票において、注文票にインデックス表示する画像を選択すると同時に、注文票作成者の操作指示に応じて各画像をグループ分類し、各グループに対応する画像のみをインデックス表示したグループ毎の注文票を作成するので、グループ毎の注文票にはそのグループに対応するプリント発注者が所望する画像が多く含まれることとなり、プリントの発注効率を向上させることができる。また、複数のグループを組み合わせて注文票を作成することができ、より利便性が向上する。
【0065】
また、作成票において、被撮影者の表情が好ましくない画像であったり、ピンぼけやブレ等により仕上がりが良くない画像を注文票作成者の操作指示に応じてDグループに分類し、注文票作成時にはDグループに分類された画像のデータファイルを削除するので、プリント発注者が誤ってDグループの画像を指定したり、バーコードの読み取りエラーによりDグループの画像を誤って指定した場合でも、その画像が実際にプリントされてしまうことを防ぐことができる。
【0066】
また、作成票において、注文票のインデックス表示をする画像を選択する際には各画像の画像データを画像解析して、被撮影者の顔の表情の良さに対する評価値を画像毎に算出するので、注文票作成者は笑顔の評価値が高い画像を選択する等、画像の選択がしやすくなり、利便性が向上する。同様に、画像解析により、画像の鮮鋭度が低い、ブレが有る、フラッシュ光量が不足している、逆光により被撮影者の顔の表情が見えない等、プリントに不適切な画像を検出し、警告するので、注文票作成者は警告された画像を選択しないようにする等して対応をとることが可能となり、利便性が向上する。
【0067】
本実施の形態における記述は、本発明に係る好適な注文票作成装置1の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上述した説明では、注文票作成者が任意にグループの属性を決定可能なグループとして、G、A、Bの3つのグループを例として挙げて説明したが、そのグループ数は特に限定しない。
【0068】
また、作成票、注文票又は画像を特定するためにバーコードを適用していたが、これに限らず、数字であってもよいし、無線タグ等を適用することとしてもよい。特に、無線タグを使用することにより前回プリント発注を受注した履歴等を無線タグに記憶しておくことができ、注文受付票をプリントしなくても注文を受け付けたことを確認することが可能となって、より利便性が向上する。
【0069】
また、作成票又は注文票は、印刷用紙にプリント出力して利用していたが、プリント出力せずに、表示部3に表示出力された作成票又は注文票を参照して注文票の作成又はプリント発注を行うこととしてもよい。この場合、印刷用紙を必要とせず操作部2による操作指示のみで容易に注文票作成又はプリント発注を行うことができ、操作性が向上する。
【0070】
また、本実施の形態では、作成された注文票により注文票作成装置1でプリント発注を受け付けて画像のプリントを行うこととして説明したが、これに限らず、注文票において、CD−RやDVD−R等の記憶メディアに画像を保存する注文方法を選択可能にしておき、記憶メディアに画像を保存する注文方法を選択したことが注文情報として入力された場合にはCD−R/DVD−Rスロット6に装着されている記憶メディアに画像を保存することとしてもよい。
【0071】
なお、本実施の形態では、本発明に係る注文票作成装置の好適な一例として図1に示した構成の注文票作成装置1を説明したが、例えば図9に示すような構成の注文票作成装置100であってもよい。以下、注文票作成装置100の構成について詳細に説明する。
【0072】
図9において、注文票作成装置100は、携帯部100aと、本体部100bから構成され、携帯部100aと本体部100bはそれぞれ無線通信機能を備えて互いにデータの送受信を行う。以下に各部の詳細な説明を記述するが、注文票作成装置1と同一の機能を有する各部については同一の符号を付してその詳細な説明を省略することとする。また、注文票作成装置100の機能的構成は図2に示した注文票作成装置1と同一である。
【0073】
携帯部100aは、図9に示すように注文票作成者が持ちやすいように握り部18が設けられた形状であり、その握り部分の反対側の先端には注文票又は作成票にプリントされたバーコードを読み取るバーコードリーダ部17が設けられている。また、携帯部100aには、表示部3、プリントボタン2a、取り消しボタン2b、完了ボタン2c、Gボタン2d、Aボタン2e、Bボタン2f、Dボタン2g、ズームボタン2iからなる操作部2が設けられる。
【0074】
本体部100bは、その前面に注文受付票取出口8、ステータス表示や画像を表示する表示部3aを、側面にメディアスロット7を備えて構成される。また、本体部100bは、プリンタI/Fを備えてプリンタ100cと接続され、注文票又は作成票のプリントをプリンタ100cにより実行させる。また、通信部14によりネットワークを介して、画像を管理する画像サーバ100dと接続し、プリント対象の画像を受信する。本体部100bとしては、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を適用してもよい。
【0075】
注文票作成処理時には、本体部100bの制御部10が画像データを取得して収集し、作成票データを作成してプリンタ100cにより作成票をプリントさせる。そして、携帯部100aのバーコードリーダ17により作成票にインデックス表示された画像のバーコードを読み取り、各グループボタン2d〜2gの操作指示に応じて画像にグループを設定する。また、プリント発注時も同様にプリントする画像のバーコードをバーコードリーダ17により読み取り、注文情報としてプリントボタン2aによりプリント枚数を入力する。入力された注文情報は無線通信により本体部100bに送信され、本体部100bの制御部10は受信した注文情報に基づいて画像のプリントをプリンタ100cに実行させる。
【0076】
以上のような携帯部100a及び本体部100bから構成される注文票作成装置100を用いて注文票の作成及びプリント発注を行うことにより、利便性及びプリント発注効率の高い注文票を作成することができるとともに、携帯性を向上させてより注文票作成装置100の使用範囲を広げることが可能となる。
【0077】
その他、本実施の形態における注文票作成装置1を構成する各構成部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0078】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、注文票を作成する前に、取得した画像をインデックス表示した作成票を作成し、この作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択するので、プリント発注が不要な画像を注文票から除くことができ、注文票作成者の意図に応じた、利便性及びプリント発注効率の高い注文票を作成することができる。
【0079】
請求項2に記載の発明によれば、選択されなかった画像のデータファイルを削除するので、選択されなかった画像を誤ってプリント発注された場合でも、その画像を不用意にプリントしてしまうことを防ぐことができる。
【0080】
請求項3に記載の発明によれば、画像にグループを設定し、グループ毎に注文票データを作成するので、そのグループに対応するプリント発注者が所望する画像を多く含む注文票を作成することができ、より利便性及びプリント発注効率の高い注文票を作成することができる。
【0081】
請求項4に記載の発明によれば、プリントに不適切な画像が有る場合は警告を行うので、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択する際に、注文票作成者は警告された画像を選択しないように対応をとることができ、よりプリント発注効率が高い注文票を作成することができる。
【0082】
請求項5に記載の発明によれば、被撮影者の表情の良さを評価し、その評価結果を画像とともに作成票にインデックス表示するので、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択する際に、注文票作成者は評価が高い画像を選択するよう対応をとることができ、よりプリント発注効率が高い注文票を作成することができる。
【0083】
請求項6に記載の発明によれば、作成票又は注文票を印刷出力するので、注文票作成者は、印刷出力された作成票により画像を確認しながら注文票を作成することができるとともに作成した注文票を印刷物としてプリント発注者に対して配布することができる。
【0084】
請求項7に記載の発明によれば、画像毎に無線タグを付与されているので、この無線タグにより容易に各画像を識別することが可能となる。
【0085】
請求項8に記載の発明によれば、注文受付票を印刷出力するので、プリント発注者がプリント発注を受注されたことを容易に確認することができる。
【0086】
請求項9に記載の発明によれば、作成票又は注文票を表示出力し、インデックス表示されている画像の拡大表示を指示することができるので、表示された作成票により容易に注文票を作成することができるとともに選択した画像の詳細な部分まで確認することができ、注文票作成における操作性が向上する。
【0087】
請求項10に記載の発明によれば、作成票を用いて画像を選択する際にはプリント発注を制限するので、注文票作成者が誤って作成票によりプリント発注を行ってしまうことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態の注文票作成装置1の外観図である。
【図2】図1の注文票作成装置1の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図2の制御部10により実行される注文票作成処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】注文票作成処理において作成された作成票の一例を示す図である。
【図5】注文票にインデックス表示する画像の選択及びその画像のグループを設定した後の作成票の一例を示す図である。
【図6】Gグループの注文票Gを示す図である。
【図7】Aグループの注文票Aを示す図である。
【図8】GグループとBグループを組み合わせた注文票G+Aを示す図である。
【図9】他の実施の形態における注文票作成装置100の外観図である。
【符号の説明】
1、100 注文票作成装置
2 操作部
3 表示部
4 スキャナ
5 無線アンテナ
6 CD−R/DVD−Rスロット
7 メディアスロット
8 注文受付票取出口
9 注文票取出口
10 制御部
11 メディア読込/書込部
12 プリント部
13 記憶部
14 通信部
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像のプリント発注を行うための注文票を作成する注文票作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、写真画像のデジタル化やAPS(Advanced Photo System)の開発により、撮影された写真画像の一覧をサムネイルでプリントしたインデックスプリントを顧客に渡すことにより、写真画像の確認を行いながらプリント発注することが可能となっている。一般に、結婚式や同窓会等で撮影された写真画像の焼き増しを行う場合は、その幹事や代表者がプリントする写真画像、プリント枚数、プリントサイズ等の注文情報を取りまとめて、プリントサービスを提供している写真専門店や取次店等の店頭でプリント発注することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記注文方法では、全ての写真画像をインデックス表示した注文票を発行するため、写真画像の中に、被撮影者の表情が好ましくない又はピンぼけしていて仕上がりが良くない等、他の人には見せたくない画像が含まれている場合でもそのような画像を注文票に表示してしまうこととなっていた。
【0004】
また、例えば結婚式の場合では、新婦側と新郎側とで共に相手側の親戚や友人の写真は通常所望しないため注文する写真画像が限られてくるにも関わらず、従来の注文票には全ての写真画像をインデックス表示しているので、プリント発注者は所望の写真画像を検索しづらく不便であり、プリント発注の効率が悪かった。
【0005】
本発明は、利便性及びプリント発注効率が高い注文票を作成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、
画像のプリント発注を行うための注文票を作成する注文票作成装置において、
前記画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された画像をインデックス表示した作成票データを作成する作成手段と、
前記作成手段により作成された作成票データに基づいて作成票を出力する出力手段と、
前記出力手段により出力された作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択する選択手段と、を備え、
前記作成手段は、前記選択手段により選択された画像をインデックス表示した注文票データを作成し、
前記出力手段は、前記作成手段により作成された注文票データに基づいた注文票を出力することを特徴としている。
【0007】
この請求項1に記載の発明によれば、注文票を作成する前に、取得した画像をインデックス表示した作成票を作成し、この作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択するので、プリント発注が不要な画像を注文票から除くことができ、注文票作成者の意図に応じた、利便性及びプリント発注効率の高い注文票を作成することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記選択手段により選択されなかった画像のデータファイルを削除する削除手段を備えることを特徴としている。
【0009】
この請求項2に記載の発明によれば、選択されなかった画像のデータファイルを削除するので、選択されなかった画像を誤ってプリント発注された場合でも、その画像を不用意にプリントしてしまうことを防ぐことができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の注文票作成装置において、
前記選択手段により選択された画像にグループを設定する設定手段を備え、
前記作成手段は、前記設定手段により設定されたグループ毎に、そのグループの画像をインデックス表示した注文票データを作成することを特徴としている。
【0011】
この請求項3に記載の発明によれば、画像にグループを設定し、グループ毎に注文票データを作成するので、そのグループに対応するプリント発注者が所望する画像を多く含む注文票を作成することができ、より利便性及びプリント発注効率の高い注文票を作成することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記取得手段により取得された画像の中にプリントに不適切な画像が有る場合、当該画像がプリントに不適切であることを警告する警告手段を備えることを特徴としている。
【0013】
この請求項4に記載の発明によれば、プリントに不適切な画像が有る場合は警告を行うので、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択する際に、注文票作成者は警告された画像を選択しないように対応をとることができ、よりプリント発注効率が高い注文票を作成することができる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記取得手段により取得された画像における被撮影者の表情の良さを評価する評価手段を備え、
前記作成手段は、前記評価手段による評価結果を画像とともにインデックス表示した作成票データを作成することを特徴としている。
【0015】
この請求項5に記載の発明によれば、被撮影者の表情の良さを評価し、その評価結果を画像とともに作成票にインデックス表示するので、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択する際に、注文票作成者は評価が高い画像を選択するよう対応をとることができ、よりプリント発注効率が高い注文票を作成することができる。
【0016】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記出力手段は、前記作成票又は注文票を印刷出力することを特徴としている。
【0017】
この請求項6に記載の発明によれば、作成票又は注文票を印刷出力するので、注文票作成者は、印刷出力された作成票により画像を確認しながら注文票を作成することができるとともに作成した注文票を印刷物としてプリント発注者に対して配布することができる。
【0018】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の注文票作成装置において、
前記出力手段により印刷出力された作成票又は注文票にインデックス表示されている各画像には、無線タグが付与されていることを特徴としている。
【0019】
この請求項7に記載の発明によれば、画像毎に無線タグを付与されているので、この無線タグにより容易に各画像を識別することが可能となる。
【0020】
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の注文票作成装置において、
前記出力手段は、前記注文票によるプリント発注を受け付けた場合、当該プリント発注を受け付けたことを示す注文受付票を印刷出力することを特徴としている。
【0021】
この請求項8に記載の発明によれば、注文受付票を印刷出力するので、プリント発注者がプリント発注を受注されたことを容易に確認することができる。
【0022】
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記出力手段は、前記作成票又は注文票を表示出力し、
前記出力手段により表示出力された作成票又は注文票においてインデックス表示されている画像の拡大表示を指示する指示手段を備えることを特徴としている。
【0023】
この請求項9に記載の発明によれば、作成票又は注文票を表示出力し、インデックス表示されている画像の拡大表示を指示することができるので、表示された作成票により容易に注文票を作成することができるとともに選択した画像の詳細な部分まで確認することができ、注文票作成における操作性が向上する。
【0024】
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載の注文票作成装置において、
前記選択手段により注文票にインデックス表示する画像を選択する際にはプリント発注を制限する制限手段を備えることを特徴としている。
【0025】
この請求項10に記載の発明によれば、作成票を用いて画像を選択する際にはプリント発注を制限するので、注文票作成者が誤って作成票によりプリント発注を行ってしまうことを防ぐことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における注文票作成装置1の外観図である。
図1において、注文票作成装置1は、その前面に各種操作ボタン2a〜2iを有する操作部2、表示画面を有する表示部3、プリント発注を受け付けたことを示す注文受付票を排紙する注文受付票取出口8を備え、上部にはスキャナ4、注文票又は注文票を作成するための作成票を排紙する注文票取出口9を備えている。
【0027】
また、側面には無線通信を行うための無線アンテナ5、デジタルカメラ用の記憶メディアであるメモリスティック(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、マルチメディアカード(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)等のカード状又はスティック状の半導体メモリからなる各種記憶メディアを注文票作成装置1に着脱するためのメディアスロット7、CD−R(Compact Disk−Recordable)又はDVD−R(Digital VersatileDisk−R)を注文票作成装置1に着脱するためのCD−R/DVD−Rスロット6を備えている。なお、上述した記憶メディアに限らず、MO(Magneto Optical Disk)、フロッピー(登録商標)ディスク等の光磁気、磁気的記憶媒体を着脱可能な構成としてもよい。
【0028】
次に、図2のブロック図を参照して、図1に示した注文票作成装置1の機能的構成を説明する。なお、図1で示した構成部と同一の構成部には同一の符号を付す。
図2において、注文票作成装置1は、制御部10、操作部2、表示部4、メディア読込/書込部11、プリント部12、記憶部13、通信部14から構成され、各部はバス16により接続される。
【0029】
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random AccessMemory)等により構成される。制御部10のCPUは、記憶部13に格納されている注文票作成装置1用の各種制御プログラムを読み出してRAM内のワークエリアに展開し、当該プログラムに従った処理を実行し、その処理結果をRAMに格納するとともに表示部3に表示させ、RAMに格納した処理結果を記憶部13の所定の保存先に保存させる。
【0030】
具体的には、制御部10は、記憶部13から注文票作成処理プログラムを読み出して後述する注文票作成処理を実行する。
制御部10は、注文票作成処理において、メディアスロット7に装着された記憶メディアから画像データを取得して収集し、記憶部13に記憶させると収集した全ての画像データのサムネイル画像を整列してインデックス表示した作成票データを作成し、プリント部12により作成票をプリントさせる。このとき、全画像データに対して画像解析を行い、被撮影者の表情を評価して、その評価結果を各画像とともにプリントさせてもよいし、プリントに不適切な画像を検出して警告メッセージを表示部3に表示させることとしてもよい。
【0031】
次いで、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像の選択指示及びその選択された画像に対してグループを設定する指示を注文票作成者から操作部2により受けると、選択された画像に指示されたグループを設定する。この選択時には、制御部10は、プリント発注を制限する。そして、各グループに設定されている画像を抽出してインデックス表示した、グループ毎の注文票データを作成してプリント部12により注文票をプリントさせる。このとき、注文票にインデックス表示する画像として選択されなかった画像のデータファイルを記憶部13から削除する。次いで、注文票を用いてプリント発注を指示されるとその注文情報を入力し、入力した注文情報に基づいて画像のプリント処理を実行する。
【0032】
すなわち、制御部10は、本発明の請求項に記載した作成手段、削除手段、評価手段、制限手段としての機能を有する。
【0033】
操作部2は、プリントボタン2a、取り消しボタン2b、完了ボタン2c、Gボタン2d、Aボタン2e、Bボタン2f、Dボタン2g、指定ボタン2h、ズームボタン2iの各種機能に応じた操作ボタンを有し、押下されたボタンに対応する押下信号を制御部10に出力する。なお、操作部4は、必要に応じてマウス、タッチパネル等のポインティングディバイスや、その他の操作入力装置を備えることとしてもよい。
【0034】
上記各種操作ボタン2a〜2iについて詳細に説明する。
プリントボタン2aは、プリント発注時にプリント枚数を入力指示するボタンであり、押下された回数分のプリント枚数を設定することができる。取り消しボタン2bは、プリントの取り消しを指示するボタンで、押下された回数分のプリント枚数を設定枚数から差し引いてプリントを取り消す。完了ボタン2cは、プリント発注の完了を指示する。
【0035】
また、Gボタン2dはGグループを、Aボタン2eはAグループを、Bボタン2fはBグループを、Dボタン2gはDグループを画像に設定するよう指示するボタンであり、画像が選択された状態で各ボタン2d〜2gを押下されると、その画像に押下されたボタンに対応するグループを設定する。すなわち、Gボタン2d、Aボタン2e、Bボタン2f、Dボタン2gは、本発明の請求項に記載した設定手段としての機能を有する。
【0036】
指定ボタン2hは、注文票又は作成票でインデックス表示された画像のコマ位置と一致する位置に各ボタンを有し、この指定ボタン2h上に、注文票又は作成票を所定の位置、つまり指定ボタン2hの各ボタンと画像のコマが一致するように載置して、画像の選択時にその紙面上から選択した画像を押下されると、その画像の下部にある指定ボタン2hが押下されることとなり、画像を指定することができる。なお、指定ボタン2hは、各ボタンを識別できるように数字を表示したボタンとしてもよい。すなわち、指定ボタン2hは、本発明の請求項に記載した選択手段としての機能を有する。
【0037】
ズームボタン2iは、表示部3に表示された画像の拡大又は縮小を指示するボタンである。すなわち、ズームボタン2iは、本発明の請求項に記載した指示手段としての機能を有する。
【0038】
表示部3は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成された表示画面を有し、制御部10の指示に従って各種処理結果や操作部2からの操作指示、警告メッセージ等の各種データを表示する。また、表示部3は、制御部10からの指示に従って、制御部10により作成された作成票データ又は注文票データを表示出力する。すなわち、表示部3は、本発明の請求項に記載した出力手段、警告手段としての機能を有する。
【0039】
メディア読込/書込部11は、制御部10の読出指示に従って、CD−R/DVD−Rスロット6、メディアスロット7に装着された各種記憶メディアに記憶されているデータの読み取りを行う一方で、制御部10の書込指示に従って、指定されたデータを指定された記憶メディアに書き込み、保存させる。すなわち、メディア読込/書込部11は、本発明の請求項に記載した取得手段としての機能を有する。
【0040】
プリント部12は、制御部10の印刷指示に従って、注文票、作成票又は注文受付票を印刷出力し、注文票及び作成票は注文票取出口9に、注文受付票は注文受付票取出口8に排紙する。プリント部12における印刷方式は、インクジェット方式、熱転写方式、レーザー方式、昇華型方式、TA方式等の何れの方式も適用可能である。また、印刷用紙は、連続用紙(ロール紙)、単票用紙(カット紙)の何れも適用可能であり、必要事項が予め印刷されているものであってもよい。すなわち、プリント部12は、本発明の請求項で記載した出力手段としての機能を有する。
【0041】
記憶部13は、プログラムやデータ等が予め記憶されているHD(Hard Disk、図示せず)等を備え、このHDに注文票作成装置1で実行可能な各種制御プログラム及び各種制御プログラムで処理されたデータ等を記憶する。なお、プログラムはコンピュータが読み取り可能なプログラムコードにより記述されているとする。
【0042】
また、記憶部13は、その内部に画像を記憶する画像記憶領域を有し、制御部10の指示に従って入力された画像データのデータファイルをこの画像記憶領域に記憶する。
【0043】
通信部14は、無線アンテナ5制御して外部機器と無線通信を行い、各種データの送受信を行う。通信部14は、無線アンテナ5を制御して例えば写真画像の画像データを受信し、当該画像データを記憶部13に出力する。なお、通信部14は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394等のインタフェースを備えて、例えばデジタルカメラと接続して通信を行い、画像データを受信して取得することとしてもよい。すなわち、通信部14は、本発明の請求項に記載した取得手段としての機能を有する。
【0044】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図3は、注文票作成装置1の制御部10により実行される注文票作成処理を説明するためのフローチャートである。説明の前提として、注文票を作成する注文票作成者により画像データが記憶されている記憶メディアをスロット7に装着され、注文票の作成開始を指示されたものとする。
【0045】
図3において、まず制御部10は、スロット7に装着された記憶メディアに記憶されている画像データをメディア読込/書込部11により読み取らせて、写真画像の画像データを取得して収集する(ステップS1)。なお、本実施の形態では、メディアスロット7に装着された記憶メディアから画像データを取得するとして説明を行うが、例えばCD−R/DVD−Rスロット6に装着されたCD−RやDVD−R等の光学的記憶メディアから取得してもよいし、通信部14により例えばデジタルカメラ等の外部機器から画像データを受信して取得することとしてもよい。そして、制御部10は、収集した各画像データをデータファイルとしてファイル番号を付与して記憶部13に記憶させる。
【0046】
次いで、制御部10は、収集した全ての画像データファイルに対して、作成票に画像のインデックス表示を行うために、画像ファイル毎にサムネイル画像を作成する。そして、作成したサムネイル画像を撮影された時間順に又は撮影カメラ別に、等の所定の整列方法で整列して(ステップS2)、作成票を特定するためのバーコード及び各サムネイル画像を特定するためのバーコードを生成して、整列したサムネイル画像をインデックス表示した作成票データを作成する。次いで、制御部10は、作成した作成票データに基づいてプリント部12により作成票をプリントさせる(ステップS3)。図4にプリントした作成票の一例を示す。作成票は、図4に示すように、サムネイル画像がインデックス表示され、上部左側には作成票を特定するためのバーコードxが、各サムネイル画像の下部左側には各画像を特定するためのバーコードyがプリントされる。また、各サムネイル画像の下部には、G、A、B、Dの各グループを選択可能なグループ選択欄を設けられる。なお、このグループ選択欄はマークシート方式であってもよい。
【0047】
ここで、グループについて詳細に説明する。G、A、Bの各グループの属性は、注文票作成者が任意の条件で決定することが可能であり、例えば結婚式の場合、新郎側の出席者が多く写っている画像をAグループ、新婦側の出席者が多く写っている画像をBグループ、新郎新婦が多く写っている画像をGグループとして、注文票作成者はグループの属性を決定する。そして、Dグループは削除してもよい画像を分類するためのグループであり、Dグループが設定された画像のデータファイルは注文票を作成する際に削除されることとなる。
【0048】
次いで、制御部10はプリントした作成票を指定ボタン2h上に載置するよう促すメッセージを表示部3に表示させ、注文票作成者により作成票が載置されると、グループ毎の注文票にインデックス表示する画像を選択して、さらにその画像をどのグループに設定するかをGボタン2d、Aボタン2e、Bボタン2f、Dボタン2gにより選択するよう促すメッセージを表示させて、画像及びグループを選択指示させる(ステップS4)。
【0049】
詳細には、作成した作成票データを表示部3に表示させて、作成票でインデックス表示した全画像のサムネイル画像を表示し、注文票作成者に選択した画像を指定ボタン2h上に載置した作成票の上から押下させる。つまり作成票の下部にある指定ボタン2hが押下されることとなり、制御部10は指定ボタン2hにより指定された画像を拡大表示して選択状態とする。このとき、ズームボタン2iを押下することにより選択された画像をさらに拡大又は縮小表示して、画像の詳細を確認することが可能である。
【0050】
なお、作成票データを作成する際に、制御部10が収集した全画像データに対して画像解析を行い、例えばパターン認識により被撮影者の顔の表情を判別し、例えば笑顔の度合いや表情の端正さの度合い等、表情の良さを評価し、その評価結果としての評価値を画像とともにプリントしておき、注文票作成者が注文票にインデックス表示する画像を選択する際の参考となるようにしてもよい。これにより例えば似たような場面の画像が複数ある場合でも、格式ある場面では端正な表情の画像を選択したり、笑顔が好ましい画像を選択したりするように注文票作成者を誘導することができる。また、同様に制御部10が画像解析を行って、例えば画像の鮮鋭度が低くピンぼけしている、画像のブレが有る、フラッシュ光量が不足している、又は逆光により被撮影者の表情が見えない等、プリントに不適切な画像を検出し、その画像とともに“ピンぼけしています”等の警告メッセージを表示した作成票をプリントして、注文票作成者が注文票にインデックス表示する画像として、プリントに不適切な画像を選択しないように注意喚起することとしてもよい。
【0051】
そしてこの作成票における画像の選択時には、制御部10はプリントボタン2aによる操作を禁止又は動作制限してプリント発注を制限し、注文票作成者が誤って作成票を用いて画像をプリントしてしまうことを防ぐこととする。具体的には、プリントボタン2aの操作指示を無効にしてプリント発注を禁止する、或いは画像の確認又は保存のために全画像の1枚づつの一括プリントを1回だけ許可することとして動作制限をかける。
【0052】
次いで、注文票にインデックス表示するとして選択した画像に対して注文票作成者が設定したいグループを各グループボタン2d〜2gにより設定指示させる。例えば上述した結婚式の例では、新郎側の出席者が多く写っている画像をAグループ、新婦側の出席者が多く写っている画像をBグループ、新郎新婦が多く写っている画像をGグループとして、注文票作成者は作成票に表示された画像を判別して適切なグループを設定し、仕上がりが悪い等、プリント発注させたくない画像はDグループに設定する。制御部10は、注文票作成者の設定指示に応じたグループ設定を終えると、図5に示すように表示部3に表示された作成票の各画像のグループ選択欄にチェックマークを表示し、設定したグループを注文票作成者が確認できるようにする。
【0053】
このようにして全ての画像においてグループ設定が行われると、制御部10は「グループ毎の注文票を印刷します。グループボタンによりグループを指定して下さい。同時に指定されたグループの写真は、1つの注文票に印刷されます。」等のメッセージを表示部3に表示させて、操作部2により操作指示されたグループ毎の画像を抽出してグループ毎の注文票データを作成し、作成した注文票データに基づいてプリント部12にグループ毎の注文票をプリントさせる(ステップS5)。なお、作成票を用いて行うインデックス表示候補の画像の選択及びグループ設定は、注文票作成者が各画像のグループを選択してチェックを記入した又はマークシート方式によりマークされた作成票をスキャナ4により読み取らせて、作成票のバーコード、各画像のバーコード及び各画像において選択されたグループを認識することとしてもよい。
【0054】
例えば、Gグループの注文票Gは、図6に示すようにGグループが設定された画像を抽出して整列し、Aグループの注文票Aは、図7に示すようにAグループが設定された画像を抽出して整列した注文票データをそれぞれ作成してプリントする。また、複数のグループを指定された場合、例えばGボタン2dとBボタン2fが同時に押下された場合は、図8に示すようにGグループが設定された画像とBグループが設定された画像とを抽出して整列した注文票G+Bをプリントする。このように、単一のグループのみの注文票や、G+B、G+A+B等のように必要に応じて複数グループを組み合わせた注文票を作成することが可能である。
【0055】
図6〜8に示すように、各注文票の左側上部には、注文票を特定するためのバーコードzが、そして作成票と同様に各画像を特定するためのバーコードyがプリントされ、各サムネイル画像の下部にはプリント枚数等の注文情報を記入する記入欄がプリントされる。ここでは、注文情報としてプリント枚数を記入できるようにしているが、プリントサイズや、サービスとして提供可能であるならばプリント料金の支払い方法(例えば現金決済、銀行振り込み、郵便振替、法人処理等)、プリント方法(例えば焼き増し、アルバム、CD−R作成、シールプリント等)等の他の注文情報を含む注文票であってもよい。
【0056】
また、注文票データの作成時には、「注文票のタイトルを入力して下さい。」等のメッセージを表示部3に表示させて、操作部2により操作入力された注文票のタイトル名を、注文票に印刷することが好ましい。例えば、上述した例では、注文票Gでは“ご両家様 ご注文票” 、注文票Aでは“A家様 ご注文票”、注文票G+Bでは“B家様 ご注文票”といったようなタイトル名を印刷することにより、プリント発注者に誤って不適切なグループの注文票が配布されることを防ぐことができる。
【0057】
そしてこれらの注文票データの作成時には、制御部10は、Dグループが設定されている画像のデータファイルを記憶部13から削除する。そして、制御部10は、注文票に注文情報を記入するように促すメッセージを表示部3に表示し、注文情報の入力を待機する。
【0058】
プリントされたグループ毎の注文票は、注文票作成者がコピーする又は必要枚数分を注文票作成装置1によりプリントして、各グループに対応するプリント発注者に配布する。そして、注文票作成者は各グループのプリント発注者から注文情報が記入された注文票を収集し、注文票作成装置1を操作して注文情報の入力を開始する。なお、注文情報の入力は、各グループのプリント発注者が注文票作成装置1を操作して入力することとしてもよい。
【0059】
注文票作成者により注文情報の入力を開始されると、制御部10は、注文票をスキャナ4により読み取ってその注文票を特定するバーコードz、各画像を特定するバーコードy及び注文情報であるプリント枚数を入力して(ステップS6)、入力したバーコードに対応する注文票、画像及びそのプリント枚数を認識する。そして、認識した注文票を表示部3に表示して、注文票にインデックス表示されたサムネイル画像を表示する。なお、注文票を特定するバーコードのみを読み取った後、注文票作成者が注文票を指定ボタン2h上に載置してプリント対象の画像を押下し、記入されているプリント枚数分、プリントボタン2aを押下して注文情報であるプリント枚数を操作指示し、制御部10が操作指示された注文情報を入力することとしてもよい。
【0060】
ここで、表示された注文票のサムネイル画像とそのプリント枚数を確認した注文票作成者により完了ボタン2cが押下された場合は、制御部10は、その注文内容でプリント部12により画像をプリントさせる(ステップS7)。そして、注文を受け付けたことを示す注文受付票、例えばプリントした画像のファイル番号、プリント枚数、プリント料金等の注文内容をプリントした注文受付票を発行し、プリント部12によりプリントさせる。なお、注文票によるプリント発注では、FAXや同一の注文票がコピーされたものも受け付けるため、注文票を特定するバーコードzが同一であっても複数の注文を受け付けることとする。しかし、その場合でも、注文自体を識別するためにその注文に固有の識別番号を発行して、注文受付票にその注文の識別番号をプリントすることが好ましい。また、その注文の識別番号は、注文を受け付けた通し番号、日時分秒、プリント発注者の氏名のうちの何れか一つ又はその組み合わせであることが好ましい。
【0061】
一方で、注文票作成者により注文情報が記入された注文票を指定ボタン2h上に載置され、プリント枚数の変更指示を受けた場合は、プリント枚数の変更対象の画像を指定ボタン2hにより選択するよう促すメッセージを表示させて、プリント枚数の変更対象の画像を選択指示させる。詳細には、注文票の作成時と同様に、選択する画像を注文票の上から注文票作成者に押下させる。そして、指定ボタン2hにより指定された画像を拡大表示して選択状態とし、プリントボタン2a、取り消しボタン2bにより所望のプリント枚数を再設定させる。
【0062】
このようにして、各プリント発注者からの注文票の注文情報を順次、入力して、プリント発注された画像をプリント部12によりプリントすると、制御部10は注文票作成処理を終了する。
【0063】
以上のように、注文票を作成する前に、収集した全画像データのサムネイル画像をインデックス表示した作成票を作成してプリント(印刷出力)又は表示出力し、この作成票を用いて、注文票作成者の操作指示に応じて注文票にインデックス表示する画像を選択するので、仕上がりが良くない画像や注文票を見る人には見せたくない画像等を除いた注文票を作成することができ、利便性及びプリント発注の効率が高い注文票を作成することができる。
【0064】
また、作成票において、注文票にインデックス表示する画像を選択すると同時に、注文票作成者の操作指示に応じて各画像をグループ分類し、各グループに対応する画像のみをインデックス表示したグループ毎の注文票を作成するので、グループ毎の注文票にはそのグループに対応するプリント発注者が所望する画像が多く含まれることとなり、プリントの発注効率を向上させることができる。また、複数のグループを組み合わせて注文票を作成することができ、より利便性が向上する。
【0065】
また、作成票において、被撮影者の表情が好ましくない画像であったり、ピンぼけやブレ等により仕上がりが良くない画像を注文票作成者の操作指示に応じてDグループに分類し、注文票作成時にはDグループに分類された画像のデータファイルを削除するので、プリント発注者が誤ってDグループの画像を指定したり、バーコードの読み取りエラーによりDグループの画像を誤って指定した場合でも、その画像が実際にプリントされてしまうことを防ぐことができる。
【0066】
また、作成票において、注文票のインデックス表示をする画像を選択する際には各画像の画像データを画像解析して、被撮影者の顔の表情の良さに対する評価値を画像毎に算出するので、注文票作成者は笑顔の評価値が高い画像を選択する等、画像の選択がしやすくなり、利便性が向上する。同様に、画像解析により、画像の鮮鋭度が低い、ブレが有る、フラッシュ光量が不足している、逆光により被撮影者の顔の表情が見えない等、プリントに不適切な画像を検出し、警告するので、注文票作成者は警告された画像を選択しないようにする等して対応をとることが可能となり、利便性が向上する。
【0067】
本実施の形態における記述は、本発明に係る好適な注文票作成装置1の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上述した説明では、注文票作成者が任意にグループの属性を決定可能なグループとして、G、A、Bの3つのグループを例として挙げて説明したが、そのグループ数は特に限定しない。
【0068】
また、作成票、注文票又は画像を特定するためにバーコードを適用していたが、これに限らず、数字であってもよいし、無線タグ等を適用することとしてもよい。特に、無線タグを使用することにより前回プリント発注を受注した履歴等を無線タグに記憶しておくことができ、注文受付票をプリントしなくても注文を受け付けたことを確認することが可能となって、より利便性が向上する。
【0069】
また、作成票又は注文票は、印刷用紙にプリント出力して利用していたが、プリント出力せずに、表示部3に表示出力された作成票又は注文票を参照して注文票の作成又はプリント発注を行うこととしてもよい。この場合、印刷用紙を必要とせず操作部2による操作指示のみで容易に注文票作成又はプリント発注を行うことができ、操作性が向上する。
【0070】
また、本実施の形態では、作成された注文票により注文票作成装置1でプリント発注を受け付けて画像のプリントを行うこととして説明したが、これに限らず、注文票において、CD−RやDVD−R等の記憶メディアに画像を保存する注文方法を選択可能にしておき、記憶メディアに画像を保存する注文方法を選択したことが注文情報として入力された場合にはCD−R/DVD−Rスロット6に装着されている記憶メディアに画像を保存することとしてもよい。
【0071】
なお、本実施の形態では、本発明に係る注文票作成装置の好適な一例として図1に示した構成の注文票作成装置1を説明したが、例えば図9に示すような構成の注文票作成装置100であってもよい。以下、注文票作成装置100の構成について詳細に説明する。
【0072】
図9において、注文票作成装置100は、携帯部100aと、本体部100bから構成され、携帯部100aと本体部100bはそれぞれ無線通信機能を備えて互いにデータの送受信を行う。以下に各部の詳細な説明を記述するが、注文票作成装置1と同一の機能を有する各部については同一の符号を付してその詳細な説明を省略することとする。また、注文票作成装置100の機能的構成は図2に示した注文票作成装置1と同一である。
【0073】
携帯部100aは、図9に示すように注文票作成者が持ちやすいように握り部18が設けられた形状であり、その握り部分の反対側の先端には注文票又は作成票にプリントされたバーコードを読み取るバーコードリーダ部17が設けられている。また、携帯部100aには、表示部3、プリントボタン2a、取り消しボタン2b、完了ボタン2c、Gボタン2d、Aボタン2e、Bボタン2f、Dボタン2g、ズームボタン2iからなる操作部2が設けられる。
【0074】
本体部100bは、その前面に注文受付票取出口8、ステータス表示や画像を表示する表示部3aを、側面にメディアスロット7を備えて構成される。また、本体部100bは、プリンタI/Fを備えてプリンタ100cと接続され、注文票又は作成票のプリントをプリンタ100cにより実行させる。また、通信部14によりネットワークを介して、画像を管理する画像サーバ100dと接続し、プリント対象の画像を受信する。本体部100bとしては、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を適用してもよい。
【0075】
注文票作成処理時には、本体部100bの制御部10が画像データを取得して収集し、作成票データを作成してプリンタ100cにより作成票をプリントさせる。そして、携帯部100aのバーコードリーダ17により作成票にインデックス表示された画像のバーコードを読み取り、各グループボタン2d〜2gの操作指示に応じて画像にグループを設定する。また、プリント発注時も同様にプリントする画像のバーコードをバーコードリーダ17により読み取り、注文情報としてプリントボタン2aによりプリント枚数を入力する。入力された注文情報は無線通信により本体部100bに送信され、本体部100bの制御部10は受信した注文情報に基づいて画像のプリントをプリンタ100cに実行させる。
【0076】
以上のような携帯部100a及び本体部100bから構成される注文票作成装置100を用いて注文票の作成及びプリント発注を行うことにより、利便性及びプリント発注効率の高い注文票を作成することができるとともに、携帯性を向上させてより注文票作成装置100の使用範囲を広げることが可能となる。
【0077】
その他、本実施の形態における注文票作成装置1を構成する各構成部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【0078】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、注文票を作成する前に、取得した画像をインデックス表示した作成票を作成し、この作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択するので、プリント発注が不要な画像を注文票から除くことができ、注文票作成者の意図に応じた、利便性及びプリント発注効率の高い注文票を作成することができる。
【0079】
請求項2に記載の発明によれば、選択されなかった画像のデータファイルを削除するので、選択されなかった画像を誤ってプリント発注された場合でも、その画像を不用意にプリントしてしまうことを防ぐことができる。
【0080】
請求項3に記載の発明によれば、画像にグループを設定し、グループ毎に注文票データを作成するので、そのグループに対応するプリント発注者が所望する画像を多く含む注文票を作成することができ、より利便性及びプリント発注効率の高い注文票を作成することができる。
【0081】
請求項4に記載の発明によれば、プリントに不適切な画像が有る場合は警告を行うので、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択する際に、注文票作成者は警告された画像を選択しないように対応をとることができ、よりプリント発注効率が高い注文票を作成することができる。
【0082】
請求項5に記載の発明によれば、被撮影者の表情の良さを評価し、その評価結果を画像とともに作成票にインデックス表示するので、作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択する際に、注文票作成者は評価が高い画像を選択するよう対応をとることができ、よりプリント発注効率が高い注文票を作成することができる。
【0083】
請求項6に記載の発明によれば、作成票又は注文票を印刷出力するので、注文票作成者は、印刷出力された作成票により画像を確認しながら注文票を作成することができるとともに作成した注文票を印刷物としてプリント発注者に対して配布することができる。
【0084】
請求項7に記載の発明によれば、画像毎に無線タグを付与されているので、この無線タグにより容易に各画像を識別することが可能となる。
【0085】
請求項8に記載の発明によれば、注文受付票を印刷出力するので、プリント発注者がプリント発注を受注されたことを容易に確認することができる。
【0086】
請求項9に記載の発明によれば、作成票又は注文票を表示出力し、インデックス表示されている画像の拡大表示を指示することができるので、表示された作成票により容易に注文票を作成することができるとともに選択した画像の詳細な部分まで確認することができ、注文票作成における操作性が向上する。
【0087】
請求項10に記載の発明によれば、作成票を用いて画像を選択する際にはプリント発注を制限するので、注文票作成者が誤って作成票によりプリント発注を行ってしまうことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態の注文票作成装置1の外観図である。
【図2】図1の注文票作成装置1の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図2の制御部10により実行される注文票作成処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】注文票作成処理において作成された作成票の一例を示す図である。
【図5】注文票にインデックス表示する画像の選択及びその画像のグループを設定した後の作成票の一例を示す図である。
【図6】Gグループの注文票Gを示す図である。
【図7】Aグループの注文票Aを示す図である。
【図8】GグループとBグループを組み合わせた注文票G+Aを示す図である。
【図9】他の実施の形態における注文票作成装置100の外観図である。
【符号の説明】
1、100 注文票作成装置
2 操作部
3 表示部
4 スキャナ
5 無線アンテナ
6 CD−R/DVD−Rスロット
7 メディアスロット
8 注文受付票取出口
9 注文票取出口
10 制御部
11 メディア読込/書込部
12 プリント部
13 記憶部
14 通信部
Claims (10)
- 画像のプリント発注を行うための注文票を作成する注文票作成装置において、
前記画像を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された画像をインデックス表示した作成票データを作成する作成手段と、
前記作成手段により作成された作成票データに基づいて作成票を出力する出力手段と、
前記出力手段により出力された作成票を用いて注文票にインデックス表示する画像を選択する選択手段と、を備え、
前記作成手段は、前記選択手段により選択された画像をインデックス表示した注文票データを作成し、
前記出力手段は、前記作成手段により作成された注文票データに基づいた注文票を出力することを特徴とする注文票作成装置。 - 前記選択手段により選択されなかった画像のデータファイルを削除する削除手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の注文票作成装置。
- 前記選択手段により選択された画像にグループを設定する設定手段を備え、
前記作成手段は、前記設定手段により設定されたグループ毎に、そのグループの画像をインデックス表示した注文票データを作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の注文票作成装置。 - 前記取得手段により取得された画像の中にプリントに不適切な画像が有る場合、当該画像がプリントに不適切であることを警告する警告手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の注文票作成装置。
- 前記取得手段により取得された画像における被撮影者の表情の良さを評価する評価手段を備え、
前記作成手段は、前記評価手段による評価結果を画像とともにインデックス表示した作成票データを作成することを特徴とする請求項1に記載の注文票作成装置。 - 前記出力手段は、前記作成票又は注文票を印刷出力することを特徴とする請求項1に記載の注文票作成装置。
- 前記出力手段により印刷出力された作成票又は注文票にインデックス表示されている各画像には、無線タグが付与されていることを特徴とする請求項6に記載の注文票作成装置。
- 前記出力手段は、前記注文票によるプリント発注を受け付けた場合、当該プリント発注を受け付けたことを示す注文受付票を印刷出力することを特徴とする請求項6に記載の注文票作成装置。
- 前記出力手段は、前記作成票又は注文票を表示出力し、
前記出力手段により表示出力された作成票又は注文票においてインデックス表示されている画像の拡大表示を指示する指示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の注文票作成装置。 - 前記選択手段により注文票にインデックス表示する画像を選択する際にはプリント発注を制限する制限手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の注文票作成装置。
Priority Applications (1)
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JP2002216489A JP2004062293A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 注文票作成装置 |
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JP2002216489A JP2004062293A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 注文票作成装置 |
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JP (1) | JP2004062293A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007034629A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Noritsu Koki Co Ltd | 宴会会場における写真処理システム、及び、これを構成する受付端末、写真処理装置 |
-
2002
- 2002-07-25 JP JP2002216489A patent/JP2004062293A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007034629A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Noritsu Koki Co Ltd | 宴会会場における写真処理システム、及び、これを構成する受付端末、写真処理装置 |
JP4650144B2 (ja) * | 2005-07-26 | 2011-03-16 | ノーリツ鋼機株式会社 | 宴会会場における写真処理システム、及び、これを構成する写真処理装置 |
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