JP2000090252A - 画像処理装置、及び画像処理プログラムが記憶された記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、及び画像処理プログラムが記憶された記憶媒体

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JP2000090252A
JP2000090252A JP10274305A JP27430598A JP2000090252A JP 2000090252 A JP2000090252 A JP 2000090252A JP 10274305 A JP10274305 A JP 10274305A JP 27430598 A JP27430598 A JP 27430598A JP 2000090252 A JP2000090252 A JP 2000090252A
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真己 松崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データ等に基づく画像を複数について同
時に編集及び表示可能な画像処理装置、及び画像処理プ
ログラムが記憶された記憶媒体を提供すること。 【解決手段】 CPUは、元画像データとともに作成日
時データを取得し、作成日時データに基づいて順位を取
得する。また、表示装置に枠設定画面を表示し、この画
面上への操作者による入力等により画像の外枠の位置及
び幅を取得する。そして、画像データの順と外枠の順と
を対応付け、且つ画像データを幅が枠幅となるように必
要に応じて圧縮した表示画像データを取得し(S418
〜S424)、前記対応に基づいて、外枠内に表示画像
データに基づく画像を表示させる(S426)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置、及
び画像処理プログラムが記憶された記憶媒体に関し、更
に詳細には、デジタルカメラ等から取得した画像データ
に基づく画像を複数について同時に編集及び表示可能な
画像処理装置、及び画像処理プログラムが記憶された記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置において、デジタル
カメラ、ビデオキャプチャ、イメージスキャナ等から取
得した画像データに基づいて画像を表示させる場合に
は、操作者によって選択された1つの画像データを表示
装置に表示させるか、一群に管理される複数の画像デー
タを所定の大きさまで縮小して小さな画像を複数で一括
して表示させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1つの画像デ
ータについての画像のみが表示される画像処理装置の場
合には、複数の画像を見たい場合に、画像データを1つ
ずつ指定し表示させる操作を繰り返すことになり、手間
も時間もかかってしまう。更に、画像データの内容は、
画像として表示されるまで把握できないため、見る必要
のない画像データを指定し表示させてしまうおそれがあ
り、無駄な手間と時間をかけてしまう場合もある。ま
た、複数の縮小画像を一括表示する画像処理装置の場合
には、画像が予め決められた大きさでのみ表示されるた
め、画像によってはその内容が見にくい場合がある。加
えて、全ての画像が一括して表示されるので、見る必要
のない画像も表示されてしまい、表示に要する時間が必
要以上に長くなってしまったり、画面が無駄となる欠点
もある。
【0004】このように、従来技術の画像処理プログラ
ムに基づいて機能する画像処理装置においては、複数の
画像を自在に選択して同時に表示したり編集することが
できない問題点がある。またそのため、デジタルカメラ
等によって取得した画像データを、通常の写真と同様に
一旦画像化してプリントアウトし、アルバムとして張り
付けて編集する等、画像をデータ化した電子メディアと
しての利点が生かされていない問題点がある。
【0005】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたもので、複数の画像を選択して同時に表示
しかつ編集する画像処理を行うことのできる画像処理装
置、及び画像処理プログラムが記憶された記憶媒体を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像を表示す
る表示装置と、前記表示装置に表示する画像の表示枠の
位置とサイズを取得する表示枠取得手段と、画像データ
を取得する画像データ取得手段と、前記表示枠取得手段
により取得された前記表示枠と前記画像データ取得手段
が取得した画像データとの対応関係を取得する対応取得
手段と、前記対応取得手段が取得した前記対応関係に基
づき、前記画像データに基づいた画像を前記表示装置に
表示する画像表示手段とを備えることを特徴とする画像
処理装置を提供することにより前記目的を達成する。
【0007】本発明は、表示装置に表示する画像の表示
枠の位置とサイズを取得する表示枠取得機能と、画像デ
ータを取得する画像データ取得機能と、前記表示枠取得
機能により取得された前記表示枠と前記画像データ取得
機能が取得した画像データとの対応関係を取得する対応
取得機能と、前記対応取得機能が取得した前記対応関係
に基づき、前記画像データに基づいた画像を前記表示装
置に表示する画像表示機能とをコンピュータに実現させ
るためのコンピュータ読み取り可能な画像処理プログラ
ムが記憶された記憶媒体を提供することにより前記目的
を達成する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置、及
び画像処理プログラムが記憶された記憶媒体の好適な実
施の形態について、図1から図13を参照して詳細に説
明する。 (1)実施形態の概要 CPU111は、元画像データを取得すると、この元画
像データとともに作成日時データを取得し、作成日時デ
ータに基づいて順位付け及び区分を行い、作成日時をフ
ァイル名とする。この順位、区分及びファイル名は操作
者により変更可能となっている。また、CPU111
は、表示装置14に枠設定画面を表示し、操作者による
入力等によりこの画面上での画像の表示枠の位置及び幅
を取得する。そして画像データの順位と表示枠とを対応
付け、必要に応じて元画像データを所定の大きさに縮小
した基準縮小画像データを取得する。元画像データ又は
基準圧縮画像データのうちの1つに基づいて、対応する
表示枠と枠幅が同じ大きさの表示画像データを取得し、
表示枠内に表示画像データに基づく画像を表示させる。
基準圧縮画像データ、及び、表示枠と表示画像データの
もとになった画像データ(元画像データまたは基準圧縮
画像データのうちの1つ)との対応パスを保存してお
き、再表示には、このパスに基づいて表示画像データの
もとになる画像データを取得し、この画像データから表
示画像データを取得して効率よく表示枠内に画像を表示
させる。
【0009】(2)実施形態の詳細 図1は、本発明の画像処理装置の一実施形態であり、本
発明の画像処理プログラムが記憶された記憶媒体の一実
施形態の該プログラムが読み取られたコンピュータの構
成を表したブロック図である。この図1に示すように、
画像処理装置(コンピュータ)は、装置全体を制御する
ための制御部11を備えている。この制御部11には、
データバス等のバスライン21を介して、入力装置とし
てのキーボード12やマウス13、表示装置14、印刷
装置15、記憶装置16、記憶媒体駆動装置17、通信
制御装置18、入出力I/F19、及びイメージスキャ
ナ20が接続されている。
【0010】制御部11は、CPU111、ROM11
2、RAM113を備えている。ROM112は、CP
U111が各種制御や演算を行うための各種プログラム
やデータが予め格納されたリードオンリーメモリであ
る。RAM113は、CPU111にワーキングメモリ
として使用されるランダムアクセスメモリである。この
RAM113には、本実施形態による、画像データを撮
像時間順に並べ替える並べ替え処理、画像データを所定
の撮像時間間隔で区分する画像データ区分処理、表示画
面中に画像を表示させる表示枠を設定する枠設定処理、
レイアウトを選択してそのレイアウトの表示枠の大きさ
に合う表示画像データを画像データに基づいて取得する
表示画像データ取得処理、及び表示画像データに基づく
画像を表示枠内に表示させる画像表示処理等の各種処理
を行うための作業エリア、表示画像データ取得処理によ
り取得された表示画像データを格納する表示画像データ
格納エリア1138、その他の各種エリアが確保される
ようになっている。
【0011】キーボード12は、かな文字を入力するた
めのかなキーやテンキー、各種機能を実行するための機
能キー、カーソルキー、等の各種キーが配置されてい
る。マウス13は、ポインティングデバイスであり、表
示装置14に表示されたキーやアイコン等を左クリック
することで対応する機能の指定を行う入力装置である。
表示装置14は、例えばCRTや液晶ディスプレイ等が
使用される。印刷装置15は、表示装置14に表示され
た画像や、記憶装置16の画像データベース164に格
納された画像等の印刷を行うためのものである。この印
刷装置としては、レーザプリンタ、ドットプリンタ、イ
ンクジェットプリンタ、ページプリンタ、感熱式プリン
タ、熱転写式プリンタ、等の各種印刷装置が使用され
る。
【0012】記憶装置16は、読み書き可能な記憶媒体
と、その記憶媒体に対してプログラムやデータ等の各種
情報を読み書きするための駆動装置で構成されている。
この記憶装置16に使用される記憶媒体としては、主と
してハードディスクが使用されるが、後述の記憶媒体駆
動装置17で使用される各種記憶媒体のうちの読み書き
可能な記憶媒体を使用するようにしてもよい。記憶装置
16は、仮名漢字変換辞書161、プログラム格納部1
62、テンプレート格納部164、画像データ格納部1
65、レイアウト格納部166、アルバム格納部16
7、コメントデータ格納部168、図示しないその他の
格納部(例えば、この記憶装置16内に格納されている
プログラムやデータ等をバックアップするための格納
部)等を有している。
【0013】プログラム格納部162には、本実施形態
における画像データ並べ替え処理プログラム、画像デー
タ区分処理プログラム、枠設定処理プログラム、表示画
像データ取得処理プログラム、及び画像表示処理プログ
ラム、等の各種プログラムの他、仮名漢字変換辞書16
1を使用して入力された仮名文字列を漢字混じり文に変
換する仮名漢字変換プログラム等の各種プログラムが格
納されている。テンプレート格納部164には、複数の
テンプレートのデータが格納されている。テンプレート
とは、表示画面単位でレイアウトのことであり、このテ
ンプレート格納部164には、1または複数の表示枠の
サイズとその4隅の位置情報とがテンプレート毎に対応
して格納される。
【0014】画像データ格納部165には、本実施形態
の画像処理装置において画像作成ソフトにより作成した
画像の画像データ(RAM113の所定格納エリアに格
納)や外部からから読み込んだりダウンロードした画像
データである元画像データと、各元画像データの作成日
時、各元画像データのファイル名、これらの元画像デー
タを所定の大きさに縮小した基準縮小画像データ、複数
の元画像データをグループ化し階層化したフォルダと該
フォルダに含まれる元画像データとの対応テーブルが格
納される。各元画像データのファイル名、各元画像デー
タを基に取得された基準縮小画像データは、各元画像デ
ータに対応して格納されている。この画像データ格納部
165に格納される元画像データは、作成日時順に並べ
られ区分されて区分毎のフォルダにまとめられて格納さ
れている。
【0015】レイアウト格納部166には、画像データ
格納部165に格納される元画像データを基にした画像
を表示する1又は複数ページのレイアウトのデータと、
各レイアウトにおいて設定されている画像を表示させる
表示枠の枠幅を表す枠幅データとが格納される。
【0016】図2は、レイアウト格納部166に格納さ
れるレイアウトのデータの内容を概念的に示す説明図で
ある。この図2に示すように、レイアウト格納部166
には、レイアウト別に、レイアウト名(「結婚式」、
「雄太」…)と、そのレイアウトの各ページ(表示画
面)毎に設定された表示枠(G1,G2,G3,…)、
タイトル枠(T1,T2,,T3,…)、コメント枠
(C1,C2,C3,…)の各枠の4隅の位置データ
(座標データ)が格納されている。例えば、図2に示す
レイアウト名「結婚式」のレイアウトの場合、1ぺージ
目には、このレイアウト全体に対応するタイトル枠T1
が1つ設定され、表示枠はG1〜G4の4つが設定さ
れ、コメント枠は表示枠G1に対応するC1と、表示枠
G4に対応するC2とが設定されている。また、表示
枠、タイトル枠、コメント枠の大きさ及び位置は、当該
表示枠の4隅の表示画面上の座標として格納されてお
り、例えば、表示枠G1は1ページ目の表示画面中にお
いて(125,300)(125,700)(125,
700)(425,300)の各座標を結ぶ矩形に設定
される。
【0017】図3はレイアウト格納部166に格納され
る枠幅データの内容を概念的に示す説明図である。この
図3に示すように、枠幅データとして、各レイアウトの
表示枠G1,G2,G3,…の枠幅の値が、レイアウト
名及び表示枠名と対応して格納される。枠幅の値は、表
示装置14の表示画面におけるピクセル数で表されてい
る。
【0018】図4は、アルバム格納部167に格納され
るデータの内容を概念的に示す説明図であり、図5はア
ルバム格納部167に格納される近似画像データのパス
の内容を概念的に示す説明図である。この図4に示すよ
うに、アルバム格納部167には、アルバム名、そのア
ルバムに用いられるレイアウトのレイアウト名、このレ
イアウトにおいて設定された表示枠、及び、この表示枠
と当該表示枠内に表示する画像を作成するための近似画
像データとの対応(パス)が格納される。
【0019】ここで、近似画像データとは、元画像デー
タ及び当該元画像データを所定の基準サイズに縮小して
作成した複数の基準縮小画像データのうち、その幅が表
示枠の枠幅以上であって且つ枠幅に最も近いものをい
う。本実施形態においては、各基準縮小画像データのフ
ァイル名は、データの大きい方から、元画像データのフ
ァイル名+(1)、元画像データのファイル名+
(2)、元画像データのファイル名+(3)、元画像デ
ータのファイル名+(4)としている。
【0020】本実施形態における近似画像データのパス
としては、元画像データや基準縮小画像データフォルダ
名とファイル名からなるディレクトリが格納されてい
る。例えば、図4に示す外枠G1に対応する近似画像デ
ータのパスとしては、C:¥1996年¥4月¥23日
¥3:23(2)が格納されているが、これは、図5に
矢印で示すように、ハードディスク(記憶装置16)の
各階層のフォルダ「1996年」「4月」「23日」に
格納されている、フォルダ名3:23(2)の画像デー
タを意味している。本実施形態により一旦アルバムが作
成されて近似画像データが取得されると、アルバム格納
部167にパス等の上述の各データが格納され保存さ
れ、再表示に際しては、このアルバム格納部167のデ
ータに基づいてレイアウト格納部166からレイアウト
と画像データ格納部165から表示される画像の近似画
像データが取得され、効率的に短時間で表示枠に画像が
再表示される。
【0021】図1におけるコメント格納部168には、
各元画像データについてのコメントが、この元画像デー
タに対応して格納される。
【0022】記憶媒体駆動装置17は、CPU111が
外部の記憶媒体からコンピュータプログラムや画像を含
むデータ等を読み込むための駆動装置である。記憶媒体
に記憶されているコンピュータプログラムには、本実施
形態の画像処理装置により実行される各種処理のための
プログラム、および、そこで使用される辞書、データ等
も含まれる。ここで、記憶媒体とは、コンピュータプロ
グラムやデータ等が記憶される記憶媒体をいい、具体的
には、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テー
プ等の磁気記憶媒体、メモリチップやICカード等の半
導体記憶媒体、CD−ROMやMO、PD(相変化書換
型光ディスク)等の光学的に情報が読み取られる記憶媒
体、紙カードや紙テープ等の用紙(および、用紙に相当
する機能を持った媒体)を用いた記憶媒体、その他各種
方法でコンピュータプログラム等が記憶される記憶媒体
が含まれる。本実施形態の画像処理装置において使用さ
れる記憶媒体としては、主として、CD−ROMやフロ
ッピーディスクが使用される。記憶媒体駆動装置17
は、これらの各種記憶媒体からコンピュータプログラム
を読み込む他に、フロッピーディスクのような書き込み
可能な記憶媒体に対してRAM113や記憶装置16に
格納されているデータ等を書き込むことが可能である。
【0023】本実施形態の画像処理装置では、制御部1
1のCPU111が、記憶媒体駆動装置17にセットさ
れた外部の記憶媒体からコンピュータプログラムを読み
込んで、記憶装置16の各部に格納(インストール)す
る。そして、本実施形態による画像データ並べ替え等の
各種処理を実行する場合、記憶装置16から該当プログ
ラムをRAM113に読み込み、実行するようになって
いる。但し、記憶装置16からではなく、記憶媒体駆動
装置17により外部の記憶媒体から直接RAM113に
読み込んで実行することも可能である。また、画像処理
装置によっては、本実施形態の枠設定処理プログラム等
を予めROM112に記憶しておき、これをCPU11
1が実行するようにしてもよい。
【0024】通信制御装置18は、他のパーソナルコン
ピュータやワードプロセッサ等との間でテキスト形式、
HTML形式等の各種形式の文書や、JPEG形式、J
IF形式、ビットマップ形式、TIFF(Tagged
Image File Format)形式、ピクト
(PICT)形式等の画像等の各種データの送受信を行
うことができるようになっている。入出力I/F19
は、音声や音楽等の出力を行うスピーカ等の各種機器を
接続するためのインターフェースである。イメージスキ
ャナ20は、用紙等に記載された画像を読み取り、JP
EG形式やビットマップ形式等の各種形式で保存する装
置であり、露光走査装置や画像認識プログラム等で構成
されている。
【0025】次に、上述のような構成の画像処理装置に
よる各処理について図面を参照して説明する。図6は、
本実施形態の初期状態において表示装置(ディスプレ
イ)14に表示される初期画面を示す図である。本実施
形態の画像処理装置では、図6に示されるように、初期
画面において、整理モード、レイアウト設定モード、及
び画像表示モード、及び終了を選択する選択ボタンと番
号が表示される。整理モードは、画像データを取得し、
取得した画像データ(元画像データ)について画像デー
タ並べ替え処理及び画像データ区分処理を行うモードで
ある。レイアウト設定モードは、表示画面中に画像を表
示させる表示枠を設定する枠設定処理を行うことでレイ
アウトを作成するモードである。画像表示モードは、レ
イアウトを選択してそのレイアウトに設定されている表
示枠の大きさに合う表示画像データを元画像データに基
づいて取得する表示画像データ取得処理、及び取得した
表示画像データの画像を表示枠内に表示させる画像表示
処理を行うモードである。そして、各モードのうちのい
ずれかを、キーボード12からの番号の入力により、ま
たはマウス13による選択ボタンのクリックにより選択
するようになっており、CPU111は、この選択に従
って、各処理を実行するようになっている。
【0026】本実施形態では、画像処理装置に画像作成
ソフトをインストールしこのソフトにより作成した画像
データ(RAM113の所定格納エリアに格納)の他、
所定の記憶媒体に格納されたものを記憶媒体駆動装置1
7から読み込んだ画像データ、通信制御装置18からダ
ウンロードした画像データ、及びイメージスキャナ20
により読み込んだ画像データ、等の各種の画像データを
元画像データとして処理対象とすることが可能である。
また、デジタルビデオカメラ等により撮像された静止画
像の画像データを処置対象としてよい。更に、MPEG
等の方式で圧縮した動画データのうちの、フレーム内符
号化データを復号化した画像データ、フレーム間符号化
データをフレーム内符号化データから復号化した画像デ
ータも処理対象とすることができる。また、これらの各
画像データを本実施形態の画像処理装置により縮小した
基準縮小画像データも処理対象とすることができる。
【0027】外部から元画像データを取得する場合、C
PU111は、画像データとともにその画像データの作
成日時(撮像日時)データを取得する作成日時(撮像日
時)取得手段として機能し、各元画像データとその画像
データの作成日時データとを画像データ格納部165に
格納する。作成日時データが無い場合には、当該元画像
データを外部から取得したり作成保存した日時をファイ
ル名として格納する。また、例えばデジタルカメラによ
り1秒間に複数枚の画像が連写された場合のように、作
成日時やデータ取得日時が同一の場合、元画像データに
ついては、それらの元画像データを画像処理装置が取得
した順に、例えばa,b,c,…等のサブネイルを作成
日時に付して別々のファイル名とする。この様に、本実
施形態では、元画像データとともに撮像日時データを取
得し、この撮像日時を元画像データのファイル名とする
ので、操作者は、画像を見ずにファイル名を手がかりと
して元画像データの内容を推察することができ、元画像
データの整理を比較的容易に行うことが可能となる。そ
して、外部から取得した元画像データは、画像データ並
べ替え処理及び画像データ区分処理によって、1又は複
数のフォルダに区分され、画像データ格納部165に格
納される。
【0028】図7は、画像データ並べ替え処理及び画像
データ区分処理の動作を表したフローチャートであり、
図8は、画像データ並べ替え処理及び画像データ区分処
理において表示される画面を示す図である。元画像デー
タを取得する(ステップS100)と、CPU111
は、取得した元画像データそれぞれについての作成日時
データを取得する(ステップS110)。そして、画像
データ格納部165から各作成日時データと同じ作成日
の作成日時データのフォルダを検索する(ステップS1
20)。
【0029】同一の作成日のフォルダが無い場合(ステ
ップS120;N)には、その作成日をフォルダ名とし
て新たなフォルダを作成し(ステップS130)、この
フォルダに作成日時データの作成日が一致する元画像デ
ータを含め、作成日時データに基づいて時間順に並べ替
える(ステップS140)。同一の作成日のフォルダが
ある場合(ステップS120;Y)には、該当する各フ
ォルダに格納される元画像データに新たに取得した同一
の作成日の元画像データを加えて(ステップS15
0)、このフォルダの全ての元画像データを作成日時デ
ータに基づいて時間順に並べ替える(ステップS14
0)。
【0030】続いて、CPU111は、新たな元画像デ
ータが含まれたフォルダ(新たに作成されたフォルダを
含む)について、画像データ区分処理を行う。各フォル
ダについて元画像データの並べ替えが終了した後(ステ
ップS140の後)、CPU111は、区分条件取得画
面を表示する。この区分条件取得画面には、例えば、
「何分間以上の間隔のところで区分しますか?」等の、
区分する場合の撮像時間間隔(区分条件)の問い合わせ
を表示する。そして、操作者によるキーボード12から
の入力等により、撮像時間間隔(区分条件)を取得する
(ステップS160)。
【0031】続いて、CPU111は、新たな元画像デ
ータが含まれたフォルダ(新たに作成されたフォルダを
含む)内の元画像データについて、それぞれの作成日時
データをもとにして、元画像データどうしの撮像時間間
隔が、取得した撮像時間間隔以上である場所を検索し、
ここで元画像データを区分する(ステップS170)。
そして、この区分に基づいて新たなフォルダを作成する
(ステップS180)。新たなフォルダのフォルダ名
は、同一作成日のフォルダ名に時間の早い順にa,b,
c,…をサムネイルとしてを付したものとする。そし
て、画像データ格納部165のフォルダと元画像データ
との対応テーブルを書き換え(ステップS190)、こ
のテーブルに基づいて、フォルダの階層構造を表した、
図8(a)に示す画面を表示する(ステップS20
0)。
【0032】図8(a)の画面が表示された状態におい
て、元画像データが含まれているフォルダ(最下層のフ
ォルダ)がクリックされると、CPU111は、クリッ
クされたフォルダ中に含まれる元画像データ、及びこの
フォルダと同一の階層であって1つ前のフォルダの最後
の3つ及びこのフォルダと同一の階層であって1つ後の
フォルダの最初の3つの元画像データそれぞれについて
それぞれを所定の大きさに縮小した縮小データを取得
し、図8(b)に示すように、図8(a)と同様のフォ
ルダの階層構造と、縮小データによる縮小画像及び各画
像のファイル名(撮像日時)を、並べた順番(撮像日時
順)に画面に表示する。このとき、フォルダの境界には
境界線を表示する。また、縮小画像は、撮像日時の古い
ものの後方に新しいものが並ぶように一部重ねて見える
状態で表示する。例えば、図8(b)においては、23
日bのフォルダがクリックされたため、23日aのフォ
ルダに納められた撮像時間の最も遅い3つの画像データ
の画像と、23日bのフォルダに納められた画像データ
の画像と、23日cのフォルダに納められた最も早い撮
像時間の画像データの画像が表示されている。そして、
23日aのフォルダの画像データの画像と、23日bの
フォルダの画像データの画像と、23日cのフォルダの
画像データの画像のそれぞれの間にはフォルダの境界線
として破線が表示されている。
【0033】このように、本実施形態においては新たに
元画像データが取得されると、撮像日時に基づいて自動
的に画像データ並べ替え処理及び画像データ区分処理が
行われ、元画像データが整理されてフォルダに収容され
る。
【0034】そして、本実施形態により自動的になされ
た元画像データの並べ替え及び区分について、操作者
は、新たに元画像データの並べ替え及び区分を行うこと
ができる。操作者による元画像データの並べ替え及び区
分は、図8(b)に示す画面が表示された状態から行わ
れる。
【0035】図8(b)に示す画面が表示された状態に
おいて、CPU111は、画面に表示された画像の元画
像データの順位の変更及び区分の変更を取得する(ステ
ップS210)。元画像データの順位の変更は、操作者
が変更したい縮小画像またはそのファイル名をポイント
し、そのままドラッグして新規に配置したい位置で離す
(ドロップ)ことにより行われる。また、元画像データ
の区分の変更(フォルダの変更)は、操作者が区分を変
更した元画像データの画像またはファイル名をポイント
し、そのままドラッグして新たに配置したいファイルの
上で離す(ドロップ)することにより取得される。
【0036】元画像データの順位または区分の変更があ
った場合には(ステップS210;Y)、CPU111
は、この順番又は区分に従って画像データ格納部165
のフォルダと元画像データとの対応テーブル中の元画像
データの順位を格納し直す(ステップS220)。この
とき、区分の変更があった場合には、変更のあった区分
それぞれについて撮像時間順に画像データを並べ直す。
そして、ディスプレイに表示される縮小画像もこの順番
で再表示する(ステップS230)。
【0037】順位又は区分の変更がない場合(ステップ
S210;N)または変更後の表示をした後(ステップ
S230後)は、CPU111は、画像データ区分処理
を終了し、新たな処理の指示の入力等に待機する。尚、
図8(a)及び(b)に示す画面においては、フォルダ
名やファイル名を右クリックすることで、これらのフォ
ルダ名及びファイル名を変更することができるようにな
っている。
【0038】このように、本実施形態によると、撮像日
時に基づいて元画像データを撮像日時順に自動整列する
ことができる。また、本実施形態によると、1つのフォ
ルダに含まれる元画像データやこの元画像データに基づ
く画像が一覧表示されるので、一度の操作で手間と時間
をかけずに内容を確認することができる。本実施形態に
よると、1つのフォルダに含まれる元画像データを並べ
替えたりフォルダを変更することができるので、必要な
画像だけを表示させ効率よく閲覧することができる。本
実施形態によると、1つのフォルダに含まれる複数の元
画像データを自動的に区分して異なるフォルダに区分す
ることができ、不必要な画像を表示させることを回避し
て効率よく画像を閲覧することができる。特に本実施形
態では元画像データの区分が撮像時間の時間間隔に基づ
いて行われるので、1つの撮像場所で取得した元画像デ
ータが同一の区分にまとまりやすくなっている。本実施
形態によると、区分間の前後の複数の縮小画像が表示さ
れるので、各区分に含まれる画像データの内容を知る手
がかりとなる。
【0039】続いて、本実施形態によるコメント取得処
理について説明する。本実施形態においては、各元画像
データに対応して、コメントが画像データ格納部165
に格納され、後述する画像表示処理において表示される
ようになっている。このコメント取得処理は、図8
(b)に示す画面において行われる。並べ替え処理の画
面表示においては、CPU111は、図8(b)に示す
ように、縮小画像と同時にコメント入力ライン14aを
表示する。そして、操作者が1つの縮小画像をクリック
して選択した場合、CPU111は、コメントデータ格
納部168にこの画像について、例えば「いよいよ入場
です。」等のコメントが格納されている場合には、この
コメントをコメント入力ライン14aに表示する。コメ
ントデータ格納部168にこの画像についてのコメント
データが格納されていない場合には、コメント入力ライ
ン14aは空欄のまま表示する。
【0040】そして、CPU111は、操作者により1
つの縮小画像がクリックされ選択された状態において、
選択された画像について新たなコメントのデータを取得
する。新たなコメントは、操作者がコメント入力ライン
内をクリックしてコメント入力ライン内にカーソルを表
示させ、キーボード12等からコメントを入力すること
により取得される。CPU111は、取得したコメント
のデータをコメントデータ格納部168に元画像データ
に対応させて格納し(ステップS130)、入力ライン
14aに表示する。そして、新たな処理の指示の入力等
に待機する。
【0041】次に、本実施形態による枠設定処理につい
て説明する。本実施形態においては、この枠設定処理に
より、複数種類のレイアウトが設定され、その中から選
択したレイアウトに基づいてフォルダ中の画像データに
よる画像が表示されるようになっている。図9は、枠設
定処理の動作を表したフローチャートであり、図10
は、枠設定処理において表示される画面を示す図であ
る。
【0042】初期画面において、キーボード12からの
対応する番号の入力またはマウス13による選択ボタン
のクリックによりレイアウト設定モードが選択される
と、CPU111は、まず、新たなレイアウト用の枠位
置格納エリアをRAMの作業エリアに確保し、表示枠を
設定するための枠設定画面をディスプレイ14に表示す
る(ステップS310)。
【0043】この枠設定画面は、図10(a)に示すよ
うに、画面上方側の編集ツールコラム14cと、編集ペ
ージコラム14dとを含んでおり、編集ツールコラム1
4cに表示される各種ツールボタンをクリックすること
等により、編集ページコラム14dに表示される編集ペ
ージの表示枠、タイトル枠、及びコメント枠を設定する
ようになっている。
【0044】編集ツールコラム14cには、ツールボタ
ンとして、1280×960、640×480、320
×240、80×60ピクセルの4段階の大きさの表示
枠を設定する4つの表示枠設定ボタン14e〜14h
と、タイトル枠を設定するためのタイトル枠設定ボタン
14jと、コメント枠を設定するためのコメント枠設定
ボタン14kと、設定された表示枠やタイトル枠及びコ
メント枠を削除するための削除ボタン14mと、設定さ
れた各枠を移動させるための移動ボタン14n、設定さ
れた編集ページのレイアウトをコピーして一時的に保存
し、他の編集ページのレイアウトとして張り付けるため
のレイアウトコピーボタン14pとレイアウト張り付け
ボタン14q、及び、他の編集ページを表示するための
前頁ボタン14r、次頁ボタン14s、枠設定処理を終
了するための終了ボタン14tが表示される。
【0045】4つの表示枠設定ボタン14e〜14h
は、それぞれ、設定する表示枠の大きさ(1280×9
60、640×480、320×240、80×60ピ
クセル)そのままで表示されている。そして、枠設定画
面を表示した状態において、操作者が、所望の大きさの
表示枠設定ボタン14e〜14hをマウス13によりポ
イントし、そのまま編集ページコラム14dの編集ペー
ジ上にドラッグして離すと、CPU111は、マウス1
3を離した位置における表示枠の4隅の位置を取得し
(ステップS312)、図10(b)に示すように、編
集ページ上に表示枠を表示させるとともに、作業エリア
に格納する(ステップS314)。
【0046】また、表示枠は、記憶装置16のテンプレ
ート格納部164やレイアウト格納部166からテンプ
レートを読み出し、レイアウトコピーボタン14pをク
リックしてコピーし、編集ページ上においてレイアウト
張り付けボタン14qをクリックして張り付けることに
よって、編集ページ1ページ分の表示枠を一度にコピー
して設定することも可能である。このようにして設定さ
れた表示枠の各辺上を操作者がマウス13によりポイン
トしそのままドラッグして離すと、CPU111は、ポ
イントされた辺をマウス13を離した位置に移動させた
表示枠を編集ページ上に再表示させ、新たな辺の両端と
なる2隅の位置を取得し、作業エリアに表示枠の4隅の
位置を格納し直す。
【0047】更に、枠設定画面を表示した状態におい
て、操作者が、タイトル枠設定ボタン14jやコメント
枠設定ボタン14kをマウス13によりポイントし、そ
のまま編集ページコラム14dの編集ページ上にドラッ
グして離すと、CPU111は、マウス13を離した位
置に所定の大きさのタイトル枠やコメント枠を表示させ
るとともに、編集ページ上におけるタイトル枠やコメン
ト枠の4隅の位置を取得し、作業エリアに格納する。
【0048】更に、本実施形態においては、既に設定さ
れている表示枠やタイトル枠及びコメント枠について、
削除及び移動が可能となっている。即ち、操作者が、マ
ウス13により編集ツールコラム14cに表示される削
除ボタン14mをクリックした後、既に設定されている
枠内をクリックすると、CPU111は、作業エリアの
当該枠についての4隅の位置データを消去する(ステッ
プS316;Y)とともに、消去後のデータに基づいて
画像表示ページを再表示する(ステップS318)。
【0049】また、操作者が、マウス13により編集ツ
ールコラム14cに表示される移動ボタン14nをクリ
ックした後、既に設定されている各枠をポイントしてド
ラッグした後所望の位置で離すと(ステップS316;
Y)、CPU111は、この各枠の4隅の位置をドラッ
グ分平行移動させてマウス13を離した位置における4
隅の位置を取得し、作業エリアの当該枠についての4隅
の位置データを書き換えるとともに、新たなデータに基
づいて編集ページ上にその各枠を表示させる(ステップ
S318)。
【0050】1または複数ページの画像表示ページでの
レイアウトの設定の後、操作者により、表示画面に表示
される終了ボタン14tがクリックされると、CPU1
11は、ディスプレイ14に、「レイアウトの名前?」
とレイアウトのファイル名を問い合わせる画面を表示す
る。そして、キーボードからの入力等によりレイアウト
のファイル名を取得する(ステップS320)。そし
て、作業エリアにページ別に格納されている各枠の4隅
のデータをファイル名とともにレイアウト格納部166
にレイアウトデータとして格納する。また、表示枠の枠
幅を算出し、レイアウト格納部166に枠幅データとし
てファイル名に対応させて格納する(ステップS32
2)。そして、設定処理を終了し、ディスプレイに図6
に示す初期画面を表示する。
【0051】本実施形態によると、枠設定処理におい
て、画面中に枠設定画面とこれらの枠設定に必要なツー
ルボタンを表示し、画面中において設定される表示枠を
確認しながら容易に表示枠を設定することができる。本
実施形態によると、1つの表示画面中に複数の表示枠を
設定することができ、画像を効率よく閲覧することがで
きる。本実施形態によると、画像を表示させる表示枠の
位置や大きさを自由に設定することができ、画像の内容
や操作者の好みに合わせて、画像を見やすく表示するこ
とが可能である。
【0052】次に、本実施形態による画像表示処理につ
いて説明する。本実施形態においては、画像表示処理
は、新たに取得した画像フォルダやレイアウトに基づい
て画像表示を行う新画像表示処理と、既に用いられた画
像フォルダとレイアウトとの組み合わせ(アルバム)に
基づいて画像表示を行う再画像処理の2種類の画像表示
処理が実行可能となっている。
【0053】画像表示処理においては、CPU111
は、まず、ディスプレイに、新アルバムを作成し画像を
表示させるか、既に作成されているアルバムにより画像
を表示させるかの問い合わせを表示し、選択を取得した
後、この選択に基づいて、新画像表示処理又は再画像表
示処理を行う。
【0054】図11は、新画像表示処理の動作を表した
フローチャートであり、図12は、新画像表示処理にお
いて表示される画面を示す図である。新画像表示処理に
おいては、CPU111は、まず、図12(a)に示す
ように、元画像データのフォルダ名を階層化した階層化
画面を表示する。この元画像データの階層化画面におい
ては、フォルダ名とともに各フォルダに含まれる画像の
数を表示する。そして、操作者のマウス13によるポイ
ントから、表示させる画像のフォルダを取得する(ステ
ップS410)。続いて、レイアウト格納部166に格
納されるレイアウトのファイル名を表示し、操作者のマ
ウス13によるポイントから、画像を表示するのに用い
るレイアウトを取得する(ステップS412)。
【0055】次に、CPU111は、レイアウト格納部
166から、選択されたレイアウトのn=1頁目につい
ての表示枠、タイトル枠及びコメント枠の位置のデータ
を取得し、更に、枠幅格納エリア1135から、1頁目
の表示枠の枠幅データを取得する(ステップS414、
ステップS416)。
【0056】そして、取得した画像フォルダ中の元画像
データと、表示枠とを順番に対応させていき、元画像デ
ータの幅と、表示枠の枠幅とを比較する(ステップS4
18)。このとき、表示枠の左上隅の位置が上であるほ
ど早い順番の元画像データに対応させ、左上隅の縦方向
の位置が同じ場合には、右側であるほど早い順番の元画
像データに対応するように対応させる。1ページ目に表
示される表示枠に対応する元画像データの幅が表示枠の
枠幅より大きい場合(ステップS418;Y)には、元
画像データを縮小し、1280×960、640×48
0、320×240、80×60ピクセル全ての大きさ
の基準縮小画像データを取得する。取得した基準縮小画
像データは、画像データ格納部165に、基になった元
画像データと対応させて格納する(ステップS42
0)。
【0057】続いて、各表示枠について、対応する元画
像データ及び基準縮小画像データのうち、その幅が枠幅
以上であって且つ枠幅に最も近いもの(近似画像デー
タ)を取得する。そして、表示枠と近似画像データとの
対応をRAMの作業領域に格納する(ステップS42
2)。近似画像データの幅が、対応する表示枠の枠幅よ
り大きい場合には、近似画像データを縮小し、幅が枠幅
と同一の縮小画像データを取得してこれを表示画像デー
タとし、表示画像データ格納エリア1138に表示枠に
対応させて格納する。近似画像データの幅が枠幅と同じ
場合には、この近似画像データをそのまま表示画像デー
タとして表示画像データ格納エリア1138に格納する
(ステップS424)。
【0058】1ページ目に表示される画像データの元画
像データの幅が、枠幅と同じかまたは小さい場合(ステ
ップS418;N)には、基準縮小画像データを取得せ
ず、元画像データを近似画像データとして表示枠と対応
させ、RAMの作業領域に格納する(ステップS42
2)。そして、表示画像データ格納エリア1138に
も、画像フォルダ中の元画像データをそのまま表示画像
データとして表示枠と対応させて格納する(ステップS
424)。
【0059】1ページ目の表示枠に対応する表示画像デ
ータを全て表示画像データ格納エリア1138に格納し
た後、CPU111は、図12(b)に示すように、枠
位置格納エリア1134に格納される枠位置をもとに、
表示枠を配置し、表示枠内には該当する表示画像データ
に基づく画像を表示させた画像表示画面を表示する(ス
テップS426)。この画像表示画面では、タイトルの
表示枠が設定されている場合には画像フォルダのフォル
ダ名を取得し、このフォルダ名をタイトルの表示枠内に
表示する。更に、各画像についてコメントの表示枠が設
定されている場合には、コメントデータ格納部168か
ら、当該画像のコメントデータを取得し、コメントの表
示枠内にコメントデータに基づくコメントを表示する。
尚、コメントデータ格納部168に該当する画像のコメ
ントが格納されていない場合は、表示枠のみを表示す
る。
【0060】この画像表示画面の下方には、CPU11
1は、次頁ボタン14v及び前頁ボタン14uを表示さ
せており、操作者によりこれらのボタンがクリックされ
た場合には(ステップS428;Y、ステップS43
0;N)、その頁についてnを変更し(ステップS42
9)、ステップS416からステップS426までの同
様の処理を行い、当該頁の画像表示画面を表示させる。
尚、既に一度表示した表示画像のページの場合(ステッ
プS428;Y、ステップS430;Y)には、RAM
に格納されている表示枠と近似画像データの対応から、
各表示枠に対応する近似画像データを取得し、この近似
画像データに基づいて表示画像データを取得し(ステッ
プS424)、表示画像を表示する(ステップS42
6)。
【0061】更に、画像表示画面の下方には、次頁ボタ
ン14v及び前頁ボタン14uとともに終了ボタン14
wを表示しており、ページ変更が無く(ステップS42
8;N)、操作者によりこの終了ボタン14wがクリッ
クされた場合には、CPU111は、表示画面に、「ア
ルバムの名前を入力して下さい。」等のアルバム名の問
い合わせの表示を行い、操作者によるキーボードからの
入力等によりアルバム名を取得する(ステップS43
2)。そして、このアルバム名に、表示させた画像のデ
ータの画像フォルダ及びレイアウトを対応させてアルバ
ム格納部167に格納し、更に、RAM113からレイ
アウトの表示枠と、この表示枠に対応する表示画像デー
タの基となった近似画像データとの対応(パス)をアル
バム格部167に格納する(ステップS434)。そし
て、画像表示処理を終了させ、ディスプレイには図6に
示す初期画面を表示させる。
【0062】このように本実施形態によると、表示させ
たい画像データの画像フォルダを指定すると画像データ
と表示枠とが自動的に対応付けられ、所定の大きさ及び
位置の表示枠に画像が埋め込まれて表示される。本実施
形態によると、画像データがレイアウトの表示枠の大き
さに合わせて自動的に縮小され、縮小されたデータに基
づいた縮小画像が表示される。本実施形態によると、画
像データに基づく画像とともに、タイトルやコメントを
表示できる。
【0063】図13は、再画像表示処理の動作を表した
フローチャートである。再画像表示処理においては、C
PU111は、まず、既に作成されているアルバムのア
ルバム名を、アルバム格納部167から読み出し、ディ
スプレイ14に表示する。そして、操作者によるアルバ
ム名の入力や表示されたアルバム名のクリック等によ
り、表示させるアルバムを取得する(ステップS51
0)。
【0064】続いて、CPU111は、アルバム格納部
167から、表示させるアルバムのレイアウトを取得
し、レイアウト格納部166から該当するレイアウトの
1ページ目のレイアウトのデータ及び枠幅データを取得
する。また、CPU111は、アルバム格納部167か
ら、1ページ目の表示枠と近似画像データとの対応を取
得し、この対応に基づいて画像データ格納部165から
近似画像データを取得する(ステップS512、S51
4)。続いて、取得した近似画像データを枠幅データに
基づいて必要に応じて縮小し表示画像データを取得する
(ステップS516)。そして、レイアウトのデータに
基づいて1頁目のレイアウトを表示するとともに、表示
枠内に表示画像データに基づく画像を表示させる。この
とき、更に、CPU111は、タイトル枠がある場合に
はこのタイトル枠に画像フォルダ名を表示し、コメント
枠がある場合には画像データ格納部165から対応する
画像のコメントデータを取得し、コメント枠にコメント
を表示する(ステップS518)。
【0065】操作者により次頁ボタン14vや前頁ボタ
ン14uがクリックされた場合(ステップS520;
Y)には、CPU111は、その頁について、ステップ
S514からステップS518までの同様の処理を行
い、当該頁の画像表示画面を表示させる。ページが変更
されず、操作者により終了ボタン14wがクリックされ
た場合には(ステップS520;N)、CPU111
は、画像表示処理を終了させ、ディスプレイには図6に
示す初期画面を表示させる。
【0066】このように。本実施形態によると、基準縮
小画像データが画像データ格納部165に格納され、再
度表示する場合に利用されるので、効率よく画像が再表
示される。本実施形態によると、各表示枠と近似縮小画
像データとの対応関係がパスとしてアルバム格納部16
7に格納され、画像を再表示する場合に、アルバム名を
指定するだけで、上述の対応に基づいて画像データ格納
部165に格納される画像データ中から近似縮小画像デ
ータが選択され、一旦表示させた画像について、効率よ
く再表示が行われる。
【0067】以上述べたように、本実施形態において
は、複数の画像を自在に選択して同時に表示したり編集
することができ、デジタルカメラ等によって取得した画
像データを、そのまま通常の写真と同様に表示させ閲覧
することができるとともに、自由な大きさに縮小させた
り様々な位置のレイアウトで、複数のアルバムで閲覧す
ることができる。また、作成したアルバムをインターネ
ット等を介して配信することもでき、電子メディアとし
ての利点が生かしてデジタルカメラ等によって取得した
画像データを楽しむことができる。
【0068】尚、本発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て適宜変更が可能である。上述の実施形態においては画
像処理装置としてコンピュータを用いているが、コンピ
ュータに限定されるものではなく、予めプログラムがイ
ンストールされた専用機等であってもよい。上述の実施
形態においては、表示枠は編集ツールコラム14cに表
示されるツールボタン14e〜14hをドラッグするこ
とにより取得され設定されているが、表示枠の設定手法
はこれに限られるものではなく、例えば、マウス13に
より斜めにドラッグして最初のポイント位置と離した位
置とを取得し、これらの位置を対角とする表示枠を取得
するようにしてもよい。
【0069】本実施形態の枠設定処理においては、タイ
トル枠やコメント枠は予め決定された所定の大きさのも
のが設定されるが、表示枠と同様に複数の大きさのもの
を編集ツールコラムに表示しその中から選択したり、マ
ウスをドラッグさせて対向する2隅を指定することによ
りタイトル枠やコメント枠の位置及び大きさを取得し、
自由な大きさのタイトル枠やコメント枠を設定(表示及
びレイアウト格納部166に格納)できるようにしても
よい。更に、本実施形態においては、枠設定処理での枠
設定画面の編集ツールコラムには予め決められた所定の
大きさの表示枠が表示されるが、編集ツールコラムに表
示する表示枠の大きさを操作者側で設定し保存する編集
表示枠設定手段を備え、編集コラムには操作者が設定し
た表示枠を表示させ、操作者が頻繁に用いる表示枠を簡
単に設定できるようにしてもよい。また、上述の変形例
のようにタイトル枠やコメント枠を編集コラムに表示す
る場合にも、同様に、操作者が設定し保存したタイトル
枠やコメント枠を表示させるようにしてもよい。また、
本実施形態においては表示枠やタイトル枠、コメント枠
は矩形でのみ設定されるようになっているが、楕円形や
円形、菱形等を指定し、大きさや位置を設定できるよう
にしてもよい。この場合、表示画像データは、上述と同
様の手法により表示枠の幅の最も広い部分にあわせて縮
小画像データを取得し、この縮小画像データを表示枠に
合わせて切り出したものを表示画像データとすることが
できる。
【0070】本実施形態においては、元画像データや基
準縮小画像データは記憶装置16の画像データ格納部1
61に格納され、表示に際しては画像データ格納部16
1から読み出されるようになっているが、これに変えて
又はこれとともに、通信制御装置18を介してインター
ネットのサーバに保存される画像データやLANのホス
トコンピュータ等に保存される画像データを読み出し操
作者側で設定した枠に表示させてもよい。この場合、ア
ルバム格納部167に格納される近似画像データのパス
としては、前述と同様の画像データの格納されている階
層構造のフォルダに加えて画像データの保存先のサーバ
やホストコンピュータのアドレス等も格納される。これ
により、容量の大きな画像データを共有し、各操作者は
少ない記憶容量の装置により、好みに合わせたレイアウ
トで画像を選択し表示させることができる。
【0071】本実施形態においては、画像とともに画像
に表示される情報はタイトル及びコメントであるが、他
に、例えば特定商品の画像を表示する場合に、その商品
等の金額を取得して表示する金額表示手段を備えてもよ
い。また、焦点距離、絞り、シャッター速度、フラッシ
ュの使用/不使用、露出等の各画像の撮像条件等を取得
し表示する撮像条件表示手段、その他各種の情報を取得
して表示させる情報表示手段を備えてもよい。この場
合、これらの情報は、コメント枠に表示させても、金額
枠設定手段や撮像条件枠設定手段等の情報枠設定手段を
備えて、独自の枠を設定し表示可能としてもよい。また
金額表示手段は、金額として数字を入力するだけで、桁
数を表すカンマが自動的に付されるようにしたり、数字
の頭に¥等の通貨単位マークが自動的に表示されるよう
にしたり、数字の最後に円等の単位が自動的に表示され
たりするようにすることができる。また、これらの情報
は、操作者からの入力により取得しても、画像データと
ともに外部からデータとして取得してもよい。
【0072】新画像表示処理や再画像表示処理における
画像表示画面においても、図7(b)に示す画像データ
並べ替え処理における画面と同様に、画像表示頁と同時
に画像データの階層表示をしてもよい。新画像表示処理
や再画像表示処理において、画像表示画面上から、枠を
マウスによりドラッグすること等により画像の大きさ
(表示枠)を変更したり、タイトル、コメントをキーボ
ード入力等により変更し、レイアウト格納部166に格
納されるデータや画像データ格納部165に格納される
コメントデータ、ファイル名(タイトル)を書き換え可
能としてもよい。更に、表示される画像をポイント等に
より指定することで配置を入れ替え、アルバム格納部1
67の表示枠と近似画像データとの対応を書き換え可能
としてもよい。
【0073】新画像表示処理や再画像表示処理における
画像表示画面においても、図8(b)に示す画像データ
並べ替え処理における画面と同様に、画像表示頁と同時
に画像データの階層表示をして、階層表示から画像デー
タをマウス等によりドラッグして枠に表示される画像を
指定、変更し、アルバム格納部167の枠と近似画像デ
ータとの対応を書き換え可能としてもよい。この場合、
階層表示で表示される画像データは、ファイル名でなく
縮小画像とすると、新しく表示枠内に配置したい画像デ
ータを容易かつ確実に指定することができる。
【0074】本実施形態においては画像データのフォル
ダ名がそのままタイトルとして表示されるが、フォルダ
名と異なるものを別個に取得するタイトル取得手段を備
え、タイトル枠内にはこのタイトル取得手段が取得した
タイトルを表示するようにしてもよい。実施形態におい
てはタイトルは操作者のタイトル枠の設定により表示さ
れるが、各アルバムの最初のページ又は各画像表示ペー
ジ毎に、自動的に表示されるようにしてもよい。本実施
形態においては、画像データの幅が対応する枠幅より大
きい場合にのみ基準縮小画像データを取得しているが、
枠幅とは無関係に全ての画像データについて予め基準縮
小画像データを取得し保存しておいてもよい。本実施形
態においては、基準縮小画像データの作成の要否や、近
似画像データの基になる基準縮小データの選択は、画像
データの幅と表示枠の枠幅とにより決定されているが、
枠幅ではなく縦長さをもとに決定するようにしたり、全
体の画素数で決定するようにしてもよい。
【0075】上述の実施形態においては、画像データ区
分処理は区分条件を処理毎に操作者からの入力により取
得して区分処理を行っているが、例えば、1つのフォル
ダの元画像データの数が20以上で且つ時間間隔が1時
間以上の場合等、予め決められた区分条件を取得する区
分条件設定手段と、この区分条件をみたした場合を検知
する条件検知手段とを備え、区分条件が満たされた場合
に自動的に区分処理が行われるようにしてもよい。上述
の実施形態においては、画像データ区分処理において元
画像データは撮像時間の間隔により区分されているが、
区分の条件はこれに限られるものではなく、例えば、午
前と午後等撮像時刻に基づいて区分したり、画像の背景
や人物等の被写体の違いを露光や焦点距離、被写体の動
きのあるなし等のデータを取得する被写体条件取得手段
と、この被写体条件取得手段の取得した条件に基づいて
より取得したりする被写体区分取得手段を備えてこの被
写体の違いにより区分するようにしてもよい。本実施形
態においては、区分の異なる画像データはそれぞれ異な
るフォルダに入れることにより区分を把握可能に表示し
たが、これに限られるものではなく、例えば、画像デー
タのファイル名に、区分毎に異なるサブネイルを付した
り、ファイル名を区分毎に異なる色で表示してもよい。
また、画像データに基づく画像にを該画像の元画像デー
タの区分を把握可能に表示してもよく、例えば、表示装
置14に、区分の前後の1又は複数の画像データの画像
を表示するとともに、区分の異なる前記画像間に境界線
を示すことによって、区分を把握可能に表示することが
できる。本実施形態においては、テンプレート格納部1
64に格納されるテンプレートは表示画面毎の表示枠に
ついての設定となっているが、表示枠に代えてまたはこ
れに加えてタイトル枠やコメント枠についても設定した
ものとすることもできる。また、各表示画面毎ではな
く、1つのテンプレートにより複数の画面の表示枠やタ
イトル枠、コメント枠の設定を格納したものとすること
もできる。
【0076】上述の実施形態においては図8に示す画像
データ区分処理の画面において1つのフォルダをクリッ
クするとこのフォルダに含まれる画像データの画像全て
と隣接するフォルダの画像データの画像3つが表示され
るが、クリックされたフォルダに含まれる画像データの
画像も区分近くの1または複数の画像データ(撮像時間
の最も遅い1または複数の画像データと撮像時間の最も
早い1または複数の画像データ)び画像を表示しても、
このフォルダに含まれる画像データの内容を知る手がか
りとなる。上述の実施形態においては、画像データ並べ
替え処理において画像データは撮像日時により順位付け
られ並べ替えられているが、これに限られるものではな
く、例えば画像データのファイル名をabc順等で順位
付け、並べ替えてもよい。また、ファイル名をもとに順
位付けなくてもよく、ファイル名とは別に並べ替えのた
めの符号を他に付して、その符号に基づいて順位付けし
並べ替えてもよい。上述の実施形態により扱われる画像
データは、デジタルカメラ等により取得された写真デー
タに限られるものではなく、例えば絵をイメージスキャ
ナで読み込んで得たデータ等も同様に処理することもで
きる。また、画像データは2値化データでも、多値化デ
ータでもよい。
【0077】なお、以上の実施形態において説明した、
各装置、各部、各動作、各処理等に対しては、それらを
含む上位概念としての各手段(〜手段)により、実施形
態を構成することが可能である。例えば、「画像データ
の撮像日時を取得」(ステップS114)との処理に対
して、CPUとは別個の撮像日時取得手段を設けてもよ
い。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の画像を選択して同時に表示しかつ編集する画像処
理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の一実施形態であり、本
発明の画像処理プログラムが記憶された記憶媒体の一実
施形態の該プログラムが読み取られたコンピュータの構
成を表したブロック図である。
【図2】図1の実施形態においてレイアウト格納部に格
納されるレイアウトのデータの内容を概念的に示す説明
図である。
【図3】図1の実施形態においてレイアウト格納部に格
納される枠幅データの内容を概念的に示す説明図であ
る。
【図4】図1の実施形態においてアルバム格納部に格納
されるデータの内容を概念的に示す説明図である。
【図5】アルバム格納部に格納される近似画像データの
パスの内容を概念的に示す説明図である。
【図6】図1の実施形態において表示装置に表示される
初期画面を示す図である。
【図7】図1の実施形態における画像データ区分処理及
び画像データ並べ替え処理の動作を表したフローチャー
トである。
【図8】図7の画像データ区分処理及び画像データ並べ
替え処理において表示される画面を示す図である。
【図9】図1の実施形態における枠設定処理の動作を表
したフローチャートである。
【図10】図9の枠設定処理において表示される画面を
示す図である。
【図11】図1の実施形態における新画像表示処理の動
作を表したフローチャートである。
【図12】図11の画像表示処理において表示される画
面を示す図である。
【図13】図1の実施形態における再画像表示処理の動
作を表したフローチャートである。
【符号の説明】
11 制御部 112 ROM 113 RAM 1138 表示画像データ格納エリア 12 キーボード 13 マウス 14 表示装置 15 印刷装置 16 記憶装置 161 仮名漢字変換辞書 162 プログラム格納部 164 テンプレート格納部 165 画像データ格納部 166 レイアウト格納部 167 アルバム格納部 168 コメントデータ格納部 17 記憶媒体駆動装置 18 通信制御装置 19 入出力I/F 20 イメージスキャナ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する表示装置と、 前記表示装置に表示する画像の表示枠の位置とサイズを
    取得する表示枠取得手段と、 画像データを取得する画像データ取得手段と、 前記表示枠取得手段により取得された前記表示枠と前記
    画像データ取得手段が取得した画像データとの対応関係
    を取得する対応取得手段と、 前記対応取得手段が取得した前記対応関係に基づき、前
    記画像データに基づいた画像を前記表示装置に表示する
    画像表示手段とを備えることを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画像データ取得手段が取得した前記
    画像データに対応してコメントデータを取得するコメン
    トデータ取得手段を備え、 前記画像表示手段は、前記画像データに基づいた画像と
    ともに、該画像データに対応するコメントデータのコメ
    ントを、前記表示装置に表示することを特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ取得手段が取得した前記
    画像データについて所定の条件に従って順位付ける順位
    付け手段を備え、 前記対応取得手段は、前記順位付け手段が付けた順位に
    従って、前記表示枠と前記画像データとの対応を取得す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データ取得手段が取得した前記
    画像データを対応する前記表示枠の大きさに縮小した表
    示画像データを取得する表示画像データ取得手段を備
    え、 前記画像表示手段は、前記表示画像データ取得手段の取
    得した表示画像データの画像を表示することを特徴とす
    る請求項1から請求項3のうちのいずれか1の請求項に
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像データ取得手段が取得した前記
    画像データを所定の大きさに縮小して基準縮小画像デー
    タを取得する基準縮小画像データ取得手段と、 前記基準縮小画像データ取得手段が取得した前記基準縮
    小画像データを格納する基準縮小画像データ格納手段
    と、 前記画像データ取得手段が取得した画像データ及び該画
    像データに対応する前記基準縮小画像データのうち、前
    記表示枠取得手段の取得した前記表示枠以上であって且
    つ前記表示枠と最も近い大きさのものを近似画像データ
    として選択する近似画像データ選択手段とを備え、 前記表示画像データ取得手段は、前記近似画像データ選
    択手段の選択した近似画像データに基づいて前記表示画
    像データを取得することを特徴とする請求項1から請求
    項4のうちのいずれか1の請求項に記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記表示枠取得手段の取得した前記表示
    枠と、この表示枠と前記近似画像データ選択手段の選択
    した前記近似画像データとの対応関係を格納する近似画
    像データ対応格納手段とを備え、 前記表示画像データ取得手段は、前記表示枠についての
    前記近似画像データを前記近似対応格納手段に格納され
    る前記対応関係から取得することを特徴とする請求項5
    に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 表示装置と、 画像データを取得する画像データ取得手段と、 前記画像データ取得手段が取得した前記画像データを所
    定の条件に従って区分する区分手段と、 前記画像データ取得手段が取得した前記画像データのフ
    ァイル名又は該画像データに基づく画像を、前記区分手
    段による区分を把握可能に前記表示装置に表示する区分
    表示手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記区分手段による区分毎のタイトルを
    取得するタイトル取得手段を備え、 前記区分表示手段は、前記区分毎に前記画像に前記タイ
    トル取得手段が取得したタイトルを表示することを特徴
    とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記区分表示手段は、前記区分手段によ
    る前記区分の前後の1又は複数の画像データの画像を表
    示することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の
    画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記画像データ取得手段が取得した前
    記画像データを前記区分手段による区分間で移動する区
    分修正手段を備えることを特徴とする請求項7から請求
    項9のうちのいずれか1の請求項に記載の画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】前記画像データ取得手段が、前記画像デ
    ータとともに該画像データの作成日時データを取得し、 前記画像データ取得手段が取得した前記作成日時データ
    をその画像データのファイル名として取得するファイル
    名取得手段を備えることを特徴とする請求項1から請求
    項10のうちの1の請求項に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 表示装置に表示する画像の表示枠の位
    置とサイズを取得する表示枠取得機能と、 画像データを取得する画像データ取得機能と、 前記表示枠取得機能により取得された前記表示枠と前記
    画像データ取得機能が取得した画像データとの対応関係
    を取得する対応取得機能と、 前記対応取得機能が取得した前記対応関係に基づき、前
    記画像データに基づいた画像を前記表示装置に表示する
    画像表示機能とをコンピュータに実現させるためのコン
    ピュータ読み取り可能な画像処理プログラムが記憶され
    た記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記画像データ取得機能が取得した前
    記画像データに対応してコメントデータを取得するコメ
    ントデータ取得機能を備え、 前記画像表示機能は、前記画像データに基づいた画像と
    ともに、該画像データに対応するコメントデータのコメ
    ントを、前記表示装置に表示することを特徴とする請求
    項12に記載の画像処理プログラムが記憶された記憶媒
    体。
  14. 【請求項14】 前記画像データ取得機能が取得した前
    記画像データについて所定の条件に従って順位付ける順
    位付け機能を備え、 前記対応取得機能は、前記順位付け機能が付けた順位に
    従って、前記表示枠と前記画像データとの対応を取得す
    ることを特徴とする請求項12または請求項12に記載
    の画像処理プログラムが記憶された記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記画像データ取得機能が取得した前
    記画像データを対応する前記表示枠の大きさに縮小した
    表示画像データを取得する表示画像データ取得機能を備
    え、 前記画像表示機能は、前記表示画像データ取得機能の取
    得した表示画像データの画像を表示することを特徴とす
    る請求項12から請求項14のうちのいずれか1の請求
    項に記載の画像処理プログラムが記憶された記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記画像データ取得機能が取得した前
    記画像データを所定の大きさに縮小して基準縮小画像デ
    ータを取得する基準縮小画像データ取得機能と、 前記基準縮小画像データ取得機能が取得した前記基準縮
    小画像データを格納する基準縮小画像データ格納機能
    と、 前記画像データ取得機能が取得した画像データ及び該画
    像データに対応する前記基準縮小画像データのうち、前
    記表示枠取得機能の取得した前記表示枠以上であって且
    つ前記表示枠と最も近い大きさのものを近似画像データ
    として選択する近似画像データ選択機能とを備え、 前記表示画像データ取得機能は、前記近似画像データ選
    択機能の選択した近似画像データに基づいて前記表示画
    像データを取得することを特徴とする請求項12から請
    求項15のうちのいずれか1の請求項に記載の画像処理
    プログラムが記憶された記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記表示枠取得機能の取得した前記表
    示枠と、この表示枠と前記近似画像データ選択機能の選
    択した前記近似画像データとの対応関係を格納する近似
    画像データ対応格納機能とを備え、 前記表示画像データ取得機能は、前記表示枠についての
    前記近似画像データを前記近似対応格納機能に格納され
    る前記対応関係から取得することを特徴とする請求項1
    6に記載の画像処理プログラムが記憶された記憶媒体。
  18. 【請求項18】 画像データを取得する画像データ取得
    機能と、 前記画像データ取得機能が取得した前記画像データを所
    定の条件に従って区分する区分機能と、 前記画像データ取得機能が取得した前記画像データのフ
    ァイル名又は該画像データに基づく画像を、前記区分機
    能による区分を把握可能に表示装置に表示する区分表示
    機能とをコンピュータに実現するためのコンピュータ読
    み取り可能な画像処理プログラムが記憶された記憶媒
    体。
  19. 【請求項19】 前記区分機能による区分毎のタイトル
    を取得するタイトル取得機能を備え、 前記区分表示機能が、前記区分毎に前記画像に前記タイ
    トル取得機能が取得したタイトルを表示することを特徴
    とする請求項18に記載の画像処理プログラムが記憶さ
    れた記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記区分表示機能は、前記区分機能に
    よる前記区分の前後の1又は複数の画像データの画像を
    表示することを特徴とする請求項18又は請求項19に
    記載の画像処理プログラムが記憶された記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記画像データ取得機能が取得した前
    記画像データを前記区分機能による区分間で移動する区
    分修正機能を備えることを特徴とする請求項18から請
    求項20のうちのいずれか1の請求項に記載の画像処理
    プログラムが記憶された記憶媒体。
  22. 【請求項22】前記画像データ取得機能が、前記画像デ
    ータとともに該画像データの作成日時データを取得し、 前記画像データ取得機能が取得した前記作成日時データ
    をその画像データのファイル名として取得するファイル
    名取得機能を備えることを特徴とする請求項12から請
    求項21のうちの1の請求項に記載の画像処理プログラ
    ムが記憶された記憶媒体。
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