JP2004062223A - プログラマブルコントローラのプログラミング装置。 - Google Patents
プログラマブルコントローラのプログラミング装置。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004062223A JP2004062223A JP2002215440A JP2002215440A JP2004062223A JP 2004062223 A JP2004062223 A JP 2004062223A JP 2002215440 A JP2002215440 A JP 2002215440A JP 2002215440 A JP2002215440 A JP 2002215440A JP 2004062223 A JP2004062223 A JP 2004062223A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- programmable controller
- ladder diagram
- programming device
- instruction
- programming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
【課題】他のプログラミング装置における個人環境の復元作業の効率を大幅に向上させることができるプログラミング装置を提供する。
【解決手段】表示画面と、入力装置と、該入力装置を用いて前記表示画面上にラダーダイアグラムを表示し作成するラダーダイアグラム表示作成機能と、ラダーダイアグラムによりプログラマブルコントローラ2用シーケンスプログラムを作成するシーケンスプログラム作成機能とを備え、かつ画面構成、表示形式、およびプログラミング操作に関わる環境設定をユーザ個人の嗜好に応じてカスタマイズできるカスタマイズ機能を備えたプログラマブルコントローラ2のプログラミング装置1において、ユーザによってカスタマイズされた前記環境設定の情報をデータとして表現して記録媒体4に保存するエクスポート機能と前記記録媒体4から前記環境設定の情報を復元するインポート機能を備えた。
【選択図】 図3
【解決手段】表示画面と、入力装置と、該入力装置を用いて前記表示画面上にラダーダイアグラムを表示し作成するラダーダイアグラム表示作成機能と、ラダーダイアグラムによりプログラマブルコントローラ2用シーケンスプログラムを作成するシーケンスプログラム作成機能とを備え、かつ画面構成、表示形式、およびプログラミング操作に関わる環境設定をユーザ個人の嗜好に応じてカスタマイズできるカスタマイズ機能を備えたプログラマブルコントローラ2のプログラミング装置1において、ユーザによってカスタマイズされた前記環境設定の情報をデータとして表現して記録媒体4に保存するエクスポート機能と前記記録媒体4から前記環境設定の情報を復元するインポート機能を備えた。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラマブルコントローラの実行するシーケンスプログラムを、ラダーダイアグラムにより作成するプログラマブルコントローラのプログラミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プログラマブルコントローラのプログラミング装置において、プログラミング環境の設定を行う場合、前記プログラミング装置が有するユーザカスタマイズ機能を用いて行われていた。
図8は前記プログラミング装置の画面構成を示すものであり、7はラダー命令をカテゴリごとにページで分割表示した命令パレット、8はラダーダイアグラム作成画面である。ユーザは命令パレット7から必要とする命令を選択し、作成画面8上に挿入することでラダーダイアグラムを作成していくことができる。
図9〜図11は命令パレット7をカスタマイズする手順を示すもので、図9はカスタマイズする前の画面、図10は編集過程であるカスタマイズ中の画面、図11はカスタマイズ後の命令パレットの図をそれぞれ示している。
図9において、9は命令パレット7(図8)をカスタマイズする画面で、この画面9の機能は、命令パレット7上に新規にユーザ依存のページを作成し、画面9で指定した命令を登録するものである。9Aは利用可能な命令群を表示するインストラクション表示画面であり、9Bは命令パレット7上のユーザ依存のページに登録される命令群を表示する画面で、インストラクション表示画面9Aに表示された命令群のうち入力装置(マウス等)によって選択された命令群が表示される。図9の現在のインストラクション表示画面9Bは、まだ選択されていない状態なので空白となっている。
図10において、10は画面7(図8)上での編集過程の図で、ユーザは左側の画面10Aから必要な命令を右側の画面10Bにコピーすることで、図10の画面10のように右側の画面10Bに所望の命令が登録され、その結果、後述の図11の11のように命令パレット上に新規にユーザ依存のページを作成することができる。10Aは利用可能な命令群を表示するインストラクション表示画面であり、図9の「RELAY」を選択した結果、その下層に位置する命令群が表示された状態を示している。10Bは現在のインストラクション表示画面で、すでに命令「NOC」、「ADD」、「IF」、「COIL」が選択された状態を示している。
図11において、11はカスタマイズ後の命令パレットの図を示しており、図10で選択された命令「NOC」、「ADD」、「IF」、「COIL」を示す各アイコンが命令パレット11上に新規に作成されている。
このようにして、ユーザはカスタマイズ機能を使って使用頻度の高い命令を集約したページを作成することができ、個人の嗜好にそった環境を設定することができる。
【0003】
さらに、プログラマブルコントローラのプログラミング装置において、ラダーダイアグラムを作成し、作成したプログラムをオンラインでデバッグする際、デバッグ画面は図12のように表示されていた。
図12において、22はプログラムを構成する回路▲1▼でリレー型の命令で構成されており、23はプログラムを構成する回路▲2▼で出力を持たない命令で構成されている。28は対応する命令の現在値の表示領域であり、プログラム動作中の現在値が常に採取、表示される。29はコイル命令を強制的にオンに固定する状態を表し、その他、強制オフ、強制の解除等の指定方法がある。
これらの手段に基づき、プログラム動作中のデバッグ、及び動作確認を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、プログラミング装置が有する前記ユーザカスタマイズ機能を用いた図9〜図11で示した従来技術では、プログラミング環境の設定の際、環境設定画面から変更したい部分を1つ1つ手作業で設定する手段のみであるため、新しいプログラミング装置で同じ環境を設定したい場合は、再度設定を1つ1つ行う必要があり、環境設定に時間を要し、すぐにユーザが慣れた作業環境を復元できないという問題点があった。
そこで本発明の第1の実施の形態の目的は、このような従来の問題点を解消し、効率よく、かつ正確に個人環境を復元できる機能を提供することにある。
また、作成したプログラムを前記オンラインでデバッグする図12のような従来技術では、強制的に状態を固定できる命令は、コイル命令に限られているために、出力を持たない命令等、その他の命令を含む回路をデバッグ対象から一時的に除きたい場合には、予めデバッグ補助を考慮した命令を付加したプログラムを作成するか、随時プログラムを変更する、またはデバッグ対象ではない部分の回路、命令をプログラム上から削除する等の操作に制限されていた。
このため、デバッグ作業における柔軟性が乏しく、また回路変更を行った場合はその都度コンパイルが必要とされるなど問題点があった。
そこで、本発明の第2の実施の形態の目的は、プログラム動作中のデバッグ時において、各回路ごとに実行形式を制御可能とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記問題を解決するために、請求項1記載のプログラマブルコントローラのプログラミング装置の発明は、表示画面と、入力装置と、該入力装置を用いて前記表示画面上にラダーダイアグラムを表示し作成するラダーダイアグラム表示作成機能と、このように作成されたラダーダイアグラムによりプログラマブルコントローラ用シーケンスプログラムを作成するシーケンスプログラム作成機能とを備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置であって、画面構成、表示形式、およびプログラミング操作に関わる環境設定をユーザ個人の嗜好に応じてカスタマイズできるカスタマイズ機能を備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置において、ユーザによってカスタマイズされた前記環境設定の情報をデータとして表現して記録媒体に保存するエクスポート機能を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、表示画面と、入力装置と、該入力装置を用いて前記表示画面上にラダーダイアグラムを表示し作成するラダーダイアグラム表示作成機能と、このように作成されたラダーダイアグラムによりプログラマブルコントローラ用シーケンスプログラムを作成するシーケンスプログラム作成機能とを備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置であって、画面構成、表示形式、およびプログラミング操作に関わる環境設定をユーザ個人の嗜好に応じてカスタマイズできるカスタマイズ機能を備えた請求項1記載のプログラマブルコントローラのプログラミング装置において、前記記録媒体から前記環境設定の情報を復元するインポート機能を備えたことを特徴とする。
以上のような構成によって、他のプログラミング装置における個人環境の復元作業の効率を大幅に向上させることができ、また、誤って環境を変更した場合においても、迅速に個人環境を復元できるため、個人環境のバックアップとしても機能する。
さらに、請求項3記載のプログラマブルコントローラのプログラミング装置の発明は、表示画面と、入力装置と、該入力装置を用いて前記表示画面上にラダーダイアグラムを表示し作成するラダーダイアグラム表示作成機能と、このように作成されたラダーダイアグラムによりプログラマブルコントローラ用シーケンスプログラムを作成するシーケンスプログラム作成機能とを備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置において、前記表示画面上でプログラムを構成する各回路を作成する際、前記回路を被制御命令部とするIF命令を内部的に作成するIF命令作成手段と、プログラム動作中のデバッグ時に前記回路を実行対象とする実行モードと実行対象としない非実行モードとを有する実行手段と、前記回路に設けられた前記実行モードと非実行モードとの切り替えスイッチと、プログラム動作中のデバッグ時に前記切り替えスイッチの切り替えに連動して前記IF命令の条件式を変更する条件式変更手段とを備えたことを特徴とする。
以上のような構成によって、プログラム動作中のデバッグの実行において、各回路の実行形式を、各回路の構成に関わらず、実行形式切り替えスイッチを用いて切り替えることが可能となり、また実行形式をプログラム動作中に変更した場合でも、回路の内部構造自体に変更は必要とされないため、再コンパイルの必要性がなくなる。以上のことから、プログラム動作中のデバッグ作業がより柔軟的に実行できるようになり、作業効率が向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態について図に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に用いられる装置の構成図である。
図1において、1はプログラミング装置、2はプログラミング装置1の保守・調整対象のプログラマブルコントローラである。
図2は図1に示した本発明に係るプログラミング装置1とプログラマブルコントローラ2の各構成を示すブロック図を示している。図において、まずプログラミング装置1は、キーボードやマウス等の入力手段を備えた入力部33、作成プログラムやデータを表示するための表示部34、プログラミング装置の動作を制御するためのプログラミング制御部35、およびプログラミング環境の環境設定情報を格納する環境設定情報格納部36、およびプログラマブルコントローラとの通信を行うための通信インターフェイス37で構成される。また、前記プログラミング装置1は、環境設定情報格納部36のデータを環境設定情報記録媒体4にエクスポートする機能と、環境設定情報記録媒体4のデータを環境設定情報格納部36にインポートする機能を有する。
一方、プログラマブルコントローラ2は、前記プログラミング装置1等、周辺機器との通信を行うための通信インターフェイス38と、前記プログラミング装置1から転送されたプログラムを解読し、実行するための中央演算装置であるCPUモジュール39を有する。
【0007】
図3は第1の実施の形態による装置を用いて、新しいプログラミング装置に個人環境を復元する例である。図3において、1はプログラミング装置、2はプログラミング装置1の保守・調整対象のプログラマブルコントローラ、3はプログラミング環境の設定を行う画面、4はプログラミング装置1上の個人のプログラミング環境の情報を保存する記録媒体、5は個人環境情報の復元先のプログラミング装置、6はプログラミング装置5の保守・調整対象のプログラマブルコントローラである。図3において、ユーザはプログラミング装置1のプログラミング環境を環境設定画面3によって設定する。設定したユーザ個人のプログラミング環境の情報は、プログラミング装置の環境のエクスポートメニューを実行することにより、ファイル形式で記録媒体4に保存される。
そこで同じユーザが今度はプログラミング装置1とは異なるプログラミング装置5を用いて作業する場合、プログラミング装置1の環境を保存した前記ファイルを記録媒体4を介してプログラミング装置5の環境にインポートする。
これによりプログラム装置5において、プログラム装置1で設定した個人環境が1つ1つ手作業で行うことなしに復元できることとなる。
また、多数のプログラミング装置に同一の作業環境を設定したい場合においても、前記インポート作業を繰り返すことのみで実現できる。
このように、エクスポート機能を用いて、ユーザ個人の嗜好に依存するプログラミング環境の情報をデータとして表現して記録媒体4に保存すると共に、インポート機能を用いて記録媒体4から前記環境設定の情報を復元することにより、他のプログラミング装置における個人環境の復元作業の効率を大幅に向上させることができ、また、誤って環境を変更した場合においても、迅速に個人環境を復元できるため、個人環境のバックアップとしても役立つ。
【0008】
図4は本発明の第2の実施の形態による装置を用いてラダーダイアグラムを作成し、プログラム動作中にデバッグ実行画面にした際の画面例である。
図4における各命令の機能について簡単に説明する。
(1)NOC: この命令は参照レジスタの値が1のとき、出力をONに設定し、逆に参照レジスタの値が0のとき出力をOFFに設定する接点命令である。
(ここでいう参照レジスタは、図4を例にとると命令図中のnocの一段下にかかれているMB000001を指している。)
(2)NCC: この命令は参照レジスタの値が1のとき、出力をOFFに設定し、逆に参照レジスタの値が0のとき出力をONに設定する接点命令である。
(ここでいう参照レジスタは、図4を例にとると命令図中のnccの一段下にかかれているMB000003を指している。)
(3)COIL: この命令は入力がONのとき、参照レジスタの値を1に設定し、逆に入力がOFFのときは参照レジスタを0に設定するコイル命令である。
(ここでいう参照レジスタは、図4を例にとると命令図中のcoilの一段下にかかれているMB000002を指している。)
(4)INC: この命令は参照レジスタの値に1を加算するインクリメント命令である。
(ここでいう参照レジスタは、図4を例にとると命令図中のincrementの一段下にかかれているML00001を指している。)
【0009】
図5は画面表示が図4である場合の内部データ構造のイメージ図である。
図において、2個のIF命令24が設けられ、これはそれぞれの回路▲1▼および▲2▼を被制御命令部としている。
図6は図4の状態から1つの回路の実行形式を非実行モードに切り替えた際の画面例である。
図7は画面表示が図6である場合の内部データ構造のイメージ図である。
21は実行モードを切り替える実行形式切り替えスイッチで回路作成時のデフォルトはONである。24は内部的に構成されたIF命令、25はIF命令の条件式記述領域、26は各図におけるビット型変数の値、27は非実行回路領域である。
そこで、画面表示が図4の状態である場合、内部のデータ構造は図5に示すように、回路22および回路23はいずれもIF命令文24の被制御命令部として扱われている。各IF命令文の条件式25はビット型の変数が割り付けられており、実行形式が実行モードの場合は1が、非実行モードの場合は0がそれぞれ割り当てられる。デフォルトは実行モードであるので26に示すように前記変数の値は1である。
図4の状態から、回路23の実行形式切り替えスイッチ21を押下し、実行形式を非実行モードに切り替えた場合、図6に示すように回路23は非実行回路領域27となる。この時点での内部のデータ構造は図7に示すようになる。
図7の構造自体は図5の構造と変化はなく、変化する点は、26に示すようにIF命令の条件式25に割り当てられている変数の値が1から0に変化した点である。そのため内部的には、回路23はIF命令文24の被制御命令部であるため、実行されないこととなる。
以上のような構成によって、プログラム動作中のデバッグの実行において、各回路の実行形式を、各回路の構成に関わらず、実行形式切り替えスイッチを用いて切り替えることが可能となり、また実行形式をプログラム動作中に変更した場合でも、回路の内部構造自体に変更は必要とされないため、再コンパイルの必要性がなくなり、したがってプログラム動作中のデバッグ作業がより柔軟的に実行できるようになり、作業効率が向上することとなる。
【0010】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の第1の実施の形態によれば、ラダーダイアグラムのプログラミング装置において、ユーザ個人の嗜好に依存するプログラミング環境の情報を整理し、前記環境設定の情報をデータとして表現し、記録媒体に保存するエクスポート機能と、前記記録媒体から前記環境設定の情報を復元するインポート機能とを備えることにより、他のプログラミング装置における個人環境の復元作業の効率を大幅に向上させることができるという効果がある。また、誤って環境を変更した場合においても、迅速に個人環境を復元できるため、個人環境のバックアップとしても効果がある。
また、本発明の第2の実施の形態によれば、プログラム動作中のデバッグの実行において、各回路の実行形式を、各回路の構成に関わらず、実行形式切り替えスイッチを用いて切り替えることが可能となる、また実行形式をプログラム動作中に変更した場合でも、回路の内部構造自体に変更は必要とされないため、再コンパイルの必要性はなくなる。以上のことから、プログラム動作中のデバッグ作業がより柔軟的に実行できるようになり、作業効率が向上するなどの効果がある。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に用いられる装置の構成図である。
【図2】図1に示した本発明に係るプログラミング装置1とプログラマブルコントローラ2の各構成を示すブロック図を示している。
【図3】第1の実施の形態による装置を用いて新しいプログラミング装置に個人環境を復元する例である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による装置を用いてラダーダイアグラムを作成し、プログラム動作中にデバッグ実行画面にした際の画面例である。
【図5】画面表示が図4である場合の内部データ構造のイメージ図である。
【図6】図4の状態から1つの回路の実行形式を非実行モードに切り替えた際の画面例である。
【図7】画面表示が図6である場合の内部データ構造のイメージ図である。
【図8】プログラミング装置の画面構成を示す図である。
【図9】従来の技術の命令パレットをカスタマイズする手順を示すもので、カスタマイズする前の画面を示している。
【図10】従来の技術の命令パレットをカスタマイズする手順を示すもので、編集過程であるカスタマイズ中の画面を示している。
【図11】従来の技術の命令パレットをカスタマイズする手順を示すもので、カスタマイズ後の命令パレットの図を示している。
【図12】プログラムをオンラインでデバッグする際の従来のデバッグ画面例である。
【符号の説明】
1 ラダーダイアグラムのプログラミング装置
2 1の保守・調整対象のプログラマブルコントローラ
3 プログラミング環境設定画面
4 情報を保存する記録媒体
5 個人環境の復元先のプログラミング装置
6 5の保守・調整対象のプログラマブルコントローラ
7 命令パレット
8 ラダーダイアグラム作成画面
9 環境設定画面
10 環境設定画面(編集過程)
11 設定変更後の命令パレット
21 実行形式切り替えスイッチ
22 回路▲1▼
23 回路▲2▼
24 IF命令
25 IF命令の条件式
26 ビット型変数の値
27 非実行回路領域
28 現在値表示領域
29 コイル命令(強制的にON状態)
33 入力部
34 表示部
35 プログラミング制御部
36 環境設定情報格納部
37 通信インターフェイス(プログラミング装置側)
38 通信インターフェイス(プログラマブルコントローラ側)
39 CPUモジュール
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラマブルコントローラの実行するシーケンスプログラムを、ラダーダイアグラムにより作成するプログラマブルコントローラのプログラミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プログラマブルコントローラのプログラミング装置において、プログラミング環境の設定を行う場合、前記プログラミング装置が有するユーザカスタマイズ機能を用いて行われていた。
図8は前記プログラミング装置の画面構成を示すものであり、7はラダー命令をカテゴリごとにページで分割表示した命令パレット、8はラダーダイアグラム作成画面である。ユーザは命令パレット7から必要とする命令を選択し、作成画面8上に挿入することでラダーダイアグラムを作成していくことができる。
図9〜図11は命令パレット7をカスタマイズする手順を示すもので、図9はカスタマイズする前の画面、図10は編集過程であるカスタマイズ中の画面、図11はカスタマイズ後の命令パレットの図をそれぞれ示している。
図9において、9は命令パレット7(図8)をカスタマイズする画面で、この画面9の機能は、命令パレット7上に新規にユーザ依存のページを作成し、画面9で指定した命令を登録するものである。9Aは利用可能な命令群を表示するインストラクション表示画面であり、9Bは命令パレット7上のユーザ依存のページに登録される命令群を表示する画面で、インストラクション表示画面9Aに表示された命令群のうち入力装置(マウス等)によって選択された命令群が表示される。図9の現在のインストラクション表示画面9Bは、まだ選択されていない状態なので空白となっている。
図10において、10は画面7(図8)上での編集過程の図で、ユーザは左側の画面10Aから必要な命令を右側の画面10Bにコピーすることで、図10の画面10のように右側の画面10Bに所望の命令が登録され、その結果、後述の図11の11のように命令パレット上に新規にユーザ依存のページを作成することができる。10Aは利用可能な命令群を表示するインストラクション表示画面であり、図9の「RELAY」を選択した結果、その下層に位置する命令群が表示された状態を示している。10Bは現在のインストラクション表示画面で、すでに命令「NOC」、「ADD」、「IF」、「COIL」が選択された状態を示している。
図11において、11はカスタマイズ後の命令パレットの図を示しており、図10で選択された命令「NOC」、「ADD」、「IF」、「COIL」を示す各アイコンが命令パレット11上に新規に作成されている。
このようにして、ユーザはカスタマイズ機能を使って使用頻度の高い命令を集約したページを作成することができ、個人の嗜好にそった環境を設定することができる。
【0003】
さらに、プログラマブルコントローラのプログラミング装置において、ラダーダイアグラムを作成し、作成したプログラムをオンラインでデバッグする際、デバッグ画面は図12のように表示されていた。
図12において、22はプログラムを構成する回路▲1▼でリレー型の命令で構成されており、23はプログラムを構成する回路▲2▼で出力を持たない命令で構成されている。28は対応する命令の現在値の表示領域であり、プログラム動作中の現在値が常に採取、表示される。29はコイル命令を強制的にオンに固定する状態を表し、その他、強制オフ、強制の解除等の指定方法がある。
これらの手段に基づき、プログラム動作中のデバッグ、及び動作確認を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、プログラミング装置が有する前記ユーザカスタマイズ機能を用いた図9〜図11で示した従来技術では、プログラミング環境の設定の際、環境設定画面から変更したい部分を1つ1つ手作業で設定する手段のみであるため、新しいプログラミング装置で同じ環境を設定したい場合は、再度設定を1つ1つ行う必要があり、環境設定に時間を要し、すぐにユーザが慣れた作業環境を復元できないという問題点があった。
そこで本発明の第1の実施の形態の目的は、このような従来の問題点を解消し、効率よく、かつ正確に個人環境を復元できる機能を提供することにある。
また、作成したプログラムを前記オンラインでデバッグする図12のような従来技術では、強制的に状態を固定できる命令は、コイル命令に限られているために、出力を持たない命令等、その他の命令を含む回路をデバッグ対象から一時的に除きたい場合には、予めデバッグ補助を考慮した命令を付加したプログラムを作成するか、随時プログラムを変更する、またはデバッグ対象ではない部分の回路、命令をプログラム上から削除する等の操作に制限されていた。
このため、デバッグ作業における柔軟性が乏しく、また回路変更を行った場合はその都度コンパイルが必要とされるなど問題点があった。
そこで、本発明の第2の実施の形態の目的は、プログラム動作中のデバッグ時において、各回路ごとに実行形式を制御可能とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記問題を解決するために、請求項1記載のプログラマブルコントローラのプログラミング装置の発明は、表示画面と、入力装置と、該入力装置を用いて前記表示画面上にラダーダイアグラムを表示し作成するラダーダイアグラム表示作成機能と、このように作成されたラダーダイアグラムによりプログラマブルコントローラ用シーケンスプログラムを作成するシーケンスプログラム作成機能とを備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置であって、画面構成、表示形式、およびプログラミング操作に関わる環境設定をユーザ個人の嗜好に応じてカスタマイズできるカスタマイズ機能を備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置において、ユーザによってカスタマイズされた前記環境設定の情報をデータとして表現して記録媒体に保存するエクスポート機能を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、表示画面と、入力装置と、該入力装置を用いて前記表示画面上にラダーダイアグラムを表示し作成するラダーダイアグラム表示作成機能と、このように作成されたラダーダイアグラムによりプログラマブルコントローラ用シーケンスプログラムを作成するシーケンスプログラム作成機能とを備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置であって、画面構成、表示形式、およびプログラミング操作に関わる環境設定をユーザ個人の嗜好に応じてカスタマイズできるカスタマイズ機能を備えた請求項1記載のプログラマブルコントローラのプログラミング装置において、前記記録媒体から前記環境設定の情報を復元するインポート機能を備えたことを特徴とする。
以上のような構成によって、他のプログラミング装置における個人環境の復元作業の効率を大幅に向上させることができ、また、誤って環境を変更した場合においても、迅速に個人環境を復元できるため、個人環境のバックアップとしても機能する。
さらに、請求項3記載のプログラマブルコントローラのプログラミング装置の発明は、表示画面と、入力装置と、該入力装置を用いて前記表示画面上にラダーダイアグラムを表示し作成するラダーダイアグラム表示作成機能と、このように作成されたラダーダイアグラムによりプログラマブルコントローラ用シーケンスプログラムを作成するシーケンスプログラム作成機能とを備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置において、前記表示画面上でプログラムを構成する各回路を作成する際、前記回路を被制御命令部とするIF命令を内部的に作成するIF命令作成手段と、プログラム動作中のデバッグ時に前記回路を実行対象とする実行モードと実行対象としない非実行モードとを有する実行手段と、前記回路に設けられた前記実行モードと非実行モードとの切り替えスイッチと、プログラム動作中のデバッグ時に前記切り替えスイッチの切り替えに連動して前記IF命令の条件式を変更する条件式変更手段とを備えたことを特徴とする。
以上のような構成によって、プログラム動作中のデバッグの実行において、各回路の実行形式を、各回路の構成に関わらず、実行形式切り替えスイッチを用いて切り替えることが可能となり、また実行形式をプログラム動作中に変更した場合でも、回路の内部構造自体に変更は必要とされないため、再コンパイルの必要性がなくなる。以上のことから、プログラム動作中のデバッグ作業がより柔軟的に実行できるようになり、作業効率が向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態について図に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に用いられる装置の構成図である。
図1において、1はプログラミング装置、2はプログラミング装置1の保守・調整対象のプログラマブルコントローラである。
図2は図1に示した本発明に係るプログラミング装置1とプログラマブルコントローラ2の各構成を示すブロック図を示している。図において、まずプログラミング装置1は、キーボードやマウス等の入力手段を備えた入力部33、作成プログラムやデータを表示するための表示部34、プログラミング装置の動作を制御するためのプログラミング制御部35、およびプログラミング環境の環境設定情報を格納する環境設定情報格納部36、およびプログラマブルコントローラとの通信を行うための通信インターフェイス37で構成される。また、前記プログラミング装置1は、環境設定情報格納部36のデータを環境設定情報記録媒体4にエクスポートする機能と、環境設定情報記録媒体4のデータを環境設定情報格納部36にインポートする機能を有する。
一方、プログラマブルコントローラ2は、前記プログラミング装置1等、周辺機器との通信を行うための通信インターフェイス38と、前記プログラミング装置1から転送されたプログラムを解読し、実行するための中央演算装置であるCPUモジュール39を有する。
【0007】
図3は第1の実施の形態による装置を用いて、新しいプログラミング装置に個人環境を復元する例である。図3において、1はプログラミング装置、2はプログラミング装置1の保守・調整対象のプログラマブルコントローラ、3はプログラミング環境の設定を行う画面、4はプログラミング装置1上の個人のプログラミング環境の情報を保存する記録媒体、5は個人環境情報の復元先のプログラミング装置、6はプログラミング装置5の保守・調整対象のプログラマブルコントローラである。図3において、ユーザはプログラミング装置1のプログラミング環境を環境設定画面3によって設定する。設定したユーザ個人のプログラミング環境の情報は、プログラミング装置の環境のエクスポートメニューを実行することにより、ファイル形式で記録媒体4に保存される。
そこで同じユーザが今度はプログラミング装置1とは異なるプログラミング装置5を用いて作業する場合、プログラミング装置1の環境を保存した前記ファイルを記録媒体4を介してプログラミング装置5の環境にインポートする。
これによりプログラム装置5において、プログラム装置1で設定した個人環境が1つ1つ手作業で行うことなしに復元できることとなる。
また、多数のプログラミング装置に同一の作業環境を設定したい場合においても、前記インポート作業を繰り返すことのみで実現できる。
このように、エクスポート機能を用いて、ユーザ個人の嗜好に依存するプログラミング環境の情報をデータとして表現して記録媒体4に保存すると共に、インポート機能を用いて記録媒体4から前記環境設定の情報を復元することにより、他のプログラミング装置における個人環境の復元作業の効率を大幅に向上させることができ、また、誤って環境を変更した場合においても、迅速に個人環境を復元できるため、個人環境のバックアップとしても役立つ。
【0008】
図4は本発明の第2の実施の形態による装置を用いてラダーダイアグラムを作成し、プログラム動作中にデバッグ実行画面にした際の画面例である。
図4における各命令の機能について簡単に説明する。
(1)NOC: この命令は参照レジスタの値が1のとき、出力をONに設定し、逆に参照レジスタの値が0のとき出力をOFFに設定する接点命令である。
(ここでいう参照レジスタは、図4を例にとると命令図中のnocの一段下にかかれているMB000001を指している。)
(2)NCC: この命令は参照レジスタの値が1のとき、出力をOFFに設定し、逆に参照レジスタの値が0のとき出力をONに設定する接点命令である。
(ここでいう参照レジスタは、図4を例にとると命令図中のnccの一段下にかかれているMB000003を指している。)
(3)COIL: この命令は入力がONのとき、参照レジスタの値を1に設定し、逆に入力がOFFのときは参照レジスタを0に設定するコイル命令である。
(ここでいう参照レジスタは、図4を例にとると命令図中のcoilの一段下にかかれているMB000002を指している。)
(4)INC: この命令は参照レジスタの値に1を加算するインクリメント命令である。
(ここでいう参照レジスタは、図4を例にとると命令図中のincrementの一段下にかかれているML00001を指している。)
【0009】
図5は画面表示が図4である場合の内部データ構造のイメージ図である。
図において、2個のIF命令24が設けられ、これはそれぞれの回路▲1▼および▲2▼を被制御命令部としている。
図6は図4の状態から1つの回路の実行形式を非実行モードに切り替えた際の画面例である。
図7は画面表示が図6である場合の内部データ構造のイメージ図である。
21は実行モードを切り替える実行形式切り替えスイッチで回路作成時のデフォルトはONである。24は内部的に構成されたIF命令、25はIF命令の条件式記述領域、26は各図におけるビット型変数の値、27は非実行回路領域である。
そこで、画面表示が図4の状態である場合、内部のデータ構造は図5に示すように、回路22および回路23はいずれもIF命令文24の被制御命令部として扱われている。各IF命令文の条件式25はビット型の変数が割り付けられており、実行形式が実行モードの場合は1が、非実行モードの場合は0がそれぞれ割り当てられる。デフォルトは実行モードであるので26に示すように前記変数の値は1である。
図4の状態から、回路23の実行形式切り替えスイッチ21を押下し、実行形式を非実行モードに切り替えた場合、図6に示すように回路23は非実行回路領域27となる。この時点での内部のデータ構造は図7に示すようになる。
図7の構造自体は図5の構造と変化はなく、変化する点は、26に示すようにIF命令の条件式25に割り当てられている変数の値が1から0に変化した点である。そのため内部的には、回路23はIF命令文24の被制御命令部であるため、実行されないこととなる。
以上のような構成によって、プログラム動作中のデバッグの実行において、各回路の実行形式を、各回路の構成に関わらず、実行形式切り替えスイッチを用いて切り替えることが可能となり、また実行形式をプログラム動作中に変更した場合でも、回路の内部構造自体に変更は必要とされないため、再コンパイルの必要性がなくなり、したがってプログラム動作中のデバッグ作業がより柔軟的に実行できるようになり、作業効率が向上することとなる。
【0010】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の第1の実施の形態によれば、ラダーダイアグラムのプログラミング装置において、ユーザ個人の嗜好に依存するプログラミング環境の情報を整理し、前記環境設定の情報をデータとして表現し、記録媒体に保存するエクスポート機能と、前記記録媒体から前記環境設定の情報を復元するインポート機能とを備えることにより、他のプログラミング装置における個人環境の復元作業の効率を大幅に向上させることができるという効果がある。また、誤って環境を変更した場合においても、迅速に個人環境を復元できるため、個人環境のバックアップとしても効果がある。
また、本発明の第2の実施の形態によれば、プログラム動作中のデバッグの実行において、各回路の実行形式を、各回路の構成に関わらず、実行形式切り替えスイッチを用いて切り替えることが可能となる、また実行形式をプログラム動作中に変更した場合でも、回路の内部構造自体に変更は必要とされないため、再コンパイルの必要性はなくなる。以上のことから、プログラム動作中のデバッグ作業がより柔軟的に実行できるようになり、作業効率が向上するなどの効果がある。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に用いられる装置の構成図である。
【図2】図1に示した本発明に係るプログラミング装置1とプログラマブルコントローラ2の各構成を示すブロック図を示している。
【図3】第1の実施の形態による装置を用いて新しいプログラミング装置に個人環境を復元する例である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による装置を用いてラダーダイアグラムを作成し、プログラム動作中にデバッグ実行画面にした際の画面例である。
【図5】画面表示が図4である場合の内部データ構造のイメージ図である。
【図6】図4の状態から1つの回路の実行形式を非実行モードに切り替えた際の画面例である。
【図7】画面表示が図6である場合の内部データ構造のイメージ図である。
【図8】プログラミング装置の画面構成を示す図である。
【図9】従来の技術の命令パレットをカスタマイズする手順を示すもので、カスタマイズする前の画面を示している。
【図10】従来の技術の命令パレットをカスタマイズする手順を示すもので、編集過程であるカスタマイズ中の画面を示している。
【図11】従来の技術の命令パレットをカスタマイズする手順を示すもので、カスタマイズ後の命令パレットの図を示している。
【図12】プログラムをオンラインでデバッグする際の従来のデバッグ画面例である。
【符号の説明】
1 ラダーダイアグラムのプログラミング装置
2 1の保守・調整対象のプログラマブルコントローラ
3 プログラミング環境設定画面
4 情報を保存する記録媒体
5 個人環境の復元先のプログラミング装置
6 5の保守・調整対象のプログラマブルコントローラ
7 命令パレット
8 ラダーダイアグラム作成画面
9 環境設定画面
10 環境設定画面(編集過程)
11 設定変更後の命令パレット
21 実行形式切り替えスイッチ
22 回路▲1▼
23 回路▲2▼
24 IF命令
25 IF命令の条件式
26 ビット型変数の値
27 非実行回路領域
28 現在値表示領域
29 コイル命令(強制的にON状態)
33 入力部
34 表示部
35 プログラミング制御部
36 環境設定情報格納部
37 通信インターフェイス(プログラミング装置側)
38 通信インターフェイス(プログラマブルコントローラ側)
39 CPUモジュール
Claims (3)
- 表示画面と、入力装置と、該入力装置を用いて前記表示画面上にラダーダイアグラムを表示し作成するラダーダイアグラム表示作成機能と、このように作成されたラダーダイアグラムによりプログラマブルコントローラ用シーケンスプログラムを作成するシーケンスプログラム作成機能とを備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置であって、画面構成、表示形式、およびプログラミング操作に関わる環境設定をユーザ個人の嗜好に応じてカスタマイズできるカスタマイズ機能を備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置において、
ユーザによってカスタマイズされた前記環境設定の情報をデータとして表現して記録媒体に保存するエクスポート機能を備えたことを特徴とするプログラマブルコントローラのプログラミング装置。 - 表示画面と、入力装置と、該入力装置を用いて前記表示画面上にラダーダイアグラムを表示し作成するラダーダイアグラム表示作成機能と、このように作成されたラダーダイアグラムによりプログラマブルコントローラ用シーケンスプログラムを作成するシーケンスプログラム作成機能とを備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置であって、画面構成、表示形式、およびプログラミング操作に関わる環境設定をユーザ個人の嗜好に応じてカスタマイズできるカスタマイズ機能を備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置において、
前記記録媒体から前記環境設定の情報を復元するインポート機能を備えたことを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラのプログラミング装置。 - 表示画面と、入力装置と、該入力装置を用いて前記表示画面上にラダーダイアグラムを表示し作成するラダーダイアグラム表示作成機能と、このように作成されたラダーダイアグラムによりプログラマブルコントローラ用シーケンスプログラムを作成するシーケンスプログラム作成機能とを備えたプログラマブルコントローラのプログラミング装置において、
前記表示画面上でプログラムを構成する各回路を作成する際、前記回路を被制御命令部とするIF命令を内部的に作成するIF命令作成手段と、プログラム動作中のデバッグ時に前記回路を実行対象とする実行モードと実行対象としない非実行モードとを有する実行手段と、前記回路に設けられた前記実行モードと非実行モードとの切り替えスイッチと、プログラム動作中のデバッグ時に前記切り替えスイッチの切り替えに連動して前記IF命令の条件式を変更する条件式変更手段とを備えたことを特徴とするプログラマブルコントローラのプログラミング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002215440A JP2004062223A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | プログラマブルコントローラのプログラミング装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002215440A JP2004062223A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | プログラマブルコントローラのプログラミング装置。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004062223A true JP2004062223A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31937472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002215440A Pending JP2004062223A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | プログラマブルコントローラのプログラミング装置。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004062223A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008059421A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Yokogawa Electric Corp | シーケンスプログラム編集支援装置 |
JP2008204254A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Koyo Electronics Ind Co Ltd | ラダープログラムの回路自動抽出方法 |
JP5859173B1 (ja) * | 2014-05-08 | 2016-02-10 | 三菱電機株式会社 | エンジニアリングツール、プログラム編集装置およびプログラム編集システム |
US9639249B2 (en) | 2013-03-07 | 2017-05-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Engineering tool providing human interface among plurality of human interfaces according to user skill level |
US10088835B2 (en) | 2014-01-06 | 2018-10-02 | Mitsubishi Electric Corporation | FA-device-configuration-design supporting apparatus and program |
-
2002
- 2002-07-24 JP JP2002215440A patent/JP2004062223A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008059421A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Yokogawa Electric Corp | シーケンスプログラム編集支援装置 |
JP2008204254A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Koyo Electronics Ind Co Ltd | ラダープログラムの回路自動抽出方法 |
US9639249B2 (en) | 2013-03-07 | 2017-05-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Engineering tool providing human interface among plurality of human interfaces according to user skill level |
US10088835B2 (en) | 2014-01-06 | 2018-10-02 | Mitsubishi Electric Corporation | FA-device-configuration-design supporting apparatus and program |
JP5859173B1 (ja) * | 2014-05-08 | 2016-02-10 | 三菱電機株式会社 | エンジニアリングツール、プログラム編集装置およびプログラム編集システム |
US9727442B2 (en) | 2014-05-08 | 2017-08-08 | Mitsubishi Electric Corporation | Engineering tool, program editing device, and program editing system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007004734A (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP2003308213A (ja) | ジョブ処理方法、ジョブ処理装置及びストレージ管理システム | |
JP4305307B2 (ja) | ミキサ構成をプログラム可能なディジタルミキサ、ミキサ構成編集装置、及び、ディジタルミキサの制御を行う制御アプリケーションプログラム | |
JPH08328795A (ja) | ツールボタンの設定のための方法及び編集装置 | |
JP2004062223A (ja) | プログラマブルコントローラのプログラミング装置。 | |
JP2003044108A (ja) | エディタの登録装置、登録プログラムおよびそれを記録した記録媒体 | |
JP4941674B2 (ja) | シミュレーション・システム | |
JP2007065914A (ja) | 画面作成装置、画面作成プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP5205988B2 (ja) | Plcのグローバル変数定義方式 | |
JP2005293311A (ja) | ラダープログラムの表示方法および表示装置 | |
JP3451898B2 (ja) | 電子楽器、電子楽器の制御方法および電子楽器の制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JPH11338732A (ja) | プログラマブルコントローラ支援装置および記録媒体 | |
JP2001232766A (ja) | 印刷機におけるパラメータ変更の入力を自動化するための方法及び装置及び格納媒体を有する装置 | |
JPH06110884A (ja) | 編集装置 | |
JPH0954688A (ja) | Gui設計支援方法 | |
JP3125754B2 (ja) | 回路シンボル作成システム | |
JP3643321B2 (ja) | プログラマブルコントローラ用設定表示装置 | |
JP3503531B2 (ja) | オンラインリアルタイム処理システム及び該システムにおける副ロードモジュール置換方法 | |
JP3570870B2 (ja) | システム構築装置、システム構築方法及びシステム構築プログラムを記録した媒体 | |
JP2001358792A (ja) | 通信装置 | |
JPS6175474A (ja) | 図形処理装置における表示復旧方式 | |
JP2003150385A (ja) | コンパイル方法、コンパイルプログラム、及びコンパイル装置 | |
JPH0546155A (ja) | 情報処理装置の罫線設定機構 | |
JPS61198313A (ja) | 計算機システムの電源制御装置 | |
JP2003216399A (ja) | 画像処理方法、記憶媒体、プログラム及び装置 |