JP2004061505A - 測定信号の評価方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】測定信号を少なくとも2つのチャネルに分割しかつ評価して、流体中の成分の異なっている分布および濃度が捕捉検出されるようにする。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、導電率が導電性流体の導電率とは異なっている、該流体中の成分を検出するために、該流体と相互作用下にある電磁場の測定信号を評価する方法であって、測定信号を少なくとも2つのチャネルに分割しかつ評価して、流体中の前記成分の異なっている分布および濃度が捕捉検出するされるようにする方法に関する。
【0002】
その際流体は、通路を通って冶金的容器から流れ出る導電性の溶融体とすることができる。また成分は典型的にはガスまたはスラグである。繋がっている成分とは、殊に、例えば糸のように溶融体の流れ方向に拡がっておりかつ流れの方向における拡がりが通路の直径より普通は非常に大きい、成分の領域のことである。離散的な成分とは、動きの方向における拡がりが通路の直径より普通は小さい、成分の繋がっていない領域または粒子のことである。
【0003】
本発明は同様に、流れる溶融体を少なくとも部分的に貫ぬいている電磁場の乱れ(障害)を評価する方法であって、電磁場は交流電流が流れる送信パルスによって生成されるものであって、溶融体が流れる測定個所において評価される形式の方法に関する。このような方法に属する装置は送信コイルの他に、測定個所における磁場の障害を測定するための測定エレメントと、ガスまたはスラグのような非金属成分を磁場の障害に基づいて検出可能である評価装置とを有している。
【0004】
冶金的容器(例えば転炉、取鍋またはヘッダ(Verteiler)から金属溶融体を移し替えかつ注ぎ出す際に、金属表面上を浮いているスラグ−非金属の相成分(nichtmetalische Phasenbestandteile)−を次の容器に運搬しないようにしている。冒頭に述べた形式の方法および装置は、スラグの検出の際に措置を講じて、スラグの引き渡しが阻止されるように、流れ出る溶融体の監視のために用いられる。この措置とは警報信号を発生することまたは移し替えプロセスを自動的に終了することまたは流れを調節することである。流れを調節する措置とは例えば、流出断面の低減または流れの渦の生成の周りの流出領域へ、ガス、典型的にはアルゴンまたは窒素を吹き込むことである。測定個所は典型的には、流出を制御する調整ユニットの上側に配置されている。
【0005】
冒頭に述べた形式の方法および装置において交流電流が流れる送信コイルを用いて流出通路における測定個所で交番磁場が形成される。この磁場は流れる溶融体中に電圧を引き起こす。電圧により導電性の溶融体において電流(渦電流)が生成される。今度はこの電流が交番磁場を生成し、この磁場は測定エレメントによって測定することができる。
【0006】
流出する溶融体が、金属より僅かな導電率を有している成分を含んでいるならば、溶融体中の電流分布、ひいては交番磁場の磁場強度が変化する。測定個所における磁場強度の変化の測定によって、一緒に運ばれた非金属成分が検出される。磁場強度の累算された変化が限界振幅に達すると、警報および/または制御信号がトリガされる。
【0007】
冒頭に述べた形式の方法および装置はDE3142681A1号に記載されている。ここでは、測定個所における電磁場の変化を受信コイルに誘起された電圧を用いて測定することが提案されている。受信コイルは送信コイルと同様に冶金的容器の流出通路に対して同心的に配置されている。
【0008】
DE3439369A1およびDE3722795A1にはこの方法の改良が示されている。一方において、送信コイルを種々の、相互に重畳されている周波数で制御することが提案される。その場合受信コイルにおける反応から、流れる溶融体の高度に識別性の優れた画像を識別することができるので、ここでこの画像中に既に、非常に僅かなスラグ成分を検出することができる。他方において、冶金的容器の強磁性の底板の温度変化に基づいた信号ドリフト−すなわち測定個所で測定された磁場強度の歪み−を低減するために、送信コイルおよび受信コイルを非磁性のケーシングに配置することが提案される。
【0009】
一般的に更に、信号ドリフトをコイル温度の測定および測定値の補正によって少なくとも部分的に補償することが公知である。強磁性の金属部分がコイルの近傍にあれば、温度と測定信号のドリフトとの間の関係は非線形であり、その結果温度の、信号に及ぼす影響を完全には除去することができない。既に実現されている改良にも拘わらず、冒頭に述べた形式の公知の方法および装置によっても、放出過程の終わり頃通例、残量のスラグが次の容器に移される。それ故に最終生産物の純度に対する高度な要求は公知の方法および装置によって充足できないことが多い。
【0010】
この僅かな残留量の原因は一方において、使用される冒頭に述べた形式の装置の技術的に規定される検出能力の限界に、他方において「連続的な混入(kontinuierliches Einmischen)」として周知の過程に求めることができる:放出過程の終わり頃容器から液体が流れ出る際に、いわゆる渦状の吸い込み口(Wirbelsenke)が生じる可能性がある。金属溶融体の表面の比較的僅かな濃度に基づいて「浮いている」スラグはこのような渦によって「糸」として流出通路に引き込まれる。この場合その横断面、ひいてはスラグの、溶融体中の質量成分はほぼ零から連続的に上昇する。スラグの、溶融体中の質量成分は冒頭に述べた形式の装置の限界振幅を下回っている場合には、それはこの装置によって検出されず、スラグは気付かれずに一緒に流れる。しかし冒頭に述べた形式の装置の限界振幅は任意に下げることができない。というのは、そうすると信号技術において一般に、「ノイズ」と称される障害信号および殊に温度ドリフトが測定信号に重畳されるからである。このような回避することができないエラー源によって冒頭に述べた形式の装置および方法に対して、それを下回ることはできないといういわば「自然」の検出限界値が定められている。
【0011】
支配的な学説によれば、渦吸い込み口の形成の際のスラグの「連続的な混入」の周知の過程は次のように特徴付けられている:スラグは混入過程の始めから「スラグ糸」として一緒に運ばれ、その横断面は多かれ少なかれ連続的に上昇する。冒頭に述べた形式の装置の測定値のスペクトル解析に基づいて、測定個所での磁場のパルス形状の障害が観察される。この障害のパルス形状は、送信コイルの電磁場を通過する、溶融体中の離散的な非導電性の濃度に相応している。
【0012】
支配的な学説によれば「ノイズ」として無視することができるこの障害を目的を持って観察することによって、細い糸の連続的な吸い込みにしばしば、小さな離散的な量の吸い込みが先行していることまたは糸も何度も中断されることが確認された。
【0013】
【特許文献1】
DE3142681A1号
【特許文献2】
DE3439369A1号
【特許文献3】
DE3722795A1号
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、導電率が導電性の流体の導電率とは異なっている、流体中の成分を検出するために、殊に流れる金属溶融体において一緒に運ばれるスラグを検出するために、該流体と相互作用下にある電磁場の測定信号を評価するための方法および装置であって、冶金的容器からの移し替えの終わり頃一緒に運ばれるスラグの残量が公知の方法および装置に比べて著しく低減されるようにした方法および装置を提供することである。
【0015】
殊に、流れる金属溶融体と相互作用する電磁場から到来する非常に弱い測定信号も非常に強い測定信号も同時に捕捉検出しかつ評価できるようにする方法を提供しようというものであり、流れる金属溶融体中には非金属の成分が存在していてかつ溶融体に対するその割合は非常に小さいが、非常に大きくなる可能性もありかつ離散的ではあるが、動きの方向に延在している領域に発生する可能性もある。
【0016】
他方において容器は殆ど流出に伴う渦を発生することなく空になる可能性もある。その場合比較的軽い物質の容量成分はほぼ一気に上昇する。すなわち、流出する金属溶融体において非金属の混入物、殊にスラグを比較的大きな感度で捕捉検出することができるようにする方法および装置を提供しようという課題がある。その際比較的僅かな量の混入物ばかりでなく、殊に、小さな離散的な混入物並びに発生時点も検出されるようにしたい。
【0017】
冒頭に述べた形式の方法および装置から出発して、本発明の課題は、流れる溶融体における成分の異なっている濃度および分布並びに重畳されている障害信号は測定された障害の時間経過に基づいて分離されかつ別個に引き続き処理することができるという認識に基づいて解決される。
【0018】
殊に温度変化による磁場の障害の影響を低減するために、一緒に運ばれる非金属成分、殊に動きの方向に延びている糸形状の混入物は低い方のハイパスカットオフ周波数fGuより上にある磁場の障害に基づいて捕捉検出される。渦化および糸形状の混入物への成長とは、秒ないし分領域における緩慢な過程である。これにより引き起こされる磁場の障害はハイパスフィルタによって温度変化による磁場の障害とは少なくとも部分的に分離することができる。しかし両方の時間領域は重なっており、これにより磁場の非常に小さな障害を1つの時間領域に一義的に対応付けることはできない。
【0019】
更に、溶融体に分布している離散的に一緒に流れる成分を上側のハイパスカットオフ周波数fGoより上側の磁場の障害に基づいて検出することができる。離散的に一緒に運ばれる成分は磁場のパルス形状の障害を生成し、この障害の幅は、温度変化によって引き起こされる障害より数桁も短くかつ障害の方向に拡がっている混入物によって引き起こされる障害より著しく短い。離散的に一緒に運ばれる成分によって引き起こされる磁場の障害はカットオフ周波数fGoを有する第2のハイパスフィルタによって別の障害とほぼ完全に分離しかつ別個に増幅することができる。これにより、一緒に運ばれる非金属の成分の濃度を捕捉検出することができ、それは公知の装置で検出可能な濃度より1桁以上は下方にある。極めて僅かな濃度の成分を捕捉検出することの他に、一緒に流れる離散的な混入物の生成時点および量は目の前に迫っている、比較的大量な非金属成分の合流に対する間接的な証拠である。一緒に運ばれる成分の量および発生時点を知ることで、流れに影響を与える措置を早めに講ずることができ、その結果今日の方法に比べて一緒に運ばれる量の成分は著しく低減される。
【0020】
特別有利には第2のチャネルの信号経過は第1のチャネルの信号経過から減算される。それから結果生じた差信号を使用して、流れの方向に延びている、溶融体中の成分を捕捉検出することができる。
【0021】
冶金的容器からの流出時の金属溶融体の監視の際に、低い方のハイパスカットオフ周波数に対して測定個所におけるカットオフ周波数と流速との間の積は0.001m/s2ないし0.01m/s2の間ないし上側のハイパスカットオフ周波数に対しては0.1m/s2ないし10m/s2の間にあると有利であることが分かっている。
【0022】
本発明の装置の評価装置はこのために、第1のチャネルにおいてカットオフ周波数fGuの相応のハイパスフィルタエレメントが備えられる。このチャネルによって、非金属性の、殊に流れの方向に延びている糸形状の混合物の加わる流れを温度変化による障害を同時に低減しておいて捕捉検出することができる。第2のチャネルにおいて評価装置はカットオフ周波数fGoのハイパスフィルタエレメントが備えられる。このようにして離散的に一緒に流れる成分を別個に捕捉検出しかつ引き続き処理することができる。従ってこの装置によって例えば、流れの方向に延びているスラグの成分および離散的に一緒に運ばれるスラグ成分および/または気泡を同時に検出することもできる。この本発明によって、流体中の殊に大きくくっついている成分の分布および比較的小さな離散的に生じる成分が別個に捕捉検出されかつ評価される。
【0023】
測定エレメントとして本発明の方法および装置において有利には受信コイルが使用され、受信コイルには送信コイルによって生成される交番磁場がもう一度交番電圧を誘起する。それから磁場の障害は受信コイルに誘起された交番電圧の障害として測定することができる。基本的には送信コイルを同時に受信コイルとして利用することができる。というのは、これらのコイルにおいては電磁場の誘導作用が測定可能であるからである。このようにすれば本発明の装置は有利にも特別スペースが節約されている形に実現することができる。
【0024】
受信コイルに誘起される電圧は2つの構成要素から合成されている。送信コイルの電磁場によって、受信コイルに電圧U0が誘起される。これは送信電流、周波数および送信コイルと受信コイルとの間の相互インダクタンスの関数である。送信コイルの電磁場によって、流れる溶融体に、送信電流、周波数および送信コイルと受信コイルとの間の相互インダクタンスおよび溶融体に比例している電圧が誘起される。この電圧は今度は溶融体に渦電流を引き起こし、渦電流がまた電磁場を生成し、電磁場は受信コイルに、渦電流の大きさ、周波数および溶融体と受信コイルとの間の相互インダクタンスに比例している電圧dUを誘起する。この装置の測定感度は、電圧Uo中の電圧変化dUがまだ一義的に識別されるところで限界値を有している。比dU/Uoが大きければ大きいほど、装置の測定感度はますます大きい。
【0025】
スラグの検出の際、冶金的容器の排出過程を一緒に流れるスラグの量が非常に僅かな場合に既に終了するようにすれば効果的であろう。その場合、評価ユニットは、離散的に一緒に運ばれる成分を検出するフィルタエレメントを有してさえいれば十分である。
【0026】
装置のユーザのクオリティの要求に依存して、多かれ少なかれ非金属の成分が溶融体と一緒に運ばれるのもやむ終えないと言うことになる。それ故に有利には装置は、捕捉検出された測定値を累算し、これにより一緒に運ばれた成分の量に比例しておりかつ決められている限界値を上回ると信号を送出して流れに影響を及ぼす装置、例えば閉鎖装置を駆動制御ないしドライブする量を生成する。
【0027】
本発明の装置において送信コイルおよび/または受信コイルは有利には周りに溶融体が流れるようにすることができ、当該の送信コイルの巻線は少なくとも部分的に流れる溶融体の周りを取り囲むように配置されている。
【0028】
有利な実施形態において送信コイルおよび/または受信コイルは金属性の、少なくとも部分的に強磁性でないケーシングに配置される。このケーシングはコイルの支持体としてかつコイルを機械的および熱的な負荷から保護するために用いられる。電磁場がケーシングの一部区間を貫くことができるように、ケーシングは非強磁性の材料から成っていなければならない。
【0029】
特別有利には、それぞれ配属関係にある送信コイルおよび受信コイルは1つの共通の金属ケーシング内に配置される。このようにして形成された、送信コイルおよび受信コイルから成るユニットにより殊に、交換並びに再装備が簡単になる。この目的のために、それぞれの使用のために固有に整合されているコイルが固有に実現されている金属ケーシング内に収容されるようにすることができ、これにより顧客の過酷な運転に対して簡単な交換が可能になる。更にコイルは機械的および熱的な負荷に対しても防護されている。
【0030】
送信コイルおよび受信コイルが軸線方向に間隔を置かれておりかつ金属壁によって相互に分離されておりかつ2つのコイルが1つの共通のケーシングに配置されているかまたはそれぞれのコイルが別個のケーシングに配置されており、ここでケーシングが金属性の材料から成っておりかつ金属材料は少なくとも部分的に強磁性ではないようにすれば、装置の測定感度を一層改善することができる。送信コイルおよび受信コイルが密接していると、これらの間の相互インダクタンスは大きく、従って電圧Uoも大きい。送信コイルおよび受信コイル間の相互インダクタンスを、送信コイルと溶融体との間の相互インダクタンスおよび溶融体と受信コイルとの間の相互インダクタンスが同じ程度に低減されることなく低減することができるのであれば、測定感度を高めることができる。このことは提案された装置によって実現される。送信コイルおよび受信コイルの間の間隔によって、2つのコイル間の相互インダクタンスは、コイルと流れる溶融体との間の相互インダクタンスより著しく低減されるので、比dU/Uoは大きくなる。この効果は送信コイルおよび受信コイルの間の金属の分離壁によって一段と高められる。その際間隔dは、コイルケーシングの内径と溶融体が流れる通路の内径との間の差より小さいものであるようにしたい。
【0031】
本発明の装置の送信コイルおよび/または受信コイルは有利には、大抵はセラミックから成っている冶金的容器の流出通路の一部区間に収容されるようにすることができる。その場合その状態に従って鋳造過程の継続を決定する場所でもある測定個所は冶金的容器の流出口の特別近傍に配置されている。
【0032】
本発明の方法および装置は、測定個所で求められた信号を更に評価して殊にパターンに分類するまたは不純物の伴う流れに対する影響を有している可能性がある別の情報と統計的に相関するのに特別な仕方において適している。この形式の情報は例えば、冶金的容器のその時点の残留内容、流出通路の摩耗状態またはセラミックライニングの年齢とすることができる。すなわち例えば先行した鋳造過程から、参照量および将来の注ぎ出しに対する見積もりまたは不純物の同時の流れに先行する典型的なパターンを識別した際に警報または制御信号のトリガのための指示を導出することができる。
【0033】
【実施例】
次に本発明を図示の実施例に付き図面を用いて詳細に説明する。ここで種々様々な実施例における同形式の素子には同じ番号および異なったアルファベットで示されている。
【0034】
図1において、詳しく図示されていない鋳込用取鍋の底部領域3にあるセラミックの流出通路2における本発明の装置のコイル装置1が示されている。この取鍋を通って金属溶融体4が流出する。測定個所における流出速度は2m/sである。鋳込用取鍋は底部領域において鋼鉄の支持構造物5およびセラミックのライニング6を有している。ライニグングは鋼鉄の支持構造物5を金属溶融体4による損傷から防護する。セラミックの流出通路はライニグング6および支持構造物5を貫通しかつ支持構造物5の下方においてプレート状ゲートバルブ7によって詳細に示されていない方法で閉鎖可能である。コイル装置1はライニグング6とゲートバルブ7との間で流出通路2の周りに支持構造物5中に挿入されている。
【0035】
図2に別個に示されているコイル装置は、トーラス軸線の方向に延在している矩形のケーシング9を以てトーラス形状に構成されている。トーラス形状のケーシング9は用途固有に、冶金学的容器の流出領域を定める、支持構造物の厚さおよび/またはセラミックの流出通路の直径のような構成部分に整合されている。ケーシングの内径は例えば300mmにあり、オーステナイトケーシングの壁厚は1mmである。ケーシング9の内部においてその内側13に全高11に渉って送信コイル12および受信コイル14が配置されている。コイルの巻き数は25である。送信コイルはここには図示されていない交流電流発生器に接続されている。交流電流発生器は送信コイルに約100mAの交流電流および100Hzの周波数を供給する。受信コイルは復調器25の入力側に接続されている。
【0036】
図3には本発明の装置の作用が略示されている:金属溶融体4はセラミックの流出通路2を通って冶金学的容器から流れる。流出過程の終わり頃、スラグ19はますます多く流出通路2に運ばれる。その場合にスラグ19は図示されているようにまず離散的な量20においてそして漸く後に、溶融体に対する質量成分が連続的に上昇する、連続的な糸状体21において入り込んでくる可能性がある。
【0037】
送信コイル12は流出する金属溶融体4中に、印加する、図示されていない交流電圧に相応してこれも詳細に図示されていない交番磁界を生成する。交番磁場の磁力線は溶融体4内に送信コイルの高さにおいて流れの方向に延在している。交番磁場は金属溶融体中にいわゆる渦流を生成する。これは今度は受信コイル14に詳しく示されていない電圧を生成する、この電圧はスラグの検出のために受信コイルにおいて取り出される。
【0038】
図4には信号処理が示されている。受信コイル14からの電圧は復調器入力側25に導かれ、測定変換器26において復調されかつ増幅器27を介して導かれる。増幅された信号は第1の信号パス32aにおいて第1のフィルタ33aを介して導かれかつ増幅器34aにおいて増幅されかつ、加算素子35aにおいて累算されかつ振幅フィルタ36aにおいてここには示されていない限界振幅と比較される。この信号も、限界振幅を上回った際の第2の信号も評価エレメント30に供給される。増幅された信号は第2の信号路32bにおいて第2のフィルタ33bを介して導かれかつ増幅器34bにおいて増幅されかつ、加算素子35bにおいて累算されかつ振幅フィルタ36bにおいてここには示されていない限界振幅と比較される。この信号も、限界振幅を上回った際の第2の信号も評価エレメント30に供給される。評価エレメントは出力側31に警告および制御信号を発生する。
【0039】
フィルタ33aおよび33bの伝達特性が図5に共通の波形図において周波数38の関数として示されている。第1のフィルタ33aは0.001Hzのカットオフ周波数39を有している。第2のフィルタ33bは5Hzのカットオフ周波数40を有している。カットオフ周波数39および40は、それ以下だとそれぞれの入力信号が3dBより多く減衰されることになる周波数値を表している。その際第1のフィルタ33aの出力側における信号は実質的に比較的大きい繋がっている(糸状の)スラグ成分によって生成され、第2のフィルタ33bの出力側における信号は離散的に運ばれるスラグ成分によって生成される。
【0040】
図6には、図2のコイル装置の択一的な形態が示されている。ケーシング9において送信コイル12および受信コイル14は間隔16を置いて収容されておりかつ金属壁15によって分離されている。受信コイルの場所における送信コイルの電磁場はコイル間の間隔によって、コイルが直接上下に配置されている場合よりも弱くかつ金属壁の減衰作用によって一層低減される。送信コイルはここには図示されていない交流電流発生器に接続されておりかつ受信コイルは復調器の入力側25に接続されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を有する取り鍋の流出通路を長手方向に切断してみる断面略図である。
【図2】本発明の装置に対する第1のコイル装置の断面図である。
【図3】図1の流出通路の拡大断面図である。
【図4】本発明の装置のブロック線図である。
【図5】本発明の装置のフィルタ特性を示す線図である。
【図6】本発明の装置に対する第2のコイル装置の断面図である。
【符号の説明】
1 コイル装置、 2 吐出口、 3 底部領域、 4 金属溶融体、 12送信コイル、 14 受信コイル、 15 金属壁、 19 スラグ、 30
評価素子、 33a,33b,36a,36b フィルタ
Claims (18)
- 導電率が導電性流体の導電率とは異なっている、該流体中の成分を検出するために、該流体と相互作用下にある電磁場の測定信号を評価する方法において、
測定信号を少なくとも2つのチャネルに分割しかつ評価して、流体中の前記成分の異なっている分布および濃度が捕捉検出されるようにする
ことを特徴とする方法。 - 前記電磁場を交流電流が流れる少なくとも1つの送信コイルによって生成し、前記流体は流れる金属溶融体でありかつ該金属溶融体が流れていく測定個所にて前記電磁場が少なくとも部分的に貫通されるようにしかつ一緒に運ばれていく非金属成分を該測定個所での該磁場の乱れに基づいて検出し、ここで
流れの方向に延びているくっついて一緒に運ばれていく非金属成分は下側のカットオフ周波数fGuの上にある、第1のチャネルにおける乱れに基づいて捕捉検出されかつ同時に溶融体中に分布している離散的な非金属成分は上側のカットオフ周波数fGoより上にある、第2のチャネルにおける乱れに基づいて捕捉検出される
請求項1記載の方法。 - 流れる金属溶融体中は冶金的容器から流出する鋼溶融体でありかつ
非金属成分はスラグおよび/またはガスである
請求項1または2記載の方法。 - 上側のカットオフ周波数fGoと測定個所における流速vとの積は0.1m/s2ないし10m/s2の間にある
請求項2または3記載の方法。 - 下側のカットオフ周波数fGuと測定個所における流れ速度vとの積は0.001m/s2ないし0.01m/s2の間にある
請求項2から4までのいずれか1項記載の方法。 - 送信コイルによって生成される電磁場の乱れを受信コイルにおいて誘起された電圧の乱れに基づいて検出する
請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。 - 流れる金属溶融体中の非金属成分を捕捉検出するための装置であって、
該流れる溶融体を少なくとも部分的に貫通する電磁場を生成するための、交流電流が流れる少なくとも1つの送信コイルと、
溶融体が流れていく測定個所における場の乱れを測定するための測定エレメントと、
評価装置と
を備えている形式のものにおいて、
第1のフィルタエレメントが設けられており、該フィルタエレメントは第1のチャネルにおいて下側のカットオフ周波数fGuより上にある電磁場の乱れを伝え、これにより溶融体中で一緒に運ばれていく非金属成分が捕捉検出可能でありかつ
第2のフィルタエレメントが設けられており、該フィルタエレメントは第2のチャネルにおいて上側のカットオフ周波数fGoより上にある電磁場の乱れを伝え、これにより溶融体中に分布している、離散的に一緒に運ばれる成分が捕捉検出可能である
ことを特徴とする装置。 - 少なくとも1つのチャネルにおいて、チャネルにおいて捕捉検出された測定値を加算値に累算する加算器と、該加算値が限界振幅を上回った場合に信号をトリガする振幅フィルタとが設けられている
請求項7記載の装置。 - 上側のカットオフ周波数fGoと測定個所における流れ速度vとの積は0.1m/s2と10m/s2との間にある
請求項7または8記載の装置。 - 下側のカットオフ周波数fGuと測定個所における流れ速度vとの積は0.001m/s2と0.01m/s2との間にある
請求項7から9までのいずれか1項記載の装置。 - 測定エレメントは受信コイルでありかつ測定個所における電磁場の乱れを受信コイルにおいて誘起された電圧の乱れに基づいて検出する
請求項7から10までのいずれか1項記載の装置。 - 受信コイルにも溶融体が流れるようにすることができる
請求項7から11までのいずれか1項記載の装置。 - 送信コイルは同時に受信コイルである
請求項7から11までのいずれか1項記載の装置。 - 送信コイルおよび/または受信コイルはそれぞれ個々に、少なくとも部分的に強磁性ではない金属性のケーシング内に配置されている
請求項7から13までのいずれか1項記載の装置。 - 送信コイルおよび受信コイルは、少なくとも部分的に強磁性ではない共通の金属性のケーシング内に配置されている
請求項7から14までのいずれか1項記載の装置。 - 送信コイルおよび受信コイルは軸線方向に間隔を置かれかつ金属壁によって相互に分離されておりかつ2つのコイルが1つの共通のケーシングに配置されているかまたはそれぞれのコイルが別個のケーシングに配置されており、ここでケーシングは金属性の材料から成っておりかつ金属材料は少なくとも部分的に強磁性ではない
請求項7から15までのいずれか1項記載の装置。 - 送信コイルおよび受信コイルは冶金的容器の流出通路の少なくとも一区間に組み込まれている
請求項7から16までのいずれか1項記載の装置。 - 請求項7から17までのいずれか1項記載の装置の、流量調整装置を駆動制御するための警報信号および/または制御信号をトリガするためおよび/または離散的なおよび/またはくっついている不純物の捕捉検出の際に金属溶融体の乱れを修正するための装置としての使用。
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