JP2004060270A - 柱用鉄骨の位置修正用治具 - Google Patents

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甲田 信
Masakazu Otani
大谷 正和
Kiyokazu Yamamoto
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Abstract

【課題】操作が容易である柱用鉄骨の修正治具を提供し、また、不用意な操作を防止することができる修正治具を提供すること。
【解決手段】修正治具(14)は、上下両鉄骨のエレクションピース(16,18)を受け入れ可能である空間(24)と、空間に受け入れられる一方のエレクションピースの両側面に向けてそれぞれ伸びるねじ孔(26)及び貫通孔(28)とを有する本体(20)と、本体の周囲に配置された周囲部材であって本体のねじ孔及び貫通孔とそれぞれ整合する貫通孔(36)及びねじ孔(38)を備える周囲部材(22)と、周囲部材の貫通孔を経て本体のねじ孔に噛合する第1のボルト(30)と、周囲部材のねじ孔に噛合しかつ周囲部材の貫通孔を経て伸びる第2のボルト(32)と、本体の空間に受け入れられる他方のエレクションピースを本体に固定するための固定手段(34)とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄骨柱の建方において、先に設置された柱用の下方の鉄骨と、該鉄骨上に配置されこれに継ぎ足される上方の鉄骨との間に生じた水平方向に関する位置的関係の修正に用いられる治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、下方の鉄骨上に載置された鉄骨の水平方向に関する位置を修正するための治具が提案されている(特開平11−303404号)。
【0003】
この治具は、下方の鉄骨の上端部及び上方の鉄骨の下端部にそれぞれ取り付けられ上下方向に伸びかつ互いに相対する側面を有する一対のエレクションピースに固定される本体と、4つのボルトとを備える。
【0004】
前記本体は、両エレクションピースの一部を受け入れ可能である空間を有する。前記空間は、これに受け入れられる下方の鉄骨のエレクションピースの側面に向けて前記本体が水平方向に相対変位が可能である大きさ、より詳細には幅寸法を有する。前記本体は、また、前記空間に受け入れられる下方の鉄骨のエレクションピースの両側面に向けてそれぞれ伸びる一対のねじ孔と、前記空間に受け入れられる上方の鉄骨のエレクションピースの側面に向けて伸びる2つのねじ孔とを有する。これらのねじ孔には、それぞれ、前記4つのボルトが噛合されている。
【0005】
前記従来の治具は、上方の鉄骨の水平方向に関する位置的関係の修正の際、下方の鉄骨及びこれに載置された上方の鉄骨の両エレクションピースに取り付けられ、その本体の空間に両エレクションピースの一部を受け入れる。前記本体は、前記2つのボルトを前進操作させての上方の鉄骨のエレクションピースの側面への突き当てにより、該エレクションピースに固定される。
【0006】
固定後、他の一対のボルトの一方を回転操作させての該ボルトの前進による下方の鉄骨のエレクションピースの側面へ突き当てと、他方のボルトの回転操作による後退とを行うと、下方の鉄骨のエレクションピースに対して前記治具の本体及びこれに固定された上方の鉄骨に水平方向への相対変位が生じ、下方の鉄骨に対する上方の鉄骨の水平方向位置の修正が行われる。
【0007】
しかし、前記一対のボルトの一方及び他方の前進及び後退の両操作は、実際には煩雑である。また、前記一方の前進操作量に誤りがあったときには、前記上方の鉄骨の水平方向位置の再修正のため、今度は前記一方のボルトを後退させ、他方のボルトを前進させる同様の操作を行わなければならない。さらに、水平位置修正の際、前記他方のボルトの後退操作のし忘れがあると、前記一方のボルトの前進操作によって治具の本体に変形や割れを生じ、使用不能となることがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、操作が容易である柱用鉄骨の修正治具を提供することにある。また、本発明の他の目的は、不用意な操作を防止することができる修正治具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、先に設置された柱用の下方の鉄骨と、該鉄骨上に載置されこれに継ぎ足される上方の鉄骨との間に生じた水平方向に関する位置的関係を修正すべく、前記下方の鉄骨の上端部及び前記上方の鉄骨の下端部にそれぞれ取り付けられた上下方向に伸びかつ互いに相対する側面を有する一対のエレクションピースに適用される治具を提供する。
【0010】
本発明に係る治具は、両エレクションピースの少なくとも一部をそれぞれ受け入れ可能である空間を有する本体であって前記空間に受け入れられる一方のエレクションピースの側面に向けての水平方向への相対変位が可能であり、また前記空間に受け入れられる一方のエレクションピースの両側面に向けてそれぞれ伸びるねじ孔及び貫通孔を有する本体と、前記本体の周囲を部分的に取り巻く周囲部材であって前記本体のねじ孔及び貫通孔とそれぞれ整合する貫通孔及びねじ孔を備える周囲部材と、前記周囲部材の貫通孔を経て前記本体のねじ孔に噛合する第1のボルトであってその回転は許すがその軸線方向への移動は阻止するように前記周囲部材に拘束された第1のボルトと、前記周囲部材のねじ孔に噛合しかつ前記周囲部材の貫通孔を経て伸びる第2のボルトと、前記本体の空間に受け入れられる他方のエレクションピースを前記本体に固定するための固定手段とを備える。
【0011】
前記本体の貫通孔は、ねじ孔からなるものとし、前記固定手段は、前記本体に設けられたねじ孔と、該ねじ孔に噛合された、前記本体の空間に受け入れられる他方のエレクションピースに当接可能である第3のボルトとからなるものとすることができる。
【0012】
【発明の作用および効果】
本発明によれば、治具は、前記従来の治具におけると同様にして、下方の鉄骨のエレクションピース及び上方の鉄骨のエレクションピースに取り付けることができる。すなわち、治具の本体をその空間が両エレクションピースの一部を受け入れるように配置した後、前記固定手段、例えば前記本体に設けられたねじ孔に噛合された前記第3のボルトを回転させ、これを他方のエレクションピース(例えば上方の鉄骨のエレクションピース)の側面に突き当てることにより、前記本体を前記上方の鉄骨のエレクションピースに固定することができる。
【0013】
上方の鉄骨のエレクションピースへの前記治具本体の固定後、前記第1のボルトの回転操作及び前記第2のボルトの回転操作をそれぞれ行い、前記周囲部材を水平方向移動させることにより、両ボルトを一方のエレクションピース(例えば下方の鉄骨のエレクションピース)の両側面に当接させる。
【0014】
この状態から、前記第1のボルトの回転操作を行う。このとき、前記周囲部材に軸線方向移動を拘束された前記第1のボルトは、前記周囲部材に対して進退運動をせず、初期の状態を維持される。他方、回転操作が行われない第2のボルトもまたその初期の状態を維持される。このため、前記周囲部材は前記下方の鉄骨のエレクションピースに対して相対移動をすることなく、その初期の状態を維持される。
【0015】
他方、前記第1のボルトと螺合関係又は噛合関係にある前記治具本体は、その空間に受け入れられた下方のエレクションピースに対して水平方向への相対変位が可能であり、この範囲で、回転操作される前記第1のボルトに対して水平方向に相対移動する。このとき、前記治具本体に対してこれを貫通する関係にある前記第2のボルトは、該第2のボルトに沿っての前記治具本体の相対移動を許す。
【0016】
前記治具本体の水平方向移動は、該治具本体に固定されている上方の鉄骨の水平方向移動を生じさせ、これにより、下方の鉄骨に対する上方の鉄骨の水平方向位置の修正を行うことができる。
【0017】
本発明にあっては、前記第1のボルトの回転操作により、上方の鉄骨の一方向及びこれと反対方向への移動を選択的に生じさせることができることから、従来における不用意な操作による治具の破損や変形の機会を低減し、また、上方の鉄骨の再修正が必要なときにこれを容易かつ確実に行うことができる。
【0018】
本発明に係る治具は、その本体として、前記従来の治具の本体を利用することが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、柱の設置のために先に設置された柱用の下方の鉄骨10と、該鉄骨上に載置されこれに継ぎ足される上方の鉄骨12とが示されている。
【0020】
上方の鉄骨12は、下方の鉄骨10に対してずれがあるとき、すなわち下方の鉄骨10と共軸関係にないとき、本発明に係る治具14を用いて、その水平方向に関する位置的関係が修正される。
【0021】
上方の鉄骨12は、その位置の修正後、下方の鉄骨10に例えば溶接により接合される。前記柱は、さらに上方に載置される他の鉄骨についての位置の修正及び上下両鉄骨の接合を繰り返すことにより形成される。
【0022】
図示の鉄骨10,12は矩形の横断面形状を有するが、本発明は、矩形以外の横断面形状、例えば円形の横断面形状を有する鉄骨についても適用することができる。
【0023】
下方の鉄骨10及び上方の鉄骨12には、それぞれ、板状を呈する複数の鋼製エレクションピース(以下、単に「ピース」という。)16,18が取り付けられている(但し、その一つのみを示す。)。ピース16,18は、それぞれ、各鉄骨10,12の周方向へ互いに間隔をおいて配置されかつ各鉄骨に溶接されている。
【0024】
図示のピース16,18は全体に矩形状を呈し、前記鉄骨の外周面からこれに直角な方向へ突出し、かつ前記鉄骨の上下方向へ伸びている。各鉄骨へのピース16,18の取り付けは、下方の鉄骨10についてはその設置前に、また上方の鉄骨12については下方の鉄骨10上への載置前に予め行われる。
【0025】
上方の鉄骨12は、これを下方の鉄骨10上に載置するとき、両鉄骨のピース16,18が上下に互いに相対することとなるように、例えばクレーンで吊り降ろされる。
【0026】
下方の鉄骨10上への上方の鉄骨12の載置後、両鉄骨のピース16,18の一方に治具14を固定する。図示の例では上方の鉄骨のピース18に固定する。
【0027】
治具14は、鋼製の本体20と、本体20の周囲に配置され該本体を部分的に取り巻く全体にU字形を呈する鋼製の周囲部材22とを含む。
【0028】
本体20は全体に細長い箱形の形状を有する。本体20は、両鉄骨10,12に相対するその開放面から両ピース16,18の少なくとも一部を受け入れ可能である1つの空間24を有する。より詳細には、空間24は、上方のピース18の上端から下方のピース16の下端までの距離以上の長さ寸法、各ピースの幅寸法(厚さ寸法)以上の大きさの幅寸法、及び両ピースの両鉄骨10,12からの突出長さより小さい奥行寸法を有する。前記1つの空間とすることに代えて、両ピース16,18の一部をそれぞれ受け入れ可能である2つの空間(図示せず)とすることができる。
【0029】
さらに、本体の空間24の幅寸法については、特に、上方の鉄骨のピース18を受け入れる部分(上部分)が該ピースの厚さ寸法よりもわずかに大きく、かつ、下方の鉄骨のピース16を受け入れる部分(下部分)が該ピースの厚さ寸法よりもさらに一層大きいものに設定されている。これにより、空間24の下部分に受け入れられたピース16に対する治具本体14の水平方向への相対変位が可能とされている。
【0030】
本体20は、また、互いに相対するねじ孔26及び貫通孔28を有する。ねじ孔26及び貫通孔28は、それぞれ、本体20の外部からその内部である空間24に向けて、すなわち空間24に受け入れられる下方の鉄骨のピース16の両側面に向けて伸びている。ねじ孔26には後記第1のボルト30が噛合され、貫通孔28に後記第2のボルト32が通される。
【0031】
治具の本体20は、これとほとんど同一の全体形状を有する前記従来の治具の本体をもってこれに当てることができる。前記従来の治具の本体は、ねじ孔26及び貫通孔28の形成位置に一対のねじ孔を有するところ、前記従来の治具の本体を利用するときは、その両ねじ孔の一方を貫通孔28として利用することができる。
【0032】
治具の本体20は、その空間24に両ピース16,18を受け入れるように配置した後、後述する固定手段34でピース18に固定することができる。
【0033】
本体20の周囲を部分的に取り巻く周囲部材22は、その両端部をそれぞれ貫通する貫通孔36及びねじ孔38を有する。これらの貫通孔36及びねじ孔38は、それぞれ、本体のねじ孔26及び貫通孔28に相対し、整合している。
【0034】
互いに整合する周囲部材の貫通孔36及び本体のねじ孔26に第1のボルト30が通され、ねじ孔26と噛合している。また、互いに整合する周囲部材のねじ孔38及び本体の貫通孔38に第2のボルト32が通され、ねじ孔38と噛合している。
【0035】
第1のボルト30は、さらに、該ボルトの回転は許すがその軸線方向への移動は阻止するように周囲部材22に拘束されている。図示の例では、第1のボルト30の軸部をその頭部に接して取り巻くリング40と、リング40及び第1のボルト30の軸部を貫通するピン42を介して、拘束されている。
【0036】
治具の本体20を上方の鉄骨のピース18に固定するための固定手段34は、図示の例では、従来の治具の本体におけると同様、本体20の前記上部分において上下方向に互いに間隔をおいて設けられた一対のねじ孔44,46と、両ねじ孔44,46にそれぞれ噛合された一対の第3のボルト48,50とからなる。
【0037】
各ねじ孔44,46は本体20の外部から空間24へ伸び、各第3のボルト48,50の回転操作により、該ボルトの先端部をピース18の側面に強く押し付ける。これにより、本体20がピース18に固定される。図示の例に代えて、ねじ孔44,46の一方と、これに噛合する両ボルト48,50の一方とすることができる。図示の例では、本体の空間24の前記上部分の幅寸法が比較的小さいため、わずかな量の締め付け操作により、この固定作業行うことができる。
【0038】
本発明の治具14を用いた、下方の鉄骨10上に対する上方の鉄骨12の水平方向位置の調整は、両鉄骨のピース16,18への治具14の取付または固定(図2)の後、第1のボルト30及び第2のボルト32をそれぞれこれらの先端が下方の鉄骨のピース16の両側面の一方に当接するまで回転させる(図3)。
【0039】
第1のボルト30の回転操作により本体20との噛合位置を変化させると、第1のボルト30がピース16に当接するまでの間、第1のボルト30と実質的に一体である周囲部材22が図2で見て右方へ移動する。第2のボルト32は、本体20に対して螺合関係にないため、周囲部材22と共に移動し、周囲部材22の移動を阻害しない。また、第2のボルト32はその回転操作により、周囲部材22との噛合位置を変化させ、ピース16に向けて移動する。
【0040】
次に、第1のボルト30のみを回転操作し、これにより、上方の鉄骨12の水平位置の修正を行う。
【0041】
すなわち、修正方向が図3で見て左方向であるときは、第1のボルト30をさらに同方向に回転させる。このとき、第1のボルト30はその軸線方向に前進することなくピース16との当接状態を維持し、また、第2のボルト32がピース16に当接しているため、周囲部材22は水平方向移動をしない。このため、第1のボルト30の回転操作により、該ボルトとの噛合位置を変える本体20が左方へ水平移動する(図4)。本体20のこの水平移動により、本体20に固定されている上方の鉄骨12が本体20と共に左方向へ水平移動する。
【0042】
また、修正方向が図3で見て左方向であるときは、第1のボルト30を反対方向へ回転させる。このときも、同様に、第1のボルト30はその軸線方向に前進することなくピース16との当接状態を維持し、周囲部材22は水平方向移動をしない。このため、第1のボルト30の回転操作と共に該ボルトとの噛合位置を変える本体20が右方へ水平移動する(図5)。その結果、上方の鉄骨12が本体20と共に右方向へ水平移動する。
【0043】
したがって、本発明の治具14によれば、第1のボルト30の回転操作のみで、上方の鉄骨12を水平方向の左右いずれにも移動させ、下方の鉄骨10に対する位置の修正を行うことができる。
【0044】
また、このため、従来の前記治具における一対のボルトの一方を緩めて他方のボルトを締め付けて行う上方の鉄骨の位置修正に比べて、その修正作業を容易に行うことができる。さらに、修正量が過大であった場合における方向を変えての再修正についても、従来に比べて容易かつ短時間で行うことができる。さらに、前記従来の治具における一方のボルトの緩め忘れ下での他方のボルトの締め付けによる治具本体の変形、破損を回避することができる。
【0045】
治具14はこれを上下逆様に配置して、使用することもできる。この場合、治具14は第3のボルト48,50により下方の鉄骨のピース16に固定され、上方の鉄骨のピース18に対する第1及び第2のボルト30,32の回転操作により、上方の鉄骨12の水平方向位置の修正を行う。
【0046】
符号52(図1)は、両ピース16,18に対する治具14の固定をより強固にすべく、本体20の下端に設けられたねじ孔54に噛合されたボルトを示す。ボルト52はこれを回転させることにより空間24に進められ、ピース16の下端面に突き当てられている。
【0047】
また、符号56,58は治具14の重量軽減のために設けられた、空間24に連なる開口であり、両開口56,58以外の他の開口60は、上方の鉄骨12の傾きを修正するための装置(図示せず)を設置するために設けられた、空間24に連なる開口である。
【図面の簡単な説明】
【図1】柱用の上下両鉄骨に適用された、本発明に係る治具の正面図である。
【図2】両鉄骨のピースに取り付けられた治具をその周囲部材の配置位置で切断した断面図である。
【図3】図1の線3−3に沿って得た治具の断面図であって、図2におけると同位置で切断した、第1のボルト及び第2のボルトを下方の鉄骨に突き当てた状態における治具の断面図である。
【図4】第1のボルトを一方向へ回転させて、上方の鉄骨を一の水平方向へ移動させている状態における図3と同様の治具の断面図である。
【図5】第1のボルトを反対方向へ回転させて、上方の鉄骨を水平方向へ反対側に移動させている状態における図3と同様の治具の断面図である。
【符号の説明】
10,12 下方及び上方の柱用鉄骨
14,20,22 治具、その本体及びその周囲部材
16,18 ピース
24 ピースを受け入れるための本体の空間
26,28 本体のねじ孔及び貫通孔
30,32 第1のボルト及び第2のボルト
34 固定手段
36,38 周囲部材の貫通孔及びねじ孔

Claims (3)

  1. 先に設置された柱用の下方の鉄骨と、該鉄骨上に載置されこれに継ぎ足される上方の鉄骨との間に生じた水平方向に関する位置的関係を修正すべく、前記下方の鉄骨の上端部及び前記上方の鉄骨の下端部にそれぞれ取り付けられた上下方向に伸びかつ互いに相対する側面を有する一対のエレクションピースに適用される治具であって、
    両エレクションピースの少なくとも一部をそれぞれ受け入れ可能である空間を有する本体であって前記空間に受け入れられる一方のエレクションピースの側面に向けての水平方向への相対変位が可能であり、また前記空間に受け入れられる一方のエレクションピースの両側面に向けてそれぞれ伸びるねじ孔及び貫通孔を有する本体と、
    前記本体の周囲を部分的に取り巻く周囲部材であって前記本体のねじ孔及び貫通孔とそれぞれ整合する貫通孔及びねじ孔を備える周囲部材と、
    前記周囲部材の貫通孔を経て前記本体のねじ孔に噛合する第1のボルトであってその回転は許すがその軸線方向への移動は阻止するように前記周囲部材に拘束された第1のボルトと、
    前記周囲部材のねじ孔に噛合しかつ前記周囲部材の貫通孔を経て伸びる第2のボルトと、
    前記本体の空間に受け入れられる他方のエレクションピースを前記本体に固定するための固定手段とを含む、治具。
  2. 前記本体の貫通孔は、ねじ孔からなる、請求項1に記載の治具。
  3. 前記固定手段は、前記本体に設けられたねじ孔と、該ねじ孔に噛合された、前記本体の空間に受け入れられる他方のエレクションピースに当接可能である第3のボルトとからなる、請求項1に記載の治具。
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