JP2004059286A - スライド機構およびそれを用いた搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】伸縮機能を持つコンパクトなスライド機構およびそれを用いた搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送テーブルが、固定ベースに対して自走または他走により直線方向に移動する第1移送手段上にあって、且つ、該第1移送手段の移動に連動して移動し、且つその移動量が重畳される第2移送手段上に配設されおり、前記第1移送手段がねじ伝導装置または捲き掛伝導装置を備えたものであり、また第2移送手段が他の捲き掛伝導装置を備えたものであって、該他の捲き掛伝導装置における捲き掛伝導部材の一箇所が固定ベースに直接または間接に固定されているスライド機構およびそれを用いた搬送装置。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は伸縮機能を持つスライド機構およびそれを用いた搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワークの搬送を行う搬送装置は図10(A)、(B)、(C)に示すスライド機構を用いて搬送テーブルを移動させるものや、図11(A)、(B)、図12(C)に示すリンク機構を持った搬送アームを用いてアームの伸縮移動で行うものなどがある。
図10の搬送装置は、ベース201上に第1ブロック202に取り付けたスライドレール203とスライドブロック204から成る直動案内軸受が設けられており、スライドレール203上を直線移動するスライドブロック204上にはワーク213が移載される搬送テーブル205が取り付けてあり、スライドレール203上をスライドブロック204が移動可能な範囲内で搬送テーブル205に往復動作を与えるものである。
【0003】
本搬送装置は、その搬送量が第1プーリ207と第2プーリ208の軸間距離の範囲で決められている。従って、大きな搬送量を得ようとするときは、当然その距離に相当する長さの搬送装置を用意しなければならないし、そのため設置スペースや収納スペースは大きなものとなるばかりでなく、コスト的にも好ましくない。
【0004】
また、従来の図11、図12に示す搬送装置は、リンク機構を持つ搬送アームを用いたものであり、第1アーム309と第2アーム312から成る1対のリンク機構により、第1アーム309に与えられた枢動角度に応じた搬送量を第2アーム312に連結された移載アーム316、それに積載されたワーク319に与えるものである。本装置はピン係合によるリンク系であるため、第1アーム309の角度により基本的にワーク319は搬送によりその高さが上下に変動されてしまうか、またはこれを避けるために第1アーム309の角度0(垂直位置)における第2アーム312のシャフト315位置が水平に保たれる範囲の極めて狭い範囲に搬送距離が制限されることなどの不具合が生じる。
この搬送範囲を拡げるためには第1アーム309および第2アーム312の長さ、強度を増さなければならないし、そのスペース、コストの多大な増加は避けられない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のごとく、従来のスライド機構(図10)やリンク機構を持つ搬送アーム(図11、12)を用いた搬送装置では、必要とするワークの搬送距離(ストローク値)がスライドレールや搬送アームの長さを決定する要因となっており、このことは搬送装置の外形サイズ(搬送アームの場合はアームの旋回による他と干渉しない領域も含めて)を決定する要因にもなっており、ストローク値の増減は搬送装置の外形サイズに影響を与える。
【0006】
このため、例えば製造装置内部のワーク搬送に前述の機構を持った搬送装置を用いた設計を行う場合、ワークの搬送に必要なストローク値によって決定される搬送装置の外形サイズは、製造装置の外形サイズにも影響を及ぼす要因でもあり、ストローク値が大きくなると製造装置内部での搬送装置が占有する面積割合も増加すると共に製造装置の外形サイズも拡大する傾向にある。
このため装置のコンパクト化を図ったり、製造装置の外形サイズが既に決まっている場合などストローク値に制限が加わる場合は、必要とするストローク値の確保が困難となる。また、近年搬送を行うワークサイズが増大することも搬送装置の外形サイズを増大させる要因の一つとなっている。
【0007】
上述のごとく、スライド機構を用いた従来の搬送装置では、スライド機構の搬送テーブルを移動させるための駆動機構のストローク値はスライド機構と同等のストローク値を確保する必要があり、スライド機構のストローク値は駆動機構のサイズも決定する要因になっている。このため、スライド機構のストローク値増加は駆動機構のストローク値増加を招き、結果的には搬送装置の外形サイズを拡大させることになる。
【0008】
更に、リンク機構を持つ従来の搬送アームでは、第1アームと第2アームに用いた夫々のスプロッケトは移載アームが水平移動する設計値の減速比ではなく、設計値の近似値を採った歯数のスプロッケトを使用しており移載アームの水平と高さを一定に保ったまま移動させることは実際には不可能に近い。
また、第1アームと第2アームに張られた夫々のローラチェーンの張力調整によって移載アームの水平と高さを保つ機構となっており、ローラチェーンの張力変化による移載アームの水平と高さに狂いが生じ易いため、搬送を行うワークやワークの移載ポイントにおいては位置決めの寸法的な余裕が必要となり、正確なワークの搬送を必要とする設備には適さない。
【0009】
また、メンテナンス工数においてもローラチェーンは正確な位置決めの再現性に乏しく、左右のアーム動作を正確に同期させる張力調整には経験と時間を要する他、移載アーム上のワーク荷重や経年変化による伸びや摩耗で張力が著しく変化するため移載アームの水平と高さを一定に安定移動させるには、常にローラチェーンの張力を一定に保つ調整が必要となり各アーム動作の性能維持に多大なメンテナンス工数が掛かる。
【0010】
本発明は、上記の事情に鑑み、搬送距離が大きく、且つコンパクトな伸縮機能を有するスライド機構およびそれを用いた搬送装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明のスライド機構は次のように構成したものである。
1) 搬送テーブルを、固定ベースに対して自走または他走により直線方向に移動する第1移動手段上にあって、且つ、該第1移動手段の移動に連動して移動し、且つその移動量が重畳される第2移動手段上に配設したスライド機構であり、2) また、上記1)における第1移動手段をねじ伝導装置または捲き掛伝導装置を備えるものとし、また第2移動手段を他の捲き掛伝導装置を備えるものとし、該他の捲き掛伝導装置における捲き掛伝導部材の一箇所を固定ベースに直接または間接に固定したものである。
【0012】
3) また、上記1)において、第1移動手段を固定ベース上に固定されたヒンジを中心として枢動する回転アームとカムフォロア、カムフォロアガイドによる円弧運動を直線運動に変換する変換装置とし、また第2移動手段を前記他の捲き掛伝導装置であって、該他の捲き掛伝導装置における捲き掛伝導部材の一箇所を固定ベースに直接または間接に固定したものである。
【0013】
4) 上記1)乃至3)において、捲き掛伝導装置を、タイミングベルト、ローラチェーン、Vベルト、ロープのいずれかを捲き掛伝導部材としたものであり、5) また、スライド機構において、固定ベースに直接または間接に固定され、第1移動手段をガイドするスライドブロックと、搬送テーブル側に固定された他のスライドブロックと、前記スライドブロックおよび他のスライドブロックとその上部および下部に嵌め合わされた前記スライドブロックおよび他のスライドブロックの共通のガイドであるスライドレールと、第2移動手段の捲き掛伝導部材に結合された搬送テーブルとを備えたスライド機構であって、前記第2移動手段を第1移動手段と連動して移動し、前記搬送テーブルの移動量は第1移動手段の移動量と第2移動手段内における移動量とが重畳されたものである。
【0014】
6) また、上記1)乃至5)において、重畳された移動量を第1移動手段による移動量の2倍以下としたものであり、
7) 上記5)において、スライドレールを、上下2つのレールを背中合わせに結合して構成された一体化したダブルスライドレールとしたものである。
【0015】
さらに、本発明の搬送装置は次のように構成したものである。
8) 上記1)乃至7)のいずれかに記載のスライド機構を使用した搬送装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1(A)、(B)、(C)、(D)は本実施の形態を説明するための説明図で、図1(A)は本実施の形態の正面図、図1(B)は平面図、図1(C)は側面図、図1(D)は(C)のA−A線断面図である。
図2(A)、(B)は本実施に形態における、動作終了時の状態を説明する説明図で、図2(A)は平面図、図2(B)は側面図である。
図において、1はベース、2は第1スライドブロック、3は第1スライドレール、4は第2スライドレール、5は第2スライドブロック、6は搬送テーブル、7は第1ブロック、8は第2ブロック、9は第1プーリ、10は第2プーリ、11はタイミングベルト、12は第3ブロック、13は第4ブロック、14はボールネジ、15は第1サポートブロック、16は第2サポートブロック、17はナット、18はモータ、19はモータプレート、20はカップリング、21はワークである。
【0017】
本実施の形態は、基本的にベース1に対して直線的に移動する系である第1移動手段と、第1移動手段の移動に連動して直線的に移動量が重畳して移動される系である第2移動手段よりなるものであり、該第1の移動手段の直線的な移動がねじ伝導装置、特にボールネジによる伝導装置を備えたものである。
【0018】
本実施の形態を図を参照して以下詳細に説明する。
図1において、べ−ス1上には第1の直動案内軸受の第1スライドレール3と第2の直動案内軸受である第2スライドレール4が背中合わせに結合された状態(以下、ダブルスライドレール22という)で構成されている。該ダブルスライドレール22の第1スライドレール3側は、剛性を持たせるために2個連結した第1スライドブロック2がベース1に固定されている。
【0019】
即ち、第1移動手段には前記ボールネジによる伝導装置と、第1スライドブロック2にガイドされるダブルスライドレール22が備えられている。また、第2移動手段は、前記ダブルスラドレール22をガイドとする第2スライドブロック5および捲き掛け伝導部材であるタイミングベルト11が前記第2スライドブロック5上の搬送テーブル6に固定された捲き掛け伝導装置(タイミングベルト伝導装置)を備えている。
【0020】
また、搬送テーブル6は、前記ダブルスライドレール22の第2スライドレール4側に嵌め合う、第2移動手段の第2スライドブロック5の上面に取り付けられている。このダブルスライドレール22の両端には回転する第1プーリ9と第2プーリ10の保持を行う第1ブロック7と第2ブロック8が設けられている。この両プーリ間に張ったタイミングベルト11は、2個連結した前記第1スライドブロック2の中心を起点に、タイミングベルト11の長さの1/2の位置に第2スライドブロック5の中心がくるように、それぞれベース1と搬送テーブル6に第3ブロック12、第4ブロック13で挟み込んで固定されている。
また、第1スライドブロック2の両サイドから第1プーリ9と第2プーリ10を介して第2スライドブロック5の両サイドに至るまでのベルトの長さは均等になっている。
【0021】
また、前記べ−ス1上にはボールネジ14を保持する第1サポートブロック15と第2サポートブロック16及びモータ18を固定するモータプレート19が設けられている。該ボールネジ14の軸端とモータ18の出力軸はカップリング20で連結され、モータ18によるボールネジ14の回転で第1および第2サポートブロック間を直線移動するボールネジ14のナット17により第1移動手段は直線移動を与えられる。
【0022】
図2(A)、(B)は第2移動手段上の搬送テーブルが、第1移動手段の直線移動に連動して移動量が重畳された状態を示している。
即ち、ボールネジ14がモータ18側から見て時計回りに回転するとナット17は矢印n1の方向へ移動する。同様にナット17を保持固定した第1ブロック7も同方向へ移動を行うことで第1ブロック7に押されてダブルスライドレール22がべ−ス1に固定した第1スライドブロック2上を矢印A1の方向へ移動する。 このときスライド機構の両サイドに保持した第1プーリ9と第2プーリ10の間に位置する第1スライドブロック2との距離が第2プーリ10側では第1スライドブロック2を起点に、矢印A1の方向へ拡大していき、第1プーリ9側では逆に縮小していく。
【0023】
このとき第1プーリ9、第2プーリ10間に張ったタイミングベルト11は第2プーリ10側に矢印A1の方向へ引っ張る力が発生し、それにより第1スライドブロック2の中心を起点に第1プーリ9と第2プーリ10を介し、矢印b1の右回りに水平移動していく。このタイミングベルト11の移動に伴ってタイミングベルト11に固定された搬送テーブル6も第2スライドレール4上を第2スライドブロック5と共に矢印A1の方向へ移動し搬送テーブル6が伸びた状態になる。
また、ボールネジの回転を反時計回りにした場合は、上記と逆の動作になる。
【0024】
以上のように、本実施の形態によれば、第1移動手段のボールネジ14の回転によるナット17の移動量に対して、第2移動手段上にある搬送テーブルの移動量はナット17の移動距離と同一の距離が重畳される結果となる。
即ち、ナット17の移動距離(N)×2=ダブルスライドレール22の移動距離(S1)+第2スライドブロック5の移動距離(S2)=搬送テーブル6の移動距離(M)となる。
【0025】
これは、従来の同一の移動距離を1本のスライドレールのみで実現する場合に比べて、スライド機構の全長が短く構成されコンパクトになっている。また、スライド機構が必要とするストローク値の1/2で第1移動手段を動かせばよいので第1移動手段の駆動部分のストローク値も1/2となる。さらに従来2組を2段重ねなどして使用していたスライドレールを背中合わせに結合し一体化することにより、従来のレール固定用のベースプレートをレール間に使用することを必要とせず、装置全体の高さも抑えられる。即ち、本実施の形態のスライド機構を用いることにより、搬送装置の外形サイズを拡大することなしに2倍のストローク値を得ることができ搬送装置のコンパクト化に寄与する。
【0026】
[実施の形態2]
図3(A)、(B)は、本発明の実施の形態2を説明するための説明図であり、図3(A)は平面図、図3(B)は側面図を示す。
図において、34はモータプレート、35は第5ブロック、36はモータ、37は第3プーリ、38は第4プーリ、39は第2タイミングベルト、40は第6ブロック、41はワークである。なお、実施の形態1と同一の構成部分には、同一の符号を付し説明は省略する。
【0027】
本実施の形態は、基本的には第1移動手段において、実施の形態1におけるボールネジ伝導装置を第2タイミングベルト39を捲き掛け伝導部材とする捲き掛け伝導装置に換えたものである。第2移動手段は実施の形態1と同様タイミングベルト11を捲き掛け伝導部材とする捲き掛け伝導装置である。また、第1ブロック7は第2タイミングベルト39を第6ブロック40で固定するものとなる。
【0028】
以下、図に従って本実施の形態を説明する。
べ−ス1上に固定したモータプレート34に取り付けたモータ36にはモータ出力軸に第3プーリ37が固定され、第4プーリ38はベース1上に固定された第5ブロック35で保持され、第3プーリ37、第4プーリ38間には第2タイミングベルト39が張られている。該第2タイミングベルト39の一部は第6ブロック40で第1移動手段の第1ブロック7に固定してあり、モータ出力軸の回転による第3プーリ37、第4プーリ38間での第2タイミングベルト39の移動を第1移動手段側へ伝達している。
【0029】
モータ出力軸が左回転を行うと第3プーリ37、第4プーリ38間を第2タイミングベルト39は矢印t1の方向へ水平移動する。同様にベルト押えで第2タイミングベルト39を固定した第1ブロック7も同方向へ移動される。この移動により実施の形態1と同様にダブルスライドレール22と共に第2スライドブロック5に固定された搬送テーブル6もタイミングベルト11の矢印b1方向への水平移動に伴って第2スライドレール4上を矢印A1の方向へ移動を行い第2移動手段が伸びた状態になる。また、モータ出力軸を左回転にした場合は上記と逆の動作になる。
【0030】
以上のように、本実施の形態は、実施の形態1と同様に第1移動手段により入力されたタイミングベルト39の移動距離は、連動してそれぞれ個々に移動するダブルスライドレール22と第2スライドブロック5によって入力された第1移動手段の移動量と同一の移動距離が重畳移動される。即ち、タイミングベルト39の移動距離(T)×2=ダブルスライドレール22の移動距離(S1)+第2スライドブロック5の移動距離(S2)=搬送テーブル6の移動距離(M)となる。
【0031】
本実施の形態により、同一の移動距離を1本のスライドレールのみで実現する従来の場合に比べてスライド機構の全長が短く構成され、コンパクトになっている。また、スライド機構が必要とするストローク値の1/2で第1移動手段を動かせばよいので第1移動手段の駆動部分のストローク値も1/2となる。また一体化したダブルスライドレールとすることにより高さも抑えることができ、本実施の形態2のスライド機構を用いることで、搬送装置の外形サイズを拡大することなしに、2倍のストローク値を得ることができ、搬送装置のコンパクト化、更にボールネジ駆動方式からタイミングベルト駆動方式へ変更することにより搬送装置のコストダウンを図ることができる。
【0032】
[実施の形態3]
図4(A)、(B)および図5は本発明の実施の形態3を説明するための説明図である。図4(A)は本実施の形態の正面図、図4(B)は本実施の形態の側面図、図5は、本実施の形態において第1移動手段と連動する第2移動手段によりワークが最長に移動された状態を示す図である。
【0033】
図4(A)、(B)において、101はベース、102はサイドプレート、103は第1プレート、104は第3スライドブロック、105は第3スライドレール、106は第4スライドレール、107は第4スライドブロック、108は第2プレート、109は移載アーム、110は第7ブロック、111は第8ブロック、112は第5プーリ、113は第6プーリ、114は第3タイミングベルト、115はカムフォロアガイド、116は減速機、117はモータ、118はモータプレート、119はカップリング、120は出力軸、121は回転アーム、122はカムフォロア、123はワークである。
【0034】
本実施の形態は、基本的には実施の形態1における第1移動手段をカムリンク機構を有する搬送アーム手段に変えたものである。第2移動手段である捲き掛け伝導装置は実施の形態1と同様である。
以下図面を参照して、本実施の形態を説明する。なお、第2移動手段における説明は実施の形態1の場合に準じるためこれを省略する。
【0035】
図4、図5を参照して、ベース101に固定され倒立する、上部に第3スライドブロック104を固定した1対で対面する対称形状のサイドプレート102がある。該サイドプレート102の中間部に両サイドプレート102に差し渡された出力軸120と、該出力軸120に枢動係合し、端部にカムフォロア122を有する回転アーム121が設けられている。
第1移動手段として該回転アーム121は、ベース101上でモータプレート118に取り付けられたモータ117、カップリング119、減速機116を介した入力軸120により枢動が与えられる。
【0036】
枢動された回転アーム121は、その端部にあるカムフォロア122とカムフォロアガイド115に設けられた溝により円弧運動を直線運動に変える変換装置を形成している。
即ち、減速機116の出力軸120の矢印k1の右回転により、回転アーム121も同方向へ回転する。このときカムフォロアガイド115の溝を回転アーム121の端部のカムフォロア122が倣うことで回転アーム121の円弧動作を直線動作へ換え、カムフォロアガイド115が取り付けてある第7ブロック110は矢印k2の方向へ押される。
【0037】
これにより第3スライドブロック104上をダブルスライドレール124(第3スライドレール105、第4スライドレール106を背中合わせに一体化したもの)が矢印A1の右方向へ移動することになり、実施の形態1と同様に第2移動手段としてダブルスライドレール124と共に第4スライドブロック107に固定された移載アーム109も、タイミングベルト114の矢印b1方向への水平移動に伴って第4スライドレール106上を矢印A1の方向へ移動し、スライド機構が伸びた状態になる。また、減速機の出力軸を左回転にした場合は上記と逆の動作になる。
【0038】
以上のように実施の形態1と同様に入力された円弧動作を直線動作に変換された移動距離は倍増される。即ち、カムフォロアガイド115の移動距離(K)×2=ダブルスライドレール124の移動距離(S1)+第4スライドブロック107の移動距離(S2)=移載アーム109の移動距離(M)となる。これにより従来の同一の移動距離を1本で実現した場合に比べてスライド機構の全長が短く構成されコンパクトになっている。
【0039】
また、実施の形態1と同様に第1移動手段の駆動部分でのストローク値は、必要とする第2移動手段における移動距離の1/2でよく、また一体化したダブルスライドレール124とすることにより高さも抑えられ、搬送装置をコンパクト化することができる。更に、本実施の形態においては、第1移動手段をカムリンク機構を持つ搬送アームに置き換えたことにより搬送アームが可動するために占めていた不干渉領域の確保、ローラチェーンのメンテナンスが不要、移載アームの停止位置の再現性が確実となり、搬送アームの性能維持を行うためのメンテナンス工数が大幅に削減でき、コストダウンにも寄与する。
【0040】
[実施の形態4]
図6(A)、(B)、(C)、および図7(A)、(B)は本発明の実施の形態4を説明する説明図である。
図6(A)は平面図、図6(B)は側面図、(C)はA−A断面図、図7は本実施の形態における第1移動手段に連動され重畳された第2移動手段の移動量の状態を説明する図であり、図7(A)は平面図、図7(B)は側面図である。
図において、64はモータプレート、65はモータ、66はピニオンギヤ、67はラックギヤ、68はワークである。なお、実施の形態1と同一の構成部分には、同一の符号を付し説明は省略する。
【0041】
本実施の形態4は、基本的には実施の形態1の第1移動手段におけるボールネジ伝導装置を、移動される第1移動手段に実装された駆動用モータ65、ピニオンギヤ66と、ベース1に固定されたラックギヤ67との組み合わせに変えたものであり、直動案内軸受であるダブルスライドレール22を2本としたものである。
以下、図を参照して本実施の形態を説明する。
【0042】
第1の直動案内軸受である第1スライドレール3と第2の直動案内軸受である第2スライドレール4を背中合わせに結合したダブルスライドレール22を2本平行に配置し、その両端には第1プーリ9と第2プーリ10の保持を兼ねた連結用の第1ブロック7と第2ブロック8が連結されている。
ダブルスライドレール22下部の第1スライドブロック2はべ−ス1上に固定されており、上部の第2スライドブロック5には搬送テーブル6が取り付けられている。
【0043】
第1プーリ9、第2プーリ10間に張られたタイミングベルト11は第1スライドブロック2の中心を起点として、タイミングベルト11長の1/2の位置に第2スライドブロック5の中心がくるようにそれぞれベルト押えの第3ブロック12と第4ブロック13で挟み込んでべ−ス1と搬送テーブル6に固定されている。
第1ブロック7に固定したモータプレート64にはピニオンギヤ66を出力軸に固定したモータ65が取り付けられピニオンギヤ66と噛み合うラックギヤ67がべ−ス1上に取り付けられている。
【0044】
図7において、第1ブロック7に固定されたモータ65の出力軸が矢印k1の右回転を行うと、ベース1上に固定されたラックギヤ67上をピニオンギヤ66が噛み合いながら矢印r1の右方向へ移動していく。同時に、第2移動手段に平行に配置された2本のダブルスライドレール22も第1ブロック7に押されて第1スライドブロック2上を矢印A1の右方向へ移動していく。
これによりダブルスライドレール22と共に第2スライドブロック5に固定された搬送テーブル6も、タイミングベルト11の矢印b1方向への水平移動に伴い第2スライドレール4上を矢印A1の方向へ移動し、本スライド機構が伸びた状態になる。また、モータの出力軸を左回転にした場合は上記と逆の動作になる。
【0045】
以上のように、本実施の形態によれば、実施の形態1と同様に第1移動手段の移動量にに連動され重畳される第2移動手段上における移動量は倍増される。
即ち、ピニオンギヤ66の移動距離×2=ダブルスライドレール22の移動距離(S1)+第2スライドブロック5の移動距離(S2)=第2移動手段側での搬送テーブル6の移動距離(M)となり、従来の同一の移動距離を1本のスライドレールで実現した場合に比べてスライド機構の全長が短く、コンパクトになっている。また、スライド機構が必要とするストローク値の1/2で第1移動手段を動かせばよいので第1移動手段の駆動部分のストローク値も1/2となる。また、ラックギヤ67とピニオンギヤ66を用い、モータ65を実装することにより、ベース1上にはモータ65を取り付ける場所が不要になり、簡素化とコンパクト化が図れる。更に一体化したダブルスライドレール22としたことにより高さも抑えられる。 本実施の形態4により搬送装置の外形サイズを拡大することなしに2倍のストローク値を得ることができ、搬送装置のコンパクト化とコストダウンに寄与できる。
【0046】
[実施の形態5]
図8(A)、(B)、(C)、(D)および図9(A)、(B)は、本発明の実施の形態5を説明するための説明図である。
図8(A)は本実施の形態の正面図、図8(B)はその平面図、図8(C)は側面図、図8(D)はA−A断面図である。また、図9は本実施の形態における第2移動手段により移動量が重畳された状態を示す説明図で、図9(A)は平面図、図9(B)は側面図である。
【0047】
図において、81はベースブロック、82はスライドブロックa、83はスライドレールa、84はスライドレールb、85はスライドブロックb、86はサイドプレート、87は搬送テーブル、88はモータプレート、89はブロックa、90はモータ、91はプーリa、92はプーリb、93はタイミングベルト、94はブロックb、95はブロックc、96はワークである。
【0048】
本実施の形態は、基本的には駆動用モータ90を第1移動手段上に実装することは実施の形態4と同様であるが、該モータ90により直接第2移動手段におけるプーリa91を回転駆動するところのみが異なるものである。
従って、本実施の形態の構成については、モータ90の結合方法以外は実施の形態4に準じており説明を省略する。
【0049】
図9において、スライド機構のモータプレート88に固定されたモータ90の出力軸が右回転を行うと、プーリa91、プーリb92間に張ったタイミングベルト93は、スライドブロックa82の中心を起点としてプーリa91とプーリb92を介し、右回りに矢印b1の方向へ水平移動を行う。同時にダブルスライドレール97(スライドレールa83、スライドレールb84を背中合わせに一体化したもの)もモータプレート88に押されてスライドブロックa82上を矢印A1の右方向へ移動していく。
これまでの実施の形態と同様にダブルスライドレール97と共にタイミングベルト93の移動に伴ってスライドブロックb85も同方向へ移動し、本スライド機構は伸びた状態になる。また、モータの出力軸を左回転にした場合は上記と逆の動作になる。
【0050】
以上のように、本実施の形態5によれば、モータ90が直接タイミングベルト93に回転駆動を与えることにより、ダブルスライドレール97とスライドブロックb85を個々に移動させることで、前述の実施の形態と同様にダブルスライドレール97の移動距離(S1)+スライドブロックb85の移動距離(S2)=搬送テーブル87の移動距離(M)が得られる。
従来の同一の移動距離を1本のスライドレールのみで実現する場合に比べてスライド機構の全長が短く構成され、また、2本のスライドレールa83とスライドレールb84を背中合わせに結合して一体化したダブルスライドレール97としたことにより高さも抑えられ、更に、先の実施の形態に比較して第1移動手段における駆動機構が不要とになり、搬送装置のコンパクト化、コストダウンに寄与することができる。
【0051】
以上、本実施の形態1〜5においては、その駆動源としてモータを使用するものを示したが、駆動源として油圧シリンダなどを使用することもできる。また、ダブルスライドレールの両端に設けた捲き掛け伝導装置にはタイミングベルトによるものの外にローラチェーン、ロープを用いた伝導装置を使用することもできる。ローラチェーンによる伝導装置を使用する場合は、剛性に富んだ、またスライド機構を縦に使用することが可能となり重荷重のリフタ等にも利用可能することもできる。
【0052】
【発明の効果】
本発明のスライド機構は、搬送テーブルを固定ベースに対して自走または他走により直線方向に移動する第1移動手段上にあって該第1移動手段の移動に連動して移動し、且つその移動量が重畳される第2移動手段上に配設したことにより、またスライドレールを、上下2つのレールを背中合わせに結合して構成した一体形のダブルスライドレールとしたことにより、搬送装置の外形サイズを拡大することなしに2倍のストローク値が得られ、搬送装置のコンパクト化、コスト削減に寄与することができる。
【0053】
また、本発明の搬送装置は、上記に記載されたスライド機構を使用することにより、安価で確実に2倍以下の伸縮性を有し、且つ極めてコンパクトな搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を説明するための説明図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は側面図、(D)はA−A線断面図である。
【図2】本発明の実施に形態1における、動作終了時の状態を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図3】本発明の実施の形態2を説明するための説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図4】本発明の実施の形態3を説明するための説明図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図5】本発明の実施に形態3における、動作終了時の状態を説明する説明図である。
【図6】本発明の実施の形態4を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)はA−A断面図である。
【図7】本発明の実施の形態4における動作終了時の状態を説明する図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図8】本発明の実施の形態5を説明するための説明図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は側面図、(D)はA−A断面図である。
【図9】本発明の実施の形態5における動作終了時の状態を説明する図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図10】従来例を示す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図,(C)は側面図である。
【図11】従来の他の例を示す図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図12】従来の他の例を示す図であり、(C)は動作終了時の状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 ベース、2 第1スライドブロック、3 第1スライドレール、4 第2スライドレール、5 第2スライドブロック、6 搬送テーブル、7 第1ブロック、8 第2ブロック、9 第1プーリ、10 第2プーリ、11 タイミングベルト、14 ボールネジ、15 第1サポートブロック、16 第2サポートブロック、17 ナット、18 モータ、39 第2タイミングベルト、66ピニオンギヤ、67 ラックギヤ、68 、115 カムフォロアガイド、121 回転アーム、122 カムフォロア。

Claims (8)

  1. スライド機構において、搬送テーブルが、固定ベースに対して自走または他走により直線方向に移動する第1移動手段上にあって該第1移動手段の移動に連動して移動し、且つその移動量が重畳される第2移動手段上に配設されていることを特徴とするスライド機構。
  2. 前記第1移動手段がねじ伝導装置または捲き掛伝導装置を備えたものであり、また第2移動手段が他の捲き掛伝導装置を備えたものであって、該他の捲き掛伝導装置における捲き掛伝導部材の一箇所が固定ベースに直接または間接に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のスライド機構。
  3. 前記第1移動手段が固定ベース上に固定されたヒンジを中心として枢動する回転アームと、カムフォロアおよびカムフォロアガイドによる円弧運動を直線運動に変換する変換装置であり、また第2移動手段が前記他の捲き掛伝導装置を備えたものであって、該他の捲き掛伝導装置における捲き掛伝導部材の一箇所が固定ベースに直接または間接に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のスライド機構。
  4. 前記捲き掛伝導装置が、タイミングベルト、ローラチェーン、Vベルト、ロープのいずれかを捲き掛伝導部材とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスライド機構。
  5. 固定ベースに直接または間接に固定され、第1移動手段をガイドするスライドブロックと、搬送テーブル側に固定された他のスライドブロックと、前記スライドブロックおよび他のスライドブロックとその上部および下部に嵌め合わされた前記スライドブロックおよび他のスライドブロックの共通のガイドであるスライドレールと、第2移動手段の捲き掛伝導部材に結合された搬送テーブルとを備えたスライド機構であって、前記第2移動手段は第1移動手段と連動して移動し、前記搬送テーブルの移動量が第1移動手段の移動量と第2移動手段内における移動量とを重畳してなることを特徴とするスライド機構。
  6. 前記重畳された移動量が、第1移動手段による移動量の2倍以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のスライド機構。
  7. 前記スライドレールが、上下2つのレールを背中合わせに結合して構成されたダブルスライドレールであることを特徴とする請求項5に記載のスライド機構。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のスライド機構を使用したことを特徴とする搬送装置。
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