JP2004057772A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】熟練した遊技者や、報知形態と内部抽選結果の関係を熟知した遊技者にとっては、機械的に報知される告知や演出報知の終了を、次の遊技まで待たなければならず、直ぐに次の遊技を行えないという問題があった。また、過度に行われる告知や演出報知は、煩わしいものとなるという問題があった。
【解決手段】本発明によれば、リール停止ボタンの操作順序を変えることによって、遊技機が機械的に提供する報知形態を、遊技者が遊技中に任意に変更することができる遊技機を提供する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、図柄が配列された複数のリールを回転表示し、遊技者のリール停止ボタン操作によって、すべてのリールの回転が停止した時に現れる図柄の組み合わせに基づいて入賞が決定され、所定の払出しが行われるスロットマシンに代表される遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスロットマシンに代表される遊技機は、遊技機正面の表示窓内に外周に図柄が配列された3個の回転リールを備えており、外周に配列された図柄は遊技中に遊技者が図柄を目視しやすいように、各リール内側に設けられたランプ又はLED(以下バックライトという)によって背面から照らされている。
【0003】
遊技者が、メダル投入口にメダルを投入し、スタートレバーを操作すると、各リールは回転を開始してゲームがスタートする。各リールが一斉に回転を始めると、表示窓には図柄が移動して表示される。
【0004】
遊技者が移動表示される図柄を見ながら各リールに対応する停止ボタンを操作すると、夫々のリールが停止し、有効ライン上にいずれかの図柄が停止する。
有効ラインは5本設けられており、メダルの投入枚数が1枚、2枚、3枚と増えるにつれて、有効となるラインの本数も1本、3本、5本と増えるようになっている。その結果、有効となっているライン上に所定の図柄組み合わせが揃うと入賞となり、メダルの払出しが行われる。
【0005】
このような入賞の発生は、遊技毎スタートレバーが操作された直後に、遊技機内部での乱数による抽選処理によって決定される。この抽選の結果、いずれかの役に内部当選した場合には前面パネルに設けられた表示ランプや告知ランプ、或いは音声、リールのバックライトの点灯、点滅、リール停止時の変動停止制御、画像表示によって遊技者に報知される。
さらに、抽選でいずれの役にも当選していないにもかかわらず、内部当選している場合と同じように報知をしたり、内部当選していても報知されない場合がある等、種々の報知形態を有する遊技機が提供されている。
【0006】
遊技者は、上記のように役の当選が報知された場合、役に対応する図柄を有効となっているライン上に停止させるように停止ボタンを操作する。
そして有効となっているライン上に当選役に対応する図柄を揃えることができれば、その役に対応する枚数のメダルの払出しを受けることができる。また、役に対応する図柄を揃えることができなければ投入したメダルを失うことになる。
【0007】
上記従来の遊技機では、特定の入賞役の内部抽選結果が機械的に遊技者に報知されていた。例えば、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス等の特定のボーナス入賞役が内部抽選で当選した場合、それらの抽選結果は、リーチ目による予告以外にも、音や光、リールの変動停止、さらには画像表示等の様々な演出手段を用いて遊技者に知らされていた。
近年では、上記のような特定のボーナス役以外にも、数枚のメダルを獲得できる小役の内部当選を報知するものも知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の遊技機では、抽選による内部当選は機械的に遊技者に報知され、例えば熟練した遊技者はリーチ目によって抽選結果が既に分かっているにも係わらず、機械的に報知される演出表示の終了を待たなければならず、直ぐに次の遊技を行えないという問題があった。また一般の遊技者にとっても、遊技機に慣れてくると、報知形態と抽選結果の関係を熟知してしまい、演出表示に飽きてくることもあり、光や音、画像表示等様々な演出手段によって過度に行われる演出表示は、かえって煩わしいものとなるという問題があった。
【0009】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、全てのレベルの遊技者が楽しめる遊技機を提供する事にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明においては、外周に図柄を配列した複数のリールと、前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるためのリール停止手段と、遊技毎に抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段の抽選結果が役に当選している場合の告知と、役に当選していない場合に疑似の告知を行う演出手段とを備えた遊技機において、
前記演出手段は複数の報知形態を備え、前記複数の報知形態の中から少なくとも一つを遊技者が任意に選択できるようにした告知演出方法選択手段を備えていることを特徴とする。
【0011】
本構成によれば、前記告知演出方法選択手段は、前記複数のリール停止手段の操作順序に基づいて前記複数の報知形態の中から少なくとも一つを選択することを特徴とする。
【0012】
また、告知演出方法選択手段は、複数のリール停止手段の操作順序序を順次記憶しておくためのリール停止順序記憶手段を備え、少なくとも一つのリール停止手段が操作された時点で、リール停止手段操作パターンを構成し、各リール停止手段操作パターンに対応する複数の報知形態を決定することを特徴とする。
【0013】
また、前記告知演出方法選択手段は、前記複数のリール停止手段の操作順序を順次記憶しておくためのリール停止順序記憶手段を備え、すべてのリール停止手段が操作された時点で、停止手段操作パターンを構成し、前記停止手段操作パターンに対応する報知形態を決定することを特徴とする。
【0014】
また、前記演出手段の報知形態の少なくとも一つは、前記抽選手段の抽選結果を前記複数のリールの図柄停止位置によってのみ告知するリーチ目告知であり、前記リーチ目告知を行うか否かを選択可能とすることを特徴とする。
【0015】
また、前記演出手段の報知形態の少なくとも一つは、前記抽選手段の抽選結果を前記リーチ目以外の音、ランプ、リール変動停止、画像表示によって告知する完全告知であり、前記完全告知を行うか否かを選択可能とすることを特徴とする。
【0016】
更に、本構成によれば、前記演出手段の報知形態の少なくとも一つは、前記抽選手段の抽選結果を所定確率で、告知するか否かを選択可能とすることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施に係る遊技機を示す正面図、図2は遊技機の制御部を示す概略ブロック図である。図3乃至6は遊技処理で使用される各種テーブル、図7は遊技処理を示すフローチャート、図8はリール停止ボタン操作順序処理を示すフローチャート、図9は報知形態選択処理を示すフローチャート、図10は遊技の判定処理を示すフローチャートである。
【0018】
図1は、本発明によるスロットマシンの一実施形態の外観を示す正面図である。図1において、スロットマシン本体1には、前面パネル2が取り付けられており、この前面パネル2内の透明な3つの表示窓7、8、9を通して、スロットマシン本体内部に並設されている3個のリール4、5、6を観察できる。各リールの外周面には、例えば21個の図柄が等間隔で配列されており、図柄は、ビッグボーナス(BB)図柄、レギュラーボーナス(RB)図柄、小役図柄、リプレイ図柄等から構成され、各リールはそれぞれ異なる図柄配列となっている。
【0019】
リール4〜6は、リールユニット(図示せず)として構成され、各リール毎にリール駆動手段の一部であるステッピングモータ(図示せず)が連結されており、このステッピングモータの駆動によって各リールを回転させ、各表示窓7〜9内にそれぞれリール4〜6を移動表示させる。各リール4〜6の内部には3個のランプケース(図示せず)がそれぞれ設けられており、各ランプケース内にバックライト(図示せず)が取り付けられている。各バックライトはランプ駆動回路(図示せず)を介して個別に点灯制御され、各リール毎に3個ずつ図柄を背面から照らすことができる。
【0020】
前面パネル2の表示窓7〜9には、有効ラインが横方向に3本(L1、L2a、L2b)と、斜め方向に2本(L3a、L3b)の合計5本のラインが表示されるようになっている。各リールが順次停止し、この有効ライン上のいずれかに特定の図柄が揃った場合に入賞となり、所定のメダルの払出しが行われる。
【0021】
有効ライン数は、メダル投入口3から投入されたメダル枚数、或いは、クレジットメダル表示部19にメダルがクレジットされている場合には、BETスイッチ(図示せず)の押下操作によって設定されたメダル投入数に応じて有効本数が異なる。例えば1枚のメダルが投入された場合は、BET表示ランプ10の数字「1」が点灯し、1本の有効ラインL1が表示され、2枚のメダル投入があった場合は、数字「2」が点灯し、3本の有効ラインL1、L2a、L2bが表示さる。そして3枚のメダルが投入されると数字「3」が点灯して、5本全ての有効ラインが表示される。
【0022】
前面パネル2の両側にはサイドランプ18及びサイドスピーカー11、上方には上部ランプ16、また表示窓7〜9の上部には液晶表示部17が設けられ、これらは各駆動回路を介して駆動され、ゲーム中の一般的な入賞報知やマシン動作の効果音、効果サウンド等出力する他、様々な内部抽選の結果を遊技者に告知するための表示手段を構成している。なお、ゲーム中の内部当選の告知は、上記表示手段の他に、別途個別の告知表示部を設け、そこで行わせるようにしてもよい。
【0023】
スロットマシン1の前面中央には、各リール4〜6を回転させるための可変表示始動手段であるスタートレバー12が設けられ、更に、各リールの回転を停止させるためのリール停止手段であるリール停止ボタン13〜15が各リールに対応して3個設けられている。
【0024】
また、スロットマシンの前面下部には、メダル受皿20が設けられており、投入されたメダルを返却する返却口(図示せず)や入賞時に獲得したメダルを払い出すメダル払出口(図示せず)から排出されたメダルを貯留するためのものである。
【0025】
図2は、本発明によるスロットマシンの一実施形態の遊技処理制御回路を示す概略ブロック図である。
【0026】
制御部はメイン制御部21とサブ制御部22とを備えている。メイン制御部はCPU23、クロック発生回路24、ROM25、RAM26、抽選処理部27、サブ制御部にデータを送出するための送出タイミング制御回路28及びデータ送出回路29等から主に構成されている。CPU23は入力ポート30及び出力ポート31を備えており、入力ポート30を介してメダルセンサ32、第1、2、3リール停止ボタン33a、33b、33c、スタートレバー34、第1、2、3リールインデックス35a、35b、35cが、また、出力ポート31には、メダルブロックソレノイド36、スタートレバーLED37、3個のBET表示ランプ38a、38b、38c、第1、2、3リールモータ39a、39b、39c等の周辺装置が電気的に接続されている。各リールモータ39a〜39cは、リール4〜6と同軸で連結されており、一定のステップ角で各リール4〜6を回転させる。リールインデックス35a〜35cは、各リール4〜6が一回転する毎に発生するリセットパルスを検出し、その所定の基準位置からの回転角度をリールの回転位置として計数し、その計数値はCPU23に入力される。
【0027】
一方、サブ制御部22は、CPU40、音声LSI41、データ入力回路42、クロック発生回路43、制御用ROM44、RAM45、音声用ROM46、アンプ回路47等を備え、液晶(ドット)表示装置48、上部ランプ49、サイドランプ50a、50b、リールバックライト51a、51b、51c、及びスピーカー52等が接続されている。
【0028】
CPU23は、ゲームの状況に応じて、データ送出回路29に出力タイミング情報信号を出力し、データ送出回路29に出力されたこの出力タイミング情報信号を一時的に蓄えた後、送出タイミング制御回路28からの出力信号に基づいて、サブ制御部22のデータ入力回路42に出力する。
【0029】
ROMには、スロットマシンで実行されるゲームシーケンスプログラムの他、図柄テーブル、入賞組合わせテーブル、入賞確率テーブル、各告知用、演出用テーブル等がそれぞれ格納されている。またその他に、本実施例で使用するリール停止ボタンテーブル、リール停止ボタン操作パターンテーブルが格納されている。
【0030】
図3に示すリール停止ボタンテーブルは、リール停止操作順序を判定するために、各3個のリール停止ボタン、左ボタン(第1リール停止ボタン)、中ボタン(第2リール停止ボタン)、右ボタン(第3リール停止ボタン)にそれぞれ対応するコード番号、01、10、11を付与し記憶したものである。RAM内にあるリール停止操作順序格納領域(図4)のデータ領域は8ビットで構成されており、2ビットずつ4つの領域に分かれている。各領域は今回操作されたリール停止ボタンのコードを記憶する第1領域と、前回操作されたリール停止ボタンのコードを記憶する第2領域と、前々回に操作されたリール停止ボタンのコードを記憶する第3領域として使用され、4つ目の領域は本実施例では使用されない未使用領域となっている。
【0031】
スタートレバーが操作された時点では、第1〜第3の各領域にはビットデータ00がセットされている。その後リール停止ボタン13〜15の何れかが操作されると、第1領域のビットデータ00を第2領域にシフトし、第1領域には今回操作されたリール停止ボタンに対応するコード番号を一旦記憶させる。次のリール停止ボタンが操作されると、第1領域にセットされているコード番号のビットデータを第2領域にシフトし、第1領域には今操作されたリール停止ボタンに対応するコード番号を新たにセットする。3つ目のリール停止ボタンが操作されると、第2及び第1領域にすでにセットされているビットデータをそれぞれ第3及び第2領域にシフトし、第1領域に3回目に操作されたリール停止ボタンに対応するコード番号を記憶させる。
【0032】
図4では、第1領域にビットデータ10がセットされ、第2及び第3領域には00がそれぞれセットされていることを例示している。これは、最初のリール停止ボタン操作として、第2リール(中)停止ボタンが操作され、その後残りの2つのリール停止ボタンは未だ操作されておらず、第1(左)及び第3(右)リールは回転中であることを示しており、第3〜第1領域のビットデータ配列は「00」「00」「10」となり、一つのリール停止ボタン操作パターンが構成されることになる。
【0033】
このビットデータ配列を図5のリール停止ボタン操作パターンテーブルに照合すると、操作パターンNo2に該当し、従って報知形態2が選択される。この場合、最初のリール停止ボタン操作がなされ、他の2つのリールが回転中である、所謂遊技中に報知形態が切り替えられることになる。
【0034】
本実施例では、最初のリール停止ボタン操作として、第1〜第3リール停止ボタンのいずれかが操作された場合のビットデータ配列を、それぞれ操作パターンNo1、No2、No3として、3つの報知形態を各々対応させるようにしているが、操作パターンはこれらに限るものではなく、図5中の操作パターンNo(m)に示すように、2つ目のリール停止ボタン操作がなされた時のビットデータ配列に別の報知形態を対応させるようにしてもよく、更には同図中の操作パターンNo(n)として例示されているように、3つ目のリール停止ボタンが操作された時のビットデータ配列も使用するようにしてもよい。
【0035】
従って、例えば操作パターンNo(m)は、2つのリールが停止し、3つ目のリールが回転中の遊技中に報知形態mに変更されることになり、操作パターンNo(n)に対応する報知形態nは3個全てのリール停止操作がなされた後の、所謂次回の遊技との間に報知形態が切り替わることになる。
【0036】
これらの操作パターン全てを使用して、別の他の報知形態をそれぞれ対応させてもよく、また各操作パターンに重複して報知形態が対応するようにしてもよい。更には、複数の操作パターンに対して同一の報知形態が対応するようにしてもよい。
【0037】
選択された報知形態は、RAMに設けられた報知形態選択領域(図6)内の対応するデータ領域にデータ1を書き込み、その報知形態をオンにして対応する報知用テーブル(図示せず)をセットする。その他の報知形態選択領域のデータ領域には0が書き込まれ、オフにセットされる。
【0038】
次に本発明のゲーム方法について、告知及び演出表示を含めて概要を説明する。遊技者は、メダル投入口3からメダルを投入するか、クレジット表示部にクレジットされたメダルがある場合にはBETスイッチ(図示せず)を操作して投入するメダル枚数を任意に決定する。その投入されたメダル枚数に応じて有効ラインが有効化され、スタートレバー12の操作によってゲームがスタートする。スタートレバー12が操作されるとリール4〜6が順次回転を開始し、遊技者は各リールに対応する各停止ボタン13〜15を操作してリールの回転を停止させる。全てのリールが停止した時、特定の図柄が5本の有効ラインのいずれかに沿って揃った場合に入賞となる。図柄組合わせの種類に対応した入賞役は、予め決められており、その役に応じて払出しが行われる。入賞役がビッグボーナス(BB)、或いはレギュラーボーナス(RB)図柄であった場合は、それぞれBBゲーム、或いはRBゲームに移行でき、更なる払出しの増加が期待できる。また、入賞役が小役図柄の場合は所定の払出しが行われてゲームが終了となり、リプレイ図柄の場合はコインを投入することなしに再度ゲームをスタートさせることができる。
【0039】
入賞役の内部抽選の結果は、複数の報知形態で遊技者に告知される。本実施例によれば、その一つはリーチ目予告であり、リーチ目とは、ボーナスフラグが成立している時にのみ出現するようリールが停止制御される図柄組合わせ(出目)であって、このリーチ目は機種によっては百種類以上存在する。熟練した遊技者はこのリーチ目を覚えることによって、ボーナスフラグの内部当選を瞬時に判別することができる。
【0040】
また別の報知形態としては、遊技者が内部当選の有無を判別し易いように、視覚、聴覚、触感で遊技者に報知する演出手段を備えている。例えば、上部ランプ16、サイドランプ18、リールバックライト(図示せず)、及び専用の告知ランプ(図示せず)等を点灯、点滅表示したり、スピーカー11から特定のサウンドを出力したり、さらには、液晶表示装置等を設けて演出表示される。さらに、リール4〜6が回転を停止するときに通常回転とは異なる動作、例えば、逆回転や振動させて停止するように制御させることも可能である。また、これらの様々な手段を組み合わせることによって、入賞役の内部当選の発生を異なる確率で遊技者に知らせることができる。例えば、専用の告知ランプが点灯したときは、100%の確率で所定の入賞役に内部当選していることを遊技者に告知し、その他例えばリールのバックライトの点滅パターンとスピーカーから出力される遊技音の組み合わせによっては、所定の入賞役に100%内部当選している場合もあるし、内部当選していない場合(ガセ)もあるという、擬似演出を表示させることも可能である。
【0041】
さらには、液晶表示装置では、所定の入賞役の内部当選の確率を、動画像を用いた複数の演出パターンを設け、その中から所定の選択条件に基づいて一つ、或いは複数のパターンの組合わせを選択して演出表示することができる。
【0042】
次に図7〜図10にこの遊技処理の概要をフローチャートで示す。図7において、メダルが投入されるか、またはBETボタンが操作されたことが検出される(ステップ1)と、スタートレバーが有効となり、遊技者によってスタートレバー12が操作される(ステップ2)。次に、乱数抽選処理が実行され(ステップ3)、その抽選結果に対応する抽選フラグがセットされる(ステップ4)。続いてリールの回転処理が実行される(ステップ5)。
【0043】
リールが回転を開始してから一定の時間が経過すると、各リールに対応するリール停止ボタン13〜15が有効となり、遊技者による全ての停止ボタン操作が行われたかが判定される(ステップ6)。Noのときは停止ボタン操作が行われるまで、リール回転処理が続行されるか、若しくはリールの回転開始から所定時間経過後に自動停止処理が実行される。Yesのときは、停止ボタン操作順序確認処理(ステップ7)が行なわれる。この停止ボタン操作順序確認処理は、図8に示すフローチャートに従って実行される。
【0044】
まず、どのリール停止ボタンが操作されたかを判定するために、各リール停止ボタンに対して順次確認が行なわれる。最初に第1リール停止ボタンが操作されたかを確認する(ステップ101)。Noの時は次に第2リール停止ボタンの操作を確認し(ステップ102)、Noの時は第3リール停止ボタンの操作であったかを確認する(ステップ103)。ステップ103でNoの時はステップ101からの処理が繰り返される。ステップ101〜ステップ103のいずれかにおいてYesの場合は、リール停止ボタン操作順序格納領域の第1領域にある初期ビットデータ00を第2領域にシフトし(ステップ104)、ステップ101でYesの場合は第1リール停止ボタンに対応するコード番号の01のビットデータが、ステップ102でYesの時はコード番号10を、ステップ103がYesの時はコード番号11が第1領域に書き込まれる(ステップ105)。
【0045】
次に、今回のリール停止ボタン操作で報知形態を選択するか判断し(ステップ106)、Yesの場合はリール停止ボタン操作順序確認処理を終了して報知形態選択処理に移り、Noの場合はステップ101に戻り2回目以降のリール停止ボタン操作順序の確認処理を繰り返す。
【0046】
図9は報知形態選択処理のフローチャートである。停止ボタン操作順序格納領域の第1領域、第2領域、及び第3領域のそれぞれに書き込まれた、ビットデータ配列は、図5の停止ボタン操作パターンテーブルと参照される(スッテプ122)。次いで、報知形態が1であるかを判定し(ステップ123)、Yesの場合は、報知形態選択領域の報知形態1に該当するデータ領域に1を書き込み、他のデータ領域に0をセットする(ステップ124)。そして報知形態1に対応するリーチ目告知モードで遊技機を制御する。通常、リーチ目となる図柄組み合わせは、図柄組合わせテーブル内にある図柄組み合わせのうちの一部が割り当てられているため、特定のテーブルをセットすることなしに終了となる。ステップ123においてNoの場合は、報知形態2であるかを判定し(ステップ125)、Yesの場合は、報知形態選択領域の報知形態2に対応するデータ領域に1を書き込み、他のデータ領域に0をセットし(ステップ126)、報知形態2に対応する完全告知モード用テーブル(図示せず)をセット(ステップ127)して終了する。一方、ステップ125においてNoの場合は、報知形態3であるかを判定し(ステップ128)、Yesの場合は、報知形態選択領域の報知形態3に該当するデータ領域に1を書き込み、他のデータ領域に0をセットし(ステップ129)、報知形態3に対応する演出報知モード用テーブル(図示せず)をセット(ステップ130)して終了する。
【0047】
次いで、図7に戻り、停止した図柄の組み合わせに対して入賞判定処理が実行される。入賞判定においては、抽選処理の結果が内部当選となり、特定の入賞フラグが立っている場合でも、特定の入賞が発生しない場合がある。つまり、リールの停止制御は全てが機械的に行われるのではなく、遊技者の各停止ボタンの操作タイミングに影響される。リールの停止制御に際しては、4コマの引き込み制御がされており、4コマの中に特定の入賞図柄が存在していない場合は入賞図柄が揃わないためである。入賞判定処理については、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
【0048】
全リールが停止すると、表示窓に表示された図柄が入賞図柄組合わせであるか否かが、入賞図柄組合わせテーブル(図示せず)を参照して判定される。まず、RB図柄の組合わせであるかが判定され(ステップ11)、Noの場合は、BB図柄の組合わせであるかを判定する(ステップ12)。ここでNoの時は、次に小役であるかを判定し(ステップ13)、さらにNoの時は、次いでリプレイであるかを判定する(ステップ14)。リプレイでないと判定された場合、つまりNoの場合はハズレとなり、セットされていた抽選フラグを解除(ステップ15)してゲームは終了となる。
【0049】
ステップ14に戻って、リプレイ図柄が揃った場合、つまりYesの時は、リプレイ用抽選フラグを解除し、ステップ2に戻って再ゲームを実行する。
【0050】
ステップ13に戻って、判定結果がYesとなり、小役入賞図柄が揃った場合は、小役抽選フラグを解除し(ステップ23)して、小役図柄組合わせに応じたメダル払出しを行って(ステップ24)ゲームは終了する。
【0051】
ステップ12において、Yesであった場合は、BB図柄組合わせに応じたメダル払出しを行い(ステップ20)、BB用抽選フラグを解除して(ステップ21)、BBゲームに移行する(ステップ22)。同様に、ステップ11に戻って、判定結果がYesであった場合は、RBの入賞図柄組合わせに応じたメダル払出しを行って(ステップ17)、RBの抽選フラグを解除し(ステップ18)、RBゲームを実行する(ステップ19)。
【0052】
本実施形態では、遊技者は、遊技中に報知形態を容易に変更することができる。つまり、通常の遊技を行う場合と同じように、リール停止ボタンを操作する際に、そのリール停止ボタンの操作順序を変えることによって、報知形態を自由に選択することが可能となり、好みの報知形態で遊技を楽しむことができる。
【0053】
また、本実施形態においては、上級者はリーチ目を探しながら遊技を楽しむことができる報知形態を任意に選択することができ、初級の遊技者は、告知による遊技形態を選択することにより、容易に特定の遊技状態を認識できる一方で、演出表示によって入賞の期待感が高められ、遊技に対する興味を持続できる。
【0054】
さらには、遊技店側にとっては、一つの遊技機で全てのレベルの遊技者に対応できるため、機種による人気の偏りを軽減することができ、従って安定した遊技機の稼動を見込むことができるため、頻繁な機種の入替え等による経費を削減することができる。
【0055】
本発明の実施例においては、主にボーナス役の内部当選結果を告知するための報知形態を、停止ボタン操作順序で遊技者が任意に切替えられるようにしたが、報知形態の対象はこれらに限るものではなく、その他の特定遊技、例えば、技術介入遊技と称されるCT遊技、AT遊技、ST遊技等の発生及びそれらが遊技中であることを遊技者に認識させる報知形態を設定し、切替えられるようにしてもよく、また上記ボーナス役以外の入賞役を告知する報知形態を設けるようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、リール停止ボタンの操作順序を変えることによって、遊技機が機械的に提供する報知形態を、遊技者が遊技中に任意に変更することができる。従って、遊技者が熟練していて告知なくても遊技結果を予測できる場合や、遊技機に慣れてきて報知形態と遊技結果の関係を熟知してしまい、常に機械的に行われる演出表示や報知形態に飽きてしまった場合、また、遊技できる時間に限度があり、余分な告知や演出表示する時間を節約したい場合等、遊技者のレベル、嗜好、或いは遊技者がおかれている環境や条件に応じて、報知形態を自由に選択することがでる。また、初心者から上級者まで幅広いレベルの遊技者が楽しむことができる遊技機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に係る遊技機を示す正面図である。
【図2】本発明の実施に係る遊技機の制御部を示す概略ブロック図である。
【図3】本発明の実施に係る遊技機の停止ボタン操作順序確認処理で使用されるリール停止ボタンテーブルである。
【図4】本発明の実施に係る停止ボタン操作順序確認処理で使用されるリール停止ボタン操作順序格納領域の概念図である。
【図5】本発明の実施に係る報知形態選択認処理で使用されるリール停止ボタン操作パターンテーブルある。
【図6】本発明の実施に係る報知形態選択認処理で使用される報知形態選択領域の概念図である。
【図7】本発明の実施に係る遊技処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施に係る遊技処理における停止ボタン操作順序処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施に係る遊技処理における報知形態選択処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施に係る遊技処理における判定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…スロットマシン
2…前面パネル
3…メダル投入口
4、5、6…第1、第2、第3リール
7、8、9…表示窓
10…BETランプ
11…スピーカー
12…スタートレバー
13、14、15…リール停止ボタン
16…上部ランプ
17…液晶表示装置
18…サイドランプ
19…クレジット表示器
20…メダル受皿

Claims (6)

  1. 外周に図柄を配列した複数のリールと、前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるための複数のリール停止手段と、遊技毎に抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段の抽選結果が役に当選している場合の告知と、役に当選していない場合に疑似の告知を行う演出手段とを備えた遊技機において、
    演出手段は複数の報知形態を備え、
    前記複数の報知形態の中から少なくとも一つを遊技者が任意に選択できるようにした告知演出方法選択手段を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記告知演出方法選択手段は、前記複数のリール停止手段の操作順序に基づいて前記複数の報知形態の中から少なくとも一つを選択することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記告知演出方法選択手段は、前記複数のリール停止手段の操作順序を順次記憶しておくためのリール停止順序記憶手段を備え、少なくとも一つのリール停止手段が操作された時点で、リール停止手段操作パターンを構成し、前記リール停止手段操作パターンに対応する報知形態を決定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記演出手段の報知形態の少なくとも一つは、前記抽選手段の抽選結果を前記複数のリールの図柄停止位置によってのみ告知するリーチ目告知であり、前記リーチ目告知を行うか否かを選択可能とすることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の遊技機。
  5. 前記演出手段の報知形態の少なくとも一つは、前記抽選手段の抽選結果を前記リーチ目以外の音、ランプ、リール変動停止、画像表示によって告知する完全告知であり、前記完全告知を行うか否かを選択可能とすることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の遊技機。
  6. 前記演出手段の報知形態の少なくとも一つは、前記抽選手段の抽選結果を所定確率で告知するか否かを選択可能とすることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の遊技機。
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